JP2003053050A - 操縦玩具及びその操縦機 - Google Patents

操縦玩具及びその操縦機

Info

Publication number
JP2003053050A
JP2003053050A JP2001248818A JP2001248818A JP2003053050A JP 2003053050 A JP2003053050 A JP 2003053050A JP 2001248818 A JP2001248818 A JP 2001248818A JP 2001248818 A JP2001248818 A JP 2001248818A JP 2003053050 A JP2003053050 A JP 2003053050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
toy
control toy
motor
backward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001248818A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Murazaki
▲けい▼一 村崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYBOX KK
Toybox Corp
Original Assignee
TOYBOX KK
Toybox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYBOX KK, Toybox Corp filed Critical TOYBOX KK
Priority to JP2001248818A priority Critical patent/JP2003053050A/ja
Publication of JP2003053050A publication Critical patent/JP2003053050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】遠隔操縦によって、人間がボクシングをするよ
うに、腕を交互に前後させる動作をし、更に玩具同士を
対戦させることができる操縦玩具と、それを操縦する操
縦機とを提供する。 【解決手段】操縦機5からの操縦信号を受信する受信手
段10と、少なくとも2つ以上の腕部と、下部に少なく
とも1つ以上の車輪41と、受信手段及び該第1のモー
ター及び第2のモーターを制御する制御手段とを備え
る。第1のモーターが所定の時間回転することによって
該腕部が交互に伸縮する動作を行うことが可能であり、
第1のモーターが所定の時間回転することによって第2
の駆動機構を介して、操縦玩具1が左右に揺動する動作
を行うことが可能であり、第2のモーターが所定の時間
回転することによって第3の駆動機構を介して、車輪4
1が回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操縦機から送信さ
れる操縦信号によって遠隔操縦される操縦玩具及びその
操縦機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、操縦機を操作して、自動車の
ように走行する自動車玩具や、動物や人間のように歩行
する人形玩具を遠隔操縦して遊んでいた。また、自動車
玩具においては、複数の自動車玩具を競争して走行させ
たり、更にその際他の自動車玩具の走行を邪魔するた
め、わざとぶつかるように自動車玩具を操縦したり等し
て遊んでいた。
【0003】しかしながら、遠隔操縦によって、人間が
ボクシングをするように、玩具同士を対戦させることが
できる操縦玩具はなかった。また、その遠隔操縦の際、
実際にボクシングのジャブやストレート、パンチングの
ように腕を前後させて操縦機を操作することにより、操
縦玩具も同様にジャブやストレート、パンチングのよう
な動作をする操縦玩具はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、遠隔操
縦によって、人間がボクシングをするように、腕を交互
に前後させる動作をし、更に玩具同士を対戦させること
ができる操縦玩具と、それを操縦する操縦機とを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するたの手段】請求項1記載の発明は、操
縦機から送信される操縦信号によって遠隔操縦される操
縦玩具であって、操縦機からの操縦信号を受信する受信
手段と、少なくとも2つ以上の腕部と、該腕部を駆動す
る第1の駆動機構と、第1のモーターと、該受信手段及
び及び該第1のモーターを制御する制御手段とを備え、
該第1のモーターが所定の時間回転することによって該
第1の駆動機構を介して、該腕部が交互に伸縮する動作
を行うことが可能であることを特徴とする。
【0006】例えば、制御手段によって、第1のモータ
を所定の時間回転させ、その第1のモーターの所定方向
の回転を、複数の歯車、クランク、腕部と連結された滑
動連杆を介して、往復運動に変えて、下腕部を上腕部に
対して180度前後の角度から、上向きに90度前後の
角度まで往復して動くようにさせる。更に、その往復運
動を左右交互に行うようにすれば、左右の腕部が交互に
伸縮するような動作に見える。
【0007】本発明によれば、前記操縦玩具の腕部が交
互に伸縮する動作を行うことが可能であることにより、
人間がボクシングを行うように、ジャブやストレート、
パンチング等のような腕の動きを実現することができ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の操
縦玩具であって、前記操縦玩具は第2の駆動機構を備
え、該第1のモーターが所定の時間回転することによっ
て該第2の駆動機構を介して、該操縦玩具が左右に揺動
する動作を行うことが可能であることを特徴とする。
【0009】例えば、制御手段によって、第1のモータ
を所定の時間回転させ、その第1のモーターの所定方向
の回転を、複数の歯車、クランク、滑動連杆を介して、
往復運動に変えて、操縦玩具本体を平行リンクの原理に
よって、左右に揺動させる動作が可能となる。
【0010】本発明によれば、前記操縦玩具が左右に揺
動する動作を行うことが可能であることにより、人間が
ボクシングを行うように、相手のジャブやストレート、
パンチングをかわすウィービング等の動作を実現するこ
とができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の操縦玩具であって、前記操縦玩具は、下部に
少なくとも1つ以上の車輪と、該車輪を駆動する第3の
駆動機構と、第2のモーターを備え、該第2のモーター
が所定の時間回転することによって該第3の駆動機構を
介して、該車輪が回転し、該操縦玩具が前後に進行する
ことが可能であることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、例えば第3の駆動手段に
第2のモーターを備え、該モーターに少なくとも1つ以
上の車輪を車軸又は他の配設手段によって配設すると、
該モーターが制御手段によって所定の時間、正転又は逆
転することによって、該車輪が正転又は逆転し、従って
前記操縦玩具は前進又は後進可能となる。これによっ
て、該操縦玩具を自由に走行させて楽しむことができた
り、他の操縦玩具と競争させて走行させたり、追いかけ
っこ等応用の広い遊びを提供することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の操
縦玩具であって、前記操縦玩具は、下部に少なくとも1
つ以上のキャスターを備え、前進又は後進する際、ラン
ダムに進行方向が変わることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、前記操縦玩具が前進又は
後進する際、ランダムに進行方向が変わることにより、
より興趣性の高い玩具を提供することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の操縦玩具であって、前記操縦玩具は、打撃感
知部と、少なくとも1つ以上の発光手段とを備え、該打
撃感知部にて該操縦玩具に対する打撃を感知すると、該
発光手段が発光又は点滅発光することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、例えば人間がボクシング
をするように、前記操縦玩具が他の操縦玩具からのパン
チ等を受けた場合、前記打撃感知部が押されることによ
り、そのパンチ等の打撃を感知するようにすることがで
きる。また、その打撃を感知した際、前記操縦玩具の発
光手段が発光又は点滅発光することにより、その打撃を
更に発光や点滅発光として視認することができ、更に視
覚的に楽しむことができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の操縦玩具であって、前記操縦玩具は、打撃感
知部と、音声出力手段とを備え、該打撃感知部が押され
ることにより打撃を感知すると、該音声出力手段から音
声を出力することを特徴とする。
【0018】尚、音声とは、音と音とを組み合わせた音
楽、旋律、楽器や物から発する音、人や動物等の声、そ
れらを組み合わせた合成音等を含む。
【0019】本発明によれば、例えば人間がボクシング
をするように、前記操縦玩具が他の操縦玩具からのパン
チ等を受けた場合、前記打撃感知部が押されることによ
り、そのパンチ等の打撃を感知するようにすることがで
きる。また、その打撃を感知した際、前記操縦玩具の音
声出力手段から音声を出力することにより、その打撃を
更に音で確認することができ、更に聴覚的に楽しむこと
ができる。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の操縦玩具であって前記操縦玩具は、打撃感知
部と、複数の発光手段と、音声出力手段と、音声や打撃
感知回数等の情報を記憶する記憶手段とを備え、該打撃
感知部にて該操縦玩具に対する打撃を感知する毎に、該
打撃感知回数が更新され、複数の該発光手段が順番に発
光し、該音声出力手段から、該音声記憶手段に記憶され
た所定の音声を出力し、そして該打撃感知回数が所定の
数に達すると、更に後進する動作を行うことを特徴とす
る。
【0021】本発明によれば、例えば人間がボクシング
をするように、前記操縦玩具が他の操縦玩具と対戦して
パンチ等を受けた場合、前記打撃感知部が押されること
により、そのパンチ等の打撃を感知するようにすること
ができる。また、その打撃を感知した際、複数の発光手
段が順番に発光することによって、打撃感知回数や度合
いをその発光の数を見ることで確認することができ、更
に前記操縦玩具の音声出力手段から、例えばその打撃感
知回数に応じた音声を出力することにより、その打撃を
更に音で確認することができる。更に、その打撃感知回
数が所定の数に達すると、後進する動作を行うことによ
り、KOでリングアウトするような動作を実現すること
ができ、よりリアルな動作をする玩具を提供することが
できる。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7記載の操縦玩具であって、前記操縦玩具は、後部に
動作停止スイッチを備え、動作中に該動作停止スイッチ
が入ると、動作を停止することを特徴とする。
【0023】本発明によれば、例えば前記操縦玩具が後
進中に壁等に当たった場合、前記動作停止スイッチが押
されることにより、該操縦玩具の動作が停止することに
よって、無駄な動作を省略することができる。
【0024】請求項9記載の発明は、請求項8記載の操
縦玩具であって、前記操縦玩具は、動作中に前記動作停
止スイッチが入ると、前記記憶手段に記憶されている打
撃感知回数の情報が、初期設定状態に戻ることを特徴と
する。
【0025】本発明によれば、例えば上述のように、他
の操縦玩具と対戦中、該打撃感知回数が所定の数に達し
て該操縦玩具が後進した際、壁等のその進行を妨げるよ
うなものによって、該動作停止スイッチが押されると、
前記記憶手段に記憶されている打撃感知回数の情報が、
初期設定状態に戻ることで、ボクシングのラウンドが終
了するのと同様の効果を得られる。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項1乃至請
求項9記載の操縦玩具であって、前記操縦玩具は、下部
に少なくとも1つ以上の軌条案内部を備え、軌条溝と、
該軌条溝に対して垂直に立設する制止部とを備える軌条
部材上に該操縦玩具を載置し、該軌条案内部を該軌条溝
に沿わせて摺動させることにより、該操縦玩具は軌条部
材上を前後に進行可能であり、更に進行中に、該制止部
に接触することにより、前記操縦玩具の進行が制止され
ることを特徴とする。
【0027】本発明によれば、前記操縦玩具が、前記軌
条部材上を前後に進行可能であることにより、該軌条部
材上に該操縦玩具を載置した場合、該操縦玩具は該軌条
部材上のみ移動可能となり、該操縦玩具の可動範囲を制
限することができる。更に、該軌条部材には、該軌条溝
に対して垂直に立設する制止部が、該操縦玩具に対して
前方及び/又は後方に備えられていても良く、該操縦玩
具の進行中に、前方及び/又は後方の該制止部に接触す
ることにより、前記操縦玩具の進行が制止される。従っ
て、限られた空間においてのみ移動可能となり、実際の
ボクシングのリングのように限られた空間で、他の操縦
玩具とボクシングのような対戦を行うことができ、より
リアルな遊びをすることができる。また更に、後進中で
あれば、該操縦玩具の後部の前記進行停止スイッチが、
該制止部に接触して押されると、該操縦玩具の進行が停
止することができ、無駄な進行動作を省略することがで
きる。
【0028】請求項11記載の発明は、請求項1乃至請
求項10記載の操縦玩具であって、前記受信手段は、赤
外線を、前記操縦信号の伝送媒体として使用することを
特徴とする。
【0029】本発明によれば、前記受信手段は、赤外線
を、前記操縦信号の伝送媒体として使用することによ
り、離れた場所から前記操縦玩具を無線で操縦すること
を可能とし、コンパクトな操縦玩具を提供することがで
きる。更に、特定の波長の赤外線を送信する操縦機と、
その特定の波長の赤外線のみを受信する操縦玩具とを組
み合わせれば、それぞれ波長の違う赤外線を受信する複
数の操縦玩具を、近傍で操縦可能となり、それらを対向
させて対戦させたり、競争させたり等することができ
る。
【0030】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の操縦玩具であって、第1の操縦機から赤外線により送
信される操縦信号によって遠隔操縦される第1の操縦玩
具と、第2の操縦機から、第1の操縦機とは波長の異な
る赤外線により送信される操縦信号によって遠隔操縦さ
れる第2の操縦玩具とを、前記軌条部材上に対向させて
それぞれ載置し、それぞれ遠隔操縦することによって、
対戦させることができることを特徴とする。
【0031】尚、前記軌条部材は、第1の操縦玩具を載
置する為のものと、第2の操縦玩具を載置する為のもの
と別個に形成されていても良いし、第1の操縦玩具を載
置する為の部分と、第2の操縦玩具を載置するための部
分とを有する一体型に形成されていても良い。
【0032】本発明によれば、第1の操縦玩具と、第2
の操縦玩具とを、それぞれ波長の異なる赤外線により操
縦信号によって遠隔操縦することにより、それぞれの操
縦機での操作によってその操縦機に対応する操縦玩具を
操縦することができ、また誤動作させることがなくな
る。そして、第1の操縦玩具と、第2の操縦玩具とを前
記軌条部材上に対向して載置することにより、それぞれ
の操縦機にて遠隔操縦して、リング上でボクシングする
ように対戦させることができる。
【0033】請求項13記載の発明は、操縦信号を送信
することによって請求項1乃至12記載の前記操縦玩具
を遠隔操縦する操縦機であって、前記操縦玩具に対する
操縦入力を行うと共に、その操縦信号を生成する操縦部
と、該操縦部を制御する制御手段と、該操縦信号を該操
縦玩具に送信する送信手段とを備え、前記操縦機を前後
に揺動させることにより、所定の時間、該操縦玩具の腕
部が交互に伸縮する動作を行わせることが可能であるこ
とを特徴とする。
【0034】本発明によれば、例えば前記操縦機内部
に、バネを収納し、その一端を固設し、バネの他端は可
動とし、その近傍に導電部分が配設する。そして操縦機
を前後に揺動させると、バネの他端が揺動し、その近傍
に配設された導電部分に接触し、従ってスイッチが入
り、対応する操縦信号が生成されるように構成する。す
ると、恰も遊戯者自身がボクシングをしているかのよう
に、腕を前後に伸縮させると、操縦玩具にも同様に腕部
を伸縮させる動作を行わせることができ、操縦玩具と一
体となったように遊ぶことができる。
【0035】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の操縦機であって、前記操縦部にて所定の操縦入力を行
うと、所定の時間、前記操縦玩具が左右に揺動する動作
を行わせることが可能であることを特徴とする。
【0036】本発明によれば、例えば前記操縦玩具同士
がボクシングをするように対戦しているとき、相手のパ
ンチ等をかわすウィービング動作を、前記操縦機の操縦
部にて所定の操縦入力を行って、前記操縦玩具が左右に
揺動する動作によって実現可能であり、よりリアルで楽
しい操縦玩具遊びを提供することができる。
【0037】請求項15記載の発明は、請求項13又は
請求項14記載の操縦機であって、前記操縦部にて所定
の操縦入力を行うと、所定の時間、前記操縦玩具を前後
に進行させることが可能であることを特徴とする。
【0038】本発明によれば、前記操縦機の操縦部にて
所定の操縦入力を行うと、所定の時間、前記操縦玩具を
前後に進行させることが可能であることにより、該操縦
玩具に基本的な進行動作を行わせることができる。
【0039】請求項16記載の発明は、請求項13乃至
請求項15記載の操縦機であって、前記送信手段は、赤
外線を、前記操縦信号の伝送媒体として使用することを
特徴とする。
【0040】本発明によれば、前記送信手段は、赤外線
又は電波を、前記操縦信号の伝送媒体として使用するこ
とにより、前記操縦玩具を、離れた場所から無線で操縦
することを可能とし、コンパクトな操縦機を提供するこ
とができる。
【0041】請求項17記載の発明は、軌条部材であっ
て、請求項1乃至請求項12記載の前記操縦玩具の軌条
案内部が、摺動可能な軌条溝と、前記操縦玩具の進行を
制止する為の制止部とを備えることを特徴とする。
【0042】本発明によれば、前記軌条部材上に前記操
縦玩具を載置した場合、該操縦玩具は該軌条部材上のみ
移動可能となり、該操縦玩具の可動範囲を制限すること
ができる。更に、該軌条部材には、該軌条溝に対して垂
直に立設する制止部が、該操縦玩具に対して前方及び/
又は後方に備えられていても良く、該操縦玩具の進行中
に、前方及び/又は後方の該制止部に接触することによ
り、前記操縦玩具の進行が制止される。従って、限られ
た空間においてのみ移動可能となり、実際のボクシング
のリングのように限られた空間で、他の操縦玩具とボク
シングのような対戦を行うことができ、よりリアルな遊
びをすることができる。また更に、後進中であれば、該
操縦玩具の後部の前記進行停止スイッチが、該制止部に
接触して押されると、該操縦玩具の進行が停止すること
ができ、無駄な進行動作を省略することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明は、操縦機から送信される
操縦信号によって遠隔操縦される操縦玩具であって、操
縦機からの操縦信号を受信する受信手段と、少なくとも
2つ以上の腕部と、下部に少なくとも1つ以上の車輪
と、第1の駆動機構と、第2の駆動機構と、第3の駆動
機構と、第1のモーターと、第2のモーターと、該受信
手段及び該第1のモーター及び該第2のモーターを制御
する制御手段とを備える。該第1のモーターが所定の時
間回転することによって該第1の駆動機構を介して、該
腕部が交互に伸縮する動作を行うことが可能であり、該
第1のモーターが所定の時間回転することによって該第
2の駆動機構を介して、該操縦玩具が左右に揺動する動
作を行うことが可能であり、該第2のモーターが所定の
時間回転することによって該第3の駆動機構を介して、
該車輪が回転し、該操縦玩具が前後に進行することが可
能である。更に、打撃感知部と、複数の発光手段と、音
声出力手段、記憶手段とを備え、該打撃感知部にて打撃
を感知すると、複数の発光手段が順次発光し、同時に所
定の音声を出力する。そして、打撃感知の回数を記憶手
段に記憶し、該打撃感知の回数が所定の回数に達する
と、対戦終了と言う意味合いで、該操縦玩具が後進動作
を行い、該記憶手段に記憶されている情報が初期状態に
戻り、その後動作が停止する。又、動作停止スイッチが
ONになると、同様に該記憶手段に記憶されている情報
が初期状態に戻り、動作が停止する。
【0044】一方、操縦機は、前記操縦玩具に対する操
縦入力を行うと共に、その操縦信号を生成する操縦部
と、該操縦部を制御する制御手段と、該操縦信号を該操
縦玩具に送信する送信手段とを備え、前記操縦機を前後
に揺動させることにより、所定の時間、該操縦玩具の腕
部が交互に伸縮する動作を行わせることが可能であり、
又該操縦部にて所定の操縦入力を行うと、所定の時間、
前記操縦玩具が左右に揺動する動作や、前記操縦玩具を
前後に進行させることが可能である。
【0045】そして、第1の操縦機から赤外線により送
信される操縦信号によって遠隔操縦される第1の操縦玩
具と、第2の操縦機から、第1の操縦機とは波長の異な
る赤外線により送信される操縦信号によって遠隔操縦さ
れる第2の操縦玩具とを、軌条部材上に対向させてそれ
ぞれ載置し、それぞれ遠隔操縦することによって、ボク
シングのように対戦させることができる。
【0046】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を
詳細に説明する。
【0047】図1は、本発明の一実施形態の一実施例で
ある操縦玩具1及び操縦機5の外観を示す斜視図であ
る。操縦玩具1は、上部体2と下部体3から構成され
る。上部体2は、受信手段10を有する頭部20と、第
1及び第2の駆動機構及び第1のモーターを有する胴体
部21と、腕部23と、腕部24とから構成され、胴体
部21の胸近辺に打撃感知部25と、LED等で構成さ
れる複数の発光手段26a,26b,26c,26d,
26eが配設される。そして、操縦玩具1の打撃感知部
25が押されると、発光手段26a,26b,26c,
26d,26eが順次発光し、その度に所定の音声を出
力する。そして、打撃感知回数が5回に達すると、発光
手段26eが発光した後、所定の音声を出力して、更に
後進する動作を行い、発光手段26a,26b,26
c,26d,26eの発光消え、動作停止スイッチ32
がONになると、後進動作が止まる。下部体3の下部に
は、車輪41と、車輪42が所定の位置に配設され、更
に、軌条部材6上を進行するための案内突起33,34
を有する。また、下部体3の内部には、音声出力手段
(図示せず)と、第3の駆動機構及び第2のモーターが
配設され、また乾電池等の電源(図示せず)を備える。
【0048】操縦機5には、操縦玩具1を操縦する為の
操縦部として、操縦スイッチ50,51,52を備え、
内部には、乾電池等の電源(図示せず)を備える。そし
て、操縦スイッチ50を押すと、操縦玩具1は前進し、
操縦スイッチ51を押すと、操縦玩具1は後進し、操縦
スイッチ52を押すと、操縦玩具1は左右に揺動する。
また、操縦機5を前後に揺動させることより、内部に配
設された操縦スイッチ53がONとなり、操縦玩具1の
腕部23,24が交互に伸縮する動作を行う。
【0049】次に、本発明の一実施形態の一実施例であ
る操縦玩具1及び操縦機5の内部構成を説明する。図2
は、本発明に係る一実施例である操縦玩具1及び操縦機
5の内部構成を示すブロック図である。
【0050】操縦機5は、操縦スイッチ50,51、5
2,53からなる操縦部にて情報の入力があると、それ
ぞれ入力情報に応じた操縦信号を生成し、該操縦信号を
制御手段54にて制御し、増幅手段55にて増幅し、増
幅した操縦信号を、送信手段56にて、赤外線を伝送媒
体として操縦玩具1へと送信する。一方、操縦玩具1
は、頭部20内部に備わる受信手段10にて、操縦機5
から送信された操縦信号を受信し、増幅手段11にて増
幅し、増幅した操縦信号を、制御手段12にて制御し、
記憶手段13に記憶されている情報を参照等してその操
縦信号に応じて、第1のモーターが逆回転又は正回転
し、それによって第1の駆動機構及び/又は第2の駆動
機構が駆動したり、又は第2のモーターが逆回転又は正
回転し、それによって第3の駆動機構が駆動する。ま
た、音声記憶手段14aに記憶された所定の音声情報
を、増幅手段14bにて増幅し、音声出力手段14cを
介して音声を出力したり、発光手段15が発光したりす
る。尚、記憶手段13には、打撃感知の回数等が記憶さ
れ、音声記憶手段14aには、例えば掛け声、うめき声
等の、操縦玩具1の動作に応じた所定の音声情報が記憶
される。
【0051】次に、操縦玩具1の腕部23,24が交互
に伸縮する動作を行う仕組みについて詳細に説明する。
図3は、第1のモーター及び第1の駆動機構を示した図
で,図4は、駆動ボックスを上から見た図で、図5は、
腕部と胴体部の分解斜視図で、図6は、腕部23の内部
の第1の駆動機構の一部を示す図である。駆動ボックス
160には、第1のモーター16、歯車160b,16
0c,160d,160e,160fが配設される。そ
して、この駆動ボックス160に、クランク16a1及
び滑動連杆16a3と、クランク16a7及び滑動連杆
16a9とが連結され、滑動連杆16a3,16a9
は、上部体2の腕部23,24の上腕部23a、24a
のボス23a1,24a1に螺設される。また、腕部2
3,24内部には、滑動連杆16a5、16a11がそ
れぞれ配設される。そして、ボス23a,24a及び滑
動連杆16a5の突起部16a6,滑動連杆16a11
の突起部16a12は,胴体部21の孔21a、21b
に挟持され、腕部23,24はそれぞれ胴体部21に挟
装される。
【0052】操縦機5の操縦スイッチがONとなり、そ
の操縦信号が送信され、該操縦信号を操縦玩具1が受信
すると、制御手段12によって、第1のモーター16が
所定の時間正回転するようになる。すると、第1のモー
ターの回転軸に配設されたピニオン160aが正回転
し、ピニオン160aに接続された歯車160b,16
0c,160d,160eを介して、回転速度を減速さ
せて、減速による回転トルクを増すよう、歯車160e
に接続されたクランク16a1を回転させる。この時、
歯車160eには、軸の周りに外側に、つめ冠車160
gが配設され、一方、クランク16a1には、軸の周り
に内側に、つめ冠車160gと噛み合う形状のつめ冠車
160hが配設され、つめ冠車160gが回転すること
によって、つめ冠車160hが回転し、従ってクランク
16a1が回転する。そして、そのクランク16a1に
は、クランクピン16a2が滑動連杆16a3のスライ
ド溝16a4に挿入されて、滑動連杆16a3が接続さ
れている。滑動連杆16a3は、腕部23の上腕部23
aに配設されたボス23a1に螺設されている。そし
て、クランク16a1の回転に伴って、滑動連杆16a
3がボス23a1を中心にして、所定の狭い範囲で往復
運動するが、胴体部21に挟持されている為、その往復
運動の力が滑動連杆16a5に伝わる。滑動連杆16a
5は、図6に示すように、下腕部23bに、回転軸23
b1を介して連結されており、また下腕部23bは、上
腕部23aに、回転軸23a2を介して連結されている
為、伝えられた往復運動の力によって、上腕部23a内
を、左右に滑動し、軸23b1を介して下腕部23bを
押し出す。すると、それに伴い、下腕部23bは、軸2
3a2を中心として揺動する。即ち滑動連杆16a5が
A方向にあるときは、下腕部23bはCの方向にあっ
て、上腕部23aと水平の状態となり、腕を伸ばした状
態となる。そして、滑動連杆16a5がB方向にあると
きは、下腕部23bはDの方向にあって、上腕部23a
と傾きを持った状態となり、腕を曲げた状態となる。
【0053】腕部24も上述とほぼ同様の機構及び動作
を行うが、腕部24に接続されるクランク16a7のク
ランクピン16a8を、腕部23に接続されるクランク
16a1のクランクピン16a2と、角度を180度前
後に異ならせて配設することにより、歯車160eの回
転によって、滑動連杆16a3が滑動連杆16a9とが
それぞれ互い違いに揺動し、従って腕部23,24が交
互に腕を伸縮する動作が可能となる。また、この時同時
に、音声記憶手段14aに記憶された所定の音声,音声
出力手段14cから出力するようにしても良い。
【0054】次に、操縦玩具1が左右に揺動する動作を
行う仕組みについて詳細に説明する。図7、8は、第1
のモーター及び第2の駆動機構を示した図である。尚、
歯車160b、160c、160dは、第1の駆動機構
のものと共有する。駆動ボックス160に、クランク1
6b1及び滑動連杆16b3とが連結され、滑動連杆1
6b3は、下部体3の揺動部材30に、滑動連杆16b
3の突起16b7を介して連結される。そして胴体部2
1と揺動部材30は、連結軸30cを介して連結され
る。なお、揺動部材30は、下部に突起30aを備え、
下部体3の上部に備える凹窩31に、該突起30aを挿
入し、螺子等によって下部体3に連結される。
【0055】操縦機5の操縦スイッチがONとなり、そ
の操縦信号が送信され、該操縦信号を操縦玩具1が受信
すると、制御手段12によって、第1のモーター16が
所定の時間逆回転するようになる。すると、第1のモー
ター16の回転軸に配設されたピニオン160aが逆回
転し、ピニオン160aに接続された減速歯車160
b、160c、160d、160fを介して、回転速度
を減速させて、減速による回転トルクを増すよう、歯車
160fに接続されたクランク16b1を回転させる。
この時、歯車160fには、軸の周りに外側に、つめ冠
車160iが配設され、一方、クランク16b1には、
軸の周りに内側に、つめ冠車160iと噛み合う形状の
つめ冠車160jが配設され、つめ冠車160iが回転
することによって、つめ冠車160jが回転し、従って
クランク16b1が回転する。そして、そのクランク1
6b1には、クランクピン16b2を有し、クランクピ
ン16b2が滑動連杆16b3のスライド溝16b4に
挿入されて、滑動連杆16b3が接続されている。更に
滑動連杆16b3は、スライド溝16b5を有し、この
スライド溝に、駆動ボックス160から突出するボス1
6b6が貫通する。このボス16b6に螺設されること
により、滑動連杆16b3は駆動ボックス160に固設
される。そして、クランク16b1の回転に伴って、ク
ランクピン16b2が滑動連杆16b3のスライド溝1
6b4に沿って滑動し、それによって、滑動連杆16b
3が上下方向に力を受け、滑動連杆16b3のスライド
溝16b4がボス16b6に沿って滑動し、従って滑動
連杆16b3が上下に滑動する。
【0056】すると平行リンクの原理によって、滑動連
杆16b3が下向きに滑動している時は、Fの方向、即
ち滑動連杆16b3とは反対の方向に、胴体部21が傾
き、滑動連杆16b3が上向きに滑動している時は、E
の方向、即ち滑動連杆16b3の方向に、胴体部21が
傾く。この動作により、上部体2が左右に揺動する動作
を行うことが可能となる。
【0057】尚、バネ30bは、上部体2が左右に揺動
した後又はその間、その弾性力によって左右どちらにも
傾かない状態に戻す効果を有する。また、上部体2が左
右に揺動する動作と同時に、音声記憶手段14aに記憶
された所定の音声を音声出力手段14cから出力するよ
うにしても良い。
【0058】尚、腕部23に接続されるクランク16a
1のつめ冠車160hと、揺動部材30に接続されるク
ランク16b1のつめ冠車160jとは、つめの向きが
逆とする。なぜなら、第1のモーター16が正回転する
ときは、つめ冠車160gは、クランク16a1のつめ
冠車160hのつめを容易に送るため、回転トルクは保
持されるが、第1のモーター16が逆回転するときは、
つめ冠車160jに、クランク16a1のつめ冠車16
0hのつめによる回転を阻止する力が働き、これにより
回転トルクは減少する。即ち、第1のモーター16が正
回転するときは、腕部23,24は交互に腕を伸縮する
動作を行うが、モーター16が逆回転するときは、腕部
23,24は動作しないようになる。同様に、第1のモ
ーター16が逆回転するときは、つめ冠車160iは、
クランク16b1のつめ冠車160jのつめを容易に送
るため、回転トルクは保持されるが、第1のモーター1
6が正回転するときは、つめ冠車160iに、クランク
16b1のつめ冠車160jのつめによる回転を阻止す
る力が働き、これにより回転トルクは減少する。即ち、
第1のモーター16が逆回転するときは、上部体2は左
右に揺動する動作を行うが、第1のモーター16が逆回
転するときは、上部体2は動作しないようになる。
【0059】次に、操縦玩具1が前後に進行する仕組み
について詳細に説明する。図9は、第2のモーター及び
第3の駆動機構を示した図である。下部体3の内部に、
駆動ボックス170が配設され、その駆動ボックス17
0には、第2のモーター17、歯車170b,170
c,170d,170e,170fが配設される。そし
て、この駆動ボックス170に、車軸40が貫設され、
車軸40の両端には、車輪41、車輪42が配設され
る。尚、4輪車の場合は、他の2個の車輪は、車輪4
1、車輪42の車輪の動きを妨げないよう、他の車軸に
配設されるのが望ましい。
【0060】操縦機5の操縦スイッチ50がONとな
り、その操縦信号が送信され、該操縦信号を操縦玩具1
が受信すると、制御手段12によって、第2のモーター
17が所定の時間正回転するようになる。すると、第2
のモーター17の回転軸に配設されたピニオン170a
が回転し、ピニオン170aに接続された歯車170
b,170c,170d,170e,170fを介し
て、車軸40が回転することによって、回転速度を減速
させて、減速による回転トルクを増すよう、車輪41を
回転させる。従って、操縦玩具1は、前進する動作を行
う。
【0061】また、歯車170fは、内向きに冠歯車1
70gを有し、一方車軸40に冠歯車170gと嵌合す
る冠歯車170hが固設される。これにより、モーター
17が回転中に、操縦玩具1を上から押さえつけたり、
無理に車輪を止めたり等の無理な力が掛かった時に、嵌
合していた冠歯車170gと冠歯車170hの嵌合がは
ずれて、車輪42側にその無理な力を逃がすよう制御さ
れる。従って、モーター17が空転したり、モーター1
7に、その回転に逆らう力等の無理な力が掛かることが
ないよう制御される。
【0062】また、操縦機5の操縦スイッチ51がON
となり、その操縦信号が送信され、該操縦信号を操縦玩
具1が受信すると、制御手段12によって、第2のモー
ター17が所定の時間逆回転するようになる。従って上
述の駆動機構によって、操縦玩具1は後進する動作を行
う。
【0063】次に、動作停止スイッチ31について説明
する。動作停止スイッチ31は、下部体3の後方部に配
設され、押されると、スイッチが入り、制御手段12に
よって、第1及び第2のモーターが停止するよう制御さ
れる。従って、本体1の動作が停止される。
【0064】次に、操縦玩具1の打撃感知部25につい
て説明する。図11は、打撃感知の動作の流れを示すフ
ロー図である。ステップS10にて、打撃感知部25が
押されると、スイッチが入り、制御手段12では、その
情報に基づいて、ステップ11にて、記憶手段13に記
憶されている打撃回数が0から4までか否かを判定し、
0から4までの場合、ステップS12にて、打撃回数に
1を加算する。そしてステップS13にて、発光手段2
6a,26b,26c,26d,26eのうち、対応す
る回数までの発光手段を発光させる。例えば、打撃感知
回数が1ならば、発光手段26aのみが発光し、打撃感
知回数が3ならば、発光手段26a,26b,26cが
発光する。また、ステップS14にて、音声記憶手段1
4aに記憶されている、対応する回数に応じた所定の音
声を音声出力手段14cから出力する。
【0065】ステップS11にて、打撃回数が0から4
までではなかった場合、ステップS15にて、記憶手段
13に記憶されている打撃感知回数を初期設定の0に
し、ステップS16にて、発光手段26a,26b,2
6c,26d,26eの発光を停止する。そして、ステ
ップS17にて、音声記憶手段14aに記憶されている
所定の音声、例えば「リングアウト!」とか、「ギャオ
ー!」等を、音声出力手段14cから出力する。そし
て、ステップS18にて、第2のモーター17を所定の
時間逆回転させる。従って操縦玩具1は後進する動作を
行う。そして、ステップS19にて、操縦玩具1の動作
停止スイッチ32が押されたか否かを判定し、押されて
いれば、ステップS20にて、第1のモーター16及び
第2のモーター17の回転を停止する。即ち、操縦玩具
1の動作が停止する。
【0066】次に、操縦機5の操縦スイッチ50,5
1,52,53の仕組みについて説明する。操縦スイッ
チ50,51,52は、それぞれ押すと、操縦機5内部
の電源がONとなり、それぞれの操縦信号が生成され
る。操縦スイッチ53は、操縦機5内部に配設され、図
12に示すように、長方体状のバネ箱530の内部に、
バネ531が収納され、一端531bがバネ箱530の
一端に固設される。そしてバネ531の他端531aは
可動となっており、一方バネ箱530の他端には、導電
部分532が配設される。この電源スイッチ53が、操
縦機5の内部に配設されて、操縦機5を前後に揺動させ
ると、バネ531の他端531aが揺動し、バネ箱53
0に配設された導電部分532に接触し、従って電源が
ONとなり、対応する操縦信号が生成される。尚、電源
スイッチ53は、バネ531が操縦機5の左右方向に位
置するように配設されるのが望ましい。
【0067】そして、図13に示すように、2体の操縦
玩具1、操縦玩具100を、それぞれ操縦機5、操縦機
500により遠隔操作して、ボクシングのように対戦さ
せて遊ぶ場合について説明する。操縦機500は、操縦
機5と構成は同じであるが、操縦機5と異なる波長の赤
外線を、操縦信号の伝送媒体とする。操縦玩具100
は、操縦玩具1と構成は同じであるが、操縦機5から送
信される赤外線の波長とは異なる波長の赤外線を伝送媒
体として受信する。
【0068】そして、2体の操縦玩具1、100を対向
させて、それぞれ軌条部材6,7上に載置し、それぞれ
の操縦機5,500にて遠隔操作することによって操縦
玩具1、100を操縦して、ボクシングのように対戦さ
せて遊ぶ。例えば、操縦玩具1を腕部23、24を交互
に伸縮させて、即ちパンチングさせて操縦玩具100の
打撃感知部25を押そうとすると(攻撃側)、一方、操
縦玩具100を、そのパンチを避けるように、左右揺動
させる、即ちウイービングさせる(防御側)。すると、
まるでボクシングをしているかのように対戦させること
ができる。また、操縦玩具1、操縦玩具100の打撃感
知部25、250は、押されると、その回数に応じた数
の発光手段が発光し、またその回数に応じた所定の音声
を出力する。更に、操縦玩具1又は操縦玩具100のど
ちらか先に打撃感知回数が5回に達した場合、「リング
アウト!」、「ギャオー!」等という音声と共に、後進
する動作を行い、対戦終了とさせることができる。
【0069】尚、軌条部材6は、軌条溝60を有し、軌
条溝60に対して垂直に制止部61が立設される。この
軌条溝60に図14に示すような下部体3の案内突起3
3,34を沿わせて、操縦玩具1を前後に進行させるこ
とができる。また、制止部61によって、操縦玩具1が
前進又は後進の際、制止部61に接触することによって
その進行が制止される為、操縦玩具1の可動範囲を制限
することができ、ボクシングのリングと同じように、限
られた空間で対戦することを可能とする。軌条部材7も
軌条部材6と同様の構成であり、それぞれ対向して配置
し、それぞれ操縦玩具を載置することによって、あたか
もボクシングのリングのように、2体の操縦玩具を対戦
させることができる。
【0070】また、操縦玩具1,100の下部に少なく
とも1つ以上のキャスターを配設し、自由に進行方向を
変えられるようにしても良い。このときは、軌条部材6
を用いず、任意の平面上で操縦玩具1,100を操縦す
るのが良い。またこのとき、操縦玩具1がキャスターの
動きによって、方向自在に進行するように、車輪42の
内部にともえ形つめと内歯つめ車を形成すると良い。す
ると、車輪42は、車軸40に、車軸40とは独立に回
転可能なように装着されるが、図10の断面図に示すよ
うに、ともえ形つめと内歯つめ車によって、車軸40が
正回転しているとき、その回転速度が一定以上になる
と、同一方向に回転するようになる。即ち、車輪42の
外枠が、内歯つめ車42aとなっており、車軸40の先
端には、2個のつめ40aを有するボスが固設され、車
軸40がある一定以上の速さで回転すると、つめ40a
が遠心力で内歯つめ車42aのつめを送ることによっ
て、内歯つめ車42aが回転する。尚、係止部40b
は、つめ40aが所定の範囲以上可動しないようにつめ
40aを係止する役目を有する。これによって、正回転
する車軸40の回転速度が一定以上になれば、車輪42
は正回転し、車軸40が逆回転しているときは、車輪4
2は回転しない。操縦玩具100も同様に構成すれば良
い。
【0071】以上、好ましい実施例を挙げて本発明を説
明したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改
変できる。発光手段は、順次発光しなくても良く、ラン
ダムに発光しても良いし、点滅発光しても良い。また、
操縦玩具の下体は、上述の通りでなく、左右に2つ以上
の足部を備え、歩行可能なように構成しても良い。
【0072】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を有する。
【0073】本発明によれば、前記操縦玩具の腕部が交
互に伸縮する動作を行うことが可能であることにより、
人間がボクシングを行うように、ジャブやストレート、
パンチング等のような腕の動きを実現することができ
る。
【0074】本発明によれば、前記操縦玩具が左右に揺
動する動作を行うことが可能であることにより、人間が
ボクシングを行うように、相手のジャブやストレート、
パンチングをかわすウィービング等の動作を実現するこ
とができる。
【0075】本発明によれば、例えば第3の駆動手段に
モーターを備え、該モーターに少なくとも1つ以上の車
輪を車軸又は他の配設手段によって配設すると、該モー
ターが正転又は逆転することによって、該車輪が右又は
左に回転し、従って前記操縦玩具は前進又は後進可能と
なる。これによって、該操縦玩具を自由に走行させて楽
しむことができたり、他の操縦玩具と競争させて走行さ
せたり、追いかけっこ等応用の広い遊びを提供すること
ができる。
【0076】本発明によれば、前記操縦玩具が前進又は
後進する際、ランダムに進行方向が変わることにより、
より興趣性の高い玩具を提供することができる。
【0077】本発明によれば、例えば人間がボクシング
をするように、前記操縦玩具が他の操縦玩具からのパン
チ等を受けた場合、前記打撃感知部が押されることによ
り、そのパンチ等の打撃を感知するようにすることがで
きる。また、その打撃を感知した際、前記操縦玩具の発
光手段が発光又は点滅発光することにより、その打撃を
更に発光や点滅発光として視認することができ、更に視
覚的に楽しむことができる。
【0078】本発明によれば、例えば人間がボクシング
をするように、前記操縦玩具が他の操縦玩具からのパン
チ等を受けた場合、前記打撃感知部が押されることによ
り、そのパンチ等の打撃を感知するようにすることがで
きる。また、その打撃を感知した際、前記操縦玩具の音
声出力手段から音声を出力することにより、その打撃を
更に音で確認することができ、更に聴覚的に楽しむこと
ができる。
【0079】本発明によれば、例えば人間がボクシング
をするように、前記操縦玩具が他の操縦玩具と対戦して
パンチ等を受けた場合、前記打撃感知部が押されること
により、そのパンチ等の打撃を感知するようにすること
ができる。また、その打撃を感知した際、複数の発光手
段が順番に発光することによって、打撃感知回数や度合
いをその発光の数を見ることで確認することができ、更
に前記操縦玩具の音声出力手段から、例えばその打撃感
知回数に応じた音声を出力することにより、その打撃を
更に音で確認することができる。更に、その打撃感知回
数が所定の数に達すると、後進する動作を行うことによ
り、KOでリングアウトするような動作を実現すること
ができ、よりリアルな動作をする玩具を提供することが
できる。
【0080】本発明によれば、例えば前記操縦玩具が後
進中に壁等に当たった場合、前記動作停止スイッチが押
されることにより、該操縦玩具の動作が停止することに
よって、無駄な動作を省略することができる。
【0081】本発明によれば、例えば上述のように、他
の操縦玩具と対戦中、該打撃感知回数が所定の数に達し
て該操縦玩具が後進した際、壁等のその進行を妨げるよ
うなものによって、該動作停止スイッチが押されると、
前記記憶手段に記憶されている打撃感知回数の情報が、
初期設定状態に戻ることで、ボクシングのラウンドが終
了するのと同様の効果を得られる。
【0082】本発明によれば、前記操縦玩具が、前記軌
条部材上を前後に進行可能であることにより、該軌条部
材上に該操縦玩具を載置した場合、該操縦玩具は該軌条
部材上のみ移動可能となり、該操縦玩具の可動範囲を制
限することができる。更に、該軌条部材には、該軌条溝
に対して垂直に立設する制止部が、、該操縦玩具に対し
て前方及び/又は後方に備えられていても良く、該操縦
玩具の進行中に、前方及び/又は後方の該制止部に接触
することにより、前記操縦玩具の進行が制止される。従
って、限られた空間においてのみ移動可能となり、実際
のボクシングのリングのように限られた空間で、他の操
縦玩具とボクシングのような対戦を行うことができ、よ
りリアルな遊びをすることができる。また更に、後進中
であれば、該操縦玩具の後部の前記進行停止スイッチ
が、該制止部に接触して押されると、該操縦玩具の進行
が停止することができ、無駄な進行動作を省略すること
ができる。
【0083】本発明によれば、前記受信手段は、赤外線
を、前記操縦信号の伝送媒体として使用することによ
り、離れた場所から前記操縦玩具を無線で操縦すること
を可能とし、コンパクトな操縦玩具を提供することがで
きる。更に、特定の波長の赤外線を送信する操縦機と、
その特定の波長の赤外線のみを受信する操縦玩具とを組
み合わせれば、それぞれ波長の違う赤外線を受信する複
数の操縦玩具を、近傍で操縦可能となり、それらを対向
させて対戦させたり、競争させたり等することができ
る。
【0084】本発明によれば、第1の操縦玩具と、第2
の操縦玩具とを、それぞれ波長の異なる赤外線により操
縦信号によって遠隔操縦することにより、それぞれの操
縦機での操作によってその操縦機に対応する操縦玩具を
操縦することができ、また誤動作させることがなくな
る。そして、第1の操縦玩具と、第2の操縦玩具とを前
記軌条部材上に対向して載置することにより、それぞれ
の操縦機にて遠隔操縦して、リング上でボクシングする
ように対戦させることができる。
【0085】本発明によれば、例えば前記操縦機内部
に、バネを収納し、その一端を固設し、バネの他端は可
動とし、その近傍に導電部分が配設する。そして操縦機
を前後に揺動させると、バネの他端が揺動し、その近傍
に配設された導電部分に接触し、従ってスイッチが入
り、対応する操縦信号が生成されるように構成する。す
ると、恰も遊戯者自身がボクシングをしているかのよう
に、腕を前後に伸縮させると、操縦玩具にも同様に腕部
を伸縮させる動作を行わせることができ、操縦玩具と一
体となったように遊ぶことができる。
【0086】本発明によれば、例えば前記操縦玩具同士
がボクシングをするように対戦しているとき、相手のパ
ンチ等をかわすウィービング動作を、前記操縦機の操縦
部にて所定の操縦入力を行って、前記操縦玩具が左右に
揺動する動作によって実現可能であり、よりリアルで楽
しい操縦玩具遊びを提供することができる。
【0087】本発明によれば、前記操縦機の操縦部にて
所定の操縦入力を行うと、所定の時間、前記操縦玩具を
前後に進行させることが可能であることにより、該操縦
玩具に基本的な進行動作を行わせることができる。
【0088】本発明によれば、前記送信手段は、赤外線
又は電波を、前記操縦信号の伝送媒体として使用するこ
とにより、前記操縦玩具を、離れた場所から無線で操縦
することを可能とし、コンパクトな操縦機を提供するこ
とができる。
【0089】本発明によれば、前記軌条部材上に前記操
縦玩具を載置した場合、該操縦玩具は該軌条部材上のみ
移動可能となり、該操縦玩具の可動範囲を制限すること
ができる。更に、該軌条部材には、該軌条溝に対して垂
直に立設する制止部が、、該操縦玩具に対して前方及び
/又は後方に備えられていても良く、該操縦玩具の進行
中に、前方及び/又は後方の該制止部に接触することに
より、前記操縦玩具の進行が制止される。従って、限ら
れた空間においてのみ移動可能となり、実際のボクシン
グのリングのように限られた空間で、他の操縦玩具とボ
クシングのような対戦を行うことができ、よりリアルな
遊びをすることができる。また更に、後進中であれば、
該操縦玩具の後部の前記進行停止スイッチが、該制止部
に接触して押されると、該操縦玩具の進行が停止するこ
とができ、無駄な進行動作を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の一実施例である操縦玩具
1及び操縦機5の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例である操縦玩具1及び操
縦機5の内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1のモーター及び第1の駆動機構を示した図
である。
【図4】駆動ボックスを上から見た図である。
【図5】腕部と胴体部の分解斜視図である。
【図6】図6は、腕部23の内部の第1の駆動機構の一
部を示す図である。
【図7】第1のモーター及び第2の駆動機構を示した図
である。
【図8】第1のモーター及び第2の駆動機構を示した図
である。
【図9】第2のモーター及び第3の駆動機構を示した図
である。
【図10】キャスターを備えた時の車輪42の断面図で
ある。
【図11】打撃感知の動作の流れを示すフロー図であ
る。
【図12】操縦スイッチ52の仕組みを示す図である。
【図13】2体の操縦玩具を対戦させる様子を示す図で
ある。
【図14】操縦玩具1の下部裏面図である。
【符号の説明】
1 操縦玩具 2 上部体 3 下部体 5 操縦機 6 軌条部材 7 軌条部材 10 受信手段 11 増幅手段 12 制御手段 13 記憶手段 14a 音声記憶手段 14b 増幅手段 14c 音声出力手段 15 発光手段 16 モーター 16a1 クランク 16a2 クランクピン 16a3 滑動連杆 16a4 スライド溝 16a5 滑動連杆 16a6 突起部 16a7 クランク 16a8 クランクピン 16a9 滑動連杆 16a11 滑動連杆 16a12 突起部 16b1 クランク 16b2 クランクピン 16b3 滑動連杆 16b4 スライド溝 16b5 スライド溝 16b6 ボス 160 駆動ボックス 160a ピニオン 160b 歯車 160c 歯車 160d 歯車 160e 歯車 160f 歯車1 160g つめ冠車 160h つめ冠車 160i つめ冠車 160j つめ冠車 17 モーター 170 駆動ボックス 170a ピニオン 170b 歯車 170c 歯車 170d 歯車 170e 歯車 170f 歯車 170g 冠歯車 170h 冠歯車 20 頭部 21 胴体部 21a 孔 23 腕部 23a 上腕部 23a1 ボス 23a2 回転軸 23b 下腕部 23b1 回転軸 24 腕部 24a 下腕部 24a1 ボス 25 打撃感知部 26a 発光手段 26b 発光手段 26c 発光手段 26d 発光手段 26e 発光手段 30 揺動部材 30a 突起 30b バネ 30c 連結軸 31 凹窩 32 動作停止スイッチ 33 案内突起 34 案内突起 40 車軸 40a つめ 40b 係止部 41 車輪 42 車輪 42a 内歯つめ車 50 操縦スイッチ 51 操縦スイッチ 52 操縦スイッチ 54 制御手段 55 増幅手段 56 送信手段 60 軌条溝 61 制止部 100 操縦玩具 500 操縦機 530 バネ箱 531 バネ 531a バネ一端 531b バネ一端 532 導電部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 AA14 CA01 CA04 CA08 CA23 DA06 DA24 DA26 DA27 DA37 DF02 DF06 DF33 DG02 DG12 DG13 DG14 DG15 DK02 EB01 ED02 ED10 EF16 EF17 EF33 EF36

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操縦機から送信される操縦信号によって遠
    隔操縦される操縦玩具において、操縦機からの操縦信号
    を受信する受信手段と、少なくとも2つ以上の腕部と、
    該腕部を駆動する第1の駆動機構と、第1のモーター
    と、該受信手段及び該第1のモーターを制御する制御手
    段とを備え、該第1のモーターが所定の時間回転するこ
    とによって該第1の駆動機構を介して、該腕部が交互に
    伸縮する動作を行うことが可能であることを特徴とする
    操縦玩具。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記操縦玩具は第2の
    駆動機構を備え、該第1のモーターが所定の時間回転す
    ることによって該第2の駆動機構を介して、該操縦玩具
    が左右に揺動する動作を行うことが可能であることを特
    徴とする操縦玩具。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記操縦
    玩具は、下部に少なくとも1つ以上の車輪と、該車輪を
    駆動する第3の駆動機構と、第2のモーターを備え、該
    第2のモーターが所定の時間回転することによって該第
    3の駆動機構を介して、該車輪が回転し、該操縦玩具が
    前後に進行することが可能であることを特徴とする操縦
    玩具。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記操縦玩具は、下部
    に少なくとも1つ以上のキャスターを備え、前進又は後
    進する際、ランダムに進行方向が変わることを特徴とす
    る操縦玩具。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4において、前記操縦
    玩具は、打撃感知部と、少なくとも1つ以上の発光手段
    とを備え、該打撃感知部にて該操縦玩具に対する打撃を
    感知すると、該発光手段が発光又は点滅発光することを
    特徴とする操縦玩具。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項4において、前記操縦
    玩具は、打撃感知部と、音声出力手段とを備え、該打撃
    感知部が押されることにより打撃を感知すると、該音声
    出力手段から音声を出力することを特徴とする操縦玩
    具。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項4において、前記操縦
    玩具は、打撃感知部と、複数の発光手段と、音声出力手
    段と、音声や打撃感知回数等の情報を記憶する記憶手段
    とを備え、該打撃感知部にて該操縦玩具に対する打撃を
    感知する毎に、該打撃感知回数が更新され、複数の該発
    光手段が順番に発光し、該音声出力手段から、該音声記
    憶手段に記憶された所定の音声を出力し、そして該打撃
    感知回数が所定の数に達すると、更に後進する動作を行
    うことを特徴とする操縦玩具。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7において、前記操縦
    玩具は、後部に動作停止スイッチを備え、動作中に該動
    作停止スイッチが入ると、動作を停止することを特徴と
    する操縦玩具。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記操縦玩具は、動作
    中に前記動作停止スイッチが入ると、前記記憶手段に記
    憶されている打撃感知回数の情報が、初期設定状態に戻
    ることを特徴とする操縦玩具。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項9において、前記操
    縦玩具は、下部に少なくとも1つ以上の軌条案内部を備
    え、軌条溝と、該軌条溝に対して垂直に立設する制止部
    とを備える軌条部材上に該操縦玩具を載置し、該軌条案
    内部を該軌条溝に沿わせて摺動させることにより、該操
    縦玩具は軌条部材上を前後に進行可能であり、更に進行
    中に、該制止部に接触することにより、前記操縦玩具の
    進行が制止されることを特徴とする操縦玩具。
  11. 【請求項11】請求項1乃至請求項10において、前記
    受信手段は、赤外線を、前記操縦信号の伝送媒体として
    使用することを特徴とする操縦玩具。
  12. 【請求項12】請求項11において、第1の操縦機から
    赤外線により送信される操縦信号によって遠隔操縦され
    る第1の操縦玩具と、第2の操縦機から、第1の操縦機と
    は波長の異なる赤外線により送信される操縦信号によっ
    て遠隔操縦される第2の操縦玩具とを、前記軌条部材上
    に対向させてそれぞれ載置し、それぞれ遠隔操縦するこ
    とによって、対戦させることができることを特徴とする
    操縦玩具。
  13. 【請求項13】操縦信号を送信することによって請求項
    1乃至12記載の前記操縦玩具を遠隔操縦する操縦機に
    おいて、前記操縦玩具に対する操縦入力を行うと共に、
    その操縦信号を生成する操縦部と、該操縦部を制御する
    制御手段と、該操縦信号を該操縦玩具に送信する送信手
    段とを備え、前記操縦機を前後に揺動させることによ
    り、所定の時間、該操縦玩具の腕部が交互に伸縮する動
    作を行わせることが可能であることを特徴とする操縦
    機。
  14. 【請求項14】請求項13において、前記操縦部にて所
    定の操縦入力を行うと、所定の時間、前記操縦玩具が左
    右に揺動する動作を行わせることが可能であることを特
    徴とする操縦機。
  15. 【請求項15】請求項13又は請求項14において、前
    記操縦部にて所定の操縦入力を行うと、所定の時間、前
    記操縦玩具を前後に進行させることが可能であることを
    特徴とする操縦機。
  16. 【請求項16】請求項13乃至請求項15において、前
    記送信手段は、赤外線を、前記操縦信号の伝送媒体とし
    て使用することを特徴とする操縦機。
  17. 【請求項17】請求項1乃至請求項12記載の前記操縦
    玩具の軌条案内部が、摺動可能な軌条溝と、前記操縦玩
    具の進行を制止する為の制止部とを備えることを特徴と
    する軌条部材。
JP2001248818A 2001-08-20 2001-08-20 操縦玩具及びその操縦機 Pending JP2003053050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248818A JP2003053050A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 操縦玩具及びその操縦機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248818A JP2003053050A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 操縦玩具及びその操縦機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003053050A true JP2003053050A (ja) 2003-02-25

Family

ID=19077917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001248818A Pending JP2003053050A (ja) 2001-08-20 2001-08-20 操縦玩具及びその操縦機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003053050A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5552580B1 (ja) * 2014-01-24 2014-07-16 株式会社タカラトミー 玩具
JP2015043945A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 株式会社ハル研究所 格闘戦車
CN104759103A (zh) * 2015-04-07 2015-07-08 黑龙江大学 多驱动遥控拳击模型机器人系统及该机器人系统的控制方法
CN105013186A (zh) * 2015-07-22 2015-11-04 黑龙江大学 多驱动自主遥控网络化拳击模型机器人系统及其控制方法
CN105031933A (zh) * 2015-07-22 2015-11-11 黑龙江大学 单驱动遥控拳击模型机器人系统及该机器人系统的控制方法
JPWO2016067474A1 (ja) * 2014-10-31 2017-08-03 株式会社タカラトミー ロボット玩具
CN109966754A (zh) * 2019-03-25 2019-07-05 西北工业大学 一种尾部斜面式登台的武术擂台机器人
CN110302546A (zh) * 2019-07-01 2019-10-08 奥飞娱乐股份有限公司 背摔攻击配件及具有其的背摔战车

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015043945A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 株式会社ハル研究所 格闘戦車
JP5552580B1 (ja) * 2014-01-24 2014-07-16 株式会社タカラトミー 玩具
WO2015111196A1 (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 株式会社タカラトミー 玩具
US9242183B2 (en) 2014-01-24 2016-01-26 Tomy Company, Ltd. Toy
JPWO2016067474A1 (ja) * 2014-10-31 2017-08-03 株式会社タカラトミー ロボット玩具
CN104759103A (zh) * 2015-04-07 2015-07-08 黑龙江大学 多驱动遥控拳击模型机器人系统及该机器人系统的控制方法
CN105013186A (zh) * 2015-07-22 2015-11-04 黑龙江大学 多驱动自主遥控网络化拳击模型机器人系统及其控制方法
CN105031933A (zh) * 2015-07-22 2015-11-11 黑龙江大学 单驱动遥控拳击模型机器人系统及该机器人系统的控制方法
CN109966754A (zh) * 2019-03-25 2019-07-05 西北工业大学 一种尾部斜面式登台的武术擂台机器人
CN110302546A (zh) * 2019-07-01 2019-10-08 奥飞娱乐股份有限公司 背摔攻击配件及具有其的背摔战车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6652351B1 (en) Dancing figure
US6159101A (en) Interactive toy products
US4995610A (en) Electric boxing game
US8414350B2 (en) Figure with controlled motorized movements
JP6352151B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法
WO1997010034A1 (fr) Simulateur de deplacement
US5941755A (en) Toy having jumping action
JP2003053050A (ja) 操縦玩具及びその操縦機
AU2015230802B2 (en) Interactive intelligent toy
US8272919B2 (en) Interactive intelligent toy
JP2014144211A (ja) 変形ロボット玩具
JP2006288447A (ja) 障害物センサおよび障害物センサを有する玩具
JPH0363399B2 (ja)
JP2701121B2 (ja) ロボット玩具
WO2002007843A1 (en) Remote controlled toy robot with animated arms
JP2881673B2 (ja) ロボット玩具等の腕部の揺動装置
JP7220585B2 (ja) 格闘ゲーム装置
CN214971720U (zh) 卵生动物交互玩具
KR200189013Y1 (ko) 승용놀이구의 놀이장치
JP2005348952A (ja) 赤外線無線走行玩具
JP3002721U (ja) 的当て玩具
JP2002143570A (ja) 振動走行玩具
JPS6121107Y2 (ja)
KR890001449Y1 (ko) 투우놀이구
KR20090007105U (ko) 보행 완구