JP3529197B2 - シート状材料の貼り合わせ方法及び装置 - Google Patents

シート状材料の貼り合わせ方法及び装置

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離型シート付きの
帯状のシート状材料を離型シートを除去して貼り合わせ
る方法及び装置に係わり、更に詳しくは、自動化により
シート状材料を貼り合わせる際に、常に、精度よく貼り
合わせるようにしたシート状材料の貼り合わせ方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ラジアルタイヤのベルトプライ
等では、そのワイヤの切断端を保護するため、一般にエ
ッジングと称するエッジ処理が行われている。このエッ
ジ処理は、細幅の帯状の未加硫ゴムシートを搬送されて
くるベルトプライのエッジ部に貼り合わせるようにして
いるが、上記帯状の未加硫ゴムシートは、巻取りロール
に巻き取られて収容されているため、一方の面に、ポリ
エチレンシート等の樹脂フィルム、離型紙、布等の離型
シートが貼付けられている。そのため、ベルトプライに
貼り合わせる際には、離型シートを除去する必要があ
る。従来、上記のような離型シート付きのシート状材料
を貼り合わせる方法及び装置としては、例えば、特開平
7ー100930号公報に開示の提案がある。これは、
シート状材料を回転自在なロールに一旦転写した後、ベ
ルトプライ等の被貼り合わせ部材に圧着しながら貼り合
わせるようにしている。ロールを回転させながらシート
状材料の離型シートがない他方の面をロールに密着させ
た後、シート状材料を貼り合わせる前に、離型シートを
除去するものである。
【0003】しかし、上記の方法では、段取り変え等で
シート状材料を切断する場合、シート状材料が転写され
たロールを一旦上昇させ、その上昇させたロールと被貼
り合わせ部材との間に位置するシート状材料の部分を切
断する構成になっている。そのため、次の貼り合わせ開
始端となる切断直後のシート状材料の先端部がロールか
ら垂れ下がった状態となり、その結果、次の貼り合わせ
の際にシート状材料の先端部を決まった位置に精度よく
自動的に貼り合わせることが困難となり、常に貼り合わ
せを精度よく行おうとすると、その先端部を人手を介し
て貼り合わせざるを得ず、完全に自動化する上で妨げと
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
ト状材料を貼り合わせる際に、常に、精度よく自動的に
貼り合わせることが可能なシート状材料の貼り合わせ方
法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のシート状材料の貼り合わせ方法は、離型シートを一
方の面に有する帯状のシート状材料を被貼り合わせ部材
に圧着と同時に離型シートを引き剥がしながら、順次被
貼り合わせ部材に貼り合わせるシート状材料の貼り合わ
せ方法であって、搬入された前記シート状材料を他方の
面を前記被貼り合わせ部材側にして、該被貼り合わせ部
材に圧着部により圧着しながら貼り合わせる貼り合わせ
手段を使用し、該圧着部は前記シート状材料を圧着し、
かつ前記離型シートを引き剥がすための鋭角状のエッジ
部を有し、前記シート状材料を前記圧着部のエッジ部に
より前記被貼り合わせ部材に圧着しながら順次貼り合わ
せる一方、前記シート状材料の圧着と同時に前記離型シ
ートを順次前記圧着部のエッジ部を介して引き剥がし、
所定の長さシート状材料を貼り合わせた後、離型シート
が引き剥がされた圧着直後のシート状材料を、前記離型
シートを一方の面に有する帯状のシート状材料を前記被
貼り合わせ部材に前記圧着部のエッジ部により圧着した
状態で切断することを特徴とする。
【0006】また、本発明のシート状材料の貼り合わせ
装置は、離型シートを一方の面に有する帯状のシート状
材料を被貼り合わせ部材に圧着と同時に離型シートを引
き剥がしながら、順次被貼り合わせ部材に貼り合わせる
シート状材料の貼り合わせ装置であって、搬入された前
記シート状材料を他方の面を前記被貼り合わせ部材側に
して、該被貼り合わせ部材に圧着しながら貼り合わせる
貼り合わせ手段と、圧着と同時に引き剥がした離型シー
トを回収する回収手段と、前記離型シートを引き剥がし
た圧着直後のシート状材料を切断する切断手段とから構
成され、前記貼り合わせ手段は、前記被貼り合わせ部材
の貼り合わせ面に対して進退可能な圧着部を有し、該圧
着部は、前記被貼り合わせ部材の貼り合わせ面に対面す
る圧着面と、この圧着面の前記被貼り合わせ部材搬送方
向側の一端に鋭角状のエッジ部とを具備し、前記圧着部
は圧着面の一端側が被貼り合わせ部材に対して近接離間
する方向に、他端側を中心にして旋回可能に構成され、
前記回収手段は、前記圧着部のエッジ部を介して離型シ
ートを順次引き剥して回収するように構成され、前記切
断手段は、前記被貼り合わせ部材の貼り合わせ面に対し
て進退可能な切断刃を有すると共に、該切断刃を前記圧
着部の圧着面の一端側で離型シートが引き剥がされた圧
着直後のシート状材料を切断する構成にしたことを特徴
とする。
【0007】このように本発明は、離型シート付きのシ
ート状材料の圧着と同時に離型シートを順次引き剥が
し、貼り合わせ後、離型シートが引き剥がされた圧着直
後のシート状材料を切断する構成にすることにより、次
の貼り合わせ開始端となる切断直後の離型シート付きの
シート状材料の先端部を、離型シートと共に圧着面に保
持することが可能となるため、従来のように先端部が垂
れ下がった不安定な状態となることがない。そのため、
次の貼り合わせの際に、常にシート状材料の先端部を決
まった所定の位置に精度よく自動的に貼り合わせること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施例を説明する。図1,2は、本発明のシート状材
料の貼り合わせ装置の一例を示し、この貼り合わせ装置
は、離型シートsを一方の面に有する帯状のシート状材
料mを、搬送される被貼り合わせ部材nに圧着と同時に
離型シートsを引き剥がしながら、順次被貼り合わせ部
材nに貼り合わせる装置であり、搬入されたシート状材
料mを他方の離型シートsを貼り付けていない面を被貼
り合わせ部材n側にして、被貼り合わせ部材nに圧着し
ながら貼り合わせる貼り合わせ手段1と、圧着と同時に
引き剥がした離型シートsを回収する回収手段3と、離
型シートsを引き剥がした圧着直後のシート状材料m’
を切断する切断手段5とを有した構成になっている。
【0009】上記貼り合わせ手段1は、図示せぬフレー
ム上に水平に支持されたベースプレートB上に配設され
たガイド付きシリンダ12を有し、このガイド付きシリ
ンダ12上には、成型用の巻付けドラム7に巻き付けら
れ、該巻付けドラム7の回転により搬送移動する被貼り
合わせ部材nの貼り合わせ面n1に対して、ガイド付き
シリンダ12の作動により進退可能な移動本体13を備
えている。
【0010】移動本体13の前進方向側上部には、シー
ト状材料mを圧着するための圧着部14が設けられ、移
動本体13の進退により、被貼り合わせ部材nの貼り合
わせ面n1に対して進退するようになっている。圧着部
14は、貼り合わせ面n1と対面する側に配設された平
面状の圧着面14aと、この圧着面14aの被貼り合わ
せ部材搬送方向X側の一端(上端)に設けられた鋭角状
のエッジ部14bとを具備し、下端部が水平に配設され
たピボット軸15を介して移動本体13に連結されてい
る。
【0011】圧着部14の圧着面14aと反対側の側部
には、移動本体13に固定された旋回用シリンダ16の
伸縮ロッド16aの先端が連結され、このシリンダ16
の作動により、圧着部14は、その圧着面14aの一端
側(上端側)が被貼り合わせ部材nの貼り合わせ面n1
に対して接近離間する方向に、他端側(下端側)のピボ
ット軸15を中心にして矢印Yのように旋回できるよう
に構成されている。
【0012】また、移動本体13には、貼り合わせ手段
1に搬入されてきたシート状材料mを圧着部14の圧着
面14aに導くための複数のガイドローラ17が所定の
間隔で搬入方向に沿って水平に設けられている。上記回
収手段3は、圧着部14のエッジ部14bを介して離型
シートsを常に引張りながら引き剥して回収するように
構成され、図示せぬ離型シート巻取りロールに離型シー
トsを巻き取るようになっている。
【0013】上記切断手段5は、移動本体13上に立設
された支持部材9上に設置され、移動本体13と共に進
退するように構成されている。この切断手段5は、支持
部材9上に固設されたカッター用シリンダ52を備え、
このカッター用シリンダ52の斜め下向きで、被貼り合
わせ部材n側に向けて突出する伸縮ロッド52aの先端
には、離型シートsを除去したシート状材料m’を切断
するための切断刃53を有している。シリンダ52の作
動により、切断刃53は、被貼り合わせ部材nの貼り合
わせ面n1に対して進退でき、伸縮ロッド52aが前進
位置まで伸長した際に、圧着部14の圧着面14aの一
端側で離型シートsが引き剥がされた圧着直後のシート
状材料m’を切断するようになっている。
【0014】20,21は、貼り合わせ手段1にシート
状材料mを搬入するための上下一対の搬入用ロール、2
2,23はシート状材料mから除去された離型シートs
を回収手段3の図示せぬ離型シート巻取りロールに搬送
するための上下一対の搬送用ロールで、搬入用ロール2
0,21は、ベースプレートBの側部に固設されたサブ
プレート24上に立設された支持フレーム25の下部
に、貼り合わせ手段1の移動本体13に配設されたガイ
ドローラ17の搬入側で回転自在に設けられている。
【0015】搬送用ロール22,23は、支持フレーム
25の上部に切断手段5後方側で設置され、上側のロー
ル22が回転自在に支持されているのに対して、下側の
大きい方のロール23が、サブプレート24上に立設さ
れた駆動モータ26により、歯車機構27、パウダクラ
ッチ54を介して回転駆動され、圧着部14のエッジ部
14bを介して除去された離型シートsを常に一定トル
クで引張りながら剥がすようになっている。
【0016】28は圧着部14のエッジ部14bを介し
て引き剥された離型シートsを搬送用ロール22,23
にガイドするためのガイドロールであり、支持部材9に
回転自在に取付けられている。また、29は移動本体1
3上に設置された離型シート検出用のセンサーである。
以下、上述した構成からなる本発明の装置によるシート
状材料の貼り合わせ方法を図3〜8を参照しながら説明
する。
【0017】先ず、図示せぬ巻き取りドラムに巻き取ら
れている離型シートsを一方の面に有するシート状材料
mを引き出して、搬入用ロール20,21、ガイドロー
ル17を介して、シート状材料mの離型シートsがない
他方の面を被貼り合わせ部材n側となるようにして、圧
着面14aまで搬入する。また、回収手段3の巻取りロ
ールに先端を取付けることができるように、予めシート
状材料mよりも長めに作られている離型シートsを圧着
部14のエッジ部14bを介して、ガイドロール28、
搬送用ロール22,23を経て、回収手段3の巻取りロ
ールに取付け、シート状材料mの先端部が圧着面14a
に当接する図3のようにセットする。この時、移動本体
13は後退位置にあり、圧着部14はその圧着面14a
を垂直状態にした圧着位置になっており、貼り合わせ手
段1は圧着開始待機位置になっている。
【0018】この状態で装置を可動する。先ず、ガイド
付きシリンダ12の前進作動により、移動本体13が前
進位置まで移動し、巻付けドラム7上の被貼り合わせ部
材nの貼り合わせ面n1にシート状材料mの先端部を図
4に示すように圧着面14aを介して圧着する。次い
で、ドラム7の回転と共に旋回用シリンダ16が作動
し、圧着部14が貼り合わせ面n1に対して近接する方
向に旋回し、圧着部14のエッジ部14bの先端が、離
型シートsの付いたシート状材料mを搬送される被貼り
合わせ部材nの貼り合わせ面n1に押し付けて圧着する
ことにより、予め旋回圧着による水平分力がガイド付き
シリンダ12の押付力を上回るように設定してあるの
で、ガイド付きシリンダ12は図5に示す位置まで後退
する。
【0019】続いて、巻付けドラム7の回転により、離
型シートs付きシート状材料mは、図5に示すように、
搬送される被貼り合わせ部材nに圧着されながら順次貼
り合わされる一方、回収手段3の巻取りロール、搬入用
ロール21の回転動作により、圧着部14のエッジ部1
4bを介して、離型シートsがシート状材料mの圧着と
同時にシート状材料mから引き剥がされる。貼り合わせ
手段1には、離型シート付きシート状材料mが順次搬入
される。
【0020】巻取りドラム7が1回転し、図6に示すよ
うに、所定の1周分の長さ離型シートsを除去したシー
ト状材料m’を貼り合わせると、切断手段5のカッター
用シリンダ52が作動し、図7のように、切断刃53を
前進位置まで移動させて、圧着部14の圧着面14aの
一端側(上端側)でエッジ部14bの先端と対面する、
離型シートsが引き剥がされた圧着直後のシート状材料
m’がその切断刃53により切断される。その際、図7
に示すように、離型シートsを一方の面に有する帯状の
シート状材料mを被貼り合わせ部材nに圧着部14のエ
ッジ部14bにより圧着した状態で切断する。
【0021】切断後、ガイド付きシリンダ12の後退動
作により、移動本体13が後退位置まで移動し、図8に
示すように、圧着部14が圧着面14aに当接する離型
シートs付きのシート状材料mの新たな先端部m1を、
シート状材料m’を貼り合わせた被貼り合わせ部材nか
ら離間させる。離間後、旋回用シリンダ16の作動によ
り、圧着部14が貼り合わせ面n1に対して離間する方
向に旋回し、圧着面14aを垂直状態にした圧着位置に
して、図3に示す次の圧着開始待機位置に復帰する。上
記動作を繰り返すことにより、順次新たな被貼り合わせ
部材に離型シートs付きのシート状材料nを自動的に貼
り合わせることができる。
【0022】本発明では、次の貼り合わせ開始端となる
切断直後の離型シートsを有するシート状材料mの先端
部m1は、その離型シートsと共に圧着面14aに保持
される。そのため、従来のように先端部が垂れ下がった
不安定な状態とならずに、安定した状態で保持すること
ができ、それによって、次の貼り合わせの際に、シート
状材料mの先端部m1を決まった所定の位置に常に精度
よく自動的に貼り合わせることが可能となる。
【0023】また、離型シートsを圧着部の鋭角状のエ
ッジ部14bを介してシート状材料mから引き剥がすた
め、離型シートsの除去を確実に行うことができる。図
9は、本発明のシート状材料の貼り合わせ装置の他の例
を示す。上述した実施例では、巻付けドラム7に巻付け
た被貼り合わせ部材nに離型シートs付きのシート状材
料mを貼り合わせるようにしたが、この実施例では、巻
付けドラム7に巻付け前のコンベアCの水平に配設され
たコンベアベルトC1上で搬送される被貼り合わせ部材
nに離型シートs付きのシート状材料mを貼り付けるよ
うに構成したものである。コンベアベルトC1上を搬送
される被貼り合わせ部材nに対して、圧着部14が上方
から進退して、離型シートs付きのシート状材料mを貼
り付けるようになっている。このようにしても、上記と
同様の効果を奏することができる。
【0024】本発明では、上記実施例において、より保
持精度を上げるために、離型シートsをバキューム等に
より圧着面14aに保持するようにしてもよい。また、
上述した実施例では、巻付けドラム7の回転により搬送
される被貼り合わせ部材nに、圧着部14のエッジ部1
4bを介してシート状材料mを押し付けるようにした
が、それに代えて、圧着面14aを用いて同じ作用を行
わせるようにしてもよい。
【0025】また、本発明では、両実施例共に、搬送さ
れる被貼り合わせ部材nに離型シートs付きのシート状
材料mを貼り合わせるようにしたが、被貼り合わせ部材
nを固定し、代わりに貼り合わせ手段1の方を移動する
ようにしてもよい。本発明は、離型シートsが一方の面
に付いた帯状のシート状材料sをその離型シートsを除
去して貼り合わせるようにするものであれば、特に限定
されるものではなく、例えば、ラジアルタイヤのベルト
プライのエッジ部に、保護材として離型シート付きの細
幅で帯状の未加硫ゴムシートを貼り合わせるのに、好適
に用いることができる。その場合、離型シートsとして
は、例えば、ポリエチレンシートを好ましく使用するこ
とができ、また、圧着部14は、例えば、ナイロン等の
樹脂から構成するのがよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記のように、離型シートを一
方の面に有する帯状のシート状材料を被貼り合わせ部材
に圧着しながら順次貼り合わせる一方、シート状材料の
圧着と同時に離型シートを順次引き剥がし、所定の長さ
シート状材料を貼り合わせた後、離型シートが引き剥が
され圧着直後のシート状材料を切断する構成にしたの
で、次の貼り合わせ開始端となる切断直後の離型シート
を有するシート状材料の先端部を離型シートと共に保持
することが可能であるため、次の貼り合わせを行う際
に、シート状材料の先端部を決まった位置に常に精度よ
く自動的に貼り合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状材料の貼り合わせ装置の一例
を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明のシート状材料の貼り合わせ方法におい
て、圧着待機時を示す要部拡大説明図である。
【図4】本発明のシート状材料の貼り合わせ方法におい
て、圧着開始時を示す要部拡大説明図である。
【図5】本発明のシート状材料の貼り合わせ方法におい
て、貼り合わせ動作時を示す要部拡大説明図である。
【図6】本発明のシート状材料の貼り合わせ方法におい
て、所定の長さ貼り合わせた状態を示す要部拡大説明図
である。
【図7】本発明のシート状材料の貼り合わせ方法におい
て、切断時を示す要部拡大説明図である。
【図8】本発明のシート状材料の貼り合わせ方法におい
て、切断後の待機時を示す要部拡大説明図である。
【図9】本発明のシート状材料の貼り合わせ装置の他の
例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 貼り合わせ手段 3 回収手段 5 切断手段 7 巻付けドラム 13 移動本体 14 圧着部 14a 圧着面 14b エッジ部 17 ガイドロール 53 切断刃 X 被貼り合わせ部材搬送方向 m 離型シート付
きシート状材料 n 被貼り合わせ部材 n1 貼り合わせ
面 m’離型シートを除去したシート状材料

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型シートを一方の面に有する帯状のシ
    ート状材料を被貼り合わせ部材に圧着と同時に離型シー
    トを引き剥がしながら、順次被貼り合わせ部材に貼り合
    わせるシート状材料の貼り合わせ方法であって、 搬入された前記シート状材料を他方の面を前記被貼り合
    わせ部材側にして、該被貼り合わせ部材に圧着部により
    圧着しながら貼り合わせる貼り合わせ手段を使用し、該
    圧着部は前記シート状材料を圧着し、かつ前記離型シー
    トを引き剥がすための鋭角状のエッジ部を有し、 前記シート状材料を前記圧着部のエッジ部により前記
    貼り合わせ部材に圧着しながら順次貼り合わせる一方、
    前記シート状材料の圧着と同時に前記離型シートを順次
    前記圧着部のエッジ部を介して引き剥がし、所定の長さ
    シート状材料を貼り合わせた後、離型シートが引き剥が
    された圧着直後のシート状材料を、前記離型シートを一
    方の面に有する帯状のシート状材料を前記被貼り合わせ
    部材に前記圧着部のエッジ部により圧着した状態で切断
    するシート状材料の貼り合わせ方法。
  2. 【請求項2】 離型シートを一方の面に有する帯状のシ
    ート状材料を被貼り合わせ部材に圧着と同時に離型シー
    トを引き剥がしながら、順次被貼り合わせ部材に貼り合
    わせるシート状材料の貼り合わせ装置であって、 搬入された前記シート状材料を他方の面を前記被貼り合
    わせ部材側にして、該被貼り合わせ部材に圧着しながら
    貼り合わせる貼り合わせ手段と、圧着と同時に引き剥が
    した離型シートを回収する回収手段と、前記離型シート
    を引き剥がした圧着直後のシート状材料を切断する切断
    手段とから構成され、 前記貼り合わせ手段は、前記被貼り合わせ部材の貼り合
    わせ面に対して進退可能な圧着部を有し、該圧着部は、
    前記被貼り合わせ部材の貼り合わせ面に対面する圧着面
    と、この圧着面の前記被貼り合わせ部材搬送方向側の一
    端に鋭角状のエッジ部とを具備し、前記圧着部は圧着面
    の一端側が被貼り合わせ部材に対して近接離間する方向
    に、他端側を中心にして旋回可能に構成され、 前記回収手段は、前記圧着部のエッジ部を介して離型シ
    ートを順次引き剥して回収するように構成され、 前記切断手段は、前記被貼り合わせ部材の貼り合わせ面
    に対して進退可能な切断刃を有すると共に、該切断刃を
    前記圧着部の圧着面の一端側で離型シートが引き剥がさ
    れた圧着直後のシート状材料を切断する構成にしたシー
    ト状材料の貼り合わせ装置。
  3. 【請求項3】 前記被貼り合わせ部材が巻付けドラム上
    に巻付けられ、該巻付けドラムの回転により前記被貼り
    合わせ部材が搬送移動する請求項2に記載のシート状材
    料の貼り合わせ装置。
  4. 【請求項4】 前記貼り合わせ手段は、被貼り合わせ部
    材の貼り合わせ面に対して進退可能な移動本体を有し、
    この移動本体の前進方向側に前記圧着部が旋回可能に配
    設された請求項2または3に記載のシート状材料の貼り
    合わせ装置。
  5. 【請求項5】 前記移動本体に、搬入される前記帯状の
    シート状材料を前記圧着部に導くガイドローラを設けた
    請求項4に記載のシート状材料の貼り合わせ装置。
  6. 【請求項6】 コンベアベルト等上にある前記被貼り合
    わせ部材が該コンベアベルトの運転により搬送移動する
    請求項2に記載のシート状材料の貼り合わせ装置。
  7. 【請求項7】 固定された前記被貼り合わせ部材に対
    し、前記貼り合わせ手段を移動させる請求項2に記載の
    シート状材料の貼り合わせ装置。
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