JP2009297454A - 走行玩具 - Google Patents

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JP2009297454A JP2008158413A JP2008158413A JP2009297454A JP 2009297454 A JP2009297454 A JP 2009297454A JP 2008158413 A JP2008158413 A JP 2008158413A JP 2008158413 A JP2008158413 A JP 2008158413A JP 2009297454 A JP2009297454 A JP 2009297454A
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Abstract

【課題】 ラジコンカーとしても手押し走行玩具としても遊戯可能であって、無線或いは手押しのいずれかで操縦した場合においても遊戯者を楽しませることができる走行玩具を提供する。
【解決手段】 本発明は、駆動用のモータ17と、ステアリングアクチュエータ25と、受信手段と、該受信手段が受信した無線信号に従ってモータ17及びステアリングアクチュエータ25を制御する走行制御装置51と、を有する無線制御部41を備えた走行玩具1であって、擬音発生装置63及び/又は光点灯装置62を有するギミック部43と、ギミック部43のON/OFF制御を行うモード選択部42と、モード選択部42がギミック部43の作動をON状態としている場合に車体に掛かる加重を検知してギミック部43を作動させる加重検知部44と、を備えるものである。
【選択図】 図6

Description

本発明は、無線操縦或いは手押しで遊戯可能な走行玩具に関する。
無線で乗物を操縦して遊戯を行うラジコンカーについて、従来より様々な提案がなされており、又、様々な種類のラジコンカーが販売されている。例えば、実登第3067087号公報(特許文献1)では、ラジコンカーに疑似音発生装置を取り付け、走行時に実際の車が走行しているような疑似音を発生させることにより、臨場感を演出可能なラジコンカーの提案がなされている。
実登第3067087号公報
ラジコンカーは、無線操縦によって車を走らせる必要があるため遊戯可能な年齢は限られており、ラジコンカーを操縦できない乳幼児等用の玩具は手で玩具を直接保持し手押しにより走行させることで遊ばせるもの(以下の説明では、「手押し走行玩具」という。)であった。しかしながら、乳幼児が成長すると手押し走行玩具では飽きが来てしまい、新たにラジコンカー等を購入する必要があった。又、新たな玩具を購入した場合、古い玩具等は使用されなくなり、無用なものとなってしまうといった問題点もあった。
又、走行玩具としてのラジコンカーや手押し走行玩具の夫々は、個々には多機能化しており、例えば、手押し走行玩具の場合、手押しで稼動させると擬音を発生したりランプが点灯したりといったような嗜好を提供できるが、ラジコンカーを無線操縦せずに手押しで使用した場合には、手押し走行玩具を遊戯しているような嗜好を得られることはできなかった。
本発明は、上述したような従来技術に鑑みて成されたものであり、ラジコンカーとしても手押し走行玩具としても遊戯可能であって、無線で遠隔操縦した場合でも手押し操作した場合でも遊戯者を楽しませることができる走行玩具を提供することを目的としている。
本発明は、駆動用のモータと、ステアリングアクチュエータと、受信手段と、該受信手段が受信した無線信号に従って前記モータ及びステアリングアクチュエータを制御する走行制御装置と、を有する無線制御部を備えた走行玩具において、擬音発生装置及び/又は光点灯装置を有するギミック部と、該ギミック部のON/OFF制御を行うモード選択部と、該モード選択部が前記ギミック部の作動をON状態としている場合に車体に掛かる加重を検知して前記ギミック部を作動させる加重検知部と、を備えるものである。
又、前記加重検知部は、前記車体を手押しした場合にON状態となる加重検知スイッチを有し、手押しされた場合にギミック部を作動させることを特徴とするものである。
更に、前記モード選択部は、前記受信手段の作動のON/OFF制御を行う無線操縦スイッチと、前記ギミック部の作動のON/OFF制御を行うギミックスイッチと、を備えるものである。
又、前記加重検知部は、車輪を回動可能に支持し一端部が前記車体の上下動とともに上下動する支軸を軸として回動可能に装着された車輪支持部材と、該車輪支持部材の他端部を下方に付勢する押しバネとを具備し、前記加重検知スイッチは前記車輪支持部材の回動とともに移動するように装着されてなり、前記玩具が走行面に載置された状態で前記車体を下方向に手押ししたとき、下降する前記支軸とともに前記一端部が下降し、前記車輪支持部材は前記車輪の車軸を軸として前記他端部が前記押しバネに抗して上昇する回動動作を行い、該車輪支持部材の回動動作に応じてON状態になるように配置されたものである。
更に、本発明による走行玩具は、車体と、車体に搭載された駆動用のモータとステアリングアクチュエータと走行制御手段と、を備え、前記走行制御手段は、送信機から送信される無線遠隔操作信号に応答して前記モータ及びステアリングアクチュエータを制御することで前記車体の走行を遠隔操作する走行玩具であって、前記車体には、擬音発生装置及び/又は光点灯装置を有するギミック部と、前記車体に加わる荷重を検知して作動するスイッチ部とがさらに搭載されてなり、遊戯者が送信機から遠隔操作する状態にあるときは、送信機からの遠隔操作信号に応じて走行し、遊戯者が前記車体を手押し操作したとき当該遊戯者によって車体に加えられた加重を検知して前記スイッチ部が作動し、前記ギミック部から擬音を発生し及び又は光源を点灯し走行するように構成されているものである。
本発明によれば、ラジコンカーとしても手押し走行玩具としても遊戯可能であって、無線で遠隔操縦した場合でも手押し操作した場合でも遊戯者を楽しませることができ、幼児から子供や青年まで幅広い年齢層を対象とする走行玩具を提供することができるものである。
そして、この走行玩具は、無線制御部を備えることによりラジコンカーとして遊戯可能であり、又、擬音発生装置及び/又は光点灯装置を有するギミック部と、ギミック部を作動させる加重検知部とを備えているため、手押し操作時に当該手押し操作によって車体に掛かる加重を加重検知部で検知することによってギミック部を作動させることができ、手押し走行玩具として遊戯した場合においても、擬音を発生したりランプが点灯(点滅状態を含む。)したりといったような嗜好を提供できるものである。
又、走行玩具は、モード選択部の無線操縦スイッチがON/OFF切り替えられることにより、無線操縦の可否を選択でき、更に、ギミックスイッチがON/OFF切り替えられることにより、走行のみを楽しませる或いはギミック部を作動させて総合的に楽しませるといった異なる嗜好を提供できる。
更に、走行玩具は、上下動可能に支持された車輪が押しバネによって下方に付勢されており、車体に対して加重が掛かっていない場合に加重検知スイッチがON状態となってギミック部が作動することはないため、走行時にのみギミック部が作動する玩具を提供できる。
本発明を実施するための最良の形態は、図2及び図6に示すように、駆動用のモータ17や、ステアリングアクチュエータ25と、このモータ17及びステアリングアクチュエータ25を制御する走行制御装置51や走行制御装置51を作動させるための受信手段等を組み込む制御基板13により形成される無線制御部41を備えた走行玩具1であって、更に、擬音発生装置63及び/又は光点灯装置62を有するギミック部43と、ギミック部43のON/OFF制御を行うモード選択部42と、モード選択部42がギミック部43の作動をON状態としている場合に車体2に掛かる加重を検知してギミック部43を作動させる加重検知部44と、を備えるものである。
又、加重検知部44は、車体2を手押しした場合にON状態となる加重検知スイッチ7を有し、手押しされた場合にギミック部43を作動させることを特徴とするものであり、更に、モード選択部42は、受信手段の作動のON/OFF制御を行う無線操縦スイッチ5と、ギミック部43の作動のON/OFF制御を行うギミックスイッチ6と、を備えるものである。
そして、加重検知部44は、図3に示すように、車輪3を回動可能に支持し一端部が車体2の上下動とともに上下動する支軸を軸として回動可能に装着された車輪支持部材と、該車輪支持部材の他端部を下方に付勢する押しバネ28とを具備し、加重検知スイッチ7は車輪支持部材の回動とともに移動するように装着されてなり、玩具が走行面に載置された状態で車体2を下方向に手押ししたとき、下降する支軸とともに一端部が下降し、車輪支持部材は車輪3の車軸を軸として他端部が押しバネ28に抗して上昇する回動動作を行い、該車輪支持部材の回動動作に応じてON状態になるように配置されたものである。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。本実施例の走行玩具1は、図1に示すように、車の形状を模して形成された車体2と、車体2の左右下方に配設された複数の車輪3と、図示しない発光ダイオードやスピーカを備え、送信機からの無線信号に従って玩具の走行等を制御する後述の無線制御部41を有すると共に、擬音を発生させる或いはライトを点灯させるといった効果を発生させるギミック機能を有し、送信機からの無線操縦によって稼動するラジコンカーとしても、手押し操作によって稼動する手押し走行玩具としても遊戯可能な玩具である。
又、走行玩具1は、図2及び図3に示すように、車体2の下方に配置される箱状のシャーシ10を備え、このシャーシ10に車体2が着脱可能に保持され、後輪を回転させる後輪駆動機構11や前輪を左右に回動させる旋回機構12、制御基板13等がシャーシ10に収納されているものである。そして、このシャーシ10は、前方に位置する中空直方体形状の前輪保持部10aと、後方に位置する中空直方体形状の後輪保持部10bと、中央下方に位置する中空直方体形状の電池収納部10cと、電池収納部10cの上方に位置する中空直方体形状の基板保持部10dとから形成されるものである。又、シャーシ10の後輪保持部10bの内側には、後輪駆動機構11を上下方向へ可動に保持する後輪可動保持部材16と、車体2に掛かる加重を感知する加重検知スイッチ7とが収納され、前輪保持部10aの底面には無線操縦スイッチ5及びギミックスイッチ6が配置されているものである。
そして、後輪駆動機構11は、無線によって制御されるモータ17と、モータ17によって駆動される歯車群18と、歯車群18と連結されて回動し両端に後輪が接続される後輪軸14と、から構成されるものであり、後輪駆動機構11を構成する各部材は後輪可動保持部材16に保持されているものである。
このシャーシ10に収納される後輪可動保持部材16は、車輪保持部材としての回動板16bと、この回動板16bの前上方に載置された中空直方体形状のモータ保持部16aと、から形成され、回動板16bの前端にはシャーシ10の側面に軸支する回動軸16cが貫挿され、この回動軸16cによって回動板16bはシャーシ10の側面に回動可能に軸着されているものである。又、この回動板16bの略中央部には後輪軸14が貫挿され、この後輪軸14は、回動板16bの前端に貫挿された回動軸16cを中心として上下に移動可能とされ、後輪軸14の両端はシャーシ10の両側面から突出して後輪が取り付けられるものである。更に、回動板16bの後端近傍とシャーシ10の上面との間には押しバネ28が配置され、この押しバネ28によって回動板16bの後端近傍は下方に付勢されているものである。
又、モータ17は、後輪可動保持部材16のモータ保持部16aに配置されるものであり、モータ軸の先端にはモータギアを備え、無線操縦によって前進や後退の指令が出されると稼動し、歯車群18を介して後輪軸14を回転させ、これにより後輪を回転させるものである。更に、歯車群18は、モータギアと後輪軸14を連動させるものであり、後輪可動保持部材16に搭載されているものである。
又、後輪軸14は、両端に後輪が固定されるものであって、後輪可動保持部材16の回動板16bの略中央を貫挿し、シャーシ10の側面を貫挿して配置されているものである。更に、シャーシ10の後輪軸14が貫挿する位置には、後輪可動保持部材16が回動軸16cを中心に回動した場合においても、後輪軸14がシャーシ10と緩衝しないように遊びを備えた開口が形成されているものである。又、モータ保持部16aの上面であって後輪軸14の上方位置には、加重検知スイッチ7とされるボタンスイッチが配置されているものである。
そして、後輪可動保持部材16は、走行玩具1が外部から加重を掛けられていない状態にある場合、又は、無線によって操縦されている場合には、図3に示したように、後方側が押しバネ28によって下方に付勢されているため、シャーシ10の上面と後輪稼動保持部材16の後端との距離を離す方向である下方へと回動軸16cを中心に回動しており、後端はシャーシ10の底面と接触した状態となる。又、走行玩具1を手押し走行玩具として使用する場合に車体2の上方から力が加えられると、図4に示すように、玩具1が走行面に載置されているとき、後輪が地面に対して押しつけられるため後輪軸14の位置は走行面に対し上下動が制限される。このため、シャーシ10に軸着された回動軸16cが車体2の下降とともに下降し、後輪可動保持部材16の可動端である後端は後輪軸14を回動の中心軸として押しバネ28の押圧力に抗して上昇するといった回動運動をシャーシ10の内部で行う。そしてこの後輪可動保持部材16の回動とともに加重検知スイッチ7の位置も回動しシャーシ10の上面と係合してON状態とされるものである。尚、モータ17や歯車群18、後輪軸14等の後輪駆動機構11を構成する部材は、後輪可動保持部材16に搭載されることによって、後輪可動保持部材16と共に稼動するものである。
旋回機構12は、図2に示したように、無線からの指令に従って前輪の向きを変更するステアリングアクチュエータ25と、ステアリングアクチュエータ25によって左右に摺動する前輪連結ロッド26と、前輪連結ロッド26の両端に回動可能に連結された連動部材22と、この連動部材22と略直角に連結され前輪を回転可能に軸支する前輪軸21と、から構成されるものである。更に、連動部材22と前輪軸21は、その連結部分で支持軸23によりシャーシ10の底面に回動可能に軸着されており、略直角の角度を保ったままで連結部分の支持軸23を中心に回動するものである。そして、ステアリングアクチュエータ25が送信機からの無線信号を受けて前輪連結ロッド26を左右に摺動させると、前輪連結ロッド26の両端に連結された連動部材22の前端が支持軸23を中心に左右に揺動し、前輪軸21は支持軸23を中心に前輪側の端部を前後に揺動させるように回動し、前輪軸21に軸支された前輪も連動部材22と前輪軸21の連結部分の支持軸23を中心に左右に回動するように向きを変えるものである。よって、前輪の車体2に対する角度が変化するため、走行玩具1は、左右に旋回可能となるものである。
又、この走行玩具1と組み合わせて使用する送信機制御手段は、図5に示すように、送信機側制御装置31と、前進又は後退の支持をする前進後退操作部32と、左右への旋回の支持をする旋回操作部33と、無線信号を生成する送信装置34と、無線信号を増幅する送信機側増幅器35と、無線信号を発信する送信機側アンテナ36と、から構成されるものである。
この送信機制御手段は、前進後退操作部32及び/又は旋回操作部33が操作されると、送信機側制御装置31が前進後退信号及び/又は旋回信号を送信装置34に送信し、これらの信号を受信した送信装置34で信号に応じた所定の周波数の無線信号を生成し、送信機側増幅器35でこの無線信号を増幅し、送信機側アンテナ36から受信機に向けて所定の無線信号を発信するものである。
そして、走行玩具1には、図6に示すように、無線制御部41と、モード選択部42と、ギミック部43と、加重検知部44と、が組み込まれるものである。この無線制御部41は、走行制御装置51と、前進後退信号によって稼動するモータ17と、旋回信号によって稼動するステアリングアクチュエータ25と、受信手段とされる受信装置52及び受信機側増幅器53並びに受信機側アンテナ54と、により構成されるものである。
そして、受信装置52は、受信機側アンテナ54を介して送信機から発信された無線信号を受信して受信機側増幅器53にこの信号を送り、受信機側増幅器53は、受信装置52から送られた信号を増幅して走行制御装置51に送り、走行制御装置51は、受信機側増幅器53から送信された信号に基づいて、受信信号が前進後退信号であった場合にはモータ17を正転又は逆転するように制御し、旋回信号であった場合にはステアリングアクチュエータ25を制御するものである。又、走行制御装置51は、走行を制御する信号を受信した場合には後述するギミック部43のギミック制御装置61に適宜の作動信号を送信するものである。
又、モード選択部42は、無線操縦スイッチ5と、ギミックスイッチ6と、により構成されるものである。この無線操縦スイッチ5及びギミックスイッチ6は、遊戯者によって切り替えられる手動スイッチであり、無線操縦スイッチ5が遊戯者によってONに切り替えられると無線制御部41に電力が供給されて無線制御部41が待機状態となり、ギミックスイッチ6が遊戯者によってONに切り替えられるとギミック部43に電力が供給されてギミック部43が待機状態となるものである。
そして、ギミック部43は、ギミック制御装置61と、光点灯装置62と、擬音発生装置63と、により構成されるものである。このギミック制御装置61は、光の点灯パターン等のプログラムや音声データ等が記憶されており、走行制御装置51が走行信号を受信した場合、又は、加重検知部44から加重検知信号が発せられた場合に、これらの信号に基づいて光点灯装置62及び擬音発生装置63を作動させるものである。又、光点灯装置62は、発光ダイオード等を内蔵したヘッドランプやテールランプ又は赤色灯等、走行玩具1とする車体2のデザインに合わせて形成されるものであり、ギミック制御装置61によって点灯のタイミングやパターンが制御されるものである。更に、擬音発生装置63は、スピーカによって形成されるものであり、ギミック制御装置61に記憶された音声として走行エンジン音やサイレン等を発音させるものである。
又、加重検知部44は、加重検知スイッチ7を備えるものであり、加重検知スイッチ7が加重を検知した場合にはギミック制御装置61に加重検知信号を送信するものである。
従って、この走行玩具1は、ギミックスイッチ6がON状態の場合に無線或いは手押しで操縦されると、ギミック制御装置61に無線操縦信号又は加重検知信号が送信され、ギミック制御装置61が光点灯装置62及び擬音発生装置63を制御するものであり、ギミックスイッチ6がOFF状態の場合にはギミック機能が作動しないものである。
次に、本実施例の走行玩具1の動作について図7の表を参考にしながら述べる。遊戯者が無線操縦スイッチ5及びギミックスイッチ6をONにした場合において、送信機を操作すると、走行玩具1は、ギミック機能を作動させながら送信機からの操作信号に従って走行稼動し、又、遊戯者が手押しで走行玩具1を操縦した場合には、加重検知スイッチ7がON状態となり、走行玩具1は、ギミック機能を作動させながら手押し操縦に従って走行稼動する。尚、遊戯者が一切の操作も行わない場合には、走行玩具1は停止したままでギミック機能も作動しない。
又、遊戯者が無線操縦スイッチ5をONにしギミックスイッチ6をOFFにした場合において、送信機を操作すると、走行玩具1は、ギミック機能を停止したまま送信機からの操作信号に従って走行稼動し、草屋操作に集中して遊ぶことができる。又、遊戯者が手押しで走行玩具1を操縦した場合、走行玩具1は、ギミック機能を停止したまま手押し操縦に従って走行稼動する。尚、遊戯者が一切の操作も行わない場合には、走行玩具1は停止したままでギミック機能も作動しない。
更に、遊戯者が無線操縦スイッチ5をOFFにしギミックスイッチ6をONにした場合は、手押しで走行玩具1を操縦すると、加重検知スイッチ7がON状態となり、走行玩具1は、ギミック機能を作動させながら手押し操縦に従って走行稼働する。尚、遊戯者が送信機を操作しても、無線操縦スイッチ5がOFFであるため走行玩具1は反応せず停止したままの状態となり、遊戯者が一切の操作も行わない場合にも、走行玩具1は停止したままでギミック機能も作動しない。
又、遊戯者が無線操縦スイッチ5及びギミックスイッチ6をOFFにした場合には、手押しで走行玩具1を操縦すると、走行玩具1は、ギミック機能を停止したまま手押し操縦に従って走行稼働する。尚、遊戯者が手押しで走行玩具1を操縦しない場合には、走行玩具1は停止したままでギミック機能も作動しない。
つまり、走行玩具1は、ギミックスイッチ6がON状態であれば、無線操縦或いは手押し操縦のいずれにおいても走行時にギミック部43が作動するものであり、例えば、送信機で操縦する場合には、走行玩具1が走行を開始すると同時にギミック部43が作動を開始し、無線操縦を停止した場合にはギミック部43も停止するものであり、手押しで操縦する場合においては、図1に示した車体2の上面に手が置かれるとギミック部43が作動を開始し、車体2から手が離れるとギミック部43が停止するものである。
本実施例の走行玩具1によれば、ラジコンカーとしても手押し走行玩具としても遊戯可能であって、無線で操縦した場合でも手押し操縦した場合でも遊戯者を楽しませることができ、幼児から子供や青年まで幅広い年齢層を対象とする走行玩具を提供することができるものである。
そして、この走行玩具1は、無線制御部41を備えることによりラジコンカーとして遊戯可能であり、又、擬音発生装置63及び/又は光点灯装置62を有するギミック部43と、ギミック部43を作動させる加重検知部44とを備えているため、手押し操縦時に車体2に掛かる加重を加重検知部44で検知することによってギミック部43を作動させることができ、手押し走行玩具として遊戯した場合においても、擬音を発生したりランプが点灯したりといったような嗜好を提供できるものである。
又、走行玩具1は、モード選択部42の無線操縦スイッチ5がON/OFF切り替えられることにより、無線操縦の可否を選択でき、更に、ギミックスイッチ6がON/OFF切り替えられることにより、走行のみを楽しませる或いはギミック部43を作動させて総合的に楽しませるといった異なる嗜好を提供できる。
更に、走行玩具1は、後輪可動保持部材16に車輪3が貫挿され、この後輪可動保持部材16は前端がシャーシ10に軸着され、後端は押しバネ28によって下方に付勢されており、上端とシャーシ10の上面との間に加重検知スイッチが配設されているため、車体2に対して加重が掛かっていない場合に加重検知スイッチ7がON状態となってギミック部43が作動することはなく、走行時にのみギミック部43が作動する玩具を提供できる。
尚、無線操縦スイッチ5やギミックスイッチ6は、図3に示したように、シャーシ10の底面に取り付ける場合に限られず、シャーシ10の上面である車体2の内部や、車体2の上面である車両天井部に設けることもある。又、上述した実施例におけるギミック機能として、ヘッドランプやリアランプの点灯、エンジン音の発音等を例に挙げているが、スピードによってランプの明るさやエンジン音を変化させることによって、更に臨場感を高めることができる。又、消防車や救急車のランプを配置しサイレンを発音するといった機能を付加することもでき、発明の本質を残したままで様々な設計変更が可能となるものである。
本発明の実施例における走行玩具の斜視図。 本発明の実施例における走行玩具を上方から見た断面図。 本発明の実施例における走行玩具を側面から見た断面図。 本発明に係る実施例の走行玩具に荷重をかけた場合における側面から見た断面図。 本発明の実施例における送信機の制御に関するブロック図。 本発明の実施例における走行玩具の制御に関するのブロック図。 本発明の実施例における走行玩具の動作を説明する表。
符号の説明
1 走行玩具 2 車体
3 車輪 5 無線操縦スイッチ
6 ギミックスイッチ 7 加重検知スイッチ
10 シャーシ 10a 前輪保持部
10b 後輪保持部 10c 電池収納部
10d 基板保持部 11 後輪駆動機構
12 旋回機構 13 制御基板
14 後輪軸 16 後輪可動保持部材
16a モータ保持部 16b 回動板
16c 回動軸 16d 軸穴
17 モータ 18 歯車群
21 前輪軸 22 連動部材
23 支持軸
25 ステアリングアクチュエータ 26 前輪連結ロッド
28 押しバネ 31 送信機側制御装置
32 前進後退操作部 33 旋回操作部
34 送信装置 35 送信機側増幅器
36 送信機側アンテナ 41 無線制御部
42 モード選択部 43 ギミック部
44 加重検知部 51 走行制御装置
52 受信装置 53 受信機側増幅器
54 受信機側アンテナ 61 ギミック制御装置
62 光点灯装置 63 擬音発生装置

Claims (5)

  1. 駆動用のモータと、ステアリングアクチュエータと、受信手段と、該受信手段が受信した無線信号に従って前記モータ及びステアリングアクチュエータを制御する走行制御装置と、を有する無線制御部を備えた走行玩具において、
    擬音発生装置及び/又は光点灯装置を有するギミック部と、
    該ギミック部のON/OFF制御を行うモード選択部と、
    該モード選択部が前記ギミック部の作動をON状態としている場合に車体に掛かる加重を検知して前記ギミック部を作動させる加重検知部と、を備えることを特徴とする走行玩具。
  2. 前記加重検知部は、前記車体を手押しした場合にON状態となる加重検知スイッチを有し、手押しされた場合にギミック部を作動させることを特徴とする請求項1に記載の走行玩具。
  3. 前記モード選択部は、前記受信手段の作動のON/OFF制御を行う無線操縦スイッチと、前記ギミック部の作動のON/OFF制御を行うギミックスイッチと、を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行玩具。
  4. 前記加重検知部は、車輪を回動可能に支持し一端部が前記車体の上下動とともに上下動する支軸を軸として回動可能に装着された車輪支持部材と、該車輪支持部材の他端部を下方に付勢する押しバネとを具備し、前記加重検知スイッチは前記車輪支持部材の回動とともに移動するように装着されてなり、
    前記玩具が走行面に載置された状態で前記車体を下方向に手押ししたとき、下降する前記支軸とともに前記一端部が下降し、前記車輪支持部材は前記車輪の車軸を軸として前記他端部が前記押しバネに抗して上昇する回動動作を行い、該車輪支持部材の回動動作に応じてON状態になるように配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の走行玩具。
  5. 前記車体と、該車体に搭載された駆動用のモータとステアリングアクチュエータと走行制御手段と、を備え、前記走行制御手段は、送信機から送信される無線遠隔操作信号に応答して前記モータ及びステアリングアクチュエータを制御することで前記車体の走行を遠隔操作する走行玩具であって、
    前記車体には、擬音発生装置及び/又は光点灯装置を有するギミック部と、前記車体に加わる荷重を検知して作動するスイッチ部とがさらに搭載されてなり、
    遊戯者が送信機から遠隔操作する状態にあるときは、送信機からの遠隔操作信号に応じて走行し、
    遊戯者が前記車体を手押し操作したとき当該遊戯者によって車体に加えられた加重を検知して前記スイッチ部が作動し、前記ギミック部から擬音を発生し及び又は光源を点灯し走行するように構成されてなる走行玩具。
JP2008158413A 2008-06-17 2008-06-17 走行玩具 Pending JP2009297454A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012239806A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Nikko:Kk ゼンマイ動力式無線操縦玩具
JP2015177939A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 小山 和宏 電子機器、電源供給方法
JP2016041382A (ja) * 2015-12-29 2016-03-31 小山 和宏 無線受信駆動装置
JP2018057946A (ja) * 2018-01-17 2018-04-12 ノバルス株式会社 無線受信駆動装置
JP2018149438A (ja) * 2018-07-09 2018-09-27 ノバルス株式会社 電源装置及び無線受信駆動装置

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