JP2004514789A - 溶融亜鉛メッキのための融剤と方法 - Google Patents

溶融亜鉛メッキのための融剤と方法 Download PDF

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Abstract

溶融亜鉛メッキのための融剤は:60から80重量%の塩化亜鉛(ZnCl);7から20重量%の塩化アンモニウム(NHCl);2から20重量%の少なくとも一つのアルカリまたはアルカリ土類金属を含む流動性調節剤;0.1から5重量%の少なくとも一つの次の化合物;NiCl,CoCl,MnCl;及び0.1から1.5重量%の少なくとも一つの次の化合物:PbCl,SnCl,BiCl,SbClを含む。

Description

【0001】
発明の分野
本発明は一般的に溶融亜鉛メッキのための融剤及び融剤浴、鉄または鋼物品の溶融亜鉛メッキのための方法及び溶融亜鉛メッキ浴に関する。
【0002】
発明の背景
鉄または鋼物品を溶融亜鉛浴中に浸漬することからなる従来の溶融亜鉛メッキは亜鉛被膜の接着性、連続性及び均一性を確実とするために注意深い表面調整を必要とする。亜鉛メッキされる鉄または鋼物品の表面を調整するための従来の方法は乾式フラックシングであり、そこでは融剤の膜が物品の表面上に付着される。従って、物品は一般的にすすぎ洗いを伴う脱脂、またすすぎ洗いを伴う酸洗、及び最終乾式フラックシングを受ける、すなわち物品は融剤浴中に浸漬され、続いて乾燥される。従来のフラックシングに採用される基本的製品は一般的に亜鉛と塩化アンモニウムである。
【0003】
亜鉛メッキされた物品の性質の改善は亜鉛をアルミニウムと合金化することにより達成されることができることは周知である。例えば、5%のアルミニウムの添加は最も低い溶融温度を持つ亜鉛アルミニウム合金を作る。この合金は純亜鉛に対して改善された流動性を示す。更に、この亜鉛−アルミニウム合金から作られた亜鉛メッキ被膜はより大きな耐蝕性(純亜鉛のそれより2から6倍良好な)、改善された二次成形適性及び純亜鉛から形成されたそれらより良好な彩色適性を持つ。更に、鉛を含まない亜鉛メッキ被膜がこの技術により作られることができる。
【0004】
しかし、亜鉛−アルミニウム亜鉛メッキでの従来の融剤の使用は被膜中に種々の欠陥を導く。特に、表面の幾つかの領域は被覆されることができず、または十分な態様で被覆されず、または被膜は噴出、黒点またはクレーターさえ示し、それらは物品に容認できない仕上げ及び/または耐蝕性を与える。従って、亜鉛−アルミニウム亜鉛メッキにより適合した融剤を開発するための研究が実施された。これらの努力にもかかわらず、バッチ操作で、すなわち個々の物品の亜鉛メッキで亜鉛−アルミニウム浴中で鉄または鋼物品の亜鉛メッキが行われるとき、既知の融剤はなお満足されない。
【0005】
発明の目的
本発明の目的は亜鉛−アルミニウム合金での溶融亜鉛メッキにより鉄または鋼物品上に連続した、より均一な、より滑らかなそして気孔のない被膜を作ることを可能とする融剤を提供することである。この問題は請求項1に請求された融剤により解決される。
【0006】
発明の概要
この発明による溶融亜鉛メッキのための融剤は:
・ 60から80重量%の塩化亜鉛(ZnCl);
・ 7から20重量%の塩化アンモニウム(NHCl);
・ 2から20重量%の少なくとも一つのアルカリまたはアルカリ土類金属の塩;
・ 0.1から5重量%の少なくとも一つの次の化合物;NiCl,CoCl,MnCl;及び
・ 0.1から1.5重量%の少なくとも一つの次の化合物;PbCl,SnCl,SbCl,BiCl
を含む。
【0007】
“溶融亜鉛メッキ”は連続またはバッチ操作で、亜鉛または亜鉛合金の溶融浴中に浸漬することによる鉄または鋼物品の亜鉛メッキを意味する。
【0008】
種々の百分率が融剤の合計重量に対しての各化合物または化合物系の重量割合に関係するかかる融剤は、特にバッチ操作での、亜鉛−アルミニウム合金での溶融亜鉛メッキにより鉄または鋼物品上に連続した、より均一な、より滑らかなそして気孔のない被膜を作ることを可能とする。ZnClの選択された割合は亜鉛メッキされる物品の良好な被覆を確実とし、亜鉛メッキに先立つ物品の乾燥時の物品の酸化を効果的に防ぐ。NHClの割合は黒点、すなわち物品の被覆されていない領域、の形成を避けながら、残留さびまたは不十分な酸洗点を除去するために熱浸漬時の十分なエッチング効果を達成するように決定される。塩の形のアルカリまたはアルカリ土類金属は、以下に詳述されるように溶融塩の活性を修正するために採用される。以下の化合物:NiCl,CoCl,MnClは鋼の溶融金属による湿潤性を相乗効果により更に改善すると信ぜられる。PbCl,SnCl,BiCl及びSbClの少なくとも一つの0.1から1.5重量%の間の融剤中の存在はこの融剤で覆われた鉄または鋼物品の亜鉛メッキ浴中の溶融亜鉛によるぬれを改善可能とする。この発明の融剤の別の利点は大きな応用分野を持つことである。上述のように、本融剤は亜鉛−アルミニウム合金なおまた純亜鉛を用いるバッチ式溶融亜鉛メッキ法のために特に適している。更に、本融剤は例えばワイヤー、パイプまたはコイル(シート)...を亜鉛メッキするために亜鉛−アルミニウムまたは純亜鉛浴のいずれかを用いる連続亜鉛メッキ法で用いられることができる。字句“純亜鉛”はここでは亜鉛−アルミニウム合金に対抗して用いられ、純亜鉛メッキ浴が例えばPb,Sb,Bi,Ni,Snのような幾つかの添加物を含むことができることは明らかである。
【0009】
塩化亜鉛の好適割合は融剤の合計重量に対して70と78重量%の間にある。塩化アンモニウムに関しては、11から15重量%の割合が好ましい。融剤中のNiCl含量は好ましくは1重量%である。融剤は更に好ましくは1重量%のPbClを含むべきである。
【0010】
アルカリまたはアルカリ土類金属に関してより詳細に言及すると、それらは有利にはNa,K,Li,Rb,Cs,Be,Mg,Ca,Sr,Baからなる群(好ましさの低下する順に区分けしている)から選ばれる。融剤は有利にはこれらのアルカリまたアルカリ土類金属の混合物を含むであろう。なぜならそれらは融点及び溶融塩の粘度従って溶融亜鉛または亜鉛−アルミニウム合金による物品の表面の湿潤性を制御することを可能とする相乗効果を持つからである。それらはまた融剤により大きな耐熱性を与えると信ぜられる。好ましくは、融剤は6重量%のNaClと2重量%のKClを含む。
【0011】
この発明の別の態様によれば、溶融亜鉛メッキのための融剤浴が提案され、そこではある量の上に規定された融剤が水に溶解される。融剤浴中の融剤の濃度は200と700g/lの間、より好ましくは350と550g/lの間、最も好ましくは500と550g/lの間である。この融剤浴は亜鉛−アルミニウム浴を用いる溶融亜鉛メッキ法のために特に適合しているが、またバッチまたは連続操作のいずれかで、純亜鉛メッキ浴と共に用いられることができる。
【0012】
融剤浴は有利には50と90℃の間、好ましくは60と80℃の間、最も好ましくは70℃の温度に維持されるべきである。
【0013】
融剤浴はまた0.01から2容量%のDu Pont de NemoursからのMerpol HCS,HenkelからのFX701,Lutter Galvanotechnik GmbHからのNetzmittel Bまたは同様物のような非イオン界面活性剤を含むことができる。
【0014】
この発明の更なる態様によれば、鉄または鋼物品の溶融亜鉛メッキのための方法が提案される。第一段階(a)で、物品は脱脂浴中で脱脂を受けさせる。脱脂浴は有利には超音波、アルカリ脱脂浴であることができる。次いで、第二段階(b)で、物品はすすぎ洗いされる。更なる段階(c)と(d)で、物品は酸洗処理と次いですすぎ洗いを受けさせる。これらの前処理段階はもし必要なら個々にまたはサイクルにより繰り返されることができる。全前処理サイクル(段階aからd)は好ましくは2回実施される。次の段階(e)で物品は物品の表面上に融剤の膜を形成するようにこの発明による融剤浴中で処理されることは認められるであろう。物品は融剤浴中に10分迄、しかし好ましくは多くて5分間、浸漬されることができる。フラックスされた物品は続いて乾燥される(段階f)。次の段階(g)で、物品は溶融亜鉛メッキ浴中に浸漬され、その上に金属被膜を形成する。浸漬時間は、物品の寸法と形状、希望の被膜厚、及びアルミニウム含量(Zn−Al合金が亜鉛メッキ浴として用いられるとき)の関数である。最後に、物品は亜鉛メッキ浴から除去され冷却される(段階h)。これは物品を水中に浸漬することによるかまたは簡単に空気中で冷却させることによるかのいずれかで実施されることができる。
【0015】
本方法は特に亜鉛−アルミニウム亜鉛メッキ浴が採用されたとき個々の鉄または鋼物品上に連続した、より均一な、より滑らかなそして気孔のない被膜の付着を可能とすることを見出した。それは個々の鉄または鋼物品のバッチ式溶融亜鉛メッキのために特にうまく適合しているが、また種々の工程段階を通して連続的に案内されるワイヤー、パイプまたはコイル材料によりかかる改善された被膜を得ることを可能とする。更に、純亜鉛メッキ浴がまた本方法で用いられることができる。従って、段階(g)の亜鉛メッキ浴は有利には0から56重量%のアルミニウムと0から1.6重量%のケイ素を含むことができる溶融亜鉛浴である。より詳細にはこれは:
− SUPERGALVA(登録商標)、本質的に3−7重量%のAl、0−3重量%のMg、0−0.1重量%のNa、残部Znを含む、日本のMitsui Mining & Smelting Co.Ltd,の登録商標;
− GALFAN(登録商標)、本質的に4.2−7.2重量%のAl、0.03−0.10重量%のミッシュメタル、残部Znを含む、International Lead Zinc Research Organization,Inc.の登録商標;
− GALVALUME(登録商標)、本質的に55重量%のAl、1.6重量%のSi、残部Znを含む、BIEC International,Inc.の登録商標;
のような周知の合金が亜鉛メッキ浴として用いられることができることを意味する。
【0016】
亜鉛メッキ浴は好ましくは380と700℃の間の温度に維持される。
【0017】
段階(f)で、物品は好ましくは200と350℃の間、より好ましくは250℃の温度に加熱された強制空気流中で乾燥される。更に、物品の表面は有利には段階(g)で亜鉛メッキ浴中に浸漬される前に170と200℃の間の温度を示すであろうことは注目されるであろう。これはこの発明のフラックシング浴が高い耐熱性を持ち、物品の腐蝕を制限するのに効果的であるので可能である。段階(g)の前の物品の予熱は亜鉛メッキ浴中への浸漬後直ぐに物品の表面上に形成する凝結金属層の再溶融を容易とする。
【0018】
凝結金属層を再溶融する同じ目的のために、物品は有利には亜鉛メッキ浴中への導入に続く少なくとも最初の数分間、亜鉛メッキ浴中で動かされる。攪拌は亜鉛メッキ浴の上に載る汚れやかすの物品の表面上への付着を避けるために亜鉛メッキ浴から物品を除去する前に停止されるべきである。一般的に物品が厚くて容積が大きい程、攪拌はより強い。加えて、例えば窒素(N)またはアルゴン(Ar)のような不活性ガスが亜鉛メッキ浴中に、泡立ち効果を得るように、好ましくは微細な泡の形で、導入されることができる。
【0019】
本方法は多様な鋼から作られた鋼物品を亜鉛メッキするのに適合していることは注目されるであろう。特に、0.25重量%迄の炭素含量、0.005と0.1重量%の間のリン含量及び0.0005と0.5重量%の間のケイ素含量を持つ鋼物品が本方法により亜鉛メッキされることができる。
【0020】
この発明の別の態様によれば、溶融亜鉛メッキ浴が提案される。それは:
・ 56重量%迄のAl;
・ 0.005から0.15重量%のSb及び/または0.005から0.15重量%のBi;
・ 最大0.005重量%のPb、最大0.005重量%のCd及び最大0.002重量%のSn;及び
・ 本質的にZnである残部;
を含む。
【0021】
かかる亜鉛メッキ浴は鉄または鋼物品上に改善された被膜を得ることを可能とする。Pb,Cd及びSnの濃度の限定と組み合わせた、亜鉛メッキ浴中の選択された濃度のSb及び/またはBiの存在は白さびの形成及び得られた被膜の粒子間腐蝕に対しての抵抗性を改善すると信ぜられる。これは特にアルミニウム含量が2と56重量%の間にあるとき観察される。更に、得られた被膜は滑らかで魅力ある外観を持つ。この亜鉛メッキ浴は特にこの発明の方法で用いられるのに良く適している。
【0022】
示されたように、亜鉛メッキ浴中で同じ効果を持つと想像されるSbまたはBiは規定された量で別個にまたは一緒に浴中に存在させることができる。しかし、0.005から0.04重量%のSbの濃度が好ましい。
【0023】
別の実施例では、亜鉛メッキ浴はGALFAN(登録商標)の組成に基づき、それに上に規定した量によりBi及び/またはSbが添加される。従って、亜鉛メッキ浴は(重量割合で):4.2−7.2%のAl、0.005−0.15%のSb及び/または0.005から0.15%のBi、最大50ppmのPb、並びに0.03−0.10%のミッシュメタル、最大150ppmのSi、最大750ppmのFe、最大50ppmのCd、最大20ppmのSn、本質的にZnである残部、を含み、これらのSi,Fe,Cd及びSnの割合はGALFAN(登録商標)の典型例である。亜鉛メッキ浴はまた少量のMg,Cu,ZrまたはTiを含むことができる。しかし、GALFAN(登録商標)の通常の明細とは対照的に、この亜鉛メッキ浴は好ましくは:多くて10ppm、より好ましくは多くて5ppmのSn;多くて25ppm、より好ましくは多くて12ppmのPb;多くて25ppm、より好ましくは多くて12ppmのCdを含むべきである。もちろん、これらの化合物は粒子間腐蝕を促進すると信ぜられる。更に、亜鉛メッキ浴は多くて500ppm、より好ましくは多くて150ppmのMgを含むべきである。Mg含量の限定は仕上げ製品の表面特性を強化する。
【0024】
好適実施例の詳細な説明
本発明を例示するために、融剤、方法及び亜鉛メッキ浴の好適実施例が例として、今や詳細に説明されるであろう。
【0025】
この融剤は特にバッチ式に亜鉛メッキされた鉄または鋼物品上に、連続した、より均一な、より滑らかなそして気孔のない被膜を形成可能とする。好適実施例において、融剤組成は次のとおり:75重量%のZnCl、15重量%のNHCl、6重量%のNaCl、2重量%のKCl、1重量%のNiCl及び1重量%のPbClである。
【0026】
この方法は主として被覆される鉄または鋼物品を予備処理する、それを融剤で処理する、それを溶融亜鉛−アルミニウム合金を含む亜鉛メッキ浴中で被覆するそしてそれを冷却する段階を含む。この方法は例えば塔、橋及び工業または農業用建物のためのような大きな構造鋼部品、鉄道に沿ったフェンスのためのような種々の形状の管、車の下部車体(サスペンションアーム、エンジン取付台...)の鋼部品、鋳物及び小さな部品のような、多くの種々の鋼物品のために応用可能である。
【0027】
物品の予備処理はまず亜鉛メッキされる物品を15から60分間、主として水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウムを含む塩混合物並びに例えばLutter Galvanotechnik GmbHからのSolvopol SOP及びEmulgator SEPのような界面活性剤混合物を含むアルカリ脱脂浴中に浸漬することにより実施される。塩混合物の濃度は好ましくは2と8重量%の間であり、界面活性剤のそれは好ましくは0.1と5重量%の間である。この脱脂浴は60℃から80℃の温度に保たれる。超音波発生器が脱脂を助けるために浴内に設けられる。この段階の後に二回の水すすぎ洗いが続く。
【0028】
予備処理は次に酸洗段階に続き、そこでは物品は60から180分間、抑制剤(ヘキサメチレンテトラミン...)を含む塩酸の10から22%水溶液中に浸漬され、30から40℃の温度に保たれ物品からスケール及びさびを除去する。これはまたその後に二回の水すすぎ洗いが続く。酸洗後の水すすぎ洗いは好ましくは物品を1以下のpHの水タンク内に3分以下、より好ましくは約30秒間浸漬することにより実施される。脱脂及び酸洗のこれらの段階はもし必要なら繰り返されることができることは明らかである。
【0029】
融剤処理は融剤浴中で実施され、そこでは上述の融剤が水中に溶解される。好ましくは融剤濃度が350と550g/lの間にある融剤浴は約70℃の温度に維持され、そのpHは1.5と4.5の間にあるべきである。物品は融剤浴中に多くても10分、好ましくは約3から5分間浸漬され、それにより湿った融剤の層が物品の表面上に形成される。
【0030】
物品は次いで約250℃の温度を持つ強制空気流中で乾燥される。融剤は高耐熱性を持つことは注目されるであろう。物品は従って物品のどのような顕著な腐蝕なしに、熱空気により乾燥されることができる。更に、物品は好ましくはその表面が170と200℃の間の温度を示すまで乾燥される。しかしこの物品の予熱、すなわち亜鉛メッキ前に物品にある量の熱を与えることは融剤処理に続く乾燥段階時に実施される必要がないことは明らかである。それは乾燥後すぐにまたは物品が直ちに亜鉛メッキされない場合には後の段階で、別個の予熱段階で実施されることができる。
【0031】
この方法のこの好適実施例において、亜鉛メッキ浴は有利には(重量で):4.2−7.2%のAl、0.005−0.15%のSb及び/または0.005から0.15%のBi、最大50ppmのPb、最大50ppmのCd、最大20ppmのSn、0.03−0.10%のミッシュメタル、最大150ppmのSi、最大750ppmのFe及び残りのZnを含む。この亜鉛メッキ浴は380から700℃の温度に維持される。
【0032】
融剤処理され好ましくは予熱された物品は約1から10分間、亜鉛メッキ浴中に浸漬される。浸漬時間は主として物品の全体の大きさ及び形状及び希望の被膜厚さに依存することは明らかである。浸漬の最初の数分間は、物品は好ましくは物品表面上に形成される凝結金属層の再溶融を助けるために浴中で動かされる。加えて、微細な泡の形で亜鉛メッキ浴中に導入されたNにより浴中で泡立ちが有利には実施される。これは亜鉛メッキ浴中に、例えばセラミックまたは焼結ステンレススチールから作られたガス拡散器を設けることにより達成されることができる。適切な浸漬時間の経過後に、被覆された物品は適切な速度で浴から上昇され、従って液体合金は物品の表面上に滑らかな波しわのない連続被膜を残して、それから除去されることができる。
【0033】
最後に、被覆物品の冷却が30℃から50℃の温度を持つ水中にそれを浸漬することにより、またはこれに代えて、それを空気に露出することにより実行される。結果として、いかなる気孔、無メッキ点、荒さまたはつぶつぶもない連続した均一で滑らかな被膜が物品の表面上に形成される。
【0034】
本発明を更に例示するために、三つの異なる鋼試料がこの方法の三つの異なる実施例により処理された。各鋼試料の化学分析はOBLF QS750装置による分光法により実施された。
【0035】
例1
100×100mmの寸法で厚さ2mmの参照番号2130の鋼板がこの方法の第一実施例により処理された。板2130の組成(重量%での)は次のとおり:C:0.091,Nb:0.003,Si:0.005,Pb:0.001,Mn:0.353,Co:0.004,P:0.009,W<0.003,S:0.006,Al:0.037,Cr:0.020,Ni:0.025,Mo:0.001,Cu:0.009,B<0.0001,Ti<0.001,V:0.004であった。
【0036】
この板2130は20g/lのSolvopol SOPと名付けられた塩混合物(NaOH,NaCO、ポリリン酸ナトリウム...)と、1g/lのEmulgator SEPと名付けられた界面活性剤混合物(両者ともLutter Galvanotechnik GmbHからの)を含む70℃のアルカリ性脱脂浴中で15分間まず脱脂された。超音波発生器が脱脂を助けるために浴中に設けられた。この段階はその後に板を二つの動かない水すすぎ洗い浴(すなわち停滞した液体)中に連続して浸漬することにより実行される水すすぎ洗い段階が続いた。予備処理は次いで酸洗段階が続けられ、そこでは板は30℃の温度に保たれ、塩酸の15から22%の水溶液を含む酸洗浴中に40分間浸漬され、スケールとさびがそれから除去された。この酸洗浴は更に塩酸(32%)のリッター当り3gのヘキサメチレンテトラミンと酸洗浴のリッター当り2gのC75(Lutter Galvanotechnik GmbHからの)を含んでいた。これは再び二つの連続すすぎ洗い浴でのすすぎ洗いが続けられた。この予備処理は次いで15分間の超音波脱脂、すすぎ洗い、30℃での15分間の酸洗が繰り返された。この第二酸洗段階後に、板はpH0の動いていないすすぎ洗い浴(すすぎ洗い浴1)で15分間、pH1の動いていないすすぎ洗い浴(すすぎ洗い浴2)で5分間室温ですすぎ洗いされた。
【0037】
融剤処理が次いで水中に溶解された融剤(組成:75重量%のZnCl、15重量%のNHCl、1重量%のPbCl、1重量%のNiCl、6重量%のNaCl及び2重量%のKCl)の500g/lを含む融剤浴中で実行された。融剤浴は約70℃の温度に維持され、そのpHは約4.2であった。板はこの融剤浴中に3分間浸漬された。板は次いで250℃の温度を持つ強制空気流中でその表面が170と200℃の間の温度を示すまで乾燥された。
【0038】
予熱された融剤処理された板2130は次いで(重量で):5.42%のAl、最大50ppmのPb、最大50ppmのCd、最大20ppmのSn、0.03から0.10%のミッシュメタル、最大150ppmのSi、最大750ppmのFe、及び残りのZnを含む亜鉛メッキ浴中に5分間浸漬された。この亜鉛メッキ浴は450℃の温度に維持された。亜鉛メッキ浴から除去した後、板は空気中で冷却させられた。板2130は連続した均一で気孔のないかつ完全に滑らかな被膜(クレーターのない)を示した。
【0039】
例2
寸法が100×100mmで厚さが5mmの参照番号5808の鋼板がこの方法の第二実施例により処理された。板5808の組成(重量%で)は次のとおり:C:0.095,Nb<0.001,Si:0.204,Pb:0.002,Mn:0.910,Co:0.004,P:0.016,W<0.003,S:0.014,Al:0.001,Cr:0.021,Ni:0.021,Mo:0.002,Cu:0.008,B:0.0002,Ti<0.001,V:0.004であった。
【0040】
この板はまず70℃の温度に保たれた超音波アルカリ脱脂浴(例1の板2130のためのそれと同じ条件)中で15分間浸漬され、連続的に二つのすすぎ洗い浴中ですすぎ洗いされた。板は次いで15から22%のHCl、32%HClのリッター辺り3gのヘキサメチレンテトラミン及び酸洗浴のリッター当り2gのC75(Lutter)を含む酸洗浴中に120分間浸漬された。浴は30℃の温度に保たれ、二つのすすぎ洗い浴中で連続的にすすぎ洗いされた。板は次いで第二脱脂、続いてのすすぎ洗い並びに30℃で17分間の第二酸洗を受けさせられ、続いて各すすぎ洗い浴1と2(例1参照)中での10秒間の二連続浸漬が続けられた。
【0041】
板は次いで水中に溶解された融剤(組成:77.7重量%のZnCl、15重量%のNHCl、0.9重量%のPbCl、0.9重量%のNiCl、5.5重量%のNaCl)の424g/lを含む融剤浴中で融剤処理された。板は70℃の温度に維持された融剤浴中に4分間浸漬された。次いで板は板の表面を170から190℃の温度に予熱するように300℃の温度を持つ強制空気流で3分間乾燥された。
【0042】
次に、予熱された融剤処理された板5808が(重量で):4.2−7.2%のAl、最大50ppmのPb、0.01−0.03%のミッシュメタル、最大150ppmのSi、最大750ppmのFe、最大50ppmのCd、最大20ppmのSn及び本質的に残部のZnを含む普通の亜鉛メッキ浴中に5分間浸漬された。この亜鉛メッキ浴は450℃の温度に維持された。最初の3分間の間、板は亜鉛メッキ浴中で4m/分の速度で往復垂直運動を受けさせられた。亜鉛メッキ浴から除去された後、板は空気中で冷却させられた。板5808は連続した気孔のないかつ均一な被膜を示した。しかし幾つかの非常に小さなクレーター及び幾つかの融剤残留物が観察された。しかし、得られた被膜品質は非常に良好(普通の融剤及びZn−Al合金のために開発された融剤により得られたそれよりはるかに良好)であった。
【0043】
例3
45mmの外径、4mmの壁厚および120mmの長さを持つ参照番号34の鋼管がこの方法の第三実施例により処理された。管34の組成(重量%で)は:C:0.149,Nb:0.002,Si:0.272,Pb<0.001,Mn:1.377,Co:0.007,P:0.023,W<0.003,S:0.015,Al:0.046,Cr:0.020,Ni:0.012,Mo:0.003,Cu:0.036,B<0.0001,Ti:0.002,V:0.005であった。
【0044】
この管はまず70℃の温度に保たれた超音波アルカリ脱脂浴(例1の板2130のためのそれと同じ)中に15分間浸漬され、二つのすすぎ洗い浴中で連続的にすすぎ洗いされた。管は次いで板2130のために使用されたそれと同様な酸洗浴中に60分間浸漬され、すすぎ洗い浴1(例1参照)とすすぎ洗い浴2中で1分以下連続的にすすぎ洗いされた。管は次いで第二の同じ脱脂を受けさせられ、続いてすすぎ洗い並びに30℃で5分間の第二酸洗(12から15%の塩酸を持つ酸洗浴)が続けられ、すすぎ洗い浴1と2(例1参照)中でのそれぞれ1分以下の二つの連続浸漬が続けられた。
【0045】
管は次いで水に溶解された融剤(組成:76.6重量%のZnCl、12.5重量%のNHCl、0.8重量%のNiCl、0.7重量%のPbCl、7.2重量%のNaCl、2.2重量%のKCl)の530g/lを含む融剤浴中で融剤処理された。管は70℃に維持された浴中に3分間浸漬された。次いで、物品は管の表面を170から190℃の温度に予熱するために250℃の温度を持つ強制空気流で6分間乾燥された。
【0046】
予熱された融剤処理された管34は次いで(重量%で):4.94%のAl、176ppmのSb、15ppmのPb、82ppmのCe、56ppmのLa、110ppmのSi、129ppmのMg及び主に残部のZnを含む亜鉛メッキ浴中に5分間浸漬された。この亜鉛メッキ浴は450℃の温度に維持された。5分間の間、管は亜鉛メッキ浴中で4m/分の速度で往復垂直運動を受けさせられた。亜鉛メッキ浴から除去された後、管は空気中で冷却させられた。管34は連続した気孔のない均一なかつ完全に滑らかな被膜(クレーターのない)を示した。

Claims (25)

  1. 溶融亜鉛メッキのための融剤であって、それが:
    ・ 60から80重量%の塩化亜鉛(ZnCl);
    ・ 7から20重量%の塩化アンモニウム(NHCl);
    ・ 2から20重量%の少なくとも一つのアルカリまたはアルカリ土類金属の塩;
    ・ 0.1から5重量%の少なくとも一つの次の化合物:NiCl,CoCl,MnCl;及び
    ・ 0.1から1.5重量%の少なくとも一つの次の化合物:PbCl,SnCl,BiCl,SbCl
    を含むことを特徴とする融剤。
  2. 70から78重量%のZnClを含むことを特徴とする請求項1に記載の融剤。
  3. 11から15重量%のNHClを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の融剤。
  4. 1重量%のPbClを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の融剤。
  5. アルカリまたはアルカリ土類金属がLi,Na,K,Rb,Cs,Be,Mg,Ca,Sr,Baからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の融剤。
  6. 6重量%のNaClと2重量%のKClを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の融剤。
  7. 1重量%のNiClを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の融剤。
  8. 水に溶解された一定量の請求項1から7に規定された融剤を含むことを特徴とする溶融亜鉛メッキのための融剤浴。
  9. 200と700g/lの間の、好ましくは350と550g/lの間の、最も好ましくは500と550g/lの間の融剤を含むことを特徴とする請求項8に記載の融剤浴。
  10. 50と90℃の間の、好ましくは60と80℃の間の、最も好ましくは70℃の温度に維持されていることを特徴とする請求項8または9に記載の融剤浴。
  11. 0.01から2容量%の間の濃度で非イオン界面活性剤を含むことを特徴とする請求項8,9または10に記載の融剤浴。
  12. 鉄または鋼物品の溶融亜鉛メッキのための方法であって、それが次の段階:
    (a)物品を脱脂浴中で脱脂する;
    (b)物品をすすぎ洗いする;
    (c)物品を酸洗いする;
    (d)物品をすすぎ洗いする;
    (e)物品を請求項8から11のいずれかに規定された融剤浴中で処理する;
    (f)物品を乾燥する;
    (g)物品を溶融亜鉛メッキ浴中に浸漬しその上に金属被膜を形成する;そして
    (h)物品を冷却する;
    を含むことを特徴とする方法。
  13. 段階(e)において物品が10分迄、好ましくは多くて5分間、融剤浴中に浸漬されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 段階(f)において物品が200と350℃の間の、好ましくは250℃の温度の空気により乾燥されることを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
  15. 段階(g)に先立ち、物品の表面が170と200℃の間の温度であることを特徴とする請求項12から14のいずれか一つに記載の方法。
  16. 亜鉛メッキ浴が380と700℃の間の温度に維持されていることを特徴とする請求項12から15のいずれか一つに記載の方法。
  17. 物品が亜鉛メッキ浴中で動かされることを特徴とする請求項12から16のいずれか一つに記載の方法。
  18. 不活性ガスが亜鉛メッキ浴中に注入されることを特徴とする請求項12から17のいずれか一つに記載の方法。
  19. 物品がバッチ方式で段階(a)から(h)を通される個々の物品であること;または物品が段階(a)から(h)を通して連続的に案内されるワイヤー、パイプまたはコイル(シート)材料であることを特徴とする請求項12から18のいずれか一つに記載の方法。
  20. 亜鉛メッキ浴が:
    0から56重量%のAl;
    0から1.6重量%のSi;
    を含み、
    残部が本質的にZnであることを特徴とする請求項12から19のいずれか一つに記載の方法。
  21. 亜鉛メッキ浴が:
    3−7重量%のAl、0−3重量%のMg及び0−0.1重量%のNa;
    または4.2−7.2重量%のAl及び0.03−0.10重量%のミッシュメタル;
    または55重量%のAl及び1.6重量%のSi;
    のいずれかを含む溶融亜鉛浴であることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 亜鉛メッキ浴が:
    ・ 56重量%迄のAl;
    ・ 0.005から0.15重量%のSb及び/または0.005から0.15重量%のBi;
    ・ 最大0.005重量%のPb、最大0.005重量%のCd及び最大0.002重量%のSn;及び
    ・ 本質的に亜鉛である残部;
    を含むことを特徴とする請求項12から21のいずれか一つに記載の方法。
  23. 溶融亜鉛メッキ浴であって、それが:
    ・ 56重量%迄のAl;
    ・ 0.005から0.15重量%のSb及び/または0.005から0.15重量%のBi;
    ・ 最大0.005重量%のPb、最大0.005重量%のCd及び最大0.002重量%のSn;
    を含み、そして
    ・ 残部が本質的にZnである;
    ことを特徴とする溶融亜鉛メッキ浴。
  24. 4.2から7.2重量%のAl;0.005から0.15重量%のSb及び/または0.005から0.15重量%のBi;最大150重量ppmのSi;最大750重量ppmのFe;最大0.005重量%のCd;最大0.002重量%のSn;最大0.005重量%のPb;を含み、残部が本質的にZnであることを特徴とする請求項23に記載の溶融亜鉛メッキ浴。
  25. 0.005から0.04重量%のSbを含むことを特徴とする請求項23または24に記載の溶融亜鉛メッキ浴。
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