JPH05195179A - 溶融亜鉛合金めっき方法 - Google Patents
溶融亜鉛合金めっき方法Info
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- JPH05195179A JPH05195179A JP667292A JP667292A JPH05195179A JP H05195179 A JPH05195179 A JP H05195179A JP 667292 A JP667292 A JP 667292A JP 667292 A JP667292 A JP 667292A JP H05195179 A JPH05195179 A JP H05195179A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴からな
る単独めっき浴で、直接、溶融アルミニウム−亜鉛合金
めっきが行えると共に、作業管理や作業環境上の問題が
少なく、比較的安価で経済的なフラックス液を用いる溶
融亜鉛合金めっき方法の提供を目的とする 【構成】 フラックス液として、重量比で、0.5 〜90.0
%のMnCl2 ・4H 2 O、3.5 〜49.5%のZnC
l2 、0.5 〜20.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHC
OOK及び0.5 〜20.0%のHClの混合比からなるフラ
ックスの15〜50重量%水溶液を、また、前記フラッ
クスとして、特に、13.5〜61.5%のMnCl 2 ・4H2
O、19.0〜43.0%のZnCl2 、1.5 〜17.5%のSnC
l2 、4.0 〜9.0 %のHCOOK及び2.0 〜17.5%のH
Clの混合比からなるものを用いる溶融アルミニウム−
亜鉛合金めっき方法。
る単独めっき浴で、直接、溶融アルミニウム−亜鉛合金
めっきが行えると共に、作業管理や作業環境上の問題が
少なく、比較的安価で経済的なフラックス液を用いる溶
融亜鉛合金めっき方法の提供を目的とする 【構成】 フラックス液として、重量比で、0.5 〜90.0
%のMnCl2 ・4H 2 O、3.5 〜49.5%のZnC
l2 、0.5 〜20.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHC
OOK及び0.5 〜20.0%のHClの混合比からなるフラ
ックスの15〜50重量%水溶液を、また、前記フラッ
クスとして、特に、13.5〜61.5%のMnCl 2 ・4H2
O、19.0〜43.0%のZnCl2 、1.5 〜17.5%のSnC
l2 、4.0 〜9.0 %のHCOOK及び2.0 〜17.5%のH
Clの混合比からなるものを用いる溶融アルミニウム−
亜鉛合金めっき方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウム−亜鉛合金
の単独浴による一般鉄鋼材料用の溶融めっき方法に関す
る。
の単独浴による一般鉄鋼材料用の溶融めっき方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3〜10%のアルミニウムを含む亜鉛合
金浴による溶融亜鉛合金めっき品は、従来の一般溶融亜
鉛めっき品の場合に比べて、皮膜は薄いながらもすぐれ
た耐食性を有することが知られている。
金浴による溶融亜鉛合金めっき品は、従来の一般溶融亜
鉛めっき品の場合に比べて、皮膜は薄いながらもすぐれ
た耐食性を有することが知られている。
【0003】しかし、このようなアルミニウムを含む溶
融亜鉛合金めっきを施す場合、従来の溶融亜鉛めっき方
法で用いられている塩化亜鉛と塩化アンモニウムとの混
合フラックスを使用すると、この混合フラックス中の塩
素とめっき浴中のアルミニウムとの反応によって揮発性
の塩化アルミニウムが生成し易く、フラックス本来の作
用である鋼素材表面の清浄化作用や活性化作用が妨げら
れ、めっきの際、不めっきやピンホールあるいは突起等
の外観不良を生じるという問題があった。
融亜鉛合金めっきを施す場合、従来の溶融亜鉛めっき方
法で用いられている塩化亜鉛と塩化アンモニウムとの混
合フラックスを使用すると、この混合フラックス中の塩
素とめっき浴中のアルミニウムとの反応によって揮発性
の塩化アルミニウムが生成し易く、フラックス本来の作
用である鋼素材表面の清浄化作用や活性化作用が妨げら
れ、めっきの際、不めっきやピンホールあるいは突起等
の外観不良を生じるという問題があった。
【0004】このため、このアルミニウム−亜鉛合金の
単独浴による溶融アルミニウム−亜鉛合金めっきは、フ
ラックスを使用しないガス還元法による鋼帯や鋼線の連
続溶融めっき工場において採用されているに過ぎず、一
般溶融めっき工場においては、鋼素材に下地として通常
の溶融亜鉛めっきを施した後、溶融アルミニウム−亜鉛
合金めっきを施すという所謂2浴めっき方法によらざる
を得ない状況にある。
単独浴による溶融アルミニウム−亜鉛合金めっきは、フ
ラックスを使用しないガス還元法による鋼帯や鋼線の連
続溶融めっき工場において採用されているに過ぎず、一
般溶融めっき工場においては、鋼素材に下地として通常
の溶融亜鉛めっきを施した後、溶融アルミニウム−亜鉛
合金めっきを施すという所謂2浴めっき方法によらざる
を得ない状況にある。
【0005】また、このような2浴めっき方法では、作
業工程が多く、そのための設備を必要とし、製造コスト
が高くなることから、特に一般鉄鋼材料を対象としてア
ルミニウム−亜鉛合金単独浴による溶融めっきを行うた
めのフラックスの開発が行われている。例えば、特公昭
64−5110号、特開昭60−125361号、特開
平1−283353号及び特開平3−100151号の
各公報にその技術が開示されている。
業工程が多く、そのための設備を必要とし、製造コスト
が高くなることから、特に一般鉄鋼材料を対象としてア
ルミニウム−亜鉛合金単独浴による溶融めっきを行うた
めのフラックスの開発が行われている。例えば、特公昭
64−5110号、特開昭60−125361号、特開
平1−283353号及び特開平3−100151号の
各公報にその技術が開示されている。
【0006】これらの技術におけるフラックスは、総括
すれば、塩化アンモニウムを含まないか、または、その
作用を制御する形で、(a)塩化亜鉛及び/又は塩化第一
すずその他の低融点金属塩化物、(b)アルカリ金属元
素、又はアルカリ土金属元素の塩化物、弗化物又は珪弗
化物、(c)有機物のアルカリ金属塩を組み合わせたもの
で、特に、めっき性の点から塩化亜鉛と共に塩化第一す
ずを含有するフラックスが注目されている。
すれば、塩化アンモニウムを含まないか、または、その
作用を制御する形で、(a)塩化亜鉛及び/又は塩化第一
すずその他の低融点金属塩化物、(b)アルカリ金属元
素、又はアルカリ土金属元素の塩化物、弗化物又は珪弗
化物、(c)有機物のアルカリ金属塩を組み合わせたもの
で、特に、めっき性の点から塩化亜鉛と共に塩化第一す
ずを含有するフラックスが注目されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で開発されたフラックスを用いる溶融亜鉛合金めっき方
法においては、フラックス中の塩化第一すずや有機物の
アンモニウム塩等の薬剤が高価であるという問題があ
り、また、再生鋼材をも含む各種のめっき用鋼素材に応
じて、フラックス処理後の乾燥温度を変えるか、若しく
は乾燥温度を例えば180℃以上に高くしなければなら
ない場合があった。さらに、フラックス液の老化や変色
等に係る液管理や発煙等に係る作業環境等の作業上の問
題があり、必ずしも実用的なものとは言えない状況にあ
る。
で開発されたフラックスを用いる溶融亜鉛合金めっき方
法においては、フラックス中の塩化第一すずや有機物の
アンモニウム塩等の薬剤が高価であるという問題があ
り、また、再生鋼材をも含む各種のめっき用鋼素材に応
じて、フラックス処理後の乾燥温度を変えるか、若しく
は乾燥温度を例えば180℃以上に高くしなければなら
ない場合があった。さらに、フラックス液の老化や変色
等に係る液管理や発煙等に係る作業環境等の作業上の問
題があり、必ずしも実用的なものとは言えない状況にあ
る。
【0008】従って、本発明の目的とするところは、上
記の状況に鑑み、一般溶融めっき工場において、一般鉄
鋼材料を対象としたアルミニウム−亜鉛合金の単独浴に
よる溶融めっきが可能で、乾燥温度の調整やフラックス
液管理等の作業上の問題や作業環境上の問題が少なくて
作業性がよく、且つ、経済的な溶融亜鉛合金めっき方法
の提供にある。
記の状況に鑑み、一般溶融めっき工場において、一般鉄
鋼材料を対象としたアルミニウム−亜鉛合金の単独浴に
よる溶融めっきが可能で、乾燥温度の調整やフラックス
液管理等の作業上の問題や作業環境上の問題が少なくて
作業性がよく、且つ、経済的な溶融亜鉛合金めっき方法
の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、脱脂と酸洗とフラックス処理による前処
理を行った後、3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に
よる鉄鋼材料の溶融めっきを行う方法において、前記フ
ラックス処理を、混合比が重量比で0.5 〜90.0%のMn
Cl2 ・4H2 O、3.5 〜49.5%のZnCl2 、0.5 〜
20.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHCOOK及び0.
5 〜20.0%のHClからなるフラックスの15〜50重
量%水溶液によって行う溶融亜鉛合金めっき方法、ま
た、前記フラックスが重量比で13.5〜61.5%のMnCl
2 ・4H2 O、19.0〜43.0%のZnCl2 、1.5 〜17.5
%のSnCl2 、4.0 〜9.0 %のHCOOK及び2.0 〜
17.5%のHClという混合比からなる溶融亜鉛合金めっ
き方法を提案するものである。
め、本発明は、脱脂と酸洗とフラックス処理による前処
理を行った後、3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に
よる鉄鋼材料の溶融めっきを行う方法において、前記フ
ラックス処理を、混合比が重量比で0.5 〜90.0%のMn
Cl2 ・4H2 O、3.5 〜49.5%のZnCl2 、0.5 〜
20.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHCOOK及び0.
5 〜20.0%のHClからなるフラックスの15〜50重
量%水溶液によって行う溶融亜鉛合金めっき方法、ま
た、前記フラックスが重量比で13.5〜61.5%のMnCl
2 ・4H2 O、19.0〜43.0%のZnCl2 、1.5 〜17.5
%のSnCl2 、4.0 〜9.0 %のHCOOK及び2.0 〜
17.5%のHClという混合比からなる溶融亜鉛合金めっ
き方法を提案するものである。
【0010】
【作 用】本発明の溶融亜鉛合金めっき方法において
は、通常の溶融亜鉛めっき方法の場合と同様に、鋼素材
はアルカリ脱脂洗浄と酸洗とフラックス水溶液浸漬と加
熱乾燥とからなる前処理を行い、その後、450〜52
0℃の3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に浸漬して
めっきを行う。
は、通常の溶融亜鉛めっき方法の場合と同様に、鋼素材
はアルカリ脱脂洗浄と酸洗とフラックス水溶液浸漬と加
熱乾燥とからなる前処理を行い、その後、450〜52
0℃の3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に浸漬して
めっきを行う。
【0011】フラックスにおける塩化第一マンガンは塩
化第一マンガン4水和物(MnCl 2 ・4H2 O)の形
で添加するが、めっきを可能とする成分範囲は0.5 〜9
0.0重量%と広く、この範囲外ではピンホール等不めっ
き点を生じ易い。この塩化マンガンの添加により、塩化
亜鉛を低減でき、発煙も少なく抑えることができる。ま
た、塩化亜鉛に塩化第一すずを添加すると、フラックス
の濡れ広がり性及び溶融金属との濡れ易さを改善できる
ことは公知であるが、塩化第一すずは加水分解して、水
酸化物塩を生じ易く、この防止のために、少量の塩酸の
添加を必要とする。塩化第一マンガンは、塩化第一すず
による前記のフラックスの濡れ広がり性や溶融金属との
濡れ易さの改善効果を損なうことなくこれらの成分の使
用量を最小限にし、実用性の高いフラックスとする効果
がある。めっき付着性からのより好ましい成分範囲は0.
5 〜81.0重量%である。また、この塩化第一マンガンを
添加することにより、フラックス処理後の乾燥をさらに
早くすることができ、乾燥温度を低く抑えることができ
ると共に、半乾燥状態でのめっきも可能となる。さら
に、乾燥温度範囲を少なくとも80〜160℃の範囲に
広くすることができるので、乾燥条件を厳しくすること
なく、また鋼素材の材質及び板厚に応じて乾燥温度を変
えることなく、めっき作業を行うことも可能となる。こ
の乾燥作業のための特に好ましい成分範囲は13.5〜61.5
重量%である。なお、フラックス液の色は塩化第一マン
ガンの添加量が約12%よりばら赤色化してきて、増加
するに従って濃くなるが、めっきには支障がない。
化第一マンガン4水和物(MnCl 2 ・4H2 O)の形
で添加するが、めっきを可能とする成分範囲は0.5 〜9
0.0重量%と広く、この範囲外ではピンホール等不めっ
き点を生じ易い。この塩化マンガンの添加により、塩化
亜鉛を低減でき、発煙も少なく抑えることができる。ま
た、塩化亜鉛に塩化第一すずを添加すると、フラックス
の濡れ広がり性及び溶融金属との濡れ易さを改善できる
ことは公知であるが、塩化第一すずは加水分解して、水
酸化物塩を生じ易く、この防止のために、少量の塩酸の
添加を必要とする。塩化第一マンガンは、塩化第一すず
による前記のフラックスの濡れ広がり性や溶融金属との
濡れ易さの改善効果を損なうことなくこれらの成分の使
用量を最小限にし、実用性の高いフラックスとする効果
がある。めっき付着性からのより好ましい成分範囲は0.
5 〜81.0重量%である。また、この塩化第一マンガンを
添加することにより、フラックス処理後の乾燥をさらに
早くすることができ、乾燥温度を低く抑えることができ
ると共に、半乾燥状態でのめっきも可能となる。さら
に、乾燥温度範囲を少なくとも80〜160℃の範囲に
広くすることができるので、乾燥条件を厳しくすること
なく、また鋼素材の材質及び板厚に応じて乾燥温度を変
えることなく、めっき作業を行うことも可能となる。こ
の乾燥作業のための特に好ましい成分範囲は13.5〜61.5
重量%である。なお、フラックス液の色は塩化第一マン
ガンの添加量が約12%よりばら赤色化してきて、増加
するに従って濃くなるが、めっきには支障がない。
【0012】塩化亜鉛(ZnCl2 )の必要成分範囲は
3.5 〜49.5重量%であり、この範囲外、特に下限値以下
では不めっきを生じ易くなり、上限値以上では、発煙量
の増加や乾燥温度の上昇を招く。また、フラックス処理
後の鋼素材の乾燥温度を下げ、乾燥時間を短縮するため
のより好ましい成分範囲は8.0 〜49.5重量%である。ま
た、滑らかなめっきの外観が得られ、鋼素材の材質に影
響されずに乾燥作業ができる好ましい成分範囲は19.0〜
43.0重量%である。
3.5 〜49.5重量%であり、この範囲外、特に下限値以下
では不めっきを生じ易くなり、上限値以上では、発煙量
の増加や乾燥温度の上昇を招く。また、フラックス処理
後の鋼素材の乾燥温度を下げ、乾燥時間を短縮するため
のより好ましい成分範囲は8.0 〜49.5重量%である。ま
た、滑らかなめっきの外観が得られ、鋼素材の材質に影
響されずに乾燥作業ができる好ましい成分範囲は19.0〜
43.0重量%である。
【0013】塩化第一すず(SnCl2 )は、亜鉛合金
めっきに対して、前記塩化第一マンガンと同様に活性的
な作用を有し、約0.5 重量%から効果を示す。また、他
の成分と比較してフラックスの融点を下げる効果が大き
いので、鋼素材の乾燥温度を下げる効果を示す。脱脂液
及び酸洗液の老化に伴い増加させる必要があるが、添加
量が約20重量%以上に増加するとフラックス液が白濁
する。このスラックス液の白濁はフラックスのめっき性
に対する効果には特に支障はないが、フラックス液の管
理上好ましくないし、塩化第一すずが高価であることか
らも、好適範囲は0.5 〜20.0重量%、より好ましい範囲
は0.7 〜20.0重量%である。さらに、前記のように鋼素
材の材質に影響されずに乾燥作業を行うための成分範囲
は1.5 〜17.5重量%である。
めっきに対して、前記塩化第一マンガンと同様に活性的
な作用を有し、約0.5 重量%から効果を示す。また、他
の成分と比較してフラックスの融点を下げる効果が大き
いので、鋼素材の乾燥温度を下げる効果を示す。脱脂液
及び酸洗液の老化に伴い増加させる必要があるが、添加
量が約20重量%以上に増加するとフラックス液が白濁
する。このスラックス液の白濁はフラックスのめっき性
に対する効果には特に支障はないが、フラックス液の管
理上好ましくないし、塩化第一すずが高価であることか
らも、好適範囲は0.5 〜20.0重量%、より好ましい範囲
は0.7 〜20.0重量%である。さらに、前記のように鋼素
材の材質に影響されずに乾燥作業を行うための成分範囲
は1.5 〜17.5重量%である。
【0014】ぎ酸カリウム(HCOOK)もまた、亜鉛
合金浴からのめっき性を向上させる成分であり、塩化第
一マンガンと共に鋼素材の乾燥温度を下げ、乾燥時間を
短くする効果を有する。また、めっきに際し、フラック
スの反応時間を短縮し、発煙量を減少させる効果を有す
る。反面、フラックス液を変色させるし、比較的高価で
もあるので、添加量の範囲は1.0 〜10.0重量%、より好
ましくは1.2 〜10.0重量%であり、上限値を越えても前
記効果は殆ど変わらない。また、鋼素材の材質に影響さ
れない乾燥作業のための成分範囲は4.0 〜9.0 重量%で
ある。
合金浴からのめっき性を向上させる成分であり、塩化第
一マンガンと共に鋼素材の乾燥温度を下げ、乾燥時間を
短くする効果を有する。また、めっきに際し、フラック
スの反応時間を短縮し、発煙量を減少させる効果を有す
る。反面、フラックス液を変色させるし、比較的高価で
もあるので、添加量の範囲は1.0 〜10.0重量%、より好
ましくは1.2 〜10.0重量%であり、上限値を越えても前
記効果は殆ど変わらない。また、鋼素材の材質に影響さ
れない乾燥作業のための成分範囲は4.0 〜9.0 重量%で
ある。
【0015】塩酸(HCl)は、前記のように塩化第一
すずの加水分解を抑え、フラックス液の老化を防止する
と共にフラックス液の白濁を抑止する等、フラックス液
の管理を容易にする効果がある。反面、添加量が多くな
るとフラックス処理中の発泡が多く、作業環境を悪くす
る。好適成分範囲は0.5 〜20.0重量%、より好ましくは
1.4 〜20.0重量%であるが、前記の鋼素材の材質に影響
されない乾燥作業のための成分範囲は2.0 〜17.5重量%
である。
すずの加水分解を抑え、フラックス液の老化を防止する
と共にフラックス液の白濁を抑止する等、フラックス液
の管理を容易にする効果がある。反面、添加量が多くな
るとフラックス処理中の発泡が多く、作業環境を悪くす
る。好適成分範囲は0.5 〜20.0重量%、より好ましくは
1.4 〜20.0重量%であるが、前記の鋼素材の材質に影響
されない乾燥作業のための成分範囲は2.0 〜17.5重量%
である。
【0016】このフラックス水溶液は軽い洗浄液をも兼
ねるもので、15重量%以下の低濃度の場合、材質によ
っては、めっきに際して不めっきを生じさせることがあ
り、一方、50重量%以上の高濃度では、フラックス成
分が溶解し難くなり、また、めっきに際して鋼素材及び
亜鉛合金浴と過剰反応してドロス生成を増加させる場合
があり、コストアップになる。従って、本発明における
フラックス水溶液の好適濃度範囲は15〜50%であ
る。
ねるもので、15重量%以下の低濃度の場合、材質によ
っては、めっきに際して不めっきを生じさせることがあ
り、一方、50重量%以上の高濃度では、フラックス成
分が溶解し難くなり、また、めっきに際して鋼素材及び
亜鉛合金浴と過剰反応してドロス生成を増加させる場合
があり、コストアップになる。従って、本発明における
フラックス水溶液の好適濃度範囲は15〜50%であ
る。
【0017】本発明は、塩化第一マンガン、塩化亜鉛、
塩化第一すず、ぎ酸カリウム及び塩酸を含むフラックス
水溶液を用いることにより、アルミウニム−亜鉛合金の
単独浴における溶融めっきを可能とするものであり、前
記した従来のフラックスにおいて主成分をなす塩化亜鉛
に比較して安価な塩化第一マンガンを主成分とすること
により、扱い易く、作業性よく、且つ、比較的高価な塩
化亜鉛、塩化第一すず及びぎ酸カリウムの添加量を抑え
たフラックスを用いた経済的なフラックス処理が可能と
なる。
塩化第一すず、ぎ酸カリウム及び塩酸を含むフラックス
水溶液を用いることにより、アルミウニム−亜鉛合金の
単独浴における溶融めっきを可能とするものであり、前
記した従来のフラックスにおいて主成分をなす塩化亜鉛
に比較して安価な塩化第一マンガンを主成分とすること
により、扱い易く、作業性よく、且つ、比較的高価な塩
化亜鉛、塩化第一すず及びぎ酸カリウムの添加量を抑え
たフラックスを用いた経済的なフラックス処理が可能と
なる。
【0018】
【実施例】試験片として、JIS G 3141に規定
する冷間圧延鋼板及び鋼帯(SPCC)に相当する材質
で、幅100mm×長さ100mm×厚さ3.2mmの寸法の鋼
素材を用意し、試験番号1〜18として以下のような試
験を行った。
する冷間圧延鋼板及び鋼帯(SPCC)に相当する材質
で、幅100mm×長さ100mm×厚さ3.2mmの寸法の鋼
素材を用意し、試験番号1〜18として以下のような試
験を行った。
【0019】苛性ソーダを主成分とし、これに無機塩を
添加した市販の脱脂洗浄剤(ヘンケル白水株式会社製、
P3MOVENTA 100)を水で希釈して濃度を1
0重量%とし、液温80℃とした脱脂液中に、前記試験
片を約10分間浸漬して脱脂を行った後、水温20〜3
0℃の水道水で約1分間の水洗を行った。
添加した市販の脱脂洗浄剤(ヘンケル白水株式会社製、
P3MOVENTA 100)を水で希釈して濃度を1
0重量%とし、液温80℃とした脱脂液中に、前記試験
片を約10分間浸漬して脱脂を行った後、水温20〜3
0℃の水道水で約1分間の水洗を行った。
【0020】水洗後の試験片を濃度20重量%で液温4
0℃の塩酸水溶液中に2〜5分間浸漬して酸洗を行い、
次いで水温20〜30℃の水道水で約1分間の水洗を行
った。
0℃の塩酸水溶液中に2〜5分間浸漬して酸洗を行い、
次いで水温20〜30℃の水道水で約1分間の水洗を行
った。
【0021】前記水洗の後、直ちに濃度15〜50重量
%で液温60〜80℃のフラックス水溶液に約1分間浸
漬してフラックス処理を行った。用いたフラックスの組
成(混合比)及びその水溶液濃度を表1に記載した。
%で液温60〜80℃のフラックス水溶液に約1分間浸
漬してフラックス処理を行った。用いたフラックスの組
成(混合比)及びその水溶液濃度を表1に記載した。
【0022】フラックス液槽から引き上げた試験片は、
80〜160℃の乾燥炉内で1〜10分の熱風乾燥を行
った後、めっき処理に供した。
80〜160℃の乾燥炉内で1〜10分の熱風乾燥を行
った後、めっき処理に供した。
【0023】前記めっき処理は、Al4.4 〜5.04重量%
で残部が実質的にZnの溶融めっき浴で行った。試験片
は、めっき浴温度450〜520℃で40〜90秒間の
浸漬めっきを行った後、約1分間空冷した。次いで、水
温20〜50℃の水槽で、0.2 〜0.6 m/分の浸漬速度
で水冷処理を行った。
で残部が実質的にZnの溶融めっき浴で行った。試験片
は、めっき浴温度450〜520℃で40〜90秒間の
浸漬めっきを行った後、約1分間空冷した。次いで、水
温20〜50℃の水槽で、0.2 〜0.6 m/分の浸漬速度
で水冷処理を行った。
【0024】以上のようにフラックス処理条件を変えて
溶融めっきを行ったが、何れの場合についてもフラック
ス液の白濁や発泡がみられず、また、試験番号12〜1
7のものについては半乾燥状態であったが、支障なくめ
っきされた。さらに、めっき浴浸漬時の発煙の発生につ
いても気にならない程度に抑制されていた。
溶融めっきを行ったが、何れの場合についてもフラック
ス液の白濁や発泡がみられず、また、試験番号12〜1
7のものについては半乾燥状態であったが、支障なくめ
っきされた。さらに、めっき浴浸漬時の発煙の発生につ
いても気にならない程度に抑制されていた。
【0025】各試験片については、めっき外観評価を行
い、その結果を表1に併記した。めっき外観評価は、不
めっき有無の目視による判定で行ったが、何れも記号○
で示したように、「不めっきなし」で良好状態であっ
た。
い、その結果を表1に併記した。めっき外観評価は、不
めっき有無の目視による判定で行ったが、何れも記号○
で示したように、「不めっきなし」で良好状態であっ
た。
【0026】
【表1】
【0027】また、試験片として、JIS G 311
1に規定する再生鋼材(SRB 380)に相当する材
質で、幅100mm×長さ100mm×厚さ6.0mm
(表2中F1),幅38mm×長さ100mm×厚さ
4.5mm(表2中F2)及び幅38mm×長さ100
mm×厚さ6.0mm(表2中F3)の寸法の鋼素材、
及びJIS G 3101 に規定する一般構造用圧延
鋼材(SS 400)に相当する材質で、幅100mm
×長さ100mm×厚さ6.0mmの寸法の鋼素材(表
2中SS)を用意し、試験番号19〜28として、前記
試験番号1〜18の場合と同一の条件によってめっき処
理を行った。
1に規定する再生鋼材(SRB 380)に相当する材
質で、幅100mm×長さ100mm×厚さ6.0mm
(表2中F1),幅38mm×長さ100mm×厚さ
4.5mm(表2中F2)及び幅38mm×長さ100
mm×厚さ6.0mm(表2中F3)の寸法の鋼素材、
及びJIS G 3101 に規定する一般構造用圧延
鋼材(SS 400)に相当する材質で、幅100mm
×長さ100mm×厚さ6.0mmの寸法の鋼素材(表
2中SS)を用意し、試験番号19〜28として、前記
試験番号1〜18の場合と同一の条件によってめっき処
理を行った。
【0028】フラックス処理条件と得られた結果を表2
に示したが、これらの試験片のめっき外観は記号○で示
したように、「不めっきなし」の良好状態であり、ま
た、フラックス液の白濁もみられず、乾燥状態でめっき
されており、発煙量も抑制されていた。
に示したが、これらの試験片のめっき外観は記号○で示
したように、「不めっきなし」の良好状態であり、ま
た、フラックス液の白濁もみられず、乾燥状態でめっき
されており、発煙量も抑制されていた。
【0029】
【表2】
【0030】前記実施例と同様の冷間圧延鋼板(SPC
C)による幅100mm×長さ100mm×厚さ3.2
mmの試験片を対象として、フラックス処理条件を本発
明の範囲外とし、他は実施例と同一条件とした場合につ
いて比較試験を行った。フラックス処理条件と、得られ
た外観評価結果を比較例として表3に示した。
C)による幅100mm×長さ100mm×厚さ3.2
mmの試験片を対象として、フラックス処理条件を本発
明の範囲外とし、他は実施例と同一条件とした場合につ
いて比較試験を行った。フラックス処理条件と、得られ
た外観評価結果を比較例として表3に示した。
【0031】
【表3】
【0032】フラックス中に塩化第一マンガンを除く4
成分について過不足のある試験番号29〜34の試験片
は、記号△で示したが、複数の「不めっき点」が見ら
れ、やや不良のめっき状態であった。
成分について過不足のある試験番号29〜34の試験片
は、記号△で示したが、複数の「不めっき点」が見ら
れ、やや不良のめっき状態であった。
【0033】塩化亜鉛、塩化アンモニウム(NH4 C
l)、塩化第一すず及び塩化第一マンガンを単味で含む
フラックスによる試験番号37,38,40,41及び
塩化亜鉛と塩化アンモンの混合フラックスによる試験番
号39のものは、記号×で示したが、何れも不めっき部
分が50%以上を占める「不めっき」で不良状態であっ
た。
l)、塩化第一すず及び塩化第一マンガンを単味で含む
フラックスによる試験番号37,38,40,41及び
塩化亜鉛と塩化アンモンの混合フラックスによる試験番
号39のものは、記号×で示したが、何れも不めっき部
分が50%以上を占める「不めっき」で不良状態であっ
た。
【0034】塩酸を欠き、他の4成分を満足する試験番
号35及び36の比較例については、めっきの付着に異
常はなかったもののフラックス液に顕著な白濁がみられ
た。塩化第一すず単味の試験番号40のものについても
加水分解による顕著な白濁がみられている。
号35及び36の比較例については、めっきの付着に異
常はなかったもののフラックス液に顕著な白濁がみられ
た。塩化第一すず単味の試験番号40のものについても
加水分解による顕著な白濁がみられている。
【0035】塩化亜鉛量が多い試験番号29,30,3
7の比較例及び塩化アンモニウムを含む試験番号38,
39の比較例については、めっき作業時の発煙量の増加
が著しく、また、未乾燥状態では、溶融亜鉛合金のはね
るものがみられた。
7の比較例及び塩化アンモニウムを含む試験番号38,
39の比較例については、めっき作業時の発煙量の増加
が著しく、また、未乾燥状態では、溶融亜鉛合金のはね
るものがみられた。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、塩化第
一マンガンを主体とした比較的安価なフラックスを使用
する本発明の溶融亜鉛合金めっき方法によれば、3〜1
0%アルミニウム−亜鉛合金の単独浴で、良好なアルミ
ニウム−亜鉛合金めっき皮膜が得られ、乾燥温度及び時
間の低減が可能であると共に、鋼素材の材質に応じて乾
燥温度の調整を不要とすることも可能となり、フラック
ス液の管理を含めて作業管理が容易になり、作業環境上
からも使用し易く、経済的で実用的な溶融めっき作業を
行える、という効果が得られる。
一マンガンを主体とした比較的安価なフラックスを使用
する本発明の溶融亜鉛合金めっき方法によれば、3〜1
0%アルミニウム−亜鉛合金の単独浴で、良好なアルミ
ニウム−亜鉛合金めっき皮膜が得られ、乾燥温度及び時
間の低減が可能であると共に、鋼素材の材質に応じて乾
燥温度の調整を不要とすることも可能となり、フラック
ス液の管理を含めて作業管理が容易になり、作業環境上
からも使用し易く、経済的で実用的な溶融めっき作業を
行える、という効果が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 脱脂と酸洗とフラックス処理による前処
理を行った後、3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に
よる鉄鋼材料の溶融めっきを行う方法において、前記フ
ラックス処理を、混合比が重量比で0.5 〜90.0%のMn
Cl2 ・4H2O、3.5 〜49.5%のZnCl2 、0.5 〜2
0.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHCOOK及び0.5
〜20.0%のHClからなるフラックスの15〜50重
量%水溶液によって行うことを特徴とする溶融亜鉛合金
めっき方法。 - 【請求項2】 前記フラックスが、重量比で13.5〜61.5
%のMnCl2 ・4H 2 O、19.0〜43.0%のZnC
l2 、1.5 〜17.5%のSnCl2 、4.0 〜9.0 %のHC
OOK及び2.0 〜17.5%のHClという混合比からなる
ものであることを特徴とする請求項1記載の溶融亜鉛合
金めっき方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667292A JPH05195179A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 溶融亜鉛合金めっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667292A JPH05195179A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 溶融亜鉛合金めっき方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05195179A true JPH05195179A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11644866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP667292A Pending JPH05195179A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 溶融亜鉛合金めっき方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05195179A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6200636B1 (en) | 1998-08-19 | 2001-03-13 | The University Of Cincinnati | Fluxing process for galvanization of steel |
US6221431B1 (en) * | 1997-12-18 | 2001-04-24 | Soprin S.R.L. | Method of hot-galvanizing ferrous materials |
EP1209245A1 (en) * | 2000-11-23 | 2002-05-29 | Galvapower Group N.V. | Flux and its use in hot dip galvanization process |
JP2015045088A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-03-12 | Jfeスチール株式会社 | 溶融亜鉛めっき用フラックスおよび溶融亜鉛めっき用フラックス浴ならびに溶融亜鉛めっき鋼材の製造方法 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP667292A patent/JPH05195179A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6221431B1 (en) * | 1997-12-18 | 2001-04-24 | Soprin S.R.L. | Method of hot-galvanizing ferrous materials |
US6200636B1 (en) | 1998-08-19 | 2001-03-13 | The University Of Cincinnati | Fluxing process for galvanization of steel |
EP1209245A1 (en) * | 2000-11-23 | 2002-05-29 | Galvapower Group N.V. | Flux and its use in hot dip galvanization process |
WO2002042512A1 (en) * | 2000-11-23 | 2002-05-30 | Galva Power Group N.V. | Flux and process for hot dip galvanization |
US6921439B2 (en) | 2000-11-23 | 2005-07-26 | Galva Power Group N.V. | Flux and process for hot dip galvanization |
NO333662B1 (no) * | 2000-11-23 | 2013-08-05 | Galva Power Group Nv | Fluks, fluksbad og fremgangsmåte for varmdryppingsgalvanisering |
JP2015045088A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-03-12 | Jfeスチール株式会社 | 溶融亜鉛めっき用フラックスおよび溶融亜鉛めっき用フラックス浴ならびに溶融亜鉛めっき鋼材の製造方法 |
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