JP2012153722A5

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Publication number: JP2012153722A5
Application number: JP2012112647A
Authority: JP
Filing date: 2012-05-16
Publication date: 2013-02-07
Anticipated expiration: 2026-06-29

Claims

以下の式：

を有する化合物、または、その薬学的に受容可能な塩であって、ここで、
Ｌは、ＣＨ _２、ＣＨＭｅ、ＣＭｅ _２、

からなる群より選択され；そして、
Ｚ _３は、以下：

からなる群より選択され；
各Ｒ _９は、独立して、水素、アリール、ヘテロアリール、Ｃ _１ −Ｃ _４アルキル、Ｃ _１ −Ｃ _６へテロアルキル、Ｃ _３ −Ｃ _８シクロアルキル、ヘテロシクリル、Ｃ _１ −Ｃ _６アシル、Ｃ _１ −Ｃ _６ヘテロアシル、アロイル、ヘテロアロイル、Ｃ _１ −Ｃ _６アルコキシカルボニル、Ｃ _１ −Ｃ _６アルキルアミノカルボニル、ジＣ _１ −Ｃ _６アルキルアミノカルボニルおよびＣ _１ −Ｃ _６アルコキシからなる群より選択され；
各Ｘ _４は、ハロ、アルキルスルホニルオキシ、ヘテロアルキルスルホニルオキシ、シクロアルキルスルホニルオキシ、ヘテロシクリルスルホニルオキシ、アリールスルホニルオキシおよびヘテロアリールスルホニルオキシからなる群より選択される、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩。
前記Ｚ _３は、以下：

からなる群より選択され；そして、
各Ｒ _９は、独立して、水素、アリール、ヘテロアリール、Ｃ _１ −Ｃ _４アルキル、Ｃ _１ −Ｃ _６へテロアルキル、Ｃ _３ −Ｃ _８シクロアルキル、およびヘテロシクリルからなる群より選択される、
請求項１に記載の化合物。
前記Ｚ _３は、以下：

からなる群より選択され；そして、
Ｘ _４は、ＢｒおよびＣｌからなる群より選択される、
請求項２に記載の化合物。
以下：

からなる群より選択される式を有する、請求項１に記載の化合物。
請求項１〜４のいずれか１項に記載の化合物またはその薬学的に受容可能な塩と、薬学的に受容可能な賦形剤、キャリアまたは希釈剤とを含む、薬学的処方物。
前記希釈剤が水、エタノール、プロピレングリコール、グリセリンまたはこれらの組み合わせである、請求項５に記載の薬学的処方物。
前記化合物が、以下：

である、請求項６に記載の薬学的処方物。
癌を治療するための薬学的処方物の製造のための、請求項１に記載の化合物の使用。
前記癌が、固形腫瘍癌、軟部組織肉腫、白血病、多発性骨髄腫、前立腺癌、膵臓癌、乳癌、肺癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、卵巣癌、脳の癌、星状細胞腫および腎細胞腫瘍からなる群より選択される、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、以下：

であり、前記癌が固形腫瘍癌である、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、以下：

であり、前記癌が結腸直腸癌である、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、以下：

であり、前記癌が卵巣癌である、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、以下：

であり、前記癌が肺癌である、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、以下：

であり、前記癌が前立腺癌である、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、以下：

であり、前記癌が膵臓癌である、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、以下：

であり、前記癌が腎細胞癌である、請求項８に記載の使用。
前記処方物が別の抗癌剤と組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項８に記載の使用。
前記処方物がダウノルビシンまたはシスプラチンと組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項１１に記載の使用。
前記処方物がダウノルビシン、パクリタキセルまたはシスプラチンと組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項１３に記載の使用。
前記処方物がゲムシタビンと組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項１５に記載の使用。
前記化合物が、一回投与または分割投与で、０．００１〜０．１ｇ／ｋｇ／日の投与量で使用される、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、一回投与または分割投与で、０．１〜３５ｍｇ／ｋｇ／日の投与量で使用される、請求項８に記載の使用。
前記化合物が、一回投与または分割投与で、０．５〜１５ｍｇ／ｋｇ／日の投与量で使用される、請求項８に記載の使用。
請求項１に記載の化合物を合成する方法であって、該方法は、式Ｚ _３ −Ｌ−ＯＨを有する化合物、三置換ホスフィン、以下の式：

の化合物、および、ジアルキルアゾジカルボキシレートを反応させて、請求項１に記載の化合物を得る工程を包含する、方法。
請求項１に記載の化合物を含む、癌を治療するための薬学的処方物。
前記癌が、固形腫瘍癌、軟部組織肉腫、白血病、多発性骨髄腫、前立腺癌、膵臓癌、乳癌、肺癌、結腸直腸癌、頭頸部癌、卵巣癌、脳の癌、星状細胞腫および腎細胞腫瘍からなる群より選択される、請求項２５に記載の薬学的処方物。
別の抗癌剤と組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項２５に記載の薬学的処方物。
ダウノルビシンまたはシスプラチンと組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項２５に記載の薬学的処方物。
ダウノルビシン、パクリタキセルまたはシスプラチンと組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項２５に記載の薬学的処方物。
ゲムシタビンと組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項２５に記載の薬学的処方物。
前記化合物が、一回投与または分割投与で、０．００１〜０．１ｇ／ｋｇ／日の投与量で使用される、請求項２５に記載の薬学的処方物。
前記化合物が、一回投与または分割投与で、０．１〜３５ｍｇ／ｋｇ／日の投与量で使用される、請求項２５に記載の薬学的処方物。
前記化合物が、一回投与または分割投与で、０．５〜１５ｍｇ／ｋｇ／日の投与量で使用される、請求項２５に記載の薬学的処方物。