JP2008173210A - リモートコントロール玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】リモートコントローラ自体を動かすという単純な操作で動作玩具体をユーザーの意図通りに動作させることができるリモートコントロール玩具を提供すること。
【解決手段】リモートコントローラ1と該リモートコントローラ1で遠隔操作される動作玩具体2とからなるリモートコントロール玩具において、上記リモートコントローラ1を操作者の手の動きに合わせて動かすことができるように形成するとともに、3軸方向の動きを検出するセンサ3を設け、上記リモートコントローラ1自体の3軸方向の動きで上記動作玩具体2の動きを制御すること。
【選択図】図1
【解決手段】リモートコントローラ1と該リモートコントローラ1で遠隔操作される動作玩具体2とからなるリモートコントロール玩具において、上記リモートコントローラ1を操作者の手の動きに合わせて動かすことができるように形成するとともに、3軸方向の動きを検出するセンサ3を設け、上記リモートコントローラ1自体の3軸方向の動きで上記動作玩具体2の動きを制御すること。
【選択図】図1
Description
本発明は、リモートコントロール玩具、詳しくはリモートコントローラ自体を動かし、その動きを動作玩具体の動きに反映させたリモートコントロール玩具に関するものである。
従来、リモートコントローラで遠隔操作される玩具体としては走行玩具が一般的であるが、この玩具体を走行玩具以外の物に適用した演奏玩具が提案されている(例えば、特許文献1)。この演奏玩具は玩具体を動物を模したキャラクターで構成し、送信装置からの信号変化を検知すると台上のキャラクターが駆動手段により頭や胴体、腕などが楽器を奏でる動作をしながら、1音節づつ楽器による曲の演奏音をスピーカより出力するようにしたものである。
特開2002−78982号公報
本発明が解決しようとする問題点は、上述の演奏玩具は送信装置からの信号の変化を検知すると楽器を奏でるような動作をするが、その動きは予め記憶してあるパターンで動作するもので、その動作を走行玩具の走行をリモコンで前進後退、左右への方向転換などさせると同じようにユーザーの意思で自由に制御することはできないものであった。
本発明は上記問題点を解決し、リモートコントローラ自体を動かすという単純な操作で動作玩具体をユーザーの意図通りに動作させることができるリモートコントロール玩具を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係るリモートコントロール玩具は、リモートコントローラと該リモートコントローラで遠隔操作される動作玩具体とからなるリモートコントロール玩具において、上記リモートコントローラを操作者の手の動きに合わせて動かすことができるように形成するとともに、3軸方向の動きを検出するセンサを設け、上記リモートコントローラ自体の3軸方向の動きで上記動作玩具体の動きを制御することを特徴とする。
なお、前記リモートコントローラを腕時計の形状にし、該リモートコントローラを操作者の手首に取着できるようにし、第3者には操作者がリモートコントローラを保持していることが判らないようにしてもよい。
請求項1の発明によれば、ユーザーが手を動かしてコントローラを3次元方向に動かすと、その3次元方向の動きに合わせて動作玩具体を動かすことができ、従来のコントローラのように複雑な操作をすることがなく動作玩具体を動作制御することができるリモートコントロール玩具を実現することができる。
請求項2の発明によれば、コントローラを腕時計の形状にしたので第三者にはユーザーがコントローラを操作していることが判らず動作玩具体が手の動きを見て自主的に動作しているように見え、見るものに驚きを与えるリモートコントロール玩具を提供することができる。
図1は本発明に係るリモートコントロール玩具を示し、このリモートコントロール玩具(以下、リモコン玩具という)は、リモートコントローラ(以下、リモコンという)1と動作玩具体2とから構成され、リモコン1から送信される制御信号を動作玩具体2が受信するとその制御信号に基づいて動作玩具体2が動作するようにしたもので、リモコン1は手の平に収まる程度の大きさで、内部に配置されたセンサ3がリモコン1の動きを3軸方向で検出し、この検出結果を赤外線で発信するようにしたものである。
上記リモコン1は、手の平に収まる程度の大きさの円盤状の筐体4の内部に、センサ3とA/Dコンバータ5と赤外線出力IC6とアンプ7と赤外線LED8とが主に配置され(図2(a)のブロック図参照)、3軸方向の動きをセンサ3はX軸、Y軸、X軸方向の加速度の変化を電圧の変化として出力し、この電圧の変化はA/Dコンバータ5でデジタルの値に変換してリモコン1の動きを分析し、その動き(上下方向、左右方向、前後方向のいずれかまたは組合せ)を命令信号に変換し、その命令信号は赤外線出力IC6でIR出力信号に変換され、このIR出力信号はアンプ7を介して赤外線LED8から制御信号として送信されるようになっている。
上記センサ3として3軸(X軸、Y軸、Z軸)を同時に検出することができるセンサ、例えば株式会社ワコー製の小型三軸加速度センサ3(型式:PRG2−01−02)を用いればよいが、このセンサ3は3軸方向の動きをそれぞれ検出する3つのセンサで構成し、それぞれのセンサの検出結果から3軸方向の動きを検出できるようにしても構わない。
一方動作玩具体2は動物(犬)を模して形成され、胴体部10に配置された駆動機構部11により後脚12、前脚13が前後に回動するようになっており、頭部15に配置された駆動機構部16により頭部15は胴体部10に対し左右方向に回動するようになっている。
上記動作玩具体2はリモコン1から送信された制御信号を頭部15の鼻の内部に配置された赤外線センサ20で受信すると、この制御信号は制御用IC(プログラマブル音声合成IC)21の図示しない内部メモリに記憶された制御プログラムに基づいて処理され、頭部15に配置されたモータ22、胴体部10に配置されたモータ23をドライバ24、25を介して駆動して頭部15を胴体部10に対し左右方向に動かしたり、前脚13、後脚12を前後方向に動かしたりするとともに、ユーザーの手の動きに合わせてスピーカ26から音声も出力するようになっている(図2(b)のブロック図参照)。
上記制御用IC21で制御されるモータの動きは、頭部15のモータ22は頭部15に配置された3つのスイッチSW1〜SW3で頭部15の回動位置が確認され、モータ22の停止、逆転が制御できるようになっている。例えば、顔を右に向けたい場合はモータ22を正転させて頭部15を右に回転させ、右のスイッチSW1がONすればモータ22の回転を止めて頭部15が右を向いた状態で止まるようにし、顔を左に向けたい場合はモータ22を逆転させて頭部15を左に回転させ、左のスイッチSW3がONすればモータの回転を止めて頭部15が左を向いた状態で止まるように、顔を正面に向けたい場合はスイッチSW1、SW3の状態を見てモータ22の正逆回転を選択し中央のスイッチSW2がONしたらモータを停止させればよい。
胴体部10のモータ23は胴体部10に配置されたロータリースイッチ25で前脚13と後脚12の位置が確認できるようになっている。このロータリースイッチ25は、図4(a)に示すように、モータ23から図示しない複数のギヤを介して回転する駆動ギヤ30と同軸に取り付けられた円板31に固定された二股のブラシ32と、二股のブラシ32の軌道上にそれぞれ対応し、円弧状に形成された導電部P1〜P5がプリント配線されて駆動機構部11に適宜手段で固定されたプリント基板33とで構成され、導電部P1と導電部P2とでスイッチSW4を、導電部P1と導電部P3とでスイッチSW5を、導電部P1と導電部P4とでスイッチSW6を、導電部P1と導電部P5とでスイッチSW7をそれぞれ構成している。
そして、前脚13と後脚12とは1つのモータ23で動かされるようになっている。犬を模して形成された動作玩具体1は「お座り」の状態が初期状態に設定されており、後脚と前脚を動かす駆動ギヤ30の側面には駆動ピン35が形成され、軸部36の駆動ピン35に対応する部分には円弧状に切り欠かれた切欠き部37が形成されている。
図5に示すように、後脚12の上端には扇状の係合板40が形成されこの係合板40の中央には上記駆動ピン35に係合するU字状に切欠かれた係合凹部41が形成され、係合凹部41の両側の端面43は軸部36の周壁に係合するように円弧状に切欠かれ、端面43が軸部36の周面に係合している状態では係合凹部41は駆動ピン35の軌道上に位置し駆動ピン35は係合凹部41に係合できるようになっており、駆動ギヤ30が回転し駆動ピン35が係合凹部41に係合した状態で駆動ギヤ30がさらに回転すると後脚12は支軸42を中心に駆動ギヤ30の回転と反対方向に回動するようになっている。
一方前脚13を動かすギヤ45には同軸上に後脚13の係合板40と同一形状の係合板46が固定され、この係合板46に形成されたU字状の係合凹部47に駆動ピン35が係合した状態で駆動ギヤ30が回転すると係合板46が回転してギヤ45も一体で回転するので中間ギヤ48を介してギヤ49が回転し、前脚13が支軸50を中心に駆動ギヤ30の回転と反対方向に回動するようになっている。
次に、上記構成のリモコン玩具の作動態様について説明する。
動作玩具体は通常時は、図1に示すように、「お座り」の状態になっているが、この状態でリモコンを動かすと、その動きに合わせて動作玩具体がどのような動作をするのかを図7〜図9で説明する。
「お座り」の状態では、ロータリースイッチ25は、図6(a)に示すように、導電部P1と導電部P2とがブラシ62で短絡されることになりスイッチSW4がONした状態になっている。
そして、「お座り」の状態で、手の甲を表を向くようにしてリモコンを表側にして保持し、図7(a)に示すように、手を右に振ると、リモコン1はセンサ3が右方向に加速度を感知するのでこの感知信号を制御信号に変換して送信すると、制御用IC21はリモコン1から送信された信号に従ってモータ22がスイッチSW1がONするまで正回転させるので頭部15が右を向き、図7(b)に示すように、手を左に振ると、センサは左方向に加速度を感知し、制御用IC21はリモコン1から送信された信号に従ってモータ22がスイッチSW2がONするまで逆回転させるので頭部15が左を向くようにさせることができる。
また、手を上に動かすと、リモコン1はセンサ3が上方向に加速度を感知するのでこの感知信号を制御信号に変換して送信すると、制御用IC21はリモコン1から送信された信号に従ってモータ23を正回転させ、図8(a)に示すように、駆動ギヤ30を図面上で右回転させて駆動ピン35が係合凹部41に係合して係合板40を左回転させると、後脚12は接地した状態にあって回転できないので胴体部が相対的に右回転し、図7(c)に示すように、犬が「チンチン」をした状態にすることができる。
この時、導電部P1と導電部P3とがブラシ62で短絡されることになりスイッチSW5がONするので、制御用IC21はモータ23の回転を停止させ「チンチン」の状態が保たれる。
また、「お座り」の状態で、図10(a)に示すように、リモコン1を前方に突き出すと、リモコン1はセンサ3が前方向に加速度を感知するのでこの感知信号を制御信号に変換して送信すると、制御用IC21はリモコンから送信された信号に従ってモータ23を正回転させ、図8(b)に示すように、駆動ギヤ30を図面上で右回転させて駆動ピン35が係合凹部41に係合して係合板40を左回転させるが、導電部P1と導電部P4とがブラシ62で短絡されてスイッチSW6がONするまでモータ23を回転させる(図6(c)参照)。
この状態は、図8(b)の「チンチン」の状態を超えて駆動ギヤ30がさらに回転するので、図8(c)に示すように上体はさらに後方に倒れることになり、後脚12で上体を支えることができなくなるので、図9(a)に示すように、動作玩具体2は転倒してしまう。
そして、ユーザーが、図9(b)に示すように、リモコン1を持った手を手の平が表を向くようにしてリモコンを裏返しにすると、リモコン1はセンサ3が垂直軸の重力加速度の変化を感知するのでこの感知信号を制御信号に変換して送信すると、制御用IC21はリモコンから送信された信号に従って、モータ23を逆回転させ、図8(d)に示すように、駆動ギヤ30を図面上で左回転させて駆動ピン35が47に係合して46を右回転させると、ギヤ45、中間ギヤ48を介してギヤ49が右回転して左前脚13が上方に回動し、図9(b)に示すように、犬が「お手」をした状態にすることができる。この時、導電部P1と導電部P5とがブラシ62で短絡されることになりスイッチSW7がONするので、制御用IC21はモータ23の回転を停止させ「お手」の状態が保たれる。
同様に、手に持ったリモコンを様々に動かすと、この動きをセンサがリモコンの3軸方向の動きを検出し、各軸の出力電圧からリモコンの3軸方向の動きの大きさを制御部が判断し、その判断結果に基づいてモータの回転、回転方向を制御するので、操作ボタンやジョイスティックなどを操作することなく動作玩具体の動きを自由に制御することができる。
なお、図10はリモコンの別の例を示し、このリモコンは筐体4を腕時計の形状にしたものである。このリモコン1をベルト51で手首に取着して、手と腕を上下、左右、上下方向に動かすことによりリモコン1も腕と同じ動きをすることになるので、腕の動きに対応して動作玩具体を動作させることができるので、第3者にはユーザーがリモコンを操作しているようには見えず不思議な印象を与えることができるし、動作玩具がユーザーの手の動きを見て、「チンチン」や「お手」などの動作を自主的に行っているように見え、より自然な状態で動作玩具体を遠隔操作することができるリモコン玩具を提供することができる。
1 リモートコントローラ
2 動作玩具体
3 センサ
4 筐体
2 動作玩具体
3 センサ
4 筐体
Claims (2)
- リモートコントローラと該リモートコントローラで遠隔操作される動作玩具体とからなるリモートコントロール玩具において、
上記リモートコントローラの筐体を操作者の手の動きに合わせて動かすことができるように形成するとともに、3軸方向の動きを検出するセンサを設け、上記リモートコントローラ自体の3軸方向の動きで上記動作玩具体の動きを制御することを特徴とするリモートコントロール玩具。 - 前記筐体を腕時計の形状にし、前記リモートコントローラを操作者の手首に取着できるようにした、請求項1記載のリモートコントローラ玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007007712A JP2008173210A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | リモートコントロール玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007007712A JP2008173210A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | リモートコントロール玩具 |
Publications (1)
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JP2008173210A true JP2008173210A (ja) | 2008-07-31 |
Family
ID=39700718
Family Applications (1)
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JP2007007712A Pending JP2008173210A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | リモートコントロール玩具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008173210A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2466084A (en) * | 2008-11-12 | 2010-06-16 | Christopher John Andrew Barnardo | Remote Control Device in the form of a Wand |
JP2015005167A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 株式会社Nttドコモ | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
-
2007
- 2007-01-17 JP JP2007007712A patent/JP2008173210A/ja active Pending
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GB2466084A (en) * | 2008-11-12 | 2010-06-16 | Christopher John Andrew Barnardo | Remote Control Device in the form of a Wand |
GB2466084B (en) * | 2008-11-12 | 2010-11-17 | Christopher John Andrew Barnardo | Remote Control Device, in particular a Wand |
US8058975B2 (en) | 2008-11-12 | 2011-11-15 | The Wand Company Limited | Remote control device, in particular a wand having motion detection |
JP2015005167A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 株式会社Nttドコモ | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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