JP2000126471A - からくり時計 - Google Patents

からくり時計

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JP2000126471A
JP2000126471A JP10304492A JP30449298A JP2000126471A JP 2000126471 A JP2000126471 A JP 2000126471A JP 10304492 A JP10304492 A JP 10304492A JP 30449298 A JP30449298 A JP 30449298A JP 2000126471 A JP2000126471 A JP 2000126471A
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JP
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swing
movable body
engagement pin
gear
rotating body
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JP10304492A
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English (en)
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Norihiko Nakamura
徳彦 中村
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造上の複雑化あるいは大型化等を招くことな
く、観者がインパクトを受けるような意外性のある動き
を人形等の可動飾りに行なわせる。 【解決手段】少なくとも往復動作を行なわせる人形4、
5を、往路の速度と復路の速度を異ならせるような非定
速駆動手段により駆動させるようにし、この非定速駆動
手段を、モータ11に駆動される第1従動歯車17及び
第2従動歯車18と、第1従動歯車17及び第2従動歯
車18の各々の面から突出した第1係合ピン17a及び
第2係合ピン18aと、所定位置にそれぞれ支点を有し
かつ第1係合ピン17a及び第2係合ピン18aを所定
範囲でそれぞれ往復動自在に遊挿する第1案内長溝20
b及び第2案内長溝22bを有する第1揺動ステージ2
0及び第2揺動ステージ22とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人形等の可動飾り
を備えたからくり時計に関し、特に、可動飾りの駆動機
構に特徴をもつからくり時計に関する。
【0002】
【従来の技術】からくり時計において、人形等の可動飾
りを駆動させる従来の手法としては、例えば、正時の時
報信号に合わせてオルゴール音又はその他の音楽を鳴ら
しつつ、開閉ドアを開けてステージを出現させ、このス
テージ上に配置された人形を左右に回転あるいは平行移
動させ、さらには、所定の位置に移動させてゴング打ち
等を行なわせ、あるいは、開閉ドアを開けると同時に一
対の人形を出現させてこの人形に設けたLED等を点滅
させ、これら一連の動作を終了後後退させて開閉ドアを
閉じるもの等が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
からくり時計における人形の動作は、一つ一つの動きに
は特徴があるものの、一連の動きが終始一定の速度で行
なわれるものである。従って、全体の動きとしては、観
者にとって今一つインパクト性、ダイナミック性に欠け
るものであった。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑
みて成されたものであり、その目的とするところは、構
造上の複雑化あるいは大型化等を招くことなく、観者が
インパクトを受けるような意外性のある動きを可動飾り
に行なわせることのできるからくり時計を提供すること
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するべく鋭意検討を重ねた結果、以下の如き構成を
なす発明を見出すに至った。すなわち、本発明のからく
り時計は、少なくとも往復動作を行なわせる可動体を備
えたからくり時計であって、この可動体の往路の速度と
復路の速度を異ならせるように可動体を駆動させる非定
速駆動手段を有し、この非定速駆動手段が、駆動源によ
り回転させられる回転体と、この回転体の回転中心から
偏倚した位置に突出して形成された係合ピンと、上記回
転体から離隔した所定位置に支点を有しかつこの支点か
ら所定間隔をもって形成され上記係合ピンを所定範囲で
往復動自在に遊挿する案内長溝を有する揺動部材とを有
する、ことを特徴としている。
【0005】また、上記構成のからくり時計において
は、上記可動体を、上記揺動部材の揺動端側に配置し
た、構成を採用することができる。
【0006】上記構成のからくり時計においては、上記
非定速駆動手段が、駆動源により回転させられる第1回
転体及び第2回転体と、第1回転体及び第2回転体の各
々の回転中心から偏倚した位置に突出して形成された第
1係合ピン及び第2係合ピンと、第1回転体及び第2回
転体の各々の回転中心から離隔した所定位置にそれぞれ
支点を有しかつ支点から所定間隔をもって形成され上記
第1係合ピン及び第2係合ピンを所定範囲でそれぞれ往
復動自在に遊挿する第1案内長溝及び第2案内長溝を有
する第1揺動部材及び第2揺動部材とを有する、構成を
採用することができる。
【0007】また、上記構成のからくり時計において
は、上記可動体を、第1可動体及び第2可動体により構
成し、第1可動体を上記第1揺動部材の揺動端側に配置
し、第2可動体を上記第2揺動部材の揺動端側に配置し
た、構成を採用することができる。
【0008】さらに、上記構成のからくり時計において
は、上記第1揺動部材及び第2揺動部材を、各々の揺動
端部が近接及び離隔するように揺動させる、構成を採用
することができる。
【0009】本発明のからくり時計においては、可動体
を往復移動させる際に、非定速駆動手段が、例えば休止
位置からの往路を遅く移動させ、休止位置に戻る復路を
素早く移動させる。すなわち、駆動源により回転体が回
転させられると、係合ピンを介して、揺動部材が一方向
への往路移動の際に例えば遅く揺動し、他方向への復路
移動の際に素早く揺動する。また、揺動部材の揺動端側
に可動体を配置すると、この可動体が揺動部材と一体と
なって往路で遅く復路で素早い円弧の往復運動を行な
う。
【0010】また、非定速駆動手段を、上記第1回転体
及び第2回転体、第1係合ピン及び第2係合ピン、第1
揺動部材及び第2揺動部材により構成した場合は、駆動
源により第1回転体及び第2回転体が回転させられる
と、第1係合ピン及び第2係合ピンを介して、第1揺動
部材及び第2揺動部材が、それぞれ一方向への往路移動
の際に例えば遅く揺動し、他方向への復路移動の際に素
早く揺動する。
【0011】さらに、第1揺動部材の揺動端側に第1可
動体を配置し、第2揺動部材の揺動端側に第2可動体を
配置すると、第1可動体が第1揺動部材と一体となっ
て、例えば往路で遅く復路で素早い円弧運動を行ない、
かつ、第2可動体が第2揺動部材と一体となって、例え
ば往路で遅く復路で素早い円弧運動を行なう。また、第
1揺動部材及び第2揺動部材を、各々の揺動端が近接及
び離隔するように揺動させると、各々の揺動端側に配置
した第1可動体及び第2可動体が、お互いに近接する際
に例えば遅く移動し、離隔する際に素早く移動する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るから
くり時計の外観図であり、時計本体1の下方部には、可
動飾り部2が配置されている。この可動飾り部2は、図
2に示すように、可動体の往路の速度と復路の速度を異
ならせるように可動体を駆動させる非定速駆動手段とし
ての駆動機構本体3と、駆動機構本体3により駆動され
る第1可動体(可動体)としての第1人形4及び第2可
動体(可動体)としての第2人形5とにより構成されて
いる。
【0013】上記駆動機構本体3においては、図3及び
図4に示すように、下側ケース10aにおいて、駆動源
としてのモータ11が固着されており、このモータ11
のスピンドル11aは、下側ケース10aの下面側から
上面側に突出し、その端部に駆動歯車11bが固着され
ている。駆動歯車11bには、下側ケース10aに回動
自在に支持された第1歯車12の大径歯車12aが噛合
している。
【0014】第1歯車12の小径歯車12bには、下側
ケース10aに回動自在に支持された第2歯車13の大
径歯車13aが噛合している。この第2歯車13は、2
本の挟持腕13bを有しており、この挟持腕13bが、
小径歯車13cを形成した軸部13c’を所定の挟持力
を持って弾性的に挟持している。これにより、所定以上
の負荷が作用した場合に、歯車の空回りを許容するスリ
ップ機構が形成されている。
【0015】第2歯車13の小径歯車13cには、下側
ケース10aに回動自在に支持された第3歯車14の大
径歯車14aが噛合し、第3歯車14の小径歯車14b
には、下側ケース10aに回動自在に支持された第4歯
車15の大径歯車15aが噛合している。また、この第
4歯車15の大径歯車15aには、下側ケース10aに
回動自在に支持されかつ第4歯車15と同一の歯数を持
つ第5歯車16の大径歯車16aが噛合している。
【0016】一方、第4歯車15の小径歯車15bに
は、下側ケース10aに回動自在に支持された円板状の
第1回転体としての第1従動歯車17が噛合しており、
第5歯車16の小径歯車16bには、下側ケース10a
に回動自在に支持された円板状の第2回転体としての第
2従動歯車18が噛合している。
【0017】下側ケース10aの一側部には、上方に向
けて突出するように支持軸19が植設されており、この
支持軸19を支点として揺動するように、一端部20a
が支持軸19に回動自在に連結されかつ第1従動歯車1
7の上方領域に伸びるように形成された、第1揺動部材
としての第1揺動ステージ20が配置されている。そし
て、この第1揺動ステージ20の略中間領域には、長手
方向に伸長する第1案内長溝20bが形成されており、
この第1案内長溝20bには、第1従動歯車17の上面
外周近傍から突出する第1係合ピン17aが往復動自在
に遊挿されている。
【0018】また、上記第1揺動ステージ20の揺動端
部20cは、略円形状に拡大して形成されており、この
領域に第1可動体としての第1人形4が配置されてい
る。この第1人形4は、駆動機構(不図示)により、こ
の領域で例えば左右に回転駆動されるようになってい
る。
【0019】下側ケース10aの一側部、すなわち、上
記支持軸19を配置した近傍には、同様に上方に向けて
突出するように支持軸21が植設されており、この支持
軸21を支点として揺動するように、一端部22aが支
持軸21に回動自在に連結されかつ第2従動歯車18の
上方領域に伸びるように、第2揺動部材としての第2揺
動ステージ22が配置されている。そして、この第2揺
動ステージ22の略中間領域には、長手方向に伸長する
第2案内長溝22bが形成されており、この第2案内長
溝22bには、第2従動歯車18の上面外周近傍から突
出する第2係合ピン18aが往復動自在に遊挿されてい
る。
【0020】また、上記第2揺動ステージ22の揺動端
部22cは、略円形状に拡大して形成されており、この
領域に第2可動体としての第2人形5が配置されてい
る。この第2人形5は、駆動機構(不図示)により、こ
の領域で例えば左右に回転駆動されるようになってい
る。
【0021】さらに、上記第2揺動ステージ22の一端
部22aの端面には、遮光板22dが水平方向に伸長す
るように形成されおり、この遮光板22dの近傍には、
下側ケース10aに固定された2つの第1検出センサ2
3及び第2検出センサ24が配置されている。この第1
検出センサ23及び第2検出センサ24は、それぞれ所
定間隔をおいて配置された発光素子と受光素子とからな
る透過型の光センサであり、この発光素子と受光素子と
の間に遮光板22dが位置付けられて光を遮断すること
により、信号を検出するものである。
【0022】すなわち、第1検出センサ23は、第2揺
動ステージ22(及び第1揺動ステージ20)が休止位
置(後退位置)にあることを検出するものであり、第2
検出センサ24は、第2揺動ステージ22(及び第1揺
動ステージ20)が可動位置(出現位置)にあることを
検出するものである。
【0023】上記の機構を下側ケース10aに配置した
状態で、この下側ケース10aに対して上側ケース10
bが爪片等を用いた嵌合により結合されて、上記機構が
囲繞される。この下側ケース10aと上側ケース10b
との結合状態において、図2に示すように、側面部に水
平方向に伸びる切り欠き孔10cが形成され、第1揺動
ステージ20及び第2揺動ステージ22の揺動端側が、
この切り欠き孔10cから外側に突出している。
【0024】次に、本発明に係るからくり時計の動作に
ついて説明する。先ず、正時になると、メロディ等の演
奏音と共に、制御部(不図示)からモータ11に向けて
駆動信号が発信され、駆動歯車11bが図3中時計回り
(右回り)に回転する。この駆動歯車11bの回転によ
り、第1歯車12、第2歯車13、第3歯車14、及び
第4歯車15からなる歯車列を介して、第1従動歯車1
7が図3中時計回り(右回り)に回転し始める。と同時
に、上記歯車列及び第5歯車16を介して、第2従動歯
車18が図3中反時計回り(左回り)に回転し始める。
【0025】この起動時において、第1揺動ステージ2
0及び第2揺動ステージ22は、図5に示すように、時
計本体1の前面から後退した位置にあり、この後退位置
H(休止位置)から、時計本体1の前方へ突出するよう
に、すなわち、第1揺動ステージ20の揺動端部20c
と第2揺動ステージ22の揺動端部22cとが近接する
ように揺動して出現する。
【0026】この出現動作を行なう往路において、第1
案内長溝20b、第1係合ピン17a、及び第1支持軸
19の配置関係と、第2案内長溝22b、第2係合ピン
18a、及び第2支持軸21の配置関係により、第1揺
動ステージ20及び第2揺動ステージ22は、図5に示
すように、行程S1を比較的遅い速度で揺動する。
【0027】そして、前方の出現位置D(動作位置)に
達すると、第2検出センサ24が遮光板22dによりそ
の位置Dを検出し、この第2検出センサ24から制御部
に信号が発信され、さらに、制御部からモータ11に向
けて停止信号が発信され、モータ11が停止する。
【0028】その後、出現させられた第1人形4及び第
2人形5が、駆動機構(不図示)により駆動させられて
所望のテーマ、すなわち、種々の動きあるいはゴング打
ち等のからくり動作を、所定時間にわたって行なう。
【0029】上記からくり動作が終了すると、再び制御
部からモータ11に向けて駆動信号が発信され、駆動歯
車11bは往路と同様に図3中時計回り(右回り)に回
転し始める。この復帰動作(後退動作)を行なう復路に
おいて、第1案内長溝20b、第1係合ピン17a、及
び第1支持軸19の配置関係と、第2案内長溝22b、
第2係合ピン18a、及び第2支持軸21の配置関係に
より、第1揺動ステージ20及び第2揺動ステージ22
は、図5に示すように、往路の速度よりも速い速度で、
元の後退位置Hに向けて行程S2を素早く揺動し、すな
わち、第1揺動ステージ20の揺動端部20cと第2揺
動ステージ22の揺動端部22cとがお互いに離隔する
ように揺動して後退する。
【0030】そして、後退位置H(休止位置)に達する
と、第1検出センサ23が遮光板22dによりその位置
Hを検出し、この第1検出センサ23から制御部に信号
が発信され、さらに、制御部からモータ11に向けて停
止信号が発信され、モータ11が停止する。
【0031】以上の往復動作において、第1揺動ステー
ジ20及び第2揺動ステージ22は、出現する往路で遅
く揺動し、又、後退する復路で素早く揺動することか
ら、観者にとって、動きのダイナミック性を感じさせ、
又、動きに強いインパクトを与えることで、動きの意外
性を高めることができる。
【0032】以上述べた実施形態においては、第1揺動
ステージ20及び第2揺動ステージ22の往復動作につ
き、往路を遅くかつ復路を速くする構成を採用したが、
逆に、往路を速くかつ復路を遅くする構成を採用するこ
とも可能である。また、第1揺動ステージ20及び第2
揺動ステージ22の揺動端側に直接人形等の可動体を配
置するのではなく、その他の連動部材を介して、可動体
を非定速にて往復移動させる構成を採用することも可能
である。
【0033】図6は、本発明の他の実施形態を示すもの
であり、この実施形態においては、前述の非定速駆動手
段である駆動機構本体3を用いて、可動体としての2分
割された開閉蓋を開閉させるものである。すなわち、前
述の第1揺動ステージ20に相当する第1揺動アーム3
1には、開閉蓋33の一方である第1蓋半体33aが一
体的に固定されており、前述の第2揺動ステージ22に
相当する第2揺動アーム32には、開閉蓋33の他方で
ある第2蓋半体33bが一体的に固定されている。
【0034】上記開閉蓋33には、背景画等が描かれて
おり、駆動機構本体3の駆動により、第1揺動アーム3
1及び第2揺動アーム32が離隔及び近接するように揺
動させられることで、開閉蓋33を構成する第1蓋半体
33a及び第2蓋半体33bが、卵が割れるように離れ
又元の結合状態に復帰する。
【0035】したがって、例えば、この開閉蓋33の背
後に可動飾りその他の装飾体を配置しておけば、開閉蓋
33が閉じた状態から、駆動機構本体3を駆動させるこ
とにより、開閉蓋33すなわち第1蓋半体33aと第2
蓋半体33bとは素早く割れるように離れて、背後にあ
る装飾体を露出させる。一方、駆動機構本体3を再び駆
動させることにより、離れた状態にある第1蓋半体33
aと第2蓋半体33bとは、離隔する際よりも遅い速度
でお互いに近づき、元の結合状態に閉じて、装飾体を覆
うことになる。
【0036】このような構成をからくり時計に適用すれ
ば、観者にとってより一層インパクトの強い動きを提供
することができる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のからくり時
計によれば、人形等の可動体を往復移動させる際に、往
路の速度と復路の速度を異ならせるような非定速駆動手
段を設けたことにより、観者がインパクトを受けるよう
な意外性のあるダイナミックな動きを提供することがで
きる。また、非定速駆動手段を、回転体、係合ピン、係
合ピンを所定範囲で往復動自在に遊挿する案内長溝を有
する揺動部材等により構成することで、構造上の複雑化
あるいは大型化等を招くことなく、上記の動きを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るからくり時計の外観図である。
【図2】本発明に係るからくり時計の可動飾り部を示す
外観斜視図である。
【図3】可動飾り部を駆動する駆動機構本体の内部構造
を示す平面図である。
【図4】可動飾り部を駆動する駆動機構本体の外部背面
図である。
【図5】駆動機構本体の動作を説明するための平面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 時計本体 2 可動飾り部 3 駆動機構本体(非定速駆動手段) 4、5 人形(可動体) 10a 下側ケース 10b 上側ケース 11 モータ(駆動源) 11a スピンドル 11b 駆動歯車 12 第1歯車 13 第2歯車 14 第3歯車 15 第4歯車 16 第5歯車 17 第1従動歯車(第1回転体) 17a 第1係合ピン 18 第2従動歯車(第2回転体) 18a 第2係合ピン 19 第1支持軸 20 第1揺動ステージ(第1揺動部材) 20b 第1案内長溝 20c 揺動端部 21 第2支持軸 22 第2揺動ステージ(第2揺動部材) 22b 第2案内長溝 22c 揺動端部 22d 遮光板 23 第1検出センサ 24 第2検出センサ 31 第1揺動アーム 32 第2揺動アーム 33 開閉蓋 33a 第1蓋半体 33b 第2蓋半体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも往復動作を行なわせる可動体を
    備えたからくり時計であって、 前記可動体の往路の速度と復路の速度を異ならせるよう
    に前記可動体を駆動させる非定速駆動手段を有し、 前記非定速駆動手段は、駆動源により回転させられる回
    転体と、前記回転体の回転中心から偏倚した位置に突出
    して形成された係合ピンと、前記回転体から離隔した所
    定位置に支点を有しかつ前記支点から所定間隔をもって
    形成され前記係合ピンを所定範囲で往復動自在に遊挿す
    る案内長溝を有する揺動部材と、を有する、ことを特徴
    とするからくり時計。
  2. 【請求項2】前記非定速駆動手段は、駆動源により回転
    させられる第1回転体及び第2回転体と、前記第1回転
    体及び第2回転体の各々の回転中心から偏倚した位置に
    突出して形成された第1係合ピン及び第2係合ピンと、
    前記第1回転体及び第2回転体から離隔した所定位置に
    それぞれ支点を有しかつ前記支点から所定間隔をもって
    形成され前記第1係合ピン及び第2係合ピンを所定範囲
    でそれぞれ往復動自在に遊挿する第1案内長溝及び第2
    案内長溝を有する第1揺動部材及び第2揺動部材とを有
    する、ことを特徴とする請求項1記載のからくり時計。
  3. 【請求項3】前記可動体は、前記揺動部材の揺動端側に
    配置されている、ことを特徴とする請求項1記載のから
    くり時計。
  4. 【請求項4】前記可動体は、第1可動体及び第2可動体
    を有し、前記第1可動体は前記第1揺動部材の揺動端側
    に配置され、前記第2可動体は前記第2揺動部材の揺動
    端側に配置されている、ことを特徴とする請求項2記載
    のからくり時計。
  5. 【請求項5】前記第1揺動部材及び第2揺動部材は、各
    々の揺動端部が近接及び離隔するように、揺動される、
    ことを特徴とする請求項2又は4記載のからくり時計。
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Cited By (9)

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