JP2008063004A - パッケージの保全表示密封部 - Google Patents

Abstract

【課題】 再封止可能な密封部用のパッケージ保全表示を提供すること。
【解決手段】 パッケージ保全構成を有するパッケージ用の再封止可能な密封部が提供される。密封部は、内部薄膜層および外部薄膜層を有し、容器のトップ部分を形成する２枚重ねの材料を含む。外部薄膜層は、内部薄膜層の第１のパネルおよび第２のパネルを完全に覆う封止用パネルを有する。封止用パネルは、第１のパネルに恒久的に付着され、かつ、第１のパネルに固着された封止用パネルがトップ部分から引き剥がされるとき、開口部をトップ部分の中に形成するように、第１のパネルの周囲回りの内部薄膜層の一部に着脱可能に固着される。封止用パネルは、この封止用パネルがトップ部分に対接して戻されるとき、開口部を封止するためにトップ部分に対して再封止可能である。パッケージ保全構成は、容器が以前に開封済みであることを表示するために封止用パネルから分離する、内部層の第２のパネルを備える。
【選択図】 図１

Description

本発明は、物品を保存するパッケージ用の再封止可能な密封部に関し、さらに詳細にはパッケージ保全表示を有するパッケージ用の再封止可能な密封部に関する。

クッキーおよび他のスナックなどのいくつかの食品用容器は、通常、外部包装紙を含む。１つの種類の容器では、この包装紙は、食品を保持しかつ食品を損壊から保護するためにトレイの役割を果たす枠組を包囲する。他の食品は、何らかの種類の蓋材料を使用してトップ部分の上で封止される熱成形トレイなどのプラスチック製トレイの中に包装されることになる。食品容器密封技術における１つの最近の進歩は、再封止可能な密封部を含むことが本明細書に参照として組み込まれている特許文献１に開示されていて、そこでは再封止可能な封止用パネルによって覆われたアクセス開口部を有する容器トップ部分を形成する包装紙が開示される。

包装技術分野では、パッケージが以前に開封されたことがあるかどうか、または、当業界でしばしば「不正操作の証拠（tamper-evident）」と呼ばれるが、パッケージの保全が損なわれたことがあるかどうかを表示するために、様々な方法が用いられてきた。例えば、容器の開口部周囲領域として画定される封止領域内で、開口部に隣接して封止用パネルの下に延びる打抜き細長帯片を使用してパッケージの保全を表示する手段が本明細書に参照として組み込まれている特許文献２に開示され、さらには、密封部によって覆われた開口部で終わる少なくとも１つのフラップまたは細長帯片の形態にあるパッケージ保全表示が本明細書に参照として組み込まれている特許文献３に開示されており、そこではフラップまたは細長帯片は、容器が最初に開封された後で、この密封部で封止された容器の中へ垂れ下がる。

米国特許第６，９１８，５３２号明細書 米国特許出願公開第２００５／０２４７７６４号明細書 米国特許出願第１１／４３８，７０５号明細書 米国特許出願公開第２００５／０２７６５２５号明細書 米国特許出願第１１／０２９，６２６号明細書 米国特許出願第１１／１９３，６１３号明細書 米国特許出願第１１／４３８，７０６号明細書

当業界では、再封止可能な密封部用の、好ましくは、食品を収容する容器（containers）またはパッケージ(packages)用の再封止可能な密封部で使用するのに適したパッケージ保全表示の改良に対する要望がある。

本発明は、一般に、密封部によって覆われた開口部で終わるパネルまたはフラップの形態にあるパッケージ保全表示を有する２枚重ねの材料から形成された、容器用の再封止可能な密封部に関し、このパネルまたはフラップは、容器が最初に開封された後で容器の中へ垂れ下がる。

本発明は、１つの形態では、第２の薄膜層に接着剤で接合された第１の薄膜層を備える少なくとも２枚重ねの材料を備える、パッケージの保全表示密封部を含む。第１の薄膜層の中へ形成された第１の引裂き線が、第１の薄膜層を貫通するアクセス開口部を設ける第１のパネルを、第１の引裂き線に沿って第１の薄膜層から分離されるときに画定し、かつ第２の引裂き線が、第１の層の中へ形成されて第１の引裂き線で終わり、それによって密封部の最初の開封を表示する第２のパネルを、この第２のパネルが第１の層の引裂き線に沿って第１のパネルから分離されるときに画定する。第２の薄膜層は、第１の薄膜層の第１のパネルおよび第２のパネルを完全に覆う封止用パネルを画定する、第２の層の引裂き線を有する。アクセス開口部を露出させ、かつ、封止用パネルが最初に第１の薄膜層から引き剥がされた後に、密封部が開封されたことを視覚的に表示するために、封止用パネルが第１の薄膜層および第２のパネルから分離されるように、着脱可能な接着剤が封止用パネルを第１の薄膜層に着脱可能に接着する。

第２の薄膜層は、第１の層の第２のパネルを覆って位置する透視窓部分を備えることが可能であり、密封部が最初に開封される前に、この透視窓部分越しに第２のパネルが目視可能であるようになっている。

容器用の保全表示密封部は、アクセス開口部を容器の中へ設けるように形成される容器トップ部分を形成する２枚重ねの材料と、アクセス開口部に隣接して配置されるフラップとを備えることができる。外部層の封止用パネルが、この封止用パネルの窓部分越しにフラップが目視可能であるように、開口部の周囲のトップ部分に接着剤で封止される。封止用パネルは、開口部の周囲で内部層に再封止可能に封止され、封止用パネルは、トップ部分から着脱可能であり、封止用パネルを剥がし方向へ後に引っ張ることによってフラップから分離可能であり、かつ、封止用パネルがトップ部分に対接するように戻されるとき、開口部を封止するためにトップ部分に対して再密閉可能であり、それによって密閉後に、フラップが、封止用パネルから分離され、それによって封止用パネルに付着されていないことが窓部分越しに観察可能である。

別法による他の実施形態では、フラップが内部層と一体に形成され、かつフラップが開口部の対向する側部から離間される。外部層は、内部層のフラップを視覚的に認識することを可能とする材料からなり得る。

本発明は、別の形態では、トレイと、このトレイを覆うトップ部分を形成するように外部層に接着剤で接合された内部層を備える少なくとも２枚重ねの材料とを含む保全表示食品容器に関する。トップ部分は、トレイの中に配置された食品にアクセスするためのアクセス開口部を設けるために形成される。内部層は第１のパネルおよび第２のパネルを有する。外部層の中には、内部層の第１のパネルおよび第２のパネルを完全に覆う封止用パネルが形成されている。第１のパネルおよび封止用パネルは、アクセス開口部を容器の中へ形成するために相互に恒久的に接合される。着脱可能な接着剤が、封止用パネルを内部層および第２のパネルに接着するために、第１のパネルの外側周囲上の内部層、またはこの内部層を覆って位置する封止用パネルのいずれかもしくは両方の上に設けられる。封止用パネルは、内部層から着脱可能であり、この封止用パネルを剥がし方向へ後に引っ張ることによって第２のパネルから分離可能であり、かつ、封止用パネルがトップ部分に対接して戻されるとき、開口部を封止するためにトップ部分に対して再密閉可能であり、それによって密閉後に、第２のパネルは外部層から分離される。

１つの形態では、容器が、第２のパネルに隣接して封止用部分の中に形成された透視窓部分を含み、第２のパネルが、容器を最初に開封する前に、この窓部分越しに目視可能になっており、したがってパッケージの保全性を未開封であるとして表示する。容器が最初に開封され、かつ引き続いて再封止された後に、この窓部分越しに第２のパネルが封止用パネルに接着されていないことが目視可能であり、したがってパッケージの保全状態を以前に開封済みであるとして表示する。

本容器の中に配置される食品には、クッキー、クラッカー、ピーナッツ、チーズ、薄切り肉、および半固形食品が含まれ得る。

本発明の他の構成および利点は、以下の本明細書で見いだされる本発明の現時点における好ましい実施形態の詳細な説明に記載され、かつその説明から明白である。

図、特に、図１〜９を参照すると、パッケージ保全構成を組み込む密封部１１を備えるパッケージ１０が示されている。パッケージ１０は、トップ部分または上部表面１４と、側部１６と、下部表面（図示せず）と、圧着端部１８、１９とを形成する、第１の内部薄膜層１２および第２の外部薄膜層１３を備える２枚重ねの包装紙を含む。内部薄膜層１２および外部薄膜層１３は、パッケージ１０の内部に収納されるべき食品など、所望の製品を収容する内部空間または入れ物を画定するために切断されるか、折り畳まれるか、もしくは別様にプレス成形された重合体薄膜または他の柔軟材料から形成される。パッケージ１０は、クッキー、クラッカー、キャンディー、または他の品目などの食品を保存および配送するために使用され得る。外部薄膜層１３は、パッケージ１０の中身を識別するために図形または他の標示を含んでもよい。

有利なことに、内部薄膜層１２は、外部薄膜層１３と同じ範囲を占めるように形成されかつそれに接着剤で接合される。本明細書に参照として組み込まれている特許文献４に開示されているように、パッケージ１０の製造時に、第１の内部薄膜層１２は第１の引裂き線２０および第２の引裂き線２３を経由してその側部側が打ち抜かれ、かつ外部薄膜層１３は第３の引裂き線２１を経由してその側部側が打ち抜かれる。

第１の引裂き線２０は、第１のパネル２２を画定するように連続引裂き線として形成される。第２の引裂き線２３は、第２の保全表示パネル４２を形成する。第１のパネル２２は、開口部２４（図２ａおよび図４）を露出させ、それによってパッケージ１０の中身がアクセス可能であるように、内部薄膜層１２の残りの部分から分離され得る。第２のパネル４２は、たとえパッケージの開封後であっても、端部４４が内部薄膜層１２と一体に接合された状態に留まり、残りの部分は専ら開口部２４の中へ垂れ下がる。

第３の引裂き線２１は、外部薄膜層１３の封止用パネル２６を画定する。封止用パネル２６は、この封止用パネル２６が第１のパネル２２および第２のパネル４２の両方を完全に覆いかつ両方の周囲を越えて延在するように、開口部２４に隣接する第１の切裂き線２０および第２の切裂き線２３の周辺を越えて延在する。その結果として、封止用部分２６は第１のパネル２２および第２のパネル４２を共に完全に覆う。

内部薄膜層１２に対面する封止用パネル２６の面は、この封止用パネル２６が、第１のパネル２２に隣接する部分で内部薄膜層１２に再封止可能に固着されるように、再封止可能な接着剤２８（図２ｂ〜５参照）が塗布される。別法としてまたは着脱可能な接着剤２８と併用して、着脱可能な接着剤が、第１のパネル２２の外側周囲に沿って内部薄膜層１２の上に塗布されることも可能である。着脱可能な接着剤は再封止を可能とする任意の感圧性接着剤でよく、限定されるものではないが、本明細書に参照として組み込まれている特許文献５に、そのような接着剤が開示されている。封止用パネル２６には、パッケージ１０を開封するために封止用パネル２６が内部薄膜層１２から引き剥がされ得るように、接着剤２８が塗布されていない、つまみ３０または他の把持構成が設けられる。

有利なことに、封止用パネル２６は、パッケージ１０が最初に開封される前に、内部薄膜層１２の第２のパネル４２を覆って位置する透視窓部分２９を有する。透視窓部分２９は透明または本質的に透明であり、それによって、パッケージ１０が最初に開封される前に、人がこの窓部分に付着されている第２のパネル４２を視覚的に確認できるようにし、かつパッケージ１０が開封された後に、下でさらに詳細に開示するように、パッケージの保全性を表示する第２のパネル４２が封止用パネル２６に付着されていないことを確認できるようにする。

図３および４に示すように、第１のパネル２２は、第２のパネル４２を含めて、内部薄膜層１２の残りの部分から第１の層の引裂き線２０および第２の引裂き線２３に沿って分離され、この第１のパネル２２は、パッケージ１０を開封するために封止用パネル２６が矢印３２（図２ａおよび４）によって示された方向へ引き剥がされるとき、封止用パネル２６に接着された状態に留まる。パッケージの中身にアクセスされた後で、かつパッケージ１０の再封止が所望されると、封止用パネル２６は、図５に示すように、そのほぼ元の位置で内部薄膜層１２に再び接着され得る。封止用パネル２６は第１のパネル２２の周辺を越えて延在するので、この封止用パネル上に配置された着脱可能な接着剤２８は、アクセス開口部２４を覆って位置決めされた第１のパネル２２によってパッケージ１０を容易に再封止する。

さらには、第１のパネル２２を最初に分離するために封止用パネル２６が内部薄膜層１２から引き剥がされるとき、第２のパネル４２は第１のパネル２２から第２の引裂き線２３に沿って分離される。先に留意したように、封止用パネル２６が最初に方向３２へ後に引っ張られるとき、第２のパネル４２は、接着剤を塗布した外部薄膜層１３、特に、封止用パネル２６から第２のパネル４２が最終的に分離されると、端部４４が内部薄膜層１２の残りの部分に一体に付着された状態に留まる。図９の模式図を参照すると、封止用パネル２６が最初に後に引っ張られるとき、一連の矢印５０によって示すように、第１の引裂き線２０は連続的に裂け、かつ矢印５２によって示すように、第２の引裂き線２３が第１の引裂き線２０で終わるまで連続的に裂ける。

パッケージ１０が最初に開封される前、第２のパネル４２は内部薄膜層１２の残りの部分の平面内にあり、したがって、この第２のパネルは、パッケージ１０の開封後には、開口部２４になる箇所に延在するか、またはその中に位置する。第２のパネル４２は開口部２４の側部に当接するかまたはそれに隣接して示されているけれども、第２のパネル４２は、開口部２４の側部から離間されてもよい。パッケージ１０が最初に開封された後に、第２のパネル４２は、開口部の平面から離れて、かつパッケージ１０の中心または内部に向かって垂れ下がる。

パッケージ１０を再び密閉するために封止用パネル２６が内部薄膜層１２に対して再封止された後であっても、第２のパネル４２は、透視窓部分２９と共に、パッケージ１０の最初の開封を視覚的に表示する形態でパッケージ保全の証拠を提供する。このような視覚的表示は、パッケージ１０が最初に開封される前には、封止用パネル２６の一部３４（「ＳＥＡＬＥＤ（封止済）」という単語にあたる黒い地色で縁取られた文字として表示されている）と、第１のパネル２２および第２のパネル４２の一部にまたがり、窓部分２９越しに目視可能である、内部薄膜層１２の一部３６（灰色であるように表示されている）とによって設けられ、したがってパッケージ保全状態を未開封であるとして表示する（図１）。パッケージ１０が開封された後に、第２のパネル４２は、端部４４が内部薄膜層１２に接合された状態のままパッケージ１０の中へ垂れ下がることになる。引き続いて、封止用パネル２６が開口部２４を覆って内部薄膜層１２に再封止されると、窓部分２９越しに観察された灰色の網掛け部分３６が存在しないので、欠損領域４６が目視可能であり、したがってパッケージ保全状態を以前に開封済みであるとして表示する（図２ｂ）。その結果として、欠損部分４６では「ＳＥＡＬＥＤ（封止済）」という単語の中間部分が、図２ｂに示したように網掛けされていない。

本明細書では、部分３６が灰色であるものとして図示されかつ説明されているが、部分３６ばかりでなく内部薄膜層１２の他の部分も任意の色または網掛けであり得ることは当業者には明白であろう。さらには、第２のパネル４２は、この第２のパネル４２が封止用パネル２６の上に印刷された「ＳＥＡＬＥＤ（封止済）」という単語の中間部分の真下のみに位置し得る寸法を有するものとして図示されかつ説明されているが、この第２のパネル４２は、パッケージが開封されかつ引き続いて再封止された後に、「ＳＥＡＬＥＤ（封止済）」という単語全体が欠損領域４６よりも相対的に大きな欠損領域にわたり、したがって「ＳＥＡＬＥＤ（封止済）」という単語の輪郭だけは目視できるが、文字自体は網掛けまたは色付き部分を含まないように、「ＳＥＡＬＥＤ（封止済）」という単語が相対的により大きな第２のパネルを完全に覆って位置し得る寸法を有してもよい。

さらに、部分３４は、その中に形成された「ＳＥＡＬＥＤ（封止済）」という単語の輪郭を有するものとして図示されかつ説明されているが、その代わりに別の単語、例えば、「ＵＮＯＰＥＮＥＤ（未開封）」が使用されてもよい。他の別法では、単語ではなく、部分３４が、長方形、正方形、または円形などの幾何学形状でもよく、これらの図形は、パッケージが最初に開封される前には、塗り潰しまたはベタ塗りに見え、パッケージが開封されかつ引き続いて再封止された後には、一部または全部が欠損してまたは白抜きに見えてもよい。

図１〜９は、パッケージ１０を画定する包装紙の開口部を形成するものとして密封部１１を示しかつ説明するが、密封部１１は、本明細書に参照として組み込まれている特許文献６に開示されているように、再封止可能な開口部を有する他のパッケージの上表面を形成してもよく、したがって密封部１１は熱成形トレイを覆う密封部を形成し得るが、このトレイはその上表面を覆う蓋材料として封止用パネル２６を有する。

第２のパネル４２は、第１の引裂き線２０および第２の引裂き線２３によって内部薄膜層１２の中に形成されているものとして図示されかつ説明されているが、別法として、特許文献７の図１０ａおよび１０ｂに開示された実施形態の如く、第２のパネルがパッケージのつまみ部分の端で開口部から完全に離間されるように、第３の引裂き線が内部薄膜層１２の中に形成されてもよい。

図１０を参照すると、図１〜９の実施形態の要素と同様の要素の数字が１００だけ増やされている。パッケージ１１０は、側部１１６および端部６１、６２を形成する熱成形トレイ６０を備える。内部薄膜層１１２および外部薄膜層１１３を含む２枚重ねの薄膜材料が、熱成形トレイ６０の突縁６３に封止される。パッケージ１０と同様に、つまみ１３０を後に引っ張ると、封止用パネル１２６を外部薄膜層１１３から引き離し、かつ第１のパネル１２２を内部薄膜層１１２および第２のパネル１４２の両方から引き離す。

パッケージ１０に関する場合と同様に、パッケージ１１０には、第２のパネル１４２に隣接してまたはそれを覆って位置する透視窓部分１２９が封止用パネル１２６の中に形成されて、パッケージ１１０が最初に開封される前には、第２のパネル１４２が透視窓部分１２９越しに目視可能になっており、したがってパッケージの保全性を未開封であるとして表示する。パッケージ１１０が最初に開封されかつ引き続いて再封止されると、第２のパネル１４２が封止用パネル１２６に接着されていないことが窓部分１２９越しに観察可能であり、したがってパッケージ保全状態を以前に開封済みであるとして表示する。

パッケージ１１０は、チーズ、薄切り肉、および同様物などの様々な食品用に使用可能である。さらには、パッケージ１１０は、プリンおよびヨーグルトなどの半固形品目用に使用可能である。パッケージ１１０は長方形状を有するものとして図示されているが、パッケージ１１０は円筒形および不規則形を含めて任意の形状を有し得る。

内部および外部薄膜層１１２、１１３は層１２、１３と同じ材料から形成可能であり、その材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、セロファン、またはパッケージ密封部を形成するのに適切な他の任意の重合体材料が含まれる。

当業者には明白であるように、本発明の密封部の本発明のパッケージ保全構成は、従来の「不正操作の証拠」またパッケージ保全構成を凌ぐ利点を提示するものである。

本発明に係る、最初に開封する前に例示的な密封部を含むパッケージを示す斜視図である。 一部が開封された状態で示す、図１のパッケージを示す図である。 パッケージが開封されかつ引き続いて再密閉された後の、図１のパッケージを示す部分拡大図である。 線３−３に沿って取った、図１の密封部を示す断面図である。 密封部の最初の開封を図示する、図３と同様の密封部を示す断面図である。 最初の開封後の密封部の再封止された構成を図示する、図３と同様の密封部を示す断面図である。 線６−６に沿って取った、図１の密封部を示す拡大断面図である。 線７−７に沿って取った、図２ｂの密封部を示す断面図である。 密封部の再封止された状態を図示する、図６および７と同様の密封部を示す断面図である。 本発明に係る、図１のパッケージからのパッケージ保全構成の分離を示す模式図である。 本発明に係る、開封された密封部を含む別のパッケージを示す斜視図である。

Claims (19)

1. パッケージの保全表示密封部であって、該密封部は、
   第２の薄膜層に接着剤で接合された第１の薄膜層を備える少なくとも２枚重ねの材料と、
   前記第１の薄膜層の中へ形成された第１の引裂き線であって、前記第１の薄膜層を貫通するアクセス開口部を設ける第１のパネルを、前記第１の引裂き線に沿って前記第１の薄膜層から分離されるときに画定する第１の引裂き線と、前記第１の層の中へ形成されかつ前記第１の引裂き線で終わり、それによって前記密封部の最初の開封を表示する第２のパネルを、前記第２のパネルが前記第１の引裂き線に沿って前記第１のパネルから分離されるときに画定する第２の引裂き線とを備え、
   前記第２の薄膜層は、前記第１の薄膜層の前記第１のパネルおよび前記第２のパネルを完全に覆う封止用パネルを画定する、第２の層の引裂き線を有し、
   前記第２の薄膜層は、前記アクセス開口部を露出させ、かつ、前記封止用パネルが最初に前記第１の薄膜層から引き剥がされた後に、前記密封部が開封されたことを視覚的に表示するために、前記封止用パネルが前記第１の薄膜層および前記第２のパネルから分離されるように、前記封止用パネルを前記第１の薄膜層に着脱可能に接着する着脱可能な接着剤層を含むことを特徴とする、パッケージの保全表示密封部。
2. 前記封止用パネルは、前記第１の薄膜層の前記第２のパネルを視覚的に確認することを可能とする透視窓部分を備えることを特徴とする請求項１に記載のパッケージの保全表示密封部。
3. 前記封止用パネルの透視窓部分は、前記密封部が最初に開封される前に、前記第１の薄膜層の前記第２のパネルを覆って位置することを特徴とする請求項２に記載のパッケージの保全表示密封部。
4. 前記第２のパネルは、前記第２の薄膜層が最初に前記第１の薄膜層から引き剥がされると、前記第１の薄膜層によって画定された平面から離れて垂れ下がるように作製されることを特徴とする請求項１に記載のパッケージの保全表示密封部。
5. 容器用の保全表示密封部であって、該密封部は、
   外部層に接着剤で接合された内部層を備え、前記容器のトップ部分を形成する少なくとも２枚重ねの材料であって、前記内部層は第１のパネルおよび第２のパネルを有し、前記外部層の中には、前記内部層の前記第１のパネルおよび前記第２のパネルを完全に覆う封止用パネルが形成されており、前記第１のパネルおよび前記封止用パネルは、アクセス開口部を前記容器の中へ設けるために相互に恒久的に接合される、少なくとも２枚重ねの材料と、
   前記封止用パネルを前記内部層および前記第２のパネルに接着するために、前記封止用パネルの周囲回りに設けられた着脱可能な接着剤であって、前記封止用パネルは、前記内部層から着脱可能であり、前記封止用パネルを剥がし方向へ後に引っ張ることによって前記第２のパネルから分離可能であり、かつ、前記封止用パネルが前記トップ部分に対接して戻されるとき、前記開口部を封止するために前記トップ部分に対して再密閉可能であり、それによって密閉後に、前記第２のパネルは前記封止用パネルから分離される、接着剤を備えることを特徴とする、容器用の保全表示密封部。
6. 前記第２のパネルは前記内部層と一体に形成されることを特徴とする請求項５に記載の容器用の保全表示密封部。
7. 前記第２のパネルは前記開口部の対向する側部から離間されることを特徴とする請求項５に記載の容器用の保全表示密封部。
8. 前記第２のパネルは、前記封止用パネルが最初に引き剥がされるとき、前記容器の中へ垂れ下がるように作製されることを特徴とする請求項５に記載の容器用の保全表示密封部。
9. 前記封止用パネルは、前記内部層の前記第２のパネルを視覚的に確認することを可能とする材料を備えることを特徴とする請求項５に記載の容器用の保全表示密封部。
10. 前記封止用パネルは、前記密封部が最初に開封される前に、前記内部層の前記第２のパネルを覆って位置する透視窓部分を備えることを特徴とする請求項５に記載の容器用の保全表示密封部。
11. 前記第２のパネルは、前記封止用パネルが最初に前記内部層から引き剥がされると、前記開口部の前記平面から離れて垂れ下がることを特徴とする請求項５に記載の容器用の保全表示密封部。
12. 保全表示食品容器であって、該容器は、
    トレイと、
    前記トレイを覆うトップ部分を形成するように外部層に接着剤で接合された内部層を備え、前記トップ部分は前記トレイの中に配置された食品にアクセスするためのアクセス開口部を設けるために形成される、少なくとも２枚重ねの材料と、を備え、
    前記内部層は第１のパネルおよび第２のパネルを有し、前記外部層の中には、前記内部層の前記第１のパネルおよび前記第２のパネルを完全に覆う封止用パネルが形成されており、前記第１のパネルおよび前記封止用パネルは前記アクセス開口部を前記容器の中へ形成するために相互に恒久的に接合され、
    前記封止用パネルを前記内部層および前記第２のパネルに接着するために、前記第１のパネルの外側周囲上の内部層、または前記内部層を覆って位置する前記封止用パネルのいずれかもしくは両方の上に設けられた着脱可能な接着剤をさらに備え、前記封止用パネルは、前記内部層から着脱可能であり、前記封止用パネル層を剥がし方向へ後に引っ張ることによって前記第２のパネルから分離可能であり、かつ、前記封止用パネルが前記トップ部分に対接して戻されるとき、前記開口部を封止するために前記トップ部分に対して再密閉可能であり、それによって密閉後に、前記第２のパネルは前記外部層から分離されることを特徴とする、保全表示食品容器。
13. 前記食品は、クッキー、クラッカー、ピーナッツ、チーズ、薄切り肉、および半固形食品からなる群から選択されることを特徴とする請求項１２に記載の保全表示食品容器。
14. 前記第２のパネルは前記内部層と一体に形成されることを特徴とする請求項１２に記載の保全表示食品容器。
15. 前記第２のパネルは前記開口部の対向する側部から離間されることを特徴とする請求項１２に記載の保全表示食品容器。
16. 前記第２のパネルは、前記外部層が最初に引き剥がされるとき、前記容器の中へ垂れ下がることを特徴とする請求項１２に記載の保全表示食品容器。
17. 前記封止用パネルは、前記内部層の前記第２のパネルを視覚的に確認することを可能とする材料を含むことを特徴とする請求項１２に記載の保全表示食品容器。
18. 前記封止用パネルは、前記密封部が最初に開封される前に、前記内部層の前記第２のパネルを覆って位置する透視窓部分を備えることを特徴とする請求項１２に記載の保全表示食品容器。
19. 前記第２のパネルは、前記封止用パネルが最初に前記内部層から引き剥がされると、前記開口部の前記平面から離れて垂れ下がるように作製されることを特徴とする請求項１２に記載の保全表示食品容器。

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