JPH079056B2 - 乾式フラックス法による溶融金属めっき用フラックス及びこのフラックスを用いた溶融金属めっき鋼材の製造方法 - Google Patents

乾式フラックス法による溶融金属めっき用フラックス及びこのフラックスを用いた溶融金属めっき鋼材の製造方法

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JPH079056B2
JPH079056B2 JP2339495A JP33949590A JPH079056B2 JP H079056 B2 JPH079056 B2 JP H079056B2 JP 2339495 A JP2339495 A JP 2339495A JP 33949590 A JP33949590 A JP 33949590A JP H079056 B2 JPH079056 B2 JP H079056B2
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幸士 ▲高▼田
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/30Fluxes or coverings on molten baths

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄鋼材料に溶融亜鉛めっき、溶融亜鉛アルミ
ニウム合金めっき、各種元素を添加した溶融亜鉛アルミ
ニウム合金めっき、溶融アルミニウムめっきを行う場合
に用いる水溶性フラックスに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、鉄鋼材料からなる鉄塔、橋梁を始め建築構造物に
は耐食性を持たせるために溶融亜鉛めっきが施されてい
る。溶融亜鉛めっきの前処理工程は、脱脂、水洗、酸
洗、水洗、フラックス処理の各工程からなり、フラック
ス処理には湿式法と乾式法があるが、通常、鋼構造物の
フラックス処理は水溶性フラックスに浸漬後、乾燥して
行う乾式法で行われる。
従来は、特開昭58−136759号公報にて開示されているよ
うに、主として酸化亜鉛と塩化アンモニウムの混合水溶
液若しくは塩化アンモニウムだけを含有する水溶液がフ
ラックスとして使用されている。塩化アンモニウムは、
めっき温度において塩化水素とアンモニアに解離され、
アンモニアは塩化亜鉛と化合して、亜鉛モノアンミンク
ロライドを生成する。こうしてできた塩化水素と亜鉛モ
ノアンミンクロライドは腐食性が強いため、被めっき鋼
材のめっき浴浸漬時に被めっき鋼材が巻き込んだめっき
浴表面の酸化亜鉛や、フラックス処理後、めっき浴浸漬
迄に鋼材表面に発生した錆を除去し、清浄になった鋼材
と亜鉛の濡れを良くし、良好なめっき皮膜を形成させる
作用がある。
海洋や海岸地域の開発に伴い、これらの腐食性の強い環
境における道路施設、架線金物並びに建築構造物などの
防錆のために溶融亜鉛めっきや重塗装が施されている
が、いまだ十分ではなく、種々の対策がなされている。
また、近年、酸性雨が問題になりつつあり、益々鋼構造
物の有効な防錆方法が必要となってきている。また、降
雪地域では、塩化カルシウム等の融雪剤による鋼材の腐
食に対して、カナダコートに代表されるように自動車用
鋼板の防食には厳しい基準が設けられている。このた
め、より耐食性のあるめっきの開発が、電気めっきや溶
融めっきの分野で数多く検討され、中で耐食性の高い溶
融亜鉛アルミニウム合金めっきが注目されており、鋼板
では一部実用化されているが、これらは非酸化雰囲気中
での連続めっき法で行われている。
一方、鋼線や架線金物などの小物部品では、大気下で、
一旦、通常の溶融亜鉛めっきを行った後に直ちに溶融亜
鉛アルミニウム合金めっきを行うことにより、亜鉛アル
ミニウム合金めっき皮膜を形成させるという、いわゆる
二段階めっき法が公知の方法で一部で採用されている。
しかしながら、この方法は、亜鉛アルミニウムめっき浴
の増設、めっき操作の2回繰り返しによる作業時間の増
加、維持管理費、設置面積の増加といった欠点がある。
また、大気中で従来の溶融亜鉛めっきと同様に一段階の
めっきで溶融亜鉛アルミニウム合金めっきを行った実用
例は殆どみられない。これは、前述の特開昭58−136759
号公報で開示された溶融亜鉛アルミニウム合金めっき用
フラックスを用いても、良好なめっき皮膜が得られない
ことを意味する。
大気中では溶融亜鉛アルミニウム合金めっきが一段階め
っきできないのは、めっき処理の際に亜鉛アルミニウム
合金めっき浴表面でアルミニウムの選択酸化が起こり、
鋼材とめっき浴成分との接触を防げ、更に通常の溶融亜
鉛めっきでフラックスとして使用される塩化亜鉛や塩化
アンモニウムが、次に示す反応を起こすからである。
3ZnCl2+2Al→3Zn+2AlCl3 6NH4Cl+2AL→2AlCl3+6NH4+3H2 この反応が起こると、フラックス効果が低減し、このた
め、不めっきやざらつき、タレが生じ、良好なめっき面
が得られないからである。
このように、溶融亜鉛浴中に高濃度のアルミニウムを含
有させると耐食性は向上することが知られてはいたが、
それに用いる十分にフラックス効果を発揮するフラック
スが開発されていなかったために工業的に実施すること
が困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、従来は大気中において鋼材の一段階めっきが困難で
あった溶融亜鉛アルミニウム合金めっき若しくは各種元
素を添加した溶融亜鉛アルミニウム合金めっき又は溶融
アルミニウムめっき等の溶融金属めっきを可能とすると
ともに、めっき皮膜の仕上りが良好となる乾式フラック
ス法による溶融金属めっき用フラックス及びこのフラッ
クスを用いた溶融金属めっき鋼材の製造方法を提供する
点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前述の課題解決のために、塩化亜鉛、塩化第
一錫、アルカリ金属の塩化物及びアルカリ土類金属の塩
化物の群から選んだ少なくとも1種の塩化物と、アルキ
ル第四級アンモニウム塩の群から選んだ少なくとも1種
とを含む乾式フラックス法による溶融金属めっき用フラ
ックスを構成した。
そして、その配合割合は、塩化亜鉛と塩化第一錫の群か
ら選んだ少なくとも1種の塩化物を10〜50重量%と、ア
ルカリ金属の塩化物とアルカリ土類金属の塩化物の群か
ら選んだ少なくとも1種の塩化物を1〜20重量%と、ア
ルキル第四級アンモニウム塩の群から選んだ少なくとも
1種を0.1〜30重量%とするのが好ましい。
更に好ましくは、前記アルキル第四級アンモニウム塩の
群が、アルキルトリメチルアンモニウムクロライドとジ
アルキルジメチルアンモニウムクロライドである。
そして、鋼材の表面に溶融亜鉛アルミニウム合金めっき
皮膜を形成する方法として、被めっき鋼材を、アルカリ
浴に浸漬し、脱脂した後、水洗し、酸洗する前処理工程
と;前処理した被めっき鋼材を、塩化亜鉛、塩化第一
錫、アルカリ金属の塩化物及びアルカリ土類金属の塩化
物の群から選んだ少なくとも1種の塩化物と、アルキル
第四級アンモニウム塩の群から選んだ少なくとも1種と
を含むフラックスに浸漬するフラックス処理工程と;フ
ラックス処理した被めっき鋼材を、溶融金属めっき浴に
浸漬してめっき皮膜を形成するめっき浴浸漬工程と;め
っき皮膜を形成した被めっき鋼材を冷却水に浸漬又は空
冷する冷却工程と;よりなる乾式フラックス法による溶
融金属めっき鋼材の製造方法を確立した。
本発明のフラックスを用いて最も顕著なフラックス効果
を発揮する溶融金属めっき浴としては、溶融亜鉛めっき
浴、溶融亜鉛アルミニウム合金めっき浴若しくは各種元
素を添加した溶融亜鉛アルミニウム合金めっき浴又は溶
融アルミニウムめっき浴とした場合である。
〔作 用〕
本発明のフラックスを構成する各組成は、以下のような
作用を有する。
先ず、塩化亜鉛又は塩化第一鈴は、鋼材表面に残る薄い
酸化層とめっき浴表面に形成された酸化皮膜を溶解する
ためのものである。この濃度が10重量%以下では、溶解
する能力が十分ではなく、また50重量%以上になると溶
解能力はあるがフラックス液温が低いと結晶が析出し、
更にフラックス液が粘稠で扱い難くなる。
また、アルカリ金属塩あるいはアルカリ土類金属塩は、
めっき温度においてフラックスが適正な粘度を持った溶
融状態を維持するためのものである。この濃度が1重量
%以下であれば粘度が低過ぎてフラックスが十分に付着
せず、一方20重量%以上であれば粘度が高過ぎてフラッ
クスの付着が過剰に多くなる。
そして、アルキル第四級アンモニウム塩は、被めっき鋼
材を溶融金属めっき浴に浸漬した際に被めっき鋼材表面
において発泡し、この鋼材の表面に有するフラックスの
燃えカスを速やかに鋼材表面より分離して鋼材表面と溶
融金属との濡れ性を良好にする作用があり、特にアルキ
ルトリメチルアンモニウムクロライドとジアルキルジメ
チルアンモニウムクロライドはその作用が強く、溶解金
属めっき浴浸漬後ホフマン分解して発泡し、その作用が
顕著である。ここで、この濃度が0.1重量%以下ではそ
の作用がなく、また30重量%以上ではコスト高となるば
かりでなく、不めっき部分が多数発生する。
以上のように本発明のフラックスは、溶融亜鉛アルミニ
ウム合金めっき、各種元素を含んだ溶融亜鉛アルミニウ
ム合金めっき、溶融アルミニウムめっき用のフラックス
として好適であるばかりでなく、通常の溶融亜鉛めっき
にも適用できる。
そして、脱脂、水洗、酸洗した後の被めっき鋼材を、前
記フラックスに浸漬してフラックス処理することによ
り、その鋼材を直接、溶融亜鉛アルミニウム合金めっき
浴、各種元素を添加した溶融亜鉛アルミニム合金めっき
浴、溶融アルミニウムめっき浴等の溶融金属めっき浴に
浸漬する一段階のめっき処理で、良好なめっき皮膜を形
成することが可能となる。勿論、通常の溶融亜鉛めっき
を行うことも可能である。
〔実施例〕
次に、本発明の詳細を実施例に基づき更に詳細に述べ
る。
本発明のフラックスは、塩化亜鉛(ZnCl2)、塩化第一
錫(SnCl2)、アルカリ金属の塩化物及びアルカリ土類
金属の塩化物の群から選んだ少なくとも1種の塩化物
と、アルキル第四級アンモニウム塩の群から選んだ少な
くとも1種とを含むものである。
前記アルカリ金属の塩化物としては、リチウム、ナトリ
ウム、カリウム等の塩化物が用いられ、アルカリ土類金
属の塩化物としては、ベリリウム、マグネシウム、カル
シウム、ストロンチウム、バリウム等の塩化物が用いら
れる。
また、前記アルキル第四級アンモニウム塩としては、ア
ルキルトリメチルアンモニウムクロライド、ジアルキル
ジメチルアンモニウムクロライドが好適である。そし
て、このアルキル基は、オクチル、デシル、ドデシル、
テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、オクタデ
セニル、オクタデカジエニル等である。
そして、フラックス組成の配合割合は、塩化亜鉛と塩化
第一錫の群から選んだ少なくとも1種の塩化物を10〜50
重量%と、アルカリ金属の塩化物とアルカリ土類金属の
塩化物の群から選んだ少なくとも1種の塩化物を1〜20
重量%と、アルキル第四級アンモニウム塩の群から選ん
だ少なくとも1種を0.1〜30重量%としたものである。
ここで、塩化亜鉛あるいは塩化第一錫の濃度は、30〜40
重量%が最適であり、アルカリ金属あるいはアルカリ土
類金属については、例えば、めっき温度が400℃〜600℃
の範囲内であれば、ZnCl2:NaCl=4:1(モル比)、ZnC
l2:CaCl2=3:1(モル比)が好適であり、めっき温度が6
00℃〜700℃の範囲内であれば、ZnCl2:NaCl=3:1(モル
比)、ZnCl2:CaCl2=2:1(モル比)が好適であり、5〜
10重量%が最適である。
また、アルキル第四級アンモニウム塩の添加量は、1〜
10重量%が最適である。
本発明のフラックスを用いて被めっき鋼材に溶融金属め
っき皮膜を形成するには、通常の前処理工程と、本発明
のフラックスによるフラックス処理工程と、通常のめっ
き浴浸漬工程と冷却工程の各工程を経るのである。ここ
で、被めっき鋼材としては、鉄塔、橋梁及び建築構造物
等の大型鋼材に限らず、鋳鍛造品類、自動車用の鋼板、
ワイヤー等も含むのである。
被めっき鋼材の前処理工程は、従来通り温度を60〜80℃
に保った10〜15%のアルカリ溶液(カセイソーダ+オル
ソケイ酸ソーダを重量比1:1添加)に30〜60分間浸漬
し、水洗した後、温度を50〜70℃に保った10〜15%の硫
酸水溶液(酸洗抑制剤を0.5〜0.7%添加)に30〜60分間
浸漬し、スケールや赤錆などの除錆を行った後、水洗す
るものである。
そして、フラックス処理工程は、本発明のフラックスを
満たし、20℃以上の適温に加温したフラックス槽に被め
っき鋼材を1〜2分間浸漬し、被めっき鋼材の表面にフ
ラックス皮膜層を形成するものである。ここで、フラッ
クス液温度は常温でも問題はないが適当な温度に加温し
た方がフラックス液の持ち出しが少なく作業性が良くな
る。
また、めっき浴浸漬工程は、フラックス処理した被めっ
き鋼材を水切りした後、400〜700℃の温度に設定した溶
融亜鉛めっき浴、溶融亜鉛アルミニウム合金めっき浴、
各種元素を添加した溶融亜鉛アルミニウム合金めっき
浴、溶融アルミニウムめっき浴等の何れかの溶融金属め
っき浴中に1〜10分間浸漬する通常の工程であり、一段
階めっき浴である。その浸漬時間は、被めっき鋼材の大
きさ、形状及びそれを構成する鋼材の厚さによって異な
るが、あまり浸漬時間を長くすると、鋼材の主成分であ
る鉄と亜鉛の合金化反応が進行し過ぎるので、1〜10分
位が適当である。ここで、亜鉛、アルミニウム、亜鉛ア
ルミニウム合金の融点は第1図の状態図に示す様なもの
であり、添加金属を少量入れてもほとんど変わらない。
また、めっき温度は通常融点よりも10℃以上高い温度で
行うが、被めっき材の材質、構造、熱容量によって異な
る。そして、被めっき鋼材を所定時間浸漬後、適度な速
度で引き上げて、溶融金属の液切りをするのである。
最後に冷却工程は、温度が30〜50℃の水に1〜2分間浸
漬するものであるが、被めっき鋼材が熱容量の小さい薄
板、棒等であれば、空冷でも十分である。このように、
従来通りの操作で冷却すると、不めっき、ざらつき、タ
レ等のない均一なそして美しい外観のめっき皮膜が得ら
れる。
また、第2図は、本発明のフラックスを用いてフラック
ス処理した後の被めっき鋼材(75×150mm、厚さ4.2mm)
に、亜鉛に5%のアルミニウムを添加した5%アルミニ
ウム亜鉛合金(5Al−Zn)めっき浴を用い、めっき時間
を2分間とし、めっき皮膜を形成する場合のめっき温度
とめっき付着量の関係を示している。第1図に示す如
く、5Al−Znの融点は、約380℃であるので、めっき温度
を380℃以上、鉄の変成温度以下に設定すれば、原理的
に溶融めっきは可能ではあるが、第2図に示すようにめ
っき付着量はめっき温度に大きく影響し、低温の場合に
はめっき付着量が極端に少なく工業的でない。めっき温
度は、400〜700℃の範囲で行われるが、約500〜530℃の
範囲でめっき付着量の極大が現れる。従って、被めっき
鋼材に形成すべきめっき皮膜の厚さに応じてめっき温度
及びめっき時間を制御する必要がある。
次に、本発明を具体的な実施例及び比較例に基づいて説
明する。
(実施例1) 12mm厚さのSTK55鋼板(150×100mm)を脱脂、酸洗い、
水洗した後、ZnCl2を40重量%、CaCl2を10重量%、トリ
メチルラウリルアンモニウムクロリドを1重量%よりな
る70℃に加温されたフラックス液に1分間浸漬した後、
直ちに5%Alを含む540℃に加熱した亜鉛アルミニウム
合金めっき浴に浸漬した。1分間の浸漬の後、めっき浴
より引き上げ、そして1分間大気中で放冷した後、50℃
の冷却水中に浸漬し、完全に冷却した。
その結果、不めっきなどの欠陥のない銀白色の光沢のあ
る平滑なめっき皮膜が得られた。
(実施例2) 2.3mm厚さの冷間圧延鋼板(200×100mm)を脱脂、酸洗
い、水洗した後、ZnCl2を35重量%、NaClを5重量%、
ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドを1重量
%、よりなる70℃に加温されたフラックス液に1分間浸
漬した後、直ちに10%Alを含む470℃に加熱した亜鉛ア
ルミニウム合金めっき浴に浸漬した。1分間の浸漬の
後、めっき浴より引き上げ、そして1分間大気中で放冷
した後、50℃の冷却水中に浸漬し、完全に冷却した。
その結果、不めっきなどの欠陥のない銀白色の光沢のあ
る平滑なめっき皮膜が得られた。
(比較例1) 12mm厚さのSTK55鋼板(150×100mm)を脱脂、酸洗い、
水洗した後、ZnCl2を30重量%、KClを10重量%、よりな
る80℃に加温されたフラックス液に1分間浸漬した後、
直ちに5%Alを含む540℃に加熱した亜鉛アルミニウム
合金めっき浴に浸漬した。1分間の浸漬の後、めっき浴
より引き上げ、そして1分間大気中で放冷した後、50℃
の冷却水中に浸漬し、完全に冷却した。
その結果、不めっき部分が多数あり、光沢のある部分と
ない部分の混在した外観のめっき皮膜が得られた。
(比較例2) 2.3mm厚さの冷間圧延鋼板(200×100mm)を脱脂、酸洗
い、水洗した後、ZnCl2を20重量%、NH4Clを10重量%、
よりなる80℃に加温されたフラックス液に1分間浸漬し
た後、直ちに10%Alを含む470℃に加熱した亜鉛アルミ
ニウム合金めっき浴に浸漬した。1分間の浸漬の後、め
っき浴より引き上げ、そして1分間大気中で放冷した
後、50℃の冷却水中に浸漬し、完全に冷却した。
その結果、大部分は不めっきとなり、めっきの付着した
部分もざらつきが見られ、光沢のある平滑なめっき皮膜
は得られなかった。
〔発明の効果〕
以上にしてなる本発明の乾式フラックス法による溶融金
属めっき用フラックスを用いれば、塩化亜鉛、塩化第一
錫、アルカリ金属の塩化物及びアルカリ土類金属の塩化
物の群から選んだ少なくとも1種の塩化物と、アルキル
第四級アンモニウム塩の群から選んだ少なくとも1種と
を含むので、従来、実操業的に大気中では困難とされて
いた溶融亜鉛アルミニウム合金めっきが、溶融亜鉛めっ
きと同様に一段階めっき方法によって、不めっき分を発
生させることなく、鋼材面に高耐食性を有する優れた亜
鉛アルミニウム合金めっき皮膜を一様に形成することが
できる。このように本発明のフラックスは、溶融亜鉛ア
ルミニウム合金めっきに用いた場合に最もそのフラック
ス効果を発揮するのである。
また、従来、沸化物などの湿式フラックスを用いて実操
業を行っている溶融アルミニウムめっきに用いれば、本
フラックスは塩化物が主体であるので、めっき釜の浸食
は少なく、更に乾式法であるので作業性の改善になる。
そして、溶融亜鉛めっきに適用すれば、本フラックス中
には従来のフラックスのように塩化アンモニウムを含ま
ないので、めっき浴浸漬時の発煙量が少なく、良好なめ
っき皮膜が得られる。
更に、アルキル第四級アンモニウム塩を用いることによ
り、被めっき鋼材を溶融金属めっき浴に浸漬した際に、
脂肪族窒素誘導体が被めっき鋼材表面において発泡し、
この鋼材の表面に有するフラックスの燃えカスを速やか
に鋼材表面より分離して鋼材表面と溶融金属との濡れ性
を良好にし、めっき皮膜の形成を改善するとともに、密
着性も改善することができ、特にアルキルトリメチルア
ンモニウムクロライドとジアルキルジメチルアンモニウ
ムクロライドは、溶融金属めっき浴浸漬後ホフマン分解
して発泡し、その効果が顕著である。
塩化亜鉛と塩化第一錫の群から選んだ少なくとも1種の
塩化物を10〜50重量%と、アルカリ金属の塩化物とアル
カリ土類金属の塩化物の群から選んだ少なくとも1種の
塩化物を1〜20重量%と、アルキル第四級アンモニウム
塩の群から選んだ少なくとも1種を0.1〜30重量%とし
た場合に優れためっき皮膜が得られる。
更に、前記フラックスを用いた乾式フラックス法による
溶融金属めっき鋼材の製造方法によれば、被めっき鋼材
を、アルカリ浴に浸漬し、脱脂した後、水洗し、酸洗す
る前処理工程と;前処理した被めっき鋼材を、塩化亜
鉛、塩化第一錫、アルカリ金属の塩化物及びアルカリ土
類金属の塩化物の群から選んだ少なくとも1種の塩化物
と、アルキル第四級アンモニウム塩の群から選んだ少な
くとも1種とを含むフラックスに浸漬するフラックス処
理工程と;フラックス処理した被めっき鋼材を、溶融金
属めっき浴に浸漬してめっき皮膜を形成するめっき浴浸
漬工程と;めっき皮膜を形成した被めっき鋼材を冷却水
に浸漬又は空冷する冷却工程とよりなるので、通常の溶
融亜鉛めっきと同様な一段階めっきで、従来は困難とさ
れていた鋼材の溶融亜鉛アルミニウム合金めっき処理あ
るいは溶融アルミニウムめっき処理を行うことが可能と
なる。勿論、この方法によって他の金属の溶融めっきを
行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は亜鉛アルミニウム合金の状態図、第2図はめっ
き温度とめっき付着量の関係を示すグラフである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−90230(JP,A) 特開 平1−283353(JP,A) 特開 昭59−170254(JP,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化亜鉛、塩化第一錫、アルカリ金属の塩
    化物及びアルカリ土類金属の塩化物の群から選んだ少な
    くとも1種の塩化物と、アルキル第四級アンモニウム塩
    の群から選んだ少なくとも1種とを含むことを特徴とす
    る乾式フラックス法による溶融金属めっき用フラック
    ス。
  2. 【請求項2】塩化亜鉛と塩化第一錫の群から選んだ少な
    くとも1種の塩化物を10〜50重量%と、アルキル第四級
    アンモニウム塩の群から選んだ少なくとも1種を0.1〜3
    0重量%とを含む請求項1記載の乾式フラックス法によ
    る溶融金属めっき用フラックス。
  3. 【請求項3】アルカリ金属の塩化物とアルカリ土類金属
    の塩化物の群から選んだ少なくとも1種の塩化物を1〜
    20重量%と、アルキル第四級アンモニウム塩の群から選
    んだ少なくとも1種を0.1〜30重量%とを含む請求項1
    記載の乾式フラックス法による溶融金属めっき用フラッ
    クス。
  4. 【請求項4】塩化亜鉛と塩化第一錫の群から選んだ少な
    くとも1種の塩化物を10〜50重量%と、アルカリ金属の
    塩化物とアルカリ土類金属の塩化物の群から選んだ少な
    くとも1種の塩化物を1〜20重量%と、アルキル第四級
    アンモニウム塩の群から選んだ少なくとも1種を0.1〜3
    0重量%とを含む請求項1記載の乾式フラックス法によ
    る溶融金属めっき用フラックス。
  5. 【請求項5】前記アルキル第四級アンモニウム塩の群
    が、アルキルトリメチルアンモニウムクロライドとジア
    ルキルジメチルアンモニウムクロライドである請求項1
    又は2又は3又は4記載の乾式フラックス法による溶融
    金属めっき用フラックス。
  6. 【請求項6】被めっき鋼材を、アルカリ浴に浸漬し、脱
    脂した後、水洗し、酸洗する前処理工程と、 前処理した被めっき鋼材を、塩化亜鉛、塩化第一錫、ア
    ルカリ金属の塩化物及びアルカリ土類金属の塩化物の群
    から選んだ少なくとも1種の塩化物と、アルキル第四級
    アンモニウム塩の群から選んだ少なくとも1種とを含む
    フラックスに浸漬するフラックス処理工程と、 フラックス処理した被めっき鋼材を、溶融金属めっき浴
    に浸漬してめっき皮膜を形成するめっき浴浸漬工程と、 めっき皮膜を形成した被めっき鋼材を冷却水に浸漬又は
    空冷する冷却工程と、 よりなる乾式フラックス法による溶融金属めっき鋼材の
    製造方法。
  7. 【請求項7】前記アルキル第四級アンモニウム塩の群
    が、アルキルトリメチルアンモニウムクロライドとジア
    ルキルジメチルアンモニウムクロライドである請求項6
    記載の乾式フラックス法による溶融金属めっき鋼材の製
    造方法。
  8. 【請求項8】前記溶融金属めっき浴として、溶融亜鉛め
    っき浴、溶融亜鉛アルミニウム合金めっき浴若しくは各
    種元素を添加した溶融亜鉛アルミニウム合金めっき浴又
    は溶融アルミニウムめっき浴を用いてなる請求項6記載
    の乾式フラックス法による溶融金属めっき鋼材の製造方
    法。
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