JPH05195179A - 溶融亜鉛合金めっき方法 - Google Patents

溶融亜鉛合金めっき方法

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JPH05195179A
JPH05195179A JP667292A JP667292A JPH05195179A JP H05195179 A JPH05195179 A JP H05195179A JP 667292 A JP667292 A JP 667292A JP 667292 A JP667292 A JP 667292A JP H05195179 A JPH05195179 A JP H05195179A
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flux
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zinc alloy
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hot
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JP667292A
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Takashi Nakajima
中島  隆
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴からな
る単独めっき浴で、直接、溶融アルミニウム−亜鉛合金
めっきが行えると共に、作業管理や作業環境上の問題が
少なく、比較的安価で経済的なフラックス液を用いる溶
融亜鉛合金めっき方法の提供を目的とする 【構成】 フラックス液として、重量比で、0.5 〜90.0
%のMnCl2 ・4H 2 O、3.5 〜49.5%のZnC
2 、0.5 〜20.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHC
OOK及び0.5 〜20.0%のHClの混合比からなるフラ
ックスの15〜50重量%水溶液を、また、前記フラッ
クスとして、特に、13.5〜61.5%のMnCl 2 ・4H2
O、19.0〜43.0%のZnCl2 、1.5 〜17.5%のSnC
2 、4.0 〜9.0 %のHCOOK及び2.0 〜17.5%のH
Clの混合比からなるものを用いる溶融アルミニウム−
亜鉛合金めっき方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウム−亜鉛合金
の単独浴による一般鉄鋼材料用の溶融めっき方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3〜10%のアルミニウムを含む亜鉛合
金浴による溶融亜鉛合金めっき品は、従来の一般溶融亜
鉛めっき品の場合に比べて、皮膜は薄いながらもすぐれ
た耐食性を有することが知られている。
【0003】しかし、このようなアルミニウムを含む溶
融亜鉛合金めっきを施す場合、従来の溶融亜鉛めっき方
法で用いられている塩化亜鉛と塩化アンモニウムとの混
合フラックスを使用すると、この混合フラックス中の塩
素とめっき浴中のアルミニウムとの反応によって揮発性
の塩化アルミニウムが生成し易く、フラックス本来の作
用である鋼素材表面の清浄化作用や活性化作用が妨げら
れ、めっきの際、不めっきやピンホールあるいは突起等
の外観不良を生じるという問題があった。
【0004】このため、このアルミニウム−亜鉛合金の
単独浴による溶融アルミニウム−亜鉛合金めっきは、フ
ラックスを使用しないガス還元法による鋼帯や鋼線の連
続溶融めっき工場において採用されているに過ぎず、一
般溶融めっき工場においては、鋼素材に下地として通常
の溶融亜鉛めっきを施した後、溶融アルミニウム−亜鉛
合金めっきを施すという所謂2浴めっき方法によらざる
を得ない状況にある。
【0005】また、このような2浴めっき方法では、作
業工程が多く、そのための設備を必要とし、製造コスト
が高くなることから、特に一般鉄鋼材料を対象としてア
ルミニウム−亜鉛合金単独浴による溶融めっきを行うた
めのフラックスの開発が行われている。例えば、特公昭
64−5110号、特開昭60−125361号、特開
平1−283353号及び特開平3−100151号の
各公報にその技術が開示されている。
【0006】これらの技術におけるフラックスは、総括
すれば、塩化アンモニウムを含まないか、または、その
作用を制御する形で、(a)塩化亜鉛及び/又は塩化第一
すずその他の低融点金属塩化物、(b)アルカリ金属元
素、又はアルカリ土金属元素の塩化物、弗化物又は珪弗
化物、(c)有機物のアルカリ金属塩を組み合わせたもの
で、特に、めっき性の点から塩化亜鉛と共に塩化第一す
ずを含有するフラックスが注目されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で開発されたフラックスを用いる溶融亜鉛合金めっき方
法においては、フラックス中の塩化第一すずや有機物の
アンモニウム塩等の薬剤が高価であるという問題があ
り、また、再生鋼材をも含む各種のめっき用鋼素材に応
じて、フラックス処理後の乾燥温度を変えるか、若しく
は乾燥温度を例えば180℃以上に高くしなければなら
ない場合があった。さらに、フラックス液の老化や変色
等に係る液管理や発煙等に係る作業環境等の作業上の問
題があり、必ずしも実用的なものとは言えない状況にあ
る。
【0008】従って、本発明の目的とするところは、上
記の状況に鑑み、一般溶融めっき工場において、一般鉄
鋼材料を対象としたアルミニウム−亜鉛合金の単独浴に
よる溶融めっきが可能で、乾燥温度の調整やフラックス
液管理等の作業上の問題や作業環境上の問題が少なくて
作業性がよく、且つ、経済的な溶融亜鉛合金めっき方法
の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、脱脂と酸洗とフラックス処理による前処
理を行った後、3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に
よる鉄鋼材料の溶融めっきを行う方法において、前記フ
ラックス処理を、混合比が重量比で0.5 〜90.0%のMn
Cl2 ・4H2 O、3.5 〜49.5%のZnCl2 、0.5 〜
20.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHCOOK及び0.
5 〜20.0%のHClからなるフラックスの15〜50重
量%水溶液によって行う溶融亜鉛合金めっき方法、ま
た、前記フラックスが重量比で13.5〜61.5%のMnCl
2 ・4H2 O、19.0〜43.0%のZnCl2 、1.5 〜17.5
%のSnCl2 、4.0 〜9.0 %のHCOOK及び2.0 〜
17.5%のHClという混合比からなる溶融亜鉛合金めっ
き方法を提案するものである。
【0010】
【作 用】本発明の溶融亜鉛合金めっき方法において
は、通常の溶融亜鉛めっき方法の場合と同様に、鋼素材
はアルカリ脱脂洗浄と酸洗とフラックス水溶液浸漬と加
熱乾燥とからなる前処理を行い、その後、450〜52
0℃の3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に浸漬して
めっきを行う。
【0011】フラックスにおける塩化第一マンガンは塩
化第一マンガン4水和物(MnCl 2 ・4H2 O)の形
で添加するが、めっきを可能とする成分範囲は0.5 〜9
0.0重量%と広く、この範囲外ではピンホール等不めっ
き点を生じ易い。この塩化マンガンの添加により、塩化
亜鉛を低減でき、発煙も少なく抑えることができる。ま
た、塩化亜鉛に塩化第一すずを添加すると、フラックス
の濡れ広がり性及び溶融金属との濡れ易さを改善できる
ことは公知であるが、塩化第一すずは加水分解して、水
酸化物塩を生じ易く、この防止のために、少量の塩酸の
添加を必要とする。塩化第一マンガンは、塩化第一すず
による前記のフラックスの濡れ広がり性や溶融金属との
濡れ易さの改善効果を損なうことなくこれらの成分の使
用量を最小限にし、実用性の高いフラックスとする効果
がある。めっき付着性からのより好ましい成分範囲は0.
5 〜81.0重量%である。また、この塩化第一マンガンを
添加することにより、フラックス処理後の乾燥をさらに
早くすることができ、乾燥温度を低く抑えることができ
ると共に、半乾燥状態でのめっきも可能となる。さら
に、乾燥温度範囲を少なくとも80〜160℃の範囲に
広くすることができるので、乾燥条件を厳しくすること
なく、また鋼素材の材質及び板厚に応じて乾燥温度を変
えることなく、めっき作業を行うことも可能となる。こ
の乾燥作業のための特に好ましい成分範囲は13.5〜61.5
重量%である。なお、フラックス液の色は塩化第一マン
ガンの添加量が約12%よりばら赤色化してきて、増加
するに従って濃くなるが、めっきには支障がない。
【0012】塩化亜鉛(ZnCl2 )の必要成分範囲は
3.5 〜49.5重量%であり、この範囲外、特に下限値以下
では不めっきを生じ易くなり、上限値以上では、発煙量
の増加や乾燥温度の上昇を招く。また、フラックス処理
後の鋼素材の乾燥温度を下げ、乾燥時間を短縮するため
のより好ましい成分範囲は8.0 〜49.5重量%である。ま
た、滑らかなめっきの外観が得られ、鋼素材の材質に影
響されずに乾燥作業ができる好ましい成分範囲は19.0〜
43.0重量%である。
【0013】塩化第一すず(SnCl2 )は、亜鉛合金
めっきに対して、前記塩化第一マンガンと同様に活性的
な作用を有し、約0.5 重量%から効果を示す。また、他
の成分と比較してフラックスの融点を下げる効果が大き
いので、鋼素材の乾燥温度を下げる効果を示す。脱脂液
及び酸洗液の老化に伴い増加させる必要があるが、添加
量が約20重量%以上に増加するとフラックス液が白濁
する。このスラックス液の白濁はフラックスのめっき性
に対する効果には特に支障はないが、フラックス液の管
理上好ましくないし、塩化第一すずが高価であることか
らも、好適範囲は0.5 〜20.0重量%、より好ましい範囲
は0.7 〜20.0重量%である。さらに、前記のように鋼素
材の材質に影響されずに乾燥作業を行うための成分範囲
は1.5 〜17.5重量%である。
【0014】ぎ酸カリウム(HCOOK)もまた、亜鉛
合金浴からのめっき性を向上させる成分であり、塩化第
一マンガンと共に鋼素材の乾燥温度を下げ、乾燥時間を
短くする効果を有する。また、めっきに際し、フラック
スの反応時間を短縮し、発煙量を減少させる効果を有す
る。反面、フラックス液を変色させるし、比較的高価で
もあるので、添加量の範囲は1.0 〜10.0重量%、より好
ましくは1.2 〜10.0重量%であり、上限値を越えても前
記効果は殆ど変わらない。また、鋼素材の材質に影響さ
れない乾燥作業のための成分範囲は4.0 〜9.0 重量%で
ある。
【0015】塩酸(HCl)は、前記のように塩化第一
すずの加水分解を抑え、フラックス液の老化を防止する
と共にフラックス液の白濁を抑止する等、フラックス液
の管理を容易にする効果がある。反面、添加量が多くな
るとフラックス処理中の発泡が多く、作業環境を悪くす
る。好適成分範囲は0.5 〜20.0重量%、より好ましくは
1.4 〜20.0重量%であるが、前記の鋼素材の材質に影響
されない乾燥作業のための成分範囲は2.0 〜17.5重量%
である。
【0016】このフラックス水溶液は軽い洗浄液をも兼
ねるもので、15重量%以下の低濃度の場合、材質によ
っては、めっきに際して不めっきを生じさせることがあ
り、一方、50重量%以上の高濃度では、フラックス成
分が溶解し難くなり、また、めっきに際して鋼素材及び
亜鉛合金浴と過剰反応してドロス生成を増加させる場合
があり、コストアップになる。従って、本発明における
フラックス水溶液の好適濃度範囲は15〜50%であ
る。
【0017】本発明は、塩化第一マンガン、塩化亜鉛、
塩化第一すず、ぎ酸カリウム及び塩酸を含むフラックス
水溶液を用いることにより、アルミウニム−亜鉛合金の
単独浴における溶融めっきを可能とするものであり、前
記した従来のフラックスにおいて主成分をなす塩化亜鉛
に比較して安価な塩化第一マンガンを主成分とすること
により、扱い易く、作業性よく、且つ、比較的高価な塩
化亜鉛、塩化第一すず及びぎ酸カリウムの添加量を抑え
たフラックスを用いた経済的なフラックス処理が可能と
なる。
【0018】
【実施例】試験片として、JIS G 3141に規定
する冷間圧延鋼板及び鋼帯(SPCC)に相当する材質
で、幅100mm×長さ100mm×厚さ3.2mmの寸法の鋼
素材を用意し、試験番号1〜18として以下のような試
験を行った。
【0019】苛性ソーダを主成分とし、これに無機塩を
添加した市販の脱脂洗浄剤(ヘンケル白水株式会社製、
P3MOVENTA 100)を水で希釈して濃度を1
0重量%とし、液温80℃とした脱脂液中に、前記試験
片を約10分間浸漬して脱脂を行った後、水温20〜3
0℃の水道水で約1分間の水洗を行った。
【0020】水洗後の試験片を濃度20重量%で液温4
0℃の塩酸水溶液中に2〜5分間浸漬して酸洗を行い、
次いで水温20〜30℃の水道水で約1分間の水洗を行
った。
【0021】前記水洗の後、直ちに濃度15〜50重量
%で液温60〜80℃のフラックス水溶液に約1分間浸
漬してフラックス処理を行った。用いたフラックスの組
成(混合比)及びその水溶液濃度を表1に記載した。
【0022】フラックス液槽から引き上げた試験片は、
80〜160℃の乾燥炉内で1〜10分の熱風乾燥を行
った後、めっき処理に供した。
【0023】前記めっき処理は、Al4.4 〜5.04重量%
で残部が実質的にZnの溶融めっき浴で行った。試験片
は、めっき浴温度450〜520℃で40〜90秒間の
浸漬めっきを行った後、約1分間空冷した。次いで、水
温20〜50℃の水槽で、0.2 〜0.6 m/分の浸漬速度
で水冷処理を行った。
【0024】以上のようにフラックス処理条件を変えて
溶融めっきを行ったが、何れの場合についてもフラック
ス液の白濁や発泡がみられず、また、試験番号12〜1
7のものについては半乾燥状態であったが、支障なくめ
っきされた。さらに、めっき浴浸漬時の発煙の発生につ
いても気にならない程度に抑制されていた。
【0025】各試験片については、めっき外観評価を行
い、その結果を表1に併記した。めっき外観評価は、不
めっき有無の目視による判定で行ったが、何れも記号○
で示したように、「不めっきなし」で良好状態であっ
た。
【0026】
【表1】
【0027】また、試験片として、JIS G 311
1に規定する再生鋼材(SRB 380)に相当する材
質で、幅100mm×長さ100mm×厚さ6.0mm
(表2中F1),幅38mm×長さ100mm×厚さ
4.5mm(表2中F2)及び幅38mm×長さ100
mm×厚さ6.0mm(表2中F3)の寸法の鋼素材、
及びJIS G 3101 に規定する一般構造用圧延
鋼材(SS 400)に相当する材質で、幅100mm
×長さ100mm×厚さ6.0mmの寸法の鋼素材(表
2中SS)を用意し、試験番号19〜28として、前記
試験番号1〜18の場合と同一の条件によってめっき処
理を行った。
【0028】フラックス処理条件と得られた結果を表2
に示したが、これらの試験片のめっき外観は記号○で示
したように、「不めっきなし」の良好状態であり、ま
た、フラックス液の白濁もみられず、乾燥状態でめっき
されており、発煙量も抑制されていた。
【0029】
【表2】
【0030】前記実施例と同様の冷間圧延鋼板(SPC
C)による幅100mm×長さ100mm×厚さ3.2
mmの試験片を対象として、フラックス処理条件を本発
明の範囲外とし、他は実施例と同一条件とした場合につ
いて比較試験を行った。フラックス処理条件と、得られ
た外観評価結果を比較例として表3に示した。
【0031】
【表3】
【0032】フラックス中に塩化第一マンガンを除く4
成分について過不足のある試験番号29〜34の試験片
は、記号△で示したが、複数の「不めっき点」が見ら
れ、やや不良のめっき状態であった。
【0033】塩化亜鉛、塩化アンモニウム(NH4
l)、塩化第一すず及び塩化第一マンガンを単味で含む
フラックスによる試験番号37,38,40,41及び
塩化亜鉛と塩化アンモンの混合フラックスによる試験番
号39のものは、記号×で示したが、何れも不めっき部
分が50%以上を占める「不めっき」で不良状態であっ
た。
【0034】塩酸を欠き、他の4成分を満足する試験番
号35及び36の比較例については、めっきの付着に異
常はなかったもののフラックス液に顕著な白濁がみられ
た。塩化第一すず単味の試験番号40のものについても
加水分解による顕著な白濁がみられている。
【0035】塩化亜鉛量が多い試験番号29,30,3
7の比較例及び塩化アンモニウムを含む試験番号38,
39の比較例については、めっき作業時の発煙量の増加
が著しく、また、未乾燥状態では、溶融亜鉛合金のはね
るものがみられた。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、塩化第
一マンガンを主体とした比較的安価なフラックスを使用
する本発明の溶融亜鉛合金めっき方法によれば、3〜1
0%アルミニウム−亜鉛合金の単独浴で、良好なアルミ
ニウム−亜鉛合金めっき皮膜が得られ、乾燥温度及び時
間の低減が可能であると共に、鋼素材の材質に応じて乾
燥温度の調整を不要とすることも可能となり、フラック
ス液の管理を含めて作業管理が容易になり、作業環境上
からも使用し易く、経済的で実用的な溶融めっき作業を
行える、という効果が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱脂と酸洗とフラックス処理による前処
    理を行った後、3〜10%アルミニウム−亜鉛合金浴に
    よる鉄鋼材料の溶融めっきを行う方法において、前記フ
    ラックス処理を、混合比が重量比で0.5 〜90.0%のMn
    Cl2 ・4H2O、3.5 〜49.5%のZnCl2 、0.5 〜2
    0.0%のSnCl2 、1.0 〜10.0%のHCOOK及び0.5
    〜20.0%のHClからなるフラックスの15〜50重
    量%水溶液によって行うことを特徴とする溶融亜鉛合金
    めっき方法。
  2. 【請求項2】 前記フラックスが、重量比で13.5〜61.5
    %のMnCl2 ・4H 2 O、19.0〜43.0%のZnC
    2 、1.5 〜17.5%のSnCl2 、4.0 〜9.0 %のHC
    OOK及び2.0 〜17.5%のHClという混合比からなる
    ものであることを特徴とする請求項1記載の溶融亜鉛合
    金めっき方法。
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