JP5324319B2 - ウエハマウント方法とウエハマウント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、両面粘着テープを介して補強用の支持基板に貼り合わされた半導体ウエハをバックグラインド処理によって薄型化した後に、支持用の粘着テープを介してリングフレームに半導体ウエハを接着保持させるウエハマウント方法とウエハマウント装置に関する。
一般に半導体ウエハは、その表面に多数の素子の回路パターンを形成処理した後、その表面に保護テープを貼り付けて保護する。表面が保護された半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)をバックグラインド工程において裏面から研削あるいは研磨加工して所望の厚さにする。薄型化されたウエハは、その剛性が低下するので、両面粘着テープを介して補強用の支持基板の貼り合わせたウエハを各工程に搬送して所望の処理を施した後に、支持用の粘着テープ(ダイシングテープ)を介してリングフレームに接着保持する。接着保持が完了するとウエハ表面から支持基板が分離され、接着保持されたウエハの表面に残った両面粘着テープを剥離して次のダイシング工程にウエハマウントが送られる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−347060号公報
しかしながら、上記従来方法では次のような問題がある。
すなわち、支持基板で補強したウエハを処理するに際して、従来では、ウエハを支持用の粘着テープを介してリングフレームに接着保持してマウントフレームを製作し、その後、先ず、支持基板を両面粘着テープから取り除き、次に、ウエハ表面に残された両面粘着テープを剥離するようにしていた。
ここで、両面粘着テープの支持板側には熱発泡性の粘着層が備えられており、支持基板側から加熱して粘着層を加熱発泡させて粘着力を消滅させることにより、支持基板を両面粘着テープから分離除去している。
しかしながら、支持基板を分離除去するに際して、両面粘着テープ加熱時の熱の影響をウエハを接着保持している支持用の粘着テープにも作用して軟化させてしまう。つまり、粘着テープが撓み、ウエハ保持機能が低下するといった問題がある。
また、粘着テープが撓んだ状態でダイシング処理を行うと、切断形成されたチップのうち、テープ撓みの大きい箇所において隣接するチップが互いに接近する方向に傾いて、分断されたチップ同士の角部が接触して損傷したり、接触によってチップが粘着テープから剥れて飛散したりするといった不具合が発生するおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、補強用の支持基板を分離除去したウエハを支持用の粘着テープに撓みを発生させることなく接着保持させることができるウエハマウント方法とウエハマウント装置を提供することを主たる目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、第1の発明は、支持用の粘着テープを介してリングフレームに半導体ウエハを接着保持するウエハマウント装置であって、
両面粘着テープを介して支持基板に接着保持された半導体ウエハを保持する分離テーブルと、
前記半導体ウエハに両面粘着テープを残して支持基板を分離する基板分離装置と、
前記分離テーブルに保持された半導体ウエハを平面保持状態で搬出するウエハ搬送機構と、
前記ウエハ搬送機構によって搬送された半導体ウエハを平面保持状態で位置合わせするアライナーと、
前記アライナーごと搬送される半導体ウエハを平面保持状態で受け取るチャックテーブルと、
前記チャックテーブルの保持された半導体ウエハとリングフレームとに亘って支持用の粘着テープを貼付ける貼付け機構と、
前記粘着テープを介してリングフレームに一体化された半導体ウエハから両面粘着テープを剥離するテープ剥離機構と、
を備えたことを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、両面粘着テープを介して支持基板に接着保持された半導体ウエハから支持基板を分離除去する前から分離除去した後のリングフレームに接着保持されるまでの間、平面保持した状態で半導体ウエハに所望の処理および搬送を行うことができる。したがって、基板分離除去する過程において、両面粘着テープの接着力を消滅、あるいは、著しく減滅させるための加熱処理がなされたとしても、粘着テープが熱影響を受けることが全くない。その結果、粘着テープが熱軟化して撓むことを未然に回避することができるので、後行程のダイシングにより分断されたチップ同士の角部の接触による破損やチップの飛散を回避することができる。
また、この構成によれば、支持基板を分離除去する前の半導体ウエハの基板除去装置への搬入、および、支持基板を分離除去した後の半導体ウエハの基板除去装置からの搬出を的確に行うことができる。
の発明は、上記第の発明において、
前記ウエハ搬送機構は、半導体ウエハに作用する押圧プレートを備え、
前記アライナーは、半導体ウエハの裏面吸着状態を検出する検出手段を備え、
前記検出手段による検出情報と予め設定した基準情報とに基づいて半導体ウエハの平坦度を判別する判別手段とを備え、
前記判別手段によって半導体ウエハの反りが検出されると、ウエハ搬送機構の押圧プレートを半導体ウエハに押圧作用させて平面状態に矯正するよう構成した
ことを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、支持基板が分離除去されて剛性が低下した薄い半導体ウエハを、反り変形させるようなことなく取り扱って、半導体ウエハとリングフレームとに亘って適切に支持テープを貼り付けることができる。
の発明は、上記第1または第2の発明において、
前記両面粘着テープの少なくとも一方の粘着層を熱発泡性の粘着剤で構成し、
前記基板分離手段には、両面粘着テープを加熱するヒータを備えた
ことを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、両面粘着テープを加熱することにより、両面粘着テープの粘着層を熱発泡させて、簡単に接着力を消滅あるいは著しく減少することができる。特に、この熱発泡性の粘着層で支持基板を接着保持することにより、支持基板を半導体ウエハから容易に分離できる。
本発明のウエハマウント方法とウエハマウント装置によれば、補強用の支持基板を分離除去した半導体ウエハを支持テープに撓みを発生させることなく接着保持させることができる。
ウエハマウント装置の全体を示す斜視図である。 基板分離装置の平面図である。 基板分離装置の側面図である。 基板分離装置の分離テーブル周辺を示す正面図である。 半導体ウエハの各処理状態の変動を示す正面図である。 支持基板の分離除去過程を示す側面図である。 支持基板の分離除去過程を示す側面図である。 支持基板の分離除去過程を示す側面図である。 支持基板の分離除去過程を示す側面図である。 ウエハ表面を露出させたマウントフレームの斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1は、この発明の一実施例に係り、ウエハマウント装置の全体構成を示した概略斜視図である。
このウエハマウント装置1は、バックグラインド処理を施した半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という)を多段に収納するカセットC1が装填されるウエハ供給部2と、ロボットアーム4と押圧機構5とを備えたウエハ搬送機構3と、ウエハWの表面側に貼り合わされた補強用の支持基板Pを分離除去する基板分離装置10と、ウエハWの位置合わせをするアライナー7と、アライナー7に保持されたウエハWに向けて紫外線を照射する紫外線照射ユニット14と、ウエハWを吸着保持するチャックテーブル15と、リングフレームfが多段に収納されたリングフレーム供給部16と、リングフレームfをダイシングテープである粘着テープDTに移載するリングフレーム搬送機構17と、粘着テープDTをリングフレームfの裏面から貼付けるテープ処理部18と、粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfを昇降移動させるリングフレーム昇降機構26と、粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfにウエハWを貼り合わせて一体化したマウントフレームMFを作製するマウントフレーム作製部27と、作製されたマウントフレームMFを搬送する第1マウントフレーム搬送機構29と、ウエハWの表面に残存する両面粘着テープBTを剥離するテープ剥離機構30と、テープ剥離機構30で両面粘着テープBTが剥離されたマウントフレームMFを搬送する第2マウントフレーム搬送機構35と、マウントフレームMFの方向転換および搬送を行うターンテーブル36と、マウントフレームMFを多段に収納するマウントフレーム回収部37などから構成されている。以下、各構成について詳述する。
ウエハ供給部2には、図示しないカセット台が昇降自在に備えられている。このカセット台にバックグラインド処理を施したウエハWを多段に収納したカセットC1が載置されるようになっている。ここで、図5(a)に示すように、収納されるウエハWのパターン形成面(表面)には、ガラス板などの剛性の高い支持基板Pを両面粘着テープBTを介して貼付けられて補強されている。ウエハWは、支持基板Pを下向きにした姿勢で収納されている。また、図5(a)中の拡大部に示すように、両面粘着テープBTは、テープ基材rtの一面に紫外線硬化性の粘着層n1を備えるとともに、テープ基材rtの他面に熱発泡性の粘着層n2を備えたものが用いられる。一方の粘着層n1にウエハWが接着されるとともに、他方の粘着層n2に支持基板Pが接着されている。
図1に戻り、ウエハ搬送機構3は、図示しない駆動機構によって旋回および昇降移動するように構成されている。つまり、後述するロボットアーム4のウエハ保持部や、押圧機構5に備わった押圧プレート6の位置調整を行うとともに、ウエハWのカセットC1からの取り出し、アライナー7あるいは基板分離装置10へのウエハ搬送、および、基板分離装置10からのウエハ取り出しなどを行う。
図2〜図4に示すように、基板分離装置10は、ウエハ供給部2およびウエハ搬送機構3に近い横側部位に配備されている。また、基板分離装置10は、ウエハWを載置して水平に往復移動可能な分離テーブル41と、昇降可能な分離台42と、分離された支持基板Pを受け取って所定の搬出位置dまで水平移送する第1基板搬送機構43と、分離された支持基板Pを回収する基板回収部44と、第1基板搬送機構43から支持基板Pを受け取って基板回収部44に送り込む第2基板搬送機構45とを備えている。
分離テーブル41は、ロッドレスシリンダなどを利用した案内駆動機構46を介して左右水平に往復移動されるものである。つまり、支持基板Pを分離する分離処理位置aと、ウエハWをウエハ搬送機構3に授受するウエハ受渡し位置bとに亘って移動可能に構成されている。また、この分離テーブル41の上面は、ウエハWを平坦姿勢に吸着保持可能な真空吸着面に構成されている。
分離台42は、図4に示すように、分離処理位置aにある分離テーブル41の上において、モータ駆動されるネジ軸47によって駆動昇降されるようになっている。また、分離台42の下面が真空吸着面に構成されるとともに、ヒータ48が内蔵されている。
第1基板搬送機構43は、図2および図3に示すように、上面を真空吸着面に構成された吸着パッド49と、この吸着パッド49を支持した可動台50と、この可動台50をロッドレスシリンダなどを利用して前後に往復駆動する前後駆動機構51とで構成されている。つまり、前進移動限度において吸着パッド49が分離処理位置aの中心に位置し、後進移動限度において吸着パッド49が前記搬出位置dに位置するよう構成されている。
基板回収部44は、モータ駆動されるネジ送り式の昇降駆動機構52によって上下移動される昇降台53に、基板回収用のカセットC2を載置装填するよう構成されている。カセットC2は、支持基板Pを多段に挿し込み収納可能に構成され、その前面が第2基板搬送機構45に向けて開口された姿勢に装填される。
第2基板搬送機構45は、上面を真空吸着面に構成した馬蹄形の基板保持部54と、この基板保持部54をネジ送り式に上下移動させる上下駆動機構55と、この上下駆動機構55全体をロッドレスシリンダなどを利用して前後水平に移動させる前後駆動機構56とで構成されている。
図1に戻り、ウエハ搬送機構3のロボットアーム4は、その先端に図示しない馬蹄形をしたウエハ保持部を備えている。また、ロボットアーム4は、カセットC1に多段に収納されたウエハW同士の間隙をウエハ保持部が進退可能に構成されている。なお、ロボットアーム先端のウエハ保持部は真空吸着面に構成されており、ウエハWを裏面から吸着保持するようになっている。
ウエハ搬送機構3の押圧機構5は、その先端にウエハWと略同形状をした円形の押圧プレート6を備えている。この押圧プレート6がアライナー7の保持テーブル8に載置されたウエハWの上方に移動するように、アーム部分が進退可能に構成されている。
また、押圧機構5は、後述するアライナー7の保持テーブル8にウエハWが載置されたときに、吸着不良が発生した場合に作動するようになっている。具体的には、ウエハWに反りが発生してウエハWを吸着保持できないとき、押圧プレート6がウエハWの表面を押圧し、反りを矯正して平面状態にする。この状態で保持テーブル8がウエハWを裏面から真空吸着するようになっている。
アライナー7は、載置されたウエハWをその周縁に備えられたオリエンテーションフラットやノッチなどに基づいて位置合わせを行うとともに、ウエハWの裏面全体を覆って真空吸着する保持テーブル8を備えている。
また、アライナー7は、ウエハWを真空吸着したときの圧力値を検出し、正常動作時(ウエハWが保持テーブル8に正常に吸着されたとき)の圧力値に関連して予め定められた基準値とを比較する。圧力値が基準値よりも高い(すなわち、吸気管内の圧力が十分に低下していない)場合は、ウエハWに反りがあって保持テーブル8に吸着されていないものと判断する。そして、押圧プレート6を作動させてウエハWを押圧し、反りを矯正することによって、ウエハWが保持テーブル8に吸着されるようになっている。
アライナー7は、ウエハWを載置して位置合わせを行う初期位置と、後述するテープ処理部18の上方に多段に配備されたチャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26との中間位置とにわたってウエハWを吸着保持した状態で搬送移動できるように構成されている。つまり、アライナー7は、ウエハWの反りを矯正して平面保持状態を維持して次の工程まで搬送する。
紫外線照射ユニット14は、初期位置にあるアライナー7の上方に位置している。紫外線照射ユニット14は、ウエハWの表面に貼付けられている両面粘着テープRTに向けて紫外線を照射する。この紫外線によりウエハWに接着している粘着層n1を硬化させ、その接着力を低下させるようになっている。
チャックテーブル15は、ウエハWの表面を覆って真空吸着できるようにウエハWと略同一形状の円形をしており、図示しない駆動機構によって、テープ処理部18の上方の待機位置からウエハWをリングフレームfに貼り合わせる位置にわたって昇降移動するようになっている。
つまり、チャックテーブル15は、保持テーブル8によって反りを矯正されて平面状態に保持されたウエハWと当接し、吸着保持するようになっている。
また、チャックテーブル15は、後述する粘着テープDTが裏面から貼付けられたリングフレームfを吸着保持するリングフレーム昇降機構26の開口部に収まる。つまり、ウエハWが、リングフレームfの中央の粘着テープDTに近接する位置まで降下するようになっている。
このとき、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、図示しない保持機構によって保持されている。
リングフレーム供給部16は底部に滑車が設けられたワゴン状のものであって、装置本体内に装填されるようになっている。また、その上部が開口して内部に多段に収納されているリングフレームfをスライド上昇させて送り出すようになっている。
リングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16に収納されているリングフレームfを上側から1枚ずつ順番に真空吸着し、図示しないアライナーと、粘着テープDTを貼付ける位置とにリングフレームfを順番に搬送するようになっている。また、リングフレーム搬送機構17は、粘着テープDTの貼付けの際、粘着テープDTの貼付け位置でリングフレームfを保持する保持機構としても作用している。
テープ処理部18は、粘着テープDTを供給するテープ供給部19、粘着テープDTにテンションをかける引張機構20、粘着テープDTをリングフレームfに貼付ける貼付けユニット21、リングフレームfに貼付けられた粘着テープDTを円形に切断するカッタ機構24、カッタ機構24によって切断された後の不要なテープをリングフレームfから剥離する剥離ユニット23、および切断後の不要な残存テープを回収するテープ回収部25を備えている。
引張機構20は、粘着テープDTを幅方向の両端から挟み込んで、テープ幅方向にテンションをかけるようになっている。つまり、柔らかい粘着テープDTを用いると、テープ供給方向に加わるテンションによって、その供給方向に沿って粘着テープDTの表面に縦皺が発生してしまう。この縦皺を回避してリングフレームfに粘着テープDTを均一に貼付けるために、テープ幅方向側からテンションをかけている。
貼付けユニット21は、粘着テープDTの上方に保持されたリングフレームfの斜め下方(図1では左斜め下)の待機位置に配備されている。この貼付けユニット21には、貼付ローラ22が設けられている。粘着テープDTの貼付け位置にリングフレーム搬送機構17によってリングフレームfが搬送および保持され、テープ供給部19からの粘着テープDTの供給が開始されると同時に、貼付ローラ22がテープ供給方向の右側の貼付け開始位置に移動する。
貼付け開始位置に到達した貼付ローラ22は、上昇して粘着テープDTをリングフレームfに押圧して貼付け、貼付け開始位置から待機位置方向に転動して粘着テープDTを押圧しながらリングフレームfに貼付けるようになっている。
剥離ユニット23は、後述するカッタ機構24によって切断された粘着テープDTの不要な部分をリングフレームfから剥離するようになっている。具体的には、リングフレームfへの粘着テープDTの貼付けおよび切断が終了すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。次いで、剥離ユニット23が、リングフレームf上をテープ供給部19側に向かって移動し、粘着後の不要な支持テープDTを剥離する。
カッタ機構24は、リングフレームfが載置された支持テープDTの下方に配備されている。粘着テープDTが貼付ユニット21によってリングフレームfに貼付けられると、引張機構20による支持テープDTの保持が開放され、このカッタ機構24が上昇する。上昇したカッタ機構24は、リングフレームfに沿って粘着テープDTを円形に切断する。
リングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTを貼付ける位置の上方の待機位置にある。このリングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTの貼付け処理が終了すると降下し、リングフレームfを吸着保持する。このとき、リングフレームfを保持していたリングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16の上方の初期位置に戻る。
また、リングフレーム昇降機構26は、リングフレームfを吸着保持すると、ウエハWとの貼り合わせ位置へと上昇する。このとき、ウエハWを吸着保持したチャックテーブル15もウエハWの貼り合わせ位置まで降下する。
マウントフレーム作製部27は、周面が弾性変形可能な貼付ローラ28を備えている。貼付ローラ28は、リングフレームfの裏面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動するようになっている。
第1マウントフレーム搬送機構29は、リングフレームfとウエハWとが一体形成されたマウントフレームMFを真空吸着して剥離機構30の図示されない剥離テーブルに移載するようになっている。
剥離機構30には、ウエハWを載置して移動させる図示されていない剥離テーブル、幅狭の剥離テープTsを供給するテープ供給部31、剥離テープTsの貼付けおよび剥離を行う剥離ユニット32、および、剥離された剥離テープTsと両面粘着テープBTを回収するテープ回収部34とから構成されている。剥離ユニット32には、幅広板材の先端をエッジ状に形成した貼付部材33が備えられており、剥離テープTsをウエハ表面の両面粘着テープBTに貼り付けるとともに、剥離テープTsをエッジ部で折り返し案内するようになっている。
テープ供給部31は、原反ローラから導出した剥離テープTsを剥離ユニット32の下端部に案内供給するようになっている。
テープ回収部34は、剥離ユニット32から送り出された剥離テープTsを巻取り回収するようになっている。
第2マウントフレーム搬送機構35は、剥離機構30から払い出されたマウントフレームMFを真空吸着してターンテーブル36に移載するようになっている。
ターンテーブル36は、マウントフレームMFの位置合わせおよびマウントフレーム回収部37への収納を行うように構成されている。つまり、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36上にマウントフレームMFが載置されると、ウエハWのオリエンテーションフラットや、リングフレームfの位置決め形状などに基づいて位置合わせを行う。またマウントフレーム回収部37へのマウントフレームMFの収納方向を変更するために、ターンテーブル36は旋回するようになっている。また、ターンテーブル36は、収納方向が定まるとマウントフレームMFを図示しないプッシャーによって押出してマウントフレーム回収部37にマウントフレームMFを収納するようになっている。
マウントフレーム回収部37は、図示しない昇降可能な載置テーブルに載置されており、この載置テーブルが昇降移動することによって、プッシャーによって押出されたマウントフレームMFをマウントフレーム回収部37の任意の段に収納できるようになっている。
次に、上述の実施例装置について一巡の動作を説明する。
ウエハ搬送機構3におけるロボットアーム4のウエハ保持部がカセットC1の隙間に挿入され、支持基板Pを上向きにした姿勢のウエハWは、上方の支持基板Pを吸着保持されて1枚ずつ取り出される。取り出されたウエハWは、ロボットアーム4によって支持基板Pを上向きにした姿勢のままアライナー7に搬送される。
アライナー7で位置合わせが終了すると、ウエハWは再びロボットアーム4によって取り出され、ウエハ受渡し位置bに待機している分離テーブル41に移載される。移載されたウエハWを吸着保持した分離テーブル41は、分離処理位置aに移動する。
図6に示すように、分離テーブル41が分離処理位置aに到達すると、上方に待機していた分離台42が下降作動して、その下面が支持基板Pに押圧接触されるとともに真空吸着される。この押圧接触によって、分離台42に内蔵したヒータ48からの熱が支持基板Pを通して両面粘着テープBTに伝えられ、支持基板Pを接着保持している熱発泡性の粘着層n2が加熱される。この加熱によって粘着層n2は発泡し、その接着力が消滅、あるいは、著しく減少する。
次に、図7に示すように、分離台42が駆動上昇されることにより、分離台42の下面に吸着保持された支持基板Pは、図5(c)に示すように、両面粘着テープBTをウエハWに残して分離上昇される。これによって、分離テーブル41には、両面粘着テープBTを貼り付けたウエハWが残された状態となる。
支持基板Pが分離台42に吸着されて分離上昇されると、図8に示すように、ウエハWを保持した分離テーブル41がウエハ受渡し位置bに向けて移動されるとともに、第1基板搬送機構43の吸着パッド49が分離処理位置aにまで前進移動する。
吸着パッド49が分離処理位置aに到達すると分離台42が下降して、下面に吸着保持した支持基板Pを吸着パッド49の上に載置する。これと同時に、分離台42の真空吸着が解除されるとともに、吸着パッド49の真空吸着が行われ、分離台42から吸着パッド49への基板受け渡しが完了する。
分離台42から吸着パッド49への基板受け渡しが完了すると、図9示すように、分離台42が元の待機位置まで復帰上昇するとともに、支持基板Pを吸着保持した吸着パッド49が後方の基板搬出位置dに後退移動する。
次に、第2基板搬送機構45の基板保持部54が吸着パッド49に保持された支持基板Pの前方下方に移動された後、後方に水平移動して基板保持部54が支持基板Pの下方に潜り込む。その後、基板保持部54が上昇されて、真空吸着が解除された吸着パッド49から支持基板Pを下方からすくい上げるとともに、基板保持部54の上面に支持基板Pが吸着保持される。支持基板Pを吸着保持した基板保持部54が所定高さまで上昇すると、基板回収部44に向けて水平移動し、カセットC2の所定段に支持基板Pを挿し込み、真空吸着を解除して基板保持部54を抜き出すことで、分離した支持基板Pの回収が完了する。
支持基板Pが分離除去されたウエハWを保持した分離テーブル41がウエハ受渡し位置bに到達すると、再びロボットアーム4によってウエハWの表面の両面粘着テープBTを吸着保持する。このとき、分離テーブル41によって平坦に吸着保持された状態のウエハWの表面をロボットアーム4によって吸着保持した後に、分離テーブル41の吸着保持を解除する。
ロボットアーム4により吸着保持されたウエハWは、アライナー7の保持テーブル8に載置され、裏面から吸着保持される。このときも、保持テーブル8の吸引を作用させた後に、ロボットアーム4の吸着を解除する。なお、保持テーブル8へのウエハWの受け渡しの際に、図示しない圧力計によってウエハWの吸着レベルが検出され、正常動作時の圧力値に関連して予め定められた基準値が比較される。
吸着異常が検知された場合は、押圧プレート6によりウエハWが表面から押圧され、反りの矯正された平面状態でウエハWが吸着保持される。また、ウエハWは、オリエンテーションフラットやノッチに基づいて再度位置合わせが行なわれる。
アライナー7での位置合わせが終了すると、紫外線照射ユニット14によってウエハWの表面に紫外線が照射される。これによって、両面粘着テープBTの粘着層n1が硬化してその接着力が減少する。
紫外線の照射処理が施されると、ウエハWは保持テーブル8に吸着保持されたまま次のマウントフレーム作製部27へと搬送される。つまり、保持テーブル8はチャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26との中間位置にまで移動する。
保持テーブル8が所定の位置で待機すると、上方に位置するチャックテーブル15が降下し、チャックテーブル15の底面がウエハW(厳密には両面粘着テープBTの上面)に当接して真空吸着を開始する。チャックテーブル15の真空吸着が開始すると、保持テーブル8側の吸着保持が解除され、ウエハWはチャックテーブル15に反りを矯正して平面保持した状態のまま受け取られる。ウエハWを受け渡した保持テーブル8は初期位置へと戻る。
次に、リングフレーム供給部16に多段に収納されたリングフレームfが、リングフレーム搬送機構17によって上方から1枚ずつ真空吸着されて取り出される。取り出されたリングフレームfは、図示しないアライメントステージで位置合わせが行われたのち、粘着テープDTの上方の粘着テープ貼付け位置に搬送される。
リングフレームfがリングフレーム搬送機構17によって保持されて支持用粘着テープDTの貼付け位置にあると、テープ供給部19から支持用粘着テープDTの供給が開始される。同時に貼付ローラ22が貼付け開始位置に移動する。
貼付け開始位置に貼付ローラ22が到達すると、粘着テープDTの幅方向の両端を引張機構20が保持し、テープ幅方向にテンションをかける。
次いで貼付けローラ22が上昇し、支持用粘着テープDTをリングフレームfの端部に押圧して貼付ける。リングフレームfの端部に粘着テープDTを貼付けると、貼付ローラ22は待機位置であるテープ供給部19側に向かって転動する。このとき、貼付ローラ22は、粘着テープDTを非接着面から押圧しながら転動し、リングフレームfに粘着テープDTを貼付けてゆく。貼付ローラ22が貼付け位置の終端に到達すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。
同時にカッタ機構24が上昇し、リングフレームfに沿って粘着テープDTを円形に切断する。粘着テープDTの切断が終了すると、剥離ユニット23がテープ供給部19側に向かって移動し、不要な粘着テープDTを剥離する。
次いでテープ供給部19が作動して粘着テープDTを繰り出すとともに、切断された不要部分のテープは、テープ回収部25へと送り出される。ことのとき、貼付ローラ22は、次のリングフレームfに粘着テープDTを貼付けるように、貼付け開始位置に移動する。
粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfは、リングフレーム昇降機構26によってフレーム部が吸着保持されて上方へ移動する。このとき、チャックテーブル15も降下する。つまり、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、互いにウエハWを貼り合わせる位置まで移動する。
各機構15、26が所定位置に到達すると、それぞれが図示しない保持機構によって保持される。次いで、貼付ローラ28が、粘着テープDTの貼付け開始位置に移動し、リングフレームfの底面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動し、支持用粘着テープDTをウエハWに貼付けてゆく。その結果、図5(d)に示すように、リングフレームfとウエハWとが一体化されたマウントフレームMFが作製される。
マウントフレームMFが作製されると、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、上方に移動する。このとき、図示しない保持テーブルがマウントフレームMFの下方に移動し、マウントフレームMFがこの保持テーブルに載置される。載置されたマウントフレームMFは、第1マウントフレーム搬送機構29によって吸着保持され、剥離テーブルに移載される。
マウントフレームMFは、剥離テーブルに保持されて所定位置まで水平移動され、貼付部材33がテープ供給部31から供給される剥離テープTsを巻き掛けた状態で降下され、貼付部材33の先端で剥離テープTsが両面粘着テープBTの前端上面に所定の押圧力で押し付けられて貼付けられる。
次に、貼付部材33の先端で剥離テープTsを両面粘着テープBTに押圧した状態で再びマウントフレームMFが前進移動を開始するとともに、この移動速度と同調した速度で剥離テープTsがテープ回収部34に向けて巻き取られてゆく。これによって、図5(e)に示すように、貼付部材33がウエハWの表面の両面粘着テープBTに剥離テープTsを押圧しながら貼付けてゆくとともに、これと同時に、貼付けた剥離テープTsを剥離しながら両面粘着テープBTを一緒にウエハWの表面から剥離してゆく。
貼付部材33が両面粘着テープBTの後端縁に到達して両面粘着テープBTが完全にウエハWの表面から剥離された時点で貼付部材33が上昇されて、剥離ユニット32は初期状態に復帰する。
両面粘着テープBTの剥離処理が終了して、図10に示すように、ウエハ表面が全体に露出されたマウントフレームMFは、剥離テーブル38によって第2マウントフレーム搬送機構35の待機位置まで移動する。
そして、剥離機構30から払い出されたマウントフレームMFは、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36に移載される。移載されたマウントフレームMFは、オリエンテーションフラットやノッチによって位置合わせが行なわれるとともに、収納方向の調節が行なわれる。位置合わせおよび収納方向が定まるとマウントフレームMFは、図示されないプッシャーによって押出されてマウントフレーム回収部37に収納される。
上記実施例装置によれば、支持用の粘着テープDTに接着保持する前の工程である基板分離装置10においてウエハWから支持基板Pが分離除去されるので、粘着テープDTに熱の影響を全く与えることがない。したがって、粘着テープDTが熱軟化して撓むことを未然に回避することができるので、後行程のダイシングにより分断されたチップ同士の角部の接触による破損やチップの飛散を回避することができる。
また、カセットC1から取り出されたウエハWは、ロボットアーム4により吸着保持されて分離テーブル41に載置保持され支持基板Pを分離された以降のチャックテーブル15に受け渡されて粘着テープDTを介してリングフレームfと一体化されるまで、平面状態を維持しながら受け渡しがされる。したがって、支持基板Pが分離除去されて剛性が低下した粘着テープ付きのウエハWだけになったとしても、反り変形させることなくウエハWとリングフレームfとに亘って適切に粘着テープDTを貼付けることができる。
なお、本発明は以下のような形態で実施することも可能である。
(1)上記実施例では、分離台42にヒータ48を備えて、両面粘着テープBTの加熱と、支持基板Pの吸着分離を1台の分離台42で行うようにしているが、加熱と支持基板Pの分離とを別過程で行うこともできる。
(2)前記基板分離装置10を装置本体からとり外すと、紫外線硬化性の粘着層を基材シートに備えた保護テープをウエハWの表面に貼付けたウエハWを利用してマウントフレームMFを製作する仕様のウエハマウント装置として稼働することができる。
3 … ウエハ搬送機構
6 … 押圧プレート
7 … アライナー
15 … チャックテーブル
41 … 分離テーブル
48 … ヒータ
a … 分離処理位置
b … ウエハ授受位置
f … リングフレーム
P … 支持基板
DT … 支持テープ
RT … 両面粘着テープ
n1 … 粘着層
n2 … 粘着層
W … 半導体ウエハ

Claims (3)

  1. 支持用の粘着テープを介してリングフレームに半導体ウエハを接着保持するウエハマウント装置であって、
    支持基板を分離する分離処理位置と、半導体ウエハをウエハ搬送機構に受け渡すウエハ受渡し位置とに亘って、両面粘着テープを介して支持基板に接着保持された半導体ウエハを吸着保持して移動可能にする分離テーブルと、
    前記半導体ウエハのパターン面に両面粘着テープを残して支持基板を分離する基板分離装置と、
    前記分離テーブルに保持された半導体ウエハを平面保持状態で搬出するウエハ搬送機構と、
    前記ウエハ搬送機構によって搬送された半導体ウエハを平面保持状態で位置合わせするアライナーと、
    前記アライナーごと搬送される半導体ウエハを平面保持状態で受け取るチャックテーブルと、
    前記チャックテーブル保持された半導体ウエハとリングフレームとに亘って支持用の粘着テープを貼付ける貼付け機構と、
    前記粘着テープを介してリングフレームに一体化された半導体ウエハ上の両面粘着テープに剥離テープを貼り付け、当該剥離テープと一緒に両面粘着テープを剥離するテープ剥離機構と、
    を備えたことを特徴とするウエハマウント装置。
  2. 請求項に記載のウエハマウント装置において、
    前記ウエハ搬送機構は、半導体ウエハに作用する押圧プレートを備え、
    前記アライナーは、半導体ウエハの裏面吸着状態を検出する検出手段を備え、
    前記検出手段による検出情報と予め設定した基準情報とに基づいて半導体ウエハの平坦度を判別する判別手段とを備え、
    前記判別手段によって半導体ウエハの反りが検出されると、ウエハ搬送機構の押圧プレートを半導体ウエハに押圧作用させて平面状態に矯正するよう構成した
    ことを特徴とするウエハマウント装置。
  3. 請求項1または請求項に記載のウエハマウント装置において、
    前記両面粘着テープの少なくとも一方の粘着層を熱発泡性の粘着剤で構成し、
    前記基板分離手段には、両面粘着テープを加熱するヒータを備えた
    ことを特徴とするウエハマウント装置。
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