JP2019005671A - 遊技機 - Google Patents

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宏介 杉浦
Kosuke Sugiura
宏介 杉浦
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Abstract

【課題】メカニカルな動作を行う演出装置の動きが大きく、かつ、遊技者の大当たりへの期待感を十分に高揚させることが可能な遊技機を提供する。【解決手段】パチンコ機は、遊技盤4の遊技領域に大型遊技部材11が設置されてなり、その大型遊技部材11の下側中央には、遮蔽板13が、遊技盤4の表面と所定の距離を隔てて平行に対峙するように設けられている。そして、その遮蔽板13の後方には、相撲取りに模した形状を有する可動部材43を有し、当該可動部材43をモータ33によってガイドレール39に沿って直線移動させた後に回動可能としたメカニカル演出装置31a、31bが左右一対に設けられている。また、メカニカル演出装置31a、31bでは、単一のソレノイド86によって左腕部75aおよび右腕部75bが交互に突出・退入するようになっている。【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関するものである。
遊技機の一例であるパチンコ機として、図柄始動口に遊技球が入賞した場合に、図柄表示装置において、図柄の変動表示を実行するとともに、制御装置内で大当たり抽選を実施し、その大当たり抽選の結果、大当たりとなった場合に、図柄表示装置に所定の大当たり図柄(たとえば、「7,7,7」)を表示し、大当たり状態を生起させ、大入賞口の開閉扉を所定回数だけ断続的に開成させて、遊技者に多くの賞品球を払い出すもの(所謂、図柄合わせタイプのパチンコ機)が知られている。
また、そのような図柄合わせタイプのパチンコ機の中には、図柄表示装置の周囲等に、左右方向あるいは前後方向に機械的な(メカニカルな)動作を実行可能な演出装置が設けられており、図柄表示装置において所定の態様(たとえば、所謂リーチ変動態様)で図柄の変動表示を実行する際に、所定のタイミングにおいて当該演出装置を作動させて、遊技者の大当たりへの期待感を高揚させるように構成されたものもある。
特開2003−190401号公報
しかしながら、従来の図柄合わせタイプのパチンコ機においては、演出装置(メカニカルな動作を行う演出装置)の動きが陳腐で、小さく、かつ、緩慢なものであるため、遊技者の大当たりへの期待感を十分に高揚させることができない、という不具合があった。
本発明の目的は、上記従来のパチンコ機が有する問題点を解消し、メカニカルな動作を行う演出装置の動きが斬新で、大きく、かつ、素早く、遊技者の大当たりへの期待感を十分に高揚させることができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、多数の障害釘および各種の入賞装置を設置してなる遊技盤面上に、所定のタイミングでメカニカルに作動することによって遊技を演出するメカニカル演出装置が設けられた遊技機であって、前記メカニカル演出装置が、第二駆動装置によって交互に突出・退入する2つのリンク部材を有するとともに、前記第二駆動装置及び前記リンク部材を備えた可動部材と、前記可動部材を直線移動させる第一駆動装置とを有することを特徴とする。
なお、多数の障害釘および各種の入賞装置を設置してなる遊技盤が前面に設けられているとともに、その遊技盤面上に、所定のタイミングでメカニカルに作動することによって遊技を演出するメカニカル演出装置が設けられた遊技機において、前記メカニカル演出装置が、単一の第二駆動装置によって、左右のリンク部材を交互に突出・退入させるものであり、かつ、前記駆動装置が、左右のリンク部材と連動させて第三の部材を駆動するものであり、なおかつ、左右のリンク部材および第三の部材を備えた可動部材を、前記第二駆動装置と別個に設けられた第一駆動装置によってガイドレールに沿って直線移動可能なものであるという第1の構成を採用することも考えられる。
そして、そのような第1の構成を採用することにより、メカニカル演出装置の作動内容が斬新、かつ、ユニークであるので、遊技の趣向性が高く、遊技者の遊技に対する意欲を長期間に亘って高く保持することができるという効果を奏することができる。また、単一の駆動装置によって左右のリンク部材を作動させるものであるので、製造コストが安価である上、作動用の電力を低く抑えることができるという効果も奏することができる。さらに、左右のリンク部材と連動させて第三の部材を駆動させるため、メカニカル演出装置の作動内容が複雑となり、遊技の趣向性が非常に高く、遊技者の遊技に対する意欲をきわめて長期間に亘って高く保持することができるという効果も奏することができる。
また、上記第1の構成を採用したものにおいて、前記第二駆動装置がソレノイドであるとともに、前記第一駆動装置がモータであるという第2の構成を採用することも考えられる。
そして、そのような第2の構成を採用することにより、メカニカル演出装置の駆動装置の制御が容易である上、駆動装置が壊れにくく、メンテナンスが容易であるという効果を奏することができる。
本発明によれば、メカニカル演出装置が、第二駆動装置によって交互に突出・退入する2つのリンク部材を有するとともに、第二駆動装置及びリンク部材を備えた可動部材と、可動部材を直線移動させる第一駆動装置とを有する。したがって、メカニカル演出装置の作動内容が斬新、かつ、ユニークであるので、遊技の趣向性が高く、遊技者の遊技に対する意欲を長期間に亘って高く保持することができる。また、2つのリンク部材を共に第二駆動装置によって作動させるため、製造コストが安価である上、作動用の電力を低く抑えることができる。
パチンコ機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 メカニカル演出装置の正面図(可動部材を上端で傾動させた状態)である。 メカニカル演出装置の背面図(可動部材を上端で傾動させた状態)である。 メカニカル演出装置の斜視図(可動部材を上端で傾動させた状態)である。 可動部材を一部分解して示す説明図(左後方から見た斜視図)である。 可動部材を一部分解して示す説明図(右後方から見た斜視図)である。 可動部材を一部分解して示す説明図(左前方から見た斜視図)である。 メカニカル演出装置の作動状態を示す説明図である。
<遊技機の構成>
以下、本発明に係る遊技機の一種としてのパチンコ機について、図面にしたがって詳細に説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機を示したものであり、パチンコ機1は、周囲を覆う機枠2の片側縁に、前面枠3が、左端縁を中心として片開き自在に蝶着されている。当該前面枠3の下側には、遊技球を発射装置(図示せず)へ供給するための供給皿5と、遊技球を貯留させるための貯留皿6とが上下に併設されており、その貯留皿6の右側には、発射装置を操作するための発射ハンドル7が突設されている。
また、前面枠3の中央よりやや上側には、図2の如き遊技盤4が設置されており、その遊技盤の前面には、透明なガラス板を嵌め込んだガラス扉が、左端縁を中心として片開き自在に蝶着されている。そして、遊技盤4の表面には、金属製で帯状の導球レール8が円弧状に立設されており、当該導球レール8によって、略円形の遊技領域10が区画された状態になっている。
遊技領域10には、大型遊技部材11が設置されており、その大型遊技部材11の略中央には、液晶画面を有する図柄表示装置19が設置されている。さらに、その図柄表示装置19の下側には、遊技球を左右に転動させるためのステージ22が形成されており、当該ステージの後方には、遮蔽板13が、遊技盤4の表面と所定の距離を隔てて平行に対峙するように設けられている。
さらに、大型遊技部材11の右下には、遊技球が通過可能なゲート9が設けられており、大型遊技部材11の中央の下側(ステージの下側)には、電動役物ユニット14が設けられている。当該電動役物ユニット14には、始動入賞口(入賞装置)15と普通電動役物(入賞装置)16とが設けられており、普通電動役物16は、上部の扉部材23,23が開閉するようになっている。また、電動役物ユニット14の下側には、大入賞口ユニット(入賞装置)18が設置されている。大入賞口ユニット18は、内蔵された作動装置(図示せず)によって、横長な長方形の板状の扉部材17を片開き(下端縁を軸として片開き)させることができるようになっている。
加えて、遊技領域10には、大型遊技部材11や大入賞口ユニット18の他に、通常入賞装置21,21・・、電飾ランプ、風車等が設置されているとともに、多数の障害釘(図示せず)等が植設されている。
<メカニカル演出装置の構成>
大型遊技部材11の中央より下側の内部には、左右一対のメカニカル演出装置31a,31bが、遮蔽板13に隠れた状態で設置されている。図3〜図5は、左側のメカニカル演出装置31aを示したものであり、メカニカル演出装置31aは、ベース部材32、駆動装置(第一駆動装置)であるモータ33、駆動歯車34、伝達歯車35,35、作動歯車36、カバー部材48(図9参照)、支持部材38、ボールベアリング機構を搭載したガイドレール39、金属製で長尺な円柱状のガイドポール40、作動補助部材41、アーム部材42、相撲取りの形を模した合成樹脂製の可動部材43等によって構成されている。なお、右側のメカニカル演出装置31bは、左側のメカニカル演出装置31aと左右対称に形成されており、可動部材43の外観は左側のメカニカル演出装置31aのものと異なっているが、基本的な構造、形状、作動内容は、左側のメカニカル演出装置31aと同様である。
ベース部材32は、透明な合成樹脂(ポリカーボネート)によって、平板状の基板44(図9参照)の前方に平板状の前板45が平行に設けられた2層構造に形成されており、中間が空洞になっている(なお、図3〜5においては、基板44の記載が省略されている)。そして、基板44には、ガイドレール(レール)39が傾斜状に固着されている。当該ガイドレール39は、金属によって長尺状に形成されており、ベースフレーム46に対して、アーム47がスライド自在になっている。一方、前板45には、モータ33の主軸に固着された駆動歯車34、2個の伝達歯車35,35、および作動歯車36が回転可能に枢着されており、駆動歯車34の回転が、2つの伝達歯車35,35を介して、作動歯車36に伝達されるようになっている。
さらに、それらの歯車群の外側(前方側)には、透明な合成樹脂(ポリカーボネート)製で中空状のカバー部材48が取り付けられており(図6参照)、そのカバー部材48にモータ33が固着された状態になっている。加えて、カバー部材48の外側(前方側)には、透明な合成樹脂(ポリカーボネート)製で内側に長尺な中空の規制溝50を形成した長尺状の規制部材49が取り付けられており、規制溝50の向きがガイドレール40と平行になっている。
また、ベース部材32の基板44のモータ33の設置部と反対側の端際には、金属製で長尺な円柱状のガイドポール40が、基板44と所定の間隔を隔てた状態で、ガイドレール39の長手方向と平行になるように固着されている。
一方、支持部材38は、合成樹脂(ポリアセタール)によって形成されている。そして、略台形の平板状のベース板51の前面の右端縁際には、固着体52が螺着されており、ベース板51の前面の左端縁際には、長尺な四角柱状の固着片53が設けられている。さらに、当該固着片53の内側には、作動歯車36と噛合する歯55,55・・を左側面に連設した長尺な直方体状のラック体54が設けられている。また、固着体52の上端際には、前面にフック56を突設した押止片57が内向きに突出するように設けられている。加えて、ベース板51の表面と、当該ラック体54の右側面と、固着体52の左側面とによって長尺な凹溝58が形成された状態になっており、その凹溝58に沿うようにベース板51の表面に長尺な係合孔59が穿設されている。さらに、その係合孔59の周囲(前面および後面)には、一定厚みで一定幅(前後幅)の壁体60が、ベース板51の板面と直交するように設けられている。また、ベース板51の裏面の右端縁際には、ガイドポール40を挿通可能な断面U字状の支持体61が固着されている。
かかる支持部材38は、固着片53をガイドレール39のアーム47に固着させ、断面U字状の支持体61内に、ベース部材32に固着されたガイドポール40を挿通させた状態で、ベース部材32の基板44の前面で、斜め上下にスライド可能に取り付けられている。そして、ラック体54の歯車が、作動歯車36と噛合した状態になっている。
また、作動補助部材41は、透明な合成樹脂によって形成されており、ベース体62の左端縁際の裏面に、長尺状のスライドバー63が、ベース体62の長手方向に対して傾斜するように一体的に形成されている。また、ベース体62の左端縁の後端際には、係着片64が突設されており、当該係着片64の前面には、合成樹脂(ポリアセタール)によって形成された略円柱状のスライド補助体65が固着されている。そして、当該作動補助部材41は、スライドバー63を支持部材38のラック体54の側方に形成された凹溝58に嵌め込み、ベース体62の左端縁の係着片64のスライド補助体65を規制部材49の規制溝50に嵌め込んだ状態で、支持部材38に対して、スライド可能に取り付けられている。そして、支持部材38の凹溝58に嵌め込まれたスライドバー63の下端と、支持部材38に固着された固着体52の押止片57に設けられたフック56との間に、コイルバネ66が懸架されている。加えて、そのようにスライドバー63が支持部材38に対してスライド可能に取り付けられた状態においては、スライドバー63の裏面に固着されたワッシャ部材(図示せず)および支持板68が、支持部材38のベース板51の前面側、後面側において、ベース板51の係合孔59の周囲の壁体60を相対動可能に把持した状態になっている。
また、作動補助部材41のベース体62の内側の端縁際には、発光部材等を設置するための設置体69が形成されており、当該設置体69の外側の端縁は、略円弧状になっている。さらに、作動補助部材41のベース体62の中央(左右の中央)よりやや外側には、略四角柱状の支軸体70が上向きに突出するように設けられており、当該支軸体70の先端には、ネジ挿通孔71が設けられている。
一方、アーム部材42は、透明な合成樹脂によって、くの字形に屈曲した棒状に形成されており、下側の作動アーム80aおよび上側の作動アーム80bの外側の端縁に、それぞれ、軸挿通孔72,72が穿設されている。
<可動部材の構造>
図6〜図8は、可動部材43を一部分解して示したものであり、可動部材43は、合成樹脂製の本体部73(左本体部73aおよび右本体部73b)、設置補助部材88、第三の部材である頭部76(左頭部76aおよび右頭部76b)、左上腕部74a、右上腕部74b、リンク部材として機能する左腕部75aおよび右腕部75b、作動部材81、左連動部材82、右連動部材83、左連結アーム84、右連結アーム85、第二駆動装置であるソレノイド86、コイルバネ(図示せず)等の複数の部品を組み付けることによって、相撲取りを模した形状に形成されている。なお、可動部材43の一部の部材の名称に関しては、内側(相撲取りの正面側)から見た場合に左側に位置したものに“左”が付されており、右側に位置したものに“右”が付されている(それゆえ、部材の名称の左右は、相撲取り自体の左右と逆になっている)。また、以下の説明中の“左側”および“右側”の記載は、パチンコ機の正面から見た場合の左側、右側を意味しており、“前側”および“後側”の記載は、パチンコ機の正面から見た場合の前側、後側を意味している。
作動部材81は、ソレノイドの軸心と係合するための略扁平で中空な直方体状の係合部91が設けられており、その係合部91の上方に、左連動部材82と係合するための係合片92が突設されている。さらに、当該係合片92には、左連動部材82を係止させるための係止孔93が穿設されている。また、係合部91の右側には、作動片94が側方に突出するように設けられており、その作動片94の中間には、右連動部材83と係合するための柱状ボス95が後方へ突出するように設けられている。そして、作動片94の先端には、頭部76を作動させるための柱状突起96が前方へ突出するように設けられている。
左連動部材82は、平板状のベース体97の右端縁際に、左上腕部74aに係合させるための柱状ボス98が前方へ突出するように設けられており、ベース体97の左端縁際に、作動部材81の係合片92と係合させるための柱状突起99が後方へ突出するように設けられている。そして、柱状突起99には、ネジ挿通孔100が穿設されており、柱状ボス98には、シャフト挿通孔101が穿設されている。さらに、当該シャフト挿通孔101には、金属シャフト102が挿入されており、相対回転できないように固着されている。
一方、右連動部材83は、平板状のベース体103の右端縁際に、作動部材81の柱状ボス95と係合させるための係合孔104が穿設されており、ベース体103の左端縁際に、右上腕部74bに係合させるための柱状ボス105が後方へ突出するように設けられている。そして、柱状ボス105には、金属シャフト106が挿通されており、相対回転できないように固着されている。
左上腕部74aは、表面が外側(前側)へ膨出した板状に形成されており、裏面の左端縁際の上方および右端縁際の上方に、それぞれ、円柱状の係止ボス107,108が突設されている(図3参照、なお、図8においては、左上腕部74aの記載が省略されている)。一方、右上腕部74bは、扁平な板状に形成されており、左右の両端縁際に、それぞれ、ネジ挿通孔109,110が穿設されている(なお、図6、図7においては、右上腕部74bの記載が省略されている)。加えて、右上腕部74bの左端縁には、左上腕部74aおよび右上腕部74bの動きを規制するための規制片111が外側に突出するように設けられている。
左腕部74aは、略平板状に形成されており、先端縁(右端縁)が右の掌を模した形状になっている。そして、基端縁(左端縁)際に2つの扁平な円柱状の枢着ボス112,113が斜め上下に位置するように併設されており、それぞれ、中央にネジ挿通孔が穿設されている。一方、右腕部74bも、左腕部74aと同様に、略平板状に形成されており、先端縁(右端縁)が右の掌を模した形状になっている。そして、基端縁(左端縁)際に2つの扁平な円柱状の枢着ボス114,115が斜め上下に位置するように併設されており、それぞれ、中央にネジ挿通孔が穿設されている。また、左連結アーム84および右連結アーム85は、ともに棒状に形成されており、左右の両端際に、ネジ挿通孔116,116が穿設されている。
左本体部73aは、相撲取りの右半身を模した模した形状になるように中空状に形成されており、裏面の下端際に、アーム部材42の先端に枢着させるための柱状ボス117が設けられている。また、裏面の外周際には、右本体部73bおよび設置補助部材88を螺着させるための複数のネジ挿通孔(図示せず)が穿設されている。さらに、その柱状ボス117の左斜め上方に、作動補助部材41と係合させるための柱状突起118が設けられている(図3参照)。また、その柱状突起118の上方には、ソレノイド設置スペースが設けられている。加えて、右上端には、左頭部76aを枢着させるための柱状ボス119が設けられている。一方、右本体部73bは、略平板状に形成されており、中央上端際および下端際の左右に、左本体部73aと螺着させるためのネジ挿通孔(図示せず)が穿設されている。また、上端際に、右連動部材83に固着された金属シャフト106を挿通させるための扁平な円筒状のシャフト挿通筒120が設けられており、そのシャフト挿通筒120の左斜め下方に、右連結アーム85を枢着させるための中央にネジ挿通孔を穿設した扁平な円柱状ボス121が設けられている(図4参照)。加えて、設置補助部材88は、略平板状に形成されており、左本体部73aの下側に螺着させるためのネジ挿通孔(図示せず)が穿設されている。
また、左頭部76aは、外周が相撲取りの右半頭部を模した形状になるように中空状に形成されており、裏面に、左本体部73aに枢着させるための柱状ボス122が突設されており、その柱状ボス122の右下方に、作動板123が、遊技盤4の盤面に対して直交するように傾斜状に設けられている。一方、右頭部76bは、外周が相撲取りの左半頭部を模した形状になるように形成されており、裏面に、左頭部76aと螺着させるためのネジ挿通孔124が穿設されている。
また、ソレノイド86は、コイル128に対して円柱状の軸心125が出没自在(すなわち、上下動自在)に設けられている。さらに、その軸心125の上端際にフランジ126が設けられており、軸心125より外方へ突出した状態になっている。そして、そのフランジ126が、作動部材81の係合部91に嵌合された状態になっており、ソレノイド86の軸心125の上下動に伴って、作動部材81が上下するようになっている。
一方、ソレノイド86の軸心125の外周(係合部91の下面とコイル128を覆った金属ケース127の上面との間)には、コイルバネ(図示しない)が設置されており、係合部91は、当該コイルバネによって、常時上方へ付勢された状態になっている。なお、係合部91は、左本体部73aの内壁によって、所定の高さより上方へは移動しないようになっている。
そして、可動部材43の前側(相撲取り自体の右半身)においては、作動部材81の係止孔93に、左連動部材82の柱状突起99が、回動可能に固着されている。また、左連動部材82の柱状ボス98が、左本体部73aの左上方を貫通(回転可能に貫通)した状態で、金属シャフト102を介して、左上腕部74aの係止ボス107に固着(回動不能に固着)されている。さらに、左本体部73aの柱状突起99の挿通部分の左下方には、扁平な柱状ボス129が設けられており、当該柱状ボス129の前側には、左連結アーム84のネジ挿通孔116の穿設部分が回動可能に固着されている。そして、その左連結アーム84のネジ挿通孔116の穿設部分は、左腕部75aの枢着ボス113に回動可能に固着されている。加えて、左上腕部74aの係止ボス108の先端が、左腕部75aの枢着ボス112(枢着ボス113の右上方に位置したもの)に回動可能に固着されている。
一方、可動部材43の後側(相撲取り自体の左半身)においては、右連動部材83の柱状ボス105が、右本体部73bのシャフト挿通筒120を貫通(回転可能に貫通)した状態で、金属シャフト106を介して、右上腕部74bのネジ挿通孔109に固着(回動不能に固着)されている。さらに、右本体部73bの円柱状ボス121の前側には、右連結アーム85のネジ挿通孔116の穿設部分が回動可能に固着されている。そして、その右連結アーム85のネジ挿通孔116の穿設部分は、右腕部75bの枢着ボス115に回動可能に固着されている。加えて、右上腕部74bのネジ挿通孔110の穿設部分が、右腕部75bの枢着ボス114(枢着ボス115の左上方に位置)に回動可能に固着されている(図4参照)。そして、上記の如く、右上腕部74bに固着された右連動部材83の係合孔104が、作動部材81の作動片94の柱状ボス95に外嵌された状態になっている。
一方、可動部材43の上部においては、左頭部76aの柱状ボス122が、左本体部73aの右上端の柱状ボス119に回動可能に固着されており、当該左頭部76aに右頭部76bが固着されている。なお、可動部材43の頭部(左頭部76aおよび右頭部76b)は、回動中心である柱状ボス122よりも前方(左側)の部分の方が、後方(右側)の部分より重くなっており、常時、柱状ボス122を中心として前側から見て時計方向に回動するように付勢された状態になっている。そして、左頭部76aの作動板123が、作動部材81の作動片94の柱状突起96によって係止された状態になっている。
上記の如く組み付けられた可動部材43は、本体部73の右下端際(パチンコ機1の前方から見た場合の右下端際)の部分(相撲取りの足に相当する部分)の裏面が、ネジ部材(図示せず)を利用して、アーム部材42の作動アーム80bの外側の端縁に、回動可能に枢着されており、本体部73の略中央(パチンコ機1の前方から見た場合の左右の略中央)で下端より上方の部分(相撲取りの臀部の内側に相当する部分)の裏面が、ネジ部材(図示せず)を利用して、作動補助部材41の支軸体70のネジ挿通孔71の穿設部分に、回動可能に枢着されている。
<遊技機の作動内容>
上記の如く構成されたパチンコ機1においては、発射ハンドル7の回動操作によって発射装置(図示せず)から遊技球が発射され、発射された遊技球が始動入賞口15に入賞した場合に、内部に設置された制御装置において大当たり抽選(乱数の選択)が実行され、大当たり抽選の結果、「大当たり」になった場合には、「大当たり状態」が生起する。また、遊技球が始動入賞口15に入賞する毎に、上記大当たり抽選と同時に、図柄の変動態様の抽選が実行され、制御装置の記憶手段に記憶された複数の変動態様の中から一つの変動態様が選択され、当該変動態様に基づいて、図柄表示装置19において所定の時間だけ図柄の変動表示を実行する。そして、当該変動表示の後に「大当たり図柄」あるいは「はずれ図柄」を表示することによって大当たり抽選の結果を表示する。
「大当たり状態」においては、大入賞口ユニット18の扉部材17が所定回数だけ断続的に開成する。したがって、遊技者は、「大当たり」が発生した場合には、多くの遊技球を大入賞口ユニット18に入賞させることによって、多くの賞品球を獲得することができる。
<メカニカル演出装置の作動内容>
パチンコ機1においては、上記の如く、遊技球が始動入賞口15に入賞する毎に、図柄の変動態様の抽選を実行するが、所定の変動態様(たとえば、所謂リーチ変動態様)が選択された場合には、所定のタイミングで、左右のメカニカル演出装置31a,31bが演出動作を実行する。すなわち、左側のメカニカル演出装置31aの相撲取りの形状を模した可動部材43と、右側のメカニカル演出装置31bの可動部材43とが、斜めにスライドして互いに接近し合い(図6(a)の状態)、上腕部74a,74bおよび腕部75a,75bを前後に移動・回動させて手を出し合うかの如く作動した後、左側のメカニカル演出装置31aの可動部材43、あるいは、右側のメカニカル演出装置31bの可動部材43のいずれかが傾動(後方へ回動)することにより、あたかも相撲取りが押し倒されたかの如く作動する。
かかる左右のメカニカル演出装置31a,31bは、上記した大当たり抽選の結果の図柄表示装置19への表示とタイミングを合わせて実行され、大当たり抽選の結果が「大当たり」であった場合には、右側のメカニカル演出装置31bの可動部材43のみが傾動し、左側のメカニカル演出装置31aの可動部材43は傾動しない(したがって、遊技者には、相撲取りの「豊翔丸」が「黒龍」を押し倒したかの如く見える)。一方、大当たり抽選の結果が「はずれ」(「大当たり」以外)であった場合には、左側のメカニカル演出装置31bの可動部材43、あるいは、図6(b)の如く、左右のメカニカル演出装置31a,31bの可動部材43,43の両方が傾動する(したがって、遊技者には、相撲取りの「黒龍」が「豊翔丸」を押し倒したか、あるいは、相撲取りの「黒龍」および「豊翔丸」ともに倒されたかの如く見える)。
上記の如く、メカニカル演出装置31a(あるいは、メカニカル演出装置31b)を作動させる場合には、駆動装置(第一駆動装置)であるモータ33に電源が供給される。モータ33に電源が供給されると、モータ33の主軸に固着された駆動歯車34の回転力が、伝達歯車35,35を介して、作動歯車36に伝達される。
そして、作動歯車36が回転すると、作動歯車36と噛合し合ったラック体54を有する支持部材38が、作動補助部材41および可動部材43とともに、斜め上方(メカニカル演出装置31aの場合は、右斜め上方)へスライドする。なお、支持部材38は、作動補助部材41のスライド補助体65を、カバー部材48の規制部材49の規制溝50内に嵌め込んだ状態で、上記の如くスライドする。なお、支持部材38は、固着片53に固着されたガイドレール39の作用によって、非常にスムーズにスライドする。また、支持部材は、ベース部材32のガイドポール40に片端縁の支持体61を外嵌させた状態でスライドするため、前後に振れることなくスライドする。
そして、支持部材38が、一定の高さまでスライドすると、スライド補助体65が規制部材49の規制溝50の上端まで到達するため、それ以上に上方へはスライドできなくなる。そのように、作動補助部材41のスライド補助体65の上方への移動が規制される位置まで支持部材38がスライドすると、一旦(所定の時間だけ)、モータ33への電源の供給が停止され、可動部材43は上端の位置で保持される(図6(a)の状態)。なお、作動補助部材41のスライド補助体65の上方への移動が規制される位置まで支持部材38がスライドしたことは、支持部材38の作動片77がベース部材32の二股状のスイッチ78の内部に入り込んだことで検知される。
<可動部材の作動内容>
さらに、その状態で、可動部材43の内部のソレノイド86(第二駆動装置)に電源が(断続的に)供給されて、コイルバネ(図示せず)の付勢力に抗して軸心125が下降・上昇すると、それに伴って作動部材81が下降・上昇する。
そして、作動部材81が下降・上昇すると、前側の半身(相撲取り自体の右半身)においては、柱状ボス98を中心として左連動部材82が回動し、その左連動部材82の回動に伴って左上腕部74aが回動する。そして、そのように左上腕部74aが回動すると、クランク機構によって、左腕部75aが概ね前後方向にスライドする(すなわち、左上腕部74aおよび左腕部75aがクランクシャフトとして機能する)。それゆえ、相撲取り自体の右手が前後するように見える。
一方、後側の半身(相撲取り自体の左半身)においては、ソレノイド86の軸心125の下降・上昇によって作動部材81が下降・上昇すると、係合孔104を介して作動部材81の柱状ボス95と係合している右連動部材83が、柱状ボス105を中心として回動し、その右連動部材83の回動に伴って右上腕部74bが回動する。そして、そのように右上腕部74bが回動すると、クランク機構によって、右腕部75bが概ね前後方向にスライドする(すなわち、右上腕部74bおよび右腕部75bがクランクシャフトとして機能する)。それゆえ、相撲取り自体の左手が前後するように見える。
また、左連動部材82は、回転中心の左側を作動部材81に係合させており、右連動部材83は、回転中心の右側を作動部材81に係合させているため、作動部材81の下降に伴って、左連動部材82は反時計回りに回動し、右連動部材83は時計回りに回動する。また、作動部材81の上昇に伴って、左連動部材82は時計回りに回動し、右連動部材83は反時計回りに回動する。そのように、作動部材81の上下動によって、左連動部材82と右連動部材83とが相互に逆方向に回転するため、左腕部75aと右腕部75bとの前後動が逆位相になる。そのため、遊技者には、相撲取りが左右の手を交互に出し合うかの如く見える。
また、可動部材43の頭部76(左頭部76aおよび右頭部76b)は、ソレノイド86の軸心125の上下によって作動部材81が上下すると、柱状ボス122を中心として、反時計回りあるいは時計回りに回動する。それゆえ、相撲取りの首が上がったり下がったりするように見える。なお、頭部76は、左腕部75aが前にスライドするタイミングで、下方に傾動する。
そして、上記の如く、所定の時間だけ、可動部材43の内部のソレノイド(図示せず)に断続的に電源が供給された後に、大当たり抽選の結果を図柄表示装置19へ表示するタイミングにおいてモータ33に電源が供給されると、作動歯車36の回転に伴って、ラック体54を有する支持部材38がさらに上方へスライドする。この場合には、スライド補助体65の上方への移動がカバー部材48の規制部材49の規制溝50によって規制されているので、作動補助部材41は上昇せず、支持部材38のみが(コイルバネ66の付勢力に抗して)上昇する。
また、可動部材43は、上記の如く、本体部73の中央(左右の中央)で下端よりやや上側の部分(相撲取りの臀部より若干前方に相当する部分)が、作動補助部材41の支軸体70の先端際のネジ挿通孔71の位置で、支軸ピンによって枢着されているとともに、本体部73の下端の前端際の部分(相撲取りの足に相当する部分)が、アーム部材42の上側の作動アーム79aの先端際に、支軸ピンによって枢着されている。したがって、上記の如く、作動補助部材41が上端で固定された状態で支持部材38が上昇すると、図6(b)の如く、可動部材43は、作動補助部材41の支軸体70の先端際の枢着位置を支点として、回動(傾動)する。すなわち、左側のメカニカル演出装置31aにおいては、可動部材43は反時計回りに回動し、右側のメカニカル演出装置31bにおいては、可動部材43は時計回りに回動する。そのため、遊技者には、相撲取りが反対側の相撲取りによって押し倒されたかの如く見える。
そして、上記の如く、可動部材43が回動(傾動)した後には、モータ33に電源(プラスマイナスが逆方向の電源)が供給され、作動歯車36が支持部材38の上昇時と反対方向に回転することによって、可動部材43が逆方向に回動した後に可動部材43とともに下降する。
<遊技機の効果>
パチンコ機1は、上記の如く、メカニカル演出装置31a,31bが単一の第二駆動装置(ソレノイド86)によって、左右のリンク部材である左腕部75aおよび右腕部75bを交互に突出・退入させるものであり、メカニカル演出装置31の作動内容が斬新、かつ、ユニークであるので、遊技の趣向性が高く、遊技者の遊技に対する意欲を長期間に亘って高く保持することができる。また、単一の第二駆動装置(ソレノイド86)によって左腕部75aおよび右腕部75bを作動させるものであるので、製造コストが安価である上、作動用の電力を低く抑えることができる。
また、パチンコ機1は、第二駆動装置(ソレノイド86)が左腕部75aおよび右腕部75bと連動させて第三の部材である頭部76を駆動するものであり、メカニカル演出装置31a,31bの作動内容が複雑であるので、遊技の趣向性が非常に高く、遊技者の遊技に対する意欲をきわめて長期間に亘って高く保持することができる。
さらに、パチンコ機1は、駆動装置(第二駆動装置)がソレノイド86であるので、メカニカル演出装置31a,31bの駆動装置の制御が容易である上、駆動装置が壊れにくく、メンテナンスが容易である。
一方、パチンコ機1は、上記の如く、メカニカル演出装置31a,31bが、装飾を施した可動部材43を、駆動装置(第一駆動装置)であるモータ33によってガイドレール39に沿って直線移動させた後に回動可能なものであり、作動内容が斬新でダイナミックであるため、非常に高い演出効果を発現させることができるので、遊技の趣向性が高く、遊技者の遊技に対する意欲を長期間に亘って高く保持することができる。加えて、単一のモータ33によって、可動部材43をスライドおよび回転させるものであるため、安価に構成することができる。
また、パチンコ機1は、上記の如く、メカニカル演出装置31a,31bが、可動部材43をガイドレール39に沿って直線移動させるものであり、メカニカル演出装置31a,31bの作動が素早く、かつ、スムーズであるので、遊技の趣向性が非常に高く、遊技者の遊技に対する意欲をきわめて長期間に亘って高く保持することができる。
また、パチンコ機1は、メカニカル演出装置31がモータ33の主軸の回転運動を作動歯車36およびラック体54からなるラック・ピニオン機構を介して可動部材43の直線運動、回転運動に変換するものであり、モータ33の回転運動をロスなく可動部材43の直線運動、回転運動に変換することができるため、少ない電力消費量で、可動部材43をダイナミックにスライドおよび回転させることができる。また、長期間に亘って故障しにくく、メンテナンスが容易である。
<遊技機の変更例>
なお、本発明のパチンコ機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、機枠、前面枠、遊技盤、供給皿、貯留皿、発射ハンドル、図柄表示装置、入賞装置、電動役物ユニット、大型遊技部材、メカニカル演出装置(ベース部材、駆動装置、支持部材、作動補助部材、アーム部材、可動部材等)等の形状、構造、材質等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
たとえば、メカニカル演出装置は、上記実施形態の如く、モータによってベース部材に対して支持部材が上下動するものに限定されず、ソレノイドによってベース部材に対して支持部材が上下動するもの等に変更することも可能である。また、可動部材は、相撲取りを模したものに限定されず、左右の上腕部、腕部をパンチを繰り出すような動きとしたボクサーに模したものもの等に変更することも可能である。加えて、可動部材は、上記実施形態の如く、ソレノイドによって作動するものに限定されず、モータ(たとえば、ステッピングモータ)等の別の駆動装置によって作動するものに変更することも可能である。
なお、上記実施形態においては、本発明に係る遊技機の一例を示したにすぎず、特許請求の範囲、明細書、図面に記載されたすべての要素(たとえば、メカニカル演出装置(ベース部材、駆動装置()、支持部材、作動補助部材、アーム部材、可動部材等)、大型遊技部材、図柄表示装置等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、それらの要素につけられた名称(要素名)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。したがって、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。たとえば、「〜装置」は、ハード単体でも、ソフトを含んだものであっても構わない。さらに、上記したすべての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくは一つの要素を複数の要素に分けて構成するかは、いずれも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、上記実施形態に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない(すなわち、本発明に係る遊技機の技術的範囲から外れるものとしたことにはならない)。その他、各要素の構成や形状等における、上記実施形態から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
本発明の遊技機は、上記の如く、趣向性の高いものであるので、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機として好適に用いることができる。
1・・パチンコ機(遊技機)、4・・遊技盤、18・・大入賞口(入賞装置)、21・・入賞装置、31・・メカニカル演出装置、33・・モータ(駆動装置)、36・・作動歯車(ピニオン)、39・・ガイドレール(レール)、43・・可動部材、54・・ラック体、76・・頭部(第三の部材)、75a・・左腕部(リンク部材)、75b・・右腕部(リンク部材)。

Claims (1)

  1. 多数の障害釘および各種の入賞装置を設置してなる遊技盤面上に、所定のタイミングでメカニカルに作動することによって遊技を演出するメカニカル演出装置が設けられた遊技機であって、
    前記メカニカル演出装置が、
    第二駆動装置によって交互に突出・退入する2つのリンク部材を有するとともに、
    前記第二駆動装置及び前記リンク部材を備えた可動部材と、前記可動部材を直線移動させる第一駆動装置とを有することを特徴とする遊技機。
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