JPH052236Y2 - - Google Patents

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JPH052236Y2
JPH052236Y2 JP1986162111U JP16211186U JPH052236Y2 JP H052236 Y2 JPH052236 Y2 JP H052236Y2 JP 1986162111 U JP1986162111 U JP 1986162111U JP 16211186 U JP16211186 U JP 16211186U JP H052236 Y2 JPH052236 Y2 JP H052236Y2
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JP
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gear
toy
eyeball
eye
traveling
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、玩具本体に設けた一対の目玉体が所
定角度ずつ回転して、目玉体に設けた夫々異なる
模様の表示部が露出孔部分から玩具本体外部に各
表示部毎に順次現出することで、幼児等が楽しく
遊べるようにした走行玩具に関する。
(従来の技術) 従来、走行機構を備え、その他に適宜動作機構
を備えてなるこの種の玩具は適宜提供されてい
る。例えば、実開昭56−1694号公報に記載されて
いるような横歩きしつつ一定の動作をする人形玩
具等があり、これは、内蔵されている動力装置に
よる横歩き動作と同時に、ほうきを動かす動作が
行われるように構成されたものである。
また、特公昭43−26069号公報に記載されてい
るような動物玩具がある。これは、カム盤によつ
て昇降される昇降杆を介して往復回動される歯車
に噛合する左右歯車の回転軸に眼体を夫々設け、
眼体が往復回動するように構成したものである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、幼児等が主な対象となるこの種の玩
具にあつては、玩具自体が興趣に富むものであつ
て、幼児等が比較的長期間興味を持つて楽しむこ
とができるものでなければ、直ぐに飽きられてし
まうと共に、需要者の興味を集め、その購買意欲
を喚起できない。このため、種々の工夫が凝らさ
れた玩具の提供が常に望まれている。
(課題を解決するための手段) そこで、本考案は、前述の如き課題の解消が図
れる従来にないより興趣に富んだ玩具を提供すべ
く案出されたもので、具体的には、適宜駆動機構
が内蔵されて走行自在に形成される走行玩具Tに
於いて、玩具本体T1に左右一対の目玉体80を
回転自在に内蔵すると共に、駆動機構に連繋され
て作動する目玉体回転機構Cを介して目玉体80
が120度ずつ回転するよう形成する。そして、こ
の目玉体80外表面には、目玉体80の回転方向
に沿つて120度間隔毎に夫々異なる模様の表示部
81を設ける。しかも、各表示部81には、怒つ
た表情、笑つた表情、泣いた表情等を夫々呈する
目の模様を施し、この各表示部81が目玉体回転
機構Cの作動に応じて玩具本体T1に設けた露出
孔部分から玩具本体T1外部に順次現出するよう
構成する手段を採用した。
(作用) しかして、玩具本体T1に回転自在に内蔵され
た左右一対の目玉体80は、駆動機構に連繋され
て作動する目玉体回転機構Cを介して120度ずつ
回転する。しかも、目玉体80外表面には、目玉
体80の回転方向に沿つて120度間隔毎に、怒つ
た表情、笑つた表情、泣いた表情等を夫々呈する
目の模様を施してなる表示部81が設けられる。
更に、夫々異なるこれらの表示部81は、玩具本
体T1に設けた露出孔部分から目玉体回転機構C
の作動に応じて玩具本体T1外に順次現出され
る。
(実施例) 以下、本考案を図示例について説明する。
図中Tは、本考案の走行玩具を示し、この走行
玩具Tは、適宜駆動機構を内蔵して走行自在に形
成され、玩具本体T1前部左右に一対の目玉体8
0を回転自在に取付け、この目玉体80が目玉体
回転機構Cを介して120度ずつ回転するように形
成し、更に、目玉体80外表面に、目玉体80の
回転方向に沿つて120度間隔毎に夫々異なる模様
の表示部81を設け、この表示部81が目玉体回
転機構Cの作動に応じて玩具本体T1前方に向つ
て玩具本体T1に設けた露出孔部分から順次現出
するよう構成されているものである。
しかも、目玉体80の各表示部81には、怒つ
た表情、笑つた表情、泣いた表情等を夫々呈する
目の模様を施されている(第4図参照)。
玩具本体T1は、シヤーシ1と、このシヤーシ
1上方に取付けられる下部基盤2と、この下部基
盤2上方に取付けられる上部基盤3と、前後方向
に摺動自在となるようにシヤーシ1に取付けられ
る作動体4と、ボデイー5とからなり、全体が自
動車の形態を呈するように形成されている。
また、この玩具本体T1には、前後進切換機構
A、動作切換機構B、目玉体回転機構C、上下振
動走行機構D、蛇行走行機構E、発音機構Fが内
蔵されている。
前後進切換機構Aは、モーター10の駆動軸に
固着された駆動歯車11の回転力が、減速歯車軸
12に固着された減速歯車13,14及び駆動軸
15に固着された減速歯車16を介して適宜減速
されて駆動軸15に伝達され、この駆動軸15の
下端部分に駆動歯車31を固着すると共に、駆動
軸15に駆動歯車30を回転自在に取付け、駆動
歯車31に噛合し且つ駆動歯車30下面に軸支さ
れる公転歯車32を形成し、駆動歯車30を180
度ずつ回転せしめることで、公転歯車32が駆動
歯車31を中心として180度ずつ公転して、駆動
歯車31を挟むように車軸40に所定間隔で固着
されている一対の車軸歯車41,42に公転歯車
32が交互に噛合して車軸40の前後進回転が切
換自在となるように構成されている。
ところで、駆動歯車30を180度ずつ回転せし
めて、公転歯車32を180度ずつ公転せしめるに
は、駆動軸15に間欠歯車25を回転自在に取付
けると共に、間欠歯車25と駆動歯車30とを連
結する。そして、駆動軸15に固着した減速歯車
17に噛合する被動歯車21と、間欠歯車25に
噛合する駆動歯車22とを軸20の上下端部に
夫々固着し、駆動軸15の回転力が減速歯車1
7、被動歯車21、軸20、駆動歯車22、間欠
歯車25を介して駆動歯車30に伝達され、駆動
歯車30が回転することで、公転歯車32が駆動
歯車31を中心として公転するようになる。更
に、間欠歯車25の歯部に、回転方向に於いて
180度間隔に配置される一対の切欠き26,26
を設けて、駆動歯車22と間欠歯車25の噛合状
態が180度間隔毎に解放されるように形成し、間
欠歯車25の所定位置に係止突起27を設け、こ
の係止突起27が180度回転したところで交互に
係止自在となる一対の係止部36,37を備えた
作動片35を前後方向に移動自在となるように下
部基盤2に取付ける。すなわち、係止突起27が
作動片35の一方の係止部36に係止されている
状態にあるときは、一方の切欠き26が駆動歯車
22に噛合する部分に位置して駆動歯車22から
の回転力の伝達が遮断されると共に、公転歯車3
2が一方の車軸歯車41に噛合して車軸40を前
進回転せしめ(第6図参照)、係止突起27が
作動片35の他方の係止部37に係止されている
状態にあるときは、他方の切欠き26が駆動歯車
22に噛合する部分に位置して駆動歯車22から
の回転力の伝達が遮断されると共に、公転歯車3
2が他方の車軸歯車42に噛合して車軸40を後
進回転せしめるように形成されている(第6図
参照)。
尚、作動片35は、作動体4に係止され、作動
体4と共に移動する。そして、作動体4全体が前
方に移動している場合は、作動片35の一方の係
止部36に係止突起27が係止されると共に、公
転歯車32が一方の車軸歯車41に噛合して車軸
40を前進回転せしめ、車軸40両端部分に固着
した左右後輪43によつて走行玩具Tが前進す
る。また、前方に移動していた作動体4全体が後
方に移動した場合(例えば、前進状態にあつた走
行玩具Tの作動体4前部が障害物等に当接した場
合等)は、作動片35の一方の係止部36と係止
突起27との係止状態が解除され、駆動歯車31
からの回転力の伝達によつて公転歯車32を駆動
歯車31の回転方向に沿つて公転せしめようとす
る力により、駆動歯車30及び間欠歯車25が僅
かに回転すると駆動歯車22の噛合部分に位置し
ていた間欠歯車25の一方の切欠き26が移動
し、間欠歯車25と駆動歯車22とが噛合して、
駆動歯車22の回転力によつて間欠歯車25が回
転する。そして、間欠歯車25が180度回転する
と、間欠歯車25の他方の切欠き26が駆動歯車
22の噛合部分に位置すると共に、後方に移動し
た作動片35の他方の係止部37に係止突起27
が係止して、間欠歯車25の回転が阻止されて停
止する。このとき、公転歯車32は、180度公転
して一方の車軸歯車41との噛合状態が解除さ
れ、他方の車軸歯車42と噛合して車軸40を後
進回転せしめ、左右後輪43によつて走行玩具T
が後進する。
動作切換機構Bは、駆動軸15の回転力を、上
下振動走行機構Dや蛇行走行機構Eや発音機構F
等の適宜動作機構に伝達自在となるように構成さ
れたもので、駆動軸15に固着された駆動歯車4
5に噛合する切換用大歯車61と、この切換用大
歯車61上に固着される切換用小歯車62とから
なる切換用歯車を、基端部分に穿設された軸孔5
1を介して駆動軸15に揺動自在に取付けられる
揺動片50の略中央部分に軸60を介して軸支
し、更に、前後進切換機構Aの駆動歯車30に噛
合する中間歯車55を下部基盤2に軸支すると共
に、この中間歯車55に噛合するピン付歯車56
を下部基盤2に軸支し、ピン付歯車56上面に突
設した偏心ピン57を、揺動片50先端部分に穿
設した係合孔52に挿通せしめることで構成され
ている。
すなわち、ピン付歯車56は、前後進切換機構
Aによつて180度ずつ回転する駆動歯車30と中
間歯車55とを利用して120度ずつ回転するよう
に形成されており、しかも、偏心ピン57は、中
立位置、右がわ寄り位置、左側寄り位置に順次停
止するように配設され、これによつて、揺動片5
0が駆動軸15を中心として左右方向に揺動す
る。そして、偏心ピン57が右がわ寄り位置で停
止したときは、切換用大歯車61が上下振動走行
機構Dの被動歯車90に噛合し、偏心ピン57が
左がわ寄り位置で停止したときは、切換用大歯車
61が発音機構Fの被動歯車125に噛合すると
共に、切換用小歯車62が蛇行走行機構Eの中間
歯車110に噛合し、偏心ピン57が中立位置で
停止したときは、切換用大歯車61及び切換用小
歯車62は、いずれの歯車にも噛合しない状態と
なるように構成されている。
目玉体回転機構Cは、動作切換機構Bのピン付
歯車56に噛合する中間歯車70を下部基盤2に
軸止し、この中間歯車70に夫々噛合する左右一
対の目玉体回転用歯車72を下部基盤2に軸止
し、この目玉回転用歯車72夫々の上部に係止溝
部73を周設すると共に、目玉回転用歯車72上
方に軸71を突出せしめ、この軸71と、ボデイ
ー5に突設された軸突起84と、この軸突起84
に挿通される軸孔82とを介して左右目玉体80
を夫々回転自在に取付け、この目玉体80の係止
ピン83を係止溝部73に係止せしめて構成され
ている。すなわち、120度ずつ回転する動作切換
機構Bのピン付歯車56を利用して左右目玉回転
用歯車72が120度ずつ回転するように形成し、
更に、この目玉回転用歯車72と共に、左右目玉
体80も120度ずつ回転するように形成されてい
る(第7図及び第8図参照)。
また、目玉体80は、複数の係止ピン83の下
端部分が目玉回転用歯車72の係止溝部73を囲
繞するように弾発的に係止されていることによ
り、目玉回転用歯車72に対して適宜位置で係止
せしめることができるように形成されており、左
右の目玉体80の表示部81の組合せ等を自由に
換えられるようにしてある。
ところで、玩具本体T1自体の形状、大きさ、
作動体4、ボデイー5の具体的形状等は図示例に
限定されるものではなく、適宜自由に設定できる
ものである。尚、図示例にあつては、玩具本体T
1全体が自動車の形態を呈するように構成してあ
るが、これに限定されるものではなく、例えば、
ロボツトの如き形態、或いは、その他の適宜形態
とすることもできる。
また、目玉体80の形状、玩具本体T1に於け
る目玉体80の配設位置、目玉体80の回転角度
の設定、表示部81の数、表示部81の具体的模
様等も図示例のものに限定されることなく適宜自
由に設定できる。
尚、上下振動走行機構Dは、動作切換機構Bを
介して切換用大歯車61が係脱自在に噛合する被
動歯車90を下部基盤2と上部基盤3の間に軸止
し、この被動歯車90の下部にカム91を設け、
このカム91によつて上下方向に移動自在となる
車軸押圧体95を、シヤーシ1に形成した押圧体
保持部105に装着し、シヤーシ1の車軸案内溝
106に沿つて上下に移動自在で且つその両端部
分に左右前輪101が固着されている車軸100
を形成し、この車軸100を車軸押圧体95によ
つて強制的に上下に移動せしめることで、走行玩
具T前部が上下に振動するように構成されている
(第9図及び第10図参照)。
図中92は、カム91側周面に突設した突起
で、この突起92は、基端が下部基盤2に固定さ
れている弾発発音片93の先端部分を弾いて当接
体94に当接せしめて、その当接音を適宜間隔で
発生させることができるように形成されている。
96は、上下に移動自在となるようにシヤーシ1
の押圧体保持部105で保持される車軸押圧体9
5の基部で、97は、カム91に当接する車軸押
圧体95のカム当接部で、98は、車軸100に
当接する車軸押圧体95の車押圧部で、99は、
カム91に逆つて車軸押圧体95全体を上方へ押
し上げるようにその弾発力を付勢する弾発スプリ
ングである。
蛇行走行機構Eは、動作切換機構Bを介して切
換用小歯車62が係脱自在に噛合する中間歯車1
10を下部基盤2と上部基盤3との間に軸支し、
この中間歯車110に噛合する被動歯車112を
カム用軸111に固着すると共に、このカム用軸
111下端部分に偏心カム113を固着し、この
偏心カム113を介して前後方向に摺動せしめら
れる摺動片115を下部基盤2に取付け、摺動片
115前端部分に係止されている揺動レバー11
7を介して蛇行用車輪120が左右に揺動して走
行玩具Tが蛇行するように構成されている(第1
1図及び第12図参照)。図中116は、偏心カ
ム113が収容できるように摺動片115に切欠
したカム当接溝である。
発音機構Fは、動作切換機構Bを介して切換用
大歯車61に係脱自在に噛合する被動歯車125
をカム用軸111に回転自在に取付け、この被動
歯車125に伝達される回転力を、中間歯車軸1
26の上下端部分に夫々固着される中間歯車12
7,128を介して、カム用軸111の上端部分
に回転自在に取付けられている中間歯車127に
伝達し、更に、ピン付歯車129上面に突設した
偏心ピン130を、前後方向に揺動自在となるよ
うに上部基盤3上に取付けられている揺動体13
5の係合孔136に挿通し、ピン付歯車129の
回転によつて揺動体135を揺動せしめると共
に、この揺動体135によつて鳥笛の如き発音体
140を繰返し圧迫して発音させることができる
ように構成されている(第11図及び第13図参
照)。
本考案は、前述の如く構成されており、次に、
その使用例について説明すると、先ず、怒つた表
情の目を呈する表示部81が玩具本体T1(ボデ
イー5)に設けた露出部分から現出し、動作切換
機構Bのピン付歯車56の偏心ピン57が中立位
置にあつて、走行玩具Tが前進しているとき、こ
の走行玩具T前部が適宜障害物に衝突すると、作
動体4が後方に移動し、作動片35を介して前後
進心切換機構Aが作動し、公転歯車32が180度
公転して他方の車軸歯車42に噛合し、後輪43
を後進回転させる。しかも、これと同時に動作切
換機構Bが作動し、ピン付歯車56が120度回転
して偏心ピン57が右がわ寄り位置に移動する
と、目玉体回転機構Cが作動して目玉体80が
120度回転し、笑つている表情の目を呈する表示
部81が玩具本体T1(ボデイー5)に設けた露
出孔部分から現出すると共に、上下振動走行機構
Dが作動して、走行玩具Tが後進しながら走行玩
具T前部が上下に振動し、更に、弾発発音片93
を突起92で弾いて音を発生する。
そして、この走行玩具T後部が適宜障害物に衝
突すると、作動体4が前方に移動し、作動片35
を介して前後進心切換機構Aが作動し、公転歯車
32が180度公転して一方車軸歯車41に噛合し、
後輪43を後進回転させる。これと同時に、動作
切換機構Bが作動しピン付歯車56が120度回転
し偏心ピン57が左がわ寄り位置に移動すると、
目玉体回転機構Cが作動して目玉体80が更に
120度回転し、泣いた表情の目を呈する表示部8
1が玩具本体T1(ボデイー5)に設けた露出孔
部分から現出し、更に、蛇行走行機構Eが作動し
て走行玩具Tが前進しながら左右に蛇行すると共
に、発音機構Fが作動して発音体140から音が
繰返し発せられるようになる。
また、この走行玩具T前部が適宜障害物に衝突
すると、怒つた表情を呈する表示部81が玩具本
体T1(ボデイー5)に設けた露出孔部分から現
出し、走行玩具Tは後進する。
すなわち、走行玩具Tが衝突する毎に、前後進
切換機構Aが前後進の切換を行い、目玉体回転機
構Cが目玉体80を120度ずつ回転せしめ、動作
切換機構Bが、上下振動走行機構Dと、蛇行走行
機構E及び発音機構Fとを無作動状態を含めて順
次作動せしめる。
ところで、前後進切換機構A、動作切換機構
B、目玉体回転機構C、上下振動走行機構D、蛇
行走行機構E、発音機構Fの具体的構成等は図示
例に限定されるものではなく、適宜自由に設定で
きるものである。また、目玉体回転機構C、上下
振動走行機構D、蛇行走行機構E、発音機構F相
互の組合せ等も適宜自由に設定できる。
(考案の効果) 従つて、本考案は、適宜駆動機構が内蔵されて
走行自在に形成される走行玩具Tに於いて、玩具
本体T1に左右一対の目玉体80を回転自在に内
蔵すると共に、駆動機構に連繋されて作動する目
玉体回転機構Cを介して目玉体80が120度ずつ
回転するよう形成し、この目玉体80外表面に
は、目玉体80の回転方向に沿つて120度間隔毎
に夫々異なる模様の表示部81を設け、各表示部
81には、怒つた表情、笑つた表情、泣いた表情
等を夫々呈する目の模様を施し、この各表示部8
1が目玉体回転機構Cの作動に応じて玩具本体T
1に設けた露出孔部分から玩具本体T1外部に順
次現出するよう構成したので、走行玩具Tは、適
宜状態で走行すると共に、目玉体回転機構Cの作
動に応じて、一対の目玉体80を120度ずつ回転
せしめられ、その度に目玉体80外表面に施され
た怒つた表情、笑つた表情、泣いた表情等の三種
類の目の模様を各表情毎に順次円滑に現出せしめ
られるようになる。しかも、各表示部81を怒つ
た表情、笑つた表情、泣いた表情等を夫々呈する
目の模様としたので、目玉体80の表示部81か
らその感情を表現できるようになり、いかにも、
走行玩具T自体に感情があるように見せることが
できるようになる。更に、この表情は、素早く三
段階に大きく変化するので、感情(怒る、笑う、
泣く)が極端に変化するように見せることもで
き、非常にユーモラスで、興趣に富んだ走行玩具
Tとなる。すなわち、幼児等が飽きることなく比
較的長期間に亙つて興味を持つて楽しむことがで
きる走行玩具Tとなると共に、需要者の興味を集
め、その購買意欲を喚起できる走行玩具Tとな
る。
特に、各表示部81が玩具本体T1に設けた露
出孔部分から玩具本体T1外部に順次現出するよ
う構成したので、夫々異なる三つの表示部81の
内二つの表示部81を玩具本体T1内に隠れるよ
うにしておくことができ、玩具本体T1の露出孔
部分から現出している表示部81がいきなり変化
するように見せられ、幼児等を楽しく驚かせるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を例示するもので、第1図は分解
斜視図、第2図は内部機構を示す正面図、第3図
は内部機構を示す側面図、第4図は内部機構を示
す平面図、第5図は前後進切換機構を示す概略側
面図、第6図は前後進切換機構を示す概略底面
図、第7図は動作切換機構及び目玉体回転機構を
示す概略正面図、第8図は動作切換機構及び目玉
体回転機構を示す概略平面図、第9図は上下振動
走行機構を示す概略側面図、第10図は上下振動
走行機構を示す概略平面図、第11図は蛇行走行
機構及び発音機構を示す概略正面図、第12図は
蛇行走行機構を示す概略平面図、第13図は発音
機構を示す概略平面図である。 T……走行玩具、T1……玩具本体、1……シ
ヤーシ、2……下部基盤、3……上部基盤、4…
…作動体、5……ボデイー、A……前後進切換機
構、B……動作切換機構、C……目玉体回転機
構、10……モーター、11……駆動歯車、12
……減速歯車軸、13……減速歯車、14……減
速歯車、15……駆動軸、16……減速歯車、1
7……減速歯車、20……軸、21……被動歯
車、22……駆動歯車、25……間欠歯車、26
……切欠き、27……係止突起、30……駆動歯
車、31……駆動歯車、32……公転歯車、35
……作動片、36……係止部、37……係止部、
40……車軸、41……車軸歯車、42……車軸
歯車、43……後輪、45……駆動歯車、50…
…揺動片、51……軸孔、52……係合孔、55
……中間歯車、56……ピン付歯車、57……偏
心ピン、60……軸、61……切換用大歯車、6
2……切換用小歯車、70……中間歯車、71…
…軸、72……目玉回転用歯車、73……係止溝
部、80……目玉体、81……表示部、82……
軸孔、83……係止ピン、84……軸突起、D…
…上下振動走行機構、90……被動歯車、91…
…カム、92……突起、93……弾発発音片、9
4……当接体、95……車軸押圧体、96……基
部、97……カム当接部、98……車軸押圧部、
99……弾発スプリング、100……車軸、10
1……前輪、105……押圧体保持部、106…
…車軸案内溝、E……蛇行走行機構、110……
中間歯車、111……カム用軸、112……被動
歯車、113……偏心カム、115……摺動片、
116……カム当接溝、117……揺動レバー、
120……蛇行用車輪、F……発音機構、125
……被動歯車、126……中間歯車軸、127…
…中間歯車、128……中間歯車、129……ピ
ン付歯車、130……偏心ピン、135……揺動
体、136……係合孔、140……発音体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜駆動機構が内蔵されて走行自在に形成され
    る走行玩具に於いて、玩具本体に左右一対の目玉
    体を回転自在に内蔵すると共に、駆動機構に連繋
    されて作動する目玉体回転機構を介して目玉体が
    120度ずつ回転するよう形成し、この目玉体外表
    面には、目玉体の回転方向に沿つて、120度間隔
    毎に夫々異なる模様の表示部を設け、各表示部に
    は、怒つた表情、笑つた表情、泣いた表情等を
    夫々呈する目の模様を施し、この各表示部が目玉
    体回転機構の作動に応じて玩具本体に設けた露出
    孔部分から玩具本体外部に順次現出するよう構成
    したことを特徴とする走行玩具。
JP1986162111U 1986-10-22 1986-10-22 Expired - Lifetime JPH052236Y2 (ja)

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JPH052236Y2 true JPH052236Y2 (ja) 1993-01-20

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