JP2011138834A - 電子回路部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】幅の狭い領域内において可及的に多くの種類の電子回路部品を供給可能な電子回路部品供給装置を得る。
【解決手段】複数のテープフィーダ58を、それらの部品供給部110が一平面上に、かつ、互いに平行に延びる複数の直線の各々に沿って複数列に並ぶ状態で、フィーダ保持装置に保持させる。複数のテープフィーダ58の各々を、テープ化部品152が巻かれたリール199を保持するリール保持部112と、部品供給部110と、リールから引き出されたテープ化部品を部品供給部に導くテープ化部品案内部114とを含む第1部102,104と、テープ化部品を部品供給部へ送るテープ化部品送り装置142,162を含む第2部106,108とに分離可能とし、第1部を第2部に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとすることが望ましい。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子回路部品を回路基板に装着する電子回路部品装着機等に設けられ、電子回路部品を供給する装置に関するものであり、特に、供給可能な電子回路部品の種類を増大させる技術に関するものである。
電子回路部品装着機(以下、特に必要がない限り、部品装着機と略称する)は一般に、回路基板を保持する回路基板保持装置と、電子回路部品(以下、特に必要がない限り、部品と略称する)を供給する電子部品供給装置(以下、特に必要がない限り、部品供給装置と略称する)と、部品供給装置から部品を受け取って基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置とを含むように構成される。そして、部品供給装置として、複数のテープフィーダと、それを保持するフィーダ保持装置とを含むものが広く使用されている。テープフィーダは、キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に部品が1つずつ収容されたテープ化部品を長手方向に送り、複数の部品収容凹部の各々を部品供給部に順次位置決めするものであり、このテープフィーダが、それらの部品供給部が一直線に平行な方向に並ぶ状態でフィーダ保持装置に保持させられる。
各テープフィーダはそれぞれ1種類の部品を供給するものであるから、回路基板に装着すべき部品の種類が多い場合には、多数のテープフィーダをフィーダ保持装置に保持させることが必要であるが、フィーダ保持装置の幅には限りがあるため、保持可能なテープフィーダの数にも制限がある。そのため、1枚の回路基板への部品の装着作業に複数台の部品装着機を使用することが行われている。したがって、1台の部品装着機に搭載可能なテープフィーダの数を多くすることが、必要な部品装着機の台数を減少させ、設備コストを低減させるために極めて有効である。また、1台の部品装着機に搭載可能なテープフィーダの数を多くできれば、複数種類の回路基板に装着すべき部品を供給するテープフィーダを一緒にフィーダ保持装置に保持させておくことも可能となり、そのようにすれば、段取替え工数を削減し得る効果が得られる。
そのための一提案が特許文献1に為されている。テープフィーダを搭載するフィーダテーブルを上下方向に複数段に配設し、それら複数段のフィーダテーブルを昇降させて、各フィーダテーブルのテープフィーダの部品供給部を部品供給位置に位置決めし、装着装置に受け取らせることが提案されているのである。
特開2005−235803号公報
上記のように、フィーダテーブルを上下方向に複数段に配設すれば、限られた幅の部品装着機に多数のテープフィーダを搭載することが可能になる。しかしながら、この部品供給装置にも未だ改善の余地がある。例えば、上記のように複数段のフィーダテーブルを昇降させる昇降装置が必要となり、部品装着機の構成が複雑となって、設備コストが上昇すること、および、フィーダテーブルを昇降させるための時間が必要となって、その分装着作業の能率が低下することを避け得ないという問題があるのである。この問題は、従来の部品装着機の実用性を向上させる上で障害となる問題の一例であり、部品装着機および部品供給装置には種々の観点からの改善の余地がある。
本発明は、以上の事情を背景として、昇降装置を設けることなく、搭載可能なテープフィーダの数を増加させる等により、従来の部品供給装置をさらに改善し、部品装着機や部品供給装置の実用性を向上させることを課題として為されたものである。
そして、本発明により、(A)キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容されたテープ化部品をそれぞれ長手方向に送り、前記複数の部品収容凹部の各々を部品供給部に順次位置決めする複数のテープフィーダと、(B)それら複数のテープフィーダを保持するフィーダ保持装置とを含む電子回路部品供給装置であって、前記複数のテープフィーダの各々が、前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部とを含む第1部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置を含む第2部とに分離可能であり、前記第1部が前記第2部に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとされるとともに、それら複数のテープフィーダが、それらテープフィーダの前記部品供給部が一平面上にかつ互いに平行に延びる複数の直線の各々に沿って複数列に並ぶ状態で、前記フィーダ保持装置に保持されることを特徴とする電子回路部品供給装置が得られる。
このように、複数のテープフィーダを、それらテープフィーダの部品供給部が一平面上に、かつ、互いに平行に延びる複数の直線の各々に沿って複数列に並ぶ状態で、フィーダ保持装置に保持させれば、限られた幅のフィーダ保持装置に保持させ得るテープフィーダの数を増大させることができ、しかも、それら部品供給部は一平面上に位置しているため、フィーダ保持装置を昇降させる必要もない。設備コストの上昇を抑えつつ部品装着機の実用性を向上させることができるのである。
その上、各テープフィーダを、リール保持部,部品供給部およびテープ化部品案内部を含む第1部と、テープ化部品を部品供給部へ送るテープ化部品送り装置を含む第2部とに分離可能とし、第1部を第2部に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとすれば、互いに隣接する部品供給部の間隔を小さくすることが容易となり、限られたスペースに配設し得るテープフィーダの数を増すことが容易となる。従来のテープフィーダにおいては、第1部と第2部とが一体とされていたため、部品供給部およびテープ化部品案内部の幅を狭くすることが容易であることの効果を享受できなかったが、本発明の構成を採用すれば、その効果の享受が容易となるのである。あるいは、必要に応じて、1つの第2部を複数の第1部に兼用とすることが可能となり、これらの点からも、設備コストの上昇を抑えつつ部品装着機の実用性を向上させることができる。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載,従来技術等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(3)項が請求項1に相当し、(4)項が請求項2に、(5)項が請求項3に、(7)項が請求項4に、(8)項が請求項5に、(9)項が請求項6に、(11)項が請求項7に、(12)項が請求項8に、それぞれ相当する。
なお、以下の説明において、部品供給装置の、部品供給部が設けられる側を「前」、リール保持部が設けられる側を「後」とする。
(1)キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容されたテープ化部品をそれぞれ長手方向に送り、前記複数の部品収容凹部の各々を部品供給部に順次位置決めする複数のテープフィーダと、
それら複数のテープフィーダを保持するフィーダ保持装置と
を含む電子回路部品供給装置であって、
前記複数のテープフィーダが、それらテープフィーダの前記部品供給部が一平面上にかつ互いに平行に延びる複数の直線の各々に沿って複数列に並ぶ状態で、前記フィーダ保持装置に保持されることを特徴とする電子回路部品供給装置。
フィーダ保持装置を、複数のテープフィーダを着脱可能に保持するものとすれば、複数種類のテープフィーダの交換により部品供給装置の構成を変更したり、予めテープ化部品をセットしたテープフィーダをフィーダ保持装置に取り付けることにより、部品供給の段取替えに要する時間を短縮したりし得る効果が得られるが、不可欠ではない。フィーダ保持装置に着脱不能に保持されたテープフィーダに対して、テープ化部品を着脱することも可能なのである。
なお、「複数の部品供給部が一平面上に並ぶ状態」といっても、厳密な意味で一平面上に並ぶ必要はなく、複数の部品供給部があたかも一平面上に並んでいるかのように、部品保持具により電子回路部品の取出しが行われ得る範囲内であれば、複数の部品供給部間に、上記一平面に直角な方向の段差が存在しても差し支えない。例えば、部品保持具が吸着ノズルである場合には、吸着ノズルがノズル保持部に対して相対的に進退し得るようにされ、前進端位置へ付勢されるのが普通であり、ノズル保持部の昇降ストロークのばらつきや、部品供給部の高さのばらつきが吸収されるようにされる。したがって、この吸収が可能な範囲内であれば、あるいは、吸収によって生じる吸着ノズルの付勢力の変動が許容される範囲内であれば、複数の部品供給部間に上記一平面に直角な方向の段差が存在しても差し支えないのである。
また、上記一平面は水平面であることが望ましいが、電子回路部品を取り出す取出装置等、周辺装置の都合で、水平面に対して15度以下の角度傾斜させられてもよい。いずれにしても、各部品供給部は、電子回路部品が上記一平面に直角な方向に取り出されることを許容するものとされることが望ましい。
(2)前記複数のテープフィーダの各々が、前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置とを含み、かつ、前記リール保持部,前記部品供給部および前記テープ化部品案内部が、前記フィーダ保持装置に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとされた(1)項に記載の電子回路部品供給装置。
着脱ユニットはフィーダ保持装置に対して一体的に着脱されるが、この場合のフィーダ保持装置は、テープ化部品送り装置を含むものでも、含まないものでもよい。後者の場合は、テープ化部品送り装置を含むもの(テープフィーダのテープ化部品送り装置保持部と称すべきもの)がフィーダ保持装置に着脱される場合であり、この場合には、着脱ユニットは上記送り装置を含んでフィーダ保持装置に着脱されるものを介して間接的にフィーダ保持装置に着脱されても、直接フィーダ保持装置に着脱されてもよい。
いずれにしても、リール保持部,部品供給部およびテープ化部品案内部を、送り装置を備えたフィーダ保持装置に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとすれば、従来のテープフィーダのように、テープ化部品送り装置およびフィーダ本体ごと着脱する場合に比較して、着脱すべき部分の構成要素を少なくすることが可能となり、設備コストを低減させ得る効果が得られる。しかも、リール保持部,部品供給部およびテープ化部品案内部を、フィーダ保持装置に対して一体的に着脱し得るため、テープ化部品を予め設定しておいた着脱ユニットをフィーダ保持装置に装着することにより、従来のテープフィーダによる場合と同様に、部品供給装置の段取替えに要する時間を短縮することができる。この観点からすれば、本項に記載の特徴は、(1)項に記載の特徴とは別に採用しても、部品供給装置の実用性を高める効果が得られる。本項に従属する以下の各項に記載の特徴も、当然、(1)項に記載の特徴とは別に採用可能である。
また、部品供給部およびテープ化部品案内部はテープフィーダの他の部分に比較して幅を狭くすることが容易である。リール保持部の幅を狭くすることは比較的困難であるが、例えば、後述の(19)項や(29)項に記載の構成を採用する等により、互いに干渉する2つのリール保持部を上下方向にずらすことにより対処することが可能である。あるいは互いに干渉する2つのリール保持部を前後方向にずらしてもよい。また、テープ化部品送り装置の幅を狭くすることも比較的困難であるが、例えば、後述の(3)項や(6)項に記載の構成を採用する等により対処し得る。
結局、部品供給部およびテープ化部品案内部の幅を狭くすることが容易である利点を利用すれば、(1)項の構成を実現することが容易となる。後述の(8)項,(9)項等の構成がそのために有効な手段の一例である。
(3)前記複数のテープフィーダの各々が、前記リール保持部,前記部品供給部および前記テープ化部品案内部を含む第1部と、前記テープ化部品送り装置を含む第2部とに分離可能であり、前記第1部が前記第2部に対して着脱可能な前記着脱ユニットとされた(2)項に記載の電子回路部品供給装置。
従来のテープフィーダにおいては、第1部と第2部とが一体とされていたため、部品供給部およびテープ化部品案内部の幅を狭くすることが容易であることの効果を享受できなかったが、本項の構成を採用すれば、その効果の享受が可能となる。
(4)前記テープ化部品送り装置が、
キャリヤテープに一定ピッチで形成された送り穴に係合可能な少なくとも1つの係合突部を有する送り部材と、
その送り部材を駆動する駆動装置と、
少なくとも前記送り部材を、前記係合突部が前記送り穴に係合する係合位置と、係合突部が送り穴から離脱する離脱位置とに移動させる係脱装置と
を含む(3)項に記載の電子回路部品供給装置。
係脱装置は、送り部材と一体的に駆動装置をも係合位置と離脱位置とに移動させるものとすることも、送り部材のみを移動させるものとすることも可能である。
本項の構成を採用すれば、第1部と第2部とを分離可能としながら、第1部に保持されたテープ化部品を、第2部に保持されたテープ化部品送り装置により送ることが容易となる。
(5)前記第2部が前記フィーダ保持装置に対して着脱可能である(3)項または(4)項に記載の電子回路部品供給装置。
第2部はフィーダ保持装置に対して着脱不能とすることも可能であるが、着脱可能とすれば、部品供給装置の構成を変更することが容易となる。テープフィーダの幅は、供給すべき部品の寸法に応じて変える必要があり、テープフィーダの幅を変えれば、部品供給装置の構成が変わることになるが、この変更が容易となるのである。
(6)前記第2部が、複数の前記第1部を着脱ユニット群として保持可能とされた(5)項に記載の電子回路部品供給装置。
本項の構成を採用すれば、複数の第2部を一体的に構成したことになり、第2部の構成を一体的にすれば、幅を狭くすることが比較的困難なテープ化部品送り装置を複数、比較的狭い一体化第2部内に配設することが容易となり、結局、前記(2)項の構成の利点を特に有効に享受し得ることになる。
(7)前記テープ化部品案内部が真っ直ぐに延びる直線状案内部であり、各直線状案内部が前記リール保持部側の端部より前記部品供給部側の端部が上方に位置する姿勢に傾斜し、かつ、複数群の直線状案内部が、前記複数の直線を含む平面に平行でかつそれら直線に直角な方向に互いに隔たった状態で、前記複数の着脱ユニットが配設された(2)項ないし(6)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
本項の構成を採用すれば、幅の狭い領域に多数のテープ化部品案内部および部品供給部を配設して、(1)項の構成を実現することが容易となる。
(8)前記複数のテープフィーダの各々が、前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置とを含み、かつ、それら複数のテープフィーダが、前記部品供給部の各列に対応するものごとに、2以上の自然数であるNの群に分けられ、それらN群のテープフィーダ群の各々において、前記部品供給部が前記複数の直線に平行な方向である配列方向に、各部品供給部の幅のN倍より小さい配列ピッチで並べられるとともに、各テープフィーダの前記部品供給部側を前、前記リール保持部側を後とした場合に、後方の列に属する部品供給部において電子回路部品が取り出された後の廃キャリヤテープが、前方の列に属する部品供給部の互いに隣接するものの間を通って前方に排出される(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
従来のテープフィーダの幅はテープ化部品の幅より相当広くせざるを得なかったのであるが、部品供給部の幅は狭くすることが容易である上、最前列において互いに隣接する部品供給部の間には、後方の列に属する部品供給部から排出される廃キャリヤテープの通過を許容するスペースが有ればよいため、結局、従来のようにテープフィーダを一列に並べて配設する場合に比較して、同じ幅の配設スペースにより多くの部品供給部、すなわちテープフィーダを配設することが容易となり、(1)項に記載の構成の効果を有効に享受することが可能となる。
(9)さらに、前記後方の列に属する部品供給部から排出される前記廃キャリヤテープの各々を長手方向に延びる中心線のまわりに捻ることにより、その廃キャリヤテープの前記配列方向における幅を小さくしつつ前記前方の列の部品供給部の間へ導く廃キャリヤテープ捩じり装置を含む(8)項に記載の電子回路部品供給装置。
本項の構成を採用して廃キャリヤテープを捩じり、部品供給部の配列方向における廃キャリヤテープの幅を小さくすれば、最前列の部品供給部列において互いに隣接する部品供給部の間の、廃キャリヤテープを通過させるために必要なスペースの幅を小さくすることができ、上記(8)項の効果を一層有効に享受することが可能となる。
(10)前記リール保持部,前記部品供給部および前記テープ化部品案内部と共に前記テープ化部品送り装置も前記フィーダ保持装置に対して一体的に着脱可能とされた(2)項ないし(7)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
(11)キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容されたテープ化部品を長手方向に送り、前記複数の部品収容凹部の各々を部品供給部に順次位置決めするテープフィーダであって、
前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部とを含む第1部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置を含む第2部とに分離可能であり、前記第1部が前記第2部に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとされたことを特徴とするテープフィーダ。
第1部を第2部に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとすれば、従来のテープフィーダのように、テープ化部品送り装置およびフィーダ本体ごと着脱する場合に比較して、着脱すべき部分の構成要素を少なくすることが可能となり、設備コストを低減させ得る効果が得られる。しかも、リール保持部,部品供給部およびテープ化部品案内部を、第2部に対して一体的に着脱し得るため、テープ化部品を予め設定しておいた着脱ユニットを第2部に装着することにより、従来のテープフィーダによる場合と同様に、部品供給装置の段取替えに要する時間を短縮することができる上、着脱すべきものが小形,軽量であるため、着脱作業が容易になる効果が得られる。
本テープフィーダは、直接的には(1)項の電子回路部品供給装置を実現するために案出されたものであるが、得られたテープフィーダは、第2部が、従来の電子回路部品供給装置におけると同様に、一列のみ並べて設けられるタイプの電子回路部品供給装置に使用しても、上記効果が得られ、その態様も本項に係る発明の実施形態の一つである。
(12)キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容されたテープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記複数の部品収容凹部の各々が順次位置決めされ、各部品収容凹部から電子回路部品が取り出される部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部とを少なくとも含み、前記テープ化部品を送るテープ化部品送り装置を含む着脱対象部に対して一体的に着脱可能であり、その着脱対象部に取り付けられることによって前記テープ化部品を送ることが可能となることを特徴とする着脱ユニット。
本項に記載の着脱ユニットは、直接的には(1)項の電子回路部品供給装置を実現するために案出されたものであるが、得られた着脱ユニットは、着脱対象部が、従来の電子回路部品供給装置におけるテープフィーダと同様に、一列にのみ並べて設けられるタイプの電子回路部品供給装置に使用しても、(11)項に関連して説明した効果が得られ、その態様も本項に係る発明の実施形態の一つである。
なお、本項に記載の着脱ユニットは、着脱対象部を備えた部品供給装置と組み合わせて使用されるものではあるが、それ自体が製品として製造,販売され得る。
(13)前記着脱ユニットが、さらに、前記テープ化部品のキャリヤテープから前記複数の部品収容凹部を覆うカバーテープの剥離を案内するカバーテープ剥離案内部を含む(12)項に記載の着脱ユニット。
(14)前記着脱ユニットが、前記カバーテープ剥離案内部と、そのカバーテープ剥離案内部において案内される前記カバーテープに張力を加えるカバーテープ送り装置とを含むカバーテープ剥離装置とを含む(13)項に記載の着脱ユニット。
「着脱ユニットがカバーテープ送り装置を含む」と言っても、カバーテープ送り装置は、カバーテープを表裏両側から挟んで送る一対の送り回転体等、カバーテープ送り装置の主体部が着脱ユニットに設けられればよく、駆動源は着脱ユニットに設けられても、着脱対象部に設けられてもよい。前者の場合には、着脱ユニットに、電流等の駆動エネルギを受けるためのコネクタが設けられることが必要であり、後者の場合には、回転伝達装置中に係合,離脱可能な回転伝達部が設けられることが必要である。
(15)前記テープ化部品案内部が、前記リール保持部と前記部品供給部とを物理的に接続する接続部材の内部に形成された前記テープ化部品の通路を含む(12)項ないし(14)項のいずれかに記載の着脱ユニット。
本項以下に記載の構成は、(1)項ないし(10)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置にも適用可能である。
(16)さらに、前記キャリヤテープの前記送り穴に係合して前記テープ化部品の長手方向の位置を規定する位置決め突部と、その位置決め突部を前記送り穴に係合する向きに付勢する付勢部とを含む(12)項ないし(15)項のいずれかに記載の着脱ユニット。
本項の構成を採用すれば、位置決め突部の送り穴への係合により、テープ化部品の長手方向の位置を決めることができる一方、テープ化部品に一定以上の移動力を加えれば、位置決め突部が付勢部の付勢力に抗して送り穴から離脱させられ、テープ化部品の長手方向の移動が許容される。すなわち、テープ化部品を送り穴のピッチ分ずつ節度感をもって移動させることができるのであり、例えば、テープ化部品を位置決め突部が送り穴に係合した位置で停止させることにより、(4)項に記載の係脱装置によって送り部材が係合位置へ移動させられた場合に、その送り部材の係合突部が丁度送り穴に係合するようにすることができる。
(17)前記テープ化部品案内部が、前記リール保持部と前記部品供給部とを物理的に接続する接続部材の内部に形成された前記テープ化部品の通路を含み、かつ、前記カバーテープ剥離装置が、
前記接続部材の上側に水平な姿勢で設けられ、前記通路内にある前記テープ化部品のキャリヤテープから剥がされた前記カバーテープに係合して、そのカバーテープの前記テープ化部品の送り方向の上流側への折り返しを案内する折返し案内部と、
前記接続部材の下側に設けられ、前記カバーテープの幅方向が水平な方向である部分を表裏両側から挟んで送る一対の送り回転体を含むカバーテープ送り装置と、
前記接続部材の、前記折返し案内部と前記カバーテープ送り装置との間に位置する部分の外側面により形成され、前記折返し案内部により折り返された前記カバーテープを90度捻った状態で、前記接続部材の上側から下側へ案内する案内面と
を含む(12)項に記載の着脱ユニット。
本項の構成を採用すれば、接続部材の上側へ引き出されたカバーテープを、容易に接続部材側の下側へ導くことができる。
(18)前記着脱ユニットが、さらに、前記カバーテープ剥離装置により剥がされたカバーテープを収容するカバーテープ収容器を含む(14)項または(17)項に記載の着脱ユニット。
(19)キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容され、前記複数の部品収容凹部がカバーテープにより覆われて成るテープ化部品を長手方向に案内するテープ化部品案内部と、そのテープ化部品案内部に案内されるテープ化部品の前記キャリヤテープからの前記カバーテープの剥離を案内するカバーテープ剥離案内部とを備えた一体物と、
それぞれ一種類の構造を有する、(a)前記テープ化部品が巻かれたリールを回転可能に保持するリール保持部と、(b)前記カバーテープ剥離案内部に案内されて剥がされた前記カバーテープを送るカバーテープ送り装置と、(c)前記カバーテープを収容するカバーテープ収容器との少なくとも1つであって、前記一体物と複数種類の組み合わせ方で組み合わされるものと
を含み、前記複数種類の組み合わせ方で組み合わされた複数種類の組立体であって、前記テープ化部品を送るテープ化部品送り装置を備えた着脱対象部に対して一体的に着脱可能であり、その着脱対象部に取り付けられることによって前記テープ化部品を送ることが可能となる複数種類の着脱ユニット。
本項に記載の特徴を採用すれば、1種類ずつの一体物と、リール保持部,カバーテープ送り装置およびカバーテープ収容器の少なくとも1つとを使用して、複数種類の着脱ユニットを生産することができ、量産による生産コストの低減効果を得ることができる。
(21)前記複数のテープフィーダの前記部品供給部が、前記複数の直線の各々に沿って並ばせられるとともに、それら直線に直角な直線に沿っても複数並ばせられた(1)項に記載の電子回路部品供給装置。
本項に記載の構成を採用すれば、複数の部品供給部を、配列方向に直角な方向に関して完全に重ね合わせることができるため、(1)項に記載の構成の効果を特に有効に享受することができる。
(22)前記複数のテープフィーダの各々が、前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置とを複数組と、それら複数組をそれら複数組の前記部品供給部が前記一平面内において前記複数の直線と直交する直線に沿って並ぶ状態で保持し、前記フィーダ保持装置に着脱可能に保持されるフィーダ本体とを含む(1)項または(21)項に記載の電子回路部品供給装置。
(23)前記複数のテープフィーダの各々において、前記部品供給部側を前、前記リール保持部側を後とした場合に、前記複数組の各々の前記テープ化部品送り装置が前後方向に並べて配設された(22)項に記載の電子回路部品供給装置。
(24)前記複数のテープフィーダの各々が水平に延びる姿勢で配設され、前記複数組のうち前記テープ化部品送り装置が前方に配設される組に属する前記テープ化部品案内部が、後方に配設されるテープ化部品送り装置の下方を通過して配設された(23)項に記載の電子回路部品供給装置。
(25)前記複数のテープフィーダの各々が水平に延びる姿勢で配設され、前記複数組の各々が、前記リール保持部,前記部品供給部,第1案内部としての前記テープ化部品案内部および前記テープ化部品送り装置に加えて、前記部品供給部において電子回路部品が取り出された後のキャリヤテープである廃キャリヤテープを案内する第2案内部を含み、各第2案内部が対応する前記第1案内部の各々の下方に設けられた(22)項ないし(24)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
本項に記載の構成を採用すれば、部品を保持して前方へ送られたキャリヤテープが、部品の取り出し後にUターンさせられることとなり、テープ化部品の供給と、廃キャリヤテープの排出とを共に、部品供給部,第1案内部および第2案内部の後方において行うことができる。
(26)前記複数組の各々が、前記リール保持部,前記部品供給部,前記テープ化部品案内部および前記テープ化部品送り装置に加えて、前記キャリヤテープの前記複数の部品収容凹部を覆うカバーテープを前記キャリヤテープからそのキャリヤテープの送り方向の上流側へ折り返す状態で剥がすカバーテープ剥離装置を含む(22)項ないし(25)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
(27)前記複数のテープフィーダの各々が水平に延びる姿勢で配設され、それら複数のテープフィーダの各々において、前記部品供給部側を前、前記リール保持部側を後とした場合に、前方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置が、後方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置の下方に配設され、前記前方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置により剥がされたカバーテープが90度捻られた姿勢で、前記後方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置の上方から下方へ移動させられる(26)項に記載の電子回路部品供給装置。
(28)前記複数のテープフィーダの各々が水平に延びる姿勢で配設され、それら複数のテープフィーダの各々において、前記部品供給部側を前、前記リール保持部側を後とした場合に、前方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置が、後方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置の上方を通過する経路に沿ってカバーテープを剥がす(26)項に記載の電子回路部品供給装置。
1つのフィーダ本体に保持された複数の部品供給部の各々に対応する複数のカバーテープ剥離装置が上下方向に重ね合わされた状態となるため、複数のカバーテープ剥離装置の配設により、各テープフィーダの幅が増大することを回避することができる。
(29)前記複数組の各々が、さらに、前記カバーテープ剥離装置により剥がされたカバーテープを収容するカバーテープ収容器を含む(26)項ないし(28)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
本項が(28)項に従属する態様においては、前方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置が、後方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ剥離装置とカバーテープ収容器との上方を通過する経路に沿ってカバーテープを剥がすものとされるか、前方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ収容器が、後方の列に属する部品供給部に対応するカバーテープ収容器の上方に配設されることが望ましい。
(30)前記複数組の各々に属する前記リール保持部が、互いに上下方向にずらされて配設された(21)項ないし(29)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
(31)前記複数のテープフィーダの各々が、前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置と、それらリール保持部,部品供給部,テープ化部品案内部およびテープ化部品送り装置を保持するフィーダ本体とを含み、前記フィーダ保持装置が、それら複数のテープフィーダを、それら複数のテープフィーダの前記部品供給部が、前記一平面上に、かつ、互いに平行に延びる前記複数の直線の各々に沿った配列方向に、複数列に並ぶ状態で保持するものである(1)項に記載の電子回路部品供給装置。
このように、複数のテープフィーダの部品供給部が、一平面上に、かつ、互いに平行に延びる複数の直線の各々に沿った配列方向に、複数列に並ぶ状態で、複数のテープフィーダをフィーダ保持装置に保持させれば、従来におけるように、複数のテープフィーダを一列に並べて配設する場合に比較して、限られた幅のフィーダ保持装置に多くのテープフィーダを保持させることができる。
テープフィーダを、上下方向に延び、あるいは上下方向に対して傾斜した方向に延びる姿勢でフィーダ保持装置に保持させ、それらテープフィーダの上端部にそれぞれ部品供給部を設ける態様が、本項に記載の路部品供給装置の一態様である。別の態様として、1つのテープフィーダは従来通り水平に延びるものとし、他のテープフィーダは、水平方向に延びた後、前端部が上下方向に、あるいは上下方向に対して傾斜した方向に延び、上端が上記1つのテープフィーダの上面と同じ高さに位置するものとし、それらテープフィーダの同じ高さの部分に部品供給部を設けることも可能である。
(32)前記フィーダ保持装置が、複数の第1フィーダと複数の第2フィーダとを、複数の第1フィーダが前記配列方向に平行な方向に並んで第1フィーダ列を形成し、複数の第2フィーダが前記配列方向に平行な方向に並んで第2フィーダ列を形成する状態で保持するものである(31)項に記載の電子回路部品供給装置。
フィーダ列は3列以上形成されてもよい。
(33)前記フィーダ保持装置が、前記複数の第1フィーダおよび前記複数の第2フィーダを、前記第1フィーダ列が前記第2フィーダ列の上方に位置する状態で保持するものであり、前記複数の第2フィーダが、前端部が上下方向の成分を有する方向に延びる形状の第2フィーダ本体を有し、その前端部の上端と前記第1フィーダの第1フィーダ本体の上端との高さが同じ部分にそれぞれ前記部品供給部が設けられた(32)項に記載の電子回路部品部品供給装置。
(31)項に関する説明中に記載されているように、フィーダ保持装置を、第1フィーダ列と第2フィーダ列とが、水平方向に並ぶ状態で保持するものとすることも可能である。しかし、第1,第2フィーダのフィーダ保持装置への着脱作業の容易さの観点からすれば、本項の構成とすることが望ましい。
(34)前記フィーダ保持装置が、
前記複数の第1フィーダの各々を下方から支持して着脱可能に保持する複数の第1保持部を備えた第1フィーダ保持台と、
その第1フィーダ保持台の下方に配設され、前記複数の第2フィーダの各々を下方から支持して着脱可能に保持する複数の第2保持部を備えた第2フィーダ保持台と
を含む(33)項に記載の電子回路部品供給装置。
本項の構成を採用すれば、第1フィーダも第2フィーダもそれぞれ第1フィーダ保持台および第2フィーダ保持台の上面に取り付けることができ、フィーダの着脱作業が容易となる効果が得られる。
ただし、第2フィーダは第1フィーダ保持台と第2フィーダ保持台との間のスペースに配置することが必要である一方、第2フィーダ本体は前端部が上下方向の成分を有する方向に延びる形状を有しているため、第2フィーダ保持台に前方から取り付けられるようにしたり、例えば(37)項、(38)項に記載のように、前端部を水平に延びる姿勢まで回動させ得るようにしたりする等の手段を講じることが必要である。前者の手段を採用する場合には、例えば、第1,第2フィーダ保持台を台車に設け、台車を部品装着機の本体から離間させた状態で、第2フィーダを第2フィーダ保持台に取り付ければよく、後者の手段を採用すれば、第2フィーダを後方から取り付けることが可能となる。
(36)前記フィーダ保持装置が、
上面に前記複数の第1フィーダの各々を下方からかつ着脱可能に保持する複数の第1保持部を備える一方、下面に前記第2フィーダの各々を上方からかつ着脱可能に保持する複数の第2保持部を備えるフィーダ保持部材を含む(34)項に記載の電子回路部品供給装置。
本項の構成を採用すれば、前端部が上下方向の成分を有する方向に延びる形状の第2フィーダ本体を備えた第2フィーダを、そのままの形状で、フィーダ保持部材に取り付けることが可能となる。
(37)前記複数の第2フィーダの本体である第2フィーダ本体が、主体部と、その主体部に前記配列方向に平行な回動軸線のまわりに回動可能に保持された回動部とを含み、その回動部に前記部品供給部が設けられた(31)項ないし(36)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
(38)前記第2フィーダが、前記回動部を、上方に回動してその回動部に設けられた前記部品供給部が前記第1フィーダの前記部品供給部と同一平面上に位置する第1姿勢と、前記主体部から直線的に延びる第2姿勢との2つの姿勢に選択的に維持する姿勢維持装置を含む(37)項に記載の電子回路部品供給装置。
(39)前記複数のテープフィーダの各々が、前記リール保持部,前記部品供給部,前記テープ化部品案内部および前記テープ化部品送り装置に加えて、前記キャリヤテープの前記複数の部品収容凹部を覆うカバーテープをキャリヤテープからそのキャリヤテープの送り方向の上流側へ折り返す状態で剥がすカバーテープ剥離装置を含む(31)項ないし(38)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
(41)前記テープ化部品送り装置により送られるテープ化部品の前記キャリヤテープから、そのキャリヤテープの前記複数の部品収容凹部を覆うカバーテープを、前記部品収容凹部の列の片側の側部においてはキャリヤテープに固着された状態を維持し、前記部品収容凹部の列を覆う中央部と前記固着部とは反対側の側部とが、前記固着部に対して立上がり、部品収容凹部の上方を開放する状態とする半剥離装置を含む(1)項ないし(12)項,(21)項ないし(25)項,(31)項ないし(38)項のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
本項に記載の構成を採用すれば、部品収容凹部を開放して部品を取り出した後、カバーテープをキャリヤテープに固着された元の状態に戻すことができるため、カバーテープを廃キャリヤテープと共に処理することが可能となって、カバーテープ剥離装置やカバーテープ収容器等、カバーテープの処理専用の装置を設ける必要がなくなり、(1)項に記載の構成を実現することが容易となる効果が得られる。
請求可能発明の一実施形態である部品供給装置が設けられる装着システムの外観を示す斜視図である。 上記装着システムの一構成要素である装着モジュールの構成を一部のカバーを除去して示す斜視図である。 上記装着モジュールにおける装着装置を取り出して示す斜視図である。 前記部品供給装置の構成要素であるフィーダ保持台を示す斜視図である。 上記フィーダ保持台に着脱されるテープフィーダ群を、内部の構造の理解を容易にするために、側板および本体部材の一部を除去して示す側面図である。 上記テープフィーダ群の構成要素である2種類の着脱ユニットを示す側面図である。 前記テープフィーダ群の一部を拡大するとともに、一部を断面にして示す側面図である。 図7における8−8断面図である。 図7に示すテープフィーダ群の一部を切断平面を変えるとともに拡大して示す図である。 前記テープフィーダ群の一部を示す平面図である。 前記テープフィーダ群における本体部材の一部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるb−b断面図、(c)は(a)におけるc−c断面図である。 前記テープフィーダ群における廃キャリヤテープ案内部材を示す斜視図である。 上記テープフィーダ群の各テープフィーダにより送られるテープ化部品152を示す平面図である。 別の実施形態である部品供給装置における部品供給部と廃キャリヤテープの排出通路とを概念的に示す平面図である。 さらに別の実施形態である部品供給装置の一構成要素であるテープフィーダを示す側面図である。 さらに別の実施形態である部品供給装置の部品供給時における状態を示す側面図である。 図16に示す部品供給装置の着脱時における状態を示す側面図である。 図16における一部を拡大して示す図である。 図17における一部を拡大して示す図である。 さらに別の実施形態である部品供給装置を概念的に示す図である。 さらに別の実施形態である部品供給装置を概念的に示す図である。
以下、請求可能発明の実施形態を、上記各図を参照しつつ説明する。なお、請求可能発明は、下記実施形態の他、上記〔発明の態様〕の項に記載した態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
図1に、装着システムの外観を示す。本装着システムは、複数の装着モジュール10の2台ずつが、それぞれ共通で一体のベース12上に、互いに隣接して横並びに配列されて固定されたものが、さらに複数横並びに配列されることにより構成されている。複数の装着モジュール10はそれぞれ、回路基板への電子回路部品の装着を分担して並行して行う電子回路部品装着機である。
装着モジュール10については、例えば、特開2004−104075公報に詳細に記載されており、本請求可能発明に関係する部分以外の部分については簡単に説明する。
各装着モジュール10はそれぞれ、図2に示すように、本体フレームとしてのモジュール本体18,基板搬送装置20,基板保持装置22,部品供給装置24,装着装置26,基準マーク撮像装置28(図3参照),部品撮像装置30および電気制御装置32を備えている。
モジュール本体18は、図2に示すように、前後方向に長いベッド36と、そのベッド36の前端部および後端部からそれぞれ立ち上がった2本ずつの前コラム38および後コラム40と、それら4本のコラム38,40に支持されたクラウン42とを備えている。
基板搬送装置20は、図2に示すように、2つの基板コンベヤ44,46を備え、ベッド36の前後方向の中央部に設けられ、回路基板を水平な姿勢で、複数の装着モジュール10が並ぶ方向と平行な方向であって、水平な搬送方向に搬送する。基板保持装置22は2つの基板コンベヤ44,46の各々について設けられ、それぞれ回路基板を下方から支持する支持部材および回路基板の搬送方向に平行な両側縁部をそれぞれクランプするクランプ部材を備え、回路基板をその電子回路部品が装着される装着面が水平となる姿勢で保持する。基板搬送装置20による回路基板の搬送方向をX軸方向、基板保持装置22に保持された回路基板の装着面に平行な平面である、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向とする。
部品供給装置24は、ベッド36の基板搬送装置20に対してY軸方向の一方の側であって、装着モジュール10の前面側に設けられている。部品供給装置24は、フィーダ保持装置として、図4に示すフィーダ保持台52を備えている。フィーダ保持台52は、水平な支持板53と、その一端部から鉛直に立ち上がった接続壁54と、他端から垂下した接続壁54とを備え、支持板53には複数の位置決め部としての複数本のT溝55(位置決め溝)が互いに平行に形成されており、各接続壁54には、第1位置決め部としての複数対の位置決め孔56と複数の接続部としての複数個のコネクタ57とが設けられている。このフィーダ保持台52に後述のテープフィーダ(以後、フィーダと略称する)58が、図2に示すように複数保持されることにより、部品供給装置24が構成される。部品供給装置はトレイによって電子回路部品を供給する部分を備えるものとしてもよい。また、フィーダ保持台52は、ベッド36に対して着脱可能であり、T溝55,位置決め孔56およびコネクタ57の配置を異にする別のフィーダ保持台と交換可能であると共に、従来のテープフィーダを着脱可能に保持するフィーダ保持台と交換することも可能である。
装着装置26は、図2および図3に示すように、装着ヘッド60と、その装着ヘッド60を移動させるヘッド移動装置62とを備えている。ヘッド移動装置62は、図3に示すように、X軸方向移動装置64およびY軸方向移動装置66を備えている。Y軸方向移動装置66は、モジュール本体18を構成するクラウン42に、部品供給装置24の部品供給部と基板保持装置22とに跨って設けられたリニアモータ70を備え、可動部材としてのY軸スライド72をY軸方向の任意の位置へ移動させる。X軸方向移動装置64はY軸スライド72上に設けられ、Y軸スライド72に対してX軸方向に移動させられるとともに、互いにX軸方向に相対移動させられる第1,第2X軸スライド74,76と、それらスライド74,76をそれぞれ、X軸方向に移動させるX軸スライド移動装置78(図3には第1X軸スライド74を移動させる移動装置のみが図示されている)とを備えている。2つのX軸スライド移動装置はそれぞれ、例えば、駆動源たる電動回転モータの一種であるサーボモータと、ボールねじおよびナットを含む送りねじ機構とを含むものとされ、X軸スライド74,76をX軸方向の任意の位置へ移動させる。
装着ヘッド60は、第2X軸スライド76に着脱自在に搭載され、ヘッド移動装置62により、部品供給装置24の部品供給部と基板保持装置22とに跨る移動領域である装着作業領域内の任意の位置へ移動させられる。装着ヘッド60は、部品保持具の一種である吸着ノズル86によって電子回路部品を保持するものとされており、吸着ノズル86を保持し、保持具保持部を構成するノズルホルダの数を異にする複数種類の装着ヘッド60が用意され、電子回路部品が装着される回路基板の種類に応じて選択的に第2X軸スライド76に取り付けられる。装着ヘッド60においてノズルホルダ88は、図示は省略するが、ヘッド本体に軸線方向であって鉛直方向に移動可能かつ自身の軸線まわりに回転可能に設けられ、ヘッド本体に設けられた移動装置である昇降装置および回転装置により昇降および回転させられる。
複数個のノズルホルダ88は、回転体90の回転により、回転体90の回転軸線のまわりに旋回させられ、複数個の停止位置の1つである部品吸着装着位置へ順次移動させられ、図示しないヘッド本体の部品吸着装着位置に対応する位置に設けられた昇降装置によって昇降させられる。ノズルホルダ88はさらに、ヘッド本体に設けられたホルダ回転装置により、自身の軸線まわりに回転させられる。なお、前記基準マーク撮像装置28は、図3に示すように、第二X軸スライド76に搭載され、ヘッド移動装置62により装着ヘッド60と共に移動させられる。
以下、前記部品供給装置24の詳細を説明する。
部品供給装置24は、前記フィーダ保持台52と、それに対して着脱される複数のフィーダ集合体100(図5参照)とを含んでいる。各フィーダ集合体100は、前記フィーダ58を複数(図示の例では8)含んでいる。各フィーダ58はそれぞれ第1部102,104と第2部106,108とに分離可能に構成されている。第1部102は、図6(b)に示すように、部品供給部110,リール保持部112,テープ化部品案内部114,カバーテープ剥離装置116およびカバーテープ収容器118を備えている。第1部104も、図6(a)に示すように、部品供給部110,リール保持部112,テープ化部品案内部114,カバーテープ剥離装置116およびカバーテープ収容器118を備えているが、一体物とされた部品供給部110およびテープ化部品案内部114に対して、別の一体物とされたカバーテープ剥離装置116およびカバーテープ収容器118が、第1部102とは逆向きに固定されている。すなわち、第1部102においては、一体物とされた部品供給部110およびテープ化部品案内部114の下面に別の一体物とされたカバーテープ剥離装置116およびカバーテープ収容器118が倒立した状態で固定されているのに対し、第1部104においては上面に正立状態で固定されているのである。なお、リール保持部112は、第1部102においても第1部104においても、同一構成のものが同じ向きでカバーテープ収容器118に固定されているが、カバーテープ収容器118が上記のように互いに逆向きにされているため、2つのリール保持部112の高さが上下に異なることとなる。したがって、互いに同一構造とされたカバーテープ剥離装置116およびカバーテープ収容器118の一体物と、互いに同一構造のカバーテープ収容器118とが、2種類に異なる状態に固定されることによって、リール保持部112,カバーテープ剥離装置116およびカバーテープ収容器118を含む2種類の一体物が構成され、その2種類の一体物が、部品供給部110およびテープ化部品案内部114を含む一体物に互いに異なる状態で固定されることにより、2種類の第1部102,104が構成されていると考えることもできる。
いずれにしても、それぞれ1種類ずつの複数の構成要素の固定の仕方を互いに異ならせることによって、2種類の第1部102,104とされているのであり、量産によるコスト低減効果が得られる。
一方、第2部106,108は4つずつ、合計8つが本体部材120を共有する状態とされており、本体部材120を前記フィーダ保持台52に対して着脱することにより、8つのフィーダ58を一斉に着脱することができる。本体部材120のフィーダ保持台52への取り付けは、本体部材120に設けられた断面がT字形の係合凸部122をフィーダ保持台52のT溝55に嵌合するとともに、本体部材120の2箇所に設けられた位置決め部としての位置決めピン125,126および接続部としてのコネクタ128を、フィーダ保持台52の前記位置決め孔56およびコネクタ57に嵌合することによって行われる。
第1部102と組み合わされて1つのフィーダ58を構成する第2部106は、図5,図7および図8に示すように、送り部材たるスプロケット136と、駆動源たる減速機付きの電動モータ138と、回転伝達機構140とを含むテープ化部品送り装置142を備えている。このテープ化部品送り装置142は、支持軸144を介して本体部材120により回動可能に支持された回動アーム146に保持され、操作レバー148の操作によって回転させられるカム(図示の例では偏心カム)150によって、スプロケット136がテープ化部品152に係合する係合位置と、テープ化部品152から離脱する離脱位置とに移動させられる。操作レバー148とカム150とを連携させる連携装置の図示および説明は省略するが、連携装置は、操作レバー148を押し下げれば回動アーム146が係合位置へ回動させられるように構成されており、これら操作レバー148,連携装置,カム150および回動アーム146により係脱装置154が構成されている。
なお、図7および図8に最も明瞭に示されているように、互いに隣接する2つの第1部102のテープ化部品送り装置142において、2つの電動モータ138の位置が互いに前後にずらされており、そのために2つの回転伝達機構140の構成要素の配置が互いに異ならされているが、構成要素自体は互いに同一とされている。
第1部104と組み合わされて1つのフィーダ58を構成する第2部108も、同様に、スプロケット156,電動モータ158および回転伝達機構160を含むテープ化部品送り装置162を備えているが、このテープ化部品送り装置162は、支持軸164を介して本体部材130により回動可能に支持された回動アーム166に保持され、操作レバー168の操作によって回転させられるカム(図示の例では偏心カム)170によって係合位置と離脱位置とに移動させられる。また、第2部108のテープ化部品送り装置162は、第2部106のテープ化部品送り装置142より後方に位置させられている。
なお、装着モジュール10については、前述のように図2の左手前側を「前」とするが、部品供給装置24に関しては、逆に図2の右後側、すなわちフィーダ58によるテープ化部品の送り方向における下流側を「前」とする。装着モジュール10の装着装置26と部品供給装置24とが互いに向き合っていると考えるのである。
第1部102,104の詳細を説明する。両者は前述のように実質的に同じ構成を有するため、第1部102について代表的に説明する。
第1部102のテープ化部品案内部114は、図7および図9に示すように、断面形状が矩形で直線状の角パイプ180により構成されている。この角パイプ180は底壁が、側壁や上壁に比較して肉厚とされており、内部に、テープ化部品152の通過を許容する通路182が形成されている。本実施形態においては、テープ化部品案内部114が直線状案内部であり、角パイプ180が部品供給部110とリール保持部112とを接続する接続部材を構成しているのである。
テープ化部品152は、図13に示すように、共に合成樹脂製のキャリヤテープ190とカバーテープ192とを備えている。キャリヤテープ190は比較的厚い長手形状の部材に第1ピッチで複数の部品収容凹部194が形成されるとともに、第2ピッチで複数の送り穴196が形成されたものであり、部品収容凹部194の各々に部品198が収容された後、カバーテープ192がキャリヤテープ190に貼り付けられることにより、部品198の部品収容凹部194からの脱落が防止されている。したがって、テープ化部品152は扁平な矩形の横断面形状を有しており、上記通路182は、そのテープ化部品152の厚さよりやや高いが、テープ化部品152の長手方向に延びる中心線を中心とした回転を許容しない高さの矩形の横断面形状を有しており、図5に示すリール保持部112に回転可能に保持されたリール199に、カバーテープ192側を外周側にして巻かれている。
前記角パイプ180の先端部は、図9に最も明瞭に示されているように、上壁が除去されるとともに両側壁の外側面が切削あるいは研削されて薄くされており、その部分が断面形状がコの字形のカバー200により覆われている。カバー200の前半部の上壁は、角パイプ180の上壁に対して前端側ほど下に位置する向きに傾斜させられ、テープ化部品案内部114が図5に示すように、前側の部分ほど上に位置するように傾斜させられた状態で、水平となるようにされている。この水平部とそれに隣接する傾斜部とに跨って、図10に示すように、スプロケット136の外周面に設けられた複数の係合突部202の進入を許容する長穴状の開口204が形成されている。この開口204内に対応する位置において、係合突部202がキャリヤテープ190の送り穴196に係合し、その状態でスプロケット136が回転させられることにより、テープ化部品152が長手方向に送られる。その際、テープ化部品152のカバーテープ192が、上記水平部の前端縁206に係合させられた状態で、テープ化部品152送り方向の上流側へ折り返され、キャリヤテープ190から剥がされる。前端縁206が、カバーテープ剥離案内部の一種としての折返し案内部を構成しているのである。
上記のように剥がされたカバーテープ192は、図6(a),(b)に示すように、一対の送り回転体としての送りギヤ208,210に挟まれ、送りギヤ208,210の一方が電動モータ212により回転させられることにより、カバーテープ192に適宜の張力が加えられるとともに、カバーテープ収容器118内へ押し込まれる。なお、電動モータ212は第2部106,108側に保持されており(具体的には、図示を省略するブラケットにより本体部材120に取り付けられており)、第1部102,104が第2部106,108に取り付けられる際、送りギヤ208に固定のかさ歯車が電動モータ212の出力軸に固定のかさ歯車と噛み合い、電動モータ212の回転が送りギヤ208に伝達される状態となる。これら一対のかさ歯車により、係合,離脱可能な回転伝達部が構成され、電動モータ212,回転伝達部およびギヤ208,210により、カバーテープ送り装置214が構成されているのである。そして、このカバーテープ送り装置214が前述のカバーテープ剥離案内部としての前端縁206と共同してカバーテープ剥離装置116を構成している。
上記水平部の前端縁206は、角パイプ180の上面側に位置しているのに対し、上記カバーテープ送り装置214は、角パイプ180の下側に設けられている。そのため、カバーテープ192は、当初水平な姿勢でキャリヤテープ190から剥がされるが、前端縁206とカバーテープ送り装置214との間において、まず90度捻られ、鉛直な姿勢で角パイプ180の案内面としての側面に沿って移動させられた後、再び90度捻られて水平な姿勢に戻され、送りギヤ208,210に挟まれる。これにより、カバーテープ192の厚さより僅かに大きい幅の空間があれば、カバーテープ192をテープ化部品案内部114の上方から下方へ移動させることができる。
上記のように、角パイプ180に固定されたカバー200の前端縁206に係合させられた状態でカバーテープ192がキャリヤテープ190から剥がされるため、部品収容凹部194はカバー200の前端縁206の下流側において開放状態となり、部品198の取出しが可能となる。したがって、本実施形態においては、角パイプ180およびカバー200により構成されるテープ化部品案内部114の前端縁206の近傍部が部品供給部110であることになる。
図9に示すように、角パイプ180のカバー200に覆われた部分の底壁に、凹部220が形成され、その凹部220の底面に、テープ化部品152の厚さ方向および長手方向の位置決めを行う位置決め装置を構成する位置決め部材222が片持ち状に固定されている。位置決め部材222は板ばね材により形成され、一端部が凹部222の底面に固定される一方、他端部がカバー200の下面に弾性的に接触するようにされており、それによって、テープ化部品152をカバー200の下面に押し付け、厚さ方向の位置決めを行う。また、上記接触部の上面に球冠状の位置決め突部224が形成されており、その位置決め突部224がキャリヤテープ190の送り穴196の1つずつに順次係合することによって、テープ化部品152の長手方向の位置決めを行う。本位置決め装置においては、板ばね材により形成され、自由端部がカバー220の下面に弾性的に接触するようにされている位置決め部材222自体が付勢部を構成しているのである。
テープ化部品152が角パイプ180の後端側の開口部から通路182へ挿入されると、その先端が位置決め部材222に当接して停止する。しかし、その状態からテープ化部品152にさらに大きな押込力を加えると、角パイプ180の上壁の下面と、その下面に対して鋭角を成す位置決め部材222の上面との間のくさび効果によって、位置決め部材222が撓まされ、角パイプ180の上壁の下面との隙間が広がって、その隙間へのテープ化部品152の進入が許容される。やがて、キャリヤテープ190の送り穴196が位置決め突部224と係合し、テープ化部品152の移動抵抗が増す。ただし、位置決め突部224は球冠状を成しているため、テープ化部品152に対する押込力を増せば、位置決め突部224が送り穴196から離脱し、テープ化部品152の更なる移動が許容される。そして、次の送り穴196が位置決め突部224の位置に到れば、再びテープ化部品152の移動抵抗が増す。以上のことが繰り返されることによって、テープ化部品152が節度感を以て複数の位置に順次位置決めされる。
したがって、送り部材としてのスプロケット136を、電動モータ138の制御によって、係合突部202が、上記のように位置決めされたテープ化部品152の送り穴196に丁度係合する回転位置に停止させておくことにより、前述のようにテープ化部品送り装置142が係合位置へ移動させられた際に、スプロケット136がテープ化部品152と係合し、そのテープ化部品152を送り得る状態とすることができる。図7および図8に示す回転位置検出器228は、スプロケット136がテープ化部品152と係合可能な回転位置にあることを検出するものであり、図示の例では、透過型の光電スイッチにより構成され、回動アーム146,166に取り付けられている。
上記のようにスプロケット136がテープ化部品152と係合することを許容するために、図9に示すように、角パイプ180の底壁の一部、図示の例では位置決め部材222がテープ化部品152と係合する部分と、カバー200の前端縁206との間に位置する部分に、スプロケット136の進入を許容する進入許容部としての切欠226が形成されている。
前述のように、第1部102,104のテープ化部品案内部114は前側の部分ほど上に位置するように傾斜させられた状態で第2部106,108に取り付けられるのであるが、この取付けは以下のようにして行われる。
前述の本体部材120には、図11(a)に示す案内部保持部230が設けられている。この案内部保持部230は、断面b−bにおいては図11(b)に示すように、断面形状が矩形で角パイプ180の高さよりやや小さい深さの受け溝232を有しており、断面c−cにおいては図11(c)に示すように、受け溝232が角パイプ180の高さより僅かに深くされた上、上端に内向きのフランジ234が形成された保持溝236を有している。保持溝236は、テープ化部品案内部114が挿入された状態では、角パイプ180の4つの外側面を囲んで、テープ化部品案内部114を長手方向にのみ移動可能な状態に保持するのに対し、受け溝232はテープ化部品案内部114を下側あるいは上側から単純に受ける。
なお、前記一体物とされたカバーテープ剥離装置116およびカバーテープ収容器118の長手形状の基材240(図6参照)の幅は、保持溝236の両側のフランジ234間の間隔よりやや狭くされている。また、角パイプ180に固定される前記カバー200は、角パイプ180の外側面より外方に突出することがない形状,寸法とされている。
さらに、受け溝232および保持溝236の幅と、保持溝236の深さとは、角パイプ180の幅および高さより、図6(b)に示すように角パイプ180の側面に沿って移動させられるカバーテープ192の通過を許容する程度に広くされている。
したがって、第1部102,104にテープ化部品152がセットされた状態で、それら第1部102,104のテープ化部品案内部114を、先端側から保持溝236および受け溝232に挿入して、案内部保持部230に保持させることができる。
このようにして、第1部102,104は長手方向に直角な方向に関してほぼ位置決めされるのであるが、その位置決め精度は必ずしも充分とは言えず、かつ、長手方向には移動可能であるため、部品供給部110を正確に位置決めするために、図7に示す位置決め装置246が設けられている。この位置決め装置246は、前述の回動アーム146,166に固定されたブラケット248に固定された位置決めピン250と、角パイプ180の底壁に形成された位置決め孔252と(いずれも回動アーム146に対応するもののみ図示する)を含んでおり、回動アーム146,166が前記係合位置へ回動させられたとき、位置決めピン250が位置決め孔252に嵌入することにより、第1部102,104の部品供給部110近傍の部分を精度良く位置決めする。
以上の説明から明らかなように、第1部102,104が着脱ユニットを構成し、第2部106,108が着脱対象部を構成している。また、本体部材120を共有する8つの第2部が一体化第2部を構成し、8つの着脱ユニット(第1部102,104)が着脱ユニット群を構成している。
本実施形態においては、位置決めピン250の先端部がテーパ外周面を備え、位置決め孔252のテーパ内周面に嵌合することにより、部品供給部110を、テープ化部品案内部114の長手方向および幅方向に精度良く位置決めするとともに、テープ化部品案内部114をやや上方に弾性変形させた状態で下方から支持することにより、部品供給部110の高さ方向の位置決めも行うようにされている。
しかし、部品供給部110の高さ方向の位置決めは、上記案内部保持部230あるいは次に説明する廃キャリヤテープ案内部材258に当接面を設け、この当接面にテープ化部品案内部114の先端近傍部を下方から当接させることによって行ってもよい。
上記廃キャリヤテープ案内部材258を図12に示す。この廃キャリヤテープ案内部材258は、複数(図示の例では2)の取付部259において、上記案内部保持部230の複数の取付部260に取り付けられ、第1部102,104から排出される、部品198が取り出された後の廃キャリヤテープ262(図10参照)を案内する。そのために、廃キャリヤテープ案内部材258は、共に概して溝形を成す第1案内部264と第2案内部266とを有している。第1案内部264は、部品供給部110が前方に配置される第1部102の廃キャリヤテープ262を水平な姿勢で案内するため、廃キャリヤテープ262の幅より僅かに広い幅を有している。一方、部品供給部110が後方に配置される第1部104から排出される廃キャリヤテープ262は、前方に位置する第1部102の先端部の間、および第1案内部264の間の隙間を通過して排出される必要があり、その隙間が廃キャリヤテープ262の幅より小さいため、図10に示すように、長手方向に延びる中心線のまわりに捻られて、幅方向に傾斜した姿勢とされる必要がある。
したがって、第2案内部266は、廃キャリヤテープ262の一方の側縁部に下方から接触する第1ガイド面267と、他方の側縁部に上方から接触する第2ガイド面268とを備えている。この第2案内部266長手方向の中間部は、幅が、廃キャリヤテープ262の幅より僅かに広い幅から狭い幅まで徐々に減少させられるとともに、第2ガイド面268が前側の部分が後側の部分より低くなるように傾斜させられた傾斜部268aとされている。一方、第1ガイド面266はほぼ水平とされている。したがって、廃キャリヤテープ262は、前進するに従って一方の側縁部に対して他方の側縁部が下方へ押し下げられ、長手方向に延びる中心線のまわりに捻られることとなる。なお、上に「第1ガイド面266はほぼ水平とされている」と説明したが、実際は、廃キャリヤテープ262が捻られるにつれて、第1ガイド面266側の側縁部が傾くことを許容するために、前方の部分ほど第2案内部の溝底面との間の隙間が大きくなるように、僅かに傾斜させられている。本実施形態においては、第2案内部266の、上記「幅が、廃キャリヤテープ262の幅より僅かに広い幅から狭い幅まで徐々に減少させられた部分」が廃キャリヤテープ捩じり装置270を構成しているのである。
廃キャリヤテープ案内部材258は、第1部104の前端面が、後端面に当接する位置に配設され、第1部102の上方に位置しているが、第1部102の先端部に対応する部分に開口270が形成され、その先端部が上方へ露出することを許容している。また、廃キャリヤテープ案内部材258には、上記後端面と、上記開口270の前端とからそれぞれ前方へ延びる切欠272が形成されるとともに、その切欠272の一側縁から舌片274が片持ち状に延び出させられており、廃キャリヤテープ262の上方への浮き上がりを防止している。部品198は、前述の部品供給部110と上記舌片274との間の部分から上方へ取り出されるのであり、その意味では、テープ化部品案内部114の前端部と、上記舌片274とが共同して部品供給部を形成していると考えることもできる。
以上のように構成された装着システムにおいては、複数の装着モジュール10の各々において、装着装置26が部品供給装置24の2列に並んだ部品供給部110から部品198を取り出し、搬送して、基板保持装置22に保持された回路基板に装着する。そのために、部品供給装置24には、回路基板に装着すべき複数種類の部品198を供給可能な複数のフィーダ58が搭載されることが必要である。
本実施形態の部品供給装置24においては、前述のように、8つのフィーダ58を保持した本体部材120をフィーダ保持台52に対して着脱することにより、8つのフィーダ58を一斉に交換することも、また、各フィーダ58において、第1部102,104の各々を第2部106,108の各々に対して着脱することにより、1つずつの第1部102,104を個別に交換することも可能である。そして、いずれの場合にも、本体部材120がフィーダ58ごとフィーダ保持台52から取り外された状態、あるいは、第1部102,104が第2部106,108から取り外された状態で、テープ化部品152を予め装着しておくことができる。テープ化部品152を各フィーダ58の第1部102,104のテープ化部品案内部114に挿入し、送り穴196の1つを位置決め部材222の位置決め突部224に係合させた状態にセットするとともに、テープ化部品152のキャリヤテープ190から剥がしたカバーテープ192の先端部をカバーテープ送り装置214を経てカバーテープ収容器118内に挿入した状態にセットすることができるのである。
このようにセットした第1部102,104を第2部106,108に取り付ける場合には、テープ化部品案内部114を先端側から、案内部保持部230の保持溝236に挿入し、テープ化部品案内部114の前端面が廃キャリヤテープ案内部材に当接するまで押し込む。なお、この状態においても、キャリヤテープから剥がされカバー200の前端縁206に係合させられたカバーテープ192の移動を許容する隙間が、廃キャリヤテープ案内部材と前端縁206との間に形成されるように、前端縁206は、角パイプ180の前端面より僅かに後退させられている。
上記のように、テープ化部品案内部114の前端面を廃キャリヤテープ案内部材に当接させた状態で、図5に示す操作レバー148,168を操作し、回動アーム146,166を係合位置へ回動させれば、位置決め装置246の位置決めピン250が位置決め孔252に嵌入して、部品供給部110を、テープ化部品案内部114の長手方向および長手方向に直角なあらゆる方向について位置決めする。その際、スプロケット136,156の係合突部202がテープ化部品152の送り穴196に嵌入する。したがって、以後、スプロケット136,156が一定角度ずつ回転させられれば、テープ化部品152が部品収容凹部194の形成ピッチと等しい長さずつ送られる。それと並行して、カバーテープ送り装置214においても、送りギヤ208,210が一定角度ずつ回転させられるため、キャリヤテープ190からカバーテープ192が剥がされ、部品収容凹部194が開放されるとともに、部品供給位置に位置決めされる。
本実施形態においては、複数のフィーダ58が第1部102および第2部106から成る群と、第1部104および第2部108から成る群との2群に分けられ、それら2群のテープフィーダ群の各々において、部品供給部110が前記2本の直線に平行な方向である配列方向に、各部品供給部110の幅の2倍より小さい(勿論1倍よりは大きい)配列ピッチで並べられるとともに、各フィーダ58の部品供給部110側を前、前記リール保持部112側を後とした場合に、後の列に属する部品供給部110において部品198が取り出された後の廃キャリヤテープ262が、前の列に属する部品供給部110の互いに隣接するものの間の、部品供給部110の幅より小さい幅のスペースを通って前方に排出されるようになっている。
しかし、部品供給部110の列は2列に限定されるものではなく、一般的にN列とされることが可能であり、その場合は、部品供給装置が上記「2」という数字を「N」に変えた状態で構成され、Nが3の場合の例を図14に示すように、後方の列に属する部品供給部110において部品198が取り出された後の廃キャリヤテープ262がそれぞれ、最前列に属する部品供給部110の互いに隣接するものの間の、部品供給部110の幅より小さい幅の各案内部280を通って前方に排出されることとなる。
また、本実施形態においては、テープ化部品送り装置142,162がそれぞれ回動アーム146、166に保持され、その回動アーム146、166がカム150、170によって回動させられることによって、テープ化部品送り装置142、162が係合位置へ移動させられるようにされているが、テープ化部品送り装置142、162が付勢装置の付勢力により係合位置へ付勢されており、操作レバー148、168等の操作部材の操作に基づいて離脱位置へ移動させられるようにすることも可能である。例えば、テープ化部品送り装置142、162を保持している回動アーム146,166が、本体部材120との間に配設された圧縮コイルスプリング等の弾性部材を少なくとも含む付勢装置により、テープ化部品送り装置142、162の係合位置へ付勢されており、操作レバー148,168の操作により回転させられるカムにより、付勢装置の付勢力に抗して離脱位置へ移動させられるようにするのである。
第1部102と組み合わされて1つのフィーダ58を構成する第2部106は、図5,図7および図8に示すように、送り部材たるスプロケット136と、駆動源たる減速機付きの電動モータ138と、回転伝達機構140とを含むテープ化部品送り装置142を備えている。このテープ化部品送り装置142は、支持軸144を介して本体部材120により回動可能に支持された回動アーム146に保持され、操作レバー148の操作によって回転させられるカム(図示の例では偏心カム)150によって、スプロケット136がテープ化部品152に係合する係合位置と、テープ化部品152から離脱する離脱位置とに移動させられる。操作レバー148とカム150とを連携させる連携装置の図示および説明は省略するが、連携装置は、操作レバー148を押し下げれば回動アーム146が係合位置へ回動させられるように構成されており、これら操作レバー148,連携装置,カム150および回動アーム146により係脱装置154が構成されている。
なお、図7および図8に最も明瞭に示されているように、互いに隣接する2つの第1部102のテープ化部品送り装置142において、2つの電動モータ138の位置が互いに前後にずらされており、そのために2つの回転伝達機構140の構成要素の配置が互いに異ならされているが、構成要素自体は互いに同一とされている。
別の実施形態を図15に示す。本実施形態は、複数のフィーダの部品供給部が、一平面上において互いに直交する複数本ずつの直線の各々に沿って並ばせられる態様の一実施形態である。
本実施形態においては、複数のフィーダ300が、長手形状のフィーダ本体301の長手方向が水平となる姿勢で配設される。各フィーダ300において、テープ化部品152の送り方向の下流側を前、上流側を後ろとした場合に、第1テープ化部品送り装置302と第2テープ化部品送り装置304とが前後方向に並べて配設されており、その結果、第1部品供給部306と第2部品供給部308とが、テープ化部品152の送り方向に平行な方向に並べて形成されている。そして、3つ以上のフィーダ300が、前記実施形態におけるフィーダ保持台52に類似のフィーダ保持台(図示省略)に、テープ化部品152の送り方向に直角な方向に1列に並べて搭載されるため、複数の部品供給部(306,308)が一平面(本実施形態では水平面)上において、2本の第1直線と3本以上の第2直線とのそれぞれに沿って並ばせられることとなる。第1直線と第2直線とは一平面上において互いに直交する。
第1,第2テープ化部品送り装置302、304はそれぞれ、送り部材としてのスプロケット312,電動モータ314および回転伝達機構316を備えている。スプロケット312や回転伝達機構316を構成する複数のギヤは、図の単純化のために、単純な円として示されているが、それぞれ外周面に係合突部や歯を有する。
各フィーダ300は、第1リール保持部320とその上方に位置する第2リール保持部322とを備えており、第1リール保持部320に回転可能に保持されたリール199から引き出されたテープ化部品152は、第2テープ化部品送り装置304の下方を通って第1テープ化部品送り装302のスプロケット312に巻き掛けられ、部品198が取り出された後の廃キャリヤテープ262も第2テープ化部品送り装置304の下方を通って、第1リール保持部320の近傍においてフィーダ300の外部へ排出される。具体的には、テープ化部品152は、ガイド部材324に形成されたガイド溝326と、ガイド管328と、ガイド部材330に形成されたガイド溝332とにより形成された第1案内部としての第1テープ化部品案内装置334に案内され、廃キャリヤテープ262は、ガイド部材340に形成されたガイド溝342と、ガイド管344と、ガイド部材324に形成されたガイド溝346とにより形成された第2案内部としての第1廃キャリヤテープ案内装置348に案内されて長手方向に移動する。
第2リール保持部322のリール199から引き出されたテープ化部品152および部品取り出し後の廃キャリヤテープ262も、第2テープ化部品案内装置350および第2廃キャリヤテープ案内装置352により案内されることは上記と同様であるが、第2テープ化部品案内装置350および第2廃キャリヤテープ案内装置352の形成位置が異なっている。図から明らかなように、第2廃キャリヤテープ案内装置352が第1テープ化部品案内装置334の上方に設けられ、その上方に第2テープ化部品案内装置350が設けられているのである。
第1リール保持部320に保持されたリール199から引き出され、第1テープ化部品送り装置302により送られるテープ化部品152のカバーテープ192は、第1カバーテープ剥離装置360によりキャリヤテープ192から剥がされ、第1カバーテープ収容器362に収容される。第1テープ化部品送り装置302のスプロケット312の上方には、開閉可能な第1カバー364が設けられており、この第1カバー364に形成された開口の一端縁(テープ化部品152の送り方向における後ろ側の端縁)が折返し案内部を構成している。この折返し案内部と、一対の送りギヤを含むカバーテープ送り装置366とにより、第1カバーテープ剥離装置360が構成されている。なお、カバーテープ192は幅方向が水平となる姿勢でカバー364の上側へ引き出されるのに対し、カバーテープ送り装置366はカバー364より下方に設けられているため、カバーテープ192は、ガイドローラ370を経た後に90度捻られ、鉛直面内に位置する姿勢でガイド部材372に案内され、ガイド部材372とガイドローラ374との間で再び90度捻られて幅方向が水平となる姿勢に戻され、別のガイドローラ376を経て、カバーテープ送り装置366の一対の送りギヤに挟まれる。
なお、上記ガイド部材372は、上記フィーダ本体301に固定の側板に保持されているが、その側板が内部の構造を理解し易くするために、除去されているため、宙に浮いた状態で示されている。
一方、第2リール保持部322に保持されたリール199から引き出され、第2テープ化部品送り装置304により送られるテープ化部品152のカバーテープ192は、幅方向が水平となる姿勢で第2カバー377の上側へ引き出され、そのままの姿勢でガイドローラ378,380に巻き掛けられた後、第2カバーテープ送り装置382の一対の送りギヤに挟まれる。第2カバー377に設けられた折返し案内部と、第2カバーテープ送り装置382とにより第2カバーテープ剥離装置384が構成されているのである。そして、第2カバーテープ送り装置382から送り出されたカバーテープ192は第2カバーテープ収容器386に収容される。
以上の説明から明らかなように、本実施形態においては、第1カバー364に形成された開口が第1部品供給部306を構成し、第2カバー377に形成された開口が第2部品供給部308を構成している。
また、フィーダ本体301の前部に位置決めピン390,392とコネクタ394とが設けられ、後部に位置決めピン396,398とコネクタ400とが設けられており、コネクタ394が第1テープ化部品送り装置302および第1カバーテープ送り装置366に対する電流および制御信号の供給用であり、コネクタ400が第2テープ化部品送り装置304および第2カバーテープ送り装置382に対する電流および制御信号の供給用である。ただし、コネクタ394を第1,第2テープ化部品送り装置302,304に対する電流および制御信号の供給用とし、コネクタ400を第1,第2カバーテープ送り装置366,382に対する電流および制御信号の供給用とすることも可能である。
本実施形態においては、第1テープ化部品送り装置302により送られるテープ化部品152から剥がされたカバーテープ192が、90度捻られて鉛直な姿勢で第2テープ化部品送り装置304により送られるテープ化部品152の上方から下方へ移動させられるようにされており、第1カバーテープ剥離装置360および第1カバーテープ収容器362が、第2カバーテープ剥離装置384および第2カバーテープ収容器386より下に設けられている。この構成により、2つのカバーテープ192の干渉を回避することが容易となる利点がある。
しかし、ガイドローラの配置を変更することにより、第1カバーテープ送り装置366を第2カバーテープ送り装置382より上方に設けることも可能である。その場合には、第1カバーテープ収容器362を第2カバーテープ収容器386の上に設けることも、第1カバーテープ収容器362を第2カバーテープ収容器386の後方に設けることも可能である。前者の場合には、第1カバーテープ送り装置366により送られるカバーテープ192が、第2カバーテープ剥離装置384の上方を通過し、後者の場合には、第2カバーテープ剥離装置384のみならず第2カバーテープ収容器386の上方をも通過することとなる。
別の実施形態を図16ないし図19に示す。本実施形態も、上記実施形態と同様に、複数のフィーダの部品供給部が、一平面上において互いに直交する複数本ずつの直線の各々に沿って並ばせられる態様の一実施形態であるが、その実現のための手段を異にする。
すなわち、複数(図示の例では2)のフィーダ410,412が上下方向に重ねて配設されるのであるが、下方に配置されるフィータ412の前部が、図16に示す屈曲した状態と、図17に示す後部から真っ直ぐに延びる状態とを取り得るように構成されているのである。
内部の基本的な構成は公知のフィーダと同じであるため簡単に説明し、異なる部分のみ詳細に説明する。
上方に配置されるフィーダ410は、フィーダ本体414と、それに保持されたテープ化部品送り装置420およびカバーテープ送り装置422とを備えており、これら両送り装置は駆動源たる電動モータ424を共有している。フィーダ本体414の後端部に固定のリール保持部430に回転可能に保持されたリール432から引き出されたテープ化部品152は、ガイド板434により構成されるテープ化部品案内部を経て、テープ化部品送り装置420のスプロケット436により送られる。そのテープ化部品152から、カバー438の折返し案内部に案内されつつ剥がされたカバーテープ192は、ガイドローラ440を含むカバーテープ案内部を経てフィーダ本体414の後部に設けられたカバーテープ送り装置422により送られ、フィーダ410の外部に排出される。カバーテープ192が剥がされ、上記カバー438の開口により構成される部品供給部448において部品198が取り出された後の廃キャリヤテープ262は、案内管450により構成される廃キャリヤテープ案内部により案内され、フィーダ本体414の後端部からフィーダ410の外部に排出される。
フィーダ410は、フィーダ保持部材としてのフィーダ保持台460の上面に着脱可能に搭載される。このフィーダ410のフィーダ保持台460への搭載手段は、下方に配置されるフィーダ412と同じであり、フィーダ412を例として後述する。
下方に配置されるフィーダ412の内部の構成は、上記フィーダ410と同様であるため、対応する部分に同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
フィーダ412のフィーダ本体470は、連結軸472により相対回動可能に連結された主体部たる固定部474と、回動部476とを備えている。回動部476は、図16に示す鉛直に起立して固定部474に対して屈曲した屈曲姿勢と、図17に示す水平に横たわり、固定部474から真っ直ぐに延びた伸長姿勢とを取り得、両姿勢においてそれぞれ互いに固定され得るようになっている。そのための固定装置としては、例えば、回動部476が屈曲姿勢となった場合に、回動部476に固定されたボールプランジャのボールが、固定部474に形成された係合凹部に嵌合する一方、回動部476が伸長姿勢となった場合に、回動部476の端面の下部が、固定部474の端面の下部に当接するものとすることができる。この実施形態においては、上記ボールプランジャと係合凹部との組合わせと、互いに当接する2つの端面の下部の組合わせとが、回動部476を屈曲姿勢と伸長姿勢との2つの姿勢に選択的に維持する姿勢維持装置を構成しているのである。
上記連結軸472は、カバーテープ送り装置422の回転伝達機構の一構成要素であるタイミングプーリ480(図18参照)の回転軸を兼ねているため、回動部476が固定部474に対して回動しても、他方のタイミングプーリ482の回転軸との距離が変化せず、タイミングベルト484に影響はない。
部品の供給は回動部476の屈曲姿勢において行われるため、図16に示すように、回動部476の端面を覆う状態でカバー490が設けられ、そのカバー490に形成された開口が部品供給部492を構成し、その開口の後ろ側の端縁によりカバーテープ192の折返し案内部が構成されている。
上記のように、回動部476の屈曲姿勢で部品供給が行われる際、廃キャリヤテープ262は屈曲姿勢にある回動部476の案内管500から、固定部474の案内管502へ送られることが必要であるが、そのための案内は、図18に拡大して示すように、軟質合成樹脂製で可撓性を有する可撓管504によって行われる。可撓管504は、一端部が案内管500の外側に嵌合されて固定される一方、他端部が案内管502の内側に摺動可能に嵌合されている。この可撓管504は、回動部476が図19に示す伸長姿勢にある状態では、直線的に延びて案内管502の内部に収容されているが、回動部476が図18に示す屈曲姿勢にある状態では、大半の部分が案内管502から抜け出て円弧状に湾曲させられる。
可撓管504が、前記連結軸472と共に回転するギヤ506に接近する向きに変形することは、案内管500に固定の接触防止部材508によって防止される一方、可撓管504がギヤ506から離間する向きに変形することは、可撓管504の案内管502からの抜け出し限度が規定されることにより防止される。この抜け出し限度の規定は、例えば、可撓管504の一端部の外周面から半径方向外向きに突出させられたストッパ510が、案内管502の周壁に長手方向に沿って形成されたスロット512の一端に当接することにより行うことができる。
なお、上記ストッパ510のスロット512への嵌入は、可撓管504を直径方向に押し潰す向きに弾性変形させた状態で案内管502内へ挿入し、弾性変形を復元させることによって行うことができる。また、円弧状に湾曲した接触防止部材508は、回動部476が伸長姿勢になった状態では、図19に示すように、ギヤ506の外周面に沿って、タイミングベルト484に近接する位置まで回動するため、固定部474の内部にはこの移動を許容する空間が設けられている。
以上のように構成されたフィーダ412はフィーダ保持台520に着脱可能に搭載される。この搭載は、フィーダ412が、回動部476が伸長姿勢とされた状態で、回動部476側から、上方のフィーダ保持台460と下方のフィーダ保持台520との間のスペースに挿入され、フィーダ保持台520の上面に設けられたT溝522に、固定部474の下面に設けられた断面形状がT字形の嵌合突部524が嵌合されるとともに、操作レバー(図示層略。フィーダ410の操作レバー526参照)の操作により作動させられるロック装置528がロック状態とされることにより行われる。
このようなフィーダ412の搭載に伴って、固定部474の後端から垂下させられ接続部536の位置決めピン538,540が、フィーダ保持台520に設けられた位置決め孔に嵌入させられるとともに、接続部536のコネクタ542がフィーダ保持台520のコネクタに接続される。
フィーダ410も同様にしてフィーダ保持台460に搭載され、両フィーダ410,412がそれぞれフィーダ保持台460,520に搭載された状態では、複数のフィーダ410が、テープ化部品152の送り方向である前後方向に直角な直線に沿って一列に並び、複数のフィーダ412も同様に一列に並ぶ。そして、複数のフィーダ410の複数の部品供給部448と、複数のフィーダ412の複数の部品供給部492とが、水平な一平面上に、互いに平行な2本の直線に沿ってそれぞれ一列に並ぶとともに、1つずつの部品供給部448と部品供給部492とが、前後方向に延びる直線に沿って並ぶ状態となる。
なお、本実施形態において、テープ化部品送り装置420とカバーテープ送り装置422とによって電動モータ424が共有されているが、これは不可欠ではなく、前述の実施形態におけるように、それぞれ専用の電動モータを設けることも可能である。同様に、前述の実施形態において、テープ化部品送り装置(142,162,302,304)とカバーテープ送り装置(214,362,382,384)とに電動モータを共有させることも可能である。
上記実施形態においては、回動部476が屈曲姿勢では鉛直な姿勢まで回動させられるよになっているが、これは不可欠ではなく、鉛直方向に対して傾斜(例えば、前傾)した姿勢まで回動させられ、その姿勢で部品供給を行うようにすることもできる。
また、フィーダ本体を主体部(固定部)と回動部とを含むものとすることも不可欠ではなく、例えば、図20に示すように、一体的なフィーダ本体550を備えたフィーダ552全体を傾斜姿勢でフィーダ保持部材554に保持させ、それらの上端部に設けられたカバー556の開口により構成される部品供給部558から部品が取り出されるようにすることも可能である。
さらに、それぞれ1列に並べられる複数群のフィーダの各々に対してフィーダ保持部材を設けることは不可欠ではなく、1つのフィーダ保持部材を2群のフィーダに兼用とすることも可能である。
例えば、図21に示すように、フィーダ保持部材560の上面に一群のフィーダ562を取り付け、同じフィーダ保持部材560の下面に別の一群のフィーダ564を取り付けるのである。この場合、フィーダ保持部材560の下面に取り付けられるフィーダ564は、矢印566で示すように、下方から取り付けられるようにすれば、フィーダ564のフィーダ本体568が上方に屈曲した形状を有していても、支障なくフィーダ保持部材560に取り付け、そのフィーダ564の部品供給部570を、他のフィーダ562の部品供給部572と同一平面上に位置させることができる。
なお、本実施形態においては、フィーダ562のスプロケット580は図21において時計方向に回転させられるが、フィーダ564のスプロケット582は反時計方向へ回転させられ、両フィーダ562,564においてテープ化部品152は互いに逆の方向に送られる。また、符号584はカバーテープ収容器584を示す。
以上の実施形態においては、カバーテープ192がキャリヤテープ190から完全に剥がされることにより、部品収容凹部194が開放されるようにされていたが、これは不可欠ではない。例えば、特表2002−533943に記載されているように、フィーダを、テープ化部品送り装置により送られるテープ化部品のキャリヤテープから、そのキャリヤテープの複数の部品収容凹部を覆うカバーテープを、部品収容凹部の列の片側の固着部においてはキャリヤテープに固着された状態を維持し、部品収容凹部の列を覆う中央部と固着部とは反対側の側部とが、固着部に対して立上がり、部品収容凹部の上方を開放する状態とする半剥離装置を含むものとすることも可能である。
このようにすれば、部品収容凹部を開放して部品を取り出した後、カバーテープをキャリヤテープに固着された元の状態に戻すことができるため、カバーテープを廃キャリヤテープと共に処理することが可能となって、カバーテープ剥離装置やカバーテープ収容器等、カバーテープの処理専用の装置を設ける必要がなくなり、その分、部品供給部が一平面上に複数列に並ぶ部品供給装置を構成することが容易となる。
10:装着モジュール 24:部品供給装置 26:装着装置 32:電気制御装置 52:フィーダ保持台 53:支持板 54:接続壁 55:T溝 56:位置決め孔 57:コネクタ 58:フィーダ(テープフィーダ) 100:フィーダ集合体 102,104:第1部 106,108:第2部 110:部品供給部 112:リール保持部 114:テープ化部品案内部 116:カバーテープ剥離装置 118:カバーテープ収容器 120:本体部材 122:係合凸部 125,126:位置決めピン 128:コネクタ 136:スプロケット 138:電動モータ 140:回転伝達機構 142:テープ化部品送り装置 144:支持軸 146:回動アーム 148:操作レバー 150:カム 152:テープ化部品 154:係脱装置 156:スプロケット 158:電動モータ 160:回転伝達機構 162:テープ化部品送り装置 164:支持軸 166:回動アーム 168:操作レバー 170:カム 180:角パイプ 182:通路 190:キャリヤテープ 192:カバーテープ 194:部品収容凹部 196:送り穴 198:部品(電子回路部品) 199:リール 200:カバー 202:係合突部 204:開口 206:前端縁 208、210:送りギヤ 212:電動モータ 214:カバーテープ送り装置 220:凹部 222:位置決め部材 224:位置決め突部 226:切欠 228:回転位置検出器 230:案内部保持部 232:受け溝 234:フランジ 236:保持溝 240:基材 246:位置決め装置 248:ブラケット 250:位置決めピン 252:位置決め孔 258:廃キャリヤテープ案内部材 262:廃キャリヤテープ 264:第1案内部 266:第2案内部 267:第1ガイド面 268:第2ガイド面 268a:傾斜部 270:廃キャリヤテープ捩じり装置 270:開口 272:切欠 274:舌片 280:案内部 300:フィーダ 301:フィーダ本体 302:第1テープ化部品送り装置 304:第2テープ化部品送り装置 306:第1部品供給部 308:第2部品供給部 334:第1テープ化部品案内装置 348:第1廃キャリヤテープ案内装置 350:第2テープ化部品案内装置 352:第2廃キャリヤテープ案内装置 360:第1カバーテープ剥離装置 362:第1カバーテープ収容器 364:第1カバー 366:第1カバーテープ送り装置 377:第2カバー 382:第2カバーテープ送り装置 384:第2カバーテープ剥離装置 386:第2カバーテープ収容器 410,412:フィーダ 414:フィーダ本体 420:テープ化部品送り装置 422:カバーテープ送り装置 448:部品供給部 470:フィーダ本体 472:連結軸 474:固定部 476:回動部 490:カバー 492;部品供給部 520:フィーダ保持台 522:T溝 524:嵌合突部 526:操作レバー 528:ロック装置 550:フィーダ本体 552:フィーダ 554:フィーダ保持部材 556:カバー 558:部品供給部 560:フィーダ保持部材 562,564:フィーダ 568:フィーダ本体 570,572:部品供給部

Claims (8)

  1. キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容されたテープ化部品をそれぞれ長手方向に送り、前記複数の部品収容凹部の各々を部品供給部に順次位置決めする複数のテープフィーダと、
    それら複数のテープフィーダを保持するフィーダ保持装置と
    を含む電子回路部品供給装置であって、
    前記複数のテープフィーダの各々が、前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部とを含む第1部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置を含む第2部とに分離可能であり、前記第1部が前記第2部に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとされるとともに、それら複数のテープフィーダが、それらテープフィーダの前記部品供給部が一平面上にかつ互いに平行に延びる複数の直線の各々に沿って複数列に並ぶ状態で、前記フィーダ保持装置に保持されることを特徴とする電子回路部品供給装置。
  2. 前記テープ化部品送り装置が、
    キャリヤテープに一定ピッチで形成された送り穴に係合可能な少なくとも1つの係合突部を有する送り部材と、
    その送り部材を駆動する駆動装置と、
    少なくとも前記送り部材を、前記係合突部が前記送り穴に係合する係合位置と、係合突部が送り穴から離脱する離脱位置とに移動させる係脱装置と
    を含む請求項1に記載の電子回路部品供給装置。
  3. 前記第2部が前記フィーダ保持装置に対して着脱可能である請求項1または2に記載の電子回路部品供給装置。
  4. 前記テープ化部品案内部が真っ直ぐに延びる直線状案内部であり、各直線状案内部が前記リール保持部側の端部より前記部品供給部側の端部が上方に位置する姿勢に傾斜し、かつ、複数群の直線状案内部が、前記複数の直線を含む平面に平行でかつそれら直線に直角な方向に互いに隔たった状態で、前記複数の着脱ユニットが配設された請求項1ないし3のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
  5. 前記複数のテープフィーダが、前記部品供給部の各列に対応するものごとに、2以上の自然数であるNの群に分けられ、それらN群のテープフィーダ群の各々において、前記部品供給部が前記複数の直線に平行な方向である配列方向に、各部品供給部の幅のN倍より小さい配列ピッチで並べられるとともに、各テープフィーダの前記部品供給部側を前、前記リール保持部側を後とした場合に、後方の列に属する部品供給部において電子回路部品が取り出された後の廃キャリヤテープが、前方の列に属する部品供給部の互いに隣接するものの間を通って前方に排出される請求項1ないし4のいずれかに記載の電子回路部品供給装置。
  6. さらに、前記後方の列に属する部品供給部から排出される前記廃キャリヤテープの各々を長手方向に延びる中心線のまわりに捻ることにより、その廃キャリヤテープの前記配列方向における幅を小さくしつつ前記前方の列の部品供給部の間へ導く廃キャリヤテープ捩じり装置を含む請求項5に記載の電子回路部品供給装置。
  7. キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容されたテープ化部品を長手方向に送り、前記複数の部品収容凹部の各々を部品供給部に順次位置決めするテープフィーダであって、
    前記テープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部とを含む第1部と、前記テープ化部品を前記部品供給部へ送るテープ化部品送り装置を含む第2部とに分離可能であり、前記第1部が前記第2部に対して一体的に着脱可能な着脱ユニットとされたことを特徴とするテープフィーダ。
  8. キャリヤテープの長手方向に一定ピッチで並べて形成された複数の部品収容凹部の各々に電子回路部品が1つずつ収容されたテープ化部品が巻かれたリールを保持するリール保持部と、前記複数の部品収容凹部の各々が順次位置決めされ、各部品収容凹部から電子回路部品が取り出される部品供給部と、前記リールから引き出されたテープ化部品を前記部品供給部に導くテープ化部品案内部とを少なくとも含み、前記テープ化部品を送る送り装置を含む着脱対象部に対して一体的に着脱可能であり、その着脱対象部に取り付けられることによって前記テープ化部品を送ることが可能となることを特徴とする着脱ユニット。
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