JPH07163761A - 玩具用の車 - Google Patents
玩具用の車Info
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- JPH07163761A JPH07163761A JP34224493A JP34224493A JPH07163761A JP H07163761 A JPH07163761 A JP H07163761A JP 34224493 A JP34224493 A JP 34224493A JP 34224493 A JP34224493 A JP 34224493A JP H07163761 A JPH07163761 A JP H07163761A
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- chassis
- cover
- spring
- car
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ゲーム中に分解することもある玩具用の車を
提供する。 【構成】 カバー４の他端に形成されシャーシー３の係
合部１０と離脱可能に係合するフック機構を設け、カバ
ー４の係止受部にシャーシー３の係止部１０を係止し、
カバー４をシャーシー３の係止部を中心にバネの弾性力
に反して回動し、カバー４の内側面でバネ１１を折り曲
げ、スイッチが折り曲げられたバネ１１により接となり
電力を供給し、カバー４のフック機構をシャーシー３の
係合部１０に係合し、カバー４をシャーシー３に被して
装着して、車を走行可能とする。フック機構が追突力を
受けたとき、フック機構が係合部１０から離脱し、カバ
ー４がバネ１１の弾性力によりシャーシー３から分離す
るとともに、スイッチが伸びたバネ１１により断絶とさ
れ電力を遮断する。
提供する。 【構成】 カバー４の他端に形成されシャーシー３の係
合部１０と離脱可能に係合するフック機構を設け、カバ
ー４の係止受部にシャーシー３の係止部１０を係止し、
カバー４をシャーシー３の係止部を中心にバネの弾性力
に反して回動し、カバー４の内側面でバネ１１を折り曲
げ、スイッチが折り曲げられたバネ１１により接となり
電力を供給し、カバー４のフック機構をシャーシー３の
係合部１０に係合し、カバー４をシャーシー３に被して
装着して、車を走行可能とする。フック機構が追突力を
受けたとき、フック機構が係合部１０から離脱し、カバ
ー４がバネ１１の弾性力によりシャーシー３から分離す
るとともに、スイッチが伸びたバネ１１により断絶とさ
れ電力を遮断する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、遊戯として速度を競う
玩具用の車に関する。
玩具用の車に関する。
【０００２】
【従来の技術】玩具用の車にはリモコンカーがあり、コ
ントローラから制御信号を発射し、曲芸走行をさせた
り、相手車とのスピードを競って楽しむものがある。曲
芸走行には急停車や急ターン曲線走行がある。たまに
は、車同士が衝突して、転覆して、ゲームを白熱化する
こともある。しかし、大概は単にスピードを競うだけで
あった。
ントローラから制御信号を発射し、曲芸走行をさせた
り、相手車とのスピードを競って楽しむものがある。曲
芸走行には急停車や急ターン曲線走行がある。たまに
は、車同士が衝突して、転覆して、ゲームを白熱化する
こともある。しかし、大概は単にスピードを競うだけで
あった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の玩具用の車で
は、単にスピードを競うだけであったので、ゲームが単
調になり、直に飽きてしまうという欠点があった。この
発明は飽き易い欠点を克服し、興味の尽きない速度を競
う玩具用の車を提供することを目的としている。
は、単にスピードを競うだけであったので、ゲームが単
調になり、直に飽きてしまうという欠点があった。この
発明は飽き易い欠点を克服し、興味の尽きない速度を競
う玩具用の車を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電動エンジン部と、電動エンジン部に電力
を供給する電池と、電動エンジン部の動力により回転さ
れる車輪と、操舵装置により操舵される車輪と、これら
を装着したシャーシーと、シャーシーに被せられる外郭
のカバーとを備え床上を走行する玩具用の車において、
シャーシーの一端部に形成した係止部と、シャーシーに
先端が外方に突出して設けた弾性のバネと、このバネの
形状変化により接断され電力を供給遮断するスイッチ
と、シャーシーの他端部に設けた係合部と、カバーの一
端に形成されシャーシーの係止部が回動可能に係止され
る係止受部と、カバーの他端に形成されシャーシーの係
合部と離脱可能に係合するフック機構とを設けた。
するために、電動エンジン部と、電動エンジン部に電力
を供給する電池と、電動エンジン部の動力により回転さ
れる車輪と、操舵装置により操舵される車輪と、これら
を装着したシャーシーと、シャーシーに被せられる外郭
のカバーとを備え床上を走行する玩具用の車において、
シャーシーの一端部に形成した係止部と、シャーシーに
先端が外方に突出して設けた弾性のバネと、このバネの
形状変化により接断され電力を供給遮断するスイッチ
と、シャーシーの他端部に設けた係合部と、カバーの一
端に形成されシャーシーの係止部が回動可能に係止され
る係止受部と、カバーの他端に形成されシャーシーの係
合部と離脱可能に係合するフック機構とを設けた。
【０００５】
【作用】カバーの係止受部にシャーシーの係止部を係止
し、カバーをシャーシーの係止部を中心にバネの弾性力
に反して回動し、カバーの内側面でバネを折り曲げ、ス
イッチが折り曲げられたバネにより接とされ電力を供給
し、カバーのフック機構をシャーシーの係合部に係合
し、カバーをシャーシーに被して装着して、車を走行可
能とする。フック機構が車の追突を受けたとき、フック
機構が係合部から離脱し、カバーがバネの弾性力により
シャーシーから分離するとともに、スイッチはバネが伸
びたため断とされ電力を遮断する。カーレース中に相手
の車に、自己の車を追突させ、相手の車のフック機構を
係合部から離脱させる。カバーがバネの反発力によりシ
ャーシーから飛び出し、スイッチの断により電力が遮断
され相手の車が、レースの途中で立ち往生する。しか
し、自己の車は走行を続けることができる。このように
衝突による擬似事故を演出してレースゲームを楽しくで
きる。
し、カバーをシャーシーの係止部を中心にバネの弾性力
に反して回動し、カバーの内側面でバネを折り曲げ、ス
イッチが折り曲げられたバネにより接とされ電力を供給
し、カバーのフック機構をシャーシーの係合部に係合
し、カバーをシャーシーに被して装着して、車を走行可
能とする。フック機構が車の追突を受けたとき、フック
機構が係合部から離脱し、カバーがバネの弾性力により
シャーシーから分離するとともに、スイッチはバネが伸
びたため断とされ電力を遮断する。カーレース中に相手
の車に、自己の車を追突させ、相手の車のフック機構を
係合部から離脱させる。カバーがバネの反発力によりシ
ャーシーから飛び出し、スイッチの断により電力が遮断
され相手の車が、レースの途中で立ち往生する。しか
し、自己の車は走行を続けることができる。このように
衝突による擬似事故を演出してレースゲームを楽しくで
きる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明を図面に従って説明する。図５
は玩具用の車１の外見を示し、玩具用の車１はコントロ
ーラ２からの電波信号に制御されて走行する。図２、
３、４において、玩具用の車１はプラスチック材料で構
成された略箱状のシャーシー３と、シャーシー３に被せ
られる車体の外郭をなすカバー４とから形成されてい
る。シャーシー３の中央には、電動エンジン部５が搭載
され、２個の駆動車輪７と２個の前輪８とが回転可能に
取りつけられている。２個の前輪８は操舵装置６により
操舵され、２個の駆動車輪７はこの電動エンジン部５の
動力により回転される。
は玩具用の車１の外見を示し、玩具用の車１はコントロ
ーラ２からの電波信号に制御されて走行する。図２、
３、４において、玩具用の車１はプラスチック材料で構
成された略箱状のシャーシー３と、シャーシー３に被せ
られる車体の外郭をなすカバー４とから形成されてい
る。シャーシー３の中央には、電動エンジン部５が搭載
され、２個の駆動車輪７と２個の前輪８とが回転可能に
取りつけられている。２個の前輪８は操舵装置６により
操舵され、２個の駆動車輪７はこの電動エンジン部５の
動力により回転される。
【０００７】操舵装置６と電動エンジン部５との間に
は、見かけの雰囲気を高める人形Ｈが置かれている。操
舵装置６と電動エンジン部５は受信機９からの検出信号
により制御される。受信機９はアンテナ２３に接続さ
れ、コントローラ２からの電波信号を受信するアンテナ
２３はシャーシー３の側方に立設されている。図示しな
いが、電動エンジン部５等に駆動力を供給する電池も搭
載されている。
は、見かけの雰囲気を高める人形Ｈが置かれている。操
舵装置６と電動エンジン部５は受信機９からの検出信号
により制御される。受信機９はアンテナ２３に接続さ
れ、コントローラ２からの電波信号を受信するアンテナ
２３はシャーシー３の側方に立設されている。図示しな
いが、電動エンジン部５等に駆動力を供給する電池も搭
載されている。
【０００８】図３、４において、シャーシー３の先端に
は一対の係止部１０が形成されており、係止部１０は前
方に凸状に尖っている。またシャーシー３上で、２個の
前輪８の中央部付近にはバネ１１が立設されており、弾
性のバネ１１の基端はシャーシー３に固定されている。
バネ１１は導電性の金属からなり、その先端部はシャー
シー３の外方に大きく突出している。また、バネ１１の
中間部の内側にば可動接点１２が突状に設けられ、バネ
１１がシャーシー３方に折り曲げられると固定接点１３
に当接するようになっている。
は一対の係止部１０が形成されており、係止部１０は前
方に凸状に尖っている。またシャーシー３上で、２個の
前輪８の中央部付近にはバネ１１が立設されており、弾
性のバネ１１の基端はシャーシー３に固定されている。
バネ１１は導電性の金属からなり、その先端部はシャー
シー３の外方に大きく突出している。また、バネ１１の
中間部の内側にば可動接点１２が突状に設けられ、バネ
１１がシャーシー３方に折り曲げられると固定接点１３
に当接するようになっている。
【０００９】固定接点１３は一端がシャーシー３に固定
され先端がバネ１１の固定接点１２に対向して設けられ
ている。固定接点１３は金属板からなり、バネ１１の可
動接点１２とともに後述するスイッチ回路をする。シャ
ーシー３の後方には穴２２を形成するように係合部２１
が突設され、係合部２１は長板状の材料を略コ字状に折
り曲げ、両端をシャーシー３の後端中央部に一体化した
ものである。
され先端がバネ１１の固定接点１２に対向して設けられ
ている。固定接点１３は金属板からなり、バネ１１の可
動接点１２とともに後述するスイッチ回路をする。シャ
ーシー３の後方には穴２２を形成するように係合部２１
が突設され、係合部２１は長板状の材料を略コ字状に折
り曲げ、両端をシャーシー３の後端中央部に一体化した
ものである。
【００１０】図２において、カバー４はミニュチュアカ
ーの外郭を形成するプスチックから構成され、カバー４
の先端部の内方には、シャーシー３の先端部の係止部１
０の各突起を受けてそれぞれ係合する凹状の係止穴１５
が形成されている。更に、カバー４の後端部にはシャー
シー３の係合部２１と係合するフック機構２０が設けら
れている。フック機構２０を詳述すると、図６におい
て、フック機構２０は固定版１８と回動板１９と軸２５
とコイルバネ１７とから形成されている。固定版１８は
カバー４の後端部の内方に一体的に設けられ、カバー４
がシャーシー３に合体した状態では車輪７の回転平面と
略平行となっている。
ーの外郭を形成するプスチックから構成され、カバー４
の先端部の内方には、シャーシー３の先端部の係止部１
０の各突起を受けてそれぞれ係合する凹状の係止穴１５
が形成されている。更に、カバー４の後端部にはシャー
シー３の係合部２１と係合するフック機構２０が設けら
れている。フック機構２０を詳述すると、図６におい
て、フック機構２０は固定版１８と回動板１９と軸２５
とコイルバネ１７とから形成されている。固定版１８は
カバー４の後端部の内方に一体的に設けられ、カバー４
がシャーシー３に合体した状態では車輪７の回転平面と
略平行となっている。
【００１１】図６において、肉厚のある固定版１８の中
身部は回動板１９が遊挿されるよう削り取られ切欠２４
が形成され、回動板１９は軸２５により固定版１８に回
動自在に連結されている。即ち、回動板１９は切欠２４
内で回動可能となっている。次に、固定版１８の下方に
は取付板２７が垂直に突設され、取付板２７にはコイル
バネ１７の一端が固定されている。
身部は回動板１９が遊挿されるよう削り取られ切欠２４
が形成され、回動板１９は軸２５により固定版１８に回
動自在に連結されている。即ち、回動板１９は切欠２４
内で回動可能となっている。次に、固定版１８の下方に
は取付板２７が垂直に突設され、取付板２７にはコイル
バネ１７の一端が固定されている。
【００１２】回動板１９の下端には爪部２８と衝突部２
９とが取付板２７と同一方向に突設され、取付板２７に
対向して爪部２８が、ついで衝突部２９が配列され、こ
れらの間には空間３０が形成されている。爪部２８は矢
の先の片側の形状となっており、ラッチェト状の突起３
１は空間３０の方向、衝突部２９の方向に向いている。
衝突部２９は回動板１９の下端から柱状に伸びその長さ
は爪部２８と略同一である。コイルバネ１７の他端は回
動板１９の爪部２８の後背部に固定されている。コイル
バネ１７は回動板１９を軸２５を中心に反時計方向に付
勢する方向に配置されている。
９とが取付板２７と同一方向に突設され、取付板２７に
対向して爪部２８が、ついで衝突部２９が配列され、こ
れらの間には空間３０が形成されている。爪部２８は矢
の先の片側の形状となっており、ラッチェト状の突起３
１は空間３０の方向、衝突部２９の方向に向いている。
衝突部２９は回動板１９の下端から柱状に伸びその長さ
は爪部２８と略同一である。コイルバネ１７の他端は回
動板１９の爪部２８の後背部に固定されている。コイル
バネ１７は回動板１９を軸２５を中心に反時計方向に付
勢する方向に配置されている。
【００１３】図７は電源回路のブロック図を示し、電池
１４からの電流は可動接点１２と固定接点１３とが形成
するスイッチ１６を介して、受信機９、操舵部６、電動
エンジン部５に供給される。図８はスイッチ１６の機能
を示し、実線はカバー４がシャーシー３から離れたたと
きバネ１１が伸びた形状を示している。点線はカバー４
がシャーシー３に装着されたときバネ１１が曲げられた
形状を示していりる。バネ１１が伸びた原形の形状にあ
ると、可動接点１２は固定接点１３から離れ、バネ１１
がカバー４により曲げられた形状では可動接点１２は固
定接点１３と当接する。
１４からの電流は可動接点１２と固定接点１３とが形成
するスイッチ１６を介して、受信機９、操舵部６、電動
エンジン部５に供給される。図８はスイッチ１６の機能
を示し、実線はカバー４がシャーシー３から離れたたと
きバネ１１が伸びた形状を示している。点線はカバー４
がシャーシー３に装着されたときバネ１１が曲げられた
形状を示していりる。バネ１１が伸びた原形の形状にあ
ると、可動接点１２は固定接点１３から離れ、バネ１１
がカバー４により曲げられた形状では可動接点１２は固
定接点１３と当接する。
【００１４】次に動作について説明する。図１におい
て、カバー４の各係止穴１５にシャーシー３の一対の係
止部１０を挿入し、一対の係止部１０を支点にして、カ
バー４をシャーシー３方向に回動し、同時にカバー４の
内側でバネ１１をその弾性力に抗して図１の矢印Ａ方向
に、折り曲げる。更に、カバー４をシャーシー３に重な
るような位置まで回動する。
て、カバー４の各係止穴１５にシャーシー３の一対の係
止部１０を挿入し、一対の係止部１０を支点にして、カ
バー４をシャーシー３方向に回動し、同時にカバー４の
内側でバネ１１をその弾性力に抗して図１の矢印Ａ方向
に、折り曲げる。更に、カバー４をシャーシー３に重な
るような位置まで回動する。
【００１５】図６のフック機構２０が係合部２１に当接
し、更にカバー４を矢印Ａ方向に回動すると、回動板１
９の爪部２８が係合部２１の上方に押されて、突起３１
の斜面を滑り、回動板１９が軸２５を支点に矢印Ａ方向
に回動し、コイルバネ１７は弾性力に対抗して爪部２８
と取付板２７により圧縮され、ついには係止部２１が空
間３０内に入る。すると逆に回動板１９がコイルバネ１
７の反発力で矢印Ｂ方向に回動し、突起３１が係合部２
１の下方に引っかかり係合する。カバー４を回動するこ
とを止めても、爪部３１が棒状の係合部２１の下方と係
合したままである。
し、更にカバー４を矢印Ａ方向に回動すると、回動板１
９の爪部２８が係合部２１の上方に押されて、突起３１
の斜面を滑り、回動板１９が軸２５を支点に矢印Ａ方向
に回動し、コイルバネ１７は弾性力に対抗して爪部２８
と取付板２７により圧縮され、ついには係止部２１が空
間３０内に入る。すると逆に回動板１９がコイルバネ１
７の反発力で矢印Ｂ方向に回動し、突起３１が係合部２
１の下方に引っかかり係合する。カバー４を回動するこ
とを止めても、爪部３１が棒状の係合部２１の下方と係
合したままである。
【００１６】このため、フック機構２０が係合部２１に
係合された状態となり、コイルバネ１７は矢印方向に弾
性力を蓄えたまま、カバー４はシャーシー３と合体した
形となる。この時バネ１１も強力な圧縮力を蓄えた状態
であり、同時にバネ１１の可動接点１２が固定接点１３
と当接し、スイッチ１６はオンとなり、電池１４からの
電力が供給されるので、車１は走行可能状態である。
係合された状態となり、コイルバネ１７は矢印方向に弾
性力を蓄えたまま、カバー４はシャーシー３と合体した
形となる。この時バネ１１も強力な圧縮力を蓄えた状態
であり、同時にバネ１１の可動接点１２が固定接点１３
と当接し、スイッチ１６はオンとなり、電池１４からの
電力が供給されるので、車１は走行可能状態である。
【００１７】図１０において、床上で複数のゲーム者が
自己の走行可能状態の車１を互いに走行させて、速度競
技を行う。競争中には、相手の車１に自己の車１を追突
させる。すると自己の車１の前部の水平に長いバンパー
部が、相手の車１の後部のフック機構２０に当る。フッ
ク機構２０が係合部２１から外れ、バネ１１の弾性力に
より、カバー４が、シャーシー３に対し係止部１０を支
点に、急激に回動し、ついには、図６と図９に示すよう
に、上方に飛び上がるようにして外れる。同時に図７の
バネ１１の可動接点１２が固定接点１３から離れ、スイ
ッチ１６がオフとなり、相手の車１は走行不能となり、
急停車する。自己の車１だけが独走し優勝できる。
自己の走行可能状態の車１を互いに走行させて、速度競
技を行う。競争中には、相手の車１に自己の車１を追突
させる。すると自己の車１の前部の水平に長いバンパー
部が、相手の車１の後部のフック機構２０に当る。フッ
ク機構２０が係合部２１から外れ、バネ１１の弾性力に
より、カバー４が、シャーシー３に対し係止部１０を支
点に、急激に回動し、ついには、図６と図９に示すよう
に、上方に飛び上がるようにして外れる。同時に図７の
バネ１１の可動接点１２が固定接点１３から離れ、スイ
ッチ１６がオフとなり、相手の車１は走行不能となり、
急停車する。自己の車１だけが独走し優勝できる。
【００１８】フック機構２０が係合部２１から外れる動
作はカバー４をシャーシー３に合体させる時の逆の動作
である。即ち図６において、追突力Ｆにより回動板１９
が軸２５を中心に矢印Ａ方向に回動し、回動板１９の突
起３１がシャーシー３の係合部２１から外れる。カバー
４は図９の矢印方向にバネ１１により付勢されているの
で、カバー４はシャーシー３に対し係止部１０を支点に
回動しながら、シャーシー３からはじき出される。
作はカバー４をシャーシー３に合体させる時の逆の動作
である。即ち図６において、追突力Ｆにより回動板１９
が軸２５を中心に矢印Ａ方向に回動し、回動板１９の突
起３１がシャーシー３の係合部２１から外れる。カバー
４は図９の矢印方向にバネ１１により付勢されているの
で、カバー４はシャーシー３に対し係止部１０を支点に
回動しながら、シャーシー３からはじき出される。
【００１９】衝突された車が空中分解し、見物人までゲ
ームに引き込まれる、ゲームに人だかりができ、一気に
試合が盛り上がることになる。分解した部品は簡単に再
組み立てができるので、すぐにゲームが再開でき、誰に
でも楽しめる。なお、係止部と係止穴の取り付けや、係
合部とフック機構の取り付けはカバーとシャーシーで位
置を交換してもよい。また、バネをカバーに取り付け
て、衝突の分解だけにし、また、スイッチは切断しない
構成でもよい。また人形も衝突により飛び出すようにし
てもよい。
ームに引き込まれる、ゲームに人だかりができ、一気に
試合が盛り上がることになる。分解した部品は簡単に再
組み立てができるので、すぐにゲームが再開でき、誰に
でも楽しめる。なお、係止部と係止穴の取り付けや、係
合部とフック機構の取り付けはカバーとシャーシーで位
置を交換してもよい。また、バネをカバーに取り付け
て、衝突の分解だけにし、また、スイッチは切断しない
構成でもよい。また人形も衝突により飛び出すようにし
てもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明で
は、電動エンジン部と、電動エンジン部に電力を供給す
る電池と、電動エンジン部の動力により回転される車輪
と、操舵装置により操舵される車輪とを設けたシャーシ
ーと、シャーシーに被せられる外郭のカバーとを備え床
上を走行する玩具用の車において、シャーシーの一端部
に形成した係止部と、シャーシーに先端が外方に突出し
て設けた弾性のバネと、このバネの形状変化により接断
され電力を供給遮断するスイッチと、シャーシーの他端
部に設けた係合部と、カバーの一端に形成されシャーシ
ーの係止部が回動可能に係止される係止受部と、カバー
の他端に形成されシャーシーの係合部と離脱可能に係合
するフック機構とを設け、カバーの係止受部にシャーシ
ーの係止部を係止し、カバーをシャーシーの係止部を中
心にバネの弾性力に反して回動し、カバーの内側面で前
記バネを折り曲げ、前記スイッチ折り曲げられたバネに
より接とされ電力を供給し、カバーのフック機構をシャ
ーシーの係合部に係合し、カバーをシャーシーに被して
装着して、車を走行可能とするので、フック機構が外力
を受けたとき、フック機構が係合部から離脱し、カバー
がバネの弾性力によりシャーシーから分離するととも
に、スイッチが伸びたバネにより断絶とされ前記電力を
遮断する。外力として、カーレース中に相手の車に、自
己の車を追突させる、フック機構が係合部から離脱す
る。カバーがバネの反発力によりシャーシーから飛び出
し、スイッチの断絶により電力が遮断され相手の車が、
レースの途中で立ち往生する。カバーがシャーシーから
飛び出し、車が分解するのでゲームが白熱する。このよ
うに衝突を演出してレースゲームを楽しくできる。広い
年齢層の人に喜ばれる玩具用の車が提供できる。
は、電動エンジン部と、電動エンジン部に電力を供給す
る電池と、電動エンジン部の動力により回転される車輪
と、操舵装置により操舵される車輪とを設けたシャーシ
ーと、シャーシーに被せられる外郭のカバーとを備え床
上を走行する玩具用の車において、シャーシーの一端部
に形成した係止部と、シャーシーに先端が外方に突出し
て設けた弾性のバネと、このバネの形状変化により接断
され電力を供給遮断するスイッチと、シャーシーの他端
部に設けた係合部と、カバーの一端に形成されシャーシ
ーの係止部が回動可能に係止される係止受部と、カバー
の他端に形成されシャーシーの係合部と離脱可能に係合
するフック機構とを設け、カバーの係止受部にシャーシ
ーの係止部を係止し、カバーをシャーシーの係止部を中
心にバネの弾性力に反して回動し、カバーの内側面で前
記バネを折り曲げ、前記スイッチ折り曲げられたバネに
より接とされ電力を供給し、カバーのフック機構をシャ
ーシーの係合部に係合し、カバーをシャーシーに被して
装着して、車を走行可能とするので、フック機構が外力
を受けたとき、フック機構が係合部から離脱し、カバー
がバネの弾性力によりシャーシーから分離するととも
に、スイッチが伸びたバネにより断絶とされ前記電力を
遮断する。外力として、カーレース中に相手の車に、自
己の車を追突させる、フック機構が係合部から離脱す
る。カバーがバネの反発力によりシャーシーから飛び出
し、スイッチの断絶により電力が遮断され相手の車が、
レースの途中で立ち往生する。カバーがシャーシーから
飛び出し、車が分解するのでゲームが白熱する。このよ
うに衝突を演出してレースゲームを楽しくできる。広い
年齢層の人に喜ばれる玩具用の車が提供できる。
【図１】本発明における玩具用の車の機能的な構成を示
す側面図である。
す側面図である。
【図２】本発明におけるカバーの構成を示す側面図であ
る。
る。
【図３】本発明におけるシャーシーの構成を示す側面図
である。
である。
【図４】本発明におけるシャーシーの構成を示す平面図
である。
である。
【図５】本発明の玩具用の車のゲーム開始時の側面図で
ある。
ある。
【図６】本発明におけるフック機構の詳細構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図７】本発明の実施例の電気回路のブロック回路図で
ある。
ある。
【図８】本発明の実施例のスイッチの動作を示す側面図
である。
である。
【図９】本発明の動作を説明する側面図である。
【図１０】本発明の車を利用したゲーム中の様子を示す
斜視図である。
斜視図である。
１ 車 ２ コントロラー ３ シャーシー ４ カバー ５ 縦電動エンジン部 ６ 操舵部 ７ 駆動車輪 ８ 前輪 ９ 受信機 １０ 係止部 １１ バネ １２ 可動接点 １３ 固定接点 １４ 電池 １５ 係止穴 １６ スイッチ １７ コイルバネ １８ 固定版 １９ 回動板 ２０ フック機構 ２１ 係合部 ２２ 穴 ２３ アンテナ ２５ 軸 ２４ 切欠 ２７ 取付板 ２８ 爪部 ２９ 衝突部 ３０ 空間 ３１ 突起
Claims (2)
- 【請求項１】 電動エンジン部と、この電動エンジン部
の動力により回転される車輪と、操舵装置により操舵さ
れる車輪と、これらを装着するシャーシーと、シャーシ
ーに被せられる外郭のカバーとを備え床上を走行する玩
具用の車において、 前記シャーシーの一端部に形成した係止部と、前記シャ
ーシーに先端が外方に突出して設けた弾性のバネと、前
記シャーシーの他端部に設けた係合部と、 前記カバーの一端に形成され前記シャーシーの係止部が
回動可能に係止される係止受部と、前記カバーの他端に
形成され前記シャーシーの係合部と離脱可能に係合する
フック機構とを設け、前記カバーの係止受部に前記シャ
ーシーの係止部を係止し、前記カバーを前記シャーシー
の係止部を中心にバネの弾性力に反して回動し、前記カ
バーの内側面で前記バネを折り曲げ、前記カバーのフッ
ク機構を前記シャーシーの係合部に係合し、前記カバー
を前記シャーシーに被して装着するとともに、前記フッ
ク機構が外力を受けたとき、前記フック機構が前記係合
部から離脱し、前記カバーが前記バネの弾性力により前
記シャーシーから分離すること特徴とする玩具用の車。 - 【請求項２】 電動エンジン部と、電動エンジン部に電
力を供給する電池と、電動エンジン部の動力により回転
される車輪と、操舵装置により操舵される車輪と、これ
らを装着するシャーシーと、シャーシーに被せられる外
郭のカバーとを備え床上を走行する玩具用の車におい
て、 前記シャーシーの一端部に形成した係止部と、前記シャ
ーシーに先端が外方に突出して設けた弾性のバネと、こ
のバネの形状変化により接断され前記電力を供給遮断す
るスイッチと、前記シャーシーの他端部に設けた係合部
と、 前記カバーの一端に形成され前記シャーシーの係止部が
回動可能に係止される係止受部と、前記カバーの他端に
形成され前記シャーシーの係合部と離脱可能に係合する
フック機構とを設け、前記カバーの係止受部に前記シャ
ーシーの係止部を係止し、前記カバーを前記シャーシー
の係止部を中心にバネの弾性力に反して回動し、前記カ
バーの内側面で前記バネを折り曲げ、前記スイッチが折
り曲げられた前記バネにより接とされ前記電力を供給
し、前記カバーのフック機構を前記シャーシーの係合部
に係合し、前記カバーを前記シャーシーに被して装着し
て、車を走行可能とするとともに、前記フック機構が外
力を受けたとき、前記フック機構が前記係合部から離脱
し、前記カバーが前記バネの弾性力により前記シャーシ
ーから分離するとともに、前記スイッチが伸びた前記バ
ネにより断とされ前記電力を遮断すること特徴とする玩
具用の車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34224493A JP3265099B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 玩具用の車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34224493A JP3265099B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 玩具用の車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163761A true JPH07163761A (ja) | 1995-06-27 |
| JP3265099B2 JP3265099B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=18352226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34224493A Expired - Lifetime JP3265099B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 玩具用の車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3265099B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002166063A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-06-11 | Keiyu O | 模型車 |
| JP2003311018A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-05 | Uizu:Kk | 格闘型ゲーム用玩具のゲーム台 |
| JP2007167145A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Npo Penguin | 描画用セットおよびその使用方法 |
| US7654879B2 (en) | 2006-05-04 | 2010-02-02 | Mattel, Inc. | Jumping toy with disassembly action |
| US7674150B2 (en) | 2006-05-04 | 2010-03-09 | Mattel, Inc. | Toy with tethered pieces |
| US7749047B2 (en) | 2006-05-04 | 2010-07-06 | Mattel, Inc. | Pneumatic jumping toy |
| JP4588115B1 (ja) * | 2010-04-01 | 2010-11-24 | 株式会社バンダイ | 走行玩具 |
| JP2017124823A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-07-20 | レーアウ アクチエンゲゼルシヤフト ウント コンパニーＲＥＨＡＵ ＡＧ＋Ｃｏ | 空気案内ユニット |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP34224493A patent/JP3265099B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2011212379A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Bandai Co Ltd | 走行玩具 |
| JP2017124823A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-07-20 | レーアウ アクチエンゲゼルシヤフト ウント コンパニーＲＥＨＡＵ ＡＧ＋Ｃｏ | 空気案内ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3265099B2 (ja) | 2002-03-11 |
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