JP2017079776A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 標的ＲＮＡに対するＲＮＡ干渉を媒介する一本鎖ＲＮＡ分子であって、前記一本鎖ＲＮＡが１つ以上の内部非ヌクレオチドスペーサーを含む一本鎖ＲＮＡ分子。
2. 前記非ヌクレオチドスペーサーが、Ｃ３〜Ｃ６アルキルからなる群から選択される、請求項１に記載の分子。
3. 核酸部分内のヌクレオチドの総数が８〜２６ヌクレオチドである、請求項１または２に記載の分子。
4. 標的部位が前記標的ＲＮＡの非翻訳領域内に存在している、請求項１〜３のいずれか一項に記載の分子。
5. 天然に存在する内在性ｍｉＲＮＡヌクレオチド配列のシード配列の全体または一部としての前記標的部位と塩基対形成し得る少なくとも２０個のヌクレオチドを含む、請求項４に記載の分子。
6. 前記一本鎖ＲＮＡ分子が、一本鎖ｓｉＲＮＡまたは二本鎖ｓｉＲＮＡのガイド（アンチセンス）鎖である、請求項５に記載の分子。
7. 前記分子の核酸部分が、前記天然に存在する内在性ｍｉＲＮＡヌクレオチド配列と少なくとも５０％相同である、請求項５〜６のいずれか一項に記載の分子。
8. 前記標的部位が前記標的ＲＮＡの遺伝子コード領域に存在している、請求項１〜３のいずれか一項に記載の分子。
9. 前記分子の核酸部分が前記標的部位に少なくとも９０％相補的である、請求項１〜８のいずれか一項に記載の分子。
10. 少なくとも１個のヌクレオチドが修飾糖を有する、請求項１〜９のいずれか一項に記載の分子。
11. 少なくとも１個のヌクレオチドが修飾ヌクレオチド間結合を有する、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の分子。
12. ５’末端もしくは３’末端、または５’末端と３’末端の両方に末端キャップを有する、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の分子。
13. 請求項１〜１２のいずれか一項に記載の一本鎖ＲＮＡ分子および薬学的に許容され得る担体を含む組成物。
14. リポソーム、ヒドロゲル、シクロデキストリン、生分解性ナノカプセル、生体接着性ミクロスフィアまたはタンパク質性ベクターをさらに含む、請求項１３に記載の組成物。
15. 細胞内の内在性ＲＮＡ標的遺伝子の発現を低減させるための、請求項１３または請求項１４に記載の組成物。
16. ５’末端もしくは３’末端、または５’末端と３’末端の両方に末端基を有する、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の分子。
17. 前記末端基がリガンドである、請求項１６に記載の分子。
18. 前記リガンドが細胞受容体のリガンドである、請求項１７に記載の分子。
19. 前記リガンドが糖質である、請求項１８に記載の分子。
20. 前記糖質がＮ−アセチル−Ｄ−ガラクトサミンである、請求項１９に記載の分子。