JP2823793B2 - 積層基板からカバーシートを除去する方法と装置 - Google Patents
積層基板からカバーシートを除去する方法と装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドライフィルム積層基板
からカバーシートの除去を行うための改良された方法と
装置に関する。特に、本発明は、プリント回路基板を製
造するための一貫システムにおけるドライフィルムの施
与と処理に利用される。
からカバーシートの除去を行うための改良された方法と
装置に関する。特に、本発明は、プリント回路基板を製
造するための一貫システムにおけるドライフィルムの施
与と処理に利用される。
【0002】
【従来の技術】プリント回路の製造において、感光性組
成物の層からなる半田用マスクがプリント回路基板の片
面又は両面に付与される。フォトレジスト物質からなる
この感光性組成物の層は作用光線に露光され、テンプレ
ートや型板によってパターン化される。こうした露光に
続いて、この感光性層は有機溶剤又は水溶液中で現像さ
れ、該層の露光部分又は非露光部分(この感光性材料が
陽画用又は陰画用のいずれであるかによって)が洗い流
される。表面に残った層の部分が熱及び/又は紫外線に
よってキュアリング処理されて、固い恒久的な半田マス
クを形成し、基板の寿命期間中、プリント回路を保護す
る。
成物の層からなる半田用マスクがプリント回路基板の片
面又は両面に付与される。フォトレジスト物質からなる
この感光性組成物の層は作用光線に露光され、テンプレ
ートや型板によってパターン化される。こうした露光に
続いて、この感光性層は有機溶剤又は水溶液中で現像さ
れ、該層の露光部分又は非露光部分(この感光性材料が
陽画用又は陰画用のいずれであるかによって)が洗い流
される。表面に残った層の部分が熱及び/又は紫外線に
よってキュアリング処理されて、固い恒久的な半田マス
クを形成し、基板の寿命期間中、プリント回路を保護す
る。
【0003】感光性組成物の層をプリント回路基板の表
面に施与する公知の方法の一つとして、液状物質を施与
した後に、これを乾燥するか又は不完全にキュアリング
を施して半安定の層を形成するやり方がある。感光性層
をプリント回路基板にドライフィルムとして施与するや
り方は、液体として施与するやり方に比して多くの利点
を有する。特に、ドライフィルムは有機溶剤を含んでい
ないので、これによる職場の災害を解消できると共に、
直接の作業環境及びその周辺環境を有機溶剤の漏洩から
防護するための装置を設ける必要性が無くなる。
面に施与する公知の方法の一つとして、液状物質を施与
した後に、これを乾燥するか又は不完全にキュアリング
を施して半安定の層を形成するやり方がある。感光性層
をプリント回路基板にドライフィルムとして施与するや
り方は、液体として施与するやり方に比して多くの利点
を有する。特に、ドライフィルムは有機溶剤を含んでい
ないので、これによる職場の災害を解消できると共に、
直接の作業環境及びその周辺環境を有機溶剤の漏洩から
防護するための装置を設ける必要性が無くなる。
【0004】典型的なドライフィルムは支持材料ででき
たカバーシートを有し、このカバーシートは幾分の可撓
性を有すると共に、該カバーシートの片面に重ねられた
感光性組成物の層に構造的強度を付与するのに充分な剛
性を有している。このカバーシートは登録商標MELINEX
の商品名でとして市販されているポリエチレンテレフタ
レート(PET)等のポリエステル材料で形成可能である。
たカバーシートを有し、このカバーシートは幾分の可撓
性を有すると共に、該カバーシートの片面に重ねられた
感光性組成物の層に構造的強度を付与するのに充分な剛
性を有している。このカバーシートは登録商標MELINEX
の商品名でとして市販されているポリエチレンテレフタ
レート(PET)等のポリエステル材料で形成可能である。
【0005】感光性層を保護し、且つドライフィルムを
ロール状に巻き上げ可能にするために、該感光性層の露
出表面をポリエチレンシート等の除去可能な保護シート
でカバーするするのが普通である。このようなドライフ
ィルムの一例としては、本発明の譲受人であるMorton I
nternational, Inc.によって登録商標LAMINAR DMとして
市販されているものが挙げられる。
ロール状に巻き上げ可能にするために、該感光性層の露
出表面をポリエチレンシート等の除去可能な保護シート
でカバーするするのが普通である。このようなドライフ
ィルムの一例としては、本発明の譲受人であるMorton I
nternational, Inc.によって登録商標LAMINAR DMとして
市販されているものが挙げられる。
【0006】この従来のドライフィルムの使用方法は大
体次の通りである。ドライフィルムをプリント回路基板
の表面に施与する直前に、保護用のポリエチレンシート
を感光性組成物の層から除去する。これは、例えば、ド
ライフィルムがリールから巻き戻されるに従って保護シ
ートを剥がして巻き取る自動装置を用いて行われる。ド
ライフィルムは感光性層を基板表面に直接接触させてプ
リント回路基板表面に施与される。熱、真空及び機械的
圧力を使用して、感光性層は基板表面に直接積層され
る。
体次の通りである。ドライフィルムをプリント回路基板
の表面に施与する直前に、保護用のポリエチレンシート
を感光性組成物の層から除去する。これは、例えば、ド
ライフィルムがリールから巻き戻されるに従って保護シ
ートを剥がして巻き取る自動装置を用いて行われる。ド
ライフィルムは感光性層を基板表面に直接接触させてプ
リント回路基板表面に施与される。熱、真空及び機械的
圧力を使用して、感光性層は基板表面に直接積層され
る。
【0007】PET カバーシートは感光性層の上に重ねら
れて残り、該層が酸素に曝されたり取扱い時に損傷を受
けることを防止する。このカバーシートがあれば、(最
適な解像度を得るのに推奨されているように)密着印画
を用いる場合には、密着印画のためにドライフィルムの
上に型板即ちテンプレートを直接置くこともできる。ド
ライフィルムはPET のカバーシートを通じてパターン化
された作用光線に露光される。
れて残り、該層が酸素に曝されたり取扱い時に損傷を受
けることを防止する。このカバーシートがあれば、(最
適な解像度を得るのに推奨されているように)密着印画
を用いる場合には、密着印画のためにドライフィルムの
上に型板即ちテンプレートを直接置くこともできる。ド
ライフィルムはPET のカバーシートを通じてパターン化
された作用光線に露光される。
【0008】次にPET カバーシートを除去して、現像剤
を露光された感光性層に接触させる。感光性層の組成に
応じて、この感光性層は有機溶剤、水系現像剤又は半水
系現像剤によって現像される。ここで半水系現像剤と
は、2-ブトキシエタノールその他のグリコールエーテル
等の有機溶剤と平衡のとれた約90容積%の水溶液の現
像剤を意味する。この感光性層はポジ作用のものでもネ
ガ作用のものでもよく、前者の場合には露光された部分
が除去され、後者の場合には非露光部分が除去される。
半田マスクを作るための感光性層の殆どは、ネガ作用の
ものである。殆どの感光性層は現像のあとでキュアリン
グを必要とし、これによって該層は固くなり、半田マス
クとして恒久的に使用可能になる。感光性層の組成によ
って、このキュアリングは熱及び/又は紫外線によって
行われる。
を露光された感光性層に接触させる。感光性層の組成に
応じて、この感光性層は有機溶剤、水系現像剤又は半水
系現像剤によって現像される。ここで半水系現像剤と
は、2-ブトキシエタノールその他のグリコールエーテル
等の有機溶剤と平衡のとれた約90容積%の水溶液の現
像剤を意味する。この感光性層はポジ作用のものでもネ
ガ作用のものでもよく、前者の場合には露光された部分
が除去され、後者の場合には非露光部分が除去される。
半田マスクを作るための感光性層の殆どは、ネガ作用の
ものである。殆どの感光性層は現像のあとでキュアリン
グを必要とし、これによって該層は固くなり、半田マス
クとして恒久的に使用可能になる。感光性層の組成によ
って、このキュアリングは熱及び/又は紫外線によって
行われる。
【0009】プリント回路基板は、回路パターンが電気
的に非伝導性の材料の基板表面から盛り上がっている凹
凸のある表面を持っているのが普通である。回路パター
ンは、エッチングされた金属層の残りの部分であるか、
又は基板表面に盛り上げて作られている。半田マスク、
特に感光性組成物によって形成されたマスクは、プリン
ト回路基板表面の形状に順応することが望ましい。基板
表面とそれから盛り上がった回路パターンの両方を適宜
にカバーする順応性の半田マスクがあれば、高価な感光
性組成物を使用しなくてもすむ。
的に非伝導性の材料の基板表面から盛り上がっている凹
凸のある表面を持っているのが普通である。回路パター
ンは、エッチングされた金属層の残りの部分であるか、
又は基板表面に盛り上げて作られている。半田マスク、
特に感光性組成物によって形成されたマスクは、プリン
ト回路基板表面の形状に順応することが望ましい。基板
表面とそれから盛り上がった回路パターンの両方を適宜
にカバーする順応性の半田マスクがあれば、高価な感光
性組成物を使用しなくてもすむ。
【0010】プリント回路基板上の回路パターン等の隆
起した領域を有する表面に順応性半田マスクを施与する
方法が、本出願の譲受人に譲渡された米国特許4,889,79
0 (Leo Roos et al.) 及び4,992,354 (F. J. Axon et a
l.) に開示されている。この開示内容は参考として本明
細書に組入れられている。これらの特許と出願に開示さ
れている方法には、支持フィルム即ちカバーシートと感
光性層との間に中間層が介在しているドライフィルムを
使用して、半田マスク形成用感光性層をプリント回路基
板に施与することが含まれている。このドライフィルム
の中間層は、カバーシートよりも感光性層の方に接着し
易いので、この感光性層がプリント回路基板に施与され
た後にカバーシートを除去すると、この中間層が感光性
層の上に「トップコート」として残留する。このトップ
コートは非粘着材料で作られているので、密着印画用の
型板等の表面に接触して置くことができる。このトップ
コートは酸素の障壁としても役立ち、カバーシートが除
去された後しばらくの間、感光性層がプリント回路基板
上に露出しないように保つことができる。
起した領域を有する表面に順応性半田マスクを施与する
方法が、本出願の譲受人に譲渡された米国特許4,889,79
0 (Leo Roos et al.) 及び4,992,354 (F. J. Axon et a
l.) に開示されている。この開示内容は参考として本明
細書に組入れられている。これらの特許と出願に開示さ
れている方法には、支持フィルム即ちカバーシートと感
光性層との間に中間層が介在しているドライフィルムを
使用して、半田マスク形成用感光性層をプリント回路基
板に施与することが含まれている。このドライフィルム
の中間層は、カバーシートよりも感光性層の方に接着し
易いので、この感光性層がプリント回路基板に施与され
た後にカバーシートを除去すると、この中間層が感光性
層の上に「トップコート」として残留する。このトップ
コートは非粘着材料で作られているので、密着印画用の
型板等の表面に接触して置くことができる。このトップ
コートは酸素の障壁としても役立ち、カバーシートが除
去された後しばらくの間、感光性層がプリント回路基板
上に露出しないように保つことができる。
【0011】「中間層」即ち「トップコート」を有する
ドライフィルムを使用することにより、前記特許に記載
されている方法が可能となる。それぞれの場合、例えば
カバーシートを除去した後に順応真空積層等の順応ステ
ップが行われる。カバーシートはこの順応ステップの前
に除去されるので、特に、薄い感光性層を近接した回路
パターンを有する基板上に施与する場合、良好な順応性
が得られる。トップコートが型板に直接接触し且つトッ
プコートがカバーシート即ち支持フィルムよりも遙かに
薄く従ってカバーシートよりも解像度を低下させること
が少ないので、良好な解像度を得ることも可能である。
ドライフィルムを使用することにより、前記特許に記載
されている方法が可能となる。それぞれの場合、例えば
カバーシートを除去した後に順応真空積層等の順応ステ
ップが行われる。カバーシートはこの順応ステップの前
に除去されるので、特に、薄い感光性層を近接した回路
パターンを有する基板上に施与する場合、良好な順応性
が得られる。トップコートが型板に直接接触し且つトッ
プコートがカバーシート即ち支持フィルムよりも遙かに
薄く従ってカバーシートよりも解像度を低下させること
が少ないので、良好な解像度を得ることも可能である。
【0012】半田マスクを形成するために、先ずポリエ
チレン保護シートがドライフィルムから剥がされ、感光
性層の露出表面がプリント回路基板の表面に施与され
る。熱、真空及び機械的圧力を用いて、ドライフィルム
が、感光性層を部分的にプリント回路基板の表面に順応
させながらプリント回路基板の表面に積層される。約6
0秒以内で且つプリント回路基板とドライフィルムが実
質的に冷える前に、ドライフィルムのカバーシートが除
去され、それと同時に感光性層とこれに重なったトップ
コートとはプリント回路基板の形状に完全に順応して回
路パターンを実質的に密封する。次に感光性層はパター
ン化された作用光線にトップコートを通じて露光され
る。現像剤によって感光性層の露光部分か非露光部分の
いずれかが除去され、残りの部分が回路基板に積層され
た状態で残される。引き続いて、回路基板上に残された
感光性層の部分は、熱及び/又は紫外線等によってキュ
アリングされる。
チレン保護シートがドライフィルムから剥がされ、感光
性層の露出表面がプリント回路基板の表面に施与され
る。熱、真空及び機械的圧力を用いて、ドライフィルム
が、感光性層を部分的にプリント回路基板の表面に順応
させながらプリント回路基板の表面に積層される。約6
0秒以内で且つプリント回路基板とドライフィルムが実
質的に冷える前に、ドライフィルムのカバーシートが除
去され、それと同時に感光性層とこれに重なったトップ
コートとはプリント回路基板の形状に完全に順応して回
路パターンを実質的に密封する。次に感光性層はパター
ン化された作用光線にトップコートを通じて露光され
る。現像剤によって感光性層の露光部分か非露光部分の
いずれかが除去され、残りの部分が回路基板に積層され
た状態で残される。引き続いて、回路基板上に残された
感光性層の部分は、熱及び/又は紫外線等によってキュ
アリングされる。
【0013】1990年8 月7 日にRobert C. Stumpf et a
l. に与えられた米国特許4,946,524には、ドライフィル
ムの半田マスク材料をプリント回路基板の表面に施与し
て、この施与されたフィルムによる基板の取扱いと、該
フィルムと基板との間の空気の追い出しと、カバーシー
トの除去を同時に実行可能なアプリケータと方法とが開
示されている。ドライフィルムとプリント回路基板表面
との間の空気の追い出しは、真空積層の前に基板表面が
フィルムのシートで緩くカバーされている時に行われ
る。その終期に、特許4,946,524 のアプリケータが作動
してドライフィルムの前後縁を基板に接着させ、フィル
ムの中間部分を緩く基板に施与する。フィルムは、基板
表面の外周の範囲内の寸法のカットシートとして基板に
接着される。便宜上、このようにドライフィルムシート
を緩んだ状態で表面に施与されたプリント回路基板を
「予備積層された」(prelaminated) 基板と称する。
l. に与えられた米国特許4,946,524には、ドライフィル
ムの半田マスク材料をプリント回路基板の表面に施与し
て、この施与されたフィルムによる基板の取扱いと、該
フィルムと基板との間の空気の追い出しと、カバーシー
トの除去を同時に実行可能なアプリケータと方法とが開
示されている。ドライフィルムとプリント回路基板表面
との間の空気の追い出しは、真空積層の前に基板表面が
フィルムのシートで緩くカバーされている時に行われ
る。その終期に、特許4,946,524 のアプリケータが作動
してドライフィルムの前後縁を基板に接着させ、フィル
ムの中間部分を緩く基板に施与する。フィルムは、基板
表面の外周の範囲内の寸法のカットシートとして基板に
接着される。便宜上、このようにドライフィルムシート
を緩んだ状態で表面に施与されたプリント回路基板を
「予備積層された」(prelaminated) 基板と称する。
【0014】1991年8 月9 日にイタリーに出願されたA0
00610 の願番を有する本出願人の係属出願には、基板表
面に限定されたカットシートの形状のドライフィルムを
予め緩く施与することによって予備積層されたプリント
回路基板にフォトレジスト形成層を熱、真空、機械的圧
力の下で施与し、これによって気泡の入らないプリント
回路基板上の回路パターン等の表面形状に密着順応した
積層体を得る一貫システムにおいて連続的且つ自動的に
作動する方法と装置が開示されている。その特色は二つ
の部分からなる移動可能な真空アプリケータにあり、そ
の一つの部分は端と端とを突き合わせた二つの導入コン
ベアであり、他方の部分はベルトコンベアと真空積層装
置である。このベルトコンベアは開口を有するエンドレ
スベルトとしてのその使用法に特徴があり、アプリケー
タが真空積層作用を行う際にこの開口を通じて該真空積
層装置の下部可動プラテンが上昇し、積層されるべきプ
リント回路基板並びに該真空積層装置の真空チャンバ内
に入っているエンドレスベルトの上面と共に、上部プラ
テンに気密に接触する。
00610 の願番を有する本出願人の係属出願には、基板表
面に限定されたカットシートの形状のドライフィルムを
予め緩く施与することによって予備積層されたプリント
回路基板にフォトレジスト形成層を熱、真空、機械的圧
力の下で施与し、これによって気泡の入らないプリント
回路基板上の回路パターン等の表面形状に密着順応した
積層体を得る一貫システムにおいて連続的且つ自動的に
作動する方法と装置が開示されている。その特色は二つ
の部分からなる移動可能な真空アプリケータにあり、そ
の一つの部分は端と端とを突き合わせた二つの導入コン
ベアであり、他方の部分はベルトコンベアと真空積層装
置である。このベルトコンベアは開口を有するエンドレ
スベルトとしてのその使用法に特徴があり、アプリケー
タが真空積層作用を行う際にこの開口を通じて該真空積
層装置の下部可動プラテンが上昇し、積層されるべきプ
リント回路基板並びに該真空積層装置の真空チャンバ内
に入っているエンドレスベルトの上面と共に、上部プラ
テンに気密に接触する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法と装置が最
良のものである。しかし、これらの方法と装置を一貫シ
ステムにおける連続自動操作用に構成することは困難で
あった。この装置を積層基板からカバーシートを自動除
去するための一貫工程に利用する際には、特にこうした
困難性が生じる。
良のものである。しかし、これらの方法と装置を一貫シ
ステムにおける連続自動操作用に構成することは困難で
あった。この装置を積層基板からカバーシートを自動除
去するための一貫工程に利用する際には、特にこうした
困難性が生じる。
【0016】カバーシート除去方法と装置の改善の必要
性に加えて、ポリエステルとフォトレジストの分離の改
善、積層された基板の損傷を最少にするための除去作用
の改善、並びに除去された屑ポリエステルの処理の改善
も必要とされる。本発明の一つの目的は、ドライフィル
ムを積層した基板からポリエステルのカバーシートを除
去するための改善された方法と装置とを提供することに
ある。
性に加えて、ポリエステルとフォトレジストの分離の改
善、積層された基板の損傷を最少にするための除去作用
の改善、並びに除去された屑ポリエステルの処理の改善
も必要とされる。本発明の一つの目的は、ドライフィル
ムを積層した基板からポリエステルのカバーシートを除
去するための改善された方法と装置とを提供することに
ある。
【0017】本発明の他の目的は、積層された基板の片
面又は両面からドライフィルムのカバーシートを同時に
除去するのに使用される自動装置を提供することにあ
る。本発明の更に他の目的は、積層された基板の片面又
は両面からドライフィルムのカバーシートを簡便に且つ
効果的に同時に除去し、しかも基板に損傷を与えないよ
うな自動装置を提供することにある。
面又は両面からドライフィルムのカバーシートを同時に
除去するのに使用される自動装置を提供することにあ
る。本発明の更に他の目的は、積層された基板の片面又
は両面からドライフィルムのカバーシートを簡便に且つ
効果的に同時に除去し、しかも基板に損傷を与えないよ
うな自動装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の別の目的は、基
板上に積層されたドライフィルムからカバーシートを除
去する方法を提供することにあり、その方法は次のステ
ップを含んでいる。 (a)ドライフィルムの一つの縁に沿ってこれに接触し
て押しつけながら、基板に対して筋付け装置を移動さ
せ、(b)同時に第1気流を前記筋付け装置に従って前
記ドライフィルムの縁に対して吹き付け、この領域にお
いてカバーシートをドライフィルムから分離し、(c)
前記基板を吸引ローラの方に搬送し、該ローラは基板に
接触すると回転を開始し、ドライフィルムから分離され
た前記カバーシートの部分を前記吸引ローラによって吸
引し、引き続く吸引ローラの回転によってカバーシート
全体をドライフィルムから除去する。
板上に積層されたドライフィルムからカバーシートを除
去する方法を提供することにあり、その方法は次のステ
ップを含んでいる。 (a)ドライフィルムの一つの縁に沿ってこれに接触し
て押しつけながら、基板に対して筋付け装置を移動さ
せ、(b)同時に第1気流を前記筋付け装置に従って前
記ドライフィルムの縁に対して吹き付け、この領域にお
いてカバーシートをドライフィルムから分離し、(c)
前記基板を吸引ローラの方に搬送し、該ローラは基板に
接触すると回転を開始し、ドライフィルムから分離され
た前記カバーシートの部分を前記吸引ローラによって吸
引し、引き続く吸引ローラの回転によってカバーシート
全体をドライフィルムから除去する。
【0019】本発明の更に別の目的は、基板上に積層さ
れたドライフィルムからカバーシートを除去するための
改良された装置を提供することにあり、該装置は、筋付
け用ホイールと、第1空気噴射ノズルと、前記ドライフ
ィルムの縁に沿って押し付けながら前記筋付け用ホイー
ルを移動させ、これと同時に第1気流を前記筋付け装置
に追随して前記ドライフィルムの縁に対して吹き付け、
この領域においてカバーシートをドライフィルムから分
離する手段と、吸引ローラと、前記基板を吸引ローラの
方に搬送し、該ローラは基板に接触すると回転を開始
し、ドライフィルムから分離された前記カバーシートの
部分を前記吸引ローラによって吸引し、引き続く吸引ロ
ーラの回転によってカバーシート全体をドライフィルム
から除去する手段とを具えている。
れたドライフィルムからカバーシートを除去するための
改良された装置を提供することにあり、該装置は、筋付
け用ホイールと、第1空気噴射ノズルと、前記ドライフ
ィルムの縁に沿って押し付けながら前記筋付け用ホイー
ルを移動させ、これと同時に第1気流を前記筋付け装置
に追随して前記ドライフィルムの縁に対して吹き付け、
この領域においてカバーシートをドライフィルムから分
離する手段と、吸引ローラと、前記基板を吸引ローラの
方に搬送し、該ローラは基板に接触すると回転を開始
し、ドライフィルムから分離された前記カバーシートの
部分を前記吸引ローラによって吸引し、引き続く吸引ロ
ーラの回転によってカバーシート全体をドライフィルム
から除去する手段とを具えている。
【0020】本発明のこれらの及びその他の目的を達成
するために、一回のストロークで積層された基板からカ
バーシートの縁を分離するように協同して作動する筋付
け用ホイールと空気噴射手段の独特の組合せを具えてい
る点に特徴を有するポリエステルのカバーシートの除去
装置が提供される。筋付けユニットに接近してその両側
に一つずつ設置された空気噴射ノズルは、プログラム可
能なコントローラ(programmable logic controller,P
LC) によって一度に一つずつ作動される。筋付けユニ
ットのストローク運動の際に作動するこの空気噴射ノズ
ルは、筋付けユニットの走行方向に「追随」するノズル
である。
するために、一回のストロークで積層された基板からカ
バーシートの縁を分離するように協同して作動する筋付
け用ホイールと空気噴射手段の独特の組合せを具えてい
る点に特徴を有するポリエステルのカバーシートの除去
装置が提供される。筋付けユニットに接近してその両側
に一つずつ設置された空気噴射ノズルは、プログラム可
能なコントローラ(programmable logic controller,P
LC) によって一度に一つずつ作動される。筋付けユニ
ットのストローク運動の際に作動するこの空気噴射ノズ
ルは、筋付けユニットの走行方向に「追随」するノズル
である。
【0021】前述のように積層基板から分離されたカバ
ーシートの縁は、吸引ローラに吸引されて駆動ベルト機
構によって排出機構まで搬送される。第2空気噴射ノズ
ル(筋付けユニットと連携する空気噴射ノズルよりも弱
い)が、カバーシートの分離した部分を吸引ローラに押
し付けることによって吸引作用を補助即ち補強するため
に設けられている。
ーシートの縁は、吸引ローラに吸引されて駆動ベルト機
構によって排出機構まで搬送される。第2空気噴射ノズ
ル(筋付けユニットと連携する空気噴射ノズルよりも弱
い)が、カバーシートの分離した部分を吸引ローラに押
し付けることによって吸引作用を補助即ち補強するため
に設けられている。
【0022】カバーシートが完全に駆動ベルトから外に
出ると、排出機構のトンネルの中でロール状に巻き上げ
られる。このトンネル内の圧力下での循環空気は、吸引
ローラの排気に使用されるブロワによって供給される。
この循環空気即ち「風」は、巻き上げられたカバーシー
トを屑箱に圧送してこのシートカバー除去装置の外に出
すのに充分な強さを持っている。
出ると、排出機構のトンネルの中でロール状に巻き上げ
られる。このトンネル内の圧力下での循環空気は、吸引
ローラの排気に使用されるブロワによって供給される。
この循環空気即ち「風」は、巻き上げられたカバーシー
トを屑箱に圧送してこのシートカバー除去装置の外に出
すのに充分な強さを持っている。
【0023】連続する基板から片方又は両方のカバーシ
ートが除去されなかった場合には、駆動ベルト機構に設
けられた検出機構によって検出される。このような場
合、PLCは出口側の被駆動ローラに設けられた空気装
置によって基板を排除するように指令する。本発明の特
徴とする種々の新規な構成は、この明細書の一部をなす
特許請求の範囲内に指摘されている。本発明の理解を深
め、その作用の利点とそれの使用によって達成される特
別な目的を明らかにするために、本発明の好適実施例を
示す添付の図面を参照して以下に説明する。
ートが除去されなかった場合には、駆動ベルト機構に設
けられた検出機構によって検出される。このような場
合、PLCは出口側の被駆動ローラに設けられた空気装
置によって基板を排除するように指令する。本発明の特
徴とする種々の新規な構成は、この明細書の一部をなす
特許請求の範囲内に指摘されている。本発明の理解を深
め、その作用の利点とそれの使用によって達成される特
別な目的を明らかにするために、本発明の好適実施例を
示す添付の図面を参照して以下に説明する。
【0024】
【実施例】添付の図面において、同じ部品は同じ符号で
示されている。図面を参照すると、本発明にかかる積層
基板からカバーシートを自動的に除去するための装置は
符号2で示されている。図1〜4に示すように、該装置
2は、カバーシート8,10を上下各面から除去される
べき1列の積層基板6の各々を一つずつ該装置2の方に
移動させ且つそこから遠ざけるコンベア手段4を具えて
いる。このコンベア手段4は、前記装置2の入口即ち導
入側に設置された導入用被駆動ローラ12と、装置の出
口即ち排出側に設置された排出用被駆動ローラ14とを
具えている。
示されている。図面を参照すると、本発明にかかる積層
基板からカバーシートを自動的に除去するための装置は
符号2で示されている。図1〜4に示すように、該装置
2は、カバーシート8,10を上下各面から除去される
べき1列の積層基板6の各々を一つずつ該装置2の方に
移動させ且つそこから遠ざけるコンベア手段4を具えて
いる。このコンベア手段4は、前記装置2の入口即ち導
入側に設置された導入用被駆動ローラ12と、装置の出
口即ち排出側に設置された排出用被駆動ローラ14とを
具えている。
【0025】積層基板6は通常はその両面にドライフィ
ルムを積層されており、該ドライフィルムは取り除く必
要のあるカバーを有しているので、この装置2はコンベ
ア手段4の搬送軸に関して対称的に構成されている。図
面を簡単にするために、図示のようにここでの説明は専
ら装置2の上半分の構造に限られている。しかし、必要
な場合には下半分の構造にも言及することがある。
ルムを積層されており、該ドライフィルムは取り除く必
要のあるカバーを有しているので、この装置2はコンベ
ア手段4の搬送軸に関して対称的に構成されている。図
面を簡単にするために、図示のようにここでの説明は専
ら装置2の上半分の構造に限られている。しかし、必要
な場合には下半分の構造にも言及することがある。
【0026】装置2は更に、調整可能な細長い前縁レジ
スタ16(以後は「障壁」と称する)と基板把持機構1
8とを具えている。その上、装置2は筋付け装置又はユ
ニット20、一対の細長い吸引ローラ22,24、一対
の駆動ベルト機構26,28、一対の排出機構30,3
2、及び電気用キャビネットと後述する排気ユニット即
ちブロワを含むアクチュエータの入っているベースフレ
ーム34を具えている。
スタ16(以後は「障壁」と称する)と基板把持機構1
8とを具えている。その上、装置2は筋付け装置又はユ
ニット20、一対の細長い吸引ローラ22,24、一対
の駆動ベルト機構26,28、一対の排出機構30,3
2、及び電気用キャビネットと後述する排気ユニット即
ちブロワを含むアクチュエータの入っているベースフレ
ーム34を具えている。
【0027】図12に示されているように、装置2は更
に積層基板排除機構36を具えている。この排除機構3
6は、出口側被駆動ローラ14と協同してカバーシート
が除去されなかった基板を排除するように後者を横切っ
て作動するように構成されている。図12にはベルト機
構26,28と排出機構30,32が、カバーシート即
ち上部シート8と下部シート10を除去されて出口側被
駆動ローラ14上で動いている積層基板6と共に詳細に
示されている。
に積層基板排除機構36を具えている。この排除機構3
6は、出口側被駆動ローラ14と協同してカバーシート
が除去されなかった基板を排除するように後者を横切っ
て作動するように構成されている。図12にはベルト機
構26,28と排出機構30,32が、カバーシート即
ち上部シート8と下部シート10を除去されて出口側被
駆動ローラ14上で動いている積層基板6と共に詳細に
示されている。
【0028】図2に示すように、装置2が作動すると、
上下両面からカバーシート8,10を除去されるべき積
層基板6は入口側被駆動ローラ12によって例えば1〜
3m/min の調節可能な速度で装置2に向かって搬送され
る。本発明の一実施例においては、積層基板6の寸法
は、0.1 〜5mm の厚さと200 ×200 mm 〜650 ×650 mm
の長さと幅の範囲内にあることが必要である。
上下両面からカバーシート8,10を除去されるべき積
層基板6は入口側被駆動ローラ12によって例えば1〜
3m/min の調節可能な速度で装置2に向かって搬送され
る。本発明の一実施例においては、積層基板6の寸法
は、0.1 〜5mm の厚さと200 ×200 mm 〜650 ×650 mm
の長さと幅の範囲内にあることが必要である。
【0029】積層基板6は移動して障壁16と係合して
停止する。しかし、入口側被駆動ローラ14の引き続く
回転によって、基板6の前縁は38─38で示す装置2
の横軸と一致するまで移動する。装置2の縦軸40─4
0は前記横軸38─38に実質的に直角に位置してい
る。前記障壁16は1mm刻みで最大10mmの距離まで図
3に示すナット42によって図2の矢印41の方向に縦
軸40−40上で手で調節可能である。障壁16を縦軸
方向に調節する目的は、積層基板6をその上のドライフ
ィルムの前縁と共に筋付けユニット20のホイール50
と一致又は隣接する位置に停止させるためである。ドラ
イフィルムは、基板の前縁(前縁−0mm) 又は該縁から
最大10mm離れた位置(前縁−10mm) から基板に積層
することができる。
停止する。しかし、入口側被駆動ローラ14の引き続く
回転によって、基板6の前縁は38─38で示す装置2
の横軸と一致するまで移動する。装置2の縦軸40─4
0は前記横軸38─38に実質的に直角に位置してい
る。前記障壁16は1mm刻みで最大10mmの距離まで図
3に示すナット42によって図2の矢印41の方向に縦
軸40−40上で手で調節可能である。障壁16を縦軸
方向に調節する目的は、積層基板6をその上のドライフ
ィルムの前縁と共に筋付けユニット20のホイール50
と一致又は隣接する位置に停止させるためである。ドラ
イフィルムは、基板の前縁(前縁−0mm) 又は該縁から
最大10mm離れた位置(前縁−10mm) から基板に積層
することができる。
【0030】装置2の横軸38─38と一致させられた
後、積層基板6は矢印43で示されたように、基板把持
機構18の部材19の上昇によって把持され、整合位置
に保持される。すると、障壁16が図4に矢印45で示
されたように下降し、基板6及び装置2を横切って筋付
けユニット20が移動できる空間即ち通路を形成する。
次にこの筋付けユニット20は図示しないエアシリンダ
等のアクチュエータによって駆動され、矢印47で示す
ように装置2の一方の側から他の側に横軸38─38上
を移動する。筋付けユニット20の逆方向の動きが矢印
49で示されている。いずれの方向の運動の際にも、筋
付けユニット20は適宜な圧力の下に基板6の前縁から
2〜3mm入った箇所で該基板の両面(上面と下面)に接
触し、各面に細長い筋を作り、これと連携するカバーシ
ート8,10の前縁を基板6の上下各面から分離する。
後、積層基板6は矢印43で示されたように、基板把持
機構18の部材19の上昇によって把持され、整合位置
に保持される。すると、障壁16が図4に矢印45で示
されたように下降し、基板6及び装置2を横切って筋付
けユニット20が移動できる空間即ち通路を形成する。
次にこの筋付けユニット20は図示しないエアシリンダ
等のアクチュエータによって駆動され、矢印47で示す
ように装置2の一方の側から他の側に横軸38─38上
を移動する。筋付けユニット20の逆方向の動きが矢印
49で示されている。いずれの方向の運動の際にも、筋
付けユニット20は適宜な圧力の下に基板6の前縁から
2〜3mm入った箇所で該基板の両面(上面と下面)に接
触し、各面に細長い筋を作り、これと連携するカバーシ
ート8,10の前縁を基板6の上下各面から分離する。
【0031】これと同時に、図5に示すように、筋付け
ユニット20のホイール50の近くにそれに追随するよ
うに設置された空気噴射ノズル46が確実に作動して第
1気流を吹き付け、カバーシート8の前縁9の最初の2
0〜30mmの部分を基板6の上面から持ち上げる。この
作業において、筋付け用ホイール50と空気噴射ノズル
46の作用は、基板6を横切る一回のストローク内で同
時に行われる。
ユニット20のホイール50の近くにそれに追随するよ
うに設置された空気噴射ノズル46が確実に作動して第
1気流を吹き付け、カバーシート8の前縁9の最初の2
0〜30mmの部分を基板6の上面から持ち上げる。この
作業において、筋付け用ホイール50と空気噴射ノズル
46の作用は、基板6を横切る一回のストローク内で同
時に行われる。
【0032】ローレット加工ユニット20のホイール5
0は、スプリング52によって積層基板6に圧接されて
いる。カバーシート8,10が除去される基板6の厚さ
の変化に応じて、ホイール50の圧力を調節することは
不要である。図5、6,7に示すように、空気噴射ノズ
ル46は、基板6の上方に筋付けユニット20のホイー
ル50の片側に設置されている。同じような空気噴射ノ
ズル48が基板6の上方に筋付けユニット20のホイー
ルの他方の側にも設置されている。これらの空気噴射ノ
ズル46,48は、筋付けユニット20の走行方向に応
じて一つずつがPLC(図示しない)によって作動され
る。筋付けユニット20の走行の際に作動する空気噴射
ノズル46,48は、図6,7に矢印51,53で示さ
れているホイール50の走行方向に追随する方のもので
ある。
0は、スプリング52によって積層基板6に圧接されて
いる。カバーシート8,10が除去される基板6の厚さ
の変化に応じて、ホイール50の圧力を調節することは
不要である。図5、6,7に示すように、空気噴射ノズ
ル46は、基板6の上方に筋付けユニット20のホイー
ル50の片側に設置されている。同じような空気噴射ノ
ズル48が基板6の上方に筋付けユニット20のホイー
ルの他方の側にも設置されている。これらの空気噴射ノ
ズル46,48は、筋付けユニット20の走行方向に応
じて一つずつがPLC(図示しない)によって作動され
る。筋付けユニット20の走行の際に作動する空気噴射
ノズル46,48は、図6,7に矢印51,53で示さ
れているホイール50の走行方向に追随する方のもので
ある。
【0033】図6,7に示された空気噴射ノズル46,
48と同様の空気噴射ノズルが、基板6の下方にも設け
られており、同様にPLCによって制御されている。図
8,9に示すように、前述した筋付けと空気噴射作用に
よってカバーシート8,10前縁の筋付けと分離とが行
われた後、積層基板6は基板把持機構18によって解放
され、入口側被駆動ローラ12によって吸引ローラ2
2,24まで運ばれる。基板6と接触すると、吸引ロー
ラ22,24はそれと接触したまま回転を開始する。
48と同様の空気噴射ノズルが、基板6の下方にも設け
られており、同様にPLCによって制御されている。図
8,9に示すように、前述した筋付けと空気噴射作用に
よってカバーシート8,10前縁の筋付けと分離とが行
われた後、積層基板6は基板把持機構18によって解放
され、入口側被駆動ローラ12によって吸引ローラ2
2,24まで運ばれる。基板6と接触すると、吸引ロー
ラ22,24はそれと接触したまま回転を開始する。
【0034】基板6の上下各面から最初の20〜30mm
だけ剥がされているカバーシート8,10は吸引ローラ
22,24詳しくはその孔によって吸引され、付着して
いるドライフィルムから剥離され、それぞれの連携する
ベルト機構26,28に運ばれる。これらのベルト機構
26,28はそれぞれのカバーシート8,10を連携す
る排出機構30,32まで搬送する。吸引ローラ22,
24の後ろに設置されている第2空気噴射ノズル54,
56(第1空気噴射ノズル46,48よりも弱い)が、
剥がされたカバーシート8,10の縁をそれぞれの吸引
ローラ22,24上に押し付けることによって吸引作用
を補助する。
だけ剥がされているカバーシート8,10は吸引ローラ
22,24詳しくはその孔によって吸引され、付着して
いるドライフィルムから剥離され、それぞれの連携する
ベルト機構26,28に運ばれる。これらのベルト機構
26,28はそれぞれのカバーシート8,10を連携す
る排出機構30,32まで搬送する。吸引ローラ22,
24の後ろに設置されている第2空気噴射ノズル54,
56(第1空気噴射ノズル46,48よりも弱い)が、
剥がされたカバーシート8,10の縁をそれぞれの吸引
ローラ22,24上に押し付けることによって吸引作用
を補助する。
【0035】吸引ローラ22と連携する駆動ベルト機構
26は、図10,11に示されているように、小径を有
し吸引ローラ22の軸62に平行な軸64上に前記軸6
2の上方に設けられた細長いアイドルローラ60を具え
ている。適宜な可撓性材料で作られた、適宜のピッチで
配列された多数のエンドレスバンド又はベルト66が、
緊張状態で吸引ローラ22とアイドルローラ60との間
に巻き掛けられている。
26は、図10,11に示されているように、小径を有
し吸引ローラ22の軸62に平行な軸64上に前記軸6
2の上方に設けられた細長いアイドルローラ60を具え
ている。適宜な可撓性材料で作られた、適宜のピッチで
配列された多数のエンドレスバンド又はベルト66が、
緊張状態で吸引ローラ22とアイドルローラ60との間
に巻き掛けられている。
【0036】更に、この駆動ベルト機構22は、アイド
ルローラ60よりも小径でその軸72,74が吸引ロー
ラ22の軸62に平行な一対の細長いアイドルローラ6
8,70を具えており、アイドルローラ60と吸引ロー
ラ22の軸及びアイドルローラ68,70の軸は装置2
の横軸38─38に平行になっている。適宜な可撓性材
料で作られた、適宜のピッチで配列された多数のエンド
レスバンド又はベルト76が、緊張状態でアイドルロー
ラ68,70の間に巻き掛けられている。
ルローラ60よりも小径でその軸72,74が吸引ロー
ラ22の軸62に平行な一対の細長いアイドルローラ6
8,70を具えており、アイドルローラ60と吸引ロー
ラ22の軸及びアイドルローラ68,70の軸は装置2
の横軸38─38に平行になっている。適宜な可撓性材
料で作られた、適宜のピッチで配列された多数のエンド
レスバンド又はベルト76が、緊張状態でアイドルロー
ラ68,70の間に巻き掛けられている。
【0037】吸引ローラ22とアイドルローラ68の軸
62,72同士の間隔並びにアイドルローラ60,70
の軸64,74同士の間隔は、図11に示されているよ
うに、前記多数のベルト66と76の互いに対面する面
78,80が平行で且つ接触はしないが充分に接近して
おり、分離されたカバーシート8を吸引ローラ22から
受け取って排出機構30まで運ぶことができるように設
定されている。吸引ローラ22の回転方向は、分離され
たシート8を多数のベルト66と76の間に供給し、該
ベルトが分離シート8を排出機構30に運べるように設
定されている。
62,72同士の間隔並びにアイドルローラ60,70
の軸64,74同士の間隔は、図11に示されているよ
うに、前記多数のベルト66と76の互いに対面する面
78,80が平行で且つ接触はしないが充分に接近して
おり、分離されたカバーシート8を吸引ローラ22から
受け取って排出機構30まで運ぶことができるように設
定されている。吸引ローラ22の回転方向は、分離され
たシート8を多数のベルト66と76の間に供給し、該
ベルトが分離シート8を排出機構30に運べるように設
定されている。
【0038】この駆動ベルト機構26から完全に排出さ
れると、カバーシート8は細長いスロット58を通じて
排出機構30と連携するトンネル58の中に導入され
る。図示はしないが、基板6の他方の面から分離された
カバーシート10も同様に排出機構32と連携するトン
ネル82に導入される。排出機構30のトンネル58及
び排出機構32のトンネル83には、図10に示すよう
に、吸引ローラ22,24の排気に使用されるブロワ8
0から加圧空気が循環供給されている。この循環空気即
ち風は、カバーシート8,10をそれぞれのトンネル5
8,82から適宜な屑物箱(図示しない)に押出すのに
充分な圧力を持っている。
れると、カバーシート8は細長いスロット58を通じて
排出機構30と連携するトンネル58の中に導入され
る。図示はしないが、基板6の他方の面から分離された
カバーシート10も同様に排出機構32と連携するトン
ネル82に導入される。排出機構30のトンネル58及
び排出機構32のトンネル83には、図10に示すよう
に、吸引ローラ22,24の排気に使用されるブロワ8
0から加圧空気が循環供給されている。この循環空気即
ち風は、カバーシート8,10をそれぞれのトンネル5
8,82から適宜な屑物箱(図示しない)に押出すのに
充分な圧力を持っている。
【0039】図11に示すように、ベルト機構30に設
けられている検出機構86は、カバーシート8が積層基
板6から取り除かれているか否かを識別即ち検出し、適
宜な電気信号をPLC(図示しない)に提供する。図示
しない同様な検出機構がベルト機構28と連携して設置
され、カバーシート10が取り除かれているか否かを検
出する。
けられている検出機構86は、カバーシート8が積層基
板6から取り除かれているか否かを識別即ち検出し、適
宜な電気信号をPLC(図示しない)に提供する。図示
しない同様な検出機構がベルト機構28と連携して設置
され、カバーシート10が取り除かれているか否かを検
出する。
【0040】その結果、カバーシート8,10の片方又
は両方が除去されなかった場合には、PLCが符号90
で示す空気システムを作動させて、図12に矢印86で
示されているようにこの基板6を排除する。
は両方が除去されなかった場合には、PLCが符号90
で示す空気システムを作動させて、図12に矢印86で
示されているようにこの基板6を排除する。
【0041】
【発明の効果】このようにして、本発明によれば、積層
基板の片面又は両面からドライフィルムを同時に自動的
に除去するための改善された方法と装置が提供される。
本発明は、カバーシートが除去される積層基板に人手で
触れることなく従ってそれを傷めることのない、独特の
カバーシート除去技術に特徴を有する。
基板の片面又は両面からドライフィルムを同時に自動的
に除去するための改善された方法と装置が提供される。
本発明は、カバーシートが除去される積層基板に人手で
触れることなく従ってそれを傷めることのない、独特の
カバーシート除去技術に特徴を有する。
【0042】本発明のこのカバーシート除去方法と装置
は、真空積層とカバーシートの除去とを要するドライ半
田マスクその他のフィルムの一貫処理において自動・連
続材料流を形成するための全体構成において重要な構成
要素をなしている。本発明は、カバーシート除去工程の
一貫システムとしての自動化手段を提供する。
は、真空積層とカバーシートの除去とを要するドライ半
田マスクその他のフィルムの一貫処理において自動・連
続材料流を形成するための全体構成において重要な構成
要素をなしている。本発明は、カバーシート除去工程の
一貫システムとしての自動化手段を提供する。
【0043】この本発明の詳細な説明に基づいて、当業
者ならば本発明の精神から逸脱することなくその改変を
行うことが可能である。従って、本発明の範囲は図示・
説明された実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲によって定められるものである。
者ならば本発明の精神から逸脱することなくその改変を
行うことが可能である。従って、本発明の範囲は図示・
説明された実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲によって定められるものである。
【図1】本発明における積層基板からカバーシートを除
去するための装置の斜視図である。
去するための装置の斜視図である。
【図2】積層基板を一つずつ装置内に供給しそれを横方
向の障壁に対して整合させる導入コンベア機構を示す一
部拡大斜視図である。
向の障壁に対して整合させる導入コンベア機構を示す一
部拡大斜視図である。
【図3】図2の障壁の縦方向の調節を行うための調節ナ
ットを示す図である。
ットを示す図である。
【図4】積層基板の把持機構と、エアシリンダによって
装置の一方側から他方の側に装置の横軸に沿って動かさ
れる筋付けユニットとを示す斜視図である。
装置の一方側から他方の側に装置の横軸に沿って動かさ
れる筋付けユニットとを示す斜視図である。
【図5】筋付けユニットと、これと連携して積層基板の
ポリエステルのカバーシートの前縁を感光性層から分離
させる空気噴射ノズルとを示す斜視図である。
ポリエステルのカバーシートの前縁を感光性層から分離
させる空気噴射ノズルとを示す斜視図である。
【図6】筋付けユニットの走行中に作動する空気噴射ノ
ズルが、該筋付けユニットのホイールの走行方向に追随
するように作動することを示す側面図である。
ズルが、該筋付けユニットのホイールの走行方向に追随
するように作動することを示す側面図である。
【図7】図6と同様の図である。
【図8】基板から分離されたカバーシートの前縁が如何
にして吸引ローラに吸引されて駆動ベルト機構まで搬送
されるかを示す側面図である。
にして吸引ローラに吸引されて駆動ベルト機構まで搬送
されるかを示す側面図である。
【図9】図8と同様の図である。
【図10】空気噴射・排気機構を示す図1より縮尺され
た装置の斜視図である。
た装置の斜視図である。
【図11】屑物のポリエステルのカバーシート用の駆動
ベルト機構と排出機構を示す、図10の11−11線に
沿う部分断面図である。
ベルト機構と排出機構を示す、図10の11−11線に
沿う部分断面図である。
【図12】後方から見たカバーシート除去装置の斜視図
である。
である。
2…装置 4…コンベア手段 6…積層基板 8,10…カバーシート 12…入口側ローラ 14…出口側ローラ 18…基板把持機構 20…筋付けユニット 22,24…吸引ローラ 26,28…駆動ベルト機構 30,32…排出機構 46,48…空気噴射ノズル 50…筋付けホイール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/28 B65H 41/00 B65H 29/54
Claims (13)
- 【請求項1】 基板上に積層されたドライフィルムから
カバーシートを除去する方法であって、 (a)ドライフィルムの一つの縁に沿ってこれに接触し
て押しつけながら、基板に対して筋付け装置を移動させ
るステップと、 (b)同時に第1気流を前記筋付け装置に追随して前記
ドライフィルムの縁に対して吹き付け、この領域におい
てカバーシートをドライフィルムから分離するステップ
と、 (c)前記基板を吸引ローラの方に搬送し、該ローラは
基板に接触すると回転を開始し、ドライフィルムから分
離された前記カバーシートの部分を前記吸引ローラによ
って吸引してドライフィルムから剥離し、引き続く吸引
ローラの回転によってカバーシート全体をドライフィル
ムから除去するステップ、 とを含み、 ドライフィルム積層基板は長方形を有し、 前記ステップ(a)において、前記筋付け装置がドライ
フィルムの一つの縁の最初の2〜3mmの位置に接触し、 前記ステップ(b)において、気流を前記筋付け装置に
追随するするように前記ドライフィルムの前記縁に対し
て吹き付け、この領域のカバーシートを最初の20〜3
0mmだけ持ち上げ、 前記ステップ(c)において、前記吸引ローラの吸引作
用が、前記第1気流よりも弱い第2気流を噴射してカバ
ーシートの分離部分を吸引ローラに圧接することによっ
て補強されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 更に、 (d)前記吸引ローラを使用して分離されたカバーシー
トをカバーシート排出機構に搬送するステップを含む請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】 長方形状の基板上に該基板の前縁又はそ
こから数mmの範囲に前縁が位置するように積層されたド
ライフィルムのカバーシートを除去する方法であって、 (a)前記基板を第1軸の方向に搬送して、前記第1軸
に実質的に垂直な第2軸上の搬送経路内に位置する障壁
に前縁を係合させるステップと、 (b)基板の前縁と障壁とを整列させるステップと、 (c)基板を把持して障壁と整列する位置に保持するス
テップと、 (d)障壁を基板の搬送経路の外に移動させるステップ
と、 (e)ドライフィルムと係合している筋付け装置を基板
の一方の側から他方の側に前記第2軸上を移動させるこ
とによって、基板からドライフィルムのカバーシート部
分を分離させ、同時に分離領域が拡大するように第1気
流を噴射するステップと、 (f)基板を解放するステップと、 (g)基板を吸引ローラまで搬送し、該吸引ローラは基
板表面に接触すると同時に回転を開始し、基板から既に
分離している領域のカバーシート部分が吸引ローラに吸
引されるステップと、 (h)該吸引ローラを利用して分離したカバーシートを
ベルト機構まで搬送し、該ベルト機構によって分離した
カバーシートを排出機構まで搬送するステップ、 とを含み、 前記ステップ(e)において、筋付け装置がドライフィ
ルムの前縁の2〜3mmの位置に係合し、 分離したカバーシート部分を気流の噴射によって基板の
前縁から20〜30mmの領域でドライフィルムから持ち
上げ、 ステップ(g)と(h)の間に、 (i)前記第1気流よりも弱い第2気流を噴射して、分
離したカバーシート部分を吸引ローラ上に押圧すること
によって吸引作用を補強するステップを設けることを特
徴とする方法。 - 【請求項4】 長方形状の基板上に該基板の前縁又はそ
こから数mmの範囲に前縁が位置するように積層されたド
ライフィルムのカバーシートを除去する方法であって、 (a)第1軸の方向に基板を搬送して、該第1軸に実質
的に垂直な第2軸上の搬送経路内に位置する障壁に前縁
を係合させるステップと、 (b)基板の前縁と障壁とを整列させるステップと、 (c)基板を把持して障壁と整列する位置に保持するス
テップと、 (d)障壁を基板の搬送経路の外に移動させるステップ
と、 (e)筋付け装置をカバーシートに係合させて前記第2
軸上を基板の一方の側から他方の側に移動させることに
よって、基板のカバーシートの前縁にその最初の数mmの
位置で筋を付け、これによってカバーシートをこの領域
において基板から分離し、同時に第1気流を噴射して基
板からの分離領域を拡大させるステップと、 (f)基板を解放するステップと、 (g)基板を吸引ローラまで搬送し、該吸引ローラは基
板表面に接触すると同時に回転を開始し、基板から既に
分離している領域のカバーシート部分が吸引ローラに吸
引されるステップと、 (h)該吸引ローラを利用して分離したカバーシートを
ベルト機構まで搬送し、該ベルト機構によって分離した
カバーシートを排出機構まで搬送するステップ、 とを含み、 前記ステップ(h)において、ベルト機構は、吸引ロー
ラによって駆動され、 排出機構は、細長いスロットを有するトンネルを具え、
ベルト機構によってカバーシートが該スロットを通じて
導入されて巻き上げられ、巻き上げられたカバーシート
を圧送するのに充分な強さのトンネル内の循環空気によ
って前記トンネルからカバーシートが順次に屑物箱に排
出されることを特徴とする方法。 - 【請求項5】 更にステップ(h)の次に、 (j)ベルト機構を検査してカバーシートが除去されて
いるか否かを検出するステップを含み、除去されていな
い場合には、 (k)基板を排除するステップを含むことを特徴とする
請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 長方形状の基板の両面に該基板の前縁又
はそこから数mmの範囲に前縁が位置するように積層され
たドライフィルムのカバーシートを除去する方法であっ
て、 (a)前記基板を第1軸の方向に搬送して、前記第1軸
に実質的に垂直な第2軸上の搬送経路内に位置する障壁
に基板前縁を係合させるステップと、 (b)基板前縁と障壁とを整列させるステップと、 (c)基板を把持して障壁と整列する位置に保持するス
テップと、 (d)障壁を基板の搬送経路の外に移動させるステップ
と、 (e)筋付け装置をカバーシートに係合させて前記第2
軸上を基板の一方の側から他方の側に移動させることに
よって、基板の両面にあるカバーシートの前縁にその最
初の数mmの位置で筋を付け、これによってカバーシート
をこの領域において基板から分離し、同時に基板両面の
各々の側において第1気流を噴射して基板からの分離領
域を拡大させるステップと、 (f)基板を解放するステップと、 (g)基板が第1及び第2吸引ローラの間に送り込ま
れ、該吸引ローラの各々が対応する基板表面に接触する
と同時に回転を開始し、基板から既に分離しているカバ
ーシート部分の各々が対応する吸引ローラに吸引される
ステップと、 (h)対応する吸引ローラを利用して分離したカバーシ
ートの各々をベルト機構まで搬送し、該ベルト機構によ
って分離したカバーシートを排出機構まで搬送するステ
ップ、 とを含み、 ステップ(g)と(h)の間に、 (i)前記第1気流よりも弱い第2気流を噴射して、分
離したカバーシート部分を対応する吸引ローラに押圧す
ることによって吸引作用を補強するステップを設けるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項7】 長方形状の基板の両面に該基板の前縁又
はそこから数mmの範囲に前縁が位置するように積層され
たドライフィルムのカバーシートを除去する方法であっ
て、 (a)前記基板を第1軸の方向に搬送して、前記第1軸
に実質的に垂直な第2軸上の搬送経路内に位置する障壁
に基板前縁を係合させるステップと、 (b)基板前縁と障壁とを整列させるステップと、 (c)基板を把持して障壁と整列する位置に保持するス
テップと、 (d)障壁を基板の搬送経路の外に移動させるステップ
と、 (e)筋付け装置をカバーシートに係合させて前記第2
軸上を基板の一方の側から他方の側に移動させることに
よって、基板の両面にあるカバーシートの前縁にその最
初の数mmの位置で筋を付け、これによってカバーシート
をこの領域において基板から分離し、同時に基板両面の
各々の側において第1気流を噴射して基板からの分離領
域を拡大させるステップと、 (f)基板を解放するステップと、 (g)基板が第1及び第2吸引ローラの間に送り込ま
れ、該吸引ローラの各々が対応する基板表面に接触する
と同時に回転を開始し、基板から既に分離しているカバ
ーシート部分の各々が対応する吸引ローラに吸引される
ステップと、 (h)対応する吸引ローラを利用して分離したカバーシ
ートの各々をベルト機構まで搬送し、該ベルト機構によ
って分離したカバーシートを排出機構まで搬送するステ
ップ、 とを含み、 前記ステップ(h)において、各カバーシートに対応す
るベルト機構は、吸引ローラによって駆動され、 排出機構は、細長いスロットを有するトンネルを具え、
ベルト機構によってカバーシートが該スロットを通じて
導入されて巻き上げられ、巻き上げられたカバーシート
を圧送するのに充分な強さのトンネル内の循環空気によ
って前記トンネルからカバーシートが順次に屑物箱に排
出されることを特徴とする方法。 - 【請求項8】 更にステップ(h)の次に、 (j)各ベルト機構を検査してカバーシートが基板の両
面から除去されているか否かを検出するステップを含
み、除去されていない場合には更に、 (k)基板を排除するステップを含むことを特徴とする
請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 基板上に積層されたドライフィルムから
カバーシートを除去するための装置であって、 筋付けホイールと、 第1空気噴射ノズルと、 前記ドライフィルムの縁に沿って押し付けながら前記筋
付けホイールを移動させ、これと同時に第1気流を前記
筋付け装置に追随して前記ドライフィルムの縁に対して
吹き付け、この領域においてカバーシート部分をドライ
フィルムから分離させる手段と、 吸引ローラと、 前記基板を吸引ローラの方に搬送し、該吸引ローラは基
板に接触すると回転を開始し、ドライフィルムから分離
したカバーシート部分を吸引ローラによって吸引し、引
き続く吸引ローラの回転によってカバーシート全体をド
ライフィルムから除去する手段、 とを含み、 前記筋付けホイールはドライフィルムの前縁の2〜3mm
の位置に接触し、 第1気流が該筋付けホイールに追随してドライフィルム
の前縁領域に噴射され、カバーシートの最初の20〜3
0mmの領域が持ち上げられ、 第2空気噴射ノズルが設けられ、 第2気流を噴射して、分離したカバーシート部分を吸引
ローラに押圧することによって吸引作用が補強され、 第2気流が前記第1気流よりも弱いことを特徴とする装
置。 - 【請求項10】 更に、 分離されたカバーシートのための排出機構と、 前記吸引ローラと協働し且つこれによって駆動される、
分離されたカバーシートを前記排出機構に搬送するため
の手段とを具えることを特徴とする請求項9記載の装
置。 - 【請求項11】 ドライフィルムの前縁に一致するか又
はそこから数mmの範囲内にある前縁を有する長方形状の
基板上に積層されたドライフィルムのカバーシートを除
去するための装置であって、第1軸とこれに実質的に垂
直な第2軸とを有すると共に入口端と出口端とを有する
装置において、 第1端及び第2端を有し、第2軸に沿って位置する障壁
手段と、 前記障壁手段の第1端に隣接して位置し、前記第2端に
隣接する位置まで経路を介して移動可能な筋付け手段
と、 空気噴射手段と、 吸引ローラ手段と、 ベルト機構と、 装置の入口端の前記基板を前記第1軸の方向に搬送して
前記障壁手段に当接させ、該基板を前記第2軸を含む平
面内に位置させた状態で停止させる第1搬送手段であっ
て、基板の前縁を移動させて前記障壁手段と整合させ、
ドライフィルムの前縁を前記筋付け手段と整合させる手
段を具えた第1搬送手段と、 基板の前縁が障壁手段に整合すると作動して基板を把持
し、第1搬送手段による運動に逆らって該基板をその整
合位置に保持する手段と、 基板が整合位置に保持されている間に作動して、前記筋
付け手段が動く経路の外に前記障壁手段を移動させる手
段と、 前記筋付け手段をドライフィルムの前縁に圧接させなが
ら基板の一方の側から他方の側まで移動させて筋を付
け、ドライフィルムのこの領域におけるカバーシートを
分離させる手段と、 前記筋付け手段に追随して作動し、第1気流を分離した
カバーシートに対して吹き付けてより広い領域のカバー
シートを持ち上げる手段と、 第1搬送手段が基板を吸引ローラ手段まで搬送すると第
1搬送手段による運動から基板を解放し、前記吸引ロー
ラ手段は基板の表面に接触すると回転を開始し、基板か
ら既に一部が分離されているドライフィルムのカバーシ
ートは吸引ローラ手段によって吸引され且つそれによっ
てベルト機構まで搬送されるように構成された手段と、 前記ベルト機構によって搬送された前記分離カバーシー
トを廃棄する排出機構、 とを具え、 前記筋付け手段は、ドライフィルムの最初の2〜3mmの
箇所で圧接し得る少なくとも一つの回転可能なホイール
を具え、 第1気流の吹き付けによって基板上のドライフィルムか
ら最初の20〜30mmのカバーシート部分が持ち上げら
れ、 前記第1気流より弱い第2気流を吹き付けて、分離して
いるカバーシート部分を吸引ローラ手段に押し付けるこ
とによって、吸引ローラ手段による吸引作用を補強する
手段を具えることを特徴とする装置。 - 【請求項12】 ベルト機構は、吸引ローラ手段によっ
て駆動され、 排出機構は、細長いスロットを有するトンネル手段を具
え、該スロットを通じてカバーシートが前記トンネル手
段内に導入されて前記ベルト機構によって巻き上げら
れ、更に、屑物として処理するために巻き上げられたカ
バーシートをトンネルの外に吹き出すのに充分な強さの
循環空気をトンネル内に作り出す手段を具えることを特
徴とする請求項11記載の装置。 - 【請求項13】 ベルト機構を検査してドライフィルム
からカバーシートが除去されたか否かを検出する検出手
段と、 装置の出口端の第2搬送手段と装置の出口端に第2搬送
手段と協働するように設けられ、基板のドライフィルム
からカバーシートが除去されていないことを検出手段が
検出した場合に当該基板を排除する排除手段、 とを含むことを特徴とする請求項12記載の装置。
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