JP2004129875A - 補助演出装置およびその装置を備える遊技機 - Google Patents
補助演出装置およびその装置を備える遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004129875A JP2004129875A JP2002297973A JP2002297973A JP2004129875A JP 2004129875 A JP2004129875 A JP 2004129875A JP 2002297973 A JP2002297973 A JP 2002297973A JP 2002297973 A JP2002297973 A JP 2002297973A JP 2004129875 A JP2004129875 A JP 2004129875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable members
- game
- movable
- auxiliary effect
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】主たる遊技演出を行なう図柄表示装置Kが臨む装飾部材15に固定される本体部に、単一のモータ28および第1鉤部32aおよび歯車部34を形成したスライド部材31を配設する。また、第1の可動部材41には、前記スライド部材31の第1鉤部32aと連繋するアーム部材51および作用板56を設けると共に、第2の可動部材60には、該スライド部材31の歯車部34と連繋する欠歯歯車62を設ける。そして、前記モータ28によりスライド部材31を駆動した際に、第1鉤部32aとアーム部材51と作用板56を介して第1の可動部材41が所要の動作を行なうと共に、歯車部34と欠歯歯車62を介して第2の可動部材41が所要の動作を行なうようにした。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、補助演出装置およびその装置を備える遊技機に関し、更に詳細には、図柄を変動表示させて主たる遊技演出を行なう図柄表示装置が臨む装飾部材に配設されて、該図柄表示装置での遊技演出に合わせて複数の可動部材を動作させる補助演出装置およびその装置を備える遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
代表的な遊技機であるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に装飾部材が配設されて、該装飾部材に形成した開口部から液晶式やドラム式等の図柄表示装置を臨ませ、この図柄表示装置で図柄組合わせゲームやリーチ演出等の主たる遊技演出を行なうようになっている。また、前記装飾部材に所要の動作を行なう可動部材を備えた補助演出装置を配設し、該可動部材を前記図柄表示装置で行なわれる遊技演出に合わせて動作させることにより、視覚的な演出効果を向上させ、遊技の興趣を一層増大するようにしたパチンコ機も知られている。例えば、前記補助演出装置としては、複合装置(装飾部材)に往復運動可能にハンマー(可動部材)を配設し、該ハンマーと連繋させたソレノイド(駆動手段)を特別図柄表示器(図柄表示装置)での遊技演出に合わせて駆動させるようにしたものがある(特許文献1参照)。また、表示装置(装飾部材)に手袋やシルクハットを模した複数の可動体(可動部材)を揺動可能に配設すると共に、各可動体に対応してソレノイド(駆動手段)を夫々配設し、複数の可動体を可変表示部(図柄表示装置)での遊技演出に合わせて揺動させることで、より遊技の興趣を高めるようにしたものもある(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−25546号公報(第3項、第2図)
【特許文献2】
特開2001−38005号公報(第3項−第4項、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、図柄表示装置での遊技演出に合わせて可動部材を動作させれば、視覚的な演出効果を向上させて遊技の興趣を増大することが可能となり、更に可動部材を複数設けることで、その効果がより一層高められる。しかし、前述のように補助演出装置に複数の可動部材を設ける場合には、各可動部材を駆動させる駆動手段を対応的に配設するため、複数の駆動手段が必要となり、装置全体が大型化する欠点がある。しかも、パチンコ機の裏側には、前記図柄表示装置や補助演出装置等を制御する制御基板や効果音出力装置、その他多数の構成部品が配設されるため、スペース的に余裕があるとは言い難く、前記複数の可動部材を備えた大型の補助演出装置をパチンコ機に配設するスペースの確保が困難となる問題も招く。また、前記各可動部材を動作させるに際して駆動手段毎に制御する必要があるので、各可動部材の動作制御が複雑となる難点も指摘される。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、複数の可動部材により遊技の興趣を増大させ、かつ小型化を達成し得る補助演出装置およびその装置を備える遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る補助演出装置は、
図柄を変動表示させて主たる遊技演出を行なう図柄表示装置(K)が臨む装飾部材(15)に配設され、前記図柄表示装置(K)の遊技演出に合わせて複数の可動部材(41,60)に所要の動作を行なわせて補助的な遊技を演出する補助演出装置であって、
前記装飾部材(15)に固定される本体部(21)に配設した単一の駆動手段(28)と、
前記本体部に配設され、前記単一の駆動手段(28)により駆動される作動手段(31)と、
前記作動手段(31)に設けた複数の連繋部(32a,34)と、
前記複数の可動部材(41,60)に対応して設けられ、前記作動手段(31)における各連繋部(32a,34)と対応的に連繋する複数の伝達手段(51,56,62)とからなり
前記単一の駆動手段(28)により作動手段(31)を駆動した際に、前記複数の連繋部(32a,34)と伝達手段(51,56,62)を介して、前記複数の可動部材(41,60)に所要の動作を行なわせるよう構成したことを特徴とする。
【0007】
また、前記作動手段(31)は直線的に往復移動可能に構成されて、前記単一の駆動手段(28)との間に変換手段(29)を介在させたもとで、該単一の駆動手段(28)により作動手段(31)を直線的に往復移動させると共に、
前記複数の可動部材は個々の枢支点を中心に夫々揺動可能な第1および第2の可動部材(41,60)からなり、
前記作動手段(31)には第1および第2の連繋部(32a,34)が設けられ、
前記第1および第2の可動部材(41,60)に、前記第1および第2の連繋部(32a,34)と連繋する第1および第2の伝達手段(51,56,62)を対応的に備え、
前記作動手段(31)を往復移動させることで、前記第1の連繋部(32a)と第1の伝達手段(51,56)および第2の連繋部(34)と第2の伝達手段(62)の連繋を介して、前記第1および第2の可動部材(41,60)に揺動運動を与えるようにしてもよい。
【0008】
更に、前記第1および第2の可動部材(41,60)は、前記作動手段(31)の往復移動に伴い夫々異なる方向に揺動運動するよう構成することもできる。
【0009】
更にまた、前記第1の伝達手段は、前記作動部材(31)の直線的な往復移動に際して揺動される第1の伝達部(51)と、該第1の伝達部(51)の揺動に伴い作動手段の移動方向と交差する方向に直線的に往復移動される第2の伝達部(56)とから構成され、前記第2の伝達手段(62)は、前記作動部材(31)の直線的な往復移動に際して前記第1の伝達手段(51)と異なる方向に揺動するよう構成してもよい。
【0010】
そして、前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別の発明に係る補助演出装置を備える遊技機は、
遊技盤(J)の盤面に画成した遊技領域(I)に、図柄を変動表示させて主たる遊技演出を行なう図柄表示装置(K)が臨む装飾部材(15)を配設し、この装飾部材(15)に補助演出装置(20)を配設したことを特徴とする。
この補助演出装置としては、
図柄を変動表示させて主たる遊技演出を行なう図柄表示装置(K)が臨む装飾部材(15)に配設され、前記図柄表示装置(K)の遊技演出に合わせて複数の可動部材(41,60)に所要の動作を行なわせて補助的な遊技を演出する補助演出装置であって、
前記装飾部材(15)に固定される本体部に配設した単一の駆動手段(28)と、
前記本体部に配設され、前記単一の駆動手段(28)により駆動される作動手段(31)と、
前記作動手段(31)に設けた複数の連繋部(32a,34)と、
前記複数の可動部材(41,60)に対応して設けられ、前記作動手段(31)における各連繋部(32a,34)と対応的に連繋する複数の伝達手段(51,56,62)とからなり
前記単一の駆動手段(28)により作動手段(31)を駆動した際に、前記複数の連繋部(32a,34)と伝達手段(51,56,62)を介して、前記複数の可動部材(41,60)に所要の動作を行なわせる構成を基本として、
▲1▼ 前記作動手段(31)は直線的に往復移動可能に構成されて、前記単一の駆動手段(28)との間に変換手段(29)を介在させたもとで、該単一の駆動手段(28)により作動手段(31)を直線的に往復移動させると共に、
前記複数の可動部材は個々の枢支点を中心に夫々揺動可能な第1および第2の可動部材(41,60)からなり、
前記作動手段(31)には第1および第2の連繋部(32a,34)が設けられ、
前記第1および第2の可動部材(41,60)に、前記第1および第2の連繋部(32a,34)と連繋する第1および第2の伝達手段(51,56,62)を対応的に備え、
前記作動手段(31)を往復移動させることで、前記第1の連繋部(32a)と第1の伝達手段(51,56)および第2の連繋部(34)と第2の伝達手段(62)の連繋を介して、前記第1および第2の可動部材(41,60)に揺動運動を与える構成、
▲2▼ 前記第1および第2の可動部材(41,60)は、前記作動手段(31)の往復移動に伴い夫々異なる方向に揺動運動させる構成、
▲3▼ 前記第1の伝達手段は、前記作動部材(31)の直線的な往復移動に際して揺動される第1の伝達部(51)と、該第1の伝達部(51)の揺動に伴い作動手段の移動方向と交差する方向に直線的に往復移動される第2の伝達部(56)とから構成され、前記第2の伝達手段(62)は、前記作動部材(31)の直線的な往復移動に際して前記第1の伝達手段(51)と異なる方向に揺動する構成が選択して採用される。
【0011】
【作用】
本発明に係る補助演出装置は、単一の駆動手段により作動手段を駆動し、該作動手段の作動に際し、複数の可動部材に対応して設けた複数の伝達手段を該作動手段に設けた対応の各連繋部と連繋することで、各可動部材は所要の動作を行なう。このように、複数の可動部材を駆動することで、視覚的な演出効果を向上して遊技の興趣が一層増大され、かつ複数の可動部材が単一の駆動手段で動作されるので、補助演出装置の組付けに必要な部品点数を少なくでき、装置自体の小型化を図り得る。また、前記複数の可動部材を夫々異なる方向に動作させることにより、各可動部材による動的な遊技演出による興趣を一層増大させ得る。
【0012】
本願の別の発明に係る前述の補助演出装置を備える遊技機では、図柄表示装置における遊技演出と、補助演出装置による動的な遊技演出によって、より興趣に富んだ遊技が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る補助演出装置およびその装置を備える遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお、実施例では、補助演出装置を一般的なパチンコ機(遊技機)に配設した場合で説明する。
【0014】
(遊技盤について)
図2に示すように、実施例に係るパチンコ機の遊技盤Jは、略円形状に湾曲形成したレール10により画成された遊技領域Iの前側において、縦央やや下部に配設されて遊技球をスイッチで検出し得る始動入賞具11と、この始動入賞具11の直上方に配設されて該遊技盤Jを装飾する装飾部材15と、大型電動式の入賞装置M等が配設されている。そして、前記装飾部材15に開設した可視表示部14に、前記始動入賞具11への遊技球の通入に応じて図柄を変動表示させ、所要の図柄組合わせゲーム(主たる遊技演出)を行なう図柄表示装置Kが後方から臨んでいる。なお、前記遊技盤Jにおける遊技領域Iの側部には、該遊技盤Jを装飾する装飾ランプNが配設されている。
【0015】
また前記入賞装置Mは、図柄表示装置Kの大当り成立時に対する特別遊技状態として、開成作動条件が付与される大型の入賞装置であって、図2に示すように、特別入賞具17に対設された扉状の開閉板18が、後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づいて、通常の閉鎖状態から開放状態に変化されるようになっている。そして、特別入賞具17の後側内部にセーフ球用のカウントスイッチと、開放作動継続用の特別スイッチ(Vスイッチ)が組込まれている(何れも図示せず)。なお、入賞装置Mの左右両側に普通入賞具19,19が設けられている。
【0016】
(補助演出装置について)
図2に示すように、前記図柄表示装置Kが臨む前記装飾部材15の右上方位置には、ワニ型の装飾を施した装飾部20aで被覆された補助演出装置20が配設されて、該図柄表示装置Kでの図柄組合わせゲームに合わせて、「眼」を模した第1の可動部材41および「下顎」を模した第2の可動部材60を揺動運動するよう構成されている。前記補助演出装置20は、図1または図6に示すように、前記装飾部材15に取付けられる本体部21と、該本体部21に配設される駆動手段としての単一のモータ28と、該本体部21に配設されてモータ28の回転運動に伴い直線的に往復移動するスライド部材(作動手段)31と、前記第1および第2の可動部材41,60に対応的に設けられて、スライド部材31の往復移動に際し第1の可動部材41を揺動運動させる第1の伝達手段としてのアーム部材(第1の伝達部)51および作用板(第2の伝達部)56と、第2の可動部材60を揺動運動させる第2の伝達手段としての欠歯歯車62とから基本的に構成されている。なお、前記補助演出装置20は、前記装飾部材15に対して右下がりに傾斜した状態で配設してあるので(図2参照)、以下において補助演出装置20の説明に関しては、上下方向は後述する基部22の長手方向を指称し、左右方向は基部22の短手方向を指称するものとする。
【0017】
(本体部について)
図3に示すように、前記本体部21は、上下方向に長尺な略矩形状に形成されて上下および前側に開放する基部22と、該基部22に対して所要の空間部をあけて前側に配設される支持板部26とから構成されており、該基部22と支持板部26との間に、前記スライド部材31が往復移動可能に配設されている。そして、前記基部22における左右の両側壁部22a,22aの下部位置には、前記支持板部26を固定する係止フック22b,22bが夫々形成されると共に、該基部22における係止フック22b,22bの近傍には、支持板部26を位置決めする突出部22c,22cが設けてある。
【0018】
前記基部22の上部位置には、図3に示すように、上下方向に所要距離だけ延在する案内孔23が形成されており、該案内孔23に前記スライド部材31の案内片32b(後述)が挿通されている。このように、前記案内孔23に案内片32bを挿通することで、前記スライド部材31の上下方向移動を案内孔23の長さ範囲で規制すると共に、該スライド部材31の左右方向の移動を規制するようになっている。また、前記基部22の下部位置に、前記モータ28の図示しない回転軸に取付けられた後述するカム部材(変換手段)29の軸部29bを挿入する下孔部25が形成されると共に、前記案内孔23と下孔部25との間に、前記欠歯歯車62を位置決めする上孔部24を形成してある。
【0019】
前記支持板部26における左右の両側部には、前記係止フック22b,22bと係脱可能に係合する係合部26a,26aが夫々形成されており、該支持板部26と基部22とで前記スライド部材31を挟んだ状態で、各係合部26aに係止フック22bを係合させることにより、基部22に対して支持板部26が着脱可能に組付けられる。このように、前記基部22と支持板部26とを組付けることで、両部材22,26間に配設された前記スライド部材31の前後方向の移動を規制している。また、前記支持板部26における前記基部22の各突出部22cと前後に整列する位置には、位置決め孔26b(図3において1つのみ図示)が夫々形成されており、係合部26aと係止フック22bとを係合させた際に各位置決め孔26bに突出部22cが対応的に通入され、該支持板部26が前記基部22に対して位置決めされるようになっている。
【0020】
前記支持板部26の略中央位置には、前記モータ28の回転軸を挿通し得る挿通孔26cが形成されており、該挿通孔26cにモータ28の回転軸を挿通させた状態で、該支持板部26にモータ28がネジ止めされる。また、前記支持板部26の挿通孔26cから通出した前記モータ28の回転軸に、前記スライド部材31を往復移動させるカム部材29が取付けられている。なお、前記支持板部26の上端部に前記基部22の通孔22dと前後に整列する上通孔27aが形成されると共に、該支持板部26の下端部に下通孔27bが形成されており、該支持板部26の前側から該上通孔27aおよび下通孔27bの夫々に挿通させたネジを、前記装飾部材15に螺挿することで、前記本体部21およびモータ28が固定される。
【0021】
このように、前記基部22と支持部材26とにより、前記スライド部材31を往復移動可能に挟み込むと共に、該支持部材26にモータ28を固定することで、前記本体部21と前記スライド部材31および前記モータ28がユニット化されて、一体的に取り扱い得るよう構成されている。
【0022】
前記カム部材29は略円板状に形成されており、図3または図5に示すように、その前面側の中心から所要量だけ変位した位置に軸孔29aが形成され、該軸孔29aに前記モータ28の回転軸が挿通されている。また、前記カム部材29の後面側には、前記軸孔29aの形成箇所と対応する位置に、後方に向かって突出する前記軸部29bが設けられ、該軸部29bが前記基部22の下孔部25に挿通するようになっている。すなわち、前記カム部材29には、前記軸孔29aおよび軸部29bが偏心して形成されている。
【0023】
(スライド部材について)
前記スライド部材31は、図3または図5に示すように、上下方向に長尺の略矩形状に形成されて、このスライド部材31の上端面に、上方に向かって突片32を突設してある。そして、前記突片32の端部近傍に、前側および左右に開口する第1鉤部(第1の連繋部)32aが形成されており、該第1鉤部32aに前記アーム部材51の第1支軸53a(後述)が係止される。また、前記突片32の後側には、前記基部22の案内孔23に挿通される前記案内片32bが後方に向かって突設されており、該スライド部材31の案内片32bは案内孔23に沿ってスライドするよう構成されている。
【0024】
更に、前記スライド部材31における下部部位には、前記カム部材29を収容する第1収容部33が形成されており、該第1収容部33には前記案内片32bと上下方向に整列し、該カム部材29の軸部29bを挿通可能な第1の溝部33aが形成されている。なお、前記第1収容部33の上下方向の寸法は、前記カム部材29の直径寸法と略同等に設定されており、該第1収容部33の左右方向の寸法は、前記軸部29bを前記第1の溝部33aに挿通したもとでカム部材29を回転させた際に、当該カム部材29の軸部29bから最も離間するカム部材29の外周位置が、第1収容部33の内周面に略当接する寸法に設定されている(図3および図5参照)。すなわち、前記カム部材29の軸部29bを前記第1の溝部33aに挿通した状態で前記モータ28を駆動すると、該カム部材29が前記第1収容部33に略内接状態で偏心回転すると共に、前記スライド部材31が前記案内片32bと軸部29bとを結ぶ直線上を往復移動する。なお、前記カム部材29は、常には前記スライド部材31を最も上方に位置する第1位置(図5(a))に保持されるようになっており、該カム部材29が180度回転すると、該スライド部材31が最も下方に位置する第2位置(図5(c))に変位される。
【0025】
また、図3または図5に示すように、前記スライド部材31における前記基部22の上孔部24と前後に整列する位置には、前記第2の可動部材60に対応して設けた前記欠歯歯車62を収容する第2収容部35が形成されており、該第2収容部35の左内側面に、該欠歯歯車62と噛合する歯車部(第2の連繋部)34が上下方向に形成されている。そして、前記歯車部34と対応する部位には、前後に貫通する第2の溝部34aが形成されており、前記欠歯歯車62の後方に突出した台部62aを該第2の溝部34aを通出させたもとで該台部62aが前記基部22の上孔部24に挿通され、該欠歯歯車62を位置決めしている。なお、前記スライド部材31の前面側および後面側における各四隅には突部31aが夫々設けられており、各突部31aが対向する前記基部22および支持板部26に当接した状態でスライド部材31が往復移動されるようになっている。
【0026】
(第1の可動部材について)
次に、前記第1の可動部材41を揺動運動させる構成について説明する。前記第1の可動部材41は、図4に示すように、中空の略半球状に形成された球形部材42と、該球形部材42の内部に上下方向に内接する略円板状の連結部材43とから構成され、略矩形箱状に形成されたケース体47に球形部材42が前側に膨出する向きで配設される。ここで、前記球形部材42の外周面は上側と下側を区切る段状に形成されており、該球形部材42の下側に「黒目」の装飾を施してある(図1参照)。また、前記球形部材42における左右方向の膨出部位には、左右方向に整列する位置に、前記第1の可動部材41の揺動中心としての第1枢軸46を挿通する軸孔42a(図4において右側の軸孔のみ図示)が形成されている。更に、前記球形部材42の内周面における前側の膨出部位に凹部42bが形成されると共に、下方の膨出部位に切欠部(図示せず)が形成されている。
【0027】
なお、前記ケース体47は、左右に分離可能な右半体48と左半体49とから形成されており、該右半体48の上端部および下端部にボス部48d,48dを夫々形成すると共に、左半体49に各ボス部48dと対応して通孔49e,49eを夫々設け、各通孔49eを介してネジを螺挿することにより、両半体48,49がネジ止めされている。そして、両半体48,49の前端部に、左右方向に整列する第1支持孔48b,49bを備えた支持片48a,49aが形成され、該第1支持孔49bに前記球形部材42の軸孔42aから突出する前記第1枢軸46の軸端部が挿通される。また、前記両半体48,49の後方位置には、左右方向に整列するよう第2支持孔48c,49cを形成してある。なお、前記右半体48の上端部に形成したボス部48dには、後述するバネ部材36の後方端が係止されるようになっている。
【0028】
また、図4に示すように、前記連結部材43における前記球形部材42の各軸孔42aと整列する位置には、前記第1枢軸46を挿通する軸孔43bを形成したボス部43a(図4において一方のボス部のみ図示)が突設されており、該球形部材42の軸孔42aと連結部材43の軸孔43bを整列させたもとで、第1枢軸46を挿通するようになっている。なお、前記連結部材43の右側面における前記ボス部43aの上側近傍には突起部43cが設けてある。
【0029】
また、前記連結部材43の上端部には、前記バネ部材36の前方端を係止するフック状の係止鉤部44aが形成され、下端部には前記球形部材42の切欠部と係合する第1位置決め突部44bが形成されると共に、該連結部材43における前側の膨出部位には、前記球形部材42の凹部42bに挿入される第2位置決め突部44cが形成されている。すなわち、前記第1および第2位置決め突部44b,44cが、前記切欠部および凹部42bに対応的に係合することにより、前記球形部材42に対して連結部材43が所定の位置に位置決めされ、両部材42,43が一体的に揺動するようになっている。なお、前記係止鉤部44aの端縁は、前記球形部材42の端部に当接するよう構成されており、該係止鉤部44aに係止した前記バネ部材36の脱落を防止している。
【0030】
(第1の伝達手段について)
前記第1の伝達手段としての前記アーム部材51は略3角形状に形成され、その一角部にボス部52が左右方向に突設されると共に、該ボス部52を貫通するた軸孔52aに挿通した第2枢軸54を中心に揺動し得るよう構成されている。なお、前記アーム部材51の軸孔52aを挿通した前記第2枢軸54は、前記ケース体47に設けた前記各第2支持孔48c,49cに枢着される(図4参照)。また、前記アーム部材51の左側面には、前記スライド部材31の第1鉤部32aと係脱可能に係合する前記第1支軸53aが左方に向けて突設されており(図3参照)、該スライド部材31の往復移動に際し第1鉤部32aと第1支軸53aとが連繋して、前記アーム部材51を揺動するようになっている。更に、前記アーム部材51の右側面には、前記作用板56の第2鉤部57(後述)と係脱可能に係合する第2支軸53bを突設してあり、該第2支軸53bと第2鉤部57とが連繋するよう構成してある。
【0031】
前記作用板56は、前後方向に長尺な略平板状に形成されて、前記ケース体47に前記スライド部材31の移動方向と交差する前後方向に平行移動し得るよう配設される。そして、前記作用板56の後端部近傍に、前記アーム部材51の第2支軸53bと係脱可能に係合する第2鉤部57が形成され、該作用板56の前端部に、前記第1の可動部材41における連結部材43の前記突起部43cに当接する突出片58が形成されている。また、前記作用板56の左側面には、前後方向に延在する所要幅寸法のスライド溝56aを形成してある(図7参照)。このスライド溝56aには、前記ケース体47の左半体49に突設した案内板49dが挿通され、該作用板56が案内板49dに沿って平行移動可能に構成されている。これにより、前記アーム部材51の揺動運動に伴い前記第2支軸53bと第2鉤部57とが連繋して、前記作用板56が案内板49dに沿って前後方向(前記スライド部材31の移動方向と交差する方向)に往復移動する。
【0032】
すなわち、前記カム部材29が回転して前記スライド部材31を上方移動させると、前記アーム部材51が第2枢軸54を中心として揺動するのに伴って、前記作用板56が前方移動して該作用板56の突出片58で前記連結部材43の突起部43cを押圧し、前記球形部材42を前記バネ部材36の弾性力に抗して前記第1枢軸46を中心に下方向(図7における反時計回り)に揺動する。そして、前記スライド部材31が前記第1位置に位置すると、前記球形部材42は「眼」を閉じた第1状態となるまで揺動される(図6(a)または図7(a)参照)。一方、前記スライド部材31を下方移動させると、前記作用板56が後方移動して該作用板56の突出片58による前記突起部43cの押圧が解除されて、前記球形部材42は前記バネ部材36の弾性力により前記第1枢軸46を中心に上方向(図7における時計回り)に揺動する。そして、前記スライド部材31が前記第2位置に位置すると、前記球形部材42は「眼」を開けた第2状態となるまで揺動される(図6(b)または図7(b)参照)。
【0033】
(第2の可動部材について)
次に、前記第2の可動部材60を揺動運動させる構成について説明する。図1または図6に示すように、前記第2の可動部材60は、前後方向に延在する連結支軸(枢支点)61を介して前記スライド部材31の歯車部34と連繋する前記欠歯歯車62の軸孔62bに連結固定されており(図3参照)、該スライド部材31の往復移動に際し歯車部34と欠歯歯車62とが噛合して該欠歯歯車62が揺動すると共に、第2の可動部材60も揺動される。ここで、前記連結支軸61の延在方向と、前記アーム部材51の第2枢軸54における延在方向とは交差するようになっているので、前記欠歯歯車62は、前記スライド部材31の往復運動に際して該アーム部材51と異なる方向に揺動することとなる。
【0034】
すなわち、前記カム部材29が回転して前記スライド部材31を上方移動させると、前記第2の可動部材60は前記連結支軸61を中心に上方向(図6における時計回り)に揺動され、該スライド部材31が前記第1位置に位置すると、第2の可動部材60は該連結支軸61を基準として左上がりに傾斜して「口」を閉じた第1状態となる(図6(a)参照)。一方、前記スライド部材31を下方移動させると、前記第2の可動部材60は前記連結支軸61を中心に下方向(図6における反時計回り)に揺動され、該スライド部材31が前記第2位置に位置すると、第2の可動部材60は左下がりに傾斜して「口」を開けた第2状態となるよう設定されている(図6(b)参照)。
【0035】
【実施例の作用】
次に、本実施例に係る補助演出装置およびその装置を備える遊技機の作用につき説明する。
【0036】
前記装飾部材15に配設した前記補助演出装置20は、常には前記スライド部材31が第1位置に保持されており、眼を模した第1の可動部材41および下顎を模した第2の可動部材60により、「眼」および「口」が閉じた第1状態に保持されている(図6(a)参照)。この状態で、前記補助演出装置20のモータ28を駆動して該モータ28に取付けた前記カム部材29を回転させると、前記スライド部材31は前記第1位置から第2位置に移動する(図5(a)→(c)参照)。
【0037】
このとき、前記スライド部材31の第1鉤部32aが前記アーム部材51の第1支軸53aを下方に引張るので、該アーム部材51が第2枢軸54を中心に下方(図7における時計回り)に揺動すると共に、該アーム部材51の第2支軸53bが前記作用板56の第2鉤部57を後側に引張り、該作用板56が後方移動する。このため、前記作用板56による前記第1の可動部材41の連結部材43における突起部43cへの押圧が解除され、該第1の可動部材41は係止鉤部44aに係止したバネ部材36の弾性力により引張られて前記第1枢軸46を中心に上方向に揺動し、「眼」が開いた第2状態となる。また、前記スライド部材31の第1位置から第2位置への移動に際し、該スライド部材31に形成した前記歯車部34と噛合する欠歯歯車62が揺動され、該欠歯歯車62と連結された前記第2の可動部材60が連結支軸61を中心に反時計回りに揺動されて、「口」が開いた第2状態となる(図6(b)参照)。
【0038】
前記モータ28を更に駆動してカム部材29を回転させると、前記スライド部材31は第2位置から第1位置に移動する(図5(c)→(a)参照)。このとき、前記スライド部材31の第1鉤部32aが前記アーム部材51の第1支軸53aを上方に押圧するので、該アーム部材51は第2枢軸54を中心に上方(図7における反時計回り)に揺動され、該アーム部材51の第2支軸53bにより前記作用板56の第2鉤部57が前側に押圧されて前方移動する。このため、前記第1の可動部材41の連結部材43における突起部43cが前記作用板56の突出片58により前方へ押圧されて、該第1の可動部材41は前記バネ部材36の弾性力に抗して前記第1枢軸46を中心に下方に揺動し、「眼」が閉じた第1状態となる。このとき、前記スライド部材31に形成した歯車部34により前記第2の可動部材60に連結する欠歯歯車62が揺動されるので、該第2の可動部材60も連結支軸61を中心に上方に揺動されて、「口」が閉じた第1状態に復帰する(図6(a)参照)。
【0039】
このように、第1および第2の可動部材41,60を揺動させることで、視覚的な演出効果が向上されて遊技の興趣を増大することが可能となる。このとき、前記第1および第2の可動部材41,60を単一のモータ28を駆動して同時に揺動し得るようになっているので、補助演出装置20の組付けに必要な部品点数を少なくでき、装置自体の小型化を図り得ると共に、モータ28を複数配設することに伴うコストの増大を防止することができる。また、単一のモータ28を制御するだけで第1および第2の可動部材41,60を動作させ得るので、各可動部材41,60の動作制御を簡単に行なうことが可能である。更に、前記第1の可動部材41の第1枢軸46と第2の可動部材60の連結支軸61とを異なる方向(左右方向と前後方向)に延在させたから、第1および第2の可動部材41,60は夫々異なる方向に揺動されるため、より一層視覚的な演出効果が向上されて遊技の興趣を増大し得る。
【0040】
また、前記本体部21(基部22)の下孔部25および案内孔23に、前記カム部材29の軸部29bおよびスライド部材31の案内片32bを挿通しているので、該スライド部材31を確実に下孔部25と案内孔23とを結ぶ直線上を往復移動させることができる。更に、前記欠歯歯車62の台部62aを前記本体部21(基部22)の上孔部24に挿通してあるので、前記スライド部材31の歯車部34により該欠歯歯車62を揺動するに際し、当該欠歯歯車62を一定位置で揺動させることが可能である。更にまた、前記スライド部材31に形成した各突部31aを介して、該スライド部材31と前記本体部21(基部22および支持板部26)とが当接するようにしたので、両部材21,31の接触面積が小さくなり、当該スライド部材31を円滑に往復移動させることができる。なお、前記補助演出装置20の第1の可動部材41を揺動する手段としてバネ部材36の弾性力を利用するようにしたので、リンク機構やクランク機構等の複雑な構成にすることなく第1の可動部材41を揺動させることができ、部品点数を少なくして該装置20の構成の簡略化を図り得る。また、前記ケース体47の右半体48に形成したボス部48dに、前記バネ部材36の後方端を係止したことで、新たに該バネ部材36を係止する部材を設ける必要がない。
【0041】
【変更例】
なお、補助演出装置の構成としては、実施例のものに限られるものではなく種々の変更が可能である。例えば、カム部材を介してスライド部材を往復移動させるようにしたが、クランク機構等の回転運動を直線運動に変換する各種の変換手段を採用することができる。また、駆動手段としては、モータに限らずロータリー式のソレノイド等の各種ロータリーアクチュエータや、直線的に駆動するソレノイドやシリンダ等のリニアアクチュエータを用いることが可能である。
【0042】
そして、第1および第2の可動部材を夫々揺動させるようにしたが、前記スライド部材の連繋部と該第1および第2の可動部材の伝達手段とを所要に応じて組合わせることで、直線運動等を行なわせることもでき、更に動作方向も所要に応じて変更することができる。また、補助演出装置に配設する可動部材としては2つに限らず、3つ以上の可動部材を配設し各可動部材に夫々所要の動作をさせてもよい。なお、実施例では、装飾部材に液晶式の図柄表示装置を配設して主たる遊技演出を行なうようにしたが、ドラム式やベルト式等のように図柄を変動表示するものであればよい。また、前記補助演出装置を配設する遊技機としては、パチンコ機に限らずアレンジボール機等であってもよく、主たる遊技演出を行なう図柄表示装置が臨む装飾部材を備えたものであれば何れのものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る補助演出装置は、単一の駆動手段により駆動される作動手段の作動に際し、伝達手段および連繋部を介して複数の可動部材に所要の動作を行なわせるよう構成したから、視覚的な演出効果を向上させて遊技の興趣が一層増大され、かつ複数の可動部材が単一の駆動手段で動作されるので、装置自体の小型化を図り得る。また、前記複数の可動部材を夫々異なる方向に動作させることにより、各可動部材による動的な遊技演出による興趣を一層増大させ得る。
【0044】
そして、別の発明に係る前述の補助演出装置を備える遊技機では、図柄表示装置における遊技演出と、補助演出装置による動的な遊技演出によって、より興趣に富んだ遊技が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る補助演出装置を示す斜視図である。
【図2】実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】実施例に係る本体部、スライド板およびモータを分解した状態で示す斜視図である。
【図4】実施例に係る第1の伝達手段および第1の可動部材を分解した状態で示す斜視図である。
【図5】実施例に係るカム部材の動作に伴うスライド部材の動作を示す平面図である。
【図6】実施例に係る補助演出装置の動作を示す斜視図であり、(a)は第1状態を示し、(b)は第2状態を示す。
【図7】実施例に係るスライド部材と、第1の連繋部と、第1の可動部材との連繋状態を示す側面図であり、(a)は第1状態を示し、(b)は第2状態を示す。
【符号の説明】
15 装飾部材
20 補助演出装置
21 本体部
28 モータ(駆動手段)
29 カム部材(変換手段)
31 スライド部材(作動手段)
32a 第1鉤部(第1の連携部)
34 歯車部(第2の連携部)
41 第1の可動部材(可動部材)
46 第1枢軸(枢支点)
51 アーム部材(第1の伝達手段、第1の伝達部)
56 作用板(第1の伝達手段、第2の伝達部)
60 第2の可動部材
62 欠歯歯車(第2の伝達手段)
61 連結支軸(枢支点)
I 遊技領域
J 遊技盤
K 図柄表示装置
Claims (5)
- 図柄を変動表示させて主たる遊技演出を行なう図柄表示装置が臨む装飾部材に配設され、前記図柄表示装置の遊技演出に合わせて複数の可動部材に所要の動作を行なわせて補助的な遊技を演出する補助演出装置であって、
前記装飾部材に固定される本体部に配設した単一の駆動手段と、
前記本体部に配設され、前記単一の駆動手段により駆動される作動手段と、
前記作動手段に設けた複数の連繋部と、
前記複数の可動部材に対応して設けられ、前記作動手段における各連繋部と対応的に連繋する複数の伝達手段とからなり
前記単一の駆動手段により作動手段を駆動した際に、前記複数の連繋部と伝達手段を介して、前記複数の可動部材に所要の動作を行なわせるよう構成した
ことを特徴とする補助演出装置。 - 前記作動手段は直線的に往復移動可能に構成されて、前記単一の駆動手段との間に変換手段を介在させたもとで、該単一の駆動手段により作動手段を直線的に往復移動させると共に、
前記複数の可動部材は個々の枢支点を中心に夫々揺動可能な第1および第2の可動部材からなり、
前記作動手段には第1および第2の連繋部が設けられ、
前記第1および第2の可動部材に、前記第1および第2の連繋部と連繋する第1および第2の伝達手段を対応的に備え、
前記作動手段を往復移動させることで、前記第1の連繋部と第1の伝達手段および第2の連繋部と第2の伝達手段の連繋を介して、前記第1および第2の可動部材に揺動運動を与えるようになっている請求項1記載の補助演出装置。 - 前記第1および第2の可動部材は、前記作動手段の往復移動に伴い夫々異なる方向に揺動運動する請求項2記載の補助演出装置。
- 前記第1の伝達手段は、前記作動部材の直線的な往復移動に際して揺動される第1の伝達部と、該第1の伝達部の揺動に伴い作動手段の移動方向と交差する方向に直線的に往復移動される第2の伝達部とから構成され、前記第2の伝達手段は、前記作動部材の直線的な往復移動に際して前記第1の伝達手段と異なる方向に揺動するよう構成した請求項3記載の補助演出装置。
- 遊技盤の盤面に画成した遊技領域に、図柄を変動表示させて主たる遊技演出を行なう図柄表示装置が臨む装飾部材を配設し、この装飾部材に請求項1〜4の何れかに記載の補助演出装置を配設した
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002297973A JP4357164B2 (ja) | 2002-10-10 | 2002-10-10 | 遊技機の補助演出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002297973A JP4357164B2 (ja) | 2002-10-10 | 2002-10-10 | 遊技機の補助演出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004129875A true JP2004129875A (ja) | 2004-04-30 |
JP4357164B2 JP4357164B2 (ja) | 2009-11-04 |
Family
ID=32287536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002297973A Expired - Fee Related JP4357164B2 (ja) | 2002-10-10 | 2002-10-10 | 遊技機の補助演出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4357164B2 (ja) |
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007111138A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2007244406A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の可動装飾装置 |
JP2007275235A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機の可動演出装置 |
JP2007282739A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2007312901A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の可動装飾装置 |
JP2007319374A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Newgin Corp | 遊技機の可動式演出装置 |
JP2007319375A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Newgin Corp | 遊技機の可動式演出装置 |
JP2007319376A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Newgin Corp | 遊技機における可動式演出装置 |
JP2008035976A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Samii Kk | 遊技機における可動部材の駆動装置 |
JP2008183028A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Olympia:Kk | 弾球遊技機の演出装置 |
JP2008183031A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Olympia:Kk | 弾球遊技機の演出装置 |
JP2009028073A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2009112668A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2009131396A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Olympia:Kk | 遊技機の演出装置 |
JP2010075617A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
JP2011019687A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Nippon Pachinko Buhin Kk | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 |
JP2011050771A (ja) * | 2010-12-13 | 2011-03-17 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
JP2011110322A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2011110213A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Olympia:Kk | 可動役物装置 |
JP2011200712A (ja) * | 2011-07-12 | 2011-10-13 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2011224221A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2012016623A (ja) * | 2011-10-24 | 2012-01-26 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の可動装飾装置 |
JP2012045241A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Toyomaru Industry Co Ltd | 演出装置および当該演出装置を備えた遊技機 |
JP2014124377A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014221126A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2018064985A (ja) * | 2017-12-25 | 2018-04-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018114027A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
-
2002
- 2002-10-10 JP JP2002297973A patent/JP4357164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4619920B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2011-01-26 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2007111138A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Newgin Corp | 遊技機 |
JP2007244406A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の可動装飾装置 |
JP2007275235A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機の可動演出装置 |
JP2007282739A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2007312901A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の可動装飾装置 |
JP2007319374A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Newgin Corp | 遊技機の可動式演出装置 |
JP2007319375A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Newgin Corp | 遊技機の可動式演出装置 |
JP2007319376A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Newgin Corp | 遊技機における可動式演出装置 |
JP4699290B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-06-08 | 株式会社ニューギン | 遊技機における可動式演出装置 |
JP4699288B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-06-08 | 株式会社ニューギン | 遊技機の可動式演出装置 |
JP4699289B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-06-08 | 株式会社ニューギン | 遊技機の可動式演出装置 |
JP2008035976A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Samii Kk | 遊技機における可動部材の駆動装置 |
JP4667402B2 (ja) * | 2007-01-26 | 2011-04-13 | 株式会社オリンピア | 弾球遊技機の演出装置 |
JP2008183028A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Olympia:Kk | 弾球遊技機の演出装置 |
JP2008183031A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Olympia:Kk | 弾球遊技機の演出装置 |
JP4667401B2 (ja) * | 2007-01-26 | 2011-04-13 | 株式会社オリンピア | 弾球遊技機の演出装置 |
JP2009028073A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP4633104B2 (ja) * | 2007-11-09 | 2011-02-16 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2009112668A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2009131396A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Olympia:Kk | 遊技機の演出装置 |
JP4684326B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2011-05-18 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2010075617A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
JP2011019687A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Nippon Pachinko Buhin Kk | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 |
JP2011110213A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Olympia:Kk | 可動役物装置 |
JP2011110322A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2011224221A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2012045241A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Toyomaru Industry Co Ltd | 演出装置および当該演出装置を備えた遊技機 |
JP2011050771A (ja) * | 2010-12-13 | 2011-03-17 | Sansei R&D:Kk | 遊技機 |
JP2011200712A (ja) * | 2011-07-12 | 2011-10-13 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2012016623A (ja) * | 2011-10-24 | 2012-01-26 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の可動装飾装置 |
JP2014124377A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014221126A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2018114027A (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-26 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
JP2018064985A (ja) * | 2017-12-25 | 2018-04-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4357164B2 (ja) | 2009-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004129875A (ja) | 補助演出装置およびその装置を備える遊技機 | |
JP4739053B2 (ja) | 遊技機用の可動式演出装置 | |
JP4585283B2 (ja) | 遊技機の演出装置 | |
JP2011110255A (ja) | 装飾体ユニット、遊技盤ユニット、及びパチンコ遊技機 | |
JP5937454B2 (ja) | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 | |
JP5328751B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010220868A (ja) | 可動役物装置 | |
JP2007185445A (ja) | 遊技機用の演出装置 | |
JP5473871B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP2000126471A (ja) | からくり時計 | |
JP4342925B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5222195B2 (ja) | 可動役物装置 | |
JP2013223763A (ja) | 遊技機 | |
JP2012100732A (ja) | 遊技機 | |
JP2010012043A (ja) | 遊技機 | |
JP4102916B2 (ja) | 遊技機用の可動装置 | |
CN218774293U (zh) | 电动玩具 | |
JP4427816B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005296302A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5531145B2 (ja) | 遊技機 | |
US20010053652A1 (en) | Multiple motion toy | |
JP6696074B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH0558199U (ja) | 人形等のアクションユニット | |
JP2003117271A (ja) | ミシン | |
JP2019005671A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090728 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090804 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4357164 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150814 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |