JP2004526623A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 運転状況データを感知するセンサシステムと、衝突の前に起動され、有効位置に移動されるリバーシブル乗員保護システム（１１３）とを備えた自動車のリバーシブル乗員保護システム（１１３）を作動させる方法であり、少なくとも緊急制動の状況（１０３）について、前記運転状況データが監視され、緊急制動の状況（１０３）が検出された場合に、前記保護システム（１１３）を起動させる方法であって、
   ブレーキ灯スイッチ（１０２）のコントロール信号が、緊急制動の操作の妥当性をチェックするために使用されることを特徴とする方法。
2. 緊急制動は、危険または緊急状況を示す少なくとも１つの特徴と共に、制動プロセスが行われる場合に起こることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. ブレーキ圧力、ブレーキペダルの移動速度、加速ペダルの戻り速度のパラメータの少なくとも１つが、緊急制動の状況を判断するために使用されることを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. 周囲状況の感知に基づいた自動緊急制動を示す信号が、緊急制動の状況を判断するために使用されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
5. 前記自動車が、予め定義された状況において、コントロール信号により、ブレーキシステムへの介入を行うブレーキブーストシステムを備え、前記ブレーキブーストシステムの前記コントロール信号または前記ブレーキブーストシステムによりデータバスに伝達される情報信号が、緊急制動の状況（１０３）を判断するために使用されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
6. 前記ブレーキブーストシステムの情報信号および前記ブレーキ灯スイッチのコントロール信号が、データバス上で利用可能であることを特徴とする請求項５に記載の方法。
7. 前記ブレーキブーストシステムのコントロール信号および前記ブレーキ灯スイッチのコントロール信号が、アクティブであるかどうかがデータ処理装置によって検査され、両方の信号がアクティブな場合に、緊急制動の状況（１０３）が推測されることを特徴とする請求項５あるいは６に記載の方法。
8. 前記保護システムが、衝突に巻き込まれた他者の予防保護のために作動され得る保護手段を有することを特徴とする請求項１〜５のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記運転状況データが、オーバステアの状況（１１１）およびアンダーステアの状況（１１０）についてさらに監視され、緊急制動の状況（１０３）、および／またはオーバステアの状況（１１１）、および／またはアンダーステアの状況（１１０）が検出された場合に、乗員保護システム（１１３）が起動されることを特徴とする請求項１〜８のいずれか一項に記載の方法。
10. 緊急制動の状況（１０３）、アンダーステアの状況（１１０）、およびオーバステアの状況（１１１）により、最大の危険が予想される方向が判断され、該方向に従って保護効果が提供されるように、前記車両乗員保護システム（１１３）が作動されることを特徴とする請求項９に記載の方法。
11. 前記自動車の速度が判断され、前記自動車が最小限の速度である限り、前記リバーシブル乗員保護システムが起動されることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. 前記アンダーステアの状況（１１０）および前記オーバステアの状況（１１１）は、実際の運転方向の変化を示す角度と、操舵角度（α_Ｌ）との間に形成される差の評価によって判断されることを特徴とする請求項９〜１１のいずれか一項に記載の方法。
13. 前記実際の運転方向の変化を示す角度は、車輪速度（ｖ_Ｒ）、横加速度（ａ_ｙ）、および軸距から決定されることを特徴とする請求項１２に記載の方法。
14. 前記実際の運転方向の変化を示す角度は、車輪速度（ｖ_Ｒ）、ヨーレート（ｖ_Ｇ）、および軸距から決定されることを特徴とする請求項１２に記載の方法。
15. 前記実際の運転方向の変化を示す角度は、アッカーマン角度であることを特徴とする請求項１２に記載の方法。
16. 前記オーバステアの状況（１１１）は、姿勢角の評価によって判断されることを特徴とする請求項９〜１２のいずれか一項に記載の方法。
17. 前記姿勢角は、車輪速度（ｖ_Ｒ）、ヨーレート（ｖ_Ｇ）、および横加速度（ａ_ｙ）から決定されることを特徴とする請求項１６に記載の方法。
18. 前記評価は、しきい値との比較により行われることを特徴とする請求項１２〜１７のいずれか一項に記載の方法。
19. 前記評価は、これまでの値を使用して行われることを特徴とする請求項１２〜１７のいずれか一項に記載の方法。
20. 前記保護システム（１１３）は、電気シート調整装置、および／または前記車両内のオリフィス用の電気調整装置、および／またはリバーシブルシートベルトプリテンショナー、および／または電気的に調整可能な衝撃保護装置であることを特徴とする請求項１〜１９のいずれか一項に記載の方法。
21. 運転状況データを感知するセンサシステムと、衝突の前に起動され、有効位置に移動されるリバーシブル乗員保護システム（１１３）とを備えた自動車のリバーシブル乗員保護システム（１１３）を作動させる方法であり、危険な運転動作の状況について、前記運転状況データが監視され、危険な状況が検出された場合に、前記保護システム（１１３）を起動させる方法であって、
    前記運転状況データが、アンダーステアの状況（１１０）について監視され、アンダーステアの状況（１１０）が検出された場合に、前記乗員保護システム（１１３）が起動されることを特徴とする方法。