JP2009141073A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持部の強度低下、並びに、支持部と下部電極との接合強度の低下を防止することが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】層間絶縁膜101上に、下部電極形成用の層間絶縁膜103と仮支持用絶縁膜204を順次積層し、下部電極形成用の層間絶縁膜103と仮支持用絶縁膜204とに貫通孔を形成し、貫通孔の内部に下部電極106を形成し、仮支持用絶縁膜204に開口部を設けて下部電極形成用の層間絶縁膜103を露出させると同時に仮支持用絶縁膜204を仮支持体とし、開口部を介してウエットエッチングすることで下部電極形成用の層間絶縁膜103を除去し、下部電極106及び仮支持体を覆うように本支持体205を形成し、仮支持体を除去し、下部電極106に容量絶縁膜206及び上部電極207を順次積層することを特徴とする半導体装置の製造方法を採用する。
【選択図】図12

Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び半導体装置に関するものであり、特に、クラウン型キャパシタを備えた半導体装置の製造方法及び半導体装置に関するものである。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリセルは、選択用トランジスタとキャパシタとから成るが、微細加工技術の進展によるメモリセルの微細化に伴いキャパシタの電荷蓄積量の減少が問題となってきた。この問題を解決するため、所謂クラウン型のキャパシタが提案されている。下記特許文献1〜4には、クラウン型のキャパシタを備えた半導体装置及びその製造方法が開示されている。特に、特許文献2には、犠牲酸化膜にシリンダ孔を設け、このシリンダ孔内に下部電極を形成し、その後、犠牲酸化膜を除去することによって有底中空筒状の下部電極を形成する際に、下部電極自体の倒壊を防止する支持体を形成する技術が開示されている。一般的に犠牲酸化膜は、ウエットエッチングによって除去するが、ウエットエッチングに伴う薬液処理の際、薬液の表面張力により下部電極同士がショートし、メモリ素子のペアビット不良或いは群ビット不良が発生するが、支持体を設けることで、下部電極同士のショートを防止することが可能になる。
下部電極の倒壊を防ぐ支持体には、例えば、犠牲酸化膜よりもエッチングレートが小さなシリコン窒化膜等が用いられる。例えば、低圧CVD法により成膜されたシリコン窒化膜を用いて支持体を形成し、下部電極間のショートを防止する技術が知られている。これは、半導体プロセスで用いられる絶縁膜のうち、シリコン窒化膜がフッ化水素酸に対して比較的侵されにくいためである。
ところで犠牲酸化膜は、下部電極の高さを稼ぐために2μm以上の厚みで形成される一方、支持体となるシリコン窒化膜は、犠牲酸化膜よりも数分の1〜数十分の1の厚みで形成される場合が多い。このような場合において、犠牲酸化膜をウエットエッチングで完全に除去する間には、シリコン窒化膜もエッチングされてしまい、支持体の厚みが極端に薄くなって支持体の強度が大幅に低下する場合があった。
具体的には、シリコン窒化膜のシリコン酸化膜に対するエッチング選択比は1:100程度でしかない。そのため、厚さ2000nm程度のシリコン酸化膜からなる犠牲酸化膜をエッチングしている間に、支持体となるシリコン窒化膜も20nm程度エッチングされてしまい、支持体の強度が低下すると共に、支持体と下部電極との接合性が低下して下部電極が支持体から外れてしまう問題もあった。
特開平11−317504号公報 特開2005−229097号公報 特開2006−135261号公報 特開2006−245364号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、支持体の強度低下、並びに、支持体と下部電極との接合強度の低下を防止することが可能な半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
本発明の半導体装置の製造方法は、下部電極、容量絶縁膜及び上部電極からなるキャパシタを備えた半導体装置の製造方法であって、コンタクトプラグが埋め込まれた層間絶縁膜上に、下部電極形成用の層間絶縁膜と、前記下部電極形成用の層間絶縁膜とは異なる材質からなる仮支持用絶縁膜を順次積層する積層工程と、前記下部電極形成用の層間絶縁膜及び前記仮支持用絶縁膜を連通して前記コンタクトプラグを露出させる貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、前記貫通孔の内部に、前記貫通孔の形成に伴って現れた前記仮支持用絶縁膜の端面に接合するように有底中空筒状の下部電極を形成する下部電極形成工程と、前記仮支持用絶縁膜に開口部を設けて前記下部電極形成用の層間絶縁膜を露出させると同時に、前記仮支持用絶縁膜を仮支持体とする仮支持体形成工程と、前記開口部を介して前記下部電極形成用の層間絶縁膜をウエットエッチングすることで前記層間絶縁膜を除去すると同時に、前記下部電極同士を前記仮支持体によって連結支持させる絶縁膜除去工程と、前記下部電極の少なくとも上端面及び前記仮支持体を覆うように、前記仮支持体とは材質の異なる絶縁材料からなる本支持体を形成する本支持体形成工程と、前記仮支持体をエッチングによって除去すると同時に、前記下部電極同士を前記本支持体によって連結支持させる仮支持体除去工程と、前記下部電極の露出面に、容量絶縁膜及び上部電極を順次積層するキャパシタ形成工程と、を具備してなることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法においては、前記下部電極形成用の層間絶縁膜がシリコン酸化膜であり、前記仮支持体となる前記仮支持用絶縁膜がポリシリコン膜であり、前記本支持体がシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜からなることが好ましい。
更に、本発明の半導体装置の製造方法においては、前記下部電極形成用の層間絶縁膜がシリコン酸化膜であり、前記仮支持体となる前記仮支持用絶縁膜が非晶質カーボン膜からなり、前記本支持体がシリコン酸化膜からなることが好ましい。
上記の半導体装置の製造方法によれば、仮支持体によって下部電極を支持させつつ、下部電極形成用の層間絶縁膜をエッチングにより除去した後に本支持体を形成するので、下部電極形成用の層間絶縁膜とともに本支持体がエッチング処理されるおそれがない。これにより、本支持体の強度が低下するおそれがなく、また、本支持体と下部電極の接合強度が低下するおそれもない。
また、仮支持体によって下部電極を一時的に支持しておきながら、下部電極の上端面及び仮支持体を覆うように本支持体を形成するので、本支持体を比較的厚く形成することができ、これにより本支持体の強度を高めることができる。また、下部電極の上端面及び仮支持体を覆うように本支持体を形成するので、本支持体と下部電極とが確実に接合され、これにより、本支持体から下部電極が外れることがない。以上より、下部電極同士がショートすることがなく、メモリ素子のペアビット不良及び群ビット不良を抑制できる。
また、上記の半導体装置の製造方法によれば、下部電極形成用の層間絶縁膜がシリコン酸化膜であり、仮支持体となる仮支持用絶縁膜がポリシリコン膜なので、層間絶縁膜であるシリコン酸化膜をエッチングしても、ポリシリコン膜からなる仮支持用絶縁膜はほとんどエッチングされず、仮支持体の強度低下を防止できる。また、本支持体がシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜から構成されるので、仮支持体をエッチングで除去する際に本支持体がエッチングされるおそれがなく、本支持体の強度低下を防止できる。
更に、上記の半導体装置の製造方法によれば、下部電極形成用の層間絶縁膜がシリコン酸化膜であり、仮支持体となる仮支持用絶縁膜が非晶質カーボン膜なので、層間絶縁膜であるシリコン酸化膜をエッチングしても、非晶質カーボン膜からなる支持用絶縁膜はほとんどエッチングされず、仮支持体の強度低下を防止できる。また、本支持体がシリコン酸化膜から構成されるので、仮支持体を除去する際に酸素プラズマや水素プラズマによるアッシング法を利用でき、仮支持体を除去する際には、他の構成部材にダメージを全く与えることがない。
次に、本発明の半導体装置は、下部電極、容量絶縁膜及び上部電極からなるキャパシタを備えた半導体装置であって、コンタクトプラグが埋め込まれた層間絶縁膜上に形成されて前記コンタクトプラグに接続される複数の有底中空筒状の下部電極と、前記の各下部電極の上端面上に配置されて、各下部電極同士を連結支持する本支持体と、前記下部電極の露出面に順次積層された容量絶縁膜及び上部電極と、を具備してなることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置においては、前記本支持体が、前記下部電極の前記上端面に接していることが好ましい。
更に、本発明の半導体装置においては、前記本支持体が、前記下部電極の前記上端面及び前記上端面に隣接する外周面の上端部に接していることが好ましい。
上記の半導体装置によれば、下部電極同士を連結支持する本支持体が、各下部電極の上端面上に配置されているので、本支持体を比較的厚く形成することができ、本支持体の強度をより高めることができる。また、本支持体が各下部電極の上端面上に配置されることで、下部電極の側面を本支持体が覆うことが無く、下部電極の電極面を広く確保してキャパシタの静電容量を大きくすることができる。
また、上記の半導体装置によれば、本支持体が、前記下部電極の上端面に接しているので、下部電極を確実に支持できる。
更に、上記の半導体装置によれば、本支持体が、下部電極の上端面及び上端面に隣接する外周面の上端部に接しているので、本支持体と下部電極との接合面積を広く確保することができ、本支持体から下部電極が外れるおそれがなく、また、本支持体の強度をより高めることができる。
本発明によれば、支持体の強度低下、並びに、支持体と下部電極との接合強度の低下を防止することが可能な半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態である半導体装置の製造方法及び半導体装置について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する図は、本実施形態の半導体装置及びその製造方法を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の半導体装置における各部の寸法関係とは異なる場合がある。
「第1の実施形態」
本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法及び半導体装置について、図1〜図13を参照して説明する。図1〜図11及び図13には、半導体装置の製造方法を説明する工程図を示し、図12には、半導体装置の一例であるDRAM素子を示す。
<半導体装置の製造方法>
本実施形態の半導体装置の製造方法は、下部電極形成用の層間絶縁膜と仮支持用絶縁膜とを順次積層する積層工程と、層間絶縁膜及び仮支持用絶縁膜に貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、貫通孔の内部に有底中空筒状の下部電極を形成する下部電極形成工程と、仮支持用絶縁膜に開口部を設けて仮支持体とする仮支持体形成工程と、開口部を介して層間絶縁膜をウエットエッチングする絶縁膜除去工程と、本支持体を形成する本支持体形成工程と、仮支持体をエッチングによって除去する仮支持体除去工程と、下部電極に容量絶縁膜及び上部電極を順次積層するキャパシタ形成工程と、から概略構成されている。以下、各工程について順次説明する。
(積層工程)
積層工程では、コンタクトプラグ100が埋め込まれた層間絶縁膜101上に、下部電極形成用の層間絶縁膜103と、下部電極形成用の層間絶縁膜103とは異なる材質からなる仮支持用絶縁膜204を順次積層する。
具体的には、先ず図1に示すように、図示しない半導体基板の上に、MOSトランジスタ等の半導体素子を形成し、MOSトランジスタに接続される図示しないビット線を形成し、更に、MOSトランジスタ及びビット線等を覆う層間絶縁膜101を形成する。層間絶縁膜101は例えば、酸化シリコン膜等で形成する。次に、形成された層間絶縁膜101の所定の領域に、容量コンタクトプラグ100(コンタクトプラグ)を形成する。容量コンタクトプラグ100は、半導体基板上に形成されたMOSトランジスタと、本発明に係るキャパシタの下部電極とを接続するものである。容量コンタクトプラグ100は例えば、ポリシリコン(多結晶シリコン)やタングステンなどの金属により形成する。
次に、図1に示すように、容量コンタクトプラグ100及び層間絶縁膜101を覆うように、シリコン窒化膜からなるエッチングストッパ膜102と、酸化シリコンからなる下部電極形成用の層間絶縁膜103と、ポリシリコンからなるハードマスク層204(支持用絶縁膜)とを順次成膜する。エッチングストッパ膜102は層間絶縁膜103をエッチングする際のエッチングストッパとなる膜であり、下部電極形成用の層間絶縁膜103はキャパシタの下部電極の下地となる貫通孔を設けるための膜であり、ハードマスク層204は層間絶縁膜103に貫通孔を設ける際のマスクとなる膜である。またハードマスク層204は、下部電極を一時的に支持する仮支持体となる。本発明に係るキャパシタをDRAM素子のキャパシタとして用いる場合には、下部電極形成用の層間絶縁膜103の膜厚を1μm〜2μm程度とするのが望ましく、ハードマスク層204の膜厚を40nm〜60nm程度とするのが望ましい。また、層間絶縁膜103とハードマスク層204は相互に異なる材質からなることが好ましく、特に層間絶縁膜103をウエットエッチングする際のエッチャントに対するハードマスク層204のエッチング速度が、層間絶縁膜103のエッチング速度よりも低いものがよい。従って、例えば上述のように、層間絶縁膜103をシリコン酸化膜で構成し、ハードマスク層204をポリシリコン膜で構成するとよい。
次に、図2に示すように、ハードマスク層204上にフォトレジストを積層し、更にフォトレジストにホールパターンを形成することによってレジストマスク層Mを形成する。
(貫通孔形成工程)
次に、貫通孔形成工程では、下部電極形成用の層間絶縁膜103及びハードマスク層204を連通し、コンタクトプラグ100を露出させる貫通孔105を形成する。
具体的には、図2に示すように、レジストマスク層Mをマスクにしてハードマスク層204をエッチングする。このエッチングには例えば、塩素ガスを含有するプラズマドライエッチング法を用いることができる。
次に図3に示すように、フッ素を含有するエッチングガスを用いたプラズマドライエッチング法により、ハードマスク層204から露出している層間絶縁膜103をエッチングし、ハードマスク層204と層間膜103とを連通する貫通孔105を形成する。続いて、レジストマスク層Mを除去した後、貫通孔105の底部に露出したエチングストッパ膜102を選択的にドライエッチングして容量コンタクトプラグ100の上面100aを露出させる。
(下部電極形成工程)
次に、下部電極形成工程では、貫通孔105の内部に、貫通孔105の形成に伴って設けられたハードマスク層204(仮支持用絶縁膜)の端面204aに接合される有底中空筒状の下部電極106を形成する。
具体的には、貫通孔105の内面及びハードマスク層204の上面を覆うように窒化チタン等からなる導電膜を形成し、ハードマスク層204の上面に形成された導電膜をエッチングまたはCMP法によって除去することで、図4に示すように、各貫通孔105ごとに導電膜を分離して下部電極106とする。貫通孔105の内面に導電膜を形成することで、下部電極106と容量コンタクトプラグ100とが接続される。ここで、下部電極106としては、窒化チタンの他、カバレッジの良いタングステン、あるいはルテニウム等の貴金属を用いることもできる。また、窒化チタンの除去においては、貫通孔105内にフォトレジストを充填して、貫通孔105内の下部電極106を保護することが望ましい。
なお、導電膜を貫通孔105の内面に形成することによって、下部電極106が、貫通孔105の形成に伴って現れたハードマスク層204の端面204a(支持用絶縁膜の端面)に接合される。
(仮支持体形成工程)
次に、仮支持体形成工程では、ハードマスク層204(仮支持用絶縁膜)に開口部204bを設けて下部電極形成用の層間絶縁膜103を露出させると同時に、ハードマスク層204(仮支持用絶縁膜)を仮支持体204cとする。
具体的には、図5及び図6に示すように、リソグラフィとドライエッチングによって、ハードマスク層204に、キャパシタ層間膜103を露出させるための開口部204bを形成すると同時に、ポリシリコンからなる仮支持体204cを形成する。その後、開口部204bを設ける際に形成したフォトレジストを除去する。図5では、開口部204bから層間絶縁膜103が露出している状態が示されている。
開口部204bは、隣接する下部電極106同士を連結する溝状に設けることが好ましい。図5に示すように、開口部204bを設けることによってハードマスク層204が複数に分断され、これにより複数の平面視略帯状の仮支持体204cが形成される。複数の仮支持体204cは、相互にほぼ平行に配置される。そして、仮支持体204cの幅方向両側の端面204aに下部電極106が接合された状態で、下部電極106が一対の仮支持体204cによって挟まれた形になる。下部電極106が一対の仮支持体204cによって挟まれることで、下部電極106の倒壊が防止され、下部電極106同士のショートが防止される。
なお、仮支持体204cの延伸方向は、図5に示す方向に限定されるものではなく、図5の水平方向でもよく、図5の傾斜方向でもよい。
(絶縁膜除去工程)
次に、絶縁膜除去工程では、開口部204bを介して下部電極形成用の層間絶縁膜103をウエットエッチングすることで層間絶縁膜103を除去すると同時に、下部電極106同士を仮支持体204cによって連結支持させる。
具体的には、図7に示すように、常温下、濃度50%程度の濃フッ化水素酸による薬液処理(ウエットエッチング)を行うことで、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜103を除去する。開口部204bを介してエッチャントを層間絶縁膜103側に流入させることで、層間絶縁膜103を除去する。また、ウエットエッチングにおいてエッチングストッパ膜102がエッチングストッパとして機能する。これにより、層間絶縁膜101上に、有底中空筒状の下部電極106が林立し、かつ下部電極106同士が仮支持体204cによって相互に連結支持された構造が形成される。下部電極106は、その外周面上端部が仮支持体204cの端面204aに接合されることで仮支持体204cに支持される。また、ウエットエッチングを経ることによって下部電極106の上端面106aが露出した状態になる。
(本支持体形成工程)
次に、本支持体形成工程では、下部電極106の上端面106a及び仮支持体204cを覆うように、仮支持体204cとは材質の異なる絶縁材料からなる本支持体205を形成する。
具体的には、図8及び図9に示すように、下部電極106の上端面106a及び仮支持体204cの上に、プラズマCVD法を用いて絶縁材料を堆積することによって、本支持体205を形成する。本支持体205は、図9に示すように、厚み方向に向けて幅が徐々に拡幅するように形成される。
また、図8に示すように、下部電極106の上端面106a及び仮支持体204cを覆うように絶縁材料を堆積させることで、本支持体205は平面視略帯状に複数形成される。各本支持体205は、開口部205aを介して相互にほぼ平行に配置される。開口部205aは、絶縁材料を堆積する際に、仮支持体204cを分断する開口部204bに連通するように設けられたものである。そして、本支持体205の下側に下部電極106の上端面106aが接合された状態で、下部電極106が一対の本支持体205によって支持される形になる。下部電極106が一対の本支持体205によって支持されることで、下部電極106の倒壊が防止され、下部電極106同士のショートが防止される。なお、本支持体205の延伸方向は、図8に示す方向に限定されるものではなく、図8の水平方向でもよく、図8の傾斜方向でもよい。なお図8では、本支持体205の開口部205aから、エッチングストッパ膜102が露出されているのが判る。
本支持体205を構成する絶縁材料としては、仮支持体204cとは材質の異なる絶縁材料が好ましく、具体的にはシリコン窒化膜またはシリコン酸化膜を用いることができる。シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜は、ポリシリコン膜からなる仮支持体204cをウエットエッチングで除去する際にほとんどエッチングされないことから、本支持体205の構成材料として好適である。シリコン酸化膜は、原料としてTEOS(テトラエトキシシラン)を用い、プラズマを発生させるための高周波パワーは2周波を用い、例えば高周波側で13.56MHz、650Wとし、低周波側で400kHz、500Wとする。成膜温度は例えば350℃とする。シリコン窒化膜の場合は、原料としてSiH(シラン)およびアンモニアを用い、例えば高周波パワーを13.56MHz、700W、温度500℃程度の条件で成膜する。プラズマCVD法は微細箇所に対するカバレッジ性が低いため、下部電極106の上端面106aから30nmより下側の外周面及び内周面には絶縁材料がほとんど付着されない。また、本支持体205の厚みとして、例えば最小加工寸法を70nmとするDRAM素子に適用する場合は、70〜150nm程度が適切である。本支持体205を厚く形成することで、本支持体205の強度が高められる。
(仮支持体除去工程)
次に、仮支持体除去工程では、仮支持体204cをエッチングによって除去すると同時に、下部電極106同士を本支持体205によって連結支持させる。
具体的には、図10に示すように、フッ化水素酸と硝酸の混酸、あるいは希アンモニア水をエッチャントを、開口部205aから流入させてウエットエッチングすることにより、仮支持体204cを除去する。これにより、ポリシリコンからなる仮支持体204cによって相互に導通されていた下部電極106間が絶縁される。下部電極106および本支持体205を構成するシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜に影響を及ぼさず、仮支持体204cを構成するポリシリコンのみを高速にエッチングするためのアンモニア水の濃度は、例えば、通常の半導体の洗浄で用いられる0.5%程度が適当である。また、フッ化水素酸と硝酸の混酸を用いる場合は、例えば、硝酸:50%濃度フッ化水素酸=200:1程度の比が適当である。また、アンモニア水を用いる場合、仮支持体204cを構成するポリシリコン表面に酸化膜層が存在しているとエッチング残りが発生するため、1%程度の希フッ化水素酸で前洗浄を加えることが好ましい。また、上記アンモニア水に1%程度のフッ化水素酸を混合した溶液を用いて仮支持体204cをエッチングしても良い。フッ化水素酸を混合したり、あるいは前洗浄で用いることにより、ポリシリコンを効果的に除去でき、また、下部電極106の上端面106aから30nmより下の内周面及び外周面に数nmの厚さでわずかに形成されている絶縁膜も除去できる。いずれのエッチング液を用いた場合でも、ポリシリコンからなる仮支持体204cのエッチング時間は20〜30秒程度で充分である。
仮支持体204cを除去することによって、上述したように、各本支持体205が開口部205aを介して相互にほぼ平行に配置され、本支持体205の下面に下部電極106の上端面106aが接合された状態で、複数の下部電極106が一対の本支持体205によって連結支持される形になる。
(キャパシタ形成工程)
最後に、キャパシタ形成工程では、下部電極106の露出面に、容量絶縁膜206及び上部電極207を順次積層してキャパシタを形成する。
具体的には、図11に示すように、有底中空筒状の下部電極106の露出面全面に、容量絶縁膜206および上部電極207を形成する。容量絶縁膜206および上部電極207は、本支持体205を覆うようにも形成される。このように、下部電極106及び本支持体205が容量絶縁膜206および上部電極207によって一括して被覆されることで、下部電極106及び本支持体205が更に強固に接合される。また、上部電極207の上には共通電極208を積層する。容量絶縁膜は206、酸化アルミニウム、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化タンタルなどの単層膜もしくは積層膜で構成され、ALD法(Atomic Layer Deposition(原子層堆積法))により形成する。上部電極207はカバレージの良い窒化チタンで形成し、共通電極208は低抵抗のタングステンで形成する。このようにして、下部電極106、容量絶縁膜206及び上部電極207からなるクラウン型のキャパシタ220が形成される。クラウン型キャパシタ220は、下部電極106の内周面及び外周面をキャパシタとして用いることができるので、内周面のみを用いる単純ホール型のキャパシタに比べ約2倍の容量が得られるという大きな利点がある。
<半導体装置>
図12には、図1〜図11に示す製造方法によって製造されたクラウン型キャパシタ220を搭載したDRAM素子(半導体装置)の一態様を示す。
図12に示すDRAM素子(半導体装置)Hは、シリコンからなる半導体基板209上に形成されたトランジスタTrと、トランジスタTrに接続されたキャパシタ220とから概略構成されている。
トランジスタTrは、半導体基板209に形成されたソース拡散層210およびドレイン拡散層211と、半導体基板209上に形成されたゲート絶縁膜212aと、ゲート絶縁膜212a上に配置されてゲート配線を兼ねるゲート電極212bとから構成されている。隣接するゲート電極212b間にはコンタクトプラグ213が形成されている。また、トランジスタTr上には層間絶縁膜214が形成され、層間絶縁膜214には、コンタクトプラグ213を介してドレイン拡散層211に接続されるビット配線コンタクトプラグ215が形成されている。さらに層間絶縁膜214上にはビット配線216が形成されており、ビット配線216はビット配線コンタクトプラグ215に接続されている。また、ビット配線216上には層間絶縁膜217、101が順次積層されている。更に、層間絶縁膜214、217及び101を貫通するように容量コンタクトプラグ100が形成され、容量コンタクトプラグ100はコンタクトプラグ213に接続されている。そして、この容量コンタクトプラグ100を介してトランジスタTrのソース拡散層210とクラウン型キャパシタ220とが接続されている。
キャパシタ220は、上記の製造方法によって製造されたものであり、下部電極106、容量絶縁膜206及び上部電極207を具備して構成されている。下部電極106は、容量コンタクトプラグ100が埋め込まれた層間絶縁膜101上に形成されて容量コンタクトプラグ100に接続されており、有底中空筒状の形状となっている。また、下部電極106の上端面106a上には、下部電極106同士を連結支持する本支持体205が形成されている。また、容量絶縁膜206及び上部電極207は、下部電極106の露出面及び本支持体205を順次覆うように形成されている。
また、図12には、メモリアレイ領域MAと周辺回路領域PCが示されている。メモリアレイ領域MAには、下部電極形成用の層間絶縁膜103が残されており、この層間絶縁膜103は、周辺回路の層間絶縁膜を兼ねている。メモリアレイ領域MAにおいては、層間絶縁膜103が除去されるので、周辺回路領域PCにおいて何らかの対策をしないと、メモリアレイ領域MAにおいて層間絶縁膜103が除去されたときに、周辺回路領域PCの層間絶縁膜も除去されてしまう。
本実施形態では、周辺回路領域PCの層間絶縁膜103がエッチングされないようにしている。これにより図12に示すように、周辺回路領域PCに、層間絶縁膜103及びポリシリコンからなるハードマスク層204が残存している。
図3に示した貫通孔105を形成する段階で、図13に示すようにメモリアレイ領域MAを囲むダミー溝105aを同時に形成しておく。層間絶縁膜103をエッチングする前に、リソグラフィを用いて周辺回路領域PCを覆うフォトレジストパターン219を形成する。周辺回路領域PCはフォトレジストパターン219で覆われるので、メモリアレイ領域MAの層間絶縁膜103のみを選択的に除去することができ、周辺回路領域PCに層間絶縁膜103を残存させることができる。なお、最終的に周辺回路領域PCにハードマスク層204を残存させたくない場合は、ホトレジストパターン219の反転パターンを用いてハードマスク層204をエッチングし、除去することもできる。
以上説明したように、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、仮支持体204cによって下部電極106を支持させつつ、下部電極形成用の層間絶縁膜103をエッチングにより除去した後に本支持体205を形成するので、下部電極形成用の層間絶縁膜103とともに本支持体205がエッチング処理されるおそれがない。これにより、本支持体205の強度が低下するおそれがなく、また、本支持体205と下部電極106の接合強度が低下するおそれもない。
なお、本支持体205は、仮支持体204cを除去する際にウエットエッチングのエッチャントに曝されるが、仮支持体204cは厚みが数十nm程度であって層間絶縁膜よりもかなり薄いので、エッチング時間が短くて済み、これにより本支持体205はほとんどエッチングされず、本支持体205の強度低下のおそれはない。
また、下部電極106を仮支持体204cによって一時的に支持しておきながら、下部電極106の上端面106a及び仮支持体204cを覆うように本支持体205を形成するので、下部電極106を支持した状態で本支持体205を比較的厚く形成することができ、これにより本支持体205の強度を高くすることができる。また、下部電極106の上端面106a及び仮支持体204cを覆うように本支持体205を形成するので、本支持体205と下部電極106とが確実に接合され、これにより、本支持体205から下部電極106が外れることがない。以上より、下部電極106同士がショートすることがなく、DRAM素子のペアビット不良及び群ビット不良を抑制できる。
また、下部電極形成用の層間絶縁膜103がシリコン酸化膜であり、仮支持体204cとなるハードマスク層204(仮支持用絶縁膜)がポリシリコン膜なので、層間絶縁膜103であるシリコン酸化膜をエッチングしても、ポリシリコン膜からなるハードマスク層204(仮支持用絶縁膜)はほとんどエッチングされず、仮支持体204cの強度低下を防止できる。また、本支持体205がシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜から構成されるので、仮支持体204cをエッチングで除去する際に本支持体205がエッチングされるおそれがなく、本支持体205の強度低下を防止できる。
また、本実施形態の半導体装置Hによれば、下部電極106同士を連結支持する本支持体205が、各下部電極106の上端面106a上に配置されているので、本支持体205を比較的厚く形成することができ、本支持体205の強度をより高めることができる。また、本支持体205が各下部電極106の上端面106a上に配置されることで、下部電極106の側面を本支持体205が覆うことが無く、下部電極106の電極面を広く確保してキャパシタの静電容量を大きくすることができる。
また、上記の半導体装置Hによれば、本支持体205が、下部電極106の上端面106aに接しているので、下部電極106を確実に支持できる。
「第2の実施形態」
次に、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法及び半導体装置について、図14〜図20を参照して説明する。図14〜図20には、半導体装置の製造方法を説明する工程図を示す。
<半導体装置の製造方法>
本実施形態の半導体装置の製造方法は、第1の実施形態の場合と同様に、積層工程、貫通孔形成工程、下部電極形成工程、仮支持体形成工程、絶縁膜除去工程、本支持体形成工程、仮支持体除去工程及びキャパシタ形成工程とから概略構成されている。以下、各工程について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、以下の説明において、図14〜図20に示す構成要素のうち図1〜図13に示す構成要素と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
(積層工程から下部電極形成工程)
本実施形態では、ハードマスク層(仮支持用絶縁膜)として、第1実施形態のポリシリコン膜に替えて、非晶質カーボン膜を使用する。
すなわち、積層工程では、図14に示すように、容量コンタクトプラグ100が埋め込まれた層間絶縁膜101上に、シリコン窒化膜からなるエッチングストッパ膜102と、下部電極形成用の層間絶縁膜103と、非晶質カーボン膜からなるハードマスク層304(仮支持用絶縁膜)とを順次積層する。ハードマスク層304は、層間絶縁膜103よりもエッチング速度が低い材料(例えば非晶質カーボン)によって構成されていればよい。また、非晶質カーボン膜からなるハードマスク層304の上に、非晶質カーボン膜を保護する保護用シリコン酸化膜305とシリコン膜306とを順次積層する。ハードマスク層304は貫通孔を設ける際のマスクとなる膜である。またハードマスク層304を構成する非晶質カーボン膜は、下部電極を一時的に支持する仮支持体となる。
ハードマスク層304を構成する非晶質カーボン膜は、ハイドロカーボンガスを原料とするプラズマCVD法やスパッタによるPVD法を用いて成膜する。また、保護用シリコン酸化膜305およびシリコン膜306は、プラズマCVD法や熱CVD法を用いて成膜する。なお、膜の成膜方法は特に限定されるものではない。
また、層間絶縁膜103の膜厚は1μm〜2μm程度とするのが望ましく、非晶質カーボン膜からなるハードマスク層304は例えば、100nm程度の厚みがよく、保護用シリコン酸化膜305は例えば50nm程度の厚みが良く、シリコン膜306は例えば100nm程度の厚みがよい。
次に、下部電極形成用の層間絶縁膜103及びハードマスク層304を連通し、コンタクトプラグ100を露出させる貫通孔307を形成する。
具体的には、図14に示すように、図示略のレジストマスク層をマスクにしてシリコン膜306をエッチングする。このエッチングには例えば、塩素ガスを含有するプラズマドライエッチング法を用いることができる。次に、図示略のレジストマスク層を酸素アッシングにより除去してから、シリコン膜306をマスクにして保護用シリコン酸化膜305、ハードマスク層304および層間絶縁膜103を連続的にドライエッチングして、貫通孔307を形成する。保護用シリコン酸化膜305および層間絶縁膜103はCなどの高次フロロカーボンガスを用いたプラズマでエッチングする。またハードマスク層304は酸素ガスやアンモニアガスを用いたプラズマでエッチングする。なお、非晶質カーボンからなるハードマスク層304が露出していると、図示略のレジストマスク層を酸素アッシングにより除去する段階でハードマスク層204もアッシングされてしまうので、ここでは保護用シリコン酸化膜305によってハードマスク層204を保護している。
次に、第1の実施形態と同様にして、貫通孔307の底部に露出しているエッチングストッパ膜102をドライエッチングしてから、貫通孔307内に例えば窒化チタンからなる下部電極308を形成する。下部電極308は、第1の実施形態と同様に、窒化チタンの他、カバレッジの良いタングステン、あるいはルテニウム等の貴金属を用いることもできる。また、有底中空筒状の下部電極308は、貫通孔307の形成に伴って設けられたハードマスク層304の端面304aに接合される。
(仮支持体形成工程)
次に、仮支持体形成工程では、ハードマスク層304(支持用絶縁膜)に開口部304bを設けて下部電極形成用の層間絶縁膜103を露出させると同時に、非晶質カーボン膜からなるハードマスク層304を仮支持体304cとする。
具体的には、図15に示すように、リソグラフィとドライエッチングによって、シリコン膜306に開口部306aを形成する。開口部306aの形成の際にマスクとして用いた図示しないフォトレジストは酸素アッシングにより除去する。ここでも非晶質カーボンからなるハードマスク層304が露出していると、フォトレジストを酸素アッシングにより除去する段階でハードマスク層204もアッシングされてしまうので、保護用シリコン酸化膜305によってハードマスク層204を保護している。
次に、図16に示すように、シリコン膜306をマスクとして保護用シリコン酸化膜305およびハードマスク層304をエッチングし、ハードマスク層304に開口部304bを設けて層間絶縁膜103を露出させる。この段階で、非晶質カーボンからなる仮支持体304cが形成される。
開口部304bは、第1の実施形態における開口部204bと同様の位置、形状となるように設ければよい。同様に、仮支持体304cは、第1の実施形態における仮支持体204cと同様の位置、形状となるように形成すればよい。
(絶縁膜除去工程)
次に、絶縁膜除去工程では、開口部304bを介して層間絶縁膜103をウエットエッチングすることで層間絶縁膜103を除去すると同時に、下部電極308同士を仮支持体304bによって連結支持させる。
具体的には、図17に示すように、第1の実施形態と同様にウエットエッチングすることで、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜103を除去する。このとき、保護用シリコン酸化膜305も同時に除去され、フッ酸でエッチングされない非晶質カーボン膜からなる仮支持体304cが残存する。このようにして、層間絶縁膜101上に、有底中空筒状の下部電極308が林立し、かつ下部電極308が仮支持体304cによって相互に連結支持された構造が形成される。下部電極308は、下部電極308の外周面上端から保護用酸化シリコン膜305とシリコン膜306との合計膜厚分だけ下がった位置で仮支持体304cに接合される。これにより、下部電極308の外周面の上端部308bが露出した状態になる。
(本支持体形成工程)
次に、図18に示すように、第1の実施形態と同様にプラズマCVD法を用いて、下部電極308の上端面308a、外周面の上端部308b及び仮支持体304cを覆うように、本支持体309を形成する。本支持体309を構成する絶縁材料としては、シリコン酸化膜を用いることができる。
(仮支持体除去工程)
次に、図19に示すように、仮支持体304cをエッチングによって除去すると同時に、下部電極308同士を本支持体309によって連結支持させる。
具体的には、図19に示すように、非晶質カーボンからなる仮支持体304cを酸素プラズマやアンモニアなどの水素含有プラズマを用いて除去する。仮支持体304cを除去することによって、図18に示すように、複数の下部電極308が本支持体309によって連結支持される形になる。本支持体309は、下部電極308の上端面308a及び上端面308aに隣接する外周面の上端部308bに接合される。
(キャパシタ形成工程)
最後に、図20に示すように、第1の実施形態と同様にして、有底中空筒状の下部電極308の露出面全面に、容量絶縁膜310および上部電極311を形成する。容量絶縁膜310および上部電極311は、本支持体309を覆うようにも形成される。このように、下部電極308及び本支持体309が容量絶縁膜310および上部電極311によって一括して被覆されることで、下部電極308及び本支持体309が更に強固に接合される。また、上部電極311の上に、共通電極312を積層する。容量絶縁膜310、上部電極311及び共通電極312は、第1の実施形態における容量絶縁膜、上部電極及び共通電極と同じ材質でよい。このようにして、下部電極308、容量絶縁膜310及び上部電極311からなるクラウン型のキャパシタ313が形成される。
上記の製造方法によって製造されたキャパシタ313は、下部電極308、容量絶縁膜310及び上部電極311を具備して構成されている。下部電極308は、第1の実施形態と同様に、容量コンタクトプラグ100が埋め込まれた層間絶縁膜101上に形成されて容量コンタクトプラグ100に接続されており、有底中空筒状の形状となっている。また、下部電極308の上端面308a上には、下部電極308同士を連結支持する本支持体309が形成されている。本支持体309は、下部電極308の上端面308a及び外周面の上端部308bに接合されている。また、容量絶縁膜310及び上部電極311は、下部電極308の露出面及び本支持体309を順次覆うように形成されている。
本実施形態の半導体装置及び半導体装置の製造方法によれば、第1の実施形態の半導体装置及び半導体装置の製造方法と同様な効果が得られると共に、下記のような利点がある。
すなわち、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、層間絶縁膜103がシリコン酸化膜であり、仮支持体304cとなる膜が非晶質カーボン膜なので、層間絶縁膜103であるシリコン酸化膜をエッチングしても、非晶質カーボン膜はほとんどエッチングされず、仮支持体304cの強度低下を防止できる。また、本支持体309がシリコン酸化膜から構成されるので、仮支持体304cを除去する際に酸素プラズマや水素プラズマによるアッシング法を利用でき、仮支持体304cを除去する際には、他の構成部材にダメージを全く与えることがない。
また、ハードマスク層304を構成する非晶質カーボン膜に保護用シリコン酸化膜305が積層されて保護されているため、貫通孔307や開口部304bを形成する際にフォトレジストを使用し、このフォトレジストをアッシングで除去する際に、非晶質カーボン膜が同時にアッシングされるおそれがなく、仮支持体304cとなる非晶質カーボン膜の強度低下を防止できる。
更に、本実施形態の半導体装置によれば、本支持体309が、下部電極308の上端面308a及び上端面に隣接する外周面の上端部308bに接しているので、本支持体309と下部電極308との接合面積を広く確保することができ、本支持体309から下部電極308が外れるおそれがなく、また、本支持体309の強度をより高めることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、積層工程を示す断面模式図である。 図2は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、積層工程及び貫通孔形成工程を示す断面模式図である。 図3は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、貫通孔形成工程を示す断面模式図である。 図4は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、下部電極形成工程を示す断面模式図である。 図5は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、仮支持体形成工程を示す平面模式図である。 図6は、図5のA−A’線に対応する断面図である。 図7は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、絶縁膜除去工程を示す断面模式図である。 図8は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、本支持体形成工程を示す平面模式図である。 図9は、図8のB−B’線に対応する断面図である。 図10は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、仮支持体除去工程を示す断面模式図である。 図11は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、キャパシタ形成工程を示す断面模式図である。 図12は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の一例であるDRAM素子を示す断面模式図である。 図13は、本発明の第1の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、メモリアレイ領域と周辺回路領域の境界部分における処理工程を示す断面模式図である。 図14は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、積層工程、貫通孔形成工程及び下部電極形成工程を示す断面模式図である。 図15は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、仮支持体形成工程を示す断面模式図である。 図16は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、仮支持体形成工程を示す断面模式図である。 図17は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、絶縁膜除去工程を示す断面模式図である。 図18は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、本支持体形成工程を示す平面模式図である。 図19は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、仮支持体除去工程を示す断面模式図である。 図20は、本発明の第2の実施形態である半導体装置の製造方法を説明する工程図であって、キャパシタ形成工程を示す断面模式図である。
符号の説明
100…容量コンタクトプラグ(コンタクトプラグ)、101…層間絶縁膜、103…層間絶縁膜(下部電極形成用の層間絶縁膜)、105、307…貫通孔、106、308…下部電極、106a、308a…上端面(下部電極の上端面)、204、304…ハードマスク層(仮支持用絶縁膜)、204a、304a…端面(仮支持用絶縁膜の端面)、204b、304b…開口部、204c、304c…仮支持体、205、309…本支持体、206、310…容量絶縁膜、207、311…上部電極、220、313…キャパシタ、308b…上端部(下部電極の上端面に隣接する外周面の上端部)、H…半導体装置

Claims (6)

  1. 下部電極、容量絶縁膜及び上部電極からなるキャパシタを備えた半導体装置の製造方法であって、
    コンタクトプラグが埋め込まれた層間絶縁膜上に、下部電極形成用の層間絶縁膜と、前記下部電極形成用の層間絶縁膜とは異なる材質からなる仮支持用絶縁膜を順次積層する積層工程と、
    前記下部電極形成用の層間絶縁膜及び前記仮支持用絶縁膜を連通して前記コンタクトプラグを露出させる貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
    前記貫通孔の内部に、前記貫通孔の形成に伴って現れた前記仮支持用絶縁膜の端面に接合するように有底中空筒状の下部電極を形成する下部電極形成工程と、
    前記仮支持用絶縁膜に開口部を設けて前記下部電極形成用の層間絶縁膜を露出させると同時に、前記仮支持用絶縁膜を仮支持体とする仮支持体形成工程と、
    前記開口部を介して前記下部電極形成用の層間絶縁膜をウエットエッチングすることで前記層間絶縁膜を除去すると同時に、前記下部電極同士を前記仮支持体によって連結支持させる絶縁膜除去工程と、
    前記下部電極の少なくとも上端面及び前記仮支持体を覆うように、前記仮支持体とは材質の異なる絶縁材料からなる本支持体を形成する本支持体形成工程と、
    前記仮支持体をエッチングによって除去すると同時に、前記下部電極同士を前記本支持体によって連結支持させる仮支持体除去工程と、
    前記下部電極の露出面に、容量絶縁膜及び上部電極を順次積層するキャパシタ形成工程と、を具備してなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記下部電極形成用の層間絶縁膜がシリコン酸化膜であり、前記仮支持体となる前記仮支持用絶縁膜がポリシリコン膜であり、前記本支持体がシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記下部電極形成用の層間絶縁膜がシリコン酸化膜であり、前記仮支持体となる前記仮支持用絶縁膜が非晶質カーボン膜からなり、前記本支持体がシリコン酸化膜からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 下部電極、容量絶縁膜及び上部電極からなるキャパシタを備えた半導体装置であって、
    コンタクトプラグが埋め込まれた層間絶縁膜上に形成されて前記コンタクトプラグに接続される複数の有底中空筒状の下部電極と、
    前記の各下部電極の上端面上に配置されて、各下部電極同士を連結支持する本支持体と、
    前記下部電極の露出面に順次積層された容量絶縁膜及び上部電極と、を具備してなることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記本支持体が、前記下部電極の前記上端面に接していることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記本支持体が、前記下部電極の前記上端面及び前記上端面に隣接する外周面の上端部に接していることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
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