JP2010157543A - 保護テープ剥離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウエハの表面に貼付けられた保護テープに剥離テープを適切に貼付け、この剥離テープを剥離することで、保護テープを剥離テープと一体にして半導体ウエハか円滑に剥離する。
【解決手段】貼付け部材54に帯状の剥離テープTsを巻き掛け供給し、貼付けブロック56により半導体ウエハWに貼付けられた保護テープPTの表面における剥離開始側の外周端部にのみ剥離テープTsを押圧して貼付ける。その後、当該貼付け箇所よりもウエハ中心側から他端まで貼付けローラ54を押圧転動させて剥離テープTsを保護テープPTの表面に貼付けるとともに、当該貼付けローラ54とウエハWの相対的な水平移動に伴って、保護テープPTを剥離テープTsと一体にしてウエハ表面から剥離して回収する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエハの表面に貼付けられた保護テープを、当該保護テープよりも接着力の強い幅狭の剥離テープを用いて剥離する保護テープ剥離装置に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)を薄型加工する方法として、研削や研磨などの機械的方法、またはエッチングを利用した化学的方法などがある。また、これらの方法を利用してウエハを加工する際、配線パターンの形成されたウエハ表面を保護するために、その表面に保護テープが貼付けられる。保護テープが貼付けられて研磨処理されたウエハは、リングフレームに支持用の粘着テープ(ダイシングテープ)を介して裏面から貼付け保持される。その後、リングフレームに保持されたウエハの表面から保護テープを剥離除去する。
この保護テープを剥離除去する方法として、ローラ状の貼付け部材を介して保護テープの表面に剥離テープを貼付け、当該剥離テープを剥離することで、ウエハ表面から保護テープと一体にして剥離除去し、剥離後のこれらテープを巻き取ってゆくものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−63077号公報
しかしながら、上記した従来の保護テープ剥離方法では次のような問題がある。
近年、アプリケーションの急速な進歩に伴う高密度実装を可能にするために、ウエハの薄型化が求められている。したがって、ウエハの厚みは、150μm以下にまで薄型加工されるようになっている。そのため、保護テープの表面にローラ状の貼付け部材を介して剥離テープを貼付ける際に、貼付け開始端および剥離開始端となるウエハ外周部において、ウエハエッジからはみ出ている剥離テープの一部が貼付け部材の押圧力によって撓み込んで支持用の粘着テープの粘着面に接着されやすくなっている。このような剥離テープのはみ出し部位が支持用の粘着テープに接着した状態で剥離テープを剥離した場合、剥離テープに接着された粘着テープが大きく撓み変形される。その結果、粘着テープに貼付け保持されているウエハに曲げ応力が作用して破損させてしまう。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、半導体ウエハの表面に貼付けられた保護テープに剥離テープを半導体ウエハにのみ適切に貼付け、この剥離テープを剥離することで、保護テープを一体にして半導体ウエハから円滑に剥離することのできる保護テープ剥離装置を提供することを主たる目的とする。
この発明は、上記目的を達成するために次のような構成をとる。
第1の発明は、半導体ウエハの表面に貼付けられた保護テープに、貼付け部材により剥離テープを貼付け、当該剥離テープを剥離することで半導体ウエハの表面から保護テープを剥離テープと一体にして剥離する保護テープ剥離装置であって、
前記保護テープ付きの半導体ウエハを載置保持する剥離テーブルと、
前記貼付け部材に帯状の剥離テープを巻き掛け供給する剥離テープ供給手段と、
前記剥離テーブルに保持された半導体ウエハに貼付けられた保護テープ表面の剥離開始側の外周端部に剥離テープを押圧して貼付ける、当該剥離開始側の外形形状が半導体ウエハの外周端形状と同形状の貼付けブロックと、
貼付け作用位置と、その上方の待機位置とにわたって前記貼付けブロックを剥離テーブルに対して相対上下動させるブロック昇降駆動手段と、
初期の貼付け箇所よりも半導体ウエハ中心側で剥離テープを保護テープの表面に貼付ける貼付け部材と、
前記貼付け作用位置と待機位置とにわたって貼付け部材を剥離テーブルに対して相対上下動させる貼付け部材昇降駆動手段と、
前記剥離テーブルと貼付け部材をそれぞれ相対的に水平移動させる水平駆動手段と、
前記保護テープと一体化した剥離テープを回収するテープ回収手段と、
を備えることを特徴とする。
(作用・効果) 上記構成によれば、ウエハエッジが貼付けブロックの外周端の直下に位置した状態で貼付けブロックをウエハに対して相対的に下降させる。このとき、ウエハの剥離開始側の端部で剥離テープを保護テープに初期の貼付けることができる。その後、当該貼付け箇所よりもウエハ中心側で貼付け部材を介して剥離テープを保護テープに貼付けるとともに、貼付けブロックを退避位置まで移動させる。ウエハを貼付け部材に対して相対水平移動させながら、剥離テープを初期の貼付け箇所から剥離して回収することにより、剥離テープが密着されて一体化された保護テープをウエハの表面から剥離する。
この場合、剥離テープの初期の貼付けにおいて、貼付けブロックの外周形状がウエハの外周形状と一致する状態で剥離テープを保護テープの外周部に貼付けることができるので、ウエハエッジよりも外方にはみ出ている剥離テープ部分が貼付ブロックにより押圧変形されない。したがって、支持用の粘着テープに剥離テープが接着しない。
また、その貼付けた剥離テープを剥離してゆくことで、剥離テープが貼付けられた保護テープは剥離テープと一体となって半導体ウエハの表面から剥離されてゆく。
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記貼付けブロックを弾性変形可能な弾性体で形成してある。
(作用・効果) この構成によれば、貼付けブロックの押圧面全体で剥離テープが押圧されるので、保護テープに剥離テープを密着させて貼付けることができる。したがって、初期の貼付け箇所からテープ剥離を開始する際に、剥離テープに一体化された保護テープを確実にウエハ表面から剥離することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、
前記貼付けブロックを加温する加熱手段を備えることが好ましい。
(作用・効果) この構成によれば、貼付けブロックを適度に加温しておくことで、剥離テープの粘着剤を軟化して保護テープに確実に密着させることができる。したがって、初期の貼付け箇所からテープ剥離を開始する際に、剥離テープに一体化された保護テープを確実にウエハ表面から剥離することができる。
第4の発明は、上記第1ないし第3のいずれかの発明において、
前記剥離テーブルに保持された半導体ウエハの剥離テープの貼付け開始側のウエハエッジを検知する位置センサを備えることが好ましい。
(作用・効果) この構成によれば、ウエハエッジが所定位置に至った時点から設定距離だけウエハを貼付けブロックに接近移動させるようにウエハを水平移動制御することができる。したがって、ウエハエッジを正確に貼付けブロックの外周端に位置をきめて対向させることができる。その結果、剥離テープの初期の貼付けの位置合わせを正確かつ容易に行うことができる。
第5の発明は、上記第1ないし第4のいずれかの発明において、
前記半導体ウエハは、支持用の粘着テープを介してリングフレームの中央に保持されているものである。
(作用・効果) この構成によれば、剥離テープのウエハ外方へのはみ出し部分が、当該剥離テープと対向する支持用の粘着テープの粘着面と接着してしまうことのない状態で保護テープの剥離を好適に行うことができる。
この発明に係る保護テープ剥離装置によれば、半導体ウエハの外周端からはみ出ている剥離テープを押圧変形させて下方に撓ますことなく半導体ウエハ上のみに的確に貼付けることができるので、支持用の粘着テープと剥離テープとの接着を回避することができる。したがって、支持用の粘着テープと剥離テープの接着により生じる半導体ウエハに不当な曲げ応力を作用させることなく半導体ウエハの端部から保護テープと剥離テープを一体にして確実に剥離することができる。
以下、図面を参照して本発明の保護テープ剥離装置を備えた半導体ウエハマウント装置の実施例を説明する。
図1は、この発明の一実施例に係り、半導体ウエハマウント装置の全体構成を示した破断斜視図である。
この半導体ウエハマウント装置1は、バックグラインド処理を施した半導体ウエハW(以下、単に(ウエハW)という)を多段に収納するカセットCが装填されるウエハ供給部2と、ロボットアーム4と押圧機構5とを備えたウエハ搬送機構3と、ウエハWの位置合わせをするアライメントステージ7と、アライメントステージ7に載置されたウエハWに向けて紫外線を照射する紫外線照射ユニット14と、ウエハWを吸着保持するチャックテーブル15と、リングフレームfが多段に収納されたリングフレーム供給部16と、リングフレームfをダイシングテープである支持用の粘着テープDTに移載するリングフレーム搬送機構17と、粘着テープDTをリングフレームfの裏面から貼付けるテープ処理部18と、粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfを昇降移動させるリングフレーム昇降機構26と、粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfにウエハWを貼合わせて一体化したマウントフレームMFを作製するマウントフレーム作製部27と、作製されたマウントフレームMFを搬送する第1マウントフレーム搬送機構29と、ウエハWの表面に貼付けられた保護テープPTを剥離する保護テープ剥離装置30と、保護テープ剥離装置30で保護テープPTが剥離されたマウントフレームMFを搬送する第2マウントフレーム搬送機構35と、マウントフレームMFの方向転換および搬送を行うターンテーブル36と、マウントフレームMFを多段に収納するマウントフレーム回収部37とから構成されている。
ウエハ供給部2には図示されていないカセット台が備えられている。このカセット台に保護テープPTがパターン面(以下、適宜に「表面」という)に貼付けられたウエハWを多段に収納したカセットCが載置される。このとき、ウエハWはパターン面を上向きにした水平姿勢を保っている。
ウエハ搬送機構3は、図示しない駆動機構によって旋回および昇降移動するように構成されている。つまり、後述するロボットアーム4のウエハ保持部や、押圧機構5に備わった押圧プレート6の位置調整を行う。また、ウエハ搬送機構3は、ウエハWをカセットCからアライメントステージ7に搬送するようになっている。
ウエハ搬送機構3のロボットアーム4は、その先端に図示しない馬蹄形をしたウエハ保持部を備えている。また、ロボットアーム4は、カセットCに多段に収納されたウエハW同士の間隙をウエハ保持部が進退可能に構成されている。なお、ロボットアーム先端のウエハ保持部には吸着孔が設けられており、ウエハWを裏面から真空吸着して保持するようになっている。
ウエハ搬送機構3の押圧機構5は、その先端にウエハWと略同形状をした円形の押圧プレート6を備えている。この押圧プレート6が、アライメントステージ7に載置されたウエハWの上方に移動するように、アーム部分が進退可能に構成されている。なお、押圧プレート6の形状は、円形に限定されるものではなく、ウエハWに発生している反りを矯正できる形状であればよい。例えば、ウエハWの反り部分に棒状物などの先端を押圧するようにしてもよい。
また、押圧機構5は、後述するアライメントステージ7の保持テーブルにウエハWが載置されたときに、吸着不良が発生した場合に作動するようになっている。具体的には、ウエハWに反りが発生してウエハWを吸着保持できないとき、押圧プレート6がウエハWの表面を押圧し、反りを矯正して平面状態にする。この状態で保持テーブルがウエハWを裏面から真空吸着するようになっている。
アライメントステージ7は、載置されたウエハWをその周縁に備えられたオリエンテーションフラットやノッチなどに基づいて位置合わせを行うとともに、ウエハWの裏面全体を覆って真空吸着する保持テーブルを備えている。
また、アライメントステージ7は、ウエハWを真空吸着したときの圧力値を検出し、正常動作時(ウエハWが保持テーブルに正常に吸着されたとき)の圧力値に関連して予め定められた基準値とを比較する。圧力値が基準値よりも高い(すなわち、吸気管内の圧力が十分に低下していない)場合は、ウエハWに反りがあって保持テーブルに吸着されていないものと判断する。そして、押圧プレート6を作動させてウエハWを押圧し、反りを矯正することによって、ウエハWが保持テーブルに吸着されるようになっている。
アライメントステージ7は、ウエハWを載置して位置合わせを行う初期位置と、後述するテープ処理部18の上方に多段に配備されたチャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26の中間位置とにわたってウエハWを吸着保持した状態で搬送移動できるように構成されている。つまり、アライメントステージ7は、ウエハWの反りを矯正して平面状態に保持したまま次の工程まで搬送する。
紫外線照射ユニット14は、初期位置にあるアライメントステージ7の上方に位置している。紫外線照射ユニット14は、ウエハWの表面に貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープである保護テープPTに向けて紫外線を照射する。つまり、紫外線の照射によって保護テープPTの接着層を硬化させて接着力を低下させる。
チャックテーブル15は、ウエハWの表面を覆って真空吸着できるようにウエハWと略同一形状の円形をしている。このチャックテーブル15は、図示しない駆動機構によって、テープ処理部18の上方の待機位置からウエハWをリングフレームfに貼合わせる位置とにわたって昇降移動するようになっている。
つまり、チャックテーブル15は、保持テーブルによって反りを矯正されて平面状態に保持されたウエハWと当接し、吸着保持するようになっている。
また、チャックテーブル15は、後述する支持用の粘着テープ(ダイシングテープ)DTが裏面から貼付けられたリングフレームfを吸着保持するリングフレーム昇降機構26の開口部に収まり、ウエハWがリングフレームfの中央の粘着テープDTに近接する位置まで降下するようになっている。
このとき、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、図示しない保持機構によって保持されている。
リングフレーム供給部16は底部に滑車が設けられたワゴン状のものであって、装置本体内に装填されるようになっている。また、その上部が開口して内部に多段に収納されているリングフレームfをスライド上昇させて送り出すようになっている。
リングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16に収納されているリングフレームfを上側から1枚ずつ順番に真空吸着し、図示しないアライメントステージと、粘着テープDTを貼付ける位置とにリングフレームfを順番に搬送するようになっている。また、リングフレーム搬送機構17は、粘着テープDTの貼付けの際、粘着テープDTの貼付け位置でリングフレームfを保持する保持機構としても作用している。
テープ処理部18は、粘着テープDTを供給するテープ供給部19、粘着テープDTにテンションをかける引張機構20、粘着テープDTをリングフレームfに貼付ける貼付けユニット21、リングフレームfに貼付けられた粘着テープDTを裁断するカッタ機構24、カッタ機構24によって裁断された後の不要なテープをリングフレームfから剥離する剥離ユニット23、および裁断後の不要な残存テープを回収するテープ回収部25とを備えている。
引張機構20は、粘着テープDTを幅方向の両端から挟み込んで、テープ幅方向にテンションをかける。つまり、柔らかい粘着テープDTを用いると、テープ供給方向に加わるテンションによって、その供給方向に沿って粘着テープDTの表面に縦皺が発生してしまう。この縦皺を回避してリングフレームfに粘着テープDTを均一に貼付けるために、テープ幅方向側からテンションをかける。
貼付けユニット21は、粘着テープDTの上方に保持されたリングフレームfの斜め下方(図1では左斜め下)の待機位置に配備されている。この貼付けユニット21には、貼付けローラ22が設けられている。粘着テープDTの貼付け位置にリングフレーム搬送機構17によってリングフレームfが搬送および保持され、テープ供給部19からの粘着テープDTの供給が開始されると同時に、テープ供給方向の右側の貼付け開始位置に貼付けローラ22が移動する。
貼付け開始位置に到達した貼付けローラ22は、上昇して粘着テープDTをリングフレームfに押圧して貼付ける。その後、貼付けローラ22は、貼付け開始位置から待機位置方向に転動して粘着テープDTを押圧しながらリングフレームfに貼付ける。
剥離ユニット23は、後述するカッタ機構24によって裁断された粘着テープDTの不要な部分をリングフレームfから剥離する。具体的には、リングフレームfへの粘着テープDTの貼付けおよび裁断が終了すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。次いで、剥離ユニット23が、リングフレームf上をテープ供給部19側に向かって移動し、裁断後の不要な支持用の粘着テープDTを剥離する。
カッタ機構24は、リングフレームfが載置された粘着テープDTの下方に配備されている。粘着テープDTが貼付けユニット21によってリングフレームfに貼付けられると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放され、このカッタ機構24が上昇する。上昇したカッタ機構24は、リングフレームfに沿って粘着テープDTを裁断する。
リングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTを貼付ける位置の上方の待機位置にある。このリングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTの貼付け処理が終了すると降下し、リングフレームfを吸着保持する。このとき、リングフレームfを保持していたリングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16の上方の初期位置に戻る。
また、リングフレーム昇降機構26はリングフレームfを吸着保持すると、ウエハWとの貼合わせ位置へと上昇する。このとき、ウエハWを吸着保持したチャックテーブル15もウエハWの貼合わせ位置まで降下する。
マウントフレーム作製部27は、周面が弾性変形可能な貼付けローラ28を備えている。貼付けローラ28は、リングフレームfの裏面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動する。
第1マウントフレーム搬送機構29は、リングフレームfとウエハWとが一体形成されたマウントフレームMFを真空吸着して保護テープ剥離装置30の剥離テーブル38に移載する。
保護テープ剥離装置30は、図1および図3に示すように、ウエハWを載置して移動させる剥離テーブル38、剥離テープTsを供給するテープ供給部31、剥離テープTsの貼付けおよび剥離を行う剥離ユニット32、並びに、剥離された剥離テープTsと保護テープPTを回収するテープ回収部34とから構成されている。
剥離テーブル38は、マウントフレームMFを裏面側から真空吸着するよう構成されており、図示されていない駆動機構によって前後水平にネジ送りされる。
テープ供給部31は、原反ロールから導出した剥離テープTsを剥離ユニット32の下端部に案内供給する。なお、テープ供給部31は、本発明の剥離テープ供給手段に相当する。
テープ回収部34は、剥離ユニット32から送り出された剥離テープTsを巻取り回収する。なお、テープ回収部34は、本発明の剥離テープ回収手段に相当する。
第2マウントフレーム搬送機構35は、保護テープ剥離装置30から払い出されたマウントフレームMFを真空吸着してターンテーブル36に移載する。
ターンテーブル36は、マウントフレームMFの位置合わせおよびマウントフレーム回収部37への収納を行うように構成されている。つまり、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36上にマウントフレームMFが載置されると、ウエハWのオリエンテーションフラットや、リングフレームfの位置決め形状などに基づいて位置合わせを行う。またマウントフレーム回収部37へのマウントフレームMFの収納方向を変更するために、ターンテーブル36は旋回するようになっている。また、ターンテーブル36は、収納方向が定まるとマウントフレームMFを図示しないプッシャーによって押出してマウントフレーム回収部37にマウントフレームMFを収納する。
マウントフレーム回収部37は、図示しない昇降可能な載置テーブルに載置されている。つまり、載置テーブルが昇降移動することによって、プッシャーによって押出されたマウントフレームMFをマウントフレーム回収部37の任意の段に収納できるようになっている。
図2〜図5に、保護テープ剥離装置30の主要部が示されている。保護テープ剥離装置30に立設された左右一対の縦フレーム41に亘ってアルミ引き抜き材からなる支持フレーム42が横架固定されている。この支持フレーム42の左右中央部位に連結された箱形の基台43に、左右一対の縦レール44を介してスライド昇降可能に支持された昇降台45がシリンダ46によって昇降駆動される。この昇降台45には、剥離ユニット32が装備されている。なお、これらの構成が、本発明のブロック昇降駆動手段を構成する。
昇降台45は上下に貫通した中抜き枠状に構成されている。この昇降台45の左右に備えられた側板45aの前方下端部に剥離部材としての剥離ローラ47が遊転自在に横架軸支されるとともに、その上方箇所には複数本の回収用ガイドローラ48がそれぞれ遊転自在に横架軸支されている。最上部の回収用ガイドローラ48の近傍には、遊転自在なテンションローラ49が支持アーム50を介して揺動可能に配備され、案内巻回された剥離テープTsに適度の張力を与える。
これら剥離ローラ47、回収用ガイドローラ48、および、テンションローラ49は、ウエハWの直径より大きい長さの幅広ローラに構成されるとともに、その外周面がフッ素樹脂コーティングされた難接着面になっている。
昇降台45に備えられた後側板45bの外側には、上下一対の供給用ガイドローラ51がブラケット52を介して遊転自在に横架軸支されるとともに、シリンダ53によって昇降される貼付け部材としての貼付けローラ54が遊転自在に横架軸支されている。なお、シリンダ53は本発明の貼付け部材昇降手段に相当し、貼付けローラ54は貼付け部材に相当する。
これら供給用ガイドローラ51および貼付けローラ54は、剥離テープTsの幅よりも長く、かつ、ウエハWの直径よりも短いの幅狭ローラに構成されるとともに、貼付けローラ54は適度の弾性を有するゴムローラで構成されている。
昇降台45に備えられた後側板45bの内側には初期の貼付け機構55が備えられている。この貼付け機構55は、貼付けブロック56を下向きに装備したブラケット57をシリンダ58によって昇降するよう構成されている。貼付けブロック56は、例えば硬度が20〜80度のゴムブロックからなり、図2および図8に示すように、その外周形状がウエハWの外周形状と一致する部分円弧状に形成されている。なお、シリンダ58は、本発明のブロック昇降駆動手段に相当する。
貼付けブロック56は、図6および図7に示すように、ホルダ59の下面に嵌入固定され、このホルダ59をブラケット57に装着するようになっており、ウエハサイズに応じて貼付けブロック56をホルダ59ごと交換することが可能となっている。
ブラケット57の内部にはヒータ60を内臓した加熱ブロック61が加熱手段として装備されている。したがって、ヒータ60は、貼付けブロック56を適度の温度に加温することができる。
図3に示すように、剥離ユニット32の手前には、鉛直下方に向けてレーザ光を投光し、その反射光を受光して投光対象物までの距離を検出することで、剥離テーブル38に載置保持されて前進移動してくるウエハWの前端(ウエハエッジ)eを検出する位置センサ62が固定配備されている。
次に、上述の実施例装置について一巡の動作を説明する。
ロボットアーム4のウエハ保持部がカセットCの隙間に挿入される。ウエハWは下方から吸着保持されて1枚ずつ取り出される。取り出されたウエハWは、アライメントステージ7に搬送される。
ロボットアーム4によってウエハWが保持テーブルに載置され、裏面から吸着保持される。このとき、図示しない圧力計によってウエハWの吸着レベルが検出され、正常動作時の圧力値に関連して予め定められた基準値とを比較される。
吸着異常が検知された場合は、押圧プレート6によりウエハWが表面から押圧され、反りの矯正された平面状態でウエハWが吸着保持される。また、ウエハWは、オリエンテーションフラットやノッチに基づいて位置合わせが行なわれる。
アライメントステージ7上で位置合わせが終了すると、紫外線照射ユニット14によってウエハWの表面に紫外線が照射される。
ウエハWは、紫外線の照射処理が施されると、保持テーブルに吸着保持されたままアライメントステージ7ごとマウントフレーム作製部27へと搬送される。つまり、アライメントステージ7は、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26との中間位置に移動する。
アライメントステージ7が所定の位置で待機すると、上方に位置するチャックテーブル15が降下し、チャックテーブル15の底面がウエハWに当接して真空吸着を開始する。チャックテーブル15の真空吸着が開始すると、保持テーブル側の吸着保持が開放され、ウエハWはチャックテーブル15に反りを矯正して平面保持した状態のまま受け取られる。ウエハWを受け渡したアライメントステージ7は初期位置へと戻る。
次に、リングフレーム供給部16に多段に収納されたリングフレームfが、リングフレーム搬送機構17によって上方から1枚ずつ真空吸着されて取り出される。取り出されたリングフレームfは、図示しないアライメントステージで位置合わせが行われたのち、粘着テープDTの上方の粘着テープ貼付け位置に搬送される。
リングフレームfがリングフレーム搬送機構17によって保持されて粘着テープDTの貼付け位置にあると、テープ供給部19から粘着テープDTの供給が開始される。同時に貼付けローラ22が貼付け開始位置に移動する。
貼付け開始位置に貼付けローラ22が到達すると、粘着テープDTの幅方向の両端を引張機構20が保持し、テープ幅方向にテンションをかける。
次いで貼付けローラ22が上昇し、粘着テープDTをリングフレームfの端部に押圧して貼付ける。リングフレームfの端部に粘着テープDTを貼付けると、貼付けローラ22は待機位置であるテープ供給部19側に向かって転動する。このとき、貼付けローラ22は、粘着テープDTを非接着面から押圧しながら転動し、リングフレームfに粘着テープDTを貼付けてゆく。貼付けローラ22が貼付け位置の終端に到達すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。
同時にカッタ機構24が上昇し、リングフレームfに沿って粘着テープDTを円形に裁断する。粘着テープDTの裁断が終了すると、剥離ユニット23がテープ供給部19側に向かって移動し、不要な粘着テープDTを剥離する。
次いでテープ供給部19が作動して粘着テープDTを繰り出すとともに、裁断された不要部分のテープは、テープ回収部25へと送り出される。このとき、貼付けローラ22は、次のリングフレームfに粘着テープDTを貼付けるように、貼付け開始位置に移動する。
粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfは、リングフレーム昇降機構26によってフレーム部が吸着保持されて上方へ移動する。このとき、チャックテーブル15も降下する。つまり、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、互いにウエハWを貼合わせる位置まで移動する。
各機構15、26が所定位置に到達すると、それぞれが図示しない保持機構によって保持される。次いで、貼付けローラ28が、粘着テープDTの貼付け開始位置に移動し、リングフレームfの底面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動し、粘着テープDTをウエハWに貼付けてゆく。その結果、リングフレームfとウエハWとが一体化されたマウントフレームMFが作製される。
次に、保護テープ剥離装置30を用いた保護テープ剥離処理を、図9〜図14に基づいて説明する。
図9に示すように、剥離テーブル38に載置保持されたウエハWが、処理高さにまで下降されている剥離ユニット32に向けて前進移動させられる。このとき、位置センサ62の直下に相当する所定位置aで前進方向のウエハエッジeが検出される。この検出時点から剥離テーブル38の移動距離がエンコーダなどのセンサによって計測が開始され、その検出結果が演算処理部を備えた図示しない制御部に送られる。
図10に示すように、ウエハエッジeが前記所定位置aから設定距離Lだけ前進したことが制御部によって認識されると、剥離テーブル38の前進移動が停止される。この場合、設定距離Lは位置センサ62から貼付けブロック56の外周端までの水平距離に設定されている。したがって、剥離テーブル38の前進停止によって、ウエハWの前進方向でのウエハエッジeが貼付けブロック56の外周端の直下位置に在る状態となる。
次に、図11に示すように、貼付け機構55の貼付けブロック56が下降される。このとき、貼付けローラ54と剥離ローラ47とに亘って掛け回された剥離テープTsをウエハWの上面に貼付けブロック56が押し付け、ウエハ表面に貼付けられている保護テープPTの上面に剥離テープTsを貼付ける。
この場合、貼付けブロック56の外周形状がウエハWの外周形状と一致する状態で剥離テープTsを保護テープPTの外周部に貼付けるので、ウエハエッジeよりも前方にはみ出ている剥離テープTs部分が下方に押圧変形されて粘着テープDTの上向き接着面に接着しない。また、貼付けブロック56を適度に加温しておくことで、剥離テープTsの粘着面が軟化されて、保護テープPTに確実に密着させることができる。
貼付けブロック56による貼付けが済むと、図12に示すように、貼付けローラ54が下降される。このとき、貼付けローラ54は、初期の貼付け箇所よりもウエハ中心側の箇所で剥離テープTsを保護テープPTに貼付ける。また、これと同時に、貼付けブロック56が貼付け作用位置から元の待機位置まで復帰上昇される。
図13に示すように、次に、剥離テーブル38が、再び図中の矢印で示す右側に前進移動を開始し、ウエハエッジeから剥離ローラ47までの間の剥離テープTsにテンションが付与される。
さらに、剥離テーブル38が前進移動されると、図14に示すように、剥離テープTsがウエハ上方に剥離されながら、貼付けローラ54による剥離テープTsの貼付けが進行する。このとき、剥離テープTsが貼付けられた保護テープPTは剥離テープTsと一体になってウエハWの表面から剥離されてゆく。この場合、テーブル移動速度と同調した速度で剥離テープTsがテープ回収部34に向けて巻き取られてゆく。
保護テープPTが完全にウエハWの表面から剥離されると、剥離装置54の各部は初期状態に復帰して次の処理に備えられる。
保護テープPTの剥離処理が終了したマウントフレームMFは、剥離テーブル38によって第2マウントフレーム搬送機構35の待機位置まで移動する。
保護テープ剥離装置30から払い出されたマウントフレームMFは、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36に移載される。移載されたマウントフレームMFは、オリエンテーションフラットやノッチなどによって位置合わせが行なわれるとともに、収納方向の調節が行なわれる。位置合わせおよび収納方向が定まるとマウントフレームMFは、プッシャーによって押出されてマウントフレーム回収部37に収納される。
なお、本発明は以下のような形態で実施することも可能である。
(1)上記実施例では、剥離部材として剥離ローラ47を用いていたが、次のように構成してもよい。すなわち、図15に示すように、シリンダ65によって昇降可能な横長ナイフエッジ状で剥離テープTsよりも幅広の剥離部材66を備える。
この構成の場合、貼付けブロック56による剥離テープTsの初期の貼付けが完了した後に、剥離部材66の先端部を剥離テープTsの表面に接触または適度の押圧力を付与しながら接触させ、剥離テープTsと保護テープPTを急角度で折り返し剥離するように構成する。
この構成によれば、保護テープPTの剥離時に剥離応力が集中する剥離起点を剥離部材66が適度に押圧しているので、剥離される保護テープPTによるウエハWへの曲げ応力がキャンセルされる。したがって、ウエハWを破損させることなく、保護テープPTをウエハ表面から円滑に剥離することができる。
(2)上記実施例において、貼付けブロック56を金属材や硬質樹脂材で形成するとともに、バネなどを介して剥離テープTsを保護テープPTに弾性的に押圧して貼付ける形態でもよい。
(3)上記実施例では、貼付けブロック56の外周端とウエハエッジeとを位置合わせする手段として、貼付けブロック56の外周端から進行方向の手前の設定距離Lでウエハエッジeが到達したことを位置センサ62で検出し、その検出時点から設定距離LだけウエハWを前進移動させて停止させるようにしている、次にような検出形態であってもよい。
貼付けブロック56の外周端の直下にウエハエッジeが到達したことを、貼付けブロック56の近傍に配備した位置センサ62で直接に検出してウエハWの前進移動を停止させる形態でもよい。
(4)本発明は、リングフレームfに保持されていない保護テープ付きのウエハWに剥離テープTsを貼付けて保護テープPTを剥離する場合にも適用できる。
(5)上記実施例において、ウエハWの端部を非接触で検知する位置検出センサとしては、上記のようにレーザ光を用いるもの他に、CCDカメラなどで取得した撮影画像の解析によって行うものなど任意に選択して利用することができる。
(6)上記実施例において、マウントフレームMFを位置固定して、剥離ユニット32を水平移動させる形態で実施することもできる。
(7)上記実施例では、貼付け部材50を下降作動制御して剥離テープTsを保護テープPTに貼付けているが、逆に、昇降作動しない貼付け部材50に対して剥離テーブル38を昇降作動させる形態で実施することもできる。
半導体ウエハマウント装置の全体を示す斜視図である。 保護テープ剥離装置の斜視図である。 保護テープ剥離装置の側面図である。 保護テープ剥離装置の平面図である。 保護テープ剥離装置の背面図である。 保護テープ剥離装置の正面図である。 貼付け機構の一部切欠き正面図である。 貼付けブロックの斜視図である。 保護テープ剥離装置の動作過程を示す側面図である。 保護テープ剥離装置の動作過程を示す側面図である。 保護テープ剥離装置の動作過程を示す側面図である。 保護テープ剥離装置の動作過程を示す側面図である。 保護テープ剥離装置の動作過程を示す側面図である。 保護テープ剥離装置の動作過程を示す側面図である。 変形例の保護テープ剥離装置を示す側面図である。
符号の説明
38 … 剥離テーブル
54 … 貼付け部材
56 … 貼付けブロック
62 … 位置センサ
a … 所定位置
L … 設定距離
DT … 支持用の粘着テープ
PT … 保護テープ
Ts … 剥離テープ
W … 半導体ウエハ

Claims (5)

  1. 半導体ウエハの表面に貼付けられた保護テープに、貼付け部材により剥離テープを貼付け、当該剥離テープを剥離することで半導体ウエハの表面から保護テープを剥離テープと一体にして剥離する保護テープ剥離装置であって、
    前記保護テープ付きの半導体ウエハを載置保持する剥離テーブルと、
    前記貼付け部材に帯状の剥離テープを巻き掛け供給する剥離テープ供給手段と、
    前記剥離テーブルに保持された半導体ウエハに貼付けられた保護テープ表面の剥離開始側の外周端部に剥離テープを押圧して貼付ける、当該剥離開始側の外周形状が半導体ウエハの外周端形状と同形状の貼付けブロックと、
    貼付け作用位置と、その上方の待機位置とにわたって前記貼付けブロックを剥離テーブルに対して相対上下動させるブロック昇降駆動手段と、
    初期の貼付け箇所よりも半導体ウエハ中心側で剥離テープを保護テープの表面に貼付ける貼付け部材と、
    前記貼付け作用位置と待機位置とにわたって貼付け部材を剥離テーブルに対して相対上下動させる貼付け部材昇降駆動手段と、
    前記剥離テーブルと貼付け部材をそれぞれ相対的に水平移動させる水平駆動手段と、
    前記保護テープと一体化した剥離テープを回収するテープ回収手段と、
    を備えることを特徴とする保護テープ剥離装置。
  2. 請求項1に記載の保護テープ剥離装置において、
    前記貼付けブロックを弾性変形可能な弾性体で形成してある
    ことを特徴とする保護テープ剥離装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の保護テープ剥離装置において、
    前記貼付けブロックを加温する加熱手段を備えた
    ことを特徴とする保護テープ剥離装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の保護テープ剥離装置において、
    前記剥離テーブルに保持された半導体ウエハの剥離テープの貼付け開始側のウエハエッジを検知する位置センサを備えた
    ことを特徴とする保護テープ剥離装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の保護テープ剥離装置において、
    前記半導体ウエハは、支持用の粘着テープを介してリングフレームの中央に保持されている
    ことを特徴とする保護テープ剥離装置。
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