JPH0645383B2 - 包装体 - Google Patents

包装体

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JPH0645383B2
JPH0645383B2 JP62325899A JP32589987A JPH0645383B2 JP H0645383 B2 JPH0645383 B2 JP H0645383B2 JP 62325899 A JP62325899 A JP 62325899A JP 32589987 A JP32589987 A JP 32589987A JP H0645383 B2 JPH0645383 B2 JP H0645383B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家庭用商品で数回にかけて消費するような物
品を収納した包装体に関し、特に、アルコールなどの清
浄液や化粧水を繊維素材(例えば不織布、ガーゼ、コッ
トン等)に含浸させたウェットティッシュを収納するの
に適した包装体に関するものである。
〔従来の技術〕
家庭用商品で数回にかけて消費するような物品として、
最近ではアルコールや保湿剤、界面活性剤等を含む清浄
液を繊維素材に含浸したさせたウェットティッシュが皮
膚の汚れを拭き取るのに広く使用されている。
従来のウェットティッシュ包装体は、合成樹脂製ブロー
ボトルや合成樹脂シートを真空成形した容器にウェット
ティッシュを収納したものが家庭用として一般に用いら
れており、また、携帯用として柔軟な液密性シートから
なる封入袋や小型のプラスチック容器にウェットティッ
シュを収納したものが多用されている。
携帯用ウェットティッシュ封入袋は通常10枚程度のウ
ェットティッシュを収納した偏平な袋体であり、取出し
口およびこの取出し口を覆う開閉蓋を備えている。例え
ば、開閉蓋を片面に感圧接着剤を塗布したシート片とし
て、このシート片を袋体本体に形成された取出し口を覆
うように貼着したものがある。あるいは、袋体本体の一
部にU字状またはコ字状の切れ目を設けて、この切れ目
に囲まれた部分を開閉蓋とし、この開閉蓋よりも大きな
シート小片に感圧接着剤を塗布し且つ取出し口となる開
口を設け、このシート小片を袋体内部から前記切れ目の
箇所に貼着したものもある。
その他の家庭用商品で数回にかけて消費するような物品
として、例えば菓子や固形調味料等の食品、クリップ等
の文具類、釘、ナット、ビス等の工具類がある。これら
のものは一般にそのまま箱に収納されたり、または取出
し口のない袋に封入されたりしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の家庭用ウェットティッシュの収納容器はブロー成
形した容器や真空成形した容器を使用するため生産コス
トが割高である。
一方、前述のウェットティッシュ封入袋は袋体本体も開
閉蓋も柔軟なシート材から構成されており、加工方法も
容易で、生産効率がよいので、成形容器に比較して安価
に生産することができる。しかしながら、この封入袋は
ウェットティッシュの収納枚数が携帯用のように少量の
場合は使い易いが、通常50〜70枚も収納する家庭用
ウェットティッシュ収納容器としては使い難く、適して
いない。
すなわち、包装基材が柔軟なシートであるため、袋のサ
イズを大きくしたり、収納するウェットティッシュの量
が多くて袋の厚みが厚い場合〔すなわち、取出し口を設
けた面(上側面)から反対側の面(底面)までの距離が
大きい、深い場合〕、使用当初はウェットティッシュが
取出し口まで一杯に収納されているので、袋体の形状も
しっかり保持されており、ウェットティッシュの取出し
および開閉蓋の開閉もスムーズに行うことができる。し
かし、使用につれて、ウェットティッシュの残量が少な
くなるために、袋体そのものの形を維持できなくなる。
従って、袋体の形状の変形によりウェットティッシュの
取出しが行い難くなったり、開閉蓋の開閉時に袋体のシ
ートが波打ち、開閉蓋の開閉がスムーズに行えなくなっ
たりする。特に、開閉蓋を開けてウェットティッシュを
取出した後、再び開閉蓋を袋体に貼着する際に、袋体が
歪んでいたり、開閉蓋を貼着すべきシート面が弛んでい
ると、開閉蓋がピッタリと袋体に貼着せずに隙間ができ
る。ウェットティッシュに含浸された液がこの隙間から
蒸発してしまいウェットティッシュが乾燥してしまうと
いう問題が生じる。
更に、開閉蓋もシート片であるので、ウェットティッシ
ュが一杯に収納されている状態でも、開閉時に開閉蓋が
波打ち、開閉がスムーズに行えなかったり、開閉蓋を袋
体に貼着する際に、開閉蓋がピッタリと袋体に貼着せず
に隙間ができたりすることがある。このような状態とな
ると、やはり、ウェットティッシュに含浸された液がこ
の隙間から蒸発してしまい、ウェットティッシュが乾燥
してしまうという問題が生じる。
また、開閉蓋がシート片であるので、開閉蓋を開けた後
に再び封入袋を確実に密封するためには、開閉蓋を袋体
に貼着した後に指先等で開閉蓋を押えたり、隙間ができ
ないように開閉蓋を貼り直したりしなければならず、面
倒であるという問題があった。
その後、従来の箱や袋に収納された菓子類は箱や袋を一
旦開けてしまうと、再び完全に密封することができず、
そのため、ドライ菓子は湿気たり、逆にウエット菓子は
乾燥してしまったり、更に、ごみや埃が箱や袋の隙間か
ら内部に入り込んで衛生的でない等という問題があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は、前述したような従来のウェットティッシュ封
入袋における問題点を解決して、収納するウェットティ
ッシュのサイズが大きくなっても、また、収納する枚数
が多くなっても、使用中は常にウェットティッシュの取
出しがスムーズに行え且つ開閉蓋の開閉も確実に、簡単
に行えるような包装体を提供することを目的とする。
また、本発明は、ウェットティッシュに限らず少量また
は少数ずつ消費するようなものを収納するに適した包装
体を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、柔軟なシートから形成された封入袋と
該封入袋よりも硬い材料からなる保形部材とから構成さ
れ、前記封入袋の内部には内容物が収納され、該封入袋
は取出し口または該取出し口を形成するための切離し用
切込み、および前記取出し口または取出し口を形成する
ための切離し用切込みを覆い且つ感圧接着剤により繰返
し開封・密封可能な可撓性のシート状開閉蓋を有してお
り、前記保形部材は前記取出し口または取出し口を形成
するための切離し用切込みよりも大きな開口部を備えて
おり、該保形部材の開口部内に前記封入袋の取出し口ま
たは取出し口を形成するための切離し用切込みが位置す
る状態で前記封入袋が前記保形部材に固着されており、
前記シート状開閉蓋には開閉蓋が波打つのを防止するた
めの補強部材が固着されていることを特徴とする包装体
により前述の問題点を解決した。
更に、前記保形部材に開口部を設ける代りに、開口部を
形成するための切離し用切込みを設け、該保形部材の切
離し用切込みに囲まれた領域の内側に前記封入袋の開閉
蓋が位置させ且つ該保形部材の開閉蓋と対向する箇所に
別の切込みを設け、前記領域の外側において封入袋の本
体のシート面を前記保形部材に固着し、更に前記領域内
の開閉蓋と対向する箇所に設けられた切込みに囲まれた
部分を開閉蓋に固着して開閉蓋補強部材となるようにし
て、前述の問題点を解決してもよい。
また、前記保形部材に開口部を設ける代りに、開口部を
形成するための切離し用切込みを設けて、該保形部材の
切離し用切込みに囲まれた領域の内側に前記封入袋の開
閉蓋を位置させ、前記領域の外側において封入袋の本体
のシート面を前記保形部材に固着し、更に前記切離し用
切込みに囲まれた部分を開閉蓋に固着して開閉蓋補強部
材となるようにして、前述の問題点を解決もよい。
〔作 用〕
本発明では、取出し口を設けた封入袋のシート面が保形
部材に固着されており、封入袋の内部に収納された内容
物(例えばウェットティッシュ)の残量に関係なく、常
に内容物が一杯入っている使い初めの時と同じような状
態に保たれる。
従って、封入袋に内容物を多量に収納して袋体の厚みが
厚くなる場合でも、内容物の使い初めから消費し尽くす
まで、常に開閉蓋の開閉を確実に行うことができる。
更に開閉蓋の表面に補強部材が固着され、開閉蓋がその
開閉時に波打つのを防止されているので、封入袋の取出
し口周辺のシート面と開閉蓋との間に隙間ができずに確
実に繰返し密封することができる。しかも、開閉動作を
極めて簡単に行うことができる。
特に、前記補強部材が比較的可撓性のないものの場合
は、補強部材を固着した開閉蓋は板状となるので、あた
かも合成樹脂射出成形品の蓋部材を取付けたような状態
となり、射出成形品の蓋のヒンジ効果と同様の機能を呈
し、開け閉めの動作が開閉蓋の一部をつまむだけで簡単
に行える。
また、本発明の包装体は、取出し口を設けた封入袋のシ
ート面を保形部材に固着すればよく、従来のようにブロ
ー成形とか真空成形を行わず、製袋加工および製函工程
などの工程において簡単に且つ生産効率よく製造でき、
しかも、収納容器の原料代も安価であり、非常に経済的
に生産できる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基いて本発明を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の包装体の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図のII−II線に沿った断面図、第3図は、第1
図に示した実施例の包装体の使用直前の状態を示す斜視
図、第4図は第1図に示した実施例の使用状態を示す斜
視図である。
本発明の包装体は、柔軟なシートから形成された封入袋
1〔第1図では封入袋1を想像線(二点鎖線)で示して
いる〕と、この封入袋1よりも硬い材料からなる保形部
材2とから構成される。
図示した実施例においては、封入袋1の内部にはウェッ
トティッシュ3(第2図参照)が封入されている。封入
袋1はウェットティッシュ3を取出すための取出し口1
2およびこの取出し口12を覆うシート状の開閉蓋14
を備えており、従来公知の携帯用ウェットティッシュ封
入袋と同様の構造のものを用いることができる。
なお、以下の実施例の説明では封入袋1に収納される内
容物3をウェットティッシュとして説明するが、本発明
における内容物3はウェットティッシュに限定されな
い。本発明における内容物3は一度に消費しないで少量
ずつまたは少数ずつ繰返し封入袋から取出されて使用さ
れるもので、保存性、防塵性、防菌性、気密性または液
密性等を要求されるものが適している。
内容物としては、例えば、不織布やコットン等の繊維素
材に化粧水や乳液を含浸させた化粧品;ガーゼ、綿棒、
脱脂綿、消毒剤や治療剤を含浸させたガーゼ等の医療
品;ビス、ナット、釘等の工具類;ピン、クリップ等の
文具類;ドライ菓子、ウエット菓子、固形調味料等の食
品等である。
封入袋1の袋体本体11を構成する柔軟なシートとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートの単材か
または複合材、あるいは、これら合成樹脂シートとアル
ミフォイル、紙等とを張合わせた複合シートを用いれば
よい。
なお、袋体本体11を構成するシートは収納する内容物
3に応じて気密性や液密性のものを使用すればよい。例
えば、ウェットティッシュ、化粧水や薬剤を含浸させた
繊維素材、ウエット菓子等は液密性または気密性のシー
トを用いるのが好ましい。また、ドライ菓子に乾燥剤を
同封したり、釘等に防錆剤を同封した場合は、同封の薬
剤の効果を持続させるために気密性のシートを用いると
よい。
第1図から第4図に示した第1実施例では、封入袋1の
開閉蓋14は袋体本体11とは別体のシート片である。
開閉蓋14の材質は袋体本体11と同様の液密性シート
を用いる。この実施例では袋体本体11のシートおよび
開閉蓋14のシートは共に液密性シートである。
開閉蓋14は、その片面(袋体本体11に接する側の
面)に、摘み部16を残して、ポリエステル系、アクリ
ル系、ゴム系などの感圧接着剤15が塗布されており、
袋体本体11に形成された取出し口12または取出し口
12を形成するための切離し用切込み13を覆って、繰
返し開閉可能に袋体本体11に貼着される。開閉蓋14
の摘み部16と反対側の端部17は、ヒートシールまた
は接着剤等により袋体本体11に固着するか、開閉蓋1
4の両側辺からスリットを入れてスリットから先の部分
が剥離しないようにすることが好ましい。
袋体本体11に設けられる取出し口12は楕円形、円
形、長方形、菱形等適宜の形状とする。また、取出し口
12を切離し用切込み13(第2図参照)により形成す
る場合、切離し用切込み13は、例えば袋体本体11の
平面においてミシン目状である切込みや袋体本体11を
構成するシート材を厚み方向に切断した断面においてシ
ート材の外側面から内側面の近傍に向けて断面V字状で
ある切込みとし、この切込みが袋体本体11の平面にお
いて閉ループやU字形のような開ループを描いて袋体本
体11に形成されている。
そして、ウェットティッシュ3を使用するために開閉蓋
14を最初に開封する閉ループまたは開ループに囲まれ
た部分18が袋体本体11から切離されて開閉蓋14に
貼着したままとなり、切離された跡が取出し口12とな
る。第4図に示した封入袋1の実施例では、切離し用切
込み13はミシン目状切込みで閉ループの楕円形を描い
て袋体本体11に設けられ、開閉蓋14を開けた際に切
離し用切込みに囲まれた部分18が袋体本体11から切
離されて、開閉蓋14の感圧接着剤15に貼着し、切離
された部分18の跡が取出し口12となっている。
第1図に示した実施例では、保形部材2は封入袋1を囲
う直方体の箱体2として形成されている。箱体2は封入
袋1よりもやや硬い材料から作られるものであり、その
材料としては、紙、紙とフィルムまたはアルミフォイル
とをラミネートしたもの、合成樹脂シート等、のように
折曲げや打抜き加工ができるシート材を使用する。
なお、箱体2の形状は直方体に限られず、表面が湾曲ま
たは屈曲している形状でもよく、例えば、かまぼこ形
状、あるいば縦断面の形状が楕円形、円形等でもよい。
第1図に示した実施例では、箱体2には封入袋1の開閉
蓋14よりも大きな切離し用切込み21(ミシン目状切
込みとして破線で示した)を備えている。この箱体2の
切離し用切込み21に囲まれた領域の内側に封入袋1の
開閉蓋14が位置している。
更に、箱体2には、開閉蓋14と対向する箇所に、一本
または複数本の切込み51および短い繋がり部52が開
閉蓋14と同様の形状の閉ループを描いて設けられてい
る。
また、箱体2には前記閉ループの内側で、開閉蓋14の
摘み部16の基部および摘み部16と反対側の端部17
に対応する箇所に罫線54、53がそれぞれ設けられて
いる。罫線53は、開閉蓋14の固着部または開閉蓋1
4のスリットの同位置でもよいが、開閉蓋14の固着部
またはスリットよりも少し摘み部16寄りに設けること
が好ましい。罫線53、54はその部分で折曲げ易くす
るためのものである。
第1実施例においては、箱体2と封入袋1とは、封入袋
1の取出し口12または取出し口12を形成するための
切離し用切込み13付近で、箱体2の切離し用切込み2
1に囲まれた部分の外側において、封入袋1のシート面
が箱体2に接着剤4により固着されている。
また、切込み51により囲まれた箱体2の部分5が接着
剤4により開閉蓋14の表面に固着されている。接着状
態は部分的または全面的のいずれでも良い。
第3図に示すように、箱体2の切離し用切込み21およ
び切込み51を切離すと、箱体2の切離し用切込み21
および切込み51の間の部分26(第1図参照)が取除
かれて、開口部22が形成される。同時に、切込み51
により囲まれていた箱体2の部分5は接着剤4により封
入袋1の開閉蓋14の表面に固着されたままとなり、こ
の切込み51により囲まれた部分5が開閉蓋補強部材5
となる。
この補強部材5は開閉蓋14を緊張状態を保つ役目を果
し、開閉蓋の開閉時に開閉蓋14が波打つのを防止す
る。また、補強部材5に設けられた罫線53は開閉蓋1
4の開閉時にそこで折り曲り、ヒンジの役目を果す。罫
線54もそこで折り曲り、開閉蓋14の摘み部16の端
を少し持上がった状態とすることができるので、摘み部
16が摘み易くなる。
接着剤4は、箱体2の材質と封入袋1の材質とを考慮し
て適宜選定する。例えば、アクリル酸エステル系、酢酸
ビニル系、ポリウレタン系、シリコン系、エポキシポリ
エステル系、ポリアミド系、ポリオレフィン系等の、エ
マルジョンタイプ、溶剤タイプ、ホットメルトタイプ、
感圧タイプ等の接着剤が適当である。接着剤4の量は箱
体2と封入袋1、および、箱体2と開閉蓋14がそれぞ
れ確実に固着されるように、封入袋1の大きさにより適
当な分量とする。
第1実施例の包装体を製造するには、先ず、内容物の封
入された封入袋1を準備する。別に、切離し用切込み2
1と切込み51および罫線53、54が設けられ、且つ
箱体2となる形状に打抜かれたシート材を用意する。
次に、接着剤4を前記箱体用シート材に塗布するか、あ
るいは封入袋1の表面および開閉蓋14に塗布して、切
離し用切込み21の領域内に開閉蓋14が位置するよう
に箱体用シート材上に封入袋1を置き、そして、通常の
カートンフォーマーまたはカートニングマシーンにより
箱体用シート材を折曲げて箱体2に製函することができ
る。
このように製函したままでもよいが、更に好ましくは、
製函した後に、切込み51に囲まれた部分を軽く押え
て、繋がり部52を切って、部分5を周囲から完全に切
離しておくと、後で切離し用切込み21を非常に容易に
切離せるので便利である。
なお、従来のカートンフォーマーまたはカートニングマ
シーンには箱を組立てるための接着剤塗布装置は設置さ
れているが、本発明のように箱体2の切離し用切込み2
1付近と切込み51に囲まれた部分に接着剤を塗布した
り、あるいは供給される封入袋1や開閉蓋14の表面に
接着剤を塗布する装置はないので、このような塗布装置
を追加設置すればよい。
また、箱体2の強度を増加するために、箱体2の両サイ
ドのフラップを接着剤で箱体本体に固定しておくとよ
い。
前述のように接着剤を塗布する代りに、両面にホットメ
ルトシートを設けたアルミフォイルの小片を箱体2と封
入袋1および開閉蓋14との間に置き、高周波電磁誘導
により加熱した後、両者を押圧して接合するようにして
もよい。
前述のようにして製造した本発明の包装体を使用する場
合は、先ず第3図に示すように箱体2の切離し用切込み
21および切込み51を切離し、開口部22を形成す
る。そして、開口部22内に位置する補強部材5の固着
した開閉蓋14の摘み部16を持って開閉蓋14を開け
る。このようにすると、袋体本体11に形成した取出し
口12用の切離し用切込み13が切離されて、切離され
た部分18が開閉蓋14に貼着し、切離した跡が取出し
口12となり、そこからウェットティッシュ3を取出す
ことができる。
ウェットティッシュ3を取出した後は、再び補強部材5
の摘み部をもって開閉蓋14を閉じて、開閉蓋14を袋
体本体11に貼着させる。
開閉蓋14付近の袋体本体11のシート面は箱体2に固
着されているため、ウェットティッシュの消費が進ん
で、ウェットティッシュ3の残りの量が少なくなって
も、前記開閉蓋14付近の袋体本体11のシート面はほ
ぼ緊張状態のままである。従って、該シート面に対する
開閉蓋14の開閉が確実に行える。
更にまた、前述の如く開閉蓋14の表面は補強部材5が
貼着されて、しっかりしたものとなっているため、その
開閉は極めて簡単で密封効果も良い。
また、封入袋1が箱体2に収納され且つ開閉蓋14のあ
る上面が箱体2に固着されているので、ウェットティッ
シュ3の残りの量が少なくなっても、封入袋1の形が変
形したり、歪まない。従って、封入袋1に収納されたウ
ェットティッシュ3は使い初めと同じように平らに保た
れるので取出し易い。
第5図は本発明の包装体の第2実施例を示す斜視図であ
る。この実施例は第1実施例と同様であるが、次の点が
異なっている。すなわち、切込み51が切離し用切込み
21に繋がっており、そして切込み51に囲まれた部分
(開閉蓋補強部材5となる部分)が開閉蓋14の幅より
も狭く、また、開閉蓋14の摘み部16は補強部材5に
覆われていない。
第6図は本発明の包装体の第3実施例を示す斜視図であ
る。この実施例は第1実施例と同様であるが、次の点が
異なっている。すなわち、切込み51が切離し用切込み
21を兼ねている。切込み51に囲まれた部分5(開閉
蓋補強部材5となる部分)は、開閉蓋14の幅よりも僅
かに広く(全く同じでも良い)、開閉蓋14の摘み部1
6を覆っているが、固着部側の端部は覆っていない。
第7図は本発明の包装体の第4実施例を示す斜視図〔第
1図と同様に封入袋1、1′を想像線(二点鎖線)で示
している〕、第8図は第7図のVIII−VIII線に沿った断
面図である。
この第4実施例は箱体2の中に2つの封入袋1、1′を
収納し、箱体2の上下両面に切離し用切込み21、2
1′、51、51′をそれぞれ形成し、各封入袋1、
1′をそれぞれ接着剤4、4′で箱体2に固着してい
る。第1の封入袋1と第2の封入袋1′とを同じような
タイプの封入袋としてもよいし、あるいは別のタイプと
してもよい。
各封入袋1、1′の内部にはそれぞれ異なった内容物を
収納することができる。例えば、色、香り等の物性の異
なる、または使用目的の異なる化粧水を含浸させたウェ
ットティッシュ3を封入すればよい。
或は、第2の封入袋1′はドライティッシュペーパーを
収納するものとして、開閉蓋を設けていないものとして
もよい。
その他の点は第1実施例とほぼ同様であるが、次の点が
異なっている。すなわち、切込み51に囲まれた部分
(開閉蓋補強部材5となる部分)が開閉蓋14の幅より
も狭く、開閉蓋14の固着部側の端部は覆っていない。
第9図は本発明の包装体の第5実施例を示す斜視図であ
る〔この図面では封入袋1、1を二点鎖線で示し、切離
し用切込み21を点線で示している〕。
この第5実施例においては、柔軟な液密性のシートから
形成された2つの封入袋1が、この2つの封入袋1より
も硬い材料からなる箱状保形部材2の中に横並びに並列
して配置されている。
この実施例では、前述した第7図に示した実施例と異な
って、2つの封入袋1、1の開閉蓋14、14(従っ
て、取出し口12)が箱体2の同じ面上に位置してい
る。従って、箱体2をひっくり返したりしないで、箱体
2をそのまま置いた状態で2つの封入袋1、1の内容物
を同時に使用することもできる。
例えば、両封入袋のウェットティッシュに化粧水と乳液
とを含浸させ、先ず化粧水を含浸させたウェットティッ
シュを一方の封入袋から取出して使用し、次に乳液を含
浸させたウェットティッシュを他方の封入袋から取り出
して使用することができる。
その他の点は前述した第1実施例と同様である。
なお、第9図に示す実施例では袋体1の横方向に開閉蓋
14を開閉しているが、開閉蓋14を袋体の長手方向に
開閉するようにしてもよい。また、第9図の実施例では
2つの袋体1の長手方向端部を隣接させているが、幅方
向端部を隣接させてもよい。更に、開閉蓋14の開閉方
向に従って箱体2の切離し用切込み21および切込み5
1の開閉方向も箱体2の長手方向に開閉し切離すように
してもよい。
第10図は本発明の包装体の第6実施例を示す斜視図で
ある。
この第6実施例は箱体2の中にウェットティッシュを封
入した封入袋1とドライティッシュを封入した封入袋
1′とを並列に収納し、箱体2の上面に開口22、2
2′を形成する切離し用切込みを並列に形成し、各封入
袋1、1′および開閉蓋14をそれぞれ接着剤4、4′
で箱体2に固着している。第2の封入袋1′はドライテ
ィッシュを収納するものであり、開閉蓋を設けておら
ず、取出し口12′を一直線のミシン目により形成して
いる。
箱体2に形成した切離し切込み21を開ループとし、切
離し切込み21を切離した場合でも、この部分(切離し
切込み21に囲まれた部分)は箱体2の本体と接続した
ままとする。このようにすると、切離し切込み21に囲
まれた部分は取出し口12′の蓋として利用できる。
その他の点は第5実施例と同様である。
本実施例の包装体によれば、例えば、ウェットティッシ
ュを封入袋1から取出し汚れ等を拭い、次いでドライテ
ィッシュを封入袋1′から取出しウェットティッシュで
濡れた個所を乾かすことができる。
第11図は本発明の包装体の第7実施例の斜視図、第1
2図は第11図のXII−XII線に沿った断面図である。
この実施例において、封入袋1の袋体本体11の一部に
コ字状の切れ目19を設けて、この切れ目に囲まれた部
分を開閉蓋14としている。
第12図に示すように、この開閉蓋14よりも大きなシ
ート小片10に取出し口12となる開口を設け、且つシ
ート小片10に感圧接着剤15を塗布し、このシート小
片10を袋体11の内部から前記切れ目19に対応する
箇所に貼着している。
一方、保形部材2は偏平な板体2である。板体2は可撓
性であっても、比較的硬いものがよく、例えば、板紙、
薄いプラスチック板やアルミニウム等の金属板等とする
とよい。
図示した板体2は額縁状をしており、その中央部に開口
部22を有しており、この開口部22内に封入袋1の切
れ目19、すなわち、開閉蓋14が位置するようにし
て、板体2と封入袋1とが接着剤4により固着される。
この場合、板体2の全周を袋体本体11に固着するのが
好ましいが、場合によっては、板体2の一部のみ、例え
ば平行する2辺(開閉蓋14の開閉する方向に平行な2
辺、または前記方向と直交する平行な2辺)等を袋体本
体11のシート面に固着してもよい。
なお、板体2を偏平なものとせずに、上下方向に湾曲ま
たは屈折湾曲させてもよい。また、図示した板体2は四
角形状であったが、楕円形、菱形、コ字形等の適宜の形
状としてもよい。
また、開閉蓋14には補強部材5が接着剤により固着さ
れている。補強部材5の材質は板体2の材質と同様なも
のを用いればよい。補強部材5が開閉蓋14のほぼ全面
を覆う場合は、補強部材5に予め罫線53、54を設け
ておくことが好ましい。
第13図は本発明の包装体の第8実施例を示す断面図で
ある。この実施例において、封入袋1自体の構造は第1
実施例に説明したものに類似しているが、袋体本体11
の内部に、板状の保形部材2が入っている点で異なって
いる。
この実施例の保形部材2は第7実施例と同様に比較的硬
い材質のものがよい。また、保形部材2が袋体本体11
の内部に入っているので、保形部材2の開口部22の大
きさは取出し口12または取出し口を形成するための切
離し用切込み13よりも大きければよく、開閉蓋14よ
りも小さくてもよい。また、第11図および第12図に
関連して説明したように、保形部材2の形状を適宜変更
してもよい。
保形部材2は袋体本体11の取出し口12付近のシート
面に接着剤4により内側から固着している。
この実施例の包装体は、封入袋1を製造する際に、袋体
本体11となるシート材に取出し口用の切離し用切込み
13を形成し、開閉蓋14をその上に貼着し、そして開
閉蓋14と反対側のシート面に保形部材2を固着し、そ
の後、ウェットティッシュ3を封入することにより、製
造できる。
この実施例においても、開閉蓋14には補強部材5が接
着剤により固着されている。補強部材5の材質は保形部
材2の材質と同様なものを用いればよい。
以上種々の補強部材5の形態を説明したが、補強部材5
は開閉蓋14が開閉時に波打つのを防止すればよいの
で、図示したものに限定されないが、開閉蓋14の長手
方向または開閉蓋の開閉方向に伸びているものが好まし
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、保形部材の開口部内に封入袋の取出し
口または取出し口を形成するための切離し用切込みが位
置する状態で封入袋が保形部材に固着されているので、
取出し口付近の封入袋のシート面がほぼ緊張状態を保た
れ、封入袋の内部に収納された内容物の残量に関係な
く、常に内容物が一杯入っている使い初めの時と同じよ
うな状態に保たれる。
従って、封入袋に内容物を多量に収納して袋体の厚みが
厚くなる場合でも、内容物の使い初めから消費し尽くす
まで、常に開閉蓋の開閉を確実に行うことができる。
更にまた、開閉蓋には補強部材が固着されているので、
開閉蓋が厚手のものとなることから、しっかりした開閉
蓋となる。
このことにより、使用時の開閉操作が極めて簡単に行え
ることに加えて密閉性の点でもより確実になる。
更に開閉蓋の表面に補強部材が固着され、開閉蓋がその
開閉時に波打つのを防止されているので、前述のように
取出し口を設けた封入袋のシート面が緊張状態を保って
いるこことの相乗効果により、封入袋のシート面と開閉
蓋との間に隙間ができずに確実に繰返し密封することが
できる。
このように、本発明の包装体は開閉蓋付きの封入袋に内
容物を収納して、開閉蓋の開閉を確実に行えるようにし
たので、ウェットティッシュに限らず少量ずつまたは少
数ずつ消費するようなものを収納するに適しており、保
存性、防塵性、防菌性、気密性または液密性に優れてい
る。
また、本発明の包装体は、従来のようにブロー成形とか
真空成形を行わず、製袋加工および製函工程などの作業
が簡単で且つ生産効率のよい工程のみで製造でき、しか
も、収納容器の原料代も安価であり、非常に経済的に生
産できる。
保形部材を箱体とした場合は、積重ね易く、しかも積重
ねても内容物は変形したり、崩れたりしない。そして、
収納効率が高いので、取扱が容易であり、商品の輸送、
保管、陳列等を行い易い。消費者が包装体の内容物の一
部を使用し、残りの内容物を保管する場合も、整理整頓
し易い。例えば、釘等も安全に保管できる。
更に、箱体の場合は、使用により内容物の残りの量が少
なくなっても、封入袋の形が変形したり、歪まず、従っ
て、封入袋に収納された内容物は最初と使い初めと同じ
ように平らに保たれるので取出し易い。
また、菓子類は箱や袋を一旦開けてしまった後でも、再
び完全に密封することができるので、湿気たり乾燥した
りしないで、しかも衛生的に保存できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の包装体の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図のII−II線に沿った断面図、第3図は第1図
に示した実施例の使用直前の状態を示す斜視図、第4図
は第1図に示した実施例の使用状態を示す斜視図、第5
図は本発明の包装体の第2実施例を示す斜視図、第6図
は本発明の包装体の第3実施例を示す斜視図、第7図は
本発明の包装体の第4実施例を示す斜視図、第8図は第
7図のVIII−VIII線に沿った断面図、第9図は本発明の
包装体の第5実施例を示す斜視図、第10図は本発明の
包装体の第6実施例を示す斜視図、第11図は本発明の
包装体の第7実施例を示す斜視図、第12図は第7実施
例の断面図、第13図は本発明の包装体の第8実施例を
示す断面図である。 1……封入袋、2……保形部材、 3……内容物(ウェットティッシュ)、 4……接着剤、5……補強部材、 10……シート小片、11……袋体本体、 12……取出し口、13……切離し用切込み、 14……開閉蓋、15……接着剤、 21……切離し用切込み、22……開口部、 51……切込み、52……繋がり部、 53、54……罫線。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟なシートから形成された封入袋と該封
    入袋よりも硬い材料からなる保形部材とから構成され、
    前記封入袋の内部には内容物が収納され、該封入袋は取
    出し口または該取出し口を形成するための切離し用切込
    み、および前記取出し口または取出し口を形成するため
    の切離し用切込みを覆い且つ感圧接着剤により繰返し開
    封・密封可能な可撓性のシート状開閉蓋を有しており、
    前記保形部材は前記取出し口または取出し口を形成する
    ための切離し用切込みよりも大きな開口部を備えてお
    り、該保形部材の開口部内に前記封入袋の取出し口また
    は取出し口を形成するための切離し用切込みが位置する
    状態で前記封入袋が前記保形部材に固着されており、前
    記シート状開閉蓋には開閉蓋が波打つのを防止するため
    の補強部材が固着されていることを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】封入袋が気密性のシートからなり、開閉蓋
    も気密性のシートからなる特許請求の範囲第1項に記載
    の包装体。
  3. 【請求項3】保形部材が箱状である特許請求の範囲第1
    項に記載の包装体。
  4. 【請求項4】箱状保形部材の中に複数個の封入袋が入っ
    ている特許請求の範囲第3項記載の包装体。
  5. 【請求項5】開閉蓋補強部材が開閉蓋と同程度の大きさ
    である特許請求の範囲第1項に記載の包装体。
  6. 【請求項6】開閉蓋補強部材が開閉蓋よりも小さい特許
    請求の範囲第1項に記載の包装体。
  7. 【請求項7】開閉蓋補強部材が開閉蓋よりも大きい特許
    請求の範囲第1項に記載の包装体。
  8. 【請求項8】開閉蓋補強部材の端部に罫線部が設けられ
    ている特許請求の範囲第1項に記載の包装体。
  9. 【請求項9】柔軟なシートから形成された封入袋と該封
    入袋よりも硬い材料からなる保形部材とから構成され、
    前記封入袋の内部には内容物が収納され、該封入袋は取
    出し口または該取出し口を形成するための切離し用切込
    み、および前記取出し口または取出し口を形成するため
    の切離し用切込みを覆い且つ感圧接着剤により繰返し開
    封・密封可能な可撓性のシート状開閉蓋を有しており、
    前記保形部材は前記取出し口または取出し口を形成する
    ための切離し用切込みよりも大きな開口部を形成するた
    めの切離し用切込みを備えており、該保形部材の切離し
    用切込みに囲まれた領域の内側に前記封入袋の開閉蓋が
    位置し且つ該保形部材の開閉蓋と対向する箇所に切込み
    が設けられており、前記領域の外側において封入袋の本
    体のシート面が前記保形部材に固着され、更に前記領域
    内の開閉蓋と対向する箇所に設けられた切込みに囲まれ
    た部分が開閉蓋に固着されて開閉蓋補強部材となってい
    ることを特徴とする包装体。
  10. 【請求項10】封入袋が気密性のシートからなり、開閉
    蓋も気密性のシートからなる特許請求の範囲第9項に記
    載の包装体。
  11. 【請求項11】保形部材が箱状である特許請求の範囲第
    9項に記載の包装体。
  12. 【請求項12】箱状保形部材の中に複数個の封入袋が入
    っている特許請求の範囲第11項記載の包装体。
  13. 【請求項13】開閉蓋補強部材が開閉蓋と同程度の大き
    さである特許請求の範囲第9項に記載の包装体。
  14. 【請求項14】開閉蓋補強部材が開閉蓋よりも小さい特
    許請求の範囲第9項に記載の包装体。
  15. 【請求項15】開閉蓋補強部材が開閉蓋よりも大きい特
    許請求の範囲第9項に記載の包装体。
  16. 【請求項16】開閉蓋補強部材の端部に罫線部が設けら
    れている特許請求の範囲第9項に記載の包装体。
  17. 【請求項17】柔軟なシートから形成された封入袋と該
    封入袋よりも硬い材料からなる保形部材とから構成さ
    れ、前記封入袋の内部には内容物が収納され、該封入袋
    は取出し口または該取出し口を形成するための切離し用
    切込み、および前記取出し口または取出し口を形成する
    ための切離し用切込みを覆い且つ感圧接着剤により繰返
    し開封・密封可能な可撓性のシート状開閉蓋を有してお
    り、前記保形部材は前記取出し口または取出し口を形成
    するための切離し用切込みよりも大きな開口部を形成す
    るための切離し用切込みを備えており、該保形部材の切
    離し用切込みに囲まれた領域の内側に前記封入袋の開閉
    蓋が位置し、前記領域の外側において封入袋の本体のシ
    ート面が前記保形部材に固着され、更に前記切離し用切
    込みに囲まれた部分が開閉蓋に固着されて開閉蓋補強部
    材となっていることを特徴とする包装体。
  18. 【請求項18】封入袋が気密性のシートからなり、開閉
    蓋も気密性のシートからなる特許請求の範囲第17項に
    記載の包装体。
  19. 【請求項19】保形部材が箱状である特許請求の範囲第
    17項に記載の包装体。
  20. 【請求項20】箱状保形部材の中に複数個の封入袋が入
    っている特許請求の範囲第19項記載の包装体。
  21. 【請求項21】開閉蓋補強部材が開閉蓋と同程度の大き
    さである特許請求の範囲第17項に記載の包装体。
  22. 【請求項22】開閉蓋補強部材が開閉蓋よりも小さい特
    許請求の範囲第17項に記載の包装体。
  23. 【請求項23】開閉蓋補強部材が開閉蓋よりも大きい特
    許請求の範囲第17項に記載の包装体。
  24. 【請求項24】開閉蓋補強部材の端部に罫線部が設けら
    れている特許請求の範囲第17項に記載の包装体。
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