JP2005348952A - 赤外線無線走行玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作が未熟な者の場合でも容易に操作機(遊技者)の近くに走行玩具を帰還させる赤外線無線走行玩具を提供することを課題とする。
【解決手段】操作機からの無線操作によって、走行する走行体であって、前記走行体には、走行玩具前方方向へ赤外線を発光する赤外線発光手段と、前記操作機からの赤外線を全方向から受光可能とした第一赤外線受光手段と、前記操作機からの赤外線を前方から受光可能とし設けられた第二赤外線受光手段と、前記走行体を前進及び旋回走行を行う駆動手段とを備えた走行体が設けられ、前記操作機には、前記走行体を操作する為の複数の入力スイッチと、前記走行体を操作機に向けて帰還させる帰還制御スイッチと、前記無線操作玩具に赤外線を発光し制御信号伝達する赤外線発光手段とを備えた操作機で構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線操縦可能な走行玩具に関するものである。
従来、実開昭60−141892号のように、直進、走行、旋回走行の変換がスムースに行える走行玩具があった。この発明は走行玩具の操作を容易及び安価にした発明である。しかしながら、このような無線走行玩具の場合では、操作が未熟な者の場合、遊技終了の際などに、走行玩具を操作機(遊技者)の近くに帰還走行を行う操作が難しくなってしまうことがあり、操作が未熟な者の場合でも容易に操作機(遊技者)の近くに走行玩具を帰還させる玩具が望まれていた。
実開昭60−141892号
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に斯かる実情に鑑みなされたもので、操作が未熟な者の場合でも容易に操作機(遊技者)の近くに走行玩具を帰還させる赤外線無線走行玩具を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、操作機と走行体からのなる無線走行玩具であって、前記走行体は、前記操作機からの赤外線を全方向から受光可能とした第一赤外線受光手段と、前記操作機からの赤外線を前方から受光可能とするように設けられた第二赤外線受光手段と、前記走行体を前進及び旋回走行を行う駆動手段とを備え、
前記操作機は、走行体を操作する為の複数の入力スイッチと、操作された前記入力スイッチに応じた制御信号を形成する制御手段と、前記制御手段で形成した制御信号を前記走行体に赤外線を発光して伝達する赤外線発光手段とを備え、
前記複数の入力スイッチの内の一つである帰還制御スイッチが操作されて前記操作機の赤外線発光手段から制御信号を発光し、走行体の第一赤外線受光手段が前記制御信号を受光すると旋回走行を開始し、第二赤外線受光手段が前記制御信号を受光すると前進走行することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記走行体には、前方の障害物を感知する為に前記走行体前方方向へ赤外線を発光する赤外線発光手段を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2において、前記操作機に設けられた制御手段は、前記帰還制御スイッチが操作された時に、前記操作機に設けられた赤外光発光手段を介して一定時間内の制御信号出力を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記走行体には、音声の出力を行う音声出力手段が設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記走行体の上面に形象体と結合する結合手段と、前記結合手段と結合する形象体を設けたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5において、前記形象体は、中空で赤外線を透過する素材で形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、操作が未熟な者の場合でも帰還制御スイッチを押すだけの容易に操作で操作機(遊技者)の近くに走行玩具を帰還させることができる。
請求項2記載の発明によれば、前方に向けて赤外線を照射し、障害物を照射し、その反射光を受光することによって、障害物を検出することができる。このため、操作機から発光される赤外線が障害物に照射した反射光である場合、障害物の方向に操作機があると誤認することを防ぐことができる。
請求項3記載の発明によれば、帰還制御スイッチを一度押圧しただけで、一定時間制御信号が発光されるために、遊技者が年少者の場合であっても、帰還制御スイッチを押圧し続ける必要がないようになっている為、さらに容易に走行体を帰還させることができる。
請求項4記載の発明によれば、音声出力手段で、音声を出力すると、走行玩具の現状の状態(走行中や、帰還走行中など)を知ることができる。
請求項5記載の発明によれば、結合手段を設けることによって、走行玩具の上部に、形象体を結合することができ、多種多様な形象体を結合でき、遊技者の趣向を高める事が可能となる。
請求項6記載の発明によれば、形象体を軟質ビニールなどで形成することによって、赤外線を透過し、走行体の走行に支障がでることなく、操縦することができる。
操作機と走行体からのなる無線走行玩具であって、前記走行体は、前記操作機からの赤外線を全方向から受光可能とした第一赤外線受光手段と、前記操作機からの赤外線を前方から受光可能とするように走行体前方に設けられた第二赤外線受光手段と、前記走行体を前進及び旋回走行を行う駆動手段と、前方の障害物を感知する為に前記走行体前方方向へ赤外線を発光する赤外線発光手段と、音声の出力を行う音声出力手段と、前記走行体の上面に形象体と結合する結合手段と、前記結合手段と結合する形象体を設けて構成する。
前記操作機は、走行体を操作する為の複数の入力スイッチと、前記入力スイッチの内の操作されたスイッチに応じて制御信号を形成する制御手段と、前記制御手段で形成した制御信号を前記走行体に赤外線を発光して伝達する赤外線発光手段とを有するように構成する。
赤外線無線走行玩具は、走行体100と操作機200で構成されている。まず図1の走行体の斜視図を用いて走行体100について、説明する。走行体100の外観は、実施の例では、走行体100の上部に乗せる形象体180の足部を模した形状となっている。また、形象体180は、キャラクターの足より上の部分を模して形成されている。このように設けることによって、キャラクター自体を走行させて楽しむことができる。また、走行体100自体を自動車などの乗り物の形状とすることがあり、更に、この走行体100に、形象体180を乗せるようにし、形象体180としては、キャラクターなどにしてもよい。更には、形象体180及び走行体100の形として、動物の一部や、全体などを模して形成しても構わない。
図2のブロック図及び、図3の走行体100の正面及び側面からの断面図・図4の走行体100の前進時及び旋回時の駆動手段の動きを示す図面・図5の走行体100上面図を用いて、走行体100の構成及び動きを説明する。走行体100には、赤外線発光手段110と、第一赤外線受光手段120と、第二赤外線受光手段130と、制御手段150と、駆動手段140と、音声出力手段160で構成されている。また、走行体100の上面には、係合手段170が設けられ、該係合手段170によって、形象体180が係合されるようになっている。
赤外線発光手段110は、走行体100の前方に設けられている。また、赤外線発光手段110は、赤外線発光ダイオードである。発光ダイオードで発光された光は、おおよそ30度の指向角があり、前方30度の範囲に向かって照射するようになっており、障害物等の発見に使用するようになっている。
第一赤外線受光手段120及び第二赤外線受光手段130は、赤外線受光センサーとなっている。第一赤外線受光手段120は、走行体100の上面に設けられ、360度何処の向きからも受光可能となっており、操作機200と走行体100間に障害物がなければ、赤外線の届く範囲内で、走行体100の操作を可能としている。また、第二赤外線受光手段130は、走行体100の前方に設けられ、前方から両側で30度の角度からの光しか受光しないように設けられている。この角度を狭くすることによって、帰還走行を行う際に、操作機200に向かって走行する角度の誤差を軽減することが可能となっているが、旋回時の惰性走行などを考慮すると、おおよそ30度に設ける事が望ましい。この帰還走行は、走行体100を操作機200に向かって走行させることであって、走行体の第一赤外線受光手段120が帰還制御信号を受光すると旋回走行を開始し、第二赤外線受光手段130が前記制御信号を受光すると前進走行するようにした走行のことである。
また、赤外線発光手段110から発光された赤外線が、障害物などを照射する事によって反射し、第二赤外線受光手段130が受光すると、前方に障害物があることがわかり、旋回走行を継続させて第二赤外線受光手段130が、操作機200からの制御信号を受光すると、赤外線発光手段110から赤外線を発光し、この反射光を第二赤外線受光手段130が受光しなければ、旋回を停止して、前進走行を行うものである。
制御手段150は、第一赤外線受光手段120、第二赤外線受光手段130、赤外線発光手段110、音声出力手段160、駆動手段140の制御を行うようになっており、第一赤外線受光手段120で操作機200からの制御信号受信に応じて、駆動手段140の制御を行うようになっている。また、赤外線発光手段110から発光された光が、第二赤外線受光手段130に受光する場合には、前方に障害物があると判断を行うなどの制御を行うようになっている。また、制御手段150には、音声情報などが格納され、操作機200の制御信号に応じて、音声出力手段160に対して、音声出力する制御信号を送るようになっている。
駆動手段140は、実施の例では、1つのモータ143で前進及び、旋回するように設けられており、モータ143の回転方向によって、前進・旋回を行うように設けられている。また、実施の例では、1つのモータ143を利用したものとなっているが、モータ143の数をいくつ利用しても構わない。例えば、車の玩具のように、前進駆動させる為に、1つのモータ143を使用し、左右方向へ方向転換するために、もう1つのモータ143を使用するようにしても構わない。この実施の例では走行体100前方に駆動手段140が設けられており、駆動手段140の駆動によって駆動輪146が回転し、走行するようになっている。また、走行体100の後方に、補助車輪147が2つ設けられ、3輪で走行するようになっている。
実施の例の駆動手段140の構成について説明する。該駆動手段140は、駆動部141と車輪部142で構成されている。駆動部141内にモータ143、平歯車列144、平歯車145が設けられ、駆動部141は、走行体100内に内設されている。また、車輪部142は、駆動部141の平歯車145に回動自在に遊嵌され、平歯車145に係合するように、駆動輪146が設けられている。また、車輪部142に上面には、円弧状の凹部142Aが突出して設けられており、該凹部142Aの位置に対応する凸部141Aが駆動部141の下面に設けられており、該円弧状の凹部142Aの範囲内で、車輪部142は揺動するようになっている。
駆動の説明を行う。モータ143は、モータ143軸の先端にはピニオン143Aが嵌着されている。モータ143の回転により、モータ143軸先端に設けられたピニオン143Aが回転を行うと、ピニオン143Aから平歯車列144の大歯車に回転が伝達され、該平歯車列144の小歯車から、次の平歯車145へと回転が伝達するようになっている。該平歯車145が嵌着している軸145Aの先端にはピニオンギア145Bが嵌着されており、該ピニオンギア145Bが、クラウンギア146に回転が伝達され、クラウンギア146の軸に軸止している駆動輪146が回転するようになっている。このように減速歯車列を介することによって、駆動輪146の回転速度は低下するが、駆動輪146を回転させるトルクが増すようになっている。
また、平歯車列144の軸144Aは、平歯車145が嵌着している軸145Aを中心に揺動可能となっており、モータ143の回転が変化する毎に平歯車145が揺動するに伴って、車輪部142が揺動を行う為に、駆動輪146の向き及び、駆動輪146の回転方向が変わるようになっている。このことによって、走行体100は、A点を中心に旋回走行と前進走行を行うようになっている。
音声出力手段160は、スピーカーとなっており、制御手段からの制御情報に基づいて音声出力を行うようになっている。音声出力手段160には、ブザーなど、電気的に音を鳴らすものや、笛などの空気の流入よって鳴らすものや、物と物が衝突する時に発生する音などを利用しても構わない。
また、走行体100の電源ON時や、電源OFF時にも、音声出力が行われるようになっている。例えば、電源OFF時に、「バイバイ。また遊んでね」などと音声出力を行うようになっている。また、前進・旋回時にも、音声出力され、例えば、「よーし、いくぞ〜。」「パトロールに出発」「よ〜し、がんばるぞ〜。」などと音声出力される。
係合手段170は、実施の例では、面ファスナーが用いられ、走行体100上面にフック面又は、ループ面が貼り付けされている。また、形象体180の下面には、同様に面ファスナーが設けられ、走行体100の上面の対応したフック面又は、ループ面が貼り付けされている。走行体100上面の係合手段170と、形象体180の下面の係合手段180Aは、対称位置に貼り付けられ、密接させることによって、係合するようになっている。このようにすることによって、走行体100の上部に様々な形象体180を取付けすることが可能となっている。
形象体180は、軟質ビニールで形成され、人形、キャラクター、動物、ロボットなど様々な物を模した空気入りビニールで構成されている。形象体180は、軟式ビニールで形成することによって、赤外線は透過するようになっており、走行体100への制御信号の妨げにはならないようになっている。該形象体180の下面には、係合手段180Aが設けられ、走行体100を係合するようになっている。
図2のブロック図及び、図6の外観図を用いて、操作機200の構成について説明を行う。操作機200は、複数の入力スイッチ210と、制御手段240、赤外線発光手段230で構成されている。複数の入力スイッチ210は、操作機200の上面に設けられたスイッチであり、実施の例の場合においては、「前進」「旋回」「ダンス」のスイッチと、帰還制御スイッチ220である。「前進」スイッチは、走行体100に対して前進させる時に使用し、「旋回」スイッチは、走行体100を後進しつつ旋回させる時に使用する。「ダンス」は、走行体100に対してある一連の動きをする際に、使用するようになっている。
帰還制御スイッチ220は、操作機200の上面に設けられ、走行体100に対して、帰還走行をさせる際に使用するスイッチで、帰還制御スイッチ220が押圧されると、走行体100が赤外線の届く範囲内、障害物で赤外線が遮蔽されない場合に、帰還走行させることができるスイッチである。帰還制御スイッチ220が押圧されると、走行体が旋回で2周する程度時間の間、制御手段240から赤外線発光手段230に対して、制御信号を出力しつづけるようになっている。このことにより、遊技者は、帰還制御スイッチ220を押圧し続けることなく走行体を帰還させることが出来るようになっている。
制御手段240は、複数の入力スイッチ210からの操作情報に基づいて制御信号を形成し、赤外線発光手段230に対して制御信号を発光するように制御を行うようになっている。また、赤外線発光手段230は、操作機200の先端部に設けられた赤外線を発光する発光ダイオードである。赤外線の指向角は、おおよそ30度であるが、室内等の場合においては、壁などに赤外線を反射する為に、操作機200の向きが走行体100に方向に向いて無い場合においても、操作可能となっている。
また、走行体100、操作機200共に、構成には、図示されていないが、一次電池又は、二次電池などが搭載され、それぞれの手段に対して、電源供給を行っている。
図7を用いて操作機200のフローチャートの説明を行う。ステップ101では、スイッチ入力があるかの検出を行う。スイッチ入力があれば、102進み、スイッチ入力があるまで、このステップで待機する。ステップ102では、前進スイッチが押圧されたかを判断を行う。前進スイッチが押圧されたならば、ステップ103へ進み、違うと判断された場合、ステップ104へ進む。ステップ103では、走行体100を前進走行させるように、前進スイッチ押圧中は、赤外線発光手段230より所定の制御信号が発光されるようになっている。その後、ステップ101へと戻るようになっている。
ステップ104では、旋回スイッチが押圧されたかを判断を行う。旋回スイッチが押圧されたならば、ステップ105へ進み、違うと判断された場合、ステップ106へと進む。ステップ105では、走行体100を旋回走行させるように、旋回スイッチ押圧中は、赤外線発光手段230より所定の制御信号が発光されるようになっている。その後、ステップ101へと進むようになっている。ステップ106では、帰還制御スイッチが押圧されたかを判断を行う。帰還制御スイッチが押圧されたならば、ステップ107へと進み違うと判断された場合、ステップ108と進むようになっている。
ステップ107では、走行体100を帰還走行させるように、赤外線発光手段230より所定の制御信号が一定時間発光されるようになっている。帰還制御スイッチが押圧された場合、押圧中でなくても、常に一定時間の所定の制御信号を発光するようになっている。一定時間経過後、発光を中止し、ステップ101へと戻るようになっている。ステップ108でダンスが押圧されたと判断しステップ109へ進む。ステップ109では、走行体100をダンス走行させるように、赤外線発光手段230より、前進・旋回などの制御信号が順次に発光され、ダンス走行に関わる制御信号をすべて発光し送信されると、発光を停止するようになっている。その後、このフローチャート実行中にでも、他の入力操作が行われた場合、直前まで行われていた制御信号の発光を中止し、入力操作が行われた指示を実行させる制御信号を発光するようになっている。
図8を用いて走行体100フローチャートの説明を行う。ステップ201では、第一赤外線受光手段120が操作機200からの赤外線を受光したかを判断を行う。第一赤外線受光手段120が操作機200からの赤外線を受光した場合、ステップ202へ進み。受光してない場合ステップ203へ進む。ステップ203では、操作機200からの操作が行われていないか、赤外線受光範囲外の可能性があり、走行体100の走行を停止し、ステップ201へと戻り赤外線受光するまで待機となる。ステップ202では、操作機200からの操作によって発光され、第一赤外線受光手段120で受光した制御信号が「前進」であるかを判断する。受光した制御信号が「前進」である場合、ステップ204へと進む。それ以外である場合、ステップ205へと進む。
ステップ204では、走行体100を前進走行させるようになっている。実施の例では、駆動手段140のモータ143を正回転させると、走行体100は、前進走行を行うようになっている。前進指示の制御信号を受光している間は、走行体100は、前進走行を行い、制御信号の受光が停止した時点で、走行体100の走行を停止し、ステップ201へと戻る。ステップ205では、操作機200からの操作によって発光された第一赤外線受光120で受光した制御信号が「旋回」であるかを判断する。受光した制御信号が「旋回」である場合、ステップ206へと進む。それ以外である場合、ステップ207へと進む。ステップ206では、走行体100を旋回走行させるようになっている。実施の例では、駆動手段140のモータ143を逆回転させると、車輪部142が駆動輪146を補助車輪147と交わる方向に回動し、走行体100は、後進しつつ旋回を行う走行を行うようになっている。旋回指示の制御信号を受光している間は、走行体100は、旋回走行を行い、制御信号を受光が停止した時点で、走行体100の走行を停止し、ステップ201へと戻る。
ステップ207では、操作機200からの操作によって発光された制御信号が「帰還」であるかを判断する。受光した制御信号が「帰還」である場合、ステップ208へと進む。それ以外である場合、ステップ209へと進む。ステップ209では、操作機200からの操作によって発光された制御信号が「ダンス」であると判断され、ステップ211へと進み。ステップ211では、走行体100の音声出力手段160から音声が出力する。例えば、「レッツ、ダンス!」と出力される。その後、音声出力手段160から、ダンスの処理が終了するまで、音楽を出力するようになっている。ダンス処理が終わると、再び音声出力が行われるようになっている。例えば、「どぉ?うまいでしょ?」と出力されると同時に、走行体100が、ダンスを踊っているかのような走行を行うようになっている。処理が終了した時点で、ステップ201へと戻るようになっている。
ステップ208では、走行体100の音声出力手段160から、帰還に関するメッセージを音声出力する。例えば、「あれ?誰か呼んでるぞ?どこにいるかな?」と音声出力を行う。その後、ステップ210へと進む。ステップ210では、走行体100は、旋回走行を継続し行うようになっている。このように旋回走行を継続しつつステップ212へと進む。ステップ212では、走行体100前方に設けられた、第二赤外線受光手段130が、操作機200から制御信号を受光したかの判断を行うようになっている。制御信号を受光した場合、ステップ213へと進む。受光していない場合は、ステップ215へと進む。ステップ213では、走行体100に設けられた赤外線発光手段110が発光するようになっている。ステップ214へと進む。
ステップ214では、走行体100から発光され障害物を照射したことによる反射光かの判断を行うようになっている。第二赤外線受光手段130が赤外線発光手段110から発光した光の反射光を受光しなければ前方に障害物なしとして、ステップ216へと進み。走行体100からの発光された光の反射光である場合は、走行体100正面には、壁などのなんらかの障害物があると判断されるために、再び旋回を行うステップ210へと戻る。ステップ216では、第二赤外線受光手段130で、前方に障害物がなく且つ操作機200からの制御信号を受光したことにより、操作機200の方向へ向いていること判断され、走行体100の音声出力手段160から、音声出力を行うようになっている。例えば、「ピンポーン。」などの音声出力を行うことによって、遊技者に対して、操作機200の位置(向き)を認識したと報知することが可能となっている。ステップ217へと進む。
ステップ217では、走行体100は、前進走行を行うようになっている。このように前進走行を行うことによって、操作機200に向かって走行体100が帰還するように走行を行う。ステップ201へと戻る。また、ステップ215では、走行体100が、旋回を行ってから一定時間を経過したかの判断を行うようになっている。実施の例では、おおよそ走行体100が2週する程度の時間を旋回走行するようになっており、一定時間経過しても、第二赤外線受光手段130に制御信号が受光されない場合、ステップ218へと進み。それ以外は、再び旋回を行うステップ210へ戻る。
ステップ218では、一定時間経過後も第二赤外線受光手段130に制御信号を受光しない為、操作機200の位置(向き)の判断ができない為に、走行体100に設けられた音声出力手段160より音声が出力されるようになっている。例えば、「ブー。」などと音を発生させると、遊技者に対して、操作機200の向きが判断できなかったと報知することができるようになっている。その後、ステップ219へと進む。ステップ219では、走行体100は、走行を停止するようになっている。再びステップ201へ戻り、第一赤外線受光手段120に制御信号が受光されるまで、待機するようになっている。
このように、この実施例の赤外線無線走行玩具は、帰還制御スイッチ220を操作して、帰還走行の制御信号が操作機200から発光された時、第一赤外線受光手段120でこの制御信号を受光すると走行体100は旋回を開始し、走行体100の前方から帰還走行の制御信号が第二赤外線受光手段130に受光された時、旋回走行を停止して前進走行を開始するため、操作機の方向即ち遊技者の方向に戻るように走行させることができる。
そして、第二赤外線受光手段130が帰還走行の制御信号を受光した時、赤外線発光手段110から赤外線を発光させて障害物の有無を検出するから走行体が壁の近くで走行又は停止している場合に、操作機200からの帰還走行制御信号が壁で反射して第二赤外線受光手段130に受光された場合であっても、壁に向かって走行することがなく、前方に壁などの障害物がなく、且つ操作機からの制御信号を受光した時に、前進するため確実に操作機の方向に戻るように走行させることができる。
更に、この帰還走行の制御信号の出力を帰還制御スイッチ220の操作後一定時間継続させるため、帰還制御スイッチを220操作すると、走行体は、自動的に旋回し走行体の正面が操作機200に向いた時に前進してスイッチ操作から一定時間後に走行し停止するようにして、遊技者の近くに戻る動作を行うものです。
赤外線無線走行玩具の遊技の方法について説明する。遊技方法は、操作機200及び、走行体100の電源をONにし、遊技者は、操作機200を操作して、走行体100を自在に走行させる。走行体100を操作機200(遊技者)にむかって走行させるために、帰還制御スイッチ220を入力すると、走行体100は、操作機200の方向を検知し、操作機200(遊技者)に向かって走行させることができ、遊技終了時や、遠くに行った玩具を遊技者の手元に近づけることができるようになっている。
この以上説明したように構成することにより、操作が未熟な者の場合でも容易に操作機200(遊技者)の近くに走行玩具を帰還させる玩具を提供することができる玩具である。また、好ましい実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改変でき、以下に示すように可変実施の例を示す。
例えば、全方位から受光可能な第一赤外線受光手段120の赤外線の受光感度を低く設定し、操作機200からの赤外線が受光できなくなる距離を短くすることによって、第一赤外線受光手段120に制御信号受光しなくなってから、一定時間経過後、音声出力でなど行い帰還走行を行うようにしても構わない。このときに、走行体100が音声出力を行うことによって、遊技者は、赤外線の届く範囲を超えてしまったことに気がつくと共に、操作機200から帰還制御スイッチ220を押圧することによって、遠くに行ってしまった走行体100を帰還させることができる。このときに、前方からの赤外線を感知する第二赤外線受光手段130の受光感度を高くしておき、帰還走行に支障のないように設けるようにすると良い。このようにすることによって、遊技者は、走行体100が、完全に赤外線の届く範囲を超えて、走行することが無くなるようになる。
本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の走行体の外観を示す斜視図である。 本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の走行体の正面及び側面からの断面図である。 本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の走行体の前進時及び旋回時の駆動手段の動きを示す図である。 本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の走行体の上面図である。 本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の操作機の外観を示す図である。 本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の操作機のフローチャートを示す図である。 本発明の一実施例である赤外線無線走行玩具の走行体のフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 走行体
110 赤外線発光手段
120 第一赤外線受光手段
130 第二赤外線受光手段
140 駆動手段
141 駆動部
141A 凸部
142 車輪部
142A 凹部
143 モータ
143A ピニオンギア
144 平歯車列
144A 軸
145 平歯車
145A 軸
145B ピニオンギア
146 駆動輪
146A クラウンギア
147 車輪
150 制御手段
160 音声出力手段
170 係合手段
180 形象体
180A 係合手段
200 操作機
210 入力スイッチ
240 制御手段
220 帰還制御スイッチ
230 赤外線発光手段

Claims (6)

  1. 操作機と走行体からのなる無線走行玩具であって、
    前記走行体は、前記操作機からの赤外線を全方向から受光可能とした第一赤外線受光手段と、前記操作機からの赤外線を前方から受光可能として設けられた第二赤外線受光手段と、前記走行体を前進及び旋回走行を行う駆動手段とを備え、
    前記操作機は、走行体を操作する為の複数の入力スイッチと、前記複数の入力スイッチの内の操作されたスイッチに応じて制御信号を形成する制御手段と、前記制御手段で形成した制御信号を前記走行体に赤外線を発光して伝達する赤外線発光手段とを備え、
    前記複数の入力スイッチの内の一つである帰還制御スイッチが操作されて前記操作機の赤外線発光手段から制御信号が発光された時、走行体の第一赤外線受光手段が前記制御信号を受光すると旋回走行を開始し、第二赤外線受光手段が前記制御信号を受光すると前進走行することを特徴とした赤外線無線走行玩具。
  2. 請求項1において、前記走行体には、前方の障害物を感知する為に前記走行体前方方向へ赤外線を発光する赤外線発光手段を設けたことを特徴とした赤外線無線走行玩具。
  3. 請求項1又は2において、前記操作機に設けられた制御手段は、前記帰還制御スイッチが操作された時に、前記操作機に設けられた赤外光発光手段を介して一定時間内の制御信号出力を行うことを特徴とした赤外線無線走行玩具。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、前記走行体には、音声の出力を行う音声出力手段が設けたことを特徴とする赤外線無線走行玩具。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、前記走行体の上面に形象体と結合する結合手段と、前記結合手段と結合する形象体を設けたことを特徴とした赤外線無線走行玩具。
  6. 請求項5において、前記形象体は、中空で赤外線を透過する素材で形成したことを特徴とした赤外線無線走行玩具。
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KR100778895B1 (ko) 2006-08-03 2007-11-22 윤근수 무선 조종이 가능한 승용완구
KR200446321Y1 (ko) 2009-05-12 2009-10-21 (주)포인트파이브 캐릭터형 플레이어
CN101816838B (zh) * 2010-01-19 2012-03-21 广东群兴玩具股份有限公司 一种红外光控制的行走玩具
KR101820950B1 (ko) 2015-08-20 2018-01-22 임성윤 자율 주행 장치 및 그 제어 방법

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