JP2011124480A - 粘着テープ剥離方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープを精度よく剥離できる粘着テープの剥離方法およびその装置を提供する。
【解決手段】ダイオード11によってウエハWに貼付けられた保護テープPTに紫外線が照射され、この紫外線照射と同時にヒータ71によって保護テープPTが設定された温度に加熱されるので、ダイオード11による紫外線の反応とヒータ71による加熱の反応とによって、重合反応が確実に促進され、紫外線のみでは硬化しきれない粘着剤を硬化させることができる。その結果、この保護テープPTの接着力は十分に弱まる。このダイオード11による紫外線照射およびヒータ71による加熱の後、保護テープ剥離機構が保護テープPTをウエハWから剥離するので、ウエハWに貼付けられた保護テープPTを精度よく剥離できる。
【選択図】図2

Description

この発明は、半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープを剥離する粘着テープ剥離方法およびその装置に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)を薄型化する方法としては、研削や研磨などの機械的方法、またはエッチングを利用した化学的方法などを利用してウエハの厚みを薄くする方法がある。また、これらの方法を利用してウエハを薄型化する際、配線パターンの形成されたウエハ表面を保護するために、その表面に保護用の粘着テープ(以下、単に「保護テープ」という)が貼付けられる。この保護テープが貼付けられた研磨処理済みのウエハは、リングフレームに支持用の粘着テープ(以下、「支持用粘着テープ」という)を介して裏面から接着保持される。その後、リングフレームに保持されたウエハの表面から保護テープが剥離除去される。
この保護テープを剥離除去する方法としては、保護テープの表面に剥離テープを貼付け、その剥離テープを剥離することでウエハ表面から保護テープと一体にして剥離除去するものが知られている。
ここで保護テープとしては紫外線硬化型のものが使用されており、剥離前に紫外線が照射され、その接着力が弱められている。当該紫外線を照射する装置としては、ガイドレールに沿って往復移動可能に構成された吸着テーブルに保護テープ付きウエハを吸着保持し、往復移動させる間に上方に縦横に複数個の紫外線発光ダイオードを配列して構成した紫外線照射装置から保護テープに紫外線を照射するものがある(特許文献1を参照)。
また、異なる波長の紫外線を照射する紫外線発光ダイオードを配列して構成した紫外線照射装置から保護テープに紫外線を照射するものもある(特許文献2を参照)。
特開2006−40944号公報(第4−6頁、図1、図2) 特開2008−141038号公報(第5−7頁、図1、図2)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、特許文献1に記載の従来の装置では、保護テープの粘着剤が硬化しきれておらず、ウエハから剥離しづらくウエハを破損させたり、あるいは保護テープが剥離されたウエハ表面に粘着剤が残渣させたりするといった問題がある。
また、特許文献2に記載の異なる波長の紫外線発光ダイオードを備えたて装置においても、保護テープの粘着剤が硬化しきれておらず、ウエハから剥離しづらくウエハを破損させたり、あるいは保護テープが剥離されたウエハ表面に粘着剤が残渣させたりするといった問題が依然としてある。
そこで、当該問題の発生を究明すべく実験および分析を繰り返して鋭意検討したところ、発明者たちは、次のような知見を得た。すなわち、紫外線のみで硬化すると認識されていた紫外線硬化型の粘着剤に赤外線にも反応する成分である光重合開始剤が僅かに含まれていることが分かった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、保護テープや支持用粘着テープを含む紫外線硬化型の粘着テープを半導体ウエハから精度よく剥離することのできる粘着テープの剥離方法およびその装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、第1の発明は、半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープを剥離する粘着テープ剥離方法であって、
前記粘着テープに紫外線発光ダイオードから紫外線を照射する紫外線照射工程と、
前記粘着テープを加熱する加熱工程と、
前記紫外線照射工程および前記加熱工程の後に前記粘着テープを前記半導体ウエハから剥離する剥離工程と、を含むことを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、紫外線照射工程において紫外線発光ダイオードによって半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープに紫外線が照射され、加熱工程において粘着テープが加熱される。つまり、紫外線のみでは硬化しきれない粘着剤に含まれる重合開示剤が加熱によって反応させられ、重合反応が確実に促進される。したがって、粘着剤の硬化が促進されて接着力が十分に弱まっているので、剥離工程において半導体ウエハから粘着テープを剥離し易くなり、半導体ウエハの破損やウエハ表面の粘着剤の残渣を抑制することができる。換言すれば、半導体ウエハの表面からの保護テープの剥離を精度よく行うことができる。
上述の発明において、紫外線照射工程と加熱工程のタイミングは次のようにしてもよい。前記紫外線照射工程と前記加熱工程とを同時に行ってもよい(請求項2)。また、前記紫外線照射工程の後に前記加熱工程を行ってもよい(請求項3)。さらに、前記加熱工程の後に前記紫外線照射工程を行ってもよい(請求項4)。
第5の発明は、半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープを剥離する粘着テープ剥離装置であって、
前記半導体ウエハを保持する保持手段と、
前記粘着テープに紫外線を照射する紫外線発光ダイオードと、
前記粘着テープを加熱する加熱手段と、
前記紫外線照射手段による紫外線照射および前記加熱手段による加熱の後に前記粘着テープを前記半導体ウエハから剥離する剥離手段と、を備えたことを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、紫外線発光ダイオードはこの粘着テープに紫外線を照射し、加熱手段によってこの粘着テープを加熱するので、加熱で重合反応が確実に促進され、紫外線のみでは硬化しきれない粘着剤を硬化させることができる。したがって、第1の方法発明を好適に実現することができる。
この発明に係る粘着テープ剥離方法およびその装置によれば、半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープを精度よく剥離することができる。
本発明の実施例1に係る半導体ウエハマウント装置の全体を示す斜視図である。 紫外線照射装置の正面図である。 紫外線照射装置の制御を示すブロック図である。 マウントフレームの斜視図である。 剥離機構の動作を示す模式図である。 保護テープの剥離処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る装置を構成する紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。 支持用粘着テープの剥離処理を示すフローチャートである。 支持用粘着テープ剥離の動作説明図である。 支持用粘着テープ剥離の動作説明図である。 支持用粘着テープ剥離の動作説明図である。 支持用粘着テープ剥離の動作説明図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1は、この発明の一実施例に係り、半導体ウエハマウント装置の全体構成を示した破断斜視図である。
この半導体ウエハマウント装置1は、バックグラインド処理を施した半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という)を多段に収納するカセットCが装填されるウエハ供給部2と、ロボットアーム4と押圧機構5とを備えたウエハ搬送機構3と、ウエハWの位置合わせをするアライメントステージ7と、アライメントステージ7に載置されたウエハWに向けて紫外線を照射する紫外線照射装置9と、ウエハWを吸着保持するチャックテーブル15と、リングフレームfが多段に収納されたリングフレーム供給部16と、リングフレームfをダイシング用テープである支持用粘着テープDT(以下、単に「粘着テープDT」という)に移載するリングフレーム搬送機構17と、粘着テープDTをリングフレームfの裏面から貼付けるテープ処理部18と、粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfを昇降移動させるリングフレーム昇降機構26と、粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfにウエハWを貼り合わせて一体化したマウントフレームMFを作製するマウントフレーム作製部27と、作製されたマウントフレームMFを搬送する第1マウントフレーム搬送機構29と、ウエハWの表面に貼付けられた保護テープPTを剥離する剥離機構30と、剥離機構30で保護テープPTが剥離されたマウントフレームMFを搬送する第2マウントフレーム搬送機構35と、マウントフレームMFの方向転換および搬送を行うターンテーブル36と、マウントフレームMFを多段に収納するマウントフレーム回収部37とから構成されている。
このウエハWの表面の回路パターン形成面に貼付けられた保護テープPTは、基材と光重合性粘着剤とで形成されている紫外線硬化型の粘着テープである。この粘着剤に混合されている光重合開始剤としては、例えば、アルキルフェノン系重合開始剤、アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤、チタノセン系光重合開始剤、他の単分子開始型新規光重合開始剤、または、これらの開始剤をブレンドしたものなどが挙げられる。なお、保護テープPTは本発明の紫外線硬化型の粘着テープに相当する。
ウエハ供給部2には図示されていないカセット台が備えられている。このカセット台に、保護テープPTが回路パターン面(以下、適宜に「表面」という)に貼付けられたウエハWを多段に収納したカセットCが載置されるようになっている。このとき、ウエハWは回路パターン面を上向きにした水平姿勢を保っている。
ウエハ搬送機構3は、図示しない駆動機構によって旋回および昇降移動するように構成されている。つまり、後述するロボットアーム4のウエハ保持部や、押圧機構5に備わった押圧プレート6の位置調整を行うとともに、ウエハWをカセットCからアライメントステージ7に搬送するようになっている。
ウエハ搬送機構3のロボットアーム4は、その先端に図示しない馬蹄形をしたウエハ保持部を備えている。また、ロボットアーム4は、カセットCに多段に収納されたウエハW同士の間隙をウエハ保持部が進退可能に構成されている。なお、ロボットアーム先端のウエハ保持部には吸着孔が設けられており、ウエハWを裏面から真空吸着して保持するようになっている。
ウエハ搬送機構3の押圧機構5は、その先端にウエハWと略同形状をした円形の押圧プレート6を備えており、この押圧プレート6がアライメントステージ7に載置されたウエハWの上方に移動するように、アーム部分が進退可能に構成されている。
押圧機構5は、後述するアライメントステージ7の保持テーブル8にウエハWが載置されたときに、吸着不良が発生した場合に作動するようになっている。具体的には、ウエハWに反りが発生してウエハWを吸着保持できないとき、押圧プレート6がウエハWの表面を押圧し、反りを矯正して平面状態にする。この状態で保持テーブル8がウエハWを裏面から真空吸着するようになっている。
アライメントステージ7は、載置されたウエハWをその周縁に備えられたオリエンテーションフラットやノッチなどに基づいて位置合わせを行うとともに、ウエハWの裏面全体を覆って真空吸着する保持テーブル8と、保持テーブル8を回転させるモータMとが備えられている。
アライメントステージ7は、ウエハWを載置して位置合わせを行う初期位置と、後述するテープ処理部18の上方に多段に配備されたチャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26との中間位置とにわたってウエハWを吸着保持した状態で搬送移動できるように構成されている。つまり、アライメントステージ7は、ウエハWの反りを矯正して平面状態に保持したまま次の工程まで搬送する。
保持テーブル8は、図2に示すように、載置されたウエハWを介して保護テープPTを加熱するヒータ71を内蔵するとともに、ヒータ71の温度を測定する温度センサ72を備えている。温度センサ72で測定された温度は、後述する制御装置56に送られる。なお、ヒータ71は本発明の加熱手段に相当する。
紫外線照射装置9は、初期位置にあるアライメントステージ7の上方に位置している。紫外線照射装置9には、アライメントステージ7の中心側の基部から外方に伸びる支持板10に沿って複数個の紫外線発光ダイオード11(以下、単に「ダイオード11」という)が所定間隔をおいて1次元アレー状に配備して構成した紫外線照射ユニット12と、紫外線照射ユニット12と対向する下方の位置に移動して紫外線の照度を測定する照度センサ14と、ヒータ71の加熱やダイオード11の照射を制御する制御装置56が備えられている。なお、紫外線照射ユニット12は本発明の紫外線照射手段に相当する。
また、紫外線照射装置9には、下向きに開放された箱形の遮断壁51が備えられている。この遮断壁51の下部には筒型の可動遮断壁51aが昇降可能に装備されている。つまり、ダイオード11によって紫外線照射を行う過程において、可動遮断壁51aがアライメントステージ7の上面に接するまで下降される。したがって、ダイオード11から照射される紫外線を外部に漏らすことなくウエハW表面の保護テープPTに照射することができる。
次に、図3を参照して、制御装置56について説明する。制御装置56には、ヒータ71の温度および各ダイオード11の照度をフィードバック制御する比較器73と比較器74と、各ダイオード11およびヒータ71の出力電圧を調整するアンプ76とアンプ77とが備えられている。比較器73は、信号入力側に与えられる照度センサ14で測定された測定照度と、基準電圧側に与えられる入力部57で設定された設定照度とを比較する。この比較結果に基づいて、アンプ76で出力電圧を調整して、紫外線の強度が変更される。 つまり、照度が調整されて保護テープPTの表面で均一な照度に保たれるように構成されている。
また、比較器74は、信号入力側に与えられる温度センサ72で測定された測定温度と、基準電圧側に与えられる入力部57で設定された設定温度とを比較する。この比較結果に基づいて、アンプ77で出力電圧を調整して、ヒータ71の出力が変更され、温度調整される。つまり、ダイオード11が保護テープPTに紫外線を照射する際に、ヒータ71は、保護テープPTを最適な硬化温度に加熱することができるように構成されている。
図1に戻り、チャックテーブル15は、ウエハWの表面を覆って真空吸着できるようにウエハWと略同一形状の円形をしており、テープ処理部18の上方の待機位置からウエハWをリングフレームfに貼り合わせる位置にわたって昇降移動するようになっている。つまり、チャックテーブル15は、保持テーブル8によって反りを矯正されて平面状態に保持されたウエハWと当接し、吸着保持するようになっている。
また、チャックテーブル15は、後述する粘着テープDTが裏面から貼付けられたリングフレームfを吸着保持するリングフレーム昇降機構26の開口部に収まってウエハWがリングフレームfの中央の粘着テープDTに近接する位置まで降下するようになっている。このとき、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、図示しない保持機構によって保持されている。
リングフレーム供給部16は底部に滑車が設けられたワゴン状のものであって、装置本体内に装填されるようになっている。また、その上部が開口して内部に多段に収納されているリングフレームfをスライド上昇させて送り出すようになっている。
リングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16に収納されているリングフレームfを上側から1枚ずつ順番に真空吸着し、図示しないアライメントステージと、粘着テープDTを貼付ける位置とにリングフレームfを順番に搬送するようになっている。また、リングフレーム搬送機構17は、粘着テープDTの貼付の際、粘着テープDTの貼付位置でリングフレームfを保持する保持機構としても作用している。
テープ処理部18は、粘着テープDTを供給するテープ供給部19、粘着テープDTにテンションをかける引張機構20、粘着テープDTをリングフレームfに貼付ける貼付ユニット21、リングフレームfに貼付けられた粘着テープDTを裁断するカッタ機構24、カッタ機構24によって裁断された後の不要なテープをリングフレームfから剥離する剥離ユニット23、および裁断後の不要な残存テープを回収するテープ回収部25とを備えている。
引張機構20は、粘着テープDTを幅方向の両端から挟み込んで、テープ幅方向にテンションをかけるようになっている。つまり、柔らかい粘着テープDTを用いると、テープ供給方向に加わるテンションによって、その供給方向に沿って粘着テープDTの表面に縦皺が発生してしまう。この縦皺を回避してリングフレームfに粘着テープDTを均一に貼付けるために、テープ幅方向側からテンションをかけている。
貼付ユニット21は、粘着テープDTの上方に保持されたリングフレームfの斜め下方(図1では左斜め下)の待機位置に配備されている。この貼付ユニット21に設けられた貼付ローラ22は、粘着テープDTの貼付位置にリングフレーム搬送機構17によってリングフレームfが搬送および保持され、テープ供給部19からの粘着テープDTの供給が開始されると同時に、テープ供給方向の右側の貼付開始位置に移動する。
貼付開始位置に到達した貼付ローラ22は、上昇して粘着テープDTをリングフレームfに押圧して貼付け、貼付開始位置から待機位置方向に転動して粘着テープDTを押圧しながらリングフレームfに貼付けるようになっている。
剥離ユニット23は、カッタ機構24によって裁断された粘着テープDTの不要な部分をリングフレームfから剥離するようになっている。具体的には、リングフレームfへの粘着テープDTの貼付けおよび裁断が終了すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。次いで、剥離ユニット23が、リングフレームf上をテープ供給部19側に向かって移動し、裁断後の不要な粘着テープDTを剥離する。
カッタ機構24は、リングフレームfが載置された粘着テープDTの下方に配備されている。粘着テープDTが貼付ユニット21によってリングフレームfに貼付けられると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放され、このカッタ機構24が上昇する。上昇したカッタ機構24は、リングフレームfに沿って粘着テープDTを裁断する。
リングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTを貼付ける位置の上方の待機位置にある。このリングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTの貼付処理が終了すると降下し、リングフレームfを吸着保持する。このとき、リングフレームfを保持していたリングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16の上方の初期位置に戻る。
また、リングフレーム昇降機構26はリングフレームfを吸着保持すると、ウエハWとの貼り合わせ位置へと上昇する。このとき、ウエハWを吸着保持したチャックテーブル15もウエハWの貼合わせ位置まで降下する。
マウントフレーム作製部27は、周面が弾性変形可能な貼付ローラ28を備えている。貼付ローラ28は、リングフレームfの裏面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動するようになっている。
このマウントフレームMFは、図4に示すように、リングフレームfと、リングフレームfの中心に配設され、保護テープPTの貼付けた状態でバックグラインド処理されたウエハWと、リングフレームfとウエハWとの裏面に貼付けられ、ダイシング処理の際にウエハWを支持する粘着テープDTとで構成される。
図1に戻り、第1マウントフレーム搬送機構29は、リングフレームfとウエハWとが一体形成されたマウントフレームMFを真空吸着して剥離機構30に移載するようになっている。
剥離機構30は、ウエハWを載置して移動させる図示されていない剥離テーブル、剥離テープTsを供給するテープ供給部31、剥離テープTsの貼付けと剥離を行う剥離ユニット32、剥離された剥離テープTsと保護テープPTを回収するテープ回収部34などとから構成されている。なお、剥離機構30は本発明の剥離手段に相当する。
図5に示すように、テープ供給部31は、原反ローラから導出した剥離テープTsを剥離ユニット32の下端部に案内供給するようになっている。また、テープ回収部34は、剥離ユニット32から送り出された剥離テープTsを上方に導いて巻き取り回収するようになっている。
剥離ユニット32には、剥離テープTsの貼付け部材および剥離部材として先端が先鋭なエッジ部材41と、エッジ部材41の先端部で折り返された剥離テープTsをテープ回収部34に向けて案内する送り出しガイドローラ42とが備えられている。このエッジ部材41が下降し、マウントフレームMFが剥離テープTsの送り出し方向に進行すると、エッジ部材41の端部で折り返された剥離テープTsとウエハWの端部とが押圧接触して貼り付く。この剥離テープTsがテープ回収部34に巻き取り回収されるのに伴って、保護用粘着テープPTがウエハWから剥離される。
図1にもどり、第2マウントフレーム搬送機構35は、剥離機構30から払い出されたマウントフレームMFを真空吸着してターンテーブル36に移載するようになっている。
ターンテーブル36は、マウントフレームMFの位置合わせおよびマウントフレーム回収部37への収納を行うように構成されている。つまり、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36上にマウントフレームMFが載置されると、ウエハWのオリエンテーションフラットや、リングフレームfの位置決め形状などに基づいて位置合わせを行う。またマウントフレーム回収部37へのマウントフレームMFの収納方向を変更するために、ターンテーブル36は旋回するようになっている。また、ターンテーブル36は、収納方向が定まるとマウントフレームMFを図示しないプッシャーによって押出してマウントフレーム回収部37にマウントフレームMFを収納するようになっている。
マウントフレーム回収部37は、図示されていない昇降可能な載置テーブルに載置されており、この載置テーブルが昇降移動することによって、プッシャーによって押出されたマウントフレームMFをマウントフレーム回収部37の任意の段に収納できるようになっている。
次に、図6を参照して、本実施例の装置に係る保護テープの剥離処理について説明する。同時に、図1、図5を参照して、本実施例の装置の動作説明をする。
《ステップS01》
先ず、半導体ウエハマウント装置1の各機構の条件を操作パネルなどの入力部57を介して制御装置56に設定入力する。例えば、本実施例の場合、ダイオード11の出力電圧、保護テープPTの重合温度、ダイオード11の照射時間およびヒータ71の加熱時間などを入力する。また、同時に、図2に示すように、照度センサ14の駆動機構を作動させて二点鎖線で示す測定位置に移動させる。
この保護テープPTの重合温度は、実験で求めた重合率の変化とその時の発熱量の変化との相関関係から求めた重合温度の変化パターンを目標値として設定されている。なお、重合温度は、開始剤に応じて設定されている。
《ステップS02》
移動が完了すると保持テーブル8を回転させながら紫外線照射ユニット12を作動させて初期測定を行う。各ダイオード11と対向する位置の照度センサ14により測定された測定結果が、制御装置56に送られる。測定結果が設定された照度に満たない場合、出力電圧が調整される。測定結果が設定された照度に達した場合、測定が完了し、次のステップに進む。なお、測定が完了した照度センサ14は、測定領域から外れた上方の実線で示す待機位置に戻る。
《ステップS03》
紫外線照射条件が決まると、ロボットアーム4を作動させ、ウエハ保持部がカセットCの隙間に挿入される。ウエハWは下方から吸着保持されて1枚ずつ取り出される。取り出されたウエハWは、アライメントステージ7に搬送される。
ロボットアーム4によってウエハWが保持テーブル8に載置され、裏面から吸着保持される。このとき、図示しない圧力計によってウエハWの吸着レベルが検出され、正常動作時の圧力値に関連して予め定められた基準値と比較される。
吸着異常が検知された場合は、押圧プレート6によりウエハWが表面から押圧され、反りの矯正された平面状態でウエハWが吸着保持される。また、ウエハWは、オリエンテーションフラットやノッチに基づいて位置合わせが行なわれる。
《ステップS04》
ウエハWのオリエンテーションフラットやノッチを検出する際、保持テーブル8が回転する。
《ステップS05》
保持テーブル8の回転に伴って、ウエハWのオリエンテーションフラットやノッチを検出するときの保持テーブル8の回転動作時に、ダイオード11を備えた紫外線照射ユニット12から保護テープPTに向けて紫外線が照射される。
《ステップS06》
制御装置56は、設定された時間まで紫外線が保護テープPTに照射されたか否かを判定する。設定された時間未満であれば、さらに紫外線が照射される。設定された時間に達すれば、次のステップに進む。
《ステップS07》
制御装置56は、ダイオード11からの紫外線の照射を停止させる。
《ステップS08》
ステップS05において、ダイオード11によって保護テープPTに紫外線が照射されると同時に、制御装置56は、アライメントステージ7の保持テーブル8に内蔵されたヒータ71による加熱を開始させる。これにより、保護テープPTに載置されたウエハWを介して保護テープPTが加熱される。
《ステップS09》
制御装置56は、加熱上昇したヒータ71の温度が設定された温度に達しているかどうかを判定するとともに、その設定時間内でアンプ77によってヒータ71の出力電圧を調整し、検出された温度を重合温度の変化パターンに一致させるよう制御する。
ここで制御装置56は、設定された時間未満であれば、ヒータ71による加熱を調整し続け、設定時間に達すれば次のステップに進む。
《ステップS10》
設定時間に達すると、制御装置56は、ヒータ71による加熱を停止させる。
《ステップS11》
紫外線照射装置1のモータMの駆動を停止し、アライメントステージ7の保持テーブル8の回転を停止する。なお、この時点でアライメント処理も完了している。
《ステップS12》
ウエハWは保持テーブル8に吸着保持されたままアライメントステージ7ごと次のマウントフレーム作製部27へと搬送される。
アライメントステージ7が所定の位置で待機すると、上方に位置するチャックテーブル15が降下し、ウエハWはチャックテーブル15に反りを矯正して平面保持した状態のまま受け取られる。
次に、リングフレーム供給部16に多段に収納されたリングフレームfが、リングフレーム搬送機構17によって上方から1枚ずつ真空吸着されて取り出される。
リングフレームfがリングフレーム搬送機構17によって保持されて粘着テープDTの貼付位置にあると、テープ供給部19から粘着テープDTの供給が開始される。同時に貼付ローラ22が貼付開始位置に移動する。
貼付け開始位置に貼付ローラ22が到達すると、粘着テープDTの幅方向の両端を引張機構20が保持し、テープ幅方向にテンションをかける。
次いで貼付ローラ22が上昇し、粘着テープDTをリングフレームfの端部に押圧して貼付ける。このとき、貼付ローラ22は、粘着テープDTを非接着面から押圧しながら転動し、リングフレームfに粘着テープDTを貼付けてゆく。貼付ローラ22が貼付位置の終端に到達すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。
同時にカッタ機構24が上昇し、リングフレームfに沿って粘着テープDTを裁断する。粘着テープDTの裁断が終了すると、剥離ユニット23がテープ供給部19側に向かって移動し、不要な粘着テープDTを剥離する。
次いでテープ供給部19が作動して粘着テープDTを繰り出すとともに、裁断された不要部分のテープは、テープ回収部25へと送り出される。ことのとき、貼付ローラ22は、次のリングフレームfに粘着テープDTを貼付けるように、貼付開始位置に移動する。
粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfは、リングフレーム昇降機構26によってフレーム部が吸着保持されて上方へ移動する。このとき、チャックテーブル15も降下する。つまり、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、互いにウエハWを貼り合わせる位置まで移動する。
各機構15、26が所定位置に到達すると、それぞれが図示しない保持機構によって保持される。次いで、貼付けローラ28が粘着テープDTの貼付開始位置に移動し、リングフレームf底面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動し、粘着テープDTをウエハWに貼付けてゆく。その結果、リングフレームfとウエハWとが一体化されたマウントフレームMFが作製される。
マウントフレームMFが作製されると、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、上方に移動する。このとき、図示しない保持テーブルがマウントフレームMFの下方に移動し、マウントフレームMFがこの保持テーブルに載置される。載置されたマウントフレームMFは、第1マウントフレーム搬送機構29によって吸着保持され、剥離テーブル38に移載される。
《ステップS13》
マウントフレームMFが載置された剥離テーブルは、図5に示すように、剥離ユニット32の下方に向かって前進移動する。この過程において、光センサで保護テープPTの前端縁が検知され、この時の剥離テーブルの位置がパルスモータの予め判っている光センサからエッジ部材41の先端位置までの距離だけ剥離テーブルが検知位置から前進移動するようにパルスモータが作動制御される。ここで剥離テーブルの前進移動が一旦停止される。つまり、保護テープPTの前端縁がエッジ部材41の先端の直下位置に到達すると前進移動が自動的に一旦停止される。
剥離テーブルが一旦停止されると、パルスモータが作動制御されて可動ブロックが下降され、エッジ部材41がテープ供給部31から供給される剥離テープTsを巻き掛けた状態で降下される。つまり、エッジ部材41の先端で剥離テープTsが保護テープPTの前端上面に所定の押圧力で押し付けられて貼付けられる。
保護テープPTの前端への保護テープPTの貼付けが完了すると、剥離テーブルは、エッジ部材41で剥離テープTsを保護テープPTに押圧した状態で再び前進移動を開始するとともに、この移動速度と同調した速度で剥離テープTsがテープ回収部34に向けて巻き取られてゆく。これによって、エッジ部材41がウエハWの表面の保護テープPTに剥離テープTsを押圧しながら貼付けてゆく。これと同時に、貼付けた剥離テープTsを剥離しながら保護テープPTを一緒にウエハWの表面から剥離してゆく。
エッジ部材41が下降作動した剥離テープ貼付け開始位置からウエハ直径に相当する距離だけ前進するようパルスモータが作動制御された時点、換言すると、エッジ部材41が保護テープPTの後端縁に到達して保護テープPTが完全にウエハの表面から剥離された時点でエッジ部材41が上昇制御されて、剥離ユニット32は初期状態に復帰する。
保護テープPTの剥離処理が終了したマウントフレームMFは、剥離テーブルによって第2マウントフレーム搬送機構35の待機位置まで移動する。
そして、剥離機構30から払い出されたマウントフレームMFは、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36に移載される。移載されたマウントフレームMFは、オリエンテーションフラットやノッチによって位置合わせが行なわれるとともに、収納方向の調節が行なわれる。位置合わせおよび収納方向が定まるとマウントフレームMFは、プッシャーによって押出されてマウントフレーム回収部37に収納される。
以上のように、ダイオード11によってウエハWに貼付けられた保護テープPTに紫外線が照射され、この紫外線照射と同時にヒータ71によって保護テープPTが設定された温度に加熱される。つまり、ダイオード11による紫外線照射処理に加えてヒータ71による加熱処理を保護テープPTに施すことによって、紫外線のみでは反応させることのできなかった重合開始剤の重合反応を確実に促進させることができ、粘着剤を硬化させることができる。その結果、この保護テープPTの接着力は十分に弱まる。このダイオード11による紫外線照射処理およびヒータ71による加熱処理の後に、保護テープ剥離機構30が保護テープPTをウエハWから剥離するので、粘着剤の未硬化によって発生するウエハWの破損やウエハWの表面への粘着剤の残渣を抑制しつつ保護テープPTをウエハ表面から精度よく剥離できる。
次に、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。
この実施例では、マウントフレームMFに紫外線照射および加熱する場合を例にとって説明する。この実施例における粘着テープDTは、保護テープPTと同様に紫外線硬化型の粘着テープである。なお、実施例1と共通する構成要素については同じ符号を使用し、重複記載を避けるため説明を省略する。
図7には、粘着テープDTに紫外線を照射するとともに、粘着テープDTを加熱する紫外線照射装置の概略構成が示されている。
本実施例の紫外線照射装置は、図示しない上手側のダイシング装置からダイシング処理が施されたマウントフレームMFを搬入する図示しないワーク受け入れ部と、ワーク受け入れ部から搬送されたマウントフレームMFの裏面に貼付けられた粘着テープDTに紫外線を照射する紫外線照射処理部101と、粘着テープDTへの紫外線照射と赤外線照射とを制御する制御装置56と、紫外線照射処理ずみのマウントフレームMFを図示しない下手側のダイボンディング装置に向けて搬出する図示しないワーク払い出し部と、ワーク受け入れ部から紫外線照射処理部101へ、また、紫外線照射処理部101からワーク払い出し部へマウントフレームMFを吸着搬送するトラバース機構102と、紫外線照射時にウエハWおよびマウントフレームMFが載置された処理室を窒素ガスで置換する際に、処理室を閉塞するための遮蔽板121などから構成されている。なお、粘着テープDTは本発明の紫外線硬化型の粘着テープに相当する。
紫外線照射処理部101は、マウントフレームMFのリングフレームf部分を受け止めるリング状の支持台103と、その下方に配置されマウントフレームMFの下面に貼付けられた粘着テープDTに向けて紫外線を照射するダイオード11と、この粘着テープDTに向けて赤外線を照射する赤外線ランプ107と、赤外線が照射された粘着テープDTの温度を検出する赤外線カメラ109などから構成されている。赤外線カメラ109は、赤外線サーモグラフィによって粘着テープDTの表面の温度変化を検出するように構成されている。
また、紫外線照射処理部101は、支持台103の中心部から外方に伸びる支持板10に沿って複数個のダイオード11が所定間隔を置いて1次元アレー状に配備された紫外線照射ユニット12と、この紫外線照射ユニット12を回転させるモータMと、この紫外線照射ユニット12と対向する上方の位置に移動して紫外線の照度を測定する照度センサ14が同軸上に配設されている。
トラバース機構102は、ワーク受け入れ部と紫外線照射処理部101とワーク払い出し部と亘って配備される図示しないガイドレールと、このガイドレールに沿って正逆方向に移動できる図示しない可動フレームなどから構成されている。可動フレームには、昇降可能なワーク吸着機構117が連結され、ワーク吸着機構117には、リングフレームMFのリングフレームf部分を吸着保持する吸着パッド119が配備されている。
次に、図8を参照して、本実施例に係る粘着テープの剥離処理を説明する。また、同時に図7、図9ないし図12を参照して本実施例の装置の動作説明をする。本実施例では前提として、上述した紫外線照射装置101における紫外線照射処理および加熱処理よりも前にダイシング処理が実行されている。つまり、図9に示すように、モータMの駆動によって回転するブレード127でウエハWからチップ部品CPを切り出している。
《ステップS101》
先ず、図7に示すように、紫外線照射装置の各機構の設定条件を操作パネルなどの入力部57を介して制御装置56に設定入力する。例えば、本実施例の場合、ダイオード11の照度、粘着テープDTの重合温度、ダイオード11の照射時間および赤外線ランプ107の加熱時間などを入力する。また、同時に照度センサ14の駆動機構を作動させて、二点鎖線で示す測定位置に移動させる。
《ステップS102》
入力が完了すると、ダイオード11によって照度センサ14に紫外線が照射される。照度センサ14により測定された測定結果は制御装置56に送られる。測定結果が設定された照度に満たない場合、出力電圧が調整される。測定結果が設定された照度に達した場合、測定が完了する。なお、測定が完了した照度センサ14は、測定領域から外れた下方の実線で示す待機位置に戻される。
《ステップS103》
ワーク受け入れ部に搬入されたマウントフレームMFは、可動フレームに備えられたワーク吸着機構117に吸着支持され、紫外線照射処理部101に搬出される。ワーク吸着機構117は、紫外線照射処理部101の支持台103にマウントフレームMFのリングフレームf部分を載置する。
《ステップS104》
図10に示すように、紫外線照射ユニット12が回転し、ダイオード11によってマウントフレームMFの裏面に貼付けられた粘着テープDTに紫外線が照射される。
《ステップS105》
制御装置56は、設定された時間まで紫外線が粘着テープDTに照射されたか否かを判定する。設定された時間未満であれば、さらに紫外線が照射される。設定された時間に達すれば、次のステップに進む。
《ステップS106》
制御装置56は、アンプ76によってダイオード11の出力電圧を調整し、ダイオード11による紫外線照射を停止させる。
《ステップS107》
ステップS104において、ダイオード11によって粘着テープDTに紫外線が照射されると同時に、マウントフレームMFの下方に配設された赤外線ランプ107によって赤外線が照射され、粘着テープDTの裏面が加熱される。
《ステップS108》
支持用粘着テープDTの裏面の温度が設定された温度に達したか否かを判定するするとともに、その設定時間内で図示しないアンプによって赤外線ランプ107の出力電圧を調整し、検出された温度を重合温度の変化パターンに一致させる。
ここで制御装置56は、設定された時間まで赤外線が照射されたか否か判定する。設定された時間未満であれば、赤外線の照射を続け、その間に設定温度を維持しつつ赤外線ランプ107の照射時間が設定された時間に達すれば、次のステップに進む。
《ステップS109》
設定時間に達すると、制御装置56は、図示しないアンプによって赤外線ランプ107の出力電圧を調整し、赤外線ランプ107による赤外線照射を停止させる。
《ステップS110》
紫外線照射処理部101の支持台103に配置されたマウントフレームMFをワーク払い出し部に移動し、ワーク払い出し部から払い出されたマウントフレームMFをダイボンディング装置に搬送する。
ダイボンディング装置においては、図11に示すように、マウントフレームMFのウエハ保持テーブル133に載置され、ウエハ保持テーブル133はマウントフレームMFの裏面全体を吸着保持する。ウエハ保持テーブル133は、所定高さ上昇して粘着テープDTごとチップ部品CPを突き上げた後、元の高さに下降する。これにより、チップ部品CPどおしの間隔が広がるので、後述する剥離機構135のヘッドがチップ部品CPを吸着し易くなる。
《ステップS111》
図12に示すように、剥離機構135を下降させてチップ部品CPにヘッドを当接させて吸着する。吸着が確認されると、剥離機構135を上昇させるとともに、水平移動させて基板保持ステージ137へとチップ部品CPを搬送する。これにより、チップ部品CPは粘着テープDTから剥離される。なお、吸着機構135は本発明の剥離手段に相当する。
基板保持ステージ137の側に到達した剥離機構135(二点鎖線で示される剥離機構135)は、実装部位をセンサなどで確認した後に下降し、チップ部品CPを基板GWの所定位置に実装する。
チップ部品CPの実装された基板GWは、図示しない基板搬送機構により基板保持ステージ137から搬出され、図示しない基板収納マガジンの元の位置に収納される。その後、基板搬送機構は、新たな基板GWを搬出する。
以上で一個のチップ部品CPに対する粘着テープDTの剥離動作が完了し、以後、マウントフレームMF上のチップ部品CPに対して同じ処理が実行される。さらに、マウントフレームMF上の全てのチップ部品CPについての粘着テープDTの剥離処理が完了すると、図示しないカセットに収納されているマウントフレームMFの全てについて同じ処理が繰り返し実行される。
以上のように、ダイオード11によってマウントフレームMFの裏面に貼付けられた粘着テープDTに紫外線が照射され、この紫外線照射と同時に赤外線ランプ107によって粘着テープDTが設定された温度に加熱される。ダイオード11による紫外線の反応と赤外線ランプ107による赤外線の反応とによって、紫外線のみでは反応させることのできなかった重合開始剤の重合反応を確実に促進させることができ、粘着剤を硬化させることができる。その結果、この粘着テープDTの接着力は十分に弱まる。このダイオード11による紫外線照射および赤外線ランプ107による加熱の後に、剥離機構135がチップ部品CPを粘着テープDTから剥離するので、チップ部品CPに貼付けられた粘着テープDTを精度よく剥離できる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、ダイオード11によって保護テープPTに紫外線が照射すると同時に、ヒータ71によって保護テープPTを設定された温度に加熱していたが、先に紫外線を照射し、その後ヒータ71を加熱してもよい。また、先にヒータ71を加熱し、その後紫外線を照射してもよい。ダイオード11による紫外線照射とヒータ71による加熱のタイミングの前後を入れ替えた場合でも、この保護テープPTの接着力は十分に弱まるので、ウエハWに貼付けられた保護テープPTを精度よく剥離できる。
(2)上述した実施例1では、保持テーブル8に埋設されたヒータ71によって保持テーブル8に載置されるウエハWを介して保護テープPTを加熱していたが、例えば赤外線ランプによって保護テープPTに非接触で加熱してもよい。また、上述した実施例1では、保持テーブル8に埋設された温度センサ72によって保持テーブル8に載置されるウエハWを介して保護テープPTの温度を測定していたが、例えば赤外線カメラによって保護テープPTに非接触で温度を測定してもよい。
(3)上述した実施例1では、ヒータ71と温度センサ72を保持テーブル8の内部に配備していたが、これに加えて、非接触で保護テープPTを加熱および温度測定する赤外線ランプと赤外線カメラを備えてもよい。
(4)上述した各実施例において、実施例1の遮断壁51および実施例2の遮断板121の内部を気密状態に保って、気密された室内に窒素を供給して室内の酸素を排出する窒素置換された状態で紫外線照射してもよい。これにより、重合反応の阻害要因となる酸素を遮断壁51および遮断板121内部から排除できるので、紫外線硬化を促進させることができる。
(5)上述した各実施例において、ダイオード11による紫外線照射を開始した後は、照射時間を測定するのみであったが、照射時間とともに照度を測定してもよい。具体的には,制御装置56は、所定の時間間隔で照度センサ14を測定位置に回転移動させ、測定された照度に基づいてアンプ76によってダイオード11の照度を調整してもよい。
7 … アライメントステージ
8 … 保持テーブル
9 … 紫外線照射装置
10 … 支持板
11 … 紫外線発光ダイオード
14 … 照度センサ
56 … 制御装置
57 … 入力部
71 … ヒータ
72 … 温度センサ
W … ウエハ
PT … 保護テープ
M … モータ

Claims (5)

  1. 半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープを剥離する粘着テープ剥離方法であって、
    前記粘着テープに紫外線発光ダイオードから紫外線を照射する紫外線照射工程と、
    前記粘着テープを加熱する加熱工程と、
    前記紫外線照射工程および前記加熱工程の後に前記粘着テープを前記半導体ウエハから剥離する剥離工程と、
    を含むことを特徴とする粘着テープ剥離方法。
  2. 請求項1に記載の粘着テープ剥離方法において、
    前記紫外線照射工程と前記加熱工程とを同時に行う
    ことを特徴する保護テープ剥離方法。
  3. 請求項1に記載の粘着テープ剥離方法において、
    前記紫外線照射工程の後に前記加熱工程を行う
    ことを特徴とする粘着テープ剥離方法。
  4. 請求項1に記載の粘着テープ剥離方法において、
    前記加熱工程の後に前記紫外線照射工程を行う
    ことを特徴とする粘着テープ剥離方法。
  5. 半導体ウエハに貼付けられた紫外線硬化型の粘着テープを剥離する粘着テープ剥離装置であって、
    前記半導体ウエハを保持する保持手段と、
    前記粘着テープに紫外線を照射する紫外線発光ダイオードと、
    前記粘着テープを加熱する加熱手段と、
    前記紫外線照射手段による紫外線照射および前記加熱手段による加熱の後に前記粘着テープを前記半導体ウエハから剥離する剥離手段と、
    を備えたことを特徴とする粘着テープ剥離装置。
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