JP4077942B2 - 車両用乗員拘束保護装置 - Google Patents
車両用乗員拘束保護装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4077942B2 JP4077942B2 JP22452698A JP22452698A JP4077942B2 JP 4077942 B2 JP4077942 B2 JP 4077942B2 JP 22452698 A JP22452698 A JP 22452698A JP 22452698 A JP22452698 A JP 22452698A JP 4077942 B2 JP4077942 B2 JP 4077942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- detection means
- vehicle speed
- predetermined value
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両に装備される車両用乗員拘束保護装置に関し、特に、乗員を保護するためのシートベルトの巻き取り及び引き出しを行う電動リトラクタを用いた車両用乗員拘束保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シートベルトの巻き取り及び引き出しを行うリトラクタを備えた車両用乗員拘束保護装置は、従来より知られている。この車両用乗員拘束保護装置は、乗員がシートベルトを装着すると、シートベルトを巻き取り限界まで巻き取り、その後シートベルトに所定の弛みを付与する弛み付与動作を行っていた。さらに、シートベルト装着中に乗員が動き、シートベルトを引き出した場合にも、上記と同様に弛み付与動作を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用乗員拘束保護装置では、車両の衝突危険の有無にかかわらずシートベルトに所定の弛みを付与していたため、乗員を適切に保護する面で十分でないおそれがあった。
【0004】
本発明は、上記点に着目してなされたものであり、快適なシートベルト装着環境を提供すると共に乗員を適切に保護することができる車両用乗員拘束保護装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の車両用乗員拘束保護装置は、車両の衝突危険度を検出する危険度検出手段を備え、モータの駆動によりシートベルトの巻き取り及び引き出しを行う車両用乗員拘束保護装置において、前記シートベルトの装着中に前記危険度検出手段により車両の衝突危険度がないと検出された場合には、前記モータが前記シートベルトを巻き取り限界まで巻き取った後に引き出し側に所定時間回転させるシートベルト弛み付与動作により第1弛み量を付与するように前記モータの駆動を制御し、前記危険度検出手段により車両の衝突危険度があると検出された場合には、該衝突危険度に応じて前記モータの回転速度を前記第1弛み量付与時より速くして前記シートベルトを巻き取り限界まで巻き取った後に引き出し側に所定時間回転させるシートベルト弛み付与動作により前記第1弛み量より小さい第2弛み量を付与するように前記モータの駆動を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
【0006】
本発明の構成によれば、シートベルトの装着中に車両の衝突危険度がないと検出された場合には、シートベルト弛み付与動作により第1弛み量を付与するようにモータの駆動が制御され、車両の衝突危険度があると検出された場合には、シートベルト弛み付与動作により該衝突危険度に応じて第1弛み量より小さい第2弛み量を付与するようにモータの駆動が制御されるので、衝突危険度がない場合には第1弛み量を大きくすることで、乗員はシートベルトによる圧迫感を受けないようになり、衝突危険度がある場合には該衝突危険度に応じて第1弛み量より小さい第2弛み量を付与することで、乗員を適切に保護する。よって、快適なシートベルト装着環境を提供すると共に乗員を適切に保護することができる。
【0007】
請求項1の車両用乗員拘束保護装置において、前記危険度検出手段は、自車両の速度を検出する車速検出手段と、ブレーキペダルが踏まれたことを検出すると共に踏力及び踏み込み速度を算出する制動検出手段と、ハンドルの操舵角を検出すると共にその変化速度が所定値以上になったことを検出する操舵角検出手段と、車外照度を検出すると共に該車外照度が所定値以下になったことを検出する車外照度検出手段と、雨滴を検出する雨滴検出手段とを備え、前記車速検出手段により自車両の速度が所定値以上であることが検出されたとき、かつ、制動検出手段によりブレーキペダル踏まれたことが検出されたとき、操舵角検出手段により操舵角の変化速度が所定値以上になったことが検出されたとき、車外照度検出手段により車外照度が所定値以下になったことが検出されたとき及び雨滴検出手段により雨滴が検出されたときの少なくとも1つのときに危険度があると判断してもよい。
【0008】
この構成によれば、危険度の検出を正確に行うことができる。
【0009】
請求項1の車両用乗員拘束保護装置において、前記危険度検出手段は、自車両の速度を検出する車速検出手段と、ブレーキペダルが踏まれたことを検出すると共に踏力及び踏み込み速度を算出する制動検出手段と、ハンドルの操舵角を検出すると共にその変化速度が所定値以上になったことを検出する操舵角検出手段と、車外照度を検出すると共に該車外照度が所定値以下になったことを検出する車外照度検出手段と、雨滴を検出する雨滴検出手段とを備え、
前記制御手段は、以下の少なくとも1つであってもよい。
【0010】
(1)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記制動検出手段により算出された踏力又は踏み込み速度が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する。
【0011】
(2)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記制動検出手段によりブレーキペダルが踏まれたことが検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する。
【0012】
(3)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する。
【0013】
(4)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が所定値以上になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する。
【0014】
(5)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が小さいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する。
【0015】
(6)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が所定値以下になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する。
【0016】
(7)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記雨滴検出手段により雨滴が検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する。
【0017】
(8)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記制動検出手段により算出された踏力又は踏み込み速度が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する。
【0018】
(9)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記制動検出手段によりブレーキペダルが踏まれたことが検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する。
【0019】
(10)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する。
【0020】
(11)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が所定値以上になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する。
【0021】
(12)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が小さいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する。
【0022】
(13)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が所定値以下になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する。
【0023】
(14)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記雨滴検出手段により雨滴が検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する。
【0024】
(1)〜(7)の構成によれば、シートベルトの巻き取り時間が短くなり、第1弛み量から第2弛み量にするまでの時間を短くでき、危険度に応じて乗員を適切に保護することができる。
【0025】
(8)〜(14)の構成によれば、シートベルトの弛み量が小さくなるので、危険度に応じて乗員を適切に保護することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0027】
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用乗員拘束保護装置が備えている電動リトラクタ100の構成を示す図である。
【0028】
電動リトラクタ100はフレーム1を備えている。このフレーム1にはシートベルトを巻き取るリールシャフト3が回転自在に設置され、車両に所定の減速度が作用したとき又はシートベルトが所定の加速度で引き出されたときにシートベルトの引き出しをロックする公知のシートベルトロック機構2が固定されている。
【0029】
次いで、リールシャフト3の中心軸3aはリールシャフト用プーリ5の中心軸に連結されており、このリールシャフト用プーリ5は動力伝達ベルト7を介して直流モータ用プーリ6に連結している。
【0030】
リールシャフト用プーリ5及び直流モータ用プーリ6の外周にはそれぞれ所定数の外歯が形成され、また動力伝達ベルト7の内周にも所定数の内歯が形成されており、リールシャフト用プーリ5及び直流モータ用プーリ6の外歯と動力伝達ベルト7の内歯とは過不足なくかみ合っている。
【0031】
直流モータ用プーリ6の中心軸は直流モータ10に連結されている。従って、直流モータ10の回転は直流モーター用プーリ6を介してリールシャフト3に伝達される。
【0032】
直流モータ10は、フレーム1に少なくとも2点以上で固定されており、また直流モータ駆動部11を介してMPU(Micro Processing Unit)14に接続されている。直流モータ駆動部11はMPU14からのPWM(パルス幅変調)信号に基づいて直流モータ10の回転を制御する。
【0033】
図2は直流モータ駆動部11の回路図である。図2中の端子P1及び端子P2はMPU14から出力されるPWM(パルス幅変調)信号の入力端子であり、端子P1及び端子P2には、例えば、20kHzのPWM信号が入力される。端子P3及び端子P4は電流検出用の出力端子であり、端子P5及び端子P6は電圧検出用の出力端子であり、端子P1〜端子P6はそれぞれMPU14に接続されている。また、図2中の電圧Vbは直流モータ10に供給され、図2中の複数のトランジスタ及びFET等は、MPU14からのPWM信号により直流モータ10の回転を正転又は反転駆動させるためのものである。
【0034】
図2中の回路C1は、抵抗r1に流れる電流から直流モータ10に流れる電流iを検出する電流検出回路であり、PWM信号の影響による電流の変動を取り除くためのインターフェイス回路(以下、IFという)1及びIF2を備えている。MPU14は、IF1及びIF2からそれぞれ電圧信号を受信し、この電圧信号に基づいて直流モータ10に流れる電流iを検出する。
【0035】
回路C2は直流モータ10にかかる端子間電圧を測定する電圧測定回路であり、PWM信号の影響による端子間電圧の変動を取り除くため、IF3及びIF4を備えている。MPU14は、IF3及びIF4からそれぞれ電圧信号を受信し、この電圧信号に基づいて直流モータ10にかかる端子間電圧を測定する。
【0036】
IF1〜IF4は、例えば抵抗r2、抵抗r2より小さい抵抗値の抵抗r3及びコンデンサc3からなるローパスフィルタ構成となっており、カットオフ周波数を、例えば、20Hzに設定している。これにより、電流検出回路C1及び電圧測定回路C2でMPU14に出力されるPWM信号の影響は、−60dBに低減され、本来電流検出回路C1で検出しようとしている電流や電圧測定回路C2で測定しようとしている端子間電圧にほとんど影響を与えなくなる。
【0037】
図1に戻り、MPU14は、時間を計測するタイマ15を備え、シートベルトのタングがバックルに装着されたか否かを検出する及びシートベルトのタングがバックルから解除されたか否かを検出するバックル接続有無検出部16と、自車両の衝突危険度を検出する危険度検出部17とにそれぞれ接続されている。
【0038】
危険度検出部17は、自車両の速度を検出する車速検出部18、ブレーキペダルが踏まれたことを検出する制動検出部19、ハンドルの操舵角を検出する操舵角検出部20、車外の照度を検出する車外照度検出部21及び雨滴を検出する雨滴検出部22を備えている。
【0039】
図3はブレーキペダルの付いた車両内部の構成を示す図である。
【0040】
車室内壁には、ブレーキペダルの回転中心が固定されており、ブレーキペダルは通常時に制動しないようにばねで付勢されている。ブレーキペダルの回転中心には、ブレーキペダルの動きに連動して回転する角度センサが取り付けられており、この角度センサは制動検出部19(図3中に図示せず)に接続されている。
【0041】
制動検出部19は、この角度センサの示す角度より踏力を算出すると共に角度センサの示す角度の時間的変化から踏み込み速度を算出する。
【0042】
尚、制動検出部19は、ブレーキペダルが踏まれたことを検出する、踏力及び踏み込み速度を算出する以外に、Gセンサ等の車両の減速度を検知するセンサが所定値以下を示したことを検出してもよく、又は車速検出部18から得られる車速の時間的変化が所定の減速度以上になったことを検出してもよい。
【0043】
図1に戻り、操舵角検出部20は、ハンドルの中心にあるコラムの回転に連動して回転するポテンションメータに接続されており、該ポテンションメータからの信号により操舵角を検出する。さらに、該操舵角の時間的変化から操舵角の変化速度を検出する。
【0044】
車外照度検出部21は、例えばフォトダイオード等の光センサに接続されている。この光センサは、室内ミラーとフロントガラスとの間にフロントガラスを通して車外の光が受光できるように設置され、受光した車外の光を示す信号が車外照度検出部21に出力される。車外照度検出部21はこの信号より車外の照度を検出する。
【0045】
雨滴検出部22は、2本の電極に接続されている。この2本の電極は、絶縁基板上に接近して配置されており、車外のボンネット上に設けられている。この2本の電極間の抵抗は雨滴により変化し、この抵抗変化に対応する信号が雨滴検出部22に出力される。雨滴検出部22はこの信号により雨滴を検出する。
【0046】
図4は、MPU14が実行する制御プログラムの一例を示す図であり、この制御プログラムはMPU14が備えているメモリ(図示せず)に格納されている。尚、本制御プログラムはMPU14が実行するメイン制御プログラムの一部を成すものである。
【0047】
まず、シートベルトのタングがバックルに装着されたことをバックル接続有無検出部16により検出されたか否かを判別し(ステップS41)、バックル接続有無検出部16によりシートベルトのタングがバックルに装着されたことが検出されていない場合には、本制御を終了する一方、バックル接続有無検出部16によりシートベルトのタングがバックルに装着されたことが検出された場合には、危険度検出部17により危険度が検出されたか否かを判別する(ステップS42)。
【0048】
危険度検出部17により危険度が検出される場合とは、具体的には、危険度検出部17が備えている車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、かつ、以下4つの条件の少なくとも1つが検出される場合である。
【0049】
(1)制動検出部19により制動されたことが検出された場合
(2)操舵角検出部20により操舵角を検出し、その変化速度が所定値以上になった場合
(3)車外照度検出部21により車外照度を検出し、該車外照度が所定値以下になった場合
(4)雨滴検出部22により雨滴が検出された場合
上記ステップS42で、危険度検出部17により危険度が検出されない場合には、後述する第1シートベルト弛み付与制御を行い(ステップS43)、本制御を終了する一方、危険検出部17により危険が検出された場合には、後述する第2シートベルト弛み付与制御を行い(ステップS44)、本制御を終了する。
【0050】
尚、この制御プログラムは所定時間t1毎(例えば0.1s毎)に実行されるが、上記ステップS42の危険度検出部17により検出される結果が連続して同じ場合には、最初の1回目のみ第1シートベルト弛み付与制御又は第2シートベルト弛み付与制御が行われ、2回目以降は該制御は行われない。
【0051】
図5は第1シートベルト弛み付与制御の一例を示すフローチャートである。
【0052】
まず、MPU14からPWM信号を直流モータ駆動部11に入力することにより、直流モータ10をシートベルトの巻き取り側に回転させ(ステップS51)、直流モータ10に流れる電流よりシートベルトが巻き取り限界であるか否かを判別する(ステップS52)。これにより、シートベルトの不適正な弛みを一旦完全に除去する。
【0053】
ステップS52で、シートベルトが巻き取り限界でない場合には、ステップS51に戻る一方、シートベルトが巻き取り限界である場合には、MPU14からPWM信号を直流モータ駆動部11に入力することにより、直流モータ10をシートベルトの引き出し側に回転させ(ステップS53)、直流モータ10をシートベルトの引き出し側に回転させてからタイマ15により所定時間t2(例えば1s)経過したか否かを判別する(ステップS54)。これにより、シートベルトの適切な弛みが乗員に与えられる。
【0054】
ステップS54で、所定時間t2経過していない場合には、ステップS53に戻る一方、所定時間t2経過した場合には、直流モータ10によるシートベルトの引き出しを停止させ(ステップS55)、本制御を終了する。
【0055】
図6は第2シートベルト弛み付与制御の一例を示すフローチャートである。
【0056】
まず、MPU14からPWM信号を直流モータ駆動部11に入力することにより、直流モータ10をシートベルトの巻き取り側に回転させる(ステップS61)。このとき、MPU14はPWM信号のデューティー比を変更することで直流モータ10の回転速度を制御する。
【0057】
具体的には、(1)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上である場合には、制動検出部19により算出された踏力又は踏み込み速度が大きいほど直流モータ10の回転速度が速くなるように制御する。
【0058】
(2)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、制動検出部19により制動されたことが検出された場合には、自車速が大きいほど直流モータ10の回転速度が速くなるように制御する。
【0059】
(3)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上である場合には、操舵角検出部20により操舵角を検出し、その変化速度が大きいほど直流モータ10の回転速度が速くなるように制御する。
【0060】
(4)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、操舵角検出部20により操舵角を検出し、その変化速度が所定値以上になった場合には、自車速が大きいほど直流モータ10の回転速度が速くなるように制御する。
【0061】
(5)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上である場合には、車外照度検出部21により車外照度を検出し、該車外照度が小さいほど直流モータ10の回転速度が速くなるように制御する。
【0062】
(6)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、車外照度検出部21により車外照度を検出し、該車外照度が所定値以下になった場合には、自車速が大きいほど直流モータ10の回転速度が速くなるように制御する。
【0063】
(7)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、雨滴検出部22により雨滴が検出された場合には、自車速が大きいほど直流モータ10の回転速度が速くなるように制御する。
【0064】
次に、直流モータ10に流れる電流よりシートベルトが巻き取り限界であるか否かを判別する(ステップS62)。これにより、シートベルトの不適正な弛みを一旦完全に除去する。
【0065】
ステップS62で、シートベルトが巻き取り限界でない場合には、ステップS61に戻る一方、シートベルトが巻き取り限界である場合には、MPU14からPWM信号を直流モータ駆動部11に入力することにより、直流モータ10をシートベルトの引き出し側に回転させる(ステップS63)。このときも、MPU14は、上記ステップS61と同様にPWM信号のデューティー比を変更することで直流モータ10の回転速度を制御する。従って、上記(1)〜(7)の直流モータ10の回転速度を速くする制御により、ステップS61のシートベルトの巻き取り時間及びステップS63のシートベルトの引き出し時間が短くなり、第1シートベルト弛み付与制御により与えられる弛み量(以下「第1弛み量」という)から第2シートベルト弛み付与制御により与えられる弛み量(以下「第2弛み量」という)にするまでの時間を短くできる。
【0066】
次に、直流モータ10をシートベルトの引き出し側に回転させてからタイマ15により所定時間t3(例えば0〜1s)経過したか否かを判別する(ステップS64)。これにより、シートベルトの適切な弛みが乗員に与えられる。このとき、タイマ15は、危険度検出部17により検出される危険度によって所定時間t3の時間の長さを変更する。
【0067】
具体的には、(8)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上である場合に、制動検出部19により算出された踏力又は踏み込み速度が大きいほど所定時間t3の時間の長さを短くする。
【0068】
(9)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、制動検出部19により制動されたことが検出された場合には、自車速が大きいほど所定時間t3の時間の長さを短くする。
【0069】
(10)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上である場合に、操舵角検出部20により操舵角を検出し、その変化速度が大きいほど所定時間t3の時間の長さを短くする。
【0070】
(11)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、操舵角検出部20により操舵角を検出し、その変化速度が所定値以上になった場合には、自車速が大きいほど所定時間t3の時間の長さを短くする。
【0071】
(12)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上である場合に、車外照度検出部21により車外照度を検出し、該車外照度が小さいほど所定時間t3の時間の長さを短くする。
【0072】
(13)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、車外照度検出部21により車外照度を検出し、該車外照度が所定値以下になった場合には、自車速が大きいほど所定時間t3の時間の長さを短くする。
【0073】
(14)車速検出部18により検出された自車速が所定値(例えば60km/h)以上であり、雨滴検出部22により雨滴が検出された場合には、自車速が大きいほど所定時間t3の時間の長さを短くする。
【0074】
以上の(8)〜(14)の所定時間t3の時間の長さを短くすることにより、直流モータ10をシートベルトの引き出し側に回転させる時間が短くなり、シートベルトの弛み量が小さくなる。
【0075】
上記ステップS64で、所定時間t3経過していない場合には、ステップS63に戻る一方、所定時間t3経過した場合には、直流モータ10によるシートベルトの引き出しを停止させ(ステップS65)、本制御を終了する。
【0076】
上述したように、本実施の形態によれば、危険度検出部17により危険度が検出されない場合、即ち通常時には、第1シートベルト弛み付与制御においてシートベルトの第1弛み量を与え、危険度検出部17により危険度が検出された場合には、第2シートベルト弛み付与制御において危険度に応じたシートベルトの第2弛み量を与える(第1弛み量>第2弛み量)ので、快適なシートベルト装着環境を提供すると共に乗員を適切に保護することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1の車両用乗員拘束保護装置によれば、シートベルトの装着中に車両の衝突危険度がないと検出された場合には、シートベルト弛み付与動作により第1弛み量を付与するようにモータの駆動が制御され、車両の衝突危険度があると検出された場合には、シートベルト弛み付与動作により該衝突危険度に応じて第1弛み量より小さい第2弛み量を付与するようにモータの駆動が制御されるので、衝突危険度がない場合には第1弛み量を大きくすることで、乗員はシートベルトによる圧迫感を受けないようになり、衝突危険度がある場合には該衝突危険度に応じて第1弛み量より小さい第2弛み量を付与することで、乗員を適切に保護する。よって、快適なシートベルト装着環境を提供すると共に乗員を適切に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用乗員拘束保護装置が備えている電動リトラクタ100の構成を示す図である。
【図2】直流モータ駆動部11の回路図である。
【図3】ブレーキペダルの付いた車両内部の構成を示す図である。
【図4】MPU14が実行する制御プログラムの一例を示す図である。
【図5】第1シートベルト弛み付与制御の一例を示すフローチャートである。
【図6】第2シートベルト弛み付与制御の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フレーム
2 シートベルトロック機構
3 リールシャフト
5 リールシャフト用プーリ
6 直流モータ用プーリ
7 動力伝達ベルト
10 直流モータ
11 直流モータ駆動部
14 MPU(制御手段)
16 バックル接続有無検出部
17 危険度検出部(危険度検出手段)
18 車速検出部(車速検出手段)
19 制動検出部(制動検出手段)
20 操舵角検出部(操舵角検出手段)
21 車外照度検出部(車外照度検出手段)
22 雨滴検出部(雨滴検出手段)
100 電動リトラクタ
Claims (3)
- 車両の衝突危険度を検出する危険度検出手段を備え、モータの駆動によりシートベルトの巻き取り及び引き出しを行う車両用乗員拘束保護装置において、
前記シートベルトの装着中に前記危険度検出手段により車両の衝突危険度がないと検出された場合には、前記モータが前記シートベルトを巻き取り限界まで巻き取った後に引き出し側に所定時間回転させるシートベルト弛み付与動作により第1弛み量を付与するように前記モータの駆動を制御し、前記危険度検出手段により車両の衝突危険度があると検出された場合には、該衝突危険度に応じて前記モータの回転速度を前記第1弛み量付与時より速くして前記シートベルトを巻き取り限界まで巻き取った後に引き出し側に所定時間回転させるシートベルト弛み付与動作により前記第1弛み量より小さい第2弛み量を付与するように前記モータの駆動を制御する制御手段を備えることを特徴とする車両用乗員拘束保護装置。 - 前記危険度検出手段は、自車両の速度を検出する車速検出手段と、ブレーキペダルが踏まれたことを検出すると共に踏力及び踏み込み速度を算出する制動検出手段と、ハンドルの操舵角を検出すると共にその変化速度が所定値以上になったことを検出する操舵角検出手段と、車外照度を検出すると共に該車外照度が所定値以下になったことを検出する車外照度検出手段と、雨滴を検出する雨滴検出手段とを備え、前記車速検出手段により自車両の速度が所定値以上であることが検出されたとき、かつ、制動検出手段によりブレーキペダル踏まれたことが検出されたとき、操舵角検出手段により操舵角の変化速度が所定値以上になったことが検出されたとき、車外照度検出手段により車外照度が所定値以下になったことが検出されたとき及び雨滴検出手段により雨滴が検出されたときの少なくとも1つのときに危険度があると判断することを特徴とする請求項1記載の車両用乗員拘束保護装置。
- 前記危険度検出手段は、自車両の速度を検出する車速検出手段と、ブレーキペダルが踏まれたことを検出すると共に踏力及び踏み込み速度を算出する制動検出手段と、ハンドルの操舵角を検出すると共にその変化速度が所定値以上になったことを検出する操舵角検出手段と、車外照度を検出すると共に該車外照度が所定値以下になったことを検出する車外照度検出手段と、雨滴を検出する雨滴検出手段とを備え、
前記制御手段は、(1)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記制動検出手段により算出された踏力又は踏み込み速度が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する、(2)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記制動検出手段によりブレーキペダルが踏まれたことが検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する、(3)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する、(4)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が所定値以上になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する、(5)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が小さいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する、(6)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が所定値以下になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する、(7)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記雨滴検出手段により雨滴が検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの巻き取り時のモータの回転速度が速くなるように制御する、(8)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記制動検出手段により算出された踏力又は踏み込み速度が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する、(9)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記制動検出手段によりブレーキペダルが踏まれたことが検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する、(10)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する、(11)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記操舵角検出手段により操舵角を検出し、その変化速度が所定値以上になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する、(12)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上である場合に、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が小さいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する、(13)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記車外照度検出手段により車外照度を検出し、該車外照度が所定値以下になった場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する、及び(14)前記車速検出手段により検出された自車速が所定値以上であり、前記雨滴検出手段により雨滴が検出された場合には、自車速が大きいほど前記シートベルトの引き出しが少なくなるように前記モータの駆動を制御する、のうち少なくとも1つを実行することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用乗員拘束保護装置。
Priority Applications (18)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22452698A JP4077942B2 (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 車両用乗員拘束保護装置 |
US09/207,911 US6257363B1 (en) | 1997-12-16 | 1998-12-09 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB0210375A GB2372822B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB0210408A GB2373220B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB0210409A GB2373487B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB0210395A GB2372823B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB9827726A GB2337127B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restaint and protection apparatus |
GB0210424A GB2373221B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB0210400A GB2372969B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB0210378A GB2372968B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
GB0210401A GB2372824B (en) | 1997-12-16 | 1998-12-16 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
US09/862,052 US6561299B2 (en) | 1997-12-16 | 2001-05-21 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
US10/385,811 US6843339B2 (en) | 1997-12-16 | 2003-03-11 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
US10/722,943 US6997277B2 (en) | 1997-12-16 | 2003-11-25 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
US10/921,651 US7380631B2 (en) | 1997-12-16 | 2004-08-19 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
US11/003,663 US7077231B2 (en) | 1997-12-16 | 2004-12-03 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
US11/725,320 US7389843B2 (en) | 1997-12-16 | 2007-03-19 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
US11/726,244 US7654572B2 (en) | 1997-12-16 | 2007-03-21 | Automotive passenger restraint and protection apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22452698A JP4077942B2 (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 車両用乗員拘束保護装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000052925A JP2000052925A (ja) | 2000-02-22 |
JP2000052925A5 JP2000052925A5 (ja) | 2005-10-27 |
JP4077942B2 true JP4077942B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=16815188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22452698A Expired - Lifetime JP4077942B2 (ja) | 1997-12-16 | 1998-08-07 | 車両用乗員拘束保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4077942B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4726099B2 (ja) * | 2000-04-21 | 2011-07-20 | タカタ株式会社 | モータ式シートベルトリトラクター |
DE10121386C1 (de) | 2001-05-02 | 2002-08-29 | Daimler Chrysler Ag | Verfahren zum Ansteuern eines reversiblen Insassenschutzmittels in einem Kraftfahrzeug |
JP3824999B2 (ja) | 2003-01-23 | 2006-09-20 | オートリブ・ジャパン株式会社 | シートベルト装置 |
JP4458526B2 (ja) | 2004-07-21 | 2010-04-28 | タカタ株式会社 | シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 |
WO2007094040A1 (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Autoliv Development Ab | シートベルト用リトラクタおよびシートベルト装置 |
-
1998
- 1998-08-07 JP JP22452698A patent/JP4077942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000052925A (ja) | 2000-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7040444B2 (en) | Automotive passenger restraint and protection apparatus | |
US7431340B2 (en) | Restrictor/protector of passenger in vehicle | |
JP4077942B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP4174108B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP4056025B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP4077946B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3830667B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3761717B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3695622B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP4011748B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3819151B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3554484B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP4226098B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3730012B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JPH11192926A (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JPH11342831A (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3762118B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP4052491B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3734369B2 (ja) | シートベルト引き出し巻き取り量検出装置 | |
JP3695621B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JPH11342830A (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP3828264B2 (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JPH0323386B2 (ja) | ||
JPH11348728A (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 | |
JP2000016247A (ja) | 車両用乗員拘束保護装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050722 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050722 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060509 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071130 |
|
R155 | Notification before disposition of declining of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |