JP2582659B2 - 可動形象物 - Google Patents

可動形象物

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JP2582659B2
JP2582659B2 JP2201742A JP20174290A JP2582659B2 JP 2582659 B2 JP2582659 B2 JP 2582659B2 JP 2201742 A JP2201742 A JP 2201742A JP 20174290 A JP20174290 A JP 20174290A JP 2582659 B2 JP2582659 B2 JP 2582659B2
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安太 佐藤
剛史 池上
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、センサスイッチの切換えにより異なる動作
をする可動形象物に関する。
(従来技術) 従来、可動形象物として、動物などの形態をなすぬい
ぐるみに楽器を取付けて、これに演奏動作を行なわせる
ものがある。
この種の可動形象物は、猿などを模した形象物本体内
に、シンバルなどの楽器をもった腕を左右に振る動作の
動作機構と、この動作機構にぜんまい、電池等の駆動源
を連係せた構成によるもので、上記駆動源を入れること
により動作機構が作動して楽器を持った腕を左右に振
り、音楽にはならないが打ち叩くシンバルにより一定の
音を発して、その連続的に発する音と可動形象物の所定
動作とを楽しむものであった。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記した従来の可動形象物は、特定の動作の
みを繰返し行う(例えば腕を左右に振ってシンバルを叩
くのみの動作)ものであるから、単純な動作に伴っても
の足りなさが残って商品価値の低下を生じ、最近では奇
抜で変化に富んだ動作に伴う意外性と趣味姓に富んだ可
動形象物の出現が強く望まれるようになっている。
本発明は、前記した要望に鑑みて発明されたもので、
その目的とするところは可動形象物に、複数のセンサス
イッチと、各センサスイッチにより異なる動作をさせる
ための可動変換機構を備えた駆動部とを設けて、例えば
センサスイッチが音等の外的刺激を感知しているときは
前後に動作し、タッチセンサスイッチに触れると左右に
動作変更するなどの異動作を楽しむことのできる可動形
象物を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明に係る可動形象物
は、下記要件を備えることを特徴とする。
(イ)可動形象物の形象物本体に、音、光等の外的刺激
により感知するセンサスイッチと、タッチセンサスイッ
チと、これらのセンサスイッチとタッチセンサスイッチ
に応じて互いに異なる動作を行なわせる駆動部とが設け
られていること。
(ロ)上記駆動部は、駆動モータの正回転と逆転によっ
て、センサスイッチによる動作とタッチセンサスイッチ
による動作を変換させる可動変換機構を備えているこ
と。
(発明の作用、効果) 本発明によれば、可動形象物は、形象物本体に設けた
タッチセンサスイッチに触れた場合は可動形象物は一定
の動作を行ない、またセンサスイッチが音、光等を感知
することにより別の動作を行なうことになるが、これら
の動作の変換は可動変換機構により駆動モータが正回転
し又は逆回転することで行なわれるもので、駆動源を2
種類備える必要がない。
このように、音、光等の刺激や手、指等の接触によっ
て可動形象物が異なる動作を行なうので、従来の可動形
象物では得られない奇抜でユニークな動作が得られ、意
外性と趣味性に富んだものとなり児童等はもちろん一般
大人もその動作並びに形象物を充分楽しむことができる
とともに、これらの動作は単一の駆動モータの正回転と
逆回転とによって行なうことができるから、可動形象物
自体を小さくすることができ、またコストも低く抑える
ことが可能となる。
(実施例) 次に本発明に係る可動形象物の実施例を各図面にと基
づいて説明すると、第1図は可動形象物の斜視図、第2
図は形象物本体に内装される可動機構の分解説明図、第
3図(a)(b)は可動の変化を示す説明図、第4図は
各センサスイッチの連継状態を示す回路図で、図におい
て符号1は可動形象物を示し、こぐま等の動物を人形化
したぬいぐるみからなり、形象物本体2の上部に可動部
3を構成する頭部を、中間左右に一対の腕4、4を下部
に足5、5が設けられている。この可動形象物1には音
を感知して作動する音センサスイッチ6が設けてあっ
て、センサスイッチ6は、第4図の回路図に示すよう
に、形象物本体1に設けてあって、このセンサスイッチ
6により音が感知されると、これまでH(ハイ)レベル
であった端子35の電圧が一定時間L(ロー)レベルとな
る。そして、切換え回路37を通って駆動モータドライブ
IC38の4番のピンにH(ハイ)レベルの電圧が供給され
端子35の電圧がL(ロー)レベルの間駆動モータ7が逆
回転する。
また、この形象物本体2には別のタッチセンサスイッ
チ8も設けてある。このタッチセンサスイッチ8は形象
物本体2の底部に設けてあって、可動形象物1を持上げ
た際これに触れたときこれまでH(ハイ)レベルであっ
た端子36の電圧が一定時間L(ロ)レベルとなる、そし
て、切換え回路37を通って駆動モータドライブIC38の1
番ピンにH(ハイ)レベルの電圧が供給され、端子36の
電圧がL(ロー)レベルの間駆動モータ7が正回転をす
る。
なお、上記音センサスイッチ6が作動している間にお
いて、上記タッチセンサスイッチ8に触れたときも、切
換え回路37によって通電回路が切り換わり駆動モータ7
が逆回転から正回転に変わる。
上記形象物本体2には、第2図に示すように可動部分
体3をセンサスイッチ6によって可動する動作と、タッ
チセンサスイッチ8によって可動する動作とが変化する
ための可動変換機構Aを設けた駆動部9を備えている。
この駆動部9は電池及びメインスイッチ10、駆動モータ
7を設けた基板11上に設けてあって、歯車群aと、この
歯車群aに連係する前後左右の可動変換機構Aと、可動
部3の駆動機構bとより構成し、歯車群aは基板11に取
付けるギア取付け枠12に設けてあって、上記駆動モータ
7の軸に設けたピニオン13へ噛合するピニオン付き歯車
14と、この歯車14より順次噛合させ連係させたピニオン
付き歯車15、16、17と、ピニオン付き歯車17へ噛合する
2つの歯車18、19とより構成し、更に可動変換機構A
は、上記ギア取付け枠12へ外装する箱形の取付け体20
と、該取付け体20の上部に形成した円形座21へ外装させ
るリング状の回転換向体22と、この回転換向体22へ2つ
の軸23、23による支持で揺動自在に取付けた断面門形の
スイング部材24とより構成し、このスイング部材24の縦
長孔25を設けて、この縦長孔25に上記一方の歯車18の軸
に設けた回転リング26の偏心軸27を遊挿させてある。
音センサスイッチ6の作動により駆動モータ7が逆回
転することにより歯車群aの駆動及び一方の歯車18の回
転による回転輪具26が回ってこれの偏心軸27の偏位によ
り縦長孔25への遊合に伴ってスイング部材24を揺動させ
て、可動部3を前後に振る。
また、上記回転換向体22の内側壁に内側ギア28が部分
的に形成されて、この内側ギア28に上記他方の歯車19を
噛合させてあって、この場合タッチセンサスイッチ8の
作動により駆動モータ7が正回転し、歯車群aの回転に
伴って他方の歯車19の回転により、内側ギア28との噛合
によって回転換向体22は約90゜換向され、上記前後振り
動作を左右の振り動作に変える。
次に可動部3の揺動機構bは、可動形象物1を構成す
るぬいぐるみの頭部をなす可動部3の首部に内装固定さ
れるトップリング29と、トップリング29下に配置される
球座30のボール31を押えるボール押え32と、球座30の下
部に設けるスイングリング33と、このスイングリング33
内に収容したコイルスプリング34とより構成し、上記ス
イングリング33はスイング部材24へ固定されてあり、こ
のスイング部材24の可動により可動部3を前後、或いは
左右の揺動、振り動作を可能とする。
以上、この実施例による可動形象物1を作動させる場
合、音センサスイッチ6が音楽などの音を感知して駆動
モータ7を逆回転させれば、歯車群aの駆動及び一方の
歯車18の回転により回転リング26が回って、これの偏心
軸27が回転偏位しさらにスイング部材24の縦長孔25への
遊合に伴いスイング部材24を揺動させて、このスイング
部材24に連係する揺動機構bによって可動部3をなすぬ
いぐるみの頭部が前後に振る。
さらに、可動形象物1を手にのせて上記タッチセンサ
スイッチ8に触れた場合は、通電回路が切り換わって駆
動モータ7が正回転し、これに連係した歯車群aの回転
に伴って他方の歯車19の回転により、内側ギア28との噛
合によって回転換向体22は約90゜換向され、可動部分体
3は後振り動作から左右の振り動作に変えられる。
従って、タッチセンサスイッチ8への接触が解除され
れば、再度音センサスイッチ6が作動して可動部3は前
後の頭部振り動作を行なうので、第3図(a)及び
(b)に示すように卓上などへ置いた場合で音楽等の音
を感知している場合の動作と、手にのせて別のセンサス
イッチが作動することにより、上記動作とは異なる動作
とを得て、形象物の意外性とユニークに富んだ動作を楽
しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る可動形象物の実施例を示す斜視
図、第2図は形象物本体に内装される可動機構の分解説
明図、第3図(a)(b)は可動の変化を示す説明図、
第4図は各センサスイッチの連継状態を示す回路図であ
る。 符号A……可動変換機構、1……可動形象物、2……形
象物本体、3……可動部、6……音センサスイッチ、8
……タッチセンサスイッチ、9……駆動部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記要件を備えることを特徴とする可動形
    象物。 (イ)可動形象物の形象物本体に、音、光等の外的刺激
    により感知するセンサスイッチと、タッチセンサスイッ
    チと、これらのセンサスイッチとタッチセンサスイッチ
    に応じて互いに異なる動作を行なわせる駆動部とが設け
    られていること。 (ロ)上記駆動部は、駆動モータの正回転と逆回転によ
    って、センサスイッチによる動作とタッチセンサスイッ
    チによる動作を変換させる可動変換機構を備えているこ
    と。
JP2201742A 1990-07-30 1990-07-30 可動形象物 Expired - Lifetime JP2582659B2 (ja)

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JPH0484986A JPH0484986A (ja) 1992-03-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02114984A (ja) * 1988-10-25 1990-04-27 Takara Co Ltd 動作玩具

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