JP2003257898A - 接着シート貼付方法およびその装置並びに半導体ウエハ処理方法 - Google Patents

接着シート貼付方法およびその装置並びに半導体ウエハ処理方法

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JP2003257898A
JP2003257898A JP2002061900A JP2002061900A JP2003257898A JP 2003257898 A JP2003257898 A JP 2003257898A JP 2002061900 A JP2002061900 A JP 2002061900A JP 2002061900 A JP2002061900 A JP 2002061900A JP 2003257898 A JP2003257898 A JP 2003257898A
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adhesive
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    • H01L2221/68386Separation by peeling
    • H01L2221/6839Separation by peeling using peeling wedge or knife or bar

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着シートを基板に精度よく接着する接着シ
ート貼付方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 接着シートとカバーシートとを重ね合わ
せた状態の原シートを原シート貼付部12でウエハWの
裏面に貼り付ける。このウエハWに貼り付けられた原シ
ートは、カッターユニットによってウエハWの周縁に沿
って切断された後、加熱接着部24で加熱プレートを原
シートの上から直接押し当てられながら、この原シート
を加熱して基板に接着シートが接着される。ウエハWに
接着された接着シートは、その表面に貼り付けられてい
るカバーシートがカバーシート剥離部28で剥離され、
ウエハWには接着シートのみが接着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハな
どの薄板基板上に接着シートを貼り付ける技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、特開平10
−112494号公報に示すようなものがある。具体的
には、接着シートと剥離シート(カバーシート)とからな
る原シートが原反ロールから基板に向けて供給される。
この供給過程で剥離シートは接着シートから剥離され、
接着シートのみが貼付対象の基板である半導体ウエハ
(以下、単に「ウエハ」という)に供給され、予め加熱
手段によって加熱しておいたウエハの裏面に接着シート
が貼付ローラによって押圧されながら貼り付けられると
ともに、基板に加熱接着される。ウエハに接着した接着
シートは、切断手段によってウエハの周縁に沿って切断
される。この接着シートが貼り付けられたウエハは、リ
ング状フレームの中央に載置され、裏面側からダイシン
グ用テープが貼り付けられ、リング状フレームとウエハ
とが一体化され、表面の保護テープが剥離された後、ダ
イシング工程で個々のチップに切断される。
【0003】切断された各チップは、ダイボンディング
工程に搬送され、表面から吸着保持され、実装基板上の
電極部分にチップの下面、つまり、接着シートが接着さ
れた面を下にして実装基板に押し付けられながら実装基
板の所定電極の箇所に載置される。したがって、チップ
の裏面に接着した接着シートによってチップが実装基板
に固着するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。接着シート単体では非常に薄く、少しの押圧力で
接着シートが伸びて皺が発生する。つまり、ウエハの裏
面に接着シートのみを貼り付ける場合、接着シートが貼
付ローラによって延伸されることによって皺が発生し、
ウエハと接着シートとの間に気泡が巻き込まれた状態と
なる。
【0005】このような状態で、ウエハがダイシングテ
ープDTを介してリング状フレームRと一体化され、ダ
イシング工程で個々のチップに切断されると、図21に
示すように、気泡の巻き込まれた部分Aのチップ70に
は接着シートT1が接着していない。したがって、この
チップ70を、例えばダイシングテープDTからピック
アップしてリードフレームにダイボンディングすると、
接着不良を起こすといった問題がある。
【0006】また、薄い接着シートは剛性が低く、少し
の押圧力で撓むので切断しづらく、ウエハの周縁に沿っ
て正確に切断できないといった問題もある。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、基板に接着シートを精度よく貼り付
ける接着シート貼付方法およびその装置並びに半導体ウ
エハ処理方法を提供することを主たる目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、接着シートとカバーシー
トとを重ね合わせた状態の原シートを基板上に貼り付け
る貼付過程と、前記基板上に貼り付けた原シートを加熱
して基板に接着シートを接着する加熱接着過程とを備え
たことを特徴とするものである。
【0009】(作用・効果)接着シートとカバーシート
とを重ね合わせた状態の原シートが基板に貼り付けられ
た後、加熱されて基板に接着シートが接着される。つま
り、接着シートとカバーシートとを重ね合わせた状態の
原シートが基板に貼り付けられるので、カバーシートが
支持材として作用する。したがって、原シートは剛性を
有するので、原シート貼付時に接着シート単体が伸びて
皺の発生するのを回避でき、ひいては皺の発生によって
接着シートと基板の間に巻き込まれる空気による接着シ
ートの接着不良を回避することができる。
【0010】また、接着シートとカバーシートとが重ね
合わされた状態の剛性を有する原シートを取り扱うの
で、接着シートの切断も容易かつ精度よく行なうことが
できる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の接着シート貼付方法において、前記基板に接着
した接着シートからカバーシートを剥離する剥離過程を
備えたことを特徴とするものである。
【0012】(作用・効果)接着シートが基板に加熱接
着された後、接着シートからカバーシートが剥離され
る。したがって、基板と接着シートとの間に空気を巻き
込むことなく精度よく接着シートが接着された基板を、
次工程以降に搬送することができる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の接着シート貼付方法において、
前記原シートは、接着シートとカバーシートとを重ね合
わせた状態の帯状のシートであって、この帯状の原シー
トを基板に貼り付けた後、基板の周縁に沿って原シート
を切断する切断過程とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の接着シート貼付方法において、
前記原シートは、接着シートとカバーシートとを重ね合
わせた状態で予め基板の形状に応じて裁断されたもので
あって、この原シートを基板に貼り付けることを特徴と
するものである。
【0015】(作用・効果)接着シートとカバーシート
とを重ね合わせた状態の帯状の原シート(請求項3)、
または基材上に設けられた接着シートとカバーシートと
を重ね合わせた状態で予め基板の形状に応じて裁断され
た原シート(請求項4)を基板に貼り付けることによっ
て、請求項1または請求項2に記載の方法を好適に実施
することができる。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載の接着シート貼付方法
において、前記加熱接着過程は、カバーシートの上から
加熱して接着シートを基板に接着することを特徴とする
ものである。
【0017】(作用・効果)カバーシートの上から加熱
して接着シートを基板に接着することによって、接着シ
ートへの熱伝達効率がよく、一層精度よく接着シートを
基板に接着することができる。なお、従来の方法のよう
に、保護テープが予め表面に貼り付けられた基板(ウエ
ハ)の裏面に接着シートを貼り付ける場合であって、表
面の保護テープ側から加熱手段によって加熱しながら接
着シートを裏面に貼り付けるとき、保護テープの接着材
が溶け出して加熱手段に接着するのを回避することがで
きる。
【0018】また、請求項6に記載の発明は、接着シー
トを基板に貼り付ける接着シート貼付装置であって、基
板を載置して保持する保持手段と、前記保持手段に保持
された基板に向けて、接着シートとカバーシートとを重
ね合わせた帯状の原シートを供給する原シート供給手段
と、前記供給された帯状の原シートを基板に貼り付ける
貼付手段と、前記基板に貼り付けた帯状の原シートを基
板の周縁に沿って切断する切断手段と、前記切断した後
の不要な原シートを回収する不要シート回収手段と、前
記基板に貼り付けた原シートを加熱して基板に接着シー
トを接着する加熱接着手段と、前記基板に接着した接着
シートからカバーシートを剥離する剥離手段と、前記剥
離したカバーシートを回収するカバーシート回収手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0019】(作用・効果)接着シートとカバーシート
とを重ね合わせた状態の帯状の原シートが基板に向けて
供給されて貼付手段で基板に原シートが貼り付けられ
る。この原シートは切断手段で基板の周縁に沿って切断
される。この切断された原シートは加熱手段によって加
熱されて接着シートが基板に接着する。基板に接着した
接着シートからカバーシートが剥離される。したがっ
て、請求項3に記載の方法を好適に実現することができ
る。
【0020】また、請求項7に記載の発明は、接着シー
トを基板に貼り付ける接着シート貼付装置であって、前
記基板を載置して保持する保持手段と、前記保持手段に
保持された基板に向けて、接着シートとカバーシートと
を重ね合わせた状態で予め基板の形状に応じて裁断され
た原シートを供給する原シート供給手段と、前記供給さ
れた原シートを基板に貼り付ける貼付手段と、前記基板
に貼り付けた原シートを加熱して接着シートを基板に接
着する加熱接着手段と、前記基板に接着した接着シート
からカバーシートを剥離する剥離手段と、前記剥離した
カバーシートを回収するカバーシート回収手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0021】(作用・効果)接着シートとカバーシート
とを重ね合わせた状態で予め基板の形状に裁断された原
シートが基板に向けて供給される。この原シートは貼付
手段で基板に貼り付けられる。この基板に貼り付けられ
た原シートは加熱手段によって加熱されて基板に接着シ
ートが接着する。基板に接着した接着シートからカバー
シートが剥離される。したがって、請求項4に記載の方
法を好適に実現することができる。
【0022】また、請求項8に記載の発明は、接着シー
トとカバーシートとを重ね合わせた状態の原シートを半
導体ウエハの裏面に貼り付ける貼付過程と、前記半導体
ウエハの裏面に貼り付けた原シートを加熱して半導体ウ
エハに接着シートを接着する加熱接着過程と、前記半導
体ウエハに接着した接着シートからカバーシートを剥離
する剥離過程と、前記接着シートが接着された半導体ウ
エハの裏面を下にしてリング状フレームの中央に半導体
ウエハを載置し、リング状フレームの裏面から粘着テー
プを貼り付けて半導体ウエハとリング状フレームとを一
体化するマウント過程と、前記リング状フレームと一体
化した半導体ウエハを個々のチップに切断するダイシン
グ過程と、前記切断したチップを吸着保持して搬送し、
接着シートの接着した裏面を下にしてチップを実装基板
に接着するボンディング過程とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0023】(作用・効果)接着シートとカバーシート
とを重ね合わせた状態の原シートが半導体ウエハの裏面
に貼り付けられた後、加熱されて半導体ウエハの裏面に
接着シートが接着される。半導体ウエハに接着された接
着シートは、その表面からカバーシートが剥離される。
この接着シートのみが接着した半導体ウエハは、マウン
ト過程でリング状フレームと一体化される。リング状フ
レームと一体化した半導体ウエハは、ダイシング過程で
個々のチップに切断され、チップは吸着保持されて実装
基板にボンディングされる。
【0024】つまり、接着シートとカバーシートとを重
ね合わせた状態の原シートが半導体ウエハに貼り付けら
れるので、カバーシートが支持材として作用する。した
がって、原シートは剛性を有するので、原シート貼付時
に接着シート単体が伸びて皺の発生するのを回避でき、
ひいては皺の発生によって接着シートと半導体ウエハの
間に巻き込まれる空気による接着シートの接着不良を回
避することができる。したがって、半導体ウエハをダイ
シングした個々のチップには接着シートが確実に接着し
ているので、実装基板へのボンディングを精度よく行な
うことができる。
【0025】また、請求項9に記載の発明は、接着シー
トとカバーシートとを重ね合わせた状態の原シートを半
導体ウエハの裏面に貼り付ける貼付過程と、前記半導体
ウエハの裏面に貼り付けた原シートを加熱して半導体ウ
エハに接着シートを接着する加熱接着過程と、前記接着
シートとカバーシートとを重ね合わせた状態で半導体ウ
エハの裏面を下にしてリング状フレームの中央に半導体
ウエハを載置し、リング状フレームの裏面から粘着テー
プを貼り付けて半導体ウエハとリング状フレームとを一
体化するマウント過程と、前記リング状フレームと一体
化した半導体ウエハを個々のチップに切断するダイシン
グ過程と、カバーシートは粘着シートに残した状態で前
記切断したチップを吸着保持して搬送し、接着シートの
接着した裏面を下にしてチップを実装基板に接着するボ
ンディング過程とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0026】(作用・効果)接着シートとカバーシート
とを重ね合わせた状態の原シートが半導体ウエハの裏面
に貼り付けられた後、加熱されて半導体ウエハの裏面に
接着シートが接着される。この接着シートにカバーシー
トが貼り付けられた状態にある半導体ウエハは、マウン
ト過程でカバーシートを介在させた状態で粘着テープに
よりリング状フレームと一体化される。リング状フレー
ムと一体化した半導体ウエハは、ダイシング過程で個々
のチップに切断された後、カバーシートは粘着テープに
残した状態、すなわち、接着シートのみが裏面に接着し
ているチップを吸着保持して実装基板にボンディングす
る。
【0027】したがって、半導体ウエハは、接着シート
とカバーシートとが重なり合った状態にあるので、カバ
ーシートが支持材として作用し、搬送過程での半導体ウ
エハの撓み、撓みの影響による搬送エラー、および半導
体ウエハ自体の欠損を回避することができる。
【0028】また、半導体ウエハはカバーシートが残さ
れた状態で粘着シートを介してリング状フレームと一体
化されるので、半導体ウエハ搬送過程において接着シー
ト表面への異物の付着を回避することができる。したが
って、ボンディング過程で実装基板への実装(接着)不
良を回避し、一層精度よくチップを実装基板にボンディ
ングすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】<第1実施例>本実施例の接着シー
ト貼付方法に使用する一実施例の接着シート貼付装置に
ついて、図面を参照して説明する。なお、本実施では、
接着シートとカバーシートとを重ね合わせた状態の原シ
ートを半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)の
裏面に貼り付け、接着シートをウエハの裏面に接着した
後、カバーシートを剥離する場合を例に採って説明す
る。図1は接着シート貼付装置の概略構成を示す平面
図、図2は接着シート貼付装置の概略構成を示す正面図
である。
【0030】実施例に係る接着シート貼付装置は、図1
に示すように、基台1と、この基台1の手前側(図1で
は下方)の左端から順に、半導体ウエハ(以下、単に
「ウエハW」という)が収納されたカセットC1を装填
する第1ウエハ供給部2と、カセットC1から取り出し
たウエハWを一時的に載置する仮置ステージ3と、ウエ
ハWが積層収納されたケースC2を装填する第2ウエハ
供給部5と、接着シートを接着した処理済のウエハWを
収納するケースC3を装填するウエハ回収部6とが設け
られており、これら仮置ステージ3、第2ウエハ供給部
5、およびウエハ回収部6の整列方向にウエハWを吸着
して搬送する第1ロボットアーム7が配備されている。
また、基台1の中央には、第2ロボットアーム10を備
えたウエハ搬送機構9が配備され、その右側にはアライ
メントステージ11が、左側には加熱接着部24が配備
されている。さらに、基台奥の(図1では上方)右側に
は原シート貼付部12が、その左隣にはカバーシート剥
離部28のそれぞれが配備されている。
【0031】以下、各部の構成について具体的に説明す
る。第1ウエハ供給部2は、昇降可能なカセット台を備
え、このカセット台にウエハWが一定間隔に多段に収納
されたカセットC1が載置されるようになっている。こ
のとき、ウエハWは、パターン面を上向きにした水平姿
勢を保っている。
【0032】すなわち、本実施例に使用されるカセット
C1は、保護テープが表面に貼り付けられて研磨処理に
よって薄く加工されたウエハWがカセットC1内で自重
によって撓まないように、ウエハWの裏面を保持する保
持部材が設けられた棚式カセットである。なお、カセッ
トC1は、この形態に限定されるものではなく、ウエハ
Wが内部で撓まない水平姿勢を保持できる形態のもので
あればよい。
【0033】仮置ステージ3は、表面に吸着孔4(例え
ば図1では4個)が設けられており、ウエハWを吸着保
持するようになっている。
【0034】第2ウエハ供給部5は、ケース台を備え、
このケース台に処理対象のウエハWが積層収納されたケ
ースC2が載置されるようになっている。
【0035】ウエハ回収部6は、ケース台を備え、この
ケース台に接着シートが接着されたウエハWを収納する
ケースC3が載置されるようになっている。
【0036】第1ロボットアーム7は、仮置ステージ
3、第2ウエハ供給部5、およびウエハ回収部6の整列
方向に設けられたレール8に把持されて移動可能である
とともに、昇降可能な構成となっている。また、第1ロ
ボットアーム7の先端には平板状のウエハ保持部を備え
ている。このウエハ保持部には図示しない吸着孔が設け
られており、ウエハWを表面から真空吸着する。
【0037】なお、ウエハ保持部の形状は、ウエハWを
吸着して搬送する際に、ウエハWが撓んで吸着不良にな
らない形状であればよく、例えば、馬蹄形や、ウエハW
と略同形状であって、ウエハWの全面を覆って吸着でき
る形状であればよい。
【0038】つまり、第1ロボットアーム7は、仮置ス
テージ3に載置されたウエハWを吸着保持して持ち上げ
たり、第2ウエハ供給部5のケースC2から処理対象の
ウエハWを取り出したり、吸着保持したウエハWをウエ
ハ回収部6に搬送したりする。
【0039】ウエハ搬送機構9は、第2ロボットアーム
10を備えるとともに、図示しない駆動機構によって昇
降および旋回するように構成されている。
【0040】第2ロボットアーム10は、進退および反
転可能な構成であって、その先端に平板状のウエハ保持
部を備えている。このウエハ保持部には図示しない吸着
孔が設けられており、ウエハWを真空吸着する。ウエハ
保持部の形状は、ウエハWを吸着して搬送する際に、ウ
エハWが撓んで吸着不良にならない形状であればよく、
例えば、馬蹄形やウエハWと略同形状であって、ウエハ
Wの全面を覆って吸着できる形状であればよい。
【0041】つまり、第2ロボットアーム10は、カセ
ットC1に多段に収納されたウエハWの上方にウエハ保
持部が進退してウエハWの表面(保護テープが貼り付け
られたパターン面)を吸着保持して取り出すとともに、
吸着保持したウエハWを仮置ステージ3、アライメント
ステージ11、原シート貼付部12、加熱接着部24、
およびカバーシート剥離部28の順に搬送するようにな
っている。
【0042】アライメントステージ11は、載置された
ウエハWの位置合わせを行なうようになっている。具体
的には、ウエハ外周のセンタリングが行なわれる。
【0043】原シート貼付部12は、図2に示すよう
に、接着シートT1とカバーシートT2とが重なり合っ
た状態の原シートTを供給する原シート供給部13と、
ウエハWを吸着載置する吸着テーブル16と、原シート
TをウエハW上に貼り付ける原シート貼付機構17と、
ウエハWに貼付けられた原シートTをウエハWの周縁に
沿って切断するカッターユニット19と、切断後の不要
な原シートTを剥離する原シート剥離機構20と、剥離
された不要な原シートTを回収する原シート回収部22
とを備えている。
【0044】原シート供給部13は、ボビン14から繰
り出された接着シートT1とカバーシートT2の重なり
合った原シートTをガイドローラ15に巻回案内する。
なお、ボビン14は図示しない縦壁に軸支され、ブレー
キ機構などを介して回転規制されている。なお、原シー
ト供給部13は、本発明の原シート供給手段に相当す
る。
【0045】なお、接着シートT1には、例えばダイボ
ンドフィルムなどが挙げられる。また。接着シートT1
に塗布または含浸させる接着材は、熱可塑性樹脂であっ
て耐熱性を有するものが好ましい。例えばポリイミド系
接着剤、ポリアミド系接着剤、フッ素系接着剤、ポリエ
ステル系接着剤、ポリオレフィン系接着剤、ポリエチレ
ン系接着剤、ポリビニールアルコール系接着剤、ポリビ
ニルブチラール系接着剤、酢酸ビニル系接着剤、塩化ビ
ニル系接着剤、メタアクリル系接着剤、アクリル系接着
剤、スチレン系接着剤、セルロース系接着剤、ビニルエ
ーテル系接着剤などが挙げられる。
【0046】吸着テーブル16は、保護テープの貼り付
けられたウエハWの表面を吸着保持する。また、吸着テ
ーブル16は内部にヒータを備え、載置されたウエハW
を予備加熱して原シートTを貼り付けやすくする。この
予備加熱の温度は、例えば110℃であって、ウエハW
の表面に貼り付けられている保護テープの粘着材が解け
ない温度に設定されている。なお、吸着テーブル16
は、本発明の保持手段に相当する。
【0047】原シート貼付機構17は、そのフレームが
原シートTの走行方向にスライド可能となるように装置
本体のレールに把持され、図示しないモータなどの駆動
部を介して連動連結されている。また、フレームには貼
付ローラ18が回転可能に軸支されているとともに、こ
の貼付ローラ18が図示しないシリンダなどによって上
下揺動駆動するようになっている。つまり、貼付けロー
ラ18が原シートTの表面を押圧して転動しながらウエ
ハWの裏面に原シートTを貼り付けてゆくようになって
いる。なお、原シート貼付機構17は、本発明の貼付手
段に相当する。
【0048】カッターユニット19は、図示しない昇降
機構によって待機位置と、原シートTを切断する切断作
用位置とにわたって昇降移動するとともに、ウエハWの
周縁に沿って接着シートT1とカバーシートT2を切断
する。なお、カッターユニット19は、本発明の切断手
段に相当する。
【0049】原シート剥離機構20は、そのフレームが
原シートT走行方向にスライド可能となるように装置本
体のレールに把持され、図示しないモータなどの駆動部
を介して連動連結されている。また、フレームには剥離
ローラ21が回転可能に軸支されているとともに、この
剥離ローラ21が図示しないシリンダなどによって上下
揺動駆動するようになっている。剥離ローラ21はウエ
ハWの周縁に沿って切断された後の不要な原シートTを
ウエハWから剥離する。
【0050】原シート回収部22は、図示しない縦壁に
回収ボビン23が軸支され、モータなどの駆動機構に連
動連結されている。つまり、原シート供給部13から所
定量の原シートTが繰り出されてウエハW上に供給され
るとともに、駆動部が作動することにより切断後の不要
な原シートTを回収ボビン23に巻き取るようになって
いる。
【0051】加熱接着部24は、図3に示すように、ウ
エハWを載置して吸着保する吸着テーブル25と、ウエ
ハWの裏面に貼り付けられた原シートTを加熱(例え
ば、180℃)してウエハWに接着シートT1を接着す
る加熱プレート26とを装備している。
【0052】吸着テーブル25は、ウエハ外周のセンタ
リングを行なうとともに、表面を吸着保持するようにな
っている。
【0053】加熱プレート26は、その内部にヒータを
備えているとともに、シリンダ27と連動連結されてお
り、シリンダ27の駆動によってウエハWの上方の待機
位置とウエハWの裏面に貼り付けられている原シートT
を押圧して加熱する加熱処理位置とにわたって昇降する
ようになっている。加熱プレート26は、本発明の加熱
手段に相当する。
【0054】なお、加熱手段として、熱ローラや輻射熱
を利用したオーブンなどを利用してもよい。
【0055】カバーシート剥離部28は、図2に示すよ
うに、剥離テープTsを供給するテープ供給部29と、
ウエハを載置して吸着保する吸着テーブル33と、ウエ
ハWの裏面に貼り付けられた原シートTの表面側のカバ
ーシートT2に押圧しながら剥離テープTsを貼り付け
るとともに、その剥離テープTsをカバーシートT2と
一緒に剥離するカバーシート剥離機構32と、剥離した
カバーシートを回収するカバーシート回収部35とを装
備している。
【0056】テープ供給部29は、ボビン30から繰り
出された剥離テープTsをガイドローラ31に巻回案内
し、カバーシート剥離機構32に繰り出す。なお、ボビ
ン30は図示しない縦壁に軸支されている。
【0057】吸着テーブル33は、ウエハ外周のセンタ
リングを行なうとともに、表面を吸着保持するようにな
っている。また、吸着テーブル33は、そのフレームが
剥離テープTsの走行方向にスライド可能となるように
装置本体のレールに把持され、図示しない駆動部に連動
連結されている。なお、本実施例では、加熱接着部24
によって加熱された接着シートT1の接着剤が、この吸
着テーブル33で常温冷却され、接着剤を硬化する。な
お、冷却については、例えばファンなどを利用して接着
シートT1を積極的に冷却するようにしてもよい。
【0058】カバーシート剥離機構32は、そのフレー
ムに剥離ローラ34が回転可能に軸支されているととも
に、この剥離ローラ34が図示しないシリンダなどによ
って上下揺動駆動するようになっている。つまり、剥離
テープTsをカバーシートT2の表面に押圧しながら貼
り付けるようになっている。なお、カバーシート剥離機
構32は、本発明の剥離手段に相当する。
【0059】テープ回収部35は、図示しない縦壁に回
収ボビン36が軸支され、この回収ボビン36がモータ
などの駆動部に連動連結されている。つまり、テープ供
給部29から所定量の剥離テープTsが繰り出されて、
ウエハW上に供給されるとともに、駆動部が作動するこ
とによりカバーシートTsと一体になった剥離テープT
sが回収ボビン36に巻き取られるようになっている。
【0060】次に、上述の構成を有する本実施例の接着
シート貼付装置の動作について図面を参照しながら説明
する。
【0061】ウエハWを一定間隔に多段に収納した棚式
カセットC1がウエハ供給部2に載置されると、カセッ
ト台が昇降し、取り出し対象のウエハWを第2ロボット
アーム10で取り出せる位置で停止する。
【0062】ウエハ搬送機構9が旋回して第2ロボット
アーム10のウエハ保持部がカセットC1内に挿入され
る。第2ロボットアーム10は、そのウエハ保持部でウ
エハWの上方からウエハWの表面を吸着保持して取り出
し、このウエハWを仮置ステージ3に移送する。
【0063】仮置ステージ3に載置されたウエハWは、
第1ロボットアーム7によって吸着保持されて持ち上げ
られる。このとき、第2ロボットアーム10の先端がウ
エハWの下方に挿入され、ウエハ保持部によってウエハ
Wを裏面から吸着保持する。
【0064】第2ロボットアーム10によってウエハW
が吸着保持されると、第1ロボットアーム7の吸着を開
放する。第2ロボットアーム10は、吸着したウエハW
をアライメントステージ11に搬送する過程で反転し、
ウエハWの裏面を上にしてアライメントステージ11に
ウエハWを移載する。
【0065】アライメントステージ11に載置されたウ
エハWは、ウエハ外周のセンタリングが行なわれる。必
要に応じてオリエンテーションやノッチに基づいてウエ
ハWの位置合わせを行なうこともできる。位置合わせ
後、ウエハWは第2ロボットアーム10によって裏面を
吸着保持されて原シート貼付部12に移送される。
【0066】原シート貼付部12に搬送されたウエハW
は、吸着テーブル16に吸着載置される。このとき、図
4に示すように、原シート貼付機構17、原シート剥離
機構20、およびカッターユニット19のそれぞれは待
機位置にある。
【0067】吸着テーブル16での位置合わせが終わる
と、図5に示すように、原シート貼付機構17の貼付ロ
ーラ18が揺動降下し、この貼付ローラ18が接着シー
トT1とカバーシートT2とが重なり合った原シートT
の表面を押圧しながら原シート供給方向とは逆(図5で
は右から左)に転動し、原シートTをウエハWの裏面に
貼り付ける。原シート貼付機構17が原シートの貼付終
了位置に達すると、貼付ローラ18が上昇する。
【0068】次に、図6に示すように、カッターユニッ
ト19が切断作用位置に降下し、刃先が原シートTに突
き刺さり貫通する。刃先は、図示しない略ウエハ形状に
形成された吸着テーブル16の溝に沿って移動する。つ
まり、ウエハWの周縁に沿って原シートTを切断する。
このとき、原シート貼付機構17と原シート剥離機構2
0とによって原シートTにテンションがかけられてい
る。
【0069】原シートTを切断した後、カッターユニッ
ト19は、上昇して待機位置に戻る。
【0070】次に、図7に示すように、原シート剥離機
構20がウエハWの上を原シート走行方向とは逆に移動
しながらウエハWの上で切断された不要な原シートTを
巻き上げて剥離する。
【0071】原シート剥離機構20が剥離作業の終了位
置に達すると、原シート貼付機構17と原シート剥離機
構20とが原シート走行方向に移動して、図4に示す初
期位置に復帰する。このとき、不要な原シートTが回収
ボビン23に巻き取られるとともに、一定量の原シート
Tが原シート供給部13から繰り出される。
【0072】原シートTが貼り付けられたウエハWは、
第2ロボットアーム10によって裏面を吸着保持されて
加熱接着部24に移送される。
【0073】加熱接着部24に移送されたウエハWは吸
着テーブル25に載置され、ウエハ外周のセンタリング
が行なわれる。位置合わせ後、ウエハWの上方の待機位
置にある加熱プレート26が、図8に示すように降下
し、ウエハWの表面に貼り付けられている原シートTの
表面、つまりカバーシートT2上から押圧しながら接着
シートT1をウエハWに加熱圧着する。接着シートT1
が裏面に接着されたウエハWは、第2ロボットアーム1
0によって裏面を吸着保持されてカバーシート剥離部2
8に移送される。
【0074】カバーシート剥離部28に移送されたウエ
ハWは、図9に示すように、その表面を吸着テーブル3
3で吸着保持されて、ウエハ外周のセンタリングが行な
われる。このとき、加熱接着部24で加熱された接着シ
ートT1は一旦常温で冷却されて接着剤を硬化する。位
置合わせ後、吸着テーブル25は、図10に示すよう
に、剥離ローラ34が原シートTの周縁部に当接する位
置に移動(図10では右から左)する。
【0075】吸着テーブル33がカバーシート剥離位置
に達すると、剥離ローラ32が降下して剥離テープTs
を押圧して原シートTの周縁に貼り付ける。この状態で
吸着テーブル33が剥離テープ走行方向(図10では右
から左)に移動する。この吸着テーブル33の移動にと
もなって、剥離ローラ34が剥離テープTsを押圧しな
がらウエハWの上を転動する。つまり、剥離テープTs
が原シートTに貼り付けられてゆくとともに、剥離テー
プTsが貼り付けられた原シートTのうち、表面のカバ
ーシートT2のみが剥離テープTsと一緒に剥離され
る。
【0076】吸着テーブル25が剥離終了位置に達する
と、図11に示すように、剥離ローラ32は上昇し、剥
離テープTsと一体となったカバーシートT2は回収ボ
ビン36に巻き取られるとともに、一定量の剥離テープ
Tsがテープ供給部29から繰り出される。
【0077】接着シートT1のみが裏面に接着されたウ
エハWは、第2ロボットアーム10によって裏面を吸着
保持されて仮置ステージ3に移送される。
【0078】仮置ステージ3に載置されたウエハWは、
第1ロボットアーム7によって裏面を吸着保持されて持
ち上げられる。このとき、第2ロボットアーム10の先
端がウエハWの下方に挿入され、ウエハ保持部によって
ウエハWを表面から吸着保持する。
【0079】第2ロボットアーム10によってウエハW
の表面を吸着保持すると、第1ロボットアーム7の吸着
を開放する。第2ロボットアーム10は、吸着したウエ
ハWをカセットC1に搬送する過程で反転し、ウエハW
の表面を上にしてカセットC1にウエハWを収納する。
以上で、ウエハWの裏面に接着シートT1を貼り付けつ
る一巡の動作が終了する。
【0080】以上のように、接着シートT1とカバーシ
ートT2とが重なり合った原シートTをウエハWの裏面
に貼り付けることによって、原シート貼付機構17の貼
付ローラ18が原シートTを押圧しながら転動しても、
原シートT自体が剛性を有しているので延伸しない。つ
まり接着シートT1も延伸しずらくなる。したがって、
原シート貼付時の皺の発生を回避し、ひいては皺の発生
によって接着シートT1とウエハWの裏面との間に巻き
込まれる空気による接着シートT1の接着不良を回避す
ることができる。
【0081】また、カバーシートT2と2枚重ね状態の
接着シートT1は剛性を有することとなり、切断時に接
着シートT1に加わる押圧力による撓みを抑制でき、カ
バーシートT2を含む接着シートT1を精度よく切断で
きる。
【0082】さらに、原シートTの上面、つまりカバー
シートT2の上から加熱プレート26を押し当てながら
接着シートT1をウエハに加熱接着するので、接着シー
トT1への熱伝達効率がよく、精度よく接着シートT1
をウエハWに接着できるとともに、ウエハW自体に直接
温度が伝達されないので、ウエハWへの熱ストレスを回
避することができる。
【0083】<第2実施例>本実施例では、接着シートと
カバーシートとをウエハの裏面に貼り付けた後、接着シ
ートをウエハの裏面に接着し、カバーシートを剥離しな
い状態でリング状フレームとウエハの裏面に粘着テープ
を貼り付けて一体化し、ダイシングおよびボンディング
を行なう場合の半導体ウエハ処理方法を例に採って説明
する。なお、本実施例では、前述の第1実施例装置にお
ける、ウエハ供給部2のカセットC1からウエハWを取
り出し、その後の加熱接着部24でウエハWの裏面に接
着シートT1を接着するまでの工程は同じであるので、
これらの説明を省略し、接着シートT1をウエハWの裏
面に接着した以降について説明する。また、前述の第1
実施例と同一構成部分については、同一符号を付すもの
とする。
【0084】図1に示す加熱接着部24で接着シートT
1が裏面に接着されたウエハWは、常温冷却された後、
接着シートT1とカバーシートT2とを重ね合わせた状
態でウエハWの裏面に貼り付けられたまま、第2ロボッ
トアーム9によって仮置ステージ3に搬送される。
【0085】仮置ステージ3に載置されたウエハWは、
第1ロボットアーム7によって裏面を吸着保持されて持
ち上げられる。このとき、第2ロボットアーム10の先
端がウエハWの下方に挿入され、ウエハ保持部によって
ウエハWを表面から吸着保持する。
【0086】第2ロボットアーム10によってウエハW
の表面を吸着保持すると、第1ロボットアーム7の吸着
を開放する。第2ロボットアーム10は、吸着したウエ
ハWをカセットC1に搬送する過程で反転し、ウエハW
の表面を上にしてカセットC1にウエハWを収納する。
このウエハWが収納されたカセットC1は、次工程のマ
ウントフレーム作成工程に搬送される。
【0087】マウントフレーム作成部に搬送されたカセ
ットC1は、図示しないウエハ供給部に載置される。カ
セットC1が載置されるとロボットアームが作動し、ロ
ボットアーム先端のウエハ保持具がカセットC1内に挿
入され、ウエハWの表面を吸着保持して図示しないアラ
イメントステージへと移載する。
【0088】アライメントステージに裏面を下にして載
置されたウエハWは、位置合わせが行なわれる。位置合
わせが終了すると、ウエハWはその表面をロボットアー
ムによって吸着保持されてマウントテーブルに移載され
る。このマウントテーブルに移送される過程でウエハW
は反転され、表面を下にした状態でマウントテーブルに
載置される。
【0089】図13に示すマウントテーブル40には、
図示しないフレーム供給部から供給されて位置合処理が
なされたリング状フレームfが予め載置される。マウン
トテーブル40に載置されたリング状フレームfの中央
に、アライメントステージからロボットアームによって
移送されるウエハWが載置される。
【0090】表面を下にしてマウントテーブル40に載
置されたウエハWは、吸着保持されるとともに、位置合
わせが行なわれる。位置合わせが終了すると、原反ロー
ル41から繰り出される過程でセパレータSが剥離され
てウエハWの上方に供給されるダイシングテープDTを
貼付機構42がウエハWの裏面、つまり、リング状フレ
ームfとカバーシートT2とにわたってダイシングテー
プDTを貼り付けて行く。
【0091】具体的には、図12に示すように、待機位
置にある貼付機構42の貼付ローラ43が降下してダイ
シングテープDTをリング状フレームfに押圧するとと
もに、図13に示すように、この貼付ローラ43がダイ
シングテープDTを押圧しながらテープ供給方向とは逆
に転動(図13では左から右)してリング状フレームf
とウエハWとにダイシングテープDTを貼り付けて行
く。貼付機構42がテープ貼付終了位置に到達すると、
貼付ローラ43は上昇する。
【0092】ダイシングテープDT貼付が終了すると、
図14に示すように、ウエハW上方の待機位置にあるカ
ッターユニット44が降下し、略リング状フレームfの
形状に沿って旋回してダイシングテープDTを切断す
る。ダイシングテープDTの切断が終了すると、カッタ
ーユニット44は上昇して待機位置に復帰する。
【0093】次に、図15に示すように、剥離機構45
がウエハW上をテープ供給方向とは逆に移動(図15で
は左から右)することにより、切断後の不要なダイシン
グテープDT1が剥離される。この剥離された不要なテ
ープDT1は回収部46に回収されるとともに、原反ロ
ール41から新たなダイシングテープDTが繰り出され
る。
【0094】ダイシングテープDTが貼り付けられてリ
ング状フレームfとウエハWとが一体化したマウントフ
レームは、カセットに収納されて次工程のダイシング工
程へと搬送される。
【0095】ダイシング工程に搬送されたマウントフレ
ームは、図16に示すように、ウエハWの表面が上にな
るようにウエハWが保持テーブル50に吸着保持され、
リング状フレームfは上下より把持部材51によって把
持される。この状態でウエハWは、図17に示すよう
に、個々のチップW1に切断される。このとき、チップ
W1の取り外しを容易にするために、カバーシートT2
まで切り込みが入れられる。
【0096】ウエハWの切断が終了すると、図18に示
すように、保持テーブル50が上昇してダイシングテー
プDTを引き伸ばしてチップW1をダイシングテープD
Tから取り外し易くする。この状態で上方の待機位置に
あるコレット52が降下し、チップW1を吸着保持して
図示しない実装基板に搬送する。このとき、図18に示
すように、チップ裏面に貼り付けられている原シートT
のうち、カバーシートT2はダイシングテープDTに接
着した状態で残され、接着シートT1のみがチップW1
の裏面に接着した状態で実装基板に搬送される。
【0097】コレット52に吸着保持されたチップW1
は実装基板の所定の箇所に、その裏面を下にして実装さ
れる。つまり、チップW1は、接着シートT1によって
実装基板にボンディングされる。
【0098】以上のように、接着シートT1をウエハW
の裏面に加熱接着した後、カバーシートT2を剥離する
ことなく、接着シートT1とカバーシートT2とを重ね
合わせた状態で貼り付けられたウエハWをリング状フレ
ームfと一体化することによって、この原シートTが支
持体として作用し、バックグラインド処理により薄く加
工されたウエハWに剛性を持たせることができる。した
がって、搬送過程でのウエハWの撓みを解消することが
できるので、ウエハWをロボットアームなどによって吸
着保持する際の吸着不良を回避することができる。ま
た、ウエハWの撓みの影響によるウエハW自体の欠損な
ども回避することができる。
【0099】さらに、カバーシートT2を貼り付けた状
態で、このカバーシートT2を介してウエハWにダイシ
ングテープDTが貼り付けられるので、ウエハWの搬送
過程で接着シートT1への異物の付着を回避することが
できる。したがって、実装基板へのチップW1のボンデ
ィングを一層精度よく行なうことができる。
【0100】本発明は、上記の実施例に限らず、以下の
ように変形実施することもできる。 (1)上記実施例では、帯状の原シートTをウエハWに
供給して貼り付けるとともに、カッターユニット19に
よりウエハWの周縁に沿って接着シートT1とカバーシ
ートT2を切断していたが、基材上に設けられた予めウ
エハWなどの基板の形状をした接着シートT1とカバー
シートT2とが重なり合った原シートTをウエハWなど
に貼り付けるようにしてもよい。
【0101】具体的には、図19に示すように、帯状の
基材60の上に連続して設けられたウエハWの形状をし
た原シートTをウエハWの上方に供給しながら、図20
に示すように、エッジ部材61によって原シートTを基
材60から剥離してゆく。このとき、ウエハWを吸着保
持した吸着テーブル62を原シート進行方向に移動させ
るとともに、ウエハWの上方の貼付ローラ63を剥離さ
れる原シートT上を押圧しながら転動させて原シートT
をウエハWに貼り付ける。
【0102】(2)上記実施例では、接着シートT1に
非導電性接着剤を例に採って説明したが、導電性樹脂を
基材に塗布した接着シートを用いてもよいし、接着・導
電・絶縁といった3つの機能を同時にもつ接続材料で、
加熱圧着することにより、膜の厚み方向には導電性、面
方向には絶縁性という電気的異方性をもつ高分子膜であ
り、接着性のあるバインダー内に導電性粒子が混在して
いる異方導電性膜(ACF:Anisotoropic Conductive
Film)を使用してもよい。
【0103】異方導電性膜を使用する場合、フェイスダ
ウンボンディングによるアンダーフィルに適している。
つまり、半導体チップの表面の電極部分に異方導電性膜
を加熱圧着しておくことによって、半導体チップの表面
を下にした状態で基板の電極部分に載置して半導体チッ
プと基板の両電極同士の導通をとりながら接合すること
ができる。
【0104】(3)上記実施例では、ウエハWに接着シ
ートT1を接着した処理済のウエハWをウエハ供給部2
のカセットC1に収納していたが、ウエハ回収部5のケ
ースC3に収納してもよいし、第2ウエハ供給部5のケ
ースC2から処理対象のウエハWを取り出して接着シー
トT1を接着した後のウエハWをカセットC1またはウ
エハ回収部6のケースC3に収納するようにしてもよ
い。
【0105】(4)上記実施例では、第2ロボットアー
ム10で各構成部にウエハWを搬送していたが、ウエハ
Wの処理を同時に並列処理できるように複数台のロボッ
トアームを配備してウエハWを搬送するようにしてもよ
い。
【0106】(5)上記実施例では、接着シートT1を
ウエハWの裏面に接着した後に、第2ロボットアーム1
0でウエハWの裏面を吸着してカバーシート剥離部28
に搬送していたが、接着シートT1を加熱接着した後、
加熱接着部24から他に設けて載置テーブルなどにウエ
ハWをスライド移動させ、接着シートT1の接着剤を積
極的に硬化してから第2ロボットアーム10でカバーシ
ート剥離部28に搬送してもよい。
【0107】(6)上記第2実施例では、接着シートT
1とカバーシートT2とが重なり合った状態の原シート
Tを裏面に貼り付けたウエハWについて、そのウエハW
の裏面にダイシングテープDTを介してリング状フレー
ムfと一体化しているが、第1実施例のように、ウエハ
Wの裏面に接着シートT1のみが接着した状態のウエハ
Wについて、ダイシングテープDTを介してリング状フ
レームと一体化してもよい。
【0108】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、接着シートとカバーシートとが重なり合った
状態で剛性を有する原シートを基板に貼り付けて加熱接
着することによって、薄い接着シート単体を基板に貼り
付けるときに発生する皺を回避することができる。した
がって、皺の発生時に基板と接着シートの間に巻き込ま
れる空気によって発生する、接着シートの接着不良を回
避することができ、接着シートを基板に精度よく接着で
きる。
【0109】また、接着シートとカバーシートとが重な
り合った原シートは剛性を有するので、切断時に加わる
押圧力によって接着シートが撓みにくくなる、結果、精
度よく接着シートを切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る接着シート貼付装置の概略構成
を示す平面図である。
【図2】本実施例に係る接着シート貼付装置の概略構成
を示す正面図である。
【図3】加熱接着部の概略構成を示した正面図である。
【図4】原シート貼付工程を説明する概略正面図であ
る。
【図5】原シート貼付工程を説明する概略正面図であ
る。
【図6】原シート貼付工程を説明する概略正面図であ
る。
【図7】原シート貼付工程を説明する概略正面図であ
る。
【図8】加熱接着工程を説明する概略正面図である。
【図9】カバーシート剥離工程を説明する概略正面図で
ある。
【図10】カバーシート剥離工程を説明する概略正面図
である。
【図11】カバーシート剥離工程を説明する概略正面図
である。
【図12】マウントフレーム作成部の概略装置構成を示
す正面図である。
【図13】マウント工程を説明する概略正面図である。
【図14】マウント工程を説明する概略正面図である。
【図15】マウント工程を説明する概略正面図である。
【図16】マウントフレームをマウントテーブルに保持
した状態を示す正面図である。
【図17】ウエハをダイシングした状態を示す正面図で
ある。
【図18】マウントフレームからチップを吸着する動作
を示した図である。
【図19】ウエハ形状をした原シート貼付工程を示した
斜視図である。
【図20】ウエハ形状の原シートを貼り付ける工程を説
明する概略正面図である。
【図21】従来の方法で接着シートをウエハに貼り付け
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
W … ウエハ W1… チップ T1 … 接着シート T2 … カバーシート T … 原シート f … リング状フレーム DT … ダイシングテープ 2 … 第1ウエハ供給部 3 … 仮置ステージ 7 … 第1ロボットアーム 9 … ウエハ搬送機構 12 … 原シート貼付部 24 … 加熱接着部 26 … 加熱プレート 28 … カバーシート剥離部
フロントページの続き (72)発明者 山本 雅之 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA13 FA01 FA05 FA07 MA34 MA35 MA37 MA38 PA13 5F047 BA21 BB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着シートとカバーシートとを重ね合わ
    せた状態の原シートを基板上に貼り付ける貼付過程と、 前記基板上に貼り付けた原シートを加熱して基板に接着
    シートを接着する加熱接着過程と、 を備えたことを特徴とする接着シート貼付方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の接着シート貼付方法に
    おいて、 前記基板に接着した接着シートからカバーシートを剥離
    する剥離過程を備えたことを特徴とする接着シート貼付
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の接着シ
    ート貼付方法において、 前記原シートは、接着シートとカバーシートとを重ね合
    わせた状態の帯状のシートであって、この帯状の原シー
    トを基板に貼り付けた後、基板の周縁に沿って原シート
    を切断する切断過程とを備えたことを特徴とする接着シ
    ート貼付方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の接着シ
    ート貼付方法において、 前記原シートは、接着シートとカバーシートとを重ね合
    わせた状態で予め基板の形状に応じて裁断されたもので
    あって、この原シートを基板に貼り付けることを特徴と
    する接着シート貼付方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の接着シート貼付方法において、 前記加熱接着過程は、カバーシートの上から加熱して接
    着シートを基板に接着することを特徴とする接着シート
    貼付方法。
  6. 【請求項6】 接着シートを基板に貼り付ける接着シー
    ト貼付装置であって、 前記基板を載置して保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板に向けて、接着シートと
    カバーシートとを重ね合わせた帯状の原シートを供給す
    る原シート供給手段と、 前記供給された帯状の原シートを基板に貼り付ける貼付
    手段と、 前記基板に貼り付けた帯状の原シートを基板の周縁に沿
    って切断する切断手段と、 前記切断した後の不要な原シートを回収する不要シート
    回収手段と、 前記基板に貼り付けた原シートを加熱して基板に接着シ
    ートを接着する加熱接着手段と、 前記基板に接着した接着シートからカバーシートを剥離
    する剥離手段と、 前記剥離したカバーシートを回収するカバーシート回収
    手段とを備えたことを特徴とする接着シート貼付装置。
  7. 【請求項7】 接着シートを基板に貼り付ける接着シー
    ト貼付装置であって、 前記基板を載置して保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板に向けて、接着シートと
    カバーシートとを重ね合わせた状態で予め基板の形状に
    応じて裁断された原シートを供給する原シート供給手段
    と、 前記供給された原シートを基板に貼り付ける貼付手段
    と、 前記基板に貼り付けた原シートを加熱して接着シートを
    基板に接着する加熱接着手段と、 前記基板に接着した接着シートからカバーシートを剥離
    する剥離手段と、 前記剥離したカバーシートを回収するカバーシート回収
    手段とを備えたことを特徴とする接着シート貼付装置。
  8. 【請求項8】 接着シートとカバーシートとを重ね合わ
    せた状態の原シートを半導体ウエハの裏面に貼り付ける
    貼付過程と、 前記半導体ウエハの裏面に貼り付けた原シートを加熱し
    て半導体ウエハに接着シートを接着する加熱接着過程
    と、 前記半導体ウエハに接着した接着シートからカバーシー
    トを剥離する剥離過程と、 前記接着シートが接着された半導体ウエハの裏面を下に
    してリング状フレームの中央に半導体ウエハを載置し、
    リング状フレームの裏面から粘着テープを貼り付けて半
    導体ウエハとリング状フレームとを一体化するマウント
    過程と、 前記リング状フレームと一体化した半導体ウエハを個々
    のチップに切断するダイシング過程と、 前記切断したチップを吸着保持して搬送し、接着シート
    の接着した裏面を下にしてチップを実装基板に接着する
    ボンディング過程とを備えたことを特徴とする半導体ウ
    エハ処理方法。
  9. 【請求項9】 接着シートとカバーシートとを重ね合わ
    せた状態の原シートを半導体ウエハの裏面に貼り付ける
    貼付過程と、 前記半導体ウエハの裏面に貼り付けた原シートを加熱し
    て半導体ウエハに接着シートを接着する加熱接着過程
    と、 前記接着シートとカバーシートとを重ね合わせた状態で
    半導体ウエハの裏面を下にしてリング状フレームの中央
    に半導体ウエハを載置し、リング状フレームの裏面から
    粘着テープを貼り付けて半導体ウエハとリング状フレー
    ムとを一体化するマウント過程と、 前記リング状フレームと一体化した半導体ウエハを個々
    のチップに切断するダイシング過程と、 カバーシートは粘着シートに残した状態で前記切断した
    チップを吸着保持して搬送し、接着シートの接着した裏
    面を下にしてチップを実装基板に接着するボンディング
    過程とを備えたことを特徴とする半導体ウエハ処理方
    法。
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