JP2016073922A - 有機溶剤の精製装置 - Google Patents

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勤 荻原
元亮 岩淵
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Abstract

【課題】パターン形成プロセスに使用した際にドライエッチング後の欠陥を低減することができるレジスト関連材料用の有機溶剤の精製装置を提供する。【解決手段】 有機溶剤を循環させるポンプ、前記有機溶剤を貯蔵するタンク、及び前記有機溶剤を精製する手段を具備する有機溶剤の精製装置であって、前記有機溶剤を精製する手段として、(1)除粒子径が20nm以下であるフィルターを備えたろ過手段と、(2)金属イオン吸着手段とを具備するものであることを特徴とする有機溶剤の精製装置。【選択図】図1

Description

本発明は、有機溶剤の精製装置、特に半導体素子等を含む半導体装置の製造工程における微細加工に用いられるレジスト材料およびその関連材料(以後レジスト関連材料と呼ぶ)に使用される有機溶剤の精製装置に関する。
半導体装置の製造工程で使用されているリソグラフィー技術は、光源の短波長化とそれに対する感光性レジスト組成物や下層膜の適切な選択により、微細な回路パターン形成に貢献し、半導体装置の高集積化と高速度化を牽引してきた。
このような回路パターン形成プロセスで使用されるレジスト関連材料中には、通常、原材料由来の金属不純物が含まれている。この回路パターン形成プロセスではドライエッチングによるパターン転写を繰り返すため、ドライエッチング条件ではこのような金属不純物がエッチングマスクとなって、半導体装置の被加工基板に異常なパターンが転写されてしまう場合がある。その場合、半導体装置の回路でオープン異常、ショート異常などの電気的な異常を示し、歩留まりを下げてしまう。現状、これを防ぐためには、原材料の精製が最も効果があるとされており、例えば、酸性水溶液と接触させることで原料ポリマーを精製する特許文献1のような方法が開示されている。
国際公開WO2011/125326号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、レジスト関連材料中の金属不純物を低減すべく、レジスト関連材料に使用される有機溶剤中の金属不純物を十分に除去することができる有機溶剤の精製装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、
有機溶剤を循環させるポンプ、前記有機溶剤を貯蔵するタンク、及び前記有機溶剤を精製する手段を具備する有機溶剤の精製装置であって、
前記有機溶剤を精製する手段として、
(1)除粒子径が20nm以下であるフィルターを備えたろ過手段と、
(2)金属イオン吸着手段と
を具備する有機溶剤の精製装置を提供する。
このような有機溶剤の精製装置であれば、有機溶剤中の金属不純物を十分に除去することが可能となる。従って、本発明の有機溶剤の精製装置で精製した有機溶剤をレジスト関連材料に使用すれば、ドライエッチング後の欠陥のないパターン形成が可能となり、歩留まりよく半導体装置を製造することができる。
このとき、前記ろ過手段が、2種類の異なるろ材で構成された1つのフィルターを備えたものであることが好ましい。
このようなフィルターを備えたろ過手段であれば、ドライエッチング後の欠陥を更に低減することができる。
また、前記ろ過手段が、それぞれ異なるろ材で構成された2つ以上のフィルターを備えたものであることが好ましい。
このようなフィルターを備えたろ過手段であれば、ドライエッチング後の欠陥を更に低減することができる。
またこのとき、前記フィルターを構成するろ材が、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、及びフッ素樹脂のいずれかから選択されるものであることが好ましい。
このようなろ材であれば、金属不純物を確実に除去することができ、ドライエッチング後の欠陥を更に低減することができる。
また、前記金属イオン吸着手段は、セルロース、ケイソウ土、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、又はフッ素樹脂の表面が酸基で変性されたものであることが好ましい。
このような金属イオン吸着手段であれば、本発明の有機溶剤の精製装置に好適に用いることができる。
また、前記有機溶剤が、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、ガンマブチロラクトン、ジイソアミルエーテル、酢酸ブチル、又は4−メチル−2−ペンタノールであることが好ましい。
本発明の有機溶剤の精製装置は、上記の有機溶剤における金属不純物の除去に特に有効である。
以上説明したように、本発明の有機溶剤の精製装置であれば、有機溶剤中の金属不純物を除去することが可能となる。このような有機溶剤をレジスト関連材料に使用すれば、ドライエッチング後の欠陥のないパターン形成が可能となる。従って、本発明の装置で精製した有機溶剤は、液浸露光、ダブルパターニング、及び有機溶剤現像などの微細なパターンを形成するプロセスに用いられる材料として好適に使用することができ、最終的には、半導体装置の製造上の歩留まりを改善することができる。
本発明の有機溶剤の精製装置の一例を示す概略図である。 本発明の有機溶剤の精製装置の応用例を示す概略図である。
上述のように、従来、パターン形成プロセスで使用されるレジスト関連材料中の金属不純物がドライエッチング後の欠陥を引き起こし、これが半導体装置製造工程における歩留まりの低下の原因となると言われていた。
そこで本発明者らは、ドライエッチング後の欠陥の原因であるレジスト関連材料中に含まれる金属不純物を除去するため鋭意調査したところ、レジスト関連材料に使用される有機溶剤中の金属不純物を低減させることが効果的であることを見出した。有機溶剤中の金属不純物を減らす方法として、一般的には蒸留精製が知られている。しかしながら、実際のレジスト関連材料の製造工場においては、蒸留装置からレジスト関連材料製造装置へ有機溶剤を送液、運搬すると、その途中で使用されている容器や配管等から微量の金属不純物が溶出してしまい、レジスト関連材料製造装置に到達した有機溶剤におけるpptレベルの金属汚染を防ぐことができなかった。本発明の有機溶剤の精製装置は、従来の蒸留装置とは異なり、簡便なろ過循環装置であるため、レジスト関連材料製造装置の近傍に設置することが可能であり、レジスト関連材料の製造に必要な量を迅速に精製できる。以上の知見から、本発明者らは上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、
有機溶剤を循環させるポンプ、前記有機溶剤を貯蔵するタンク、及び前記有機溶剤を精製する手段を具備する有機溶剤の精製装置であって、
前記有機溶剤を精製する手段として、
(1)除粒子径が20nm以下であるフィルターを備えたろ過手段と、
(2)金属イオン吸着手段と
を具備する有機溶剤の精製装置である。
ここで、除粒子径が20nm以下であるフィルターとは、粒径20nm以上の粒子の捕集効率が99.9%以上であるフィルターのことを意味する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、本発明の有機溶剤の精製装置の一例を示す概略図である。この装置は、有機溶剤を循環させるポンプ1、有機溶剤を貯蔵するタンク2、有機溶剤を精製する手段としてろ過手段3及び金属イオン吸着手段4、並びにこれらを接続するチューブ等から構成されている。ろ過手段3は、除粒子径が20nm以下であるフィルター5A、5Bを含む。これらのフィルター5A、5Bは、例えば、ろ過機にセットされた状態で装置に設置することができる。
本発明の有機溶剤の精製装置は、除粒子径が20nm以下であるフィルター5A、5Bを備えたろ過手段3と、金属イオン吸着手段4とを具備する循環ろ過装置である。本発明では、ろ過手段3により有機溶剤から粒径20nm以上の金属粒子を除去し、金属イオン吸着手段4により金属イオンを吸着することで、有機溶剤中に粒子又はイオンの状態で存在する金属不純物を効率的に分離除去することができる。
フィルター5A、5Bは、それぞれ異なるろ材で構成されていてもよい。これに代わって、又はこれに加えて、1つのフィルターが2種類の異なるろ材で構成されていてもよい。このようなフィルターであれば、確実に金属粒子を除去することができ、本装置を用いて精製した有機溶剤をパターン形成プロセスに使用した際に、ドライエッチング後の欠陥を更に低減することができる。
上記フィルター5A、5Bを構成するろ材としては、6−ナイロン、6、6−ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、及びフッ素樹脂などから選択されるものであることが好ましい。
このようなろ材であれば、確実に金属粒子を除去することができ、本装置を用いて精製した有機溶剤をパターン形成プロセスに使用した際に、ドライエッチング後の欠陥を更に低減することができる。
本発明の有機溶剤の精製装置に用いられる金属イオン吸着手段4としては、セルロース、ケイソウ土、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、又はフッ素樹脂などの表面が、スルホ基又はカルボキシル基などの酸基で変性されているものであることが好ましい。
このような金属イオン吸着手段であれば、有機溶剤を汚染させることなく、金属イオンを吸着除去することができ、本発明の有機溶剤の精製装置に好適に用いることができる。
本発明の精製装置で精製する有機溶剤としては、特に限定されず、例えば、一般的にレジスト関連材料に使用されているもの、即ち、レジスト材料やレジスト下層膜材料で使用されているポリマー、酸発生剤、架橋剤、その他添加剤等が溶解するものを挙げることができる。その具体例を列挙すると、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、メチル−2−アミルケトン等のケトン類;3−メトキシブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノール、4−メチル−2−ペンタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル等のアルコール類;プロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジイソアミルエーテル等のエーテル類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、メトキシプロピオン酸メチル、乳酸エチル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、酢酸tert−ブチル,プロピオン酸tert−ブチル、プロピレングリコールモノtert−ブチルエーテルアセテート、ガンマブチロラクトン等の鎖状、環状エステル類が挙げられ、これらの1種又は2種以上を混合使用できるが、これらに限定されるものではない。
上記の有機溶剤の中でも、特に好ましいのはプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、ガンマブチロラクトン、ジイソアミルエーテル、及び酢酸ブチル、4−メチル−2−ペンタノールである。
本発明の有機溶剤の精製装置は、上記の有機溶剤からの金属不純物の除去に対して特に有効である。
上記のレジスト材料やレジスト下層膜材料としては、パターニング工程で使用される感光性フォトレジスト膜形成用組成物、有機レジスト下層膜形成用組成物、ケイ素含有レジスト下層膜形成用組成物、有機平坦化膜形成用組成物などのドライエッチングに対してエッチング耐性を示す塗布膜を形成できる材料を例示できる。一方、レジスト関連材料として、液浸リソグラフィー工程で使用されるような保護膜形成用組成物、上記の塗布膜を形成する際に事前に基板をプリウエットして塗布性を改善するために使用される有機溶剤、上記の塗布膜をウエハーに塗布した後ウエハーの端面や裏面に付着した余分な塗布液を洗浄除去する有機溶剤、配管を洗浄する際に使用される洗浄用有機溶剤、有機溶剤現像工程で使用される有機現像液などを例示できる。
図2は、本発明の有機溶剤の精製装置の応用例を示す概略図である。この装置は、図1に示される構成要素に加え、有機溶剤をレジスト関連材料製造装置7に供給するためのチューブと、有機溶剤の循環とレジスト関連材料製造装置7への供給を切り替えるバルブ6A、6Bをさらに具備している。本発明の有機溶剤の精製装置は、簡便なろ過循環装置であるため、レジスト関連材料製造装置の近傍に設置することが可能であり、レジスト関連材料の製造に必要な量を迅速に精製できる。
本発明の有機溶剤の精製装置を用いて有機溶剤を精製する際には、具体的には以下の方法で精製を行うことができる。例えば、タンク2に精製する有機溶剤を充填し、次に、ポンプ1を稼働させ、充填された有機溶剤を、タンク2、金属イオン吸着手段4、フィルター5A、5B、タンク2の間で循環させる。このとき、フィルター5A、5Bにより有機溶剤から粒径20nm以上の金属粒子を除去し、金属イオン吸着手段4により有機溶剤中の金属イオンを吸着することで、有機溶剤中に粒子やイオンの状態で存在する金属不純物を効率的に分離除去することができる。精製された有機溶剤は、バルブ6A、6Bを操作することで、接続されたチューブを介して、レジスト関連材料製造装置7に供給することができる。
本発明の装置を用いた精製方法では、精製した(あるいは精製中の)有機溶剤における金属不純物の含有量を測定してもよい。この測定では、誘導結合プラズマ質量分析機(ICP−MS)を検出器として用いて、有機溶剤中に含まれている金属不純物の濃度を算出することが好ましい。このICP−MSを検出器として用いた場合、0.1pptまでは正確に量を算出できるため、有機溶剤中の金属不純物の含有量を確認する方法として好適に用いることができる。
また、実際に精製した有機溶剤を用いた場合の塗布欠陥の発生数を調べる際には、暗視野欠陥検査装置を用いることが好ましい。
以上のように、本発明の有機溶剤の精製装置であれば、有機溶剤中の金属不純物を除去することが可能となる。このような有機溶剤をレジスト関連材料に使用すれば、ドライエッチング後の欠陥のないパターン形成が可能となる。
以下、実施例及び比較例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの記載によって限定されるものではない。なお、実施例及び比較例において、有機溶剤中の金属不純物の含有量の測定、及び塗布欠陥数の測定は、以下のように行った。
〔金属不純物の含有量の測定〕
有機溶剤中の金属不純物の含有量は、アジレント・テクノロジー社製7700sで測定した。
〔塗布欠陥数の測定〕
有機溶剤を東京エレクトロン社製クリーントラックACT12を用いてシリコンウエハーに1500rpmで回転塗布し、スピンドライでウエハーを乾燥した。このウエハーの表面をKLA−Tencor社製暗視野欠陥検査装置SP−2で検査し、55nm以上の塗布欠陥数を測定した。
(実施例1)
図2に示される装置を使用した。内面がテフロン(登録商標)コーティングされた容量200Lのステンレス製循環液タンク2、オールフッ素樹脂製ポンプ1、内面がテフロンライニングされた容器にセットされた金属イオン吸着手段4(3M社製、ゼータプラスEC)、高密度ポリエチレン製ろ過機にセットされたナイロンフィルター5A(ポール社製ウルチプリーツ−Pナイロン、20インチ、除粒子径20nm)、高密度ポリエチレン製ろ過機にセットされたポリエチレン製フィルター5B(インテグリス社製マイクロガード、20インチ、除粒子径3nm)を、それぞれ外径12mmのPFAチューブで接続し、途中、テフロン製バルブ6A、6Bを設置して、有機溶剤の循環とレジスト関連材料製造装置7への供給を切り替えることができるようにした。
次に、有機溶剤として、電子材料グレードのプロピレングリコールモノメチルアセテート(以後、PGMEAとする)をタンク2に180L仕込み、少量サンプリングして、精製前の金属不純物の含有量の測定と塗布欠陥数の測定を行った。その結果を表1に示す。
次に、ポンプ1を稼働させ、PGMEAがタンク2、金属イオン吸着手段4、フィルター5A、フィルター5B、タンク2の順番で流通するようにバルブ6A、6Bをセットして、40L/時の速度で10時間循環させ、精製を行った。得られたPGMEA中の金属不純物の含有量及び塗布欠陥数の測定結果を表1に示す。
Figure 2016073922
表1に示されるように、本発明の有機溶剤の精製装置によって、PGMEA中の金属不純物を3ppt以下まで除去することができた。また、本発明の有機溶剤の精製装置を使用すると、塗布欠陥数が減少することが分かった。
(実施例2〜12)
PGMEAの代わりに、有機溶剤として、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGM)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(PGE)、プロピレングリコールモノプロピルエーテル(PGP)、乳酸エチル(EL)、メトキシプロピオン酸メチル(MMP)、シクロペンタノン(CP)、シクロヘキサノン(CH)、ガンマブチロラクトン(GBL)、ジイソアミルエーテル(DAE)、酢酸ブチル(BA)、及び4−メチル−2−ペンタノール(4MP)を用い、実施例1と同じ条件でそれぞれ精製を行った。得られた有機溶剤中の金属不純物の含有量及び塗布欠陥数の測定結果を表2に示す。
Figure 2016073922
表2に示されるように、本発明の有機溶剤の精製装置であれば、上記の有機溶剤における金属不純物の除去に有効であり、塗布欠陥を減少させることができることが分かった。
(比較例1)
金属イオン吸着手段4を設置しない他は、実施例1と同様の装置を用いた。PGMEAをタンク2、フィルター5A、フィルター5B、タンク2の順番で流通して、40L/時の速度で10時間循環させ、精製を行った。得られたPGMEA中の金属不純物の含有量及び塗布欠陥数の測定結果を表3に示す。
(比較例2)
フィルター5A、5Bを設置しない他は、実施例1と同様の装置を用いた。PGMEAをタンク2、金属イオン吸着手段4、タンク2の順番で流通して、40L/時の速度で10時間循環させ、精製を行った。得られたPGMEA中の金属不純物の含有量及び塗布欠陥数の測定結果を表3に示す。
(比較例3)
フィルター5Aの除粒子径を100nm、フィルター5Bの除粒子径を50nmに代えた以外は、実施例1と同様の装置を用い、実施例1と同様の手順でPGMEAを精製した。得られたPGMEA中の金属不純物の含有量及び塗布欠陥数の測定結果を表3に示す。
Figure 2016073922
表3に示されるように、金属イオン吸着手段を具備していない比較例1、フィルターを具備していない比較例2の装置、及びフィルターの除粒子径が20nmより大きい比較例3の装置で精製した場合、有機溶剤中の金属不純物を十分に除去することができず、また、本発明の実施例と比較して塗布欠陥数が減少しなかった。
以上より、本発明の有機溶剤の精製装置を使用すると、金属不純物が少なく、塗布欠陥の低減された有機溶剤を得ることができることが明らかとなった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1…ポンプ、 2…タンク、 3…ろ過手段、
4…金属イオン吸着手段、 5A、5B…フィルター、
6A、6B…バルブ、 7…レジスト関連材料製造装置。

Claims (6)

  1. 有機溶剤を循環させるポンプ、前記有機溶剤を貯蔵するタンク、及び前記有機溶剤を精製する手段を具備する有機溶剤の精製装置であって、
    前記有機溶剤を精製する手段として、
    (1)除粒子径が20nm以下であるフィルターを備えたろ過手段と、
    (2)金属イオン吸着手段と
    を具備するものであることを特徴とする有機溶剤の精製装置。
  2. 前記ろ過手段が、2種類の異なるろ材で構成された1つのフィルターを備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の有機溶剤の精製装置。
  3. 前記ろ過手段が、それぞれ異なるろ材で構成された2つ以上のフィルターを備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の有機溶剤の精製装置。
  4. 前記フィルターを構成するろ材が、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、及びフッ素樹脂のいずれかから選択されるものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の有機溶剤の精製装置。
  5. 前記金属イオン吸着手段は、セルロース、ケイソウ土、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、又はフッ素樹脂の表面が酸基で変性されたものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の有機溶剤の精製装置。
  6. 前記有機溶剤が、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、ガンマブチロラクトン、ジイソアミルエーテル、酢酸ブチル、又は4−メチル−2−ペンタノールであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の有機溶剤の精製装置。
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