JP3234702B2 - 感光層積層装置 - Google Patents

感光層積層装置

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JP3234702B2 JP00176794A JP176794A JP3234702B2 JP 3234702 B2 JP3234702 B2 JP 3234702B2 JP 00176794 A JP00176794 A JP 00176794A JP 176794 A JP176794 A JP 176794A JP 3234702 B2 JP3234702 B2 JP 3234702B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光層付きフィルムと
基板を熱圧着して、感光層を基板上に積層する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の感光層積層装置は、特願
平5−205394号公報の実施例2に記載しているよ
うに、粘着テープを掛けた押し付けローラーが、バキュ
ームプレートに保持した保護フィルムの付いた感光層付
きフィルムの先端まで粘着テープを粘着テープロールか
ら巻き出しながら前進し、粘着テープを保護フィルムに
密着させる。
【0003】次に、押し付けローラーが元の位置に戻り
ながら、保護フィルムの回収ロールが粘着テープを巻き
上げ、感光層付きフィルムの先端から保護フィルムを剥
離する。感光層付きフィルムの先端が基板に仮付けされ
た後、基板と感光層付きフィルムが熱圧着ローラーで挟
持前進する速度に合わせて保護フィルムの回収ロールが
回転し保護フィルムを回収していく。
【0004】一方、感光層積層領域の後端になる感光層
付きフィルム上の位置に、フィルムの流れ方向に対し直
角に向けたカッター刃を、一定刃圧で保護フィルムを押
さえてカット方向に移動し保護フィルムと感光層を切断
する。カッター刃で切断した位置までの保護フィルム
は、粘着テープと共に回収ロールに巻き取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
感光層積層装置では、第1に、押し出しローラーが粘着
テープを粘着テープロールから巻き出しながら前進する
ので、元の位置に戻る時に巻き出された長さ分の粘着テ
ープを回収ロールが巻き上げる必要がある。この為、粘
着テープは、巻き出された長さ分だけ感光層付きフィル
ムより余分に巻き出され、保護フィルムを粘着させるこ
となく回収される。その分粘着テープの無駄が多くなる
という問題があった。
【0006】第2に、保護フィルムと感光層の切断に一
定刃圧で押さえるカッター刃を使用していると、刃の先
端の磨耗が早く切れ味が変化し、保護フィルムや感光層
が切断出来なかったり、切り屑が発生して感光層や基板
表面に付着し欠陥となるという問題点があった。
【0007】第3に、粘着テープを巻き取りながら保護
フィルムを剥離する押し出しローラーでは、支持体フィ
ルムごとバキュームプレートから引き離してしまい、保
護フィルムを剥離出来ないという問題があった。
【0008】本発明は、これらの問題点を解決し、粘着
テープの使用量を節約し、保護フィルムと感光層を安定
的で且つクリーンに切断し、感光層付きフィルムから保
護フィルムを安定的に剥離する感光層積層装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、第1に保護フィルム剥離機構が、
巻き取り駆動出来る粘着テープロールと、粘着テープを
保護フィルム先端に押し付けて後退する押し付けバー
と、粘着テープのパス長さを調節できるダンサーローラ
ーと、感光層付きフィルムのロールと表面摩擦駆動で巻
き上げる保護フィルム回収ロールを具備することにより
達成した。
【0010】第2に、保護フィルムと感光層を切断する
機構が、回転フリーな丸刃カッターを保護フィルム上か
ら押しつけてカット方向に移動することにより達成し
た。第3に、粘着テープを保護フィルムの先端に押し付
けて後退する押し付けバーの先端が、鋭角になっている
ことにより達成した。
【0011】
【作用】第1に本発明の保護フィルム剥離機構の作用と
しては、感光層付きフィルムのロールの表面摩擦駆動で
回収ロールが粘着テープを巻き上げることにより、感光
層付きフィルムを巻き出した分と同量の粘着テープを自
動的に回収する。その為、押し出しバーが保護フィルム
先端まで粘着テープを押し出す時に、ダンサーローラー
で確保されていた先の基板の貼付け時に行き過ぎた粘着
テープ分が、ダンサーローラーが引っ込むことにより逆
搬送され粘着テープの無駄をなくすことが可能である。
【0012】第2に、保護フィルムと感光層の切断機構
では、丸刃カッターが保護フィルムを押し付けながら転
がる様に回転し移動するので、フィルムには刃で押さえ
る力だけが働き、比較的柔軟な保護フィルムと感光層は
押さえる力だけで切断されるが、硬くて厚い支持体フィ
ルムは切断されない。それにより、保護フィルムと感光
層のみを切断することが可能である。その上、転がる様
に回転して切断するため、保護フィルムと感光層との摩
擦が少なく、刃の磨耗や切り屑発塵も少なくなる。
【0013】第3に、粘着テープを保護フィルムの先端
に押し付けて密着し、先端が鋭角になっている押し出し
バーに沿って粘着テープを引っ張ると、保護フィルムの
剥離が始まるまでは支持体自体に引っ張る力がかかる
が、支持体は剛性力とバキューム保持力のため押し出し
バー先端の鋭角に沿うことができず、密着力の低い保護
フィルムのみを剥離することが可能である。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について説明する。図1
は、本発明を用いた装置の概略を示す斜視図である。感
光層付きフィルムのロール13より巻き出された保護フ
ィルム付きの感光層付きフィルム1は、パスローラーを
経てフィルム固定板10と丸刃カッター11の間を通
る。丸刃カッター11は、回転フリーなベアリング等で
中心を保持されており、保護フィルム22の上からスプ
リング等の適当な力で押し当て、保護フィルム付きの感
光層付きフィルム1を横断するように移動する。これに
より、丸刃カッター11が保護フィルム22を押し付け
ながら転がる様に回転し移動するので、保護フィルム付
きの感光層付きフィルム1には刃で押さえる力だけが働
き、比較的柔軟な保護フィルム22や感光層は押す力だ
けで切断されるが、硬くて厚い支持体フィルムは切断さ
れない。それにより、保護フィルムと感光層のみを切断
することが可能である。
【0015】フィルム固定板10は、バキューム穴がつ
いた平板で、丸刃カッター11が動作する時に保護フィ
ルム付きの感光層付きフィルム1を支持体フィルム側か
ら真空吸着で板に固定するものである。フィルム固定板
10には、丸刃カッター11の走行位置に合わせて溝が
切ってあり、丸刃カッター11が直接フィルム固定板面
に接触して刃が欠けたり磨耗したりしないようになって
いる。また、感光層付きフィルム1の幅に合わせて、そ
の両端より外側だけ丸刃カッター11の刃が逃げるよう
な溝をつくり、感光層付きフィルム1の裏側は溝のない
平板にすれば、刃の押し圧が有効に保護フィルム22と
感光層にかかり切れ味もよくなる。
【0016】次に感光層付きフィルム1は、バキューム
プレート24と保護フィルム剥離ユニットの間を通る。
保護フィルム剥離ユニットは、保護フィルム回収ロール
14a、粘着テープロール14b、押し付けバー14
c、押し出しシリンダー14d、トルクモーター14
e、ダンサーローラー14fからなる。
【0017】粘着テープロール14bから巻き出された
粘着テープ12が、押し付けバー14cに粘着層を外側
に向け巻き、パスローラーとダンサーローラー14fを
経て保護フィルム回収ロール14aで巻き取る構造にな
っている。
【0018】粘着テープ12は、2本の幅20mm程度の
テープを感光層付きフィルムの両端より10mm程度内側
に位置するようにセットする。また、粘着テープは、2
本でなくとも感光層付きフィルムの中央部にもう1本追
加して3本でもよいし、それ以上でもよい。また、幅の
広い粘着テープ1本を中央部に使用してもよい。
【0019】また、粘着テープ12の材質としては、支
持体フィルムにポリエチレン、ポリプロピレン、セロハ
ン等で0.03mm〜0.1mm厚さ、粘着材にゴム系、ア
クリル系等の合成樹脂で、比較的初期粘着力に優れロー
ルからの展開力が低いものがよい。
【0020】図2は、保護フィルム剥離ユニットの粘着
テープロール14bと押し付けバー14cの詳細を示す
断面である。粘着テープロール14bには、逆巻き駆動
のトルクモーター14eを使用しており、粘着テープ1
2に一定のバックテンションを持たせている。これによ
り、粘着テープ12や感光層付きフィルム1の伸縮等で
粘着テープ12に弛みが発生しても、粘着テープロール
14bで巻き取り弛みを解消することが可能である。
【0021】押し付けバー14cは、押し出しエアシリ
ンダー14dで保護フィルム22に適度な圧力で粘着テ
ープを貼り付けながら前進し、保護フィルム先端まで粘
着テープを貼り付ける。押し出しエアーシリンダー14
dは、軸により上下に傾くようになっており、バキーム
プレート24に押し付けバーが沿うようにして押し出す
ことができる。また、バキュームプレート24への押し
付け力を制御するために、上下駆動のエアーシリンダー
又はスプリングを使用してもよい。
【0022】押し付けバー14cの先端は、粘着テープ
12が鋭角に折り返すように尖っているが、粘着テープ
12の走行適正上アールを付けてある。このアールが大
きくなると保護フィルム剥離時に支持体フィルムまで剥
ぎ取ってしまう、また小さすぎると粘着テープ12の走
行抵抗が大きくなり切れてしまう。最適アールとして
は、R0.5〜2.0mmが好ましい。また、押し付けバ
ー14cの先端は、粘着テープの走行をよくするため
に、表面にテフロン処理を施してもよい、またR0.5
〜2.0mmのローラーを取り付けてよい。
【0023】図1に戻り、ダンサーローラー14fは、
図中の矢印の方向に可動するようになっている。定常位
置はダンサーローラー14fの自重により粘着テープ1
2を張った状態で、押し付けバー14cが押し出すと粘
着テープ12の張力によって上方に押し上げられる。ま
た、ダンサーローラー14fの動きは、その自重による
ものでなくとも押し出しバー14cが粘着テープ12を
押し出す速度と量に同期してエアーシリンダー又はサー
ボーモーターの様なもので駆動してもよい。
【0024】保護フィルムの回収ロール14aは、感光
層付きフィルムのロール13上に自重でセットされてお
り、感光層付きフィルムのロール13の巻き出し回転に
伴い表面摩擦駆動により回収ロール14aが回転し粘着
テープ12と保護フィルム22を回収する。また、粘着
テープ12と保護フィルム22を一緒に回収せずに、保
護フィルムを粘着テープより引き離して別々に回収して
もよい。また、保護フィルムを引き離して回収する場合
は、粘着テープを何回も使用する事ができ、粘着テープ
を巻き取らずに閉ループにセットして循環使用するよう
にしても構わない。
【0025】バキュームプレート24は、感光層付きフ
ィルム1を真空吸着し、エアーシリンダーで上下に移動
可能でとなっている。先端には仮付けヒーター25が付
いている。
【0026】次に感光層付きフィルム1は、固定刃18
とロータリー刃17の間を走行する。ロータリーカッタ
ーは、ロータリー刃17をねじって取り付けた軸が回転
することによりロータリー刃17と固定刃18が噛み合
い、その間に位置する感光層付きフィルム1を切断す
る。固定刃18は、前後に移動可能で、バキュームプレ
ート24が下降するときは、後ろ側に移動して干渉しな
い様になっている。
【0027】一方、シート基板2は、搬送ローラー3を
主とした搬送機構によって右から左へ流れるようになっ
ている。
【0028】熱圧着ローラー7は、上下に2個ありエア
ーシリンダー28が動作することによりてこの原理で開
閉する。熱圧着時の圧力は、エアーシリンダー28のエ
アー圧力を調整する。また、熱圧着ローラー7機構は前
後に移動可能で、シート基板2を熱圧着ローラー7で熱
圧着する時は前の熱圧着動作位置30に移動してシート
基板2を挟み、それ以外は後ろ熱圧着ローラー退避位置
31に位置する。
【0029】図3に沿って装置の動作について説明す
る。図3は、本発明の装置動作の一実施例を示す説明図
である。先ず準備として、上部の感光層付きフィルムの
ロール13から巻き出した保護フィルム付きの感光層付
きフィルム1をバキュームプレート24に吸着保持す
る。ロータリーカッター17及び18で、保護フィルム
付きの感光層付きフィルム1の供給方向の先端側を切り
揃える。
【0030】次に図3(1)に示すように、押し出しバ
ー14cが粘着テープ12を押し出すと同時にダンサー
ローラー14fが上方に移動して粘着テープ12はダン
サーローラー14fのパスから押し出しバー14c方向
へ搬送される。押し出しバー14c先端は、保護フィル
ム22に粘着テープ12を押して貼り付けながら、支持
体フィルムをバキュームプレート先端まで押さえ付けて
真空吸着保持させる。
【0031】次に図3(2)に示すように、押し付けバ
ー14cはゆっくりと後退し、同時にダンサーローラー
14fが自重で元の位置に戻るのに伴い、粘着テープ1
2は押し出しバー14cからダンサーローラー14f方
向に搬送される。粘着テープ12の搬送により、密着し
た保護フィルム22は、感光層付きフィルム1から剥離
される。
【0032】次に、搬送ローラー3により、シート基板
2の感光層積層領域の先端位置が熱圧着動作位置30に
接近してくる検出信号に基づいて、シート基板2を熱圧
着動作位置30に停止させる。
【0033】次に図3(3)に示すように、固定刃18
を左の後退位置に移動し、バキュームプレート24が下
降して、先端部に吸着保持した感光層付きフィルム1の
先端を、シート基板2の感光層積層領域の前端位置に適
度な圧力がかかるように一定時間押し当てて仮付けす
る。
【0034】粘着テープ12に密着した保護フィルム2
2は、バキュームプレート24の下降にともなう感光層
付きフィルムロール13の巻き出し回転により、表面摩
擦駆動した回収ロール14aに巻き取られていく。
【0035】一方、仮付け動作中に、搬送停止した感光
層付きフィルム1をフィルム固定板10に吸着固定し、
感光層積層領域の後端位置を丸刃カッター11で保護フ
ィルム22と感光層を切断する。
【0036】次に、バキュームプレート24は、感光層
付きフィルム1の吸着保持を解除して上昇し、熱圧着ロ
ーラー7は、熱圧着動作位置30に前進し仮付けしたシ
ート基板2の感光層積層領域の先端位置に適度な押圧力
で当接する。シート基板2は熱圧着ローラー7の回転力
と搬送ローラー3の回転再開によりを搬送され、感光層
付きフィルム1は熱圧着ローラー7の回転により自動的
に感光層付きフィルムのロール13から巻き出される。
熱圧着ローラー7は、シート基板2の感光層積層領域の
先端位置から後端位置に向かって、所定の長さだけ感光
層付きフィルム1を熱圧着する。
【0037】巻き出される感光層付きフィルムのロール
13の回転によって、保護フィルム22の剥離も自動的
に進行し回収ロール14aに回収される。保護フィルム
22は、感光層積層領域の後端位置まで剥離されると、
保護フィルム22の切断線により剥離回収は完了する。
感光層積層領域の後端位置以降の感光層付きフィルム1
は、保護フィルム22の付いた状態で搬送されていく。
【0038】図3(4)に示すように、シート基板2の
感光層積層領域の後端位置が熱圧着動作位置30までき
たとき、ロータリーカッターが作動して感光層付きフィ
ルム1を切り離す。これにより、シート基板2の感光層
積層領域に感光層が積層され、感光層積層領域の後端以
降は、保護フィルムの付いた感光層付きフィルムが基板
後端よりはみ出して熱圧着される。
【0039】次に、熱圧着ローラー7は開き、熱圧着ロ
ーラー後退位置31に戻ると共に、熱圧着さたシート基
板2は搬送機構によって次工程に搬送される。以上で、
1枚目のシート基板2への感光層付きフィルム1の積層
は終了し、再び図3(1)の状態に戻り、次のシート基
板が搬送されてくるまで待機となる。
【0040】図4(1)は、本発明装置により感光層付
きフィルムを積層したシート基板の断面図である。感光
層付きフィルム1の先端が、シート基板2の感光層積層
領域の先端位置32に位置している。また、保護フィル
ム22及び感光層21を切断した位置は、シート基板2
の感光層積層領域の後端位置33に位置している。シー
ト基板2の感光層積層領域の先端位置32から後端位置
33までの領域は、感光層21がシート基板2に積層密
着している。
【0041】また、保護フィルム付きの感光層付きフィ
ルム1の切断後端は、シート基板2の後端より外側に位
置している。即ち、少なくとも感光層積層領域の後端位
置33からシート基板2の後端の領域は、保護フィルム
22が付いているためシート基板2とは密着していな
い。
【0042】図4(2)は、本発明装置によりシート基
板に積層した感光層付きフィルムの支持体フィルムを感
光層から剥離する説明図である。はみ出した保護フィル
ム22のついた感光層付きフィルム1を持って、感光層
積層領域方向へ引っ張ることにより、シート基板2の後
端から感光層積層領域の後端位置33の領域は、保護フ
ィルム22がシート基板2と密着していないので、容易
にその界面で剥離される。感光層21が切断されている
感光層積層領域の後端位置33からは、シート基板2と
感光層21の密着力より、支持体20と感光層21の密
着力の方が小さいので、感光層21と支持体20の界面
で容易に剥離される。
【0043】図5は、本発明の実施例で使用される感光
層付きフィルム1の一例の断面図である。支持体フィル
ム20の上に感光層21が設けられ、さらに感光層21
の上に感光層21を保護するための保護フィルム22で
構成されている。支持体フィルム20としては、一般に
ポリエステル、ポリプロピレンその他のポリマーから作
られたフィルム(一般に10〜200μmの厚さを有す
る)が使用できる。感光層21は、光重合性レジストで
形成されたものであり、一般に1〜3μmの層厚を有す
るものである。この光重合性レジストとしては特に限定
されず、どのような材料であってもよい。また、熱圧着
性を向上させるために、支持体フィルム20と感光層2
1の間に中間層をいれる場合がある。この中間層として
は、例えば、アクリル樹脂などの層であり、一般に10
〜50μmの層厚を有する。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、粘着テープの使用量を最小限に節約し、保護
フィルム・感光層を安定的に且つクリーンに切断し、感
光層付きフィルム先端から保護フィルムのみを安定的に
剥離することにより、欠陥の少ない感光層積層基板を低
コストで生産することが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を用いた装置の概略を示す斜視
図である。
【図2】図2は、保護フィルム剥離ユニットの詳細を示
す断面図である。
【図3】図3は、装置の動作を示す説明図である。
【図4】図4は、本発明装置により感光層付きフィルム
を積層したシート基板の断面図である。
【図5】図5は、本発明の実施例で使用される感光層付
きフィルムの一例の断面図である。
【符号の説明】
1 感光層付きフィルム 2 シート基板 3 搬送ローラー 7 熱圧着ローラー 10 フィルム固定板 11 丸刃カッター 12 粘着テープ 13 感光層付きフィルムのロール 14a 保護フィルム回収ロール 14b 粘着テープロール 14c 押し付けバー 14d 押し出しシリンダー 14e トルクモーター 14f ダンサーローラー 17 ロータリー刃 18 固定刃 20 支持体フィルム 21 感光層 22 保護フィルム 24 バキュームプレート 25 仮付けヒーター 28 エアーシリンダー 30 熱圧着動作位置 32 シート基板の感光層積層領域の先端位置 33 シート基板の感光層積層領域の後端位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−184844(JP,A) 特開 昭60−184843(JP,A) 特開 平3−189150(JP,A) 特開 平6−218815(JP,A) 特開 昭56−129389(JP,A) 特開 平1−147547(JP,A) 特開 平4−223164(JP,A) 特開 昭51−79341(JP,A) 特開 昭62−295847(JP,A) 特開 平3−216458(JP,A) 実開 昭60−159617(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/38 G03F 7/16 G03F 7/004 G03F 7/26 B32B 35/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光層上に保護フィルムの付いた感光層
    付きフィルムの先端から保護フィルムを粘着テープによ
    り剥離する機構と、感光層付きフィルムと基板を挟持圧
    着しながら前進させる一対の対向する熱圧着ローラー
    と、保護フィルムと感光層付きフィルム上の感光層を切
    断する機構を備えた感光層積層装置において、保護フィ
    ルムを剥離する機構が、巻き取り駆動出来る粘着テープ
    ロールと、粘着テープを保護フィルムの先端に押し付け
    て後退する押し付けバーと、粘着テープのパス長さを調
    節するダンサーローラーと、感光層付きフィルムの送り
    出しロールによる表面摩擦駆動で保護フィルムを巻き上
    げる保護フィルム回収ロールを具備することを特徴とす
    る感光層積層装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、保護フィルムと感光
    層付きフィルム上の感光層を切断する機構が、回転フリ
    ーな丸刃カッターを保護フィルム上から押し当ててカッ
    ト方向に移動することを特徴とする感光層積層装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、粘着テープを保護フ
    ィルムの先端に押し付けて後退する押し付けバーの先端
    が、鋭角になっていることを特徴とする感光層積層装
    置。
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