JPH048956Y2 - - Google Patents

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JPH048956Y2
JPH048956Y2 JP16211086U JP16211086U JPH048956Y2 JP H048956 Y2 JPH048956 Y2 JP H048956Y2 JP 16211086 U JP16211086 U JP 16211086U JP 16211086 U JP16211086 U JP 16211086U JP H048956 Y2 JPH048956 Y2 JP H048956Y2
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JP
Japan
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gear
axle
switching
traveling
switching mechanism
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、玩具本体の前後進の切換に連繋し
て、玩具本体に形成した目玉体が所定角度宛回転
すると共に、玩具本体に形成した適宜動作機構が
動作切換機構を介して作動するように形成した走
行玩具に関する。
(従来の技術) 従来、走行機構を備え、その他の適宜動作機構
を備えてなるこの種の玩具は適宜提供されてい
る。例えば、実開昭56−1694号公報に記載されて
いるような横歩きしつつ一定の動作をする人形玩
具等がある。これは、動力装置による横歩きと同
時に、ほうきを動かすように構成されたものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、これは、横歩き動作とほうきを動か
す動作と連続して行われ、動作が単調となる難点
があつた。特に、この種の玩具にあつては、斬新
で興趣に富み、幼児等が長期間興味を持つて楽し
めるものでなくてはならない。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、モーター10の駆動回転力
が適宜減速されて伝達される駆動軸15に駆動歯
車31を固着し、この駆動歯車31に噛合する公
転歯車32を180度宛公転せしめることで、公転
歯車32が車軸40に固着した一対の車軸歯車4
1,42に交互に噛合して車軸40の前後進回転
が切換自在となるような前後進切換機構Aを形成
する。また、駆動軸15の回転力によつて回転せ
しめられる適宜切換用歯車(切換用大歯車61及
び切換用小歯車62)を揺動片50に軸支し、こ
の揺動片50が前後進切換機構Aに連繋して所定
角度宛揺動自在となるような動作切換機構Bを形
成する。そして、玩具本体T1に目玉体80を回
転自在に形成し、この目玉体80が前後進切換機
構Aに連繋して所定角度宛回転するような目玉体
回転機構Cを形成する。更に、動作切換機構Bの
適宜切換用歯車(切換用大歯車61或いは切換用
小歯車62)に係脱自在に噛合されることで作動
自在となる適宜動作機構を形成することにより、
斬新で興趣に富んだ玩具の提供を図る。
(作用) しかして、前後進切換機構Aにより、公転歯車
32が、駆動歯車31に噛合状態のまま180度宛
公転すると共に、一対の車軸歯車41,42に交
互に噛合して車軸40の前後進回転の切換が行わ
れる。また、前後進切換機構Aに連繋されている
動作切換機構Bにより、切換用歯車(切換用大歯
車61、切換用小歯車62)が軸支されている揺
動片50が所定角度宛揺動自在となると共に、切
換用歯車(切換用大歯車61或いは切換用小歯車
62)との噛合により適宜動作機構が作動する。
しかも、前後進切換機構Aに連繋して作動する目
玉体回転機構Cにより、動作機構に連動するよう
に目玉体80が所定角度宛回転する。
(実施例) 以下、本考案を図示例について説明する。
図中Tは、本考案の走行玩具を示し、この走行
玩具Tは、シヤーシ1と、シヤーシ1上に取付け
られる下部基盤2と、下部基盤2上に取付けられ
る上部基盤3と、前後方向に摺動自在となるよう
にシヤーシ1に取付けられる作動体4と、ボデイ
ー5とからなる玩具本体T1に、前後進切換機構
A、動作切換機構B、目玉体回転機構C、上下振
動走行機構D、蛇行走行機構E、発音機構Fを内
蔵したものである。
前後進切換機構Aは、モーター10の駆動軸に
固着された駆動歯車11の回転力が、減速歯車軸
12に固着された減速歯車13,14及び駆動軸
15に固着された減速歯車16を介して適宜減速
されて駆動軸15に伝達され、この駆動軸15の
下端部分に駆動歯車31を固着すると共に、駆動
軸15に駆動歯車30を回転自在に取付け、駆動
歯車31に噛合し且つ駆動歯車30下面に軸支さ
れる公転歯車32を形成し、駆動歯車30を180
度宛回転せしめることで、公転歯車32が駆動歯
車31を中心として180度宛公転して、駆動歯車
31を挟むように車軸40に所定間隔で固着され
ている一対の車軸歯車41,42に公転歯車32
が交互に噛合して車軸40の前後進回転が切換自
在となるように形成されている。
ところで、駆動歯車30を180度宛回転せしめ
て、公転歯車32を180度宛公転せしめるには、
駆動軸15に間欠歯車25を回転自在に取付ける
と共に、間欠歯車25と駆動歯車30とを連結す
る。そして、駆動軸15に固着した減速歯車17
に噛合する被動歯車21と、間欠歯車25に噛合
する駆動歯車22とを軸20の上下端部に夫々固
着し、駆動軸15の回転力が減速歯車17、被動
歯車21、軸20、駆動歯車22、間欠歯車25
を介して駆動歯車30に伝達され、駆動歯車30
が回転することで、公転歯車32が駆動歯車31
を中心として公転するようになる。更に、間欠歯
車25の歯部に、回転方向に於いて180度間隔に
配置される一対の切欠き26,26を設けて、駆
動歯車22と間欠歯車25の噛合状態が180度間
隔毎に解放されるように形成し、間欠歯車25の
所定位置に係止突起27を設け、この係止突起2
7が180度回転したところで交互に係止自在とな
る一対の係止部36,37を備えた作動片35を
前後方向に移動自在となるように下部基盤2に取
付ける。すなわち、係止突起27が作動片35の
一方の係止部36に係止されている状態にあると
きは、一方の切欠き26が駆動歯車22に噛合す
る部分に位置して駆動歯車22からの回転力の伝
達が遮断されると共に、公転歯車32が一方の車
軸歯車41の噛合して車軸40を前進回転せしめ
(第6図参照)、係止突起27が作動片35の他
方の係止部37に係止されている状態にあるとき
は、他方の切欠き26が駆動歯車22噛合する部
分に位置して駆動歯車22からの回転力の伝達が
遮断されると共に、公転歯車32が他方の車軸歯
車42に噛合して車軸40を後進回転せしめるよ
うに形成されている(第6図参照)。
尚、作動片35は、作動体4に係止され、作動
体4と共に移動する。そして、作動体4全体が前
方に移動している場合は、作動片35の一方の係
止部36に係止突起27が係止されると共に、公
転歯車32が一方の車軸歯車41に噛合して車軸
40を前進回転せしめ、車軸40両端部分に固着
した左右後輪43によつて走行玩具Tが前進す
る。また、前方に移動していた作動体4全体が後
方に移動した場合(例えば、前進状態にあつた走
行玩具Tの作動体4前部が障害物等に当接した場
合等)は、作動片35の一方の係止部36と係止
突起27との係止状態が解除され、駆動歯車31
からの回転力の伝達によつて公転歯車32を駆動
歯車31の回転方向に沿つて公転せしめようとす
る力により、駆動歯車30及び間欠歯車25が僅
かに回転すると駆動歯車22の噛合部分に位置し
ていた間欠歯車25の一方の切欠き26が移動
し、間欠歯車25と駆動歯車22とが噛合して、
駆動歯車22の回転力によつて間欠歯車25が回
転する。そして、間欠歯車25が180度回転する
と、間欠歯車25の他方の切欠き26が駆動歯車
22の噛合部分に位置すると共に、後方に移動し
た作動片35の他方の係止部37に係止突起27
が係止して、間欠歯車25の回転が阻止されて停
止する。このとき、公転歯車32は、180度公転
して一方の車軸歯車41との噛合状態が解除さ
れ、他方の車軸歯車42と噛合して車軸40を後
進回転せしめ、左右後輪43によつて走行玩具T
が後進する。
動作切換機構Bは、駆動軸15の回転力を、上
下振動走行機構Dや蛇行走行機構Eや発音機構F
等の適宜動作機構に伝達自在となるように構成さ
れたもので、駆動軸15に固着された駆動歯車4
5に噛合する切換用大歯車61と、この切換用大
歯車61上に固着される切換用小歯車62とから
なる切換用歯車を、基端部分に穿設された軸孔5
1を介して駆動軸15に揺動自在に取付けられる
揺動片50の略中央部分に軸60を介して軸支
し、更に、前後進切換機構Aの駆動歯車30に噛
合する中間歯車55を下部基盤2に軸支すると共
に、この中間歯車55に噛合するピン付歯車56
を下部基盤2に軸支し、ピン付歯車56上面に突
設した偏心ピン57を、揺動片50先端部分に穿
設した係合孔52に挿通せしめることで構成され
ている。
すなわち、ピン付歯車56は、前後進切換機構
Aによつて180度宛回転する駆動歯車30と中間
歯車55とを利用して、120度宛回転するように
形成されており、しかも、偏心ピン57は、中立
位置、右がわ寄り位置、左側寄り位置に順次停止
するように配設され、これによつて、揺動片50
が駆動軸15を中心として左右方向に揺動する。
そして、偏心ピン57が右がわ寄り位置で停止し
たときは、切換用大歯車61が上下振動走行機構
Dの被動歯車90に噛合し、偏心ピン57が左が
わ寄り位置で停止したときは、切換用大歯車61
が発音機構Fの被動歯車125に噛合すると共
に、切換用小歯車62が蛇行走行機構Eの中間歯
車110に噛合し、偏心ピン57が中立位置で停
止したときは、切換用大歯車61及び切換用小歯
車62は、いずれの歯車にも噛合しない状態とな
るように構成されている。
目玉体回転機構Cは、左右一対の目玉体80が
前後進切換機構Aに連繋して所定角度宛回転する
ように構成されたもので、動作切換機構Bのピン
付歯車56に噛合する中間歯車70を下部基盤2
に軸止し、この中間歯車70に夫々噛合する左右
一対の目玉回転用歯車72を下部基盤2に軸止
し、この目玉回転用歯車72夫々の上部に係止溝
部73を周設すると共に、目玉回転用歯車72上
方に軸71を突出せしめ、この軸71と、ボデイ
ー5に突設された軸突起84と、この軸突起84
に挿通される軸孔82とを介して左右目玉体80
を夫々回転自在に取付け、この目玉体80の係止
ピン83を係止溝部73に係止せしめて構成され
ている。すなわち、120度宛回転する動作切換機
構Bのピン付歯車56を利用して左右目玉回転用
歯車72が120度宛回転するように形成し、更に、
この目玉回転用歯車72と共に、左右目玉体80
も120度宛回転するように形成されている(第7
図及び第8図参照)。
とろこで、目玉体80には、回転方向に於いて
120度間隔毎に夫々異なる表示部81が施され、
この表示部81が目玉体80の120度宛の回転に
伴つて順次ボデイー5前方に向つて現出するよう
に形成されている。尚、図示例にあつては、表示
部81が怒つた表情、笑つた表情、泣いた表情を
夫々呈する目の模様となつている(第4図参照)。
また、目玉体80は、複数の係止ピン83の下端
部分が目玉回転用歯車72の係止溝部73を囲繞
するように弾発的に係止されていることにより、
目玉回転用歯車72に対して適宜位置で係止せし
めることができるように形成されており、左右の
目玉体80の表示部81の組合せ等を自由に換え
られるようにしてある。
上下振動走行機構Dは、動作切換機構Bを介し
て切換用大歯車61が係脱自在に噛合する被動歯
車90を下部基盤2と上部基盤3の間に軸止し、
この被動歯車90の下部にカム91を設け、この
カム91によつて上下方向に移動自在となる車軸
押圧体95を、シヤーシ1に形成した押圧体保持
部105に装着し、シヤーシ1の車軸案内溝10
6に沿つて上下に移動自在で且つその両端部分に
左右前輪101が固着されている車軸100を形
成し、この車軸100を車軸押圧体95によつて
強制的に上下に移動せしめることで、走行玩具T
前部が上下に振動するように構成されている(第
9図及び第10図参照)。
尚、図中92は、カム91側周面に突設した突
起で、この突起92は、基端が下部基盤2に固定
されている弾発発音片93の先端部分を弾いて当
接体94に当接せしめて、その当接音を適宜間隔
で発生させることができるように形成されてい
る。96は、上下に移動自在となるようにシヤー
シ1の押圧体保持部105で保持される車軸押圧
体95の基部で、97は、カム91に当接する車
軸押圧体95のカム当接部で、98は、車軸10
0に当接する車軸押圧体95の車押圧部で、99
は、カム91に逆つて車軸押圧体95全体を上方
へ押し上げるようにその弾発力を付勢する弾発ス
プリングである。
蛇行走行機構Eは、動作切換機構Bを介して切
換用小歯車62が係脱自在に噛合する中間歯車1
10を下部基盤2と上部基盤3との間に軸支し、
この中間歯車110に噛合する被動歯車112を
カム用軸111に固着すると共に、このカム用軸
111下端部分に偏心カム113を固着し、この
偏心カム113を介して前後方向に摺動せしめら
れる摺動片115を下部基盤2に取付け、摺動片
115前端部分に係止されている揺動レバー11
7を介して蛇行用車輪120が左右に揺動して走
行玩具Tが蛇行するように構成されている(第1
図及び第12図参照)。図中116は、偏心カム
113が収容できるように摺動片115に切欠し
たカム当接溝である。
発音機構Fは、動作切換機構Bを介して切換用
大歯車61に係脱自在に噛合する被動歯車125
をカム用軸111に回転自在に取付け、この被動
歯車125に伝達される回転力を、中間歯車軸1
26の上下端部分に夫々固着される中間歯車12
7,128を介して、カム用軸111の上端部分
に回転自在に取付けられている中間歯車127に
伝達し、更に、ピン付歯車129上面に突設した
偏心ピン130を、前後方向に揺動自在となるよ
うに上部基盤3上に取付けられている揺動体13
5の係合孔136に挿通し、ピン付歯車129の
回転によつて揺動体135を揺動せしめると共
に、この揺動体135によつて鳥笛の如き発音体
140を繰返し圧迫して発音させることができる
ように構成されている(第11図及び第13図参
照)。
本考案は、前述の如く構成されており、次にそ
の使用について説明すると、先ず、怒つた表情の
目を呈する表示部81が現出し、動作切換機構B
のピン付歯車56の偏心ピン57が中立位置にあ
つて、走行玩具Tが前進しているとき、この走行
玩具T前部が適宜障害物に衝突すると、作動体4
が後方に移動し、作動片35を介して前後進心切
換機構Aが作動し、公転歯車32が180度公転し
て他方の車軸歯車42に噛合し、後輪43を後進
回転させる。しかも、これと同時に動作切換機構
Bが作動し、ピン付歯車56が120度回転して偏
心ピン57が右がわ寄り位置に移動すると、目玉
体回転機構Cが作動して目玉体80が120度回転
し、笑つている表情の目を呈する表示部81が現
出すると共に、上下振動走行機構Dが作動して、
走行玩具Tが後進しながら走行玩具T前部が上下
に振動し、更に、弾発発音片93を突起92で弾
いて音を発生する。
そして、この走行玩具T後部が適宜障害物に衝
突すると、作動体4が前方に移動し、作動片35
を介して前後進心切換機構Aが作動し、公転歯車
32が180度公転して一方の車軸歯車41に噛合
し、後輪43を前進回転させる。これと同時に、
動作切換機構Bが作動してピン付歯車56が120
度回転し偏心ピン57が左がわ寄り位置に移動す
ると、目玉体回転機構Cが作動して目玉体80が
120度回転し、泣いた表情の目を呈する表示部8
1が現出し、更に、蛇行走行機構Eが作動して走
行玩具Tが前進しながら左右に蛇行すると共に、
発音機構Fが作動して発音体140から音が繰返
し発せられるようになる。
また、この走行玩具T前部が適宜障害物に衝突
すると、怒つた表情を呈す表示部81が現出し、
走行玩具Tは後進する。
すなわち、走行玩具Tが衝突する毎に、前後進
切換機構Aが前後進の切換を行い、目玉体回転機
構Cが目玉体80を120度宛回転せしめ、動作切
換機構Bが、上下振動走行機構Dと、蛇行走行機
構E及び発音機構Fとを無作動状態を含めて順次
作動せしめる。
ところで、前後進切換機構A、動作切換機構
B、目玉体回転機構C、上下振動走行機構D、蛇
行走行機構E、発音機構Fの具体的構成及び玩具
本体T1自体の形状、大きさ、作動体4、ボデイ
ー5の具体的形状等は図示例に限定されるもので
はなく、適宜自由に設定できるものである。尚、
図示例にあつては、玩具本体T1全体が自動車の
形態を呈するように構成してあるが、これに限定
されるものではなく、例えば、ロボツトの如き形
態、或いはその他の適宜形態とすることができ
る。
また、目玉体回転機構C、上下振動走行機構
D、蛇行走行機構E、発音機構F相互の組合せ等
も適宜自由に設定できる。
[考案の効果] 従つて、本考案は、モーター10の駆動回転力
が適宜減速されて伝達される駆動軸15に駆動歯
車31を固着し、この駆動歯車31に噛合する公
転歯車32を180度宛公転せしめることで、公転
歯車32が車軸40に固着した一対の車軸歯車4
1,42に交互に噛合して車軸40の前後進回転
が切換自在となるような前後進切換機構Aを形成
し、駆動軸15の回転力によつて回転せしめられ
る適宜切換用歯車(切換用大歯車61及び切換用
小歯車62)を揺動片50に軸支し、この揺動片
50が前後進切換機構Aに連繋して所定角度宛揺
動自在となるような動作切換機構Bを形成し、目
玉体80が前後進切換機構Aに連繋して所定角度
宛回転するような目玉体回転機構Cを形成し、動
作切換機構Bの切換用歯車(切換用大歯車61或
いは切換用小歯車62)に係脱自在に噛合される
ことで作動自在となる動作機構を形成したので、
前後進切換機構Aの作動と共に、目玉体回転機構
Cが作動し、更に、動作切換機構Bを介して適宜
動作機構が作動し、走行玩具Tに於いて複雑な動
作を簡単且つ確実に行えるようになり、非常に興
趣に富んだ玩具となつて、幼児等が飽きることな
く長期間興味を持つて楽しむことができる。特
に、目玉体回転機構Cによつて目玉体80が所定
角度宛回転するので、非常のユーモラスな玩具と
なる。しかも、一つのモーター10だけで全部の
動作を確実に行うことができる。
また、前後進切換機構Aによつて走行玩具Tの
前後進切換が確実に行え、しかも、この前後進切
換機構Aによれば、モーター10の回転方向を一
定にしたままで走行玩具Tの前後進切換が簡単に
行え、更に、その構成自体を簡素にできるように
なる。
尚、動作機構を複数形成し、その動作機構の一
つを、前輪101がシヤーシ1に対して上下に振
動自在となるように形成された上下振動走行機構
Dとすることにより、走行玩具T前部が上下に振
動しながら走行できるようになる。
また、動作機構の一つを、蛇行用車輪120が
左右に揺動を繰返すように形成された蛇行走行機
構Eとすることにより、走行玩具Tが左右に蛇行
しながら走行できるようになる。
更に、動作機構の一つを、発音体140から音
が発生するように形成された発音機構Fとするこ
とにより、走行玩具Tが走行しながら音を発生さ
せることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を例示するもので、第1図は分解
斜視図、第2図は内部機構を示す正面図、第3図
は内部機構を示す側面図、第4図は内部機構を示
す平面図、第5図は前後進切換機構を示す概略側
面図、第6図は前後進切換機構を示す概略底面
図、第7図は動作切換機構及び目玉体回転機構を
示す概略正面図、第8図は動作切換機構及び目玉
体回転機構を示す概略平面図、第9図は上下振動
走行機構を示す概略側面図、第10図は上下振動
走行機構を示す概略平面図、第11図は蛇行走行
機構及び発音機構を示す概略正面図、第12図は
蛇行走行機構を示す概略平面図、第13図は発音
機構を示す概略平面図である。 T……走行玩具、T1……玩具本体、1……シ
ヤーシ、2……下部基盤、3……上部基盤、4…
…作動体、5……ボデイー、A……前後進切換機
構、B……動作切換機構、C……目玉体回転機
構、D……上下振動走行機構、E……蛇行走行機
構、F……発音機構、10……モーター、11…
…駆動歯車、12……減速歯車軸、13……減速
歯車、14……減速歯車、15……駆動軸、16
……減速歯車、17……減速歯車、20……軸、
21……被動歯車、22……駆動歯車、25……
間欠歯車、26……切欠き、27……係止突起、
30……駆動歯車、31……駆動歯車、32……
公転歯車、35……作動片、36……係止部、3
7……係止部、40……車軸、41……車軸歯
車、42……車軸歯車、43……後輪、45……
駆動歯車、50……揺動片、51……軸孔、52
……係合孔、55……中間歯車、56……ピン付
歯車、57……偏心ピン、60……軸、61……
切換用大歯車、62……切換用小歯車、70……
中間歯車、71……軸、72……目玉回転用歯
車、73……係止溝部、80……目玉体、81…
…表示部、82……軸孔、83……係止ピン、8
4……軸突起、90……被動歯車、91……カ
ム、92……突起、93……弾発発音片、94…
…当接体、95……車軸押圧体、96……基部、
97……カム当接部、98……車軸押圧部、99
……弾発スプリング、100……車軸、101…
…前輪、105……押圧体保持部、106……車
軸案内溝、110……中間歯車、111……カム
用軸、112……被動歯車、113……偏心カ
ム、115……摺動片、116……カム当接溝、
117……揺動レバー、120……蛇行用車輪、
125……被動歯車、126……中間歯車軸、1
27……中間歯車、128……中間歯車、129
……ピン付歯車、130……偏心ピン、135…
…揺動体、136……係合孔、140……発音
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モーターの駆動回転力が適宜減速されて伝達
    される駆動軸に駆動歯車を固着し、この駆動歯
    車に噛合する公転歯車を180度宛公転せしめる
    ことで、公転歯車が車軸に固着した一対の車軸
    歯車に交互に噛合して車軸の前後進回転が切換
    自在となるような前後進切換機構を形成し、駆
    動軸の回転力によつて回転せしめられる切換用
    歯車を揺動片に軸支し、この揺動片が前後進切
    換機構に連繋して所定角度宛揺動自在となるよ
    うな動作切換機構を形成し、目玉体が前後進切
    換機構に連繋して所定角度宛回転するような目
    玉体回転機構を形成し、動作切換機構の切換用
    歯車に係脱自在に噛合されることで作動自在と
    なる動作機構を形成したことを特徴とする走行
    玩具。 2 動作機構を複数構成し、その一つを、前輪が
    シヤーシに対して上下に振動自在となるように
    形成された上下振動走行機構とした実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の走行玩具。 3 動作機構を複数構成し、その一つを、蛇行用
    車輪が左右に揺動を繰返すように形成された蛇
    行走行機構とした実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の走行玩具。 4 動作機構を複数構成し、その一つを、発音体
    から音が発生するように形成された発音機構と
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の走行
    玩具。
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