JP2839346B2 - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JP2839346B2
JP2839346B2 JP2239357A JP23935790A JP2839346B2 JP 2839346 B2 JP2839346 B2 JP 2839346B2 JP 2239357 A JP2239357 A JP 2239357A JP 23935790 A JP23935790 A JP 23935790A JP 2839346 B2 JP2839346 B2 JP 2839346B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H17/00Toy vehicles, e.g. with self-drive; ; Cranes, winches or the like; Accessories therefor
    • A63H17/26Details; Accessories
    • A63H17/34Arrangements for imitating the noise of motors

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、スイッチキーの回動切換操作によって走
行する走行玩具に関するもので、さらに詳しくは、スイ
ッチキーの回動切換操作によって始動音とエンジン音と
を選択的に発生できる走行玩具に関するものである。
[従来の技術] 従来から、種々な乗り物を模した走行玩具が提供さ
れ、子供等に楽しまれている。この種の走行玩具とし
て、例えば、自動車を模した自動車玩具は最も人気の高
い玩具である。この種の走行玩具は自動車を形どったボ
ディ内部に設けられたモータ(動力手段)により、車輪
を駆動し、走行するように構成されている。
ところで、この種の走行玩具を購入する子供の心理と
しては、自動車等の乗り物を自分自身の玩具という形で
保有したいという欲求と共に、大人が自動車を運転する
動作を真似したいという欲求が強い。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来から、提案されている走行玩具
は、外観形状が乗り物の形をしており、その玩具が単に
エンジンの疑似音(以下エンジン音と称する。)をたて
て動くにすぎなかったため、上記欲求を満たすことがで
きない問題点があった。
この発明は、こうした従来の問題点に鑑みてなされた
もので、実際の乗り物の操作を真似ることができ、あた
かも自分が自動車を運転しているが如き感覚を味わうこ
とができる走行玩具を提供することを主たる目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の走行玩具は、スイッチキーの回動切換操作に
よって走行する走行玩具において、動力手段および動力
伝達機構と、前記動力手段からの動力を前記動力伝達機
構を介して受けて、始動音を発生させる始動音発生機
構、およびエンジン音を発生させるエンジン音発生機構
と、前記スイッチキーにより回動操作されてオフ、オ
ン、スタートの順に3段階にポジションを切り換えられ
前記オフのポジションから前記スタートのポジションへ
の切換えに連動して前記動力手段をオン状態に変換させ
るとともに前記スタートのポジションから前記オンのポ
ジションへの戻りによっても前記動力手段を前記オン状
態に維持させるスイッチ機構と、該スイッチ機構の切換
えに連動動作して、前記スタートのポジションで前記動
力伝達機構を前記始動音発生機構に、一方、前記オンの
ポジションで前記動力伝達機構を前記エンジン音発生機
構に選択的に連結させる発音切換機構とを備え、前記始
動音発生機構は、前記動力手段からの動力によって回転
する歯車と発音ベロの先端との擦れにより前記始動音を
発生するように構成され、一方、前記エンジン音発生機
構は、前記動力手段からの動力によって回転する羽根車
により振動片を振動させ、この振動により太鼓を打撃す
ることによりエンジン音を発生するように構成されてい
るものである。
[作用] 本発明の走行玩具によれば、スイッチキーを回動切換
操作してスタートのポジションに戻ったときに作動さ
れ、その際には始動音が発せられる。また、スイッチキ
ーがオンのポジションになったときにはエンジン音が発
せられる。
つまり、実際の自動車の如く、始動時にはセル音が、
また、走行時等にはエンジン音が発せられるので、あた
かも自分が自動車を運転しているが如き感覚を味わうこ
とができる。
[実施例] 第1図にはこの発明の実施例に係る走行玩具1の全体
斜視図が示されている。
この実施例に示す走行玩具1は自動車を模した外観を
していて、スイッチキー2をオフ(OFF)のポジション
からオン(ON)のポジションを経由してスタート(STAR
T)のポジションまで回転操作することにより初めて作
動が開始され、その際同時に、始動音(実際の自動車に
おけるセル音)が発せられるようになっている。次に、
スイッチキー2により手を離すと、スイッチキー2はス
タートのポジションからオンのポジションまで自動的に
戻り、先の始動音がエンジン音に変わるとともに、車体
3が左右に揺動(横揺れ)することになる。ここまでの
状態では、シフトレバー4を「イ」のポジションにある
が、この状態から、今度は、シフトレバー4は「ロ」,
「ハ」のポジションに段階的にシフトすると、エンジン
音が段階的に高くかつ速くなるとともに、車体3の左右
の揺動も段階的に小さくかつ忙しくなる。そして、その
後に、シフトレバー4を「ニ」のポジションにすると、
エンジン音がさらに高くなるとともに、先の車体3の左
右の揺動がなくなり、今度は、走行玩具1が走行するこ
ととなる。
また、この走行玩具1では、シフトレバー4のシフト
操作にともなって、タコメータ5およびスピードメータ
6の表示が変わるとともに、ハンドル7の操作によって
走行方向を変えることも可能である。
次に、前記走行玩具1の構造を具体的に説明する。
(1)車体3について 車体3は、第2図に示すように、車体3下部を構成す
るシャーシ31と、自動車の主たる外観を構成するカバー
32と、シャーシ31およびカバー32内に設置され車体3内
を下室3aおよび上室3bに仕切る機枠33と、機枠33の後部
上側に積載された状態で設けられ前記カバー32後部上面
に設けられた開口32aから露出するインストルメントパ
ネル34とから構成されている。
ここで、シャーシ31の側部にはその前部および後部に
それぞれ前輪9aおよび後輪9bが付設されている。後輪9b
の車軸10は、特に、シャーシ31側壁に設けた縦長の長孔
31aに挿入された状態で支持されている。カバー32の天
井部分に設けられた開口32bからはシフトレバー4の上
端部が突出している。一方、インストルメントパネル34
には第1図に示すようにタコメータ5、スピードメータ
6およびハンドル7が付設されている。
また、車体3内には、第3図に示す分解図に示すよう
に、電源となる電池21、動力手段となるモータ22、およ
び各種機構が設けられている。この各種機構には、スイ
ッチ機構100、動力伝達機構200、始動音発生機構300、
エンジン音発生機構400、始動音・エンジン音切換機構
(発音切換機構)500、車体揺動機構600、走行機構70
0、エンジン音高さ切換機構800、揺動・走行切換機構90
0、表示機構1000、走行方向切換機構1100が含まれる。
以下、その各機構について説明する。
(2)スイッチ機構100について スイッチ機構100はモータ22をオン、オフさせるもの
であり、第3図および第4図に示すように、スイッチキ
ー2によって回動されるキードラム101と、このキード
ラム101の回動動作により車体3の前後方向に往復動さ
れるスライダ103と、このスライダ103の往復動作によっ
てモータ22と電池21との接続および断続を行なわしめる
起動リング104、従動リング105および接続片106とから
構成されている。
キードラム101は自身の軸心を中心に回動可能となる
ように機枠33の上側に設置されている。このキードラム
101に対してはオフのポジション(第5図の平面図参
照)の所でのみスイッチキー2が抜差し可能となってい
る。つまり、機枠33には、第6図の横断面図に示すよう
に、オフのポジションでスイッチキー2の先端部を受容
できるような大きな径を持ちかつその他のポジションで
はスイッチキー2の先端部の受容が不能となるような小
さな径を持つ開口33aが形成されている。したがって、
第7図(A)に示すように、キードラム101がオフのポ
ジションではスイッチキー2が抜差し可能となり、一
方、第7図(B)に示すように、キードラム101がオン
およびスタートのポジションではスイッチキー2が抜差
し不能となる。
また、キードラム101の周面下部には第4図および第
5図に示すように舌片102が半径方向外方へ向けて突設
され、この舌片102に穿設された長孔102aには機枠33上
に設けられたスライダ103後端部下側に垂設されたピン1
03a先端が係合している。そうして、スイッチキー2と
一体的にキードラム101がオフのポジションからスター
トのポジションに向けて回動動作するのに伴って、スラ
イダ103が車体3に対して前方へ順次に移動されるよう
に構成されている(第8図参照)。
スライダ103の一側面には第3図および第8図に示す
ように上方へ向けて突出する突片103aが付設され、この
突片103aに穿設された長孔103bには、モータ22に回動動
作可能に外嵌される起動リング104に付設された舌片104
aのピン104b先端が係合している。
起動リング104は大内径部およびそれに連続する小内
径部を持ち、大内径部には従動リング105が内嵌され、
この状態で起動リング104および従動リング105はモータ
22に外嵌されているが、この際、従動リング105はモー
タ22に固定される。なお、起動リング104および従動リ
ング105を嵌合した状態では、起動リング104の大内径部
(従動リング105との嵌合部)に設けた上側切込み部104
cから、上記従動リング105の位置決め用突起105a,105b,
105cが所定の間隔をおいて突出しており、一方、前記起
動リング104の小内径部に設けた下側切込み段部104d
(第3図参照)には、前記従動リング105側面に付設さ
れた突起部105dが遊びを持って嵌合している。その結
果、スライダ103が往復動される際、モータ22に対して
起動リング104のみが回転したり、起動リング104、従動
リング105およびモータハウジングが一体的に回転した
りすることとなる。
以上の構成によって、モータ22がオン、オフされるこ
とになる。
つまり、従動リング105における位置決め用突起105a,
105b間の凹部Bは、モータ22後端部に設けた一対の端子
片22a,22bのうち上側の端子片22aに対応する位置に存在
するようにされている。また、下側端子片22bは、モー
タハウジングの回動動作に関係なく、電池収納部(図示
せず)における正極端子板107aに常時接続されている。
他方、モータ22の上側に設置される二股状の接続片106
の端子106a,106bのうち一方の端子106bは、モータハウ
ジングの回動動作に関係なく、電池収納部(図示せず)
における負極端子板107bにモータハウジングを介して常
時接続されている。他方、接続片106の他方の端子106a
はモータハウジングの回動動作によって前記モータ22の
上側端子片22aに適宜接触されるようになっている。
先ず、スイッチキー2がオフのポジションにある状態
では、第9図(A)に示すように、位置決め用突起105
a,105b,105cによって形成される凹部A,Bのうち一方の凹
部Bに端子106aの爪が嵌まり合っている。また、スイッ
チキー2のオフのポジションからオンのポジションに移
行する間は、前記起動リング104の切込み段部104dの端
部に前記従動リング105の突起部105dが接触した状態で
はなく(オンのポジションに移行したときに初めて前記
起動リング104の切込み段部104dの端部に前記従動リン
グ105の突起部105dが接触する)、起動リング104のみが
回転するので、従動リング105ひいてはモータハウジン
グは回転せず、オンのポジションでは、第9図(B)に
示すように、依然として、凹部Bに端子106aの爪が嵌ま
り合った状態にある。つまり、このオンのポジションで
は未だモータ22がオンされない。次に、スイッチキー2
がオンのポジションからスタートのポジションに移行す
るときには、切込み段部104dの端部に前記従動リング10
5の突起部105dが既に接触の状態にあるので、起動リン
グ104によって従動リング105ひいてはモータハウジング
が回転させられ、スタートのポジションでは、第9図
(C)に示すように、今度は、凹部Aに端子106aに爪が
嵌まり合うこととなる。これによって端子106aと端子片
22aが接続され、モータ22がオンされることになる。ま
た、スイッチキー2が反対にスタートのポジションから
オンポジションに移行する間は、前記起動リング104の
切込み段部104dの端部に前記従動リング105の突起部105
dが接触した状態ではなく(オンのポジションに移行し
たときに初めて前記起動リング104の切込み段部104dの
端部に前記従動リング105の突起部105dが接触する)、
起動リング104のみが回転するので、従動リング105ひい
てはモータハウジングは回転せず、オンのポジションで
は、第9図(B)に示すように、依然として、凹部Aに
端子106aの爪が嵌まり合った状態にある。つまり、この
戻りのオンのポジションではモータ22のオン状態が維持
される。
なお、スイッチキー2がオンポジションからオフポジ
ションに移行するときには、切込み段部104dの端部に前
記従動リング105の突起部105dが既に接触の状態にある
ので、起動リング104によって従動リング105ひいてはモ
ータハウジングが回転されられ、スタートのポジション
では、第9図(D)に示すように、今度は、凹部Bに端
子106aの爪が嵌まり合うこととなる。これによって端子
106aと端子片22aが断続され、モータ22がオフされるこ
とになる。
(3)動力伝達機構200について この動力伝達機構200は、第3図および第10図に示す
ように、モータ22の駆動歯車22bに噛合する歯車201と、
当該歯車201が周面に形成されたディスク側面に形設さ
れたラチェット歯車群202と、前記ディスクを一端で支
持する軸203の多端側に設けられた歯車204と、前記ラチ
ェット歯車群202に噛合され回転動力の方向を変える歯
車205と、当該歯車205と同軸206に設けられた歯車207
と、当該歯車207に噛合する歯車208と、当該歯車208と
同軸209に設けられた歯車210から構成されている。そし
て、この動力伝達機構200では、歯車204を通じて始動音
発生機構300への動力伝達が、一方、前記ラチェット歯
車群202を通じてエンジン音発生機構400、車体揺動機構
600および走行機構700への動力伝達がなされるようにさ
れている。ここで、始動音発生機構300への動力伝達
と、エンジン音発生機構400等への動力伝達とは、始動
音・エンジン音切換機構500によって択一的に行われる
ようになっているが、始動音・エンジン音切換機構500
の作動しない状態、即ち初期状態(オフのポジション)
では、図示しないスプリングの作用によって、前記ラチ
ェット歯車群202が歯車205に噛合している。換言すれ
ば、歯車204は始動音発生機構300とは連結されていな
い。
(4)始動音発生機構300について この始動音発生機構300は、第3図および第10図に示
すように、前記動力伝達機構200の歯車204に噛合される
大径歯車301と、当該大径歯車301と一体的に回転する小
径歯車302と、当該小径歯車302に先端が接触する発音ベ
ロ303とから構成されている。そして、この始動音発生
機構300では、始動音・エンジン音切換機構500が作動
(スタートのポジションのときに作動)して歯車204に
大径歯車301が歯合したとき、小径歯車302の回転に伴う
当該歯車302と発音ベロ303との擦れによってセル音に似
せた始動音を発するようになっている。
(5)エンジン音発生機構400について このエンジン音発生機構400は、第3図および第10図
に示すように、前記動力伝達機構200の軸209に固着され
た羽根車401と、この羽根車401の回転に伴ってエンジン
音を発生する太鼓402とからなる。
ここで、太鼓402は、特に制限はされないが、筒体402
aにゴムキャップ402bを被せてなる。この太鼓402には、
振動片402cが取り付けられており、この振動片402cの振
動片402c先端は羽根車401の羽根に接触している。
そして、このエンジン音発生機構400では、オンのポ
ジションで動力伝達機構200の軸209が回転した際に、羽
根車401の回転に伴って、振動片402cを振動させ、その
振動によってゴムキャップを打撃してエンジン音を発す
るようになっている。
(6)始動音・エンジン音切換機構500について この始動音・エンジン音切換機構500は、第3図およ
び第11図に示すように、短冊状の板を適宜切り欠いてな
る揺動レバー501を含んで構成されている。この揺動レ
バー501はその中ほどで軸支されており、揺動レバー501
下端に設けた凹部501aには、動力伝達機構200の軸203に
膨出して設けた凸部502が係合している。一方、揺動レ
バー501上端と前記スイッチ機構100を構成するスライダ
103先端との間にはスプリング503が掛けられており、ス
ライダ103がスタートのポジションまで移動したとき、
動力伝達機構200の歯車204を始動音発生機構300の大径
歯車301に噛合させるようにされている。
つまり、この始動音・エンジン音切換機構500では、
図示しないスプリングの作用によって当初エンジン音発
生機構400に連結されていた動力伝達機構200を、スター
トのポジションのときだけ始動音発生機構300に連結さ
せ、これにより始動音とエンジン音の切換えを行なうこ
とができるようにされている。
(7)揺動機構600について この揺動機構600は、第3図および第10図に示すよう
に、動力伝達機構200末端の歯車210に噛合される大径歯
車601と、当該大径歯車601と一体的に回転する小径歯車
602と、当該小径歯車602に噛合される歯車603と、当該
歯車603と一体的に回転する三角柱状カム604とから構成
されている。
ここで、三角柱状カム604は、車体3の左寄り位置で
車軸10に接触している。
そして、この揺動機構600では、三角柱状カム604の回
転によって車軸10に対して車体3を揺動できるようにさ
れている。
(8)走行機構700について この走行機構700は、第3図および第10図に示すよう
に、動力伝達機構200末端の歯車210に噛合され回転動力
の方向を変えるクラウン701と、当該クラウン701と一体
的に回転する歯車702とを含んで構成され、歯車702は車
軸10に固定された歯車10aに噛合している。
そして、この走行機構700では、クラウン701が動力伝
達機構200によって回転することにより、走行玩具1を
走行させることができるようにされている。なお、第14
図に示すように、この走行機構700のクラウン701および
歯車702と同軸にクラッチ703が取り付けられ、後輪9bの
逆転の際のクラウン701の保護が図られている。
(9)エンジン音高さ切換機構800および揺動・走行切
換機構900について このうちエンジン音高さ切換機構800は、シフトレバ
ー4のシフト操作に伴って、前記動力伝達機構200のラ
チェット歯車202a,202b,202c,202c,202dと歯車205との
噛合関係を変えてエンジン音の高さを変えるようにされ
ている。
つまり、シフトレバー4の位置を第12図および第13図
に示すように「イ」のポジションから「ロ」、「ハ」、
「ニ」に順次にシフトさせると、シフトレバー4は軸90
1を中心に揺動して軸209を車体3前方へ順次に押し出
す。そして、ラチェット歯車202aに噛合している歯車20
5をラチェット歯車202b,202c,202c,202dに順次に噛合切
換させる。このとき、モータ22の回転数は一定であるか
ら、ラチェット歯車202a,202b,202c,202c,202dの順に歯
車205ひいては羽根車401の回転数は増加し、太鼓402を
打撃する回数も増加し、そのエンジン音が順次に高い音
に変化することとなる。
一方、揺動・走行切換機構900は、シフトレバー4の
シフト操作に伴う軸206の移動を通じて、軸902を中心と
して揺動板901を揺動させ、スプリング209aにより通常
は揺動機構600に連結されている動力伝達機構100を第12
図および第14図に示すように走行機構700と連結させる
ものである。
この動力伝達機構100と走行機構700との連結はシフト
レバー4のポジションが「ニ」のときだけ行なわれる。
その他のポジションのときには、動力伝達機構100は揺
動機構600と連結されている。
(10)表示機構1000について この表示機構1000(第3図参照)は、シフトレバー4
に付設されたピン4aに長孔1001aで係合するスライダ100
1を有し、シフトレバー4のシフト操作によって機枠33
上を車体3の前後方向へスライダ1001を移動させること
により、当該スライダ1001側面に形成されたラック1002
に噛合するタコメータ軸5aを回転させ、さらに、タコメ
ータ5下側の偏心位置に垂設されたピン5bとスピードメ
ータ6下側の偏心位置に垂設されたピン6bに各端が係合
するリンク1003を介して、スピードメータ6を軸6aを中
心として回転させるようになっている。
(11)走行方向切換機構1100について この走行方向切換機構1100では、第3図および第15図
に示すように、ハンドル7の軸7a下端部に付設された捩
じれ歯車1101を通じて、ハンドル7の回転動力を歯車11
02により鉛直軸回りの回転動力に変え、さらに当該回転
動力を揺動板1103によってスライダ1104の前後方向移動
に変える。そして、このスライダ1104の前後方向移動を
左側の前輪9aの支持軸1105aの回動動作に変え、さら
に、四節回転連鎖機構1106によって支持軸1105bを通じ
て右側の前輪9aの回動動作に変えるようになされてい
る。
ここで、スライダ1104の前後方向移動を左側の前輪9a
の支持軸1105aの回動動作に変えるにあたり、スライダ1
104と支持軸1105aに偏心して設けられたピン1108とを係
合させるにあたり、第16図に示すように、三日月状の孔
1107を通じて行なっている。したがって、一旦ハンドル
7によって切換られた前輪9aは次のハンドル7の操作が
あるまではその状態を維持することになる。
(12)実施例の効果 スイッチキー2を回動切換操作してスタートのポジシ
ョンにしたときに作動され、その際には始動音が発せさ
れ、一方、スイッチキー2がオンのポジションになった
ときにはエンジン音が発せられるので、あたかも自分が
自動車を運転しているが如き感覚を味わうことができ
る。
また、シフトレバー4のシフト操作によってエンジン
音の高さが変化するとともに、走行前には車体3の揺動
が起こるので、より臨場感が醸しだされることになる。
また、スイッチキー2を用いなければ、走行玩具を駆
動させることができないので、玩具の所有意識を高める
ことができる。
なお、本発明は以上の実施例に限定されず、発明の趣
旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、前記実施例では、走行玩具として自動車玩具
を示したが、船や飛行機などであってもよいことは勿論
である。
また、前記実施例では、スイッチ機構100の構成要素
として、スタートのポジションでのみオンし、戻りのオ
ンのポジションで当該オン状態を維持させるため、起動
リング104と従動リング105とを含んでいるが、スタート
のボジションでのみオンし、戻りのオンのポジションで
当該オン状態を維持させることができる構造であれば、
起動リング104および従動リング105に限定されない。
[発明の効果] 本発明の走行玩具は、スイッチキーの回動切換操作に
よって走行する走行玩具において、動力手段および動力
伝達機構と、前記動力手段からの動力を前記動力伝達機
構を介して受けて、始動音を発生させる指導音発生機
構、およびエンジン音を発生させるエンジン音発生機構
と、前記スイッチキーにより回動操作されてオフ、オ
ン、スタートの順に3段階にポジションを切り換えられ
前記オフのポジションから前記スタートのポジションへ
の切換えに連動して前記動力手段をオン状態に変換させ
るとともに前記スターとトのポジションから前記オンの
ポジションへの戻りによっても前記動力手段を前記オン
状態に維持させるスイッチ機構と、該スイッチ機構の切
換えに連動動作して、前記スタートのポジションで前記
動力伝達機構を前記始動音発生機構に、一方、前記オン
のポジションで前記動力伝達機構を前記エンジン音発生
機構に選択的に連結させる発音切換機構とを備え、前記
始動音発生機構は、前記動力手段からの動力によって回
転する歯車と発音ベロの先端との擦れにより前記始動音
を発生するように構成され、一方、前記エンジン音発生
機構は、前記動力手段からの動力によって回転する羽根
車により振動片を振動させ、この振動により太鼓を打撃
することによりエンジン音を発生するように構成されて
いるので、あたかも自分が自動車を運転しているが如き
感覚を味わうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は実施例の走行玩具の説明図であり、 第1図はこの発明に係る走行玩具を自動車に適用した場
合の一実施例を示す全体斜視図、 第2図は第1図の走行玩具の縦断面図、 第3図は車体内部機構の分解斜視図、 第4図はスイッチ機構の分解斜視図、 第5図はスイッチ機構のスイッチドラム近傍の平面図、 第6図はキードラムの横断面図、 第7図(A),(B)はスイッチキー、スイッチドラム
および機枠の関係を示す縦断面図、 第8図はスイッチ機構全体の側面図、 第9図(A)〜(D)はモータのオン、オフの原理説明
のためのモータおよびその近傍の一部切欠き側面図、 第10図は動力伝達機構、始動音発生機構、エンジン音発
生機構、揺動機構および走行機構等を示す斜視図、 第11図は発音切換機構の正面図、 第12図はエンジン音高さ切換機構および揺動・走行切換
機構の側面図、 第13図はシフトレバーによるシフト操作を説明するため
の平面図、 第14図は走行玩具の横断面図、 第15図は走行方向切換機構の分解斜視図、 第16図は車体のカバーを取り除いた状態を示す斜視図で
ある。 1……走行玩具、2……スイッチキー、100……スイッ
チ機構、200……動力伝達機構、300……始動音発生機
構、400……エンジン音発生機構、500……始動音・エン
ジン音切換機構(発音切換機構)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチキーの回動切換操作によって走行
    する走行玩具において、動力手段および動力伝達機構
    と、前記動力手段からの動力を前記動力伝達機構を介し
    て受けて、始動音を発生させる始動音発生機構、および
    エンジン音を発生させるエンジン音発生機構と、前記ス
    イッチキーにより回動操作されてオフ、オン、スタート
    の順に3段階にポジションを切り換えられ前記オフのポ
    ジションから前記スタートのポジションへの切換えに連
    動して前記動力手段をオン状態に変換させるとともに前
    記スタートのポジションから前記オンのポジションへの
    戻りによっても前記動力手段を前記オン状態に維持させ
    るスイッチ機構と、該スイッチ機構の切換えに連動動作
    して、前記スタートのポジションで前記動力伝達機構を
    前記始動音発生機構に、一方、前記オンのポジションで
    前記動力伝達機構を前記エンジン音発生機構に選択的に
    連結させる発音切換機構とを備え、前記始動音発生機構
    は、前記動力手段からの動力によって回転する歯車と発
    音ベロの先端との擦れにより前記始動音を発生するよう
    に構成され、一方、前記エンジン音発生機構は、前記動
    力手段からの動力によって回転する羽根車により振動片
    を振動させ、この振動により太鼓を打撃することにより
    エンジン音を発生するように構成されていることを特徴
    とする移動玩具。
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