JP2001033392A - 錠剤の側面検査装置、及び表裏面検査装置、並びにこれらを用いた錠剤の外観検査装置 - Google Patents

錠剤の側面検査装置、及び表裏面検査装置、並びにこれらを用いた錠剤の外観検査装置

Info

Publication number
JP2001033392A
JP2001033392A JP11209920A JP20992099A JP2001033392A JP 2001033392 A JP2001033392 A JP 2001033392A JP 11209920 A JP11209920 A JP 11209920A JP 20992099 A JP20992099 A JP 20992099A JP 2001033392 A JP2001033392 A JP 2001033392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tablet
inspection
drum
surface inspection
back surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11209920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001033392A5 (ja
JP4035679B2 (ja
Inventor
Taizo Yamamoto
泰三 山本
Motohiro Yagyu
元啓 柳生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualicaps Co Ltd
Original Assignee
Qualicaps Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualicaps Co Ltd filed Critical Qualicaps Co Ltd
Priority to JP20992099A priority Critical patent/JP4035679B2/ja
Priority to TW089114773A priority patent/TW586006B/zh
Priority to US09/621,626 priority patent/US6741731B1/en
Priority to EP00306313A priority patent/EP1070959A1/en
Priority to EP06010610A priority patent/EP1698889A1/en
Priority to KR1020000042469A priority patent/KR20010066959A/ko
Publication of JP2001033392A publication Critical patent/JP2001033392A/ja
Publication of JP2001033392A5 publication Critical patent/JP2001033392A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4035679B2 publication Critical patent/JP4035679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/30Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring roughness or irregularity of surfaces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9508Capsules; Tablets

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 錠剤を直立姿勢で安定的に自転させながら側
面画像の取り込みを行うことができ、容易に精度の高い
側面検査を行うことができる錠剤の側面検査装置、及び
大きな負荷や衝撃を与えることなく、錠剤の姿勢を平伏
姿勢に制御して表裏面検査を行うことができる錠剤の表
裏面検査装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 外筒体23の保持ポケット231内に収
容した錠剤tを連続移転する内筒体22上を転がしなが
ら自転させ、側面画像の取り込みを行うように構成した
側面検査装置、及び、錠剤収容部61内の錠剤tを振動
板62の錠剤供給路621内に導入して該振動板62の
一端部へと移動させ、この錠剤tを該振動板62の一端
部から表面検査ドラム4上に供給するように構成した表
裏面検査装置をそれぞれ提供する。また、これら側面検
査装置及び表裏面検査装置を備えた錠剤の外観検査装置
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平形状の錠剤を
径方向を上下にした直立状態で搬送すると共に、その搬
送途中の錠剤を撮影し、得られた画像から錠剤側面に付
着した異物や汚れ、更には錠剤の割れ、欠けその他の変
形等の外観上の欠陥を検出する錠剤の側面検査装置、及
び錠剤を厚さ方向を上下にした平伏状態で搬送し、その
搬送中に該錠剤を表裏反転させると共に、その反転前後
の錠剤を撮影して得られた表裏両面の画像から上記外観
上の欠陥を検出する錠剤の表裏面検査装置、並びにこれ
らを用いて錠剤を搬送しながら該錠剤の側面及び表裏両
面の外観検査を行う錠剤の外観検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、錠剤に異物の付着や汚れ、更
には欠けや割れ等の変形、或いは印刷不良などの欠陥が
生じていないかを検査する外観検査は、外観検査装置を
用いて自動的に行われており、かかる外観検査装置を用
いて扁平形状の錠剤を自動的に検査する場合、通常は錠
剤をまず径方向を上下にした直立状態で搬送し、その搬
送中の錠剤をカメラで撮影して錠剤の側面画像を得、次
いで錠剤を厚さ方向を上下にした平伏状態に姿勢変換し
て搬送すると共に、その搬送中に錠剤を表裏反転させ
て、その反転前後の錠剤をカメラで撮影することによっ
て錠剤の表裏両面の画像を得、得られた上記側面画像及
び表裏両面の画像を画像処理することにより、上記欠陥
を検出する方法が採られている。
【0003】このような、錠剤の外観検査装置として具
体的には、図14に示した外観検査装置を例示すること
ができる。即ち、この外観検査装置は、ホッパーp11
に収容された多数の扁平錠剤(以下、単に「錠剤」とい
う)を検査機構部へと供給する錠剤供給部p1と、側面
検査ドラムp21及び側面撮像装置p22からなる側面
検査部p2と、姿勢変換ドラムp31を有する姿勢変換
部p3と、表面検査ドラムp41、裏面検査ドラムp4
2、表面撮像装置p43及び裏面撮像装置p44を有す
る表裏面検査部p4と分別ドラムp51、良品回収コン
ベアp52及び不良品回収缶p53を有する分別部p5
と、特に図示していないが、上記3つの撮像装置p2
2,p43,p44により取り込んだ各画像を画像処理
して外観不良の有無を検出する判定部とを具備してい
る。なお、図中p221,p431,p441はカメ
ラ、p222,p432,p442は照明装置である。
【0004】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この外
観検査装置による外観検査は、下記の手順によって行わ
れる。 上記ホッパーp11からランダムに供給される多数の
錠剤を、上記錠剤供給部p1により径方向を上下にした
直立状態(以下、単に「直立状態」という)で上記側面
検査部p2の側面検査ドラムp21に連続的に供給し、 該側面検査ドラムp21の保持ポケット内に直立状態
で上記錠剤を収容して該ドラムp21の回転によりこの
錠剤を下方へと搬送すると共に、搬送中の錠剤を上記保
持ポケット内で自転させながら、上記側面撮像装置p2
2で撮影して該錠剤の側面全面の画像を得、 この錠剤を上記姿勢変換部p3の姿勢変換ドラムp3
1に移し、該ドラムp31で直立状態の錠剤を横向きに
倒して厚さ方向を上下にした平伏状態(以下、単に「平
伏状態」という)とした後、上記表裏面検査部p4の表
面検査ドラムp41に受け渡し、 該表面検査ドラムp41の表面に形成された錠剤収容
ポケットに上記錠剤を平伏状態で収容して該ドラムp4
1の回転によりこの錠剤を下方へと搬送すると共に、搬
送中の錠剤を上記表面撮像装置p43で撮影して該錠剤
の表面画像を得、 この錠剤を上記裏面検査ドラムp42に受け渡し、該
裏面検査ドラムp42の錠剤収容ポケットに表裏反転し
た平伏状態で収容して該ドラムp42の回転によりこの
平伏状態の錠剤を下方へと搬送すると共に、この搬送中
に錠剤を上記裏面撮像装置p44で撮影して該錠剤の裏
面画像を得、 次いで、この錠剤を上記分別部p5の分別ドラムp5
1に移し、上記側面画像、表面画像及び裏面画像を画像
処理して得られた検査結果に応じて、不良錠剤を不良品
回収缶p53に移すと共に、良品錠剤を良品回収コンベ
アp52上に移し回収コンテナcに搬送して回収するも
のである。
【0005】しかしながら、この外観検査装置は、上記
側面検査部p2における錠剤側面の画像取り込み時に、
必ずしも安定的に画像の取り込みを行うことができない
場合がある。
【0006】即ち、上記側面検査部p2を構成する側面
検査ドラムp21は、図15に示したように、内筒体p
211と、該内筒体p211の外側に回転可能に配設さ
れた外筒体p212とから構成されており、上記内筒体
p211の内側には、自転ローラp213がその外周面
を内筒体p211に設けられた貫通窓から該内筒体p2
11の外周面に露出した状態で回転可能に配設されてお
り、また上記外筒体p212の周面には、図16に示し
たように、貫通穴状の保持ポケットp214が多数整列
して形成されている。そして、上記側面検査部p2にお
ける錠剤の側面画像の取り込みは、図15に示したよう
に、上記外筒体p212の保持ポケットp214内に錠
剤tを直立状態で収容し、外筒体p212の間歇回転に
より錠剤tを内筒体p211の外周面を転がすようにし
て搬送し、上記自転ローラp213上に搬送され間歇的
に停止している錠剤tを該自転ローラp213の回転に
より直立状態で停止したままの状態で自転させ、この自
転する錠剤tを上記撮像装置p22で撮影することによ
り行われる。
【0007】この場合、上記錠剤tが外筒体p212の
回転により上記自転ローラp213上に搬送される際、
内筒体p211の内周面上を転がりながら移動していた
錠剤tが、この内筒体p211の外周面から突出した上
記自転ローラp213上に乗り上げるようにして持ち上
げられ、この状態で自転するためにその自転時の姿勢が
不安定となり、必ずしも安定姿勢で錠剤tを自転させる
ことができない場合がある。また、静止固定された内筒
体p211上を転がりながらゆっくりと回転していた錠
剤tが高速で回転する自転ローラp213上にいきなり
移動して急激に高速回転することとなるので、錠剤tの
自転が安定するまでに若干の時間を必要する上、この錠
剤tは高速回転する小径の自転ローラp213上を転が
りながら自転することとなるので、どうしても自転ロー
ラp213上で錠剤tが小さく跳ねるようになり、安定
した姿勢で回転させることが困難である。
【0008】このため、この自転する錠剤tを撮影して
鮮明な側面画像を得ることは、必ずしも容易ではなく、
この点の改善が望まれるところである。
【0009】また、上記従来の外観検査装置は、上記姿
勢変換ドラムp31の外周面に形成された姿勢変換ポケ
ットに上記側面検査ドラムp21から直立状態の錠剤t
を受け取り、これを姿勢変換ドラムp31の回転による
搬送中にガイド板により押し倒して姿勢変換ポケット内
で錠剤tを直立状態から平伏状態へと姿勢変換するよう
に構成されているため、姿勢変換の際に錠剤tにかかる
負荷や衝撃が大きく、錠剤によってはこの姿勢変換時に
割れや欠け等の破損が生じる虞がある。
【0010】即ち、上記姿勢変換ドラムp31による姿
勢変換は、図17に示したように、側面検査ドラムp2
1から姿勢変換ドラムp31の姿勢変換ポケットp31
1に錠剤tを直立状態のまま受け取り、錠剤tの一部が
該姿勢変換ポケットp311から突出した状態で姿勢変
換ドラムp31の回転により下方へと搬送し、このとき
該姿勢変換ドラムp31の外周面に沿って固定されたガ
イド板p32によって錠剤tが姿勢変換ポケットp31
1からこぼれ落ちるのを防止すると共に、該ガイド板p
32に設けられた片側の縁部p322のみが回転方向に
対して斜めに傾斜した略V字状の姿勢変換溝p321内
に錠剤tの突出部を進入させ、該姿勢変換溝p321の
傾斜縁部p322で錠剤tの突出部を横へと押圧し、錠
剤tを姿勢変換ポケットp311内で押し倒して平伏状
態へと姿勢変換するものである。
【0011】このように、この方式は、錠剤tを姿勢変
換ドラムp31の周面に保持し、該姿勢変換ドラムp3
1の回転によって錠剤tを搬送する際に、直立状態の錠
剤tを上記ガイド板p32の姿勢変換溝p321に接触
摺動させて、該姿勢変換溝p321の傾斜縁部p322
で無理やり錠剤tを押し倒すようになっているため、姿
勢変換時に錠剤tにかかる負荷や衝撃が大きく、比較的
脆い錠剤である場合には割れや欠けなどの破損を生じる
虞がある。更に、錠剤tを安定した直立姿勢で上記姿勢
変換溝p321内に進入させなければならず、錠剤tの
直立姿勢が不安定であるとガイド板p32と姿勢変換ド
ラムp31の外周面との間に錠剤tが挟まって、錠剤t
が割れてしまう虞がある。
【0012】更に、上記姿勢変換ドラムp31に形成さ
れた姿勢変換ポケットp311は、錠剤tを安定的に姿
勢変換を行うため、錠剤tの大きさ,形状に応じて適正
な大きさに設定しなければならず、このため検査を行う
錠剤の種類(大きさや厚さ)を変える場合には、その都
度、姿勢変換ドラムp31を適正な大きさの姿勢変換ポ
ケットp311を有するものに取り替える必要があり、
検査対象の錠剤を変更する場合に極めて煩雑な作業を要
するものである。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、錠剤を直立姿勢で安定的に自転させながら側面画像
の取り込みを行うことができ、容易に精度の高い側面検
査を行うことができる錠剤の側面検査装置、及び大きな
負荷や衝撃を与えることなく、錠剤の姿勢を平伏姿勢に
制御して表裏面検査を行うことができる錠剤の表裏面検
査装置、並びにこれらを用いて錠剤を搬送しながら該錠
剤の側面及び表裏両面の外観検査を行う錠剤の外観検査
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するするための手段】本発明は、上記目的
を達成するため、所定速度で連続回転する内筒体と、周
壁に貫通穴状の保持ポケットが多数形成されており、上
記内筒体の外側に回転可能に配設され該内筒体の外周面
に沿って間歇回転する外筒体と、該外筒体の上記保持ポ
ケット内に保持された錠剤を撮影して錠剤の側面画像を
取り込む側面撮像装置とを具備してなり、上記外筒体の
保持ポケット内に偏平形状の錠剤をその径方向を上下に
した直立状態で収容し、該外筒体の間歇回転により錠剤
を上記内筒体の外周面上を転がすようにして搬送し、そ
の搬送途中で上記外筒体が間歇的に停止している間に、
連続回転する上記内筒体により上記保持ポケット内で錠
剤を自転させながら該錠剤を上記側面撮像装置で撮影し
て該錠剤の側面全周の画像を取り込み、得られた側面画
像を画像処理することにより、錠剤側面の外観不良を検
出することを特徴とする錠剤の側面検査装置を提供す
る。
【0015】即ち、上記本発明の側面検査装置は、錠剤
を保持ポケットに収容して搬送する外筒体の内側に連続
回転する内筒体を設け、外筒体の保持ポケット内に直立
状態で収容した錠剤を該外筒体の間歇回転により内筒体
の外周面上を転がしながら搬送し、所定搬送位置におい
て、間歇的に停止している外筒体の保持ポケット内で連
続回転する内筒体の外周面上を転がりながら自転する錠
剤を、側面撮像装置で撮影することにより、錠剤の側面
画像を取り込むように構成したものである。
【0016】従って、搬送時及び側面画像の取り込み時
のいずれの状態にあっても、錠剤は内筒体の外周面上を
転がりながら回転した状態となり、内筒体に別途設けら
れた自転ローラにより撮影時の錠剤を自転させる従来の
装置のように、錠剤が自転ローラ上に乗り上げることに
より持ち上げられるようなことがなく、撮影時にも搬送
時と同様な状態で自転させることができると共に、静止
した内筒体上から高速で回転する自転ローラ上に移動す
ることにより急激に自転速度が上昇する従来の装置に比
べて、錠剤を極めてスムーズに撮影用の自転状態に移行
させることができ、安定的に錠剤を自転させながら側面
画像の取り込みを行うことができるものである。また、
本発明装置において側面撮影時に錠剤を自転させる内筒
体は、従来の自転ローラに比べて遥かに大径であるた
め、本発明装置で撮影時に自転する錠剤は、従来の自転
ローラ上を転がりながら自転する場合に比べて、遥かに
平面に近い内筒体の外周面上を転がりながら自転するこ
ととなり、この点からも錠剤は安定的に自転することが
できるものである。
【0017】このように、本発明の側面検査装置によれ
ば、自転ローラを用いて錠剤を自転させる従来の装置に
比べて、より安定的に錠剤を自転させながら側面画像の
取り込みを行うことができ、よって、より鮮明な側面画
像を確実に得ることができ、より精度の高い側面検査を
行うことができるものである。
【0018】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、偏平形状の錠剤を、厚さ方向を上下にした平伏状態
で外周面に保持して所定速度で回転することにより、該
錠剤を搬送する表面検査ドラムと、外周面を上記表面検
査ドラムの外周面に近接させた状態に配設され、上記表
面検査ドラムから錠剤を受け取って該錠剤を表裏反転さ
せた平伏状態で外周面に保持し、所定速度で回転するこ
とにより該錠剤を搬送する裏面検査ドラムと、上記表面
検査ドラムの外周面に保持された錠剤を撮影して該錠剤
の表面画像を取り込む表面撮像装置と、上記裏面検査ド
ラムの外周面に保持された錠剤を撮影して該錠剤の裏面
画像を取り込む裏面撮像装置とを具備してなる外観検査
装置において、上記表面検査ドラム及び裏面検査ドラム
が、いずれも、ドラム外周面に周方向に沿って形成され
た吸引溝と、該吸引溝内に周方向に沿って連設された多
数の吸引孔と、該吸引溝の両側縁部に沿って上記吸引孔
を挟んで装着された少なくとも一対のゴムリングとを具
備してなり、ドラム内側からの吸引により上記吸引孔を
通して上記吸引溝内を吸引し、この吸引力により錠剤が
上記一対のゴムリング間上に跨って吸着保持されるもの
であり、かつ、錠剤が平伏状態で流通し得る錠剤供給路
が形成された振動板を、その一端を上記表面検査ドラム
の外周面近傍に位置させると共に、該表面検査ドラムに
向けて所定角度下降傾斜した状態に配置し、該振動板の
他端側に所定量の錠剤を貯留する錠剤収容部を設けて、
上記表面検査ドラムの外周面に被検査対象の錠剤を供給
する供給部を構成し、上記錠剤収容部内の錠剤を上記振
動板の錠剤供給路内に連続的に導入すると共に、該振動
板を微振動させて該錠剤供給路内に導入された錠剤を振
動板の一端部へと連続的に移動させ、この錠剤を該振動
板の一端部から上記表面検査ドラム上に供給するように
構成したことを特徴とする錠剤の表裏面検査装置を提供
する。
【0019】即ち、上記本発明の表裏面検査装置は、表
面検査ドラム及び裏面検査ドラムの外周面に配設された
ゴムリング上に吸引によって錠剤を平伏状態で吸着保持
して搬送すると共に、表面検査ドラム/裏面検査ドラム
間での錠剤の受け渡しにより錠剤を表裏反転させ、その
搬送中に表面検査ドラム上の錠剤及び裏面検査ドラム上
の錠剤をそれぞれ撮影して表面及び裏面の画像を取り込
み、表裏面の外観検査を行うものである。この場合、本
発明の装置では、錠剤収容部に貯留された錠剤を振動板
の錠剤供給路に導入し、これを振動板の微振動により表
面検査ドラムの外周面に近接して配置された振動板の一
端部へと移動させ、このとき錠剤供給路は錠剤が平伏状
態で流通し得る幅に形成されているため振動板の振動に
より錠剤供給路内の錠剤は確実に平伏状態となり、この
錠剤を振動板の一端部から上記表面検査ローラ上へと移
動させて、錠剤を平伏状態で表面検査ドラム上に供給す
るものである。
【0020】従って、例えば上記本発明の側面検査装置
などにより側面検査を行って、側面に外観不良のないこ
とが確認された錠剤を、上記錠剤収容部に投入し、これ
を上記振動板により表面検査ドラムに供給して搬送し、
これを裏面検査ドラムに受け渡して反転させて更に搬送
し、その搬送途中で表面及び裏面の画像を取り込んで表
裏面の外観検査を行うことにより、側面検査ドラムによ
り側面検査を行った錠剤を直立状態から平伏状態へ姿勢
変換するための特別な操作を行うことなく、単に側面検
査を行った錠剤を上記錠剤収容部に投入して供給するこ
とにより、表裏面の外観検査を行うことができるもので
ある。
【0021】よって、本発明の表裏面検査装置によれ
ば、直立状態の錠剤を強制的に平伏状態へと姿勢変換し
て表裏面の外観検査を行う従来の装置に比べて、錠剤に
かかる負荷や衝撃を大幅に軽減させて表裏面検査を行う
ことができ、錠剤に割れ、欠け、削れなどを生じさせる
ことなく、確実に表裏面検査を行うことができるもので
ある。
【0022】また、本発明の表裏面検査装置では、錠剤
が表面検査ドラム及び裏面検査ドラムの外周面に装着さ
れたゴムリング上に吸着して各ドラムの外周面に突出し
た状態で保持され、撮影が行われるため、撮影時に錠剤
に陰ができることがなく、またガタツキなくドラム表面
に吸着保持された状態で撮影されるので、鮮明な画像を
確実に得ることができ、精度の高い錠剤表面及び裏面の
外観検査を行うことができる。更に、表面検査ドラムか
ら裏面検査ドラムへと錠剤を受け渡して反転させる際に
は、表面検査ドラムのゴムリングと裏面検査ドラムのゴ
ムリングとの間に錠剤が挟まれた状態となり、このとき
両ゴムリングの弾性及びその撓みによって錠剤に大きな
負荷をかけることなく、確実に錠剤の受け渡しが行わ
れ、錠剤を破損するようなことなく確実に錠剤の受け渡
し及び反転作業を行うことができるものである。
【0023】また更に、一対のゴムリング上に跨って錠
剤を吸着保持して搬送するようになっているので、錠剤
の大きさが変わっても問題なくこれを吸着保持して搬送
することができ、しかも上記のように錠剤の受け渡し時
にはゴムリングの弾性及びその撓みを利用してゴムリン
グ間に錠剤を一旦挟み込んで受け渡しを行うようになっ
ているので、錠剤の厚さが変わってもゴムリングの弾性
及びその撓みによりこれを許容して破損等の不都合を生
じることなく、錠剤を表面検査ドラムから裏面検査ドラ
ムへ受け渡すことができるものである。従って、この表
裏面検査装置によれば、検査対象の錠剤を変える場合で
も錠剤の大きさの違いを許容することができ、更に表面
検査ドラムに錠剤を供給する振動板に設けられた錠剤供
給路も、錠剤を平伏状態で流通させることができ、かつ
1つの供給路に錠剤が2列になってしまうことのない大
きさであればよく、錠剤の大きさが多少変わっても同一
の振動板で良好に錠剤の供給を行うことができ、このた
め、表面検査ドラム、裏面検査ドラム及び振動板を取り
替える必要なく大きさ(径や厚さ)の異なる錠剤を検査
することができるものである。
【0024】ここで、特に制限されるものではないが、
本発明の表裏面検査装置には、上記振動板の一端部に任
意の速度で回転する錠剤供給ローラを錠剤供給路に接触
又は近接させて配置して、該錠剤供給ローラの回転によ
り上記振動板の一端部から錠剤を上記表面検査ドラム上
に移動させて、錠剤を所望の速度で表面検査ドラムに供
給するように構成することが好ましい。
【0025】即ち、錠剤収容部から錠剤供給路内を振動
板の一端部に移動した錠剤を、上記錠剤供給ローラによ
り振動板一端部から表面検査ドラム上へと移動させて、
錠剤を表面検査ドラム上に供給するように構成すること
により、錠剤が上記錠剤供給ローラの回転速度に応じた
所定の速度で安定的に表面検査ドラムへと供給され、安
定的に表裏面の外観検査を行うことができるものであ
る。
【0026】また、上記錠剤供給ローラの回転速度を調
節することによって錠剤の表面検査ドラムへの供給速度
を調整することもでき、これにより、錠剤の大きさ、錠
剤収容部への錠剤の供給速度、求められる処理能力、画
像の取り込み能力、取り込んだ画像の画像処理能力など
を考慮して最適な錠剤供給速度に設定することができ、
この点からも高精度で安定的な表裏面検査を効率よく行
うことができるものである。
【0027】更に、本発明は、錠剤の側面、表面及び裏
面の全面について外観検査を行う錠剤の外観検査装置と
して、上記外筒体の保持ポケット内に保持されて搬送さ
れる錠剤を、その搬送途中で選択的に排出する不良品排
出機構を有すると共に、得られた側面画像を画像処理し
て外観不良の有無を判定する側面不良判定部を具備し、
該側面不良判定部の判定結果に応じて、上記不良品排出
機構により側面に外観不良を有する不良錠剤を選択的に
保持ポケットから排出除去するように構成した、上記本
発明の側面検査装置で側面検査部を構成し、かつ、上記
裏面検査ドラムの外周面に保持されて搬送される錠剤
を、その搬送途中で選択的に排除する不良品排除機構を
有すると共に、上記表面撮像装置及び裏面撮像装置によ
り取り込んだ表裏両面の画像を画像処理して外観不良の
有無を判定する表裏面不良判定部を具備し、該表裏面不
良判定部の判定結果に応じて、上記不良品排除機構によ
り表面及び/又は裏面に外観不良を有する不良錠剤を選
択的に裏面検査ドラムから排除するように構成した、上
記本発明の表裏面検査装置で表裏面検査部を構成した、
錠剤の外観検査装置を提供する。
【0028】即ち、この本発明の外観検査装置は、上記
本発明の側面検査装置からなる側面検査部により側面検
査を行って、錠剤の側面に外観不良を有する不良錠剤を
選択的に排除し、側面不良のない全ての錠剤を上記側面
検査部の側面検査ドラムから上記表裏面検査部の錠剤収
容部に投入し、この上記本発明の表裏面検査装置からな
る表裏面検査部により表裏面検査を行って、錠剤の表面
又は裏面に外観不良を有する不良錠剤を選択的に排除
し、側面及び表裏面のいずれにも外観不良のない良品錠
剤を表裏面検査部の裏面検査ドラムから回収するもので
ある。
【0029】また逆に、上記本発明の表裏面検査装置か
らなる表裏面検査部の錠剤収容部に被検査対象の錠剤を
投入し、まずこの表裏面検査部により錠剤の表裏面検査
を行って、錠剤の表面又は裏面に外観不良を有する錠剤
を選択的に排除し、次いで、表裏面検査後の表裏両面の
いずれにも外観不良を有さない全ての錠剤を、上記表裏
面検査部の裏面検査ドラムから整列供給器を介して直立
状態で上記側面検査部の側面検査ドラムに供給し、この
側面検査部により側面検査を行って、錠剤の側面に外観
不良を有する不良錠剤を選択的に排除し、側面及び表裏
面のいずれにも外観不良のない良品錠剤を側面検査部の
側面検査ドラムから回収するようにしてもよい。
【0030】従って、この外観検査装置によれば、錠剤
を直立姿勢で安定的に自転させながら側面画像の取り込
みを行うことができ、鮮明な側面画像により高精度な側
面検査を確実に行うことができ、またこの錠剤を大きな
負荷や衝撃を与えることなく、平伏状態で表裏面検査に
供して、錠剤を破損することなく確実に表裏面検査を行
うことができ、更に表裏面検査部の表面検査ドラム、裏
面検査ドラム及び振動板を取り替える必要なく大きさ
(径や厚さ)の異なる錠剤を検査することができるもの
である。
【0031】また、最初に表裏面検査部で表裏面検査を
行い、表裏面に外観不良を有する不良錠剤を除去した
後、側面検査部で側面検査を行って、側面に外観不良を
有する不良錠剤を排除するようにした場合には、欠けや
割れなどにより大きく変形した錠剤を、最初の表裏面検
査で排除することができ、側面検査部での側面検査時に
側面検査ドラムの保持ポケット内にこのような変形錠剤
が詰まって生じるトラブルを確実に防止することがで
き、より安定的に錠剤の外観検査を行うことができるも
のである。
【0032】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、
本発明をより具体的に説明する。図1は、本発明の一実
施例にかかる側面検査装置及び表裏面検査装置を具備し
た錠剤の外観検査装置を示すもので、錠剤供給部Aから
連続的に供給される被検査物の錠剤を、本発明の側面検
査装置からなる側面検査部Bで錠剤の側面の外観検査を
行い、更に本発明の表裏面検査装置からなる表裏面検査
部Cで錠剤の表裏両面の外観検査を行うものである。
【0033】上記錠剤供給部Aは、図1に示されている
ように、被検査対象の錠剤を装置内へと供給するホッパ
ー11と、ホッパー11から連続的に供給される錠剤を
所定速度で検査機構部へと送る振動フィーダ12と、振
動フィーダ12からの錠剤を直立姿勢に制御して側面検
査部Bの側面検査ドラム2へと供給する整列供給器13
とを具備している。
【0034】上記整列供給器13は、特に図示していな
いが、内部に錠剤が直立姿勢でのみ進入し得る幅の整列
溝が複数列形成されていると共に、該整列溝の上端部に
振動子を配設したものであり、上記振動フィーダ12か
ら投入された錠剤が上記振動子の振動によって直立姿勢
で上記整列溝内に進入し、この錠剤が直立状態で上記側
面検査ドラム2の外周面へと供給されるようになってい
る。
【0035】上記側面検査部Bは、上述のように、本発
明の一実施例にかかる側面検査装置により構成されたも
ので、図1に示されているように、錠剤を直立姿勢で保
持して回転する側面検査ドラム2と、カメラ31及び照
明装置32を有する側面撮像装置3と、不良品回収缶3
3とを具備している。
【0036】上記側面検査ドラム2は、図2,3に示さ
れているように、固定された軸筒体21の外側に内筒体
22が回転可能に配設され、更に該内筒体22の外側に
外筒体23が回転可能に配設されたもので、上記内筒体
22は軸筒体21の外周に沿って図2中時計回り方向
(矢印a方向)に所定速度で連続回転するようになって
おり、また上記外筒体23は連続回転する上記内筒体2
2の外周に沿って図2中時計回り方向(矢印a方向)に
所定速度で間歇回転するようになっている。
【0037】上記外筒体23には、その外周面に貫通穴
状の保持ポケット231が多数整列して複数列(本例で
は8列)形成されている。また、上記内筒体22には、
その外周面に上記保持ポケット231のポケット列に対
応して断面凹状のレール溝221が周方向に沿って形成
されている共に、該レール溝221内に多数の貫通孔2
22が周方向に沿って連設され、かつ各レール溝221
の両側縁部に上記貫通孔222を挟んで断面円形のゴム
リング223が装着されている。更に、上記軸筒体21
には、図2に示されているように、錠剤供給箇所、撮影
箇所、及び不良錠剤排出箇所のやや下流側に存して、そ
れぞれ上記保持ポケット231のポケット列に対応して
貫通溝状の吸引窓211,212,213が形成されて
いる。また更に、この軸筒体21には、不良錠剤排出箇
所に圧空噴射ノズル214が、最下部の錠剤排出箇所に
圧空噴出空間部215がそれぞれ形成されており、これ
ら圧空噴射ノズル214及び圧空噴出空間部215に圧
空供給パイプ216,217からそれぞれ圧空が供給さ
れるようになっている。
【0038】この側面検査ドラム2は、上記供給部Aの
整列供給器13から供給された扁平形状の錠剤tを、上
記外筒体23の保持ポケット231内に直立状態で収容
し、該外筒体23の間歇回転によりこの錠剤tを上記内
筒体22の外周面上を転がすようにして搬送して、最下
部の錠剤排出部において保持ポケット231から排出す
るものであり、その搬送途中の上記撮影箇所において、
上記外筒体23が間歇的に停止している間に、連続回転
する上記内筒体22により上記保持ポケット231内の
錠剤tを自転させながら該錠剤tを上記側面撮像装置3
で撮影して該錠剤の側面全周の画像を取り込むようにな
っている。
【0039】この場合、図4,5に示されているよう
に、外筒体23の保持ポケット231内に保持されて搬
送される錠剤tは、内筒体22のレール溝221に沿っ
て上記ゴムリング223上を転がりながら搬送される。
また、上記軸筒体21の内部は、常時吸引されて減圧状
態となっており、上記吸引窓211,212,213の
形成箇所では、これら吸引窓211,212,213及
び上記内筒体22の貫通孔222を通して上記内筒体2
2のレール溝221内が吸引されるようになっている。
この吸引力により、上記錠剤供給箇所では上記供給部A
の整列供給器13から錠剤tが確実に保持ポケット23
1内へと移動し、また上記撮影箇所では撮影中の錠剤t
が内筒体22外周面上に吸着された状態で安定的に自転
し、更に上記不良錠剤排出箇所の下流側では錠剤tが保
持ポケット231から脱落してしまうことが確実に防止
されるようになっている。なお、上記不良錠剤排出箇所
と最下部の錠剤排出箇所との間には、図1に示されてい
るように、この側面検査ドラム2の外周面に沿って脱落
防止ガイド34が配設されており、この脱落防止ガイド
34によって錠剤の脱落が防止されるようになってい
る。
【0040】また、側面検査ドラム2最下部の上記錠剤
排出箇所では、上記圧空噴出空間部215に圧空供給パ
イプ217から常に圧空が供給されており、この圧空が
上記内筒体22の貫通孔224を通して上記内筒体22
のレール溝221から外筒体23の保持ポケット231
内に噴出するようになっており、この錠剤排出部に搬送
されてきたすべての錠剤tが、この圧空によって保持ポ
ケット231から確実に排出されるようになっている。
【0041】更に、上記不良錠剤排出箇所では、上記圧
空噴射ノズル214に圧空供給パイプ216から随時圧
空が供給され、この圧空が上記内筒体22の貫通孔22
2を通して上記内筒体22のレール溝221から外筒体
23の保持ポケット231内に噴出して側面に外観不良
を有する不良錠剤を選択的に保持ポケット231から排
出して、不良錠剤排出箇所に対応して側面検査ドラム2
の外側に配置された不良品回収缶33(図1参照)に回
収するようになっている。
【0042】即ち、特に図示していないが、この外観検
査装置には、上記側面撮像装置3により取り込んだ錠剤
の側面画像を画像処理して外観不良の有無を検出する側
面不良判定部が設けられており、この側面不良判定部の
判定結果に応じて上記圧空噴射ノズル214に圧空供給
パイプ216から随時圧空が供給され、その圧空により
保持ポケット231から不良錠剤のみを選択的に排出し
て不良品回収缶33に回収するようになっている。
【0043】次に、上記表裏面検査部Cは、上述のよう
に、本発明の一実施例にかかる表裏面検査装置により構
成されたもので、図1に示されているように、扁平形状
の錠剤を、その厚さ方向を上下にした平伏状態で外周面
に保持して、これを搬送する表面検査ドラム4及び裏面
検査ドラム5と、上記表面検査ドラム4の外周面に保持
された錠剤及び上記裏面検査ドラム5の外周面に保持さ
れた錠剤を、それぞれ撮影して該錠剤の表面画像及び裏
面画像をそれぞれ取り込む表面撮像装置7及び裏面撮像
装置8と、上記表面検査ドラム4の外周面に被検査対象
の錠剤を供給する供給部6とを具備している。なお、図
1中71及び81はカメラ、72及び82は照明装置で
ある。
【0044】上記表面検査ドラム4及び裏面検査ドラム
5は、図6に示されているように、いずれも内筒41,
51の外側に外筒42,52が回転可能に配設されたも
ので、表面検査ドラム4の外筒42は図6中反時計回り
方向(図中矢印a方向)に、裏面検査ドラム5の外筒5
2は図6中時計回り方向(図中矢印b方向)に、それぞ
れ内筒41,51の外周に沿って所定速度で連続回転す
るようになっている。
【0045】上記内筒41,51には、その錠剤の搬送
領域とほぼ一致する約半周部分に、周方向に沿って貫通
溝411,511が形成されている。また、上記外筒4
2,52には、図7,8に示されているように、その外
周面に複数(図では6本)の吸引溝421,521が周
方向に沿って形成されていると共に、該吸引溝421,
521内に多数の吸引孔422,522が周方向に沿っ
て連設されており、更に各吸引溝421,521の両側
縁部に沿って断面T字状のゴムリング423,523が
上記吸引孔422,522を挟んで装着されている。
【0046】上記内筒41,51内は、常時吸引されて
減圧状態となっており、錠剤の搬送領域において、上記
貫通溝411,511を通して上記外筒42,52の吸
引孔422,522から上記各吸引溝421,521内
を吸引するようになっている。そして、図8,9に示さ
れているように、この吸引力により、錠剤tを外筒4
2,52外周面の貫通溝411,511上に上記ゴムリ
ング423,523間に跨った状態で吸着保持するもの
である。
【0047】上記表面検査ドラム4と裏面検査ドラム5
とは、図1及び図6に示されているように、互いの外周
面を近接させた状態で上下方向に並設されており、表面
検査ドラム4の下側に裏面検査ドラム5が配設されてい
る。そして、上記供給部6から表面検査ドラム4の最上
部で錠剤tを受け取り、これを表面検査ドラム4の上記
外筒42外周面に保持して該外筒42の回転により下方
へと搬送し、その搬送途中で上記表面撮像装置7(図1
参照)で錠剤を撮影し、この錠剤tを表面検査ドラム4
の最下部で裏面検査ドラム5へと受け渡し、この錠剤t
を裏面検査ドラム5の上記外筒52外周面に保持して該
外筒52の回転により下方へと搬送し、その搬送途中で
上記裏面撮像装置8(図1参照)で錠剤を撮影した後、
最下部で錠剤tを良品排出シュート91へと排出するも
のである。
【0048】ここで、上記表面検査ドラム4内の最下部
には、図6に示されているように、圧空噴射ノズル41
2が配設されており、この圧空噴射ノズル412から噴
射される圧空により良好に錠剤が表面検査ドラム4から
裏面検査ドラム5へと受け渡されるようになっている。
【0049】即ち、表面検査ドラム4から裏面検査ドラ
ム5への錠剤の受け渡しは、図10に示されているよう
に、錠剤tが表面検査ドラム4のゴムリング423と裏
面検査ドラム5のゴムリング523との間に一旦挟まれ
た状態となり、この時、表面検査ドラム4の内側に配設
された上記圧空噴出ノズル412から噴射される圧空
が、内筒41の貫通溝411及び外筒42の吸引孔52
2を通して外筒42の吸引溝421から噴出し、この圧
空により錠剤tが表面検査ドラム4の外周面から放出さ
れると共に、内筒51内からの吸引により裏面検査ドラ
ム5の外周面に吸引されて吸着し、錠剤tが表面検査ド
ラム4から裏面検査ドラム5へとスムーズに受け渡され
るものである。
【0050】また、上記裏面検査ドラム5内の最下部に
は、図6に示されているように、圧空噴射ボックス51
2が配設されており、この圧空噴射ボックス512から
は常時圧空が噴射され、この圧空が内筒51の貫通溝5
11及び外筒52の吸引孔522を通して外筒52の吸
引溝521から裏面検査ドラム5の外周面に噴出して、
該裏面検査ドラム5の外周面に保持された錠剤tが良好
に良品排出シュート91へと排出されるようになってい
る。
【0051】更に、上記裏面検査ドラム5内の上記錠剤
排出部よりもやや上流側には、図6に示されているよう
に、不良品排出用の圧空噴射ノズル513が配設されて
おり、この圧空噴射ノズル513から随時圧空が噴射
し、この圧空が内筒51の貫通溝511及び外筒52の
吸引孔522を通して外筒52の吸引溝521から噴出
し、この圧空により表面及び/又は裏面に外観不良を有
する不良錠剤t’を選択的に裏面検査ドラム5の外周面
から排除して、不良錠剤排出シュート93へと排出する
ようになっている。
【0052】即ち、特に図示していないが、この外観検
査装置には、上記表面撮像装置7及び裏面撮像装置8に
より取り込んだ錠剤の表裏両面の画像を画像処理して外
観不良の有無を検出する表裏面不良判定部が設けられて
おり、この表裏面不良判定部の判定結果に応じて上記圧
空噴射ノズル513から随時圧空が噴射され、その圧空
により裏面検査ドラム5の外周面から不良錠剤t’のみ
を選択的に排除して不良品排出シュート93へと排出す
るようになっている。なお、不良錠剤t’がこの圧空噴
射ノズル513の配設箇所に搬送されてきたことは、上
記表面撮像装置7又は裏面撮像装置8による画像の取り
込み時からの経過時間により容易に認知することができ
る。
【0053】なお、図1中95は、上記表面検査ドラム
4及び裏面検査ドラム5の外周面を清掃するクリーニン
グ装置である。
【0054】次に、上記表面検査ドラム4の外周面に被
検査対象の錠剤tを供給する上記供給部6は、図1に示
されているように、上記側面検査部Bの側面検査ドラム
2から排出された錠剤を一旦貯留する錠剤収容部61
と、この錠剤収容部61内の錠剤を表面検査ドラム4上
に搬送する振動板62と、錠剤を振動板62の先端部か
ら表面検査ドラム4上に移動させる錠剤供給ローラ63
とを具備している。
【0055】上記錠剤収容部61は、図11,12に示
されているように、モータmに駆動されて所定速度で回
転するターンテーブル611と、該ターンテーブル61
1上に該ターンテーブル611の回転中心と同心して配
設されたリング状の周壁612aにより形成された外室
612と、該外室612の内側にターンテーブル611
の回転中心と偏心して配設された上記外室612よりも
小径のリング状の周壁613aにより形成された内室6
13と、上記外室612内において上記ターンテーブル
611上に配設された連絡体614とを具備している。
【0056】上記内室613を形成する周壁613aに
は、その一部に上記外室612と連通する連絡窓616
が設けられていると共に、この連絡窓616の近傍には
障害壁615aが設けられており、この障害壁615a
によりターンテーブル611と共に円運動する内室61
3内の錠剤tが上記連絡窓616側へと寄せられ、これ
ら錠剤が連絡窓616を通って外室612へと移動する
ようになっている。また、外室612の上記連絡体61
4配設箇所近傍にも上記と同様の障害壁615bが設け
られており、この障害壁615bにより遠心力によって
外室612の周縁部に寄ってしまった錠剤を内側へと戻
して上記連絡体614へと錠剤を導くようになってい
る。
【0057】また、上記連絡体614は、図12に示さ
れているように、上記外室612の周縁部に沿って円弧
状に湾曲した略板状のもので、上記外室612の周縁部
に沿って該外室612内のターンテーブル611上にほ
ぼ接触した状態に配設されており、その一端はターンテ
ーブル611の回転方向と対向していると共に、他端は
外室612の周壁612aを貫通して上記振動板62と
連結されている。この連絡体614には、下面が開放し
た複数(図では6本)の連絡路617が形成されてお
り、この連絡路617は錠剤tが平伏状態で流通し得る
幅及び高さに設定されていると共に、開放した下面が回
転するターンテーブル611で閉塞された状態となって
いる。また、該連絡路617の一端は上記外室612内
で上記ターンテーブル611上に該ターンテーブル61
1の回転方向と対向して開口しており、他端は上記振動
板62の錠剤供給路621に連結されている。
【0058】また、上記振動板62は、図13に示され
ているように、一端が上記表面検査ドラム4の外周面近
傍に位置し、他端が上記連絡体と連結された状態で表面
検査ドラム4に向けて所定角度下降傾斜した状態に配置
されたものであり、その内部には錠剤tが平伏状態で流
通し得る複数(本例では6本)の錠剤供給路621が形
成されている。なお、これら錠剤供給路621は、表面
検査ドラム4の近傍に配置された一端部の上面が部分的
に開放した状態となっている。
【0059】この振動板62は、振動発生器64(図1
参照)により微振動するようになっており、上記連絡体
614の連絡路617から上記錠剤供給路621内に導
入された錠剤tをこの振動により表面検査ドラム4の外
周面に近接した一端部へと連続的に移動させるようにな
っている。
【0060】更に、上記錠剤供給ローラ63は、シリコ
ーンゴム等で形成された弾性ローラであり、図13に示
されているように、その外周部の一部が上記振動板62
の一端部に設けられた開放部から錠剤供給路621内に
進入した状態に配設されている。この錠剤供給ローラ6
3は、任意の速度で定速回転するようになっており、錠
剤tを振動板62の一端部から表面検査ドラム4上へと
任意の速度で移動させるようになっている。
【0061】上記錠剤収容部61、振動板62及び錠剤
供給ローラ63からなる供給部6は、上記側面検査部B
の側面検査ドラム2から排出された錠剤を、平伏状態で
上記表面検査ドラム4の外周面へと連続的に供給するも
のである。
【0062】即ち、上記側面検査部Bの側面検査ドラム
2から排出された錠剤tが連絡シュート65(図1参
照)を通して、上記錠剤収容部61の内室613内に連
続的に投入され、この錠剤tは上記ターンテーブル61
1回転により円運動しながら遠心力で外側へと移動し、
上記連絡窓616を通って順次上記外室へと移動し、更
にターンテーブル611の回転により遠心力で外側へと
移動しながら回転し、上記連絡体614の連絡路617
へと進入する。そして、この連絡路617を通って上記
振動板62の錠剤供給路621へと連続的に導入され、
該振動板62の一端部で上記錠剤供給ローラ63により
表面検査ドラム4の外周面へと順次移動し、錠剤tが所
定速度で連続的に表面検査ドラム4へと供給されるもの
である。
【0063】次に、本例外観検査装置の動作について説
明する。本例の外観検査装置は、上記錠剤供給部Aによ
り供給される錠剤について、上記側面検査部Bにより側
面検査を行って、錠剤の側面に外観不良を有する不良錠
剤を選択的に排除し、側面不良のない全ての錠剤を上記
側面検査部Bの側面検査ドラム2から上記表裏面検査部
Cの錠剤収容部61に投入し、該表裏面検査部Cにより
表裏面検査を行って、錠剤の表面又は裏面に外観不良を
有する不良錠剤を選択的に排除し、側面及び表裏両面の
いずれにも外観不良のない良品錠剤を表裏面検査部Cの
裏面検査ドラム5から回収するものである。
【0064】まず、錠剤供給部Aのホッパー11からラ
ンダムに供給された錠剤は、振動フィーダ12により所
定の速度で整列供給器13に投入され、整列供給器13
から錠剤が直立状態で上記側面検査部Bの側面検査ドラ
ム2を構成する上記外筒体23に形成された保持ポケッ
ト231に投入される。
【0065】側面検査ドラム2の外筒体23に形成され
た各保持ポケット231に収容保持された錠剤tは、図
4,5に示されているように、該外筒体23の間歇回転
により、直立状態のまま連続回転している内筒体22の
外周面に装着されたゴムリング223上を転がりながら
下方へと搬送される。そして、上記側面撮像装置3によ
る撮影箇所まで搬送され、外筒体23の回転が間歇的に
停止した時、錠剤tは保持ポケット231内に保持され
て停止したまま連続回転している内筒体22の外周面上
(ゴムリング223上)を転がって自転する状態とな
り、この状態で上記側面撮像装置3により錠剤tを撮影
することにより、錠剤tの側面全面の画像が取り込まれ
る。
【0066】側面画像が取り込まれると、この側面画像
が上記側面不良判定部により画像処理され外観不良の有
無が判定される。そして、その判定結果が「不良有り」
であった場合には、外筒体23の間歇回転によりこの不
良錠剤が図2に示した不良錠剤排出部に搬送されて来た
とき、内筒体22の圧空噴射ノズル214から圧空が噴
射され、この圧空により不良錠剤が外筒体23の保持ポ
ケット231から排出され、不良品回収缶33に回収さ
れる。
【0067】一方、判定結果が「不良無し」であった側
面に外観不良を有さない錠剤は、外筒体23の間歇回転
により更に下方へと搬送されて、側面検査ドラム2の最
下部において、内筒体22の圧空噴出空間部215から
噴出される圧空により外筒体23の保持ポケット231
から排出され、連絡シュート65を通して表裏面検査部
Cの供給部6を構成する錠剤収容部61へと連続的に投
入される。
【0068】この錠剤収容部61に投入された側面に外
観不良を有さない錠剤tは、図12に示されているよう
に、上記連絡シュート65からまず内室613内のター
ンテーブル611上に収容され、ターンテーブル611
の回転により平伏状態で円運動しながら遠心力によって
内室613内を外側へと移動し、内室613の周壁61
3aに設けられた連絡窓616を通って順次外室612
へと移動する。この外室612に移動した錠剤tは、タ
ーンテーブル611の回転により平伏状態で円運動しな
がら遠心力と周壁613aの外周面によって外側へと押
されることにより更に外室612内を外側へと移動し、
外室612内の周縁部に沿って配設された連絡体614
の連絡路617内に平伏状態で進入し、この連絡路61
7を通って振動板62の錠剤供給路621内に導入され
る。
【0069】この振動板62の錠剤供給路621内に導
入された錠剤tは、図13に示されているように、振動
板62の微振動により平伏状態のまま表面検査ドラム4
の外周面に近接して配置された振動板62の一端部へと
順次移動し、この振動板62の一端部において、所定速
度で回転する錠剤供給ローラ63によって所定速度で1
つずつ表面検査ドラム4の外周面へと供給される。
【0070】この表面検査ドラム4上に供給された錠剤
tは、図8,9に示されているように、外筒42の外周
に装着されたゴムリング423上に平伏状態で吸着保持
され、外筒42の連続回転によって下方へと搬送され
る。ここで、上記振動板62から表面検査ドラム4へと
供給される錠剤tは、個々の列においては上記錠剤供給
ローラ63の回転速度に応じた一定間隔で供給される
が、各列間においては錠剤tの供給タイミングがそれぞ
れ異なり、表面検査ドラム4上に保持されて搬送される
錠剤tは、図9に示されているように、各錠剤列内では
一定間隔で錠剤tが保持されて搬送されるが、各錠剤列
間ではランダムに錠剤tが保持され搬送されることとな
る。
【0071】この表面検査ドラム4の外筒42外周面に
吸着保持されて搬送される各錠剤tは、図6に示された
撮影箇所で上記表面撮像装置7により撮影され、各錠剤
tの表面画像が取り込まれる。表面画像が取り込まれる
と、直ちにこの表面画像が上記表裏面不良判定部で画像
処理されて外観不良の有無が判定され、その判定結果が
表裏面不良判定部に記憶される。上記撮影後、更に錠剤
tは下方へと搬送され、表面検査ドラム4の最下部にお
いて、上記裏面検査ドラム5へと受け渡される。
【0072】裏面検査ドラム5へと受け渡された錠剤t
は、上記表面検査ドラム4の場合と同様に、外筒52の
外周に装着されたゴムリング523上に吸着保持され、
該外筒52の回転によって下方へと搬送される。そし
て、図6に示された撮影箇所で上記裏面撮像装置8によ
り撮影されて、各錠剤tの裏面画像が取り込まれ、裏面
画像が取り込まれると、直ちにこの裏面画像が上記表裏
面不良判定部で画像処理されて外観不良の有無が判定さ
れて、その判定結果が表裏面不良判定部に記憶される。
【0073】そして、上記表裏面不良判定部により表面
又は裏面のいずれかに「不良有り」と判定された場合
は、外筒52の回転によりこの不良錠剤t’が図6に示
された不良錠剤排除部に搬送されて来たとき、裏面検査
ドラム5内に配設された圧空噴射ノズル513から圧空
が噴射され、この圧空により不良錠剤t’が外筒52の
外周面から排除され、不良錠剤排出シュート93へと排
出されて不良錠剤回収缶94に回収される。
【0074】一方、表面及び裏面のいずれにも「不良無
し」と判定された錠剤は、上記不良錠剤排除部を通過し
て、図6に示された錠剤排出部において、裏面検査ドラ
ム5内に配設された圧空噴射ボックス512から噴出さ
れる圧空により外筒52の外周面から放出され、良品排
出シュート91を通って良品回収コンベア92(図1参
照)上に移され、該良品回収コンベア92により装置外
へと搬出されて、回収される。
【0075】以降、上記ホッパー11による錠剤の供給
から良品回収コンベア92による良品錠剤の搬出までの
動作が連続的に繰り返され、錠剤の側面及び表裏面検査
が行われる。
【0076】このように、本例の外観検査装置は、上記
側面検査部Bにより錠剤の側面検査を行い、側面に外観
不良を有する不良錠剤をこの側面検査部Bで排除し、次
いで側面に外観不良のない錠剤について上記表裏面検査
部Cで表裏面検査を行い、表面及び/又は裏面に外観不
良を有する不良錠剤を排除して、側面及び表裏両面のい
ずれにも外観不良を有さない良品錠剤のみを回収するも
のである。
【0077】ここで、上記側面検査部Bを構成する側面
検査装置は、上述のように、錠剤tを保持ポケット23
1に収容して搬送する外筒体23の内側に連続回転する
内筒体22を設け、外筒体23の保持ポケット231内
に直立状態で収容した錠剤tを該外筒体23の間歇回転
により内筒体22の外周面上を転がしながら搬送し、所
定搬送位置において、間歇的に停止した外筒体23の保
持ポケット231内で連続回転する内筒体22の外周面
上を転がりながら自転する錠剤tを、側面撮像装置3で
撮影することにより、錠剤tの側面画像を取り込むよう
に構成されたものである。
【0078】従って、搬送時及び側面画像の取り込み時
のいずれの状態にあっても、錠剤tは内筒体22の外周
面上を転がりながら回転した状態となり、内筒体に別途
設けられた自転ローラにより撮影時の錠剤を自転させる
従来の装置のように、錠剤が自転ローラ上に乗り上げる
ことによって持ち上げられるようなことがなく、撮影時
にも搬送時と同様な状態で錠剤を自転させることができ
ると共に、静止した内筒体上から高速で回転する自転ロ
ーラ上に移動することにより急激に自転速度が上昇する
従来の装置に比べて、錠剤tを極めてスムーズに撮影用
の自転状態に移行させることができ、安定的に錠剤tを
自転させながら側面画像の取り込みを行うことができる
ものである。また、側面撮影時に錠剤tを自転させる内
筒体22は、従来の自転ローラに比べて遥かに大径であ
るため、本例の装置において撮影時に自転する錠剤t
は、従来の自転ローラ上を転がりながら自転する場合に
比べて、遥かに平面に近い内筒体22の外周面上を転が
りながら自転することとなり、この点からも錠剤tは安
定的に自転することができるものである。
【0079】このように、本実施例の外観検査装置の側
面検査部Bを構成する側面検査装置によれば、自転ロー
ラを用いて錠剤を自転させる従来の装置に比べて、より
安定的に錠剤tを自転させながら側面画像の取り込みを
行うことができ、よって、より鮮明な側面画像を確実に
得ることができ、より精度の高い側面検査を行うことが
できるものである。
【0080】また、上記表裏面検査部Cを構成する表裏
面検査装置は、上述のように、表面検査ドラム4及び裏
面検査ドラム5の外周面に配設されたゴムリング42
3,523上に吸引によって錠剤tを平伏状態で吸着保
持して搬送すると共に、表面検査ドラム4/裏面検査ド
ラム5間での錠剤tの受け渡しにより錠剤tを表裏反転
させ、その搬送中に表面検査ドラム4上の錠剤及び裏面
検査ドラム5上の錠剤をそれぞれ撮影して表面及び裏面
の画像を取り込み、表裏面の外観検査を行うものであ
る。この場合、本実施例の装置では、錠剤収容部61に
貯留された錠剤tを振動板62の錠剤供給路621に導
入し、これを振動板62の微振動により表面検査ドラム
4の外周面に近接して配置された振動板62の一端部へ
と移動させ、このとき錠剤供給路621は錠剤tが平伏
状態で流通し得る幅に形成されているため振動板62の
振動により錠剤供給路621内の錠剤tは確実に平伏状
態となり、この錠剤tを振動板62の一端部から上記表
面検査ローラ4上へと移動させて、錠剤tを平伏状態で
表面検査ドラム4上に供給するものである。
【0081】従って、上記側面検査部Bの側面検査装置
により側面検査を行って、側面に外観不良のないことが
確認された錠剤tを、上記錠剤収容部61に投入し、こ
れを上記振動板62により表面検査ドラム4に供給して
搬送し、これを裏面検査ドラム5に受け渡して反転させ
て更に搬送し、その搬送途中で表面及び裏面の画像を取
り込んで表裏面の外観検査を行うことにより、側面検査
装置の側面検査ドラム2により側面検査を行った錠剤t
を直立状態から平伏状態へ姿勢変換するための特別な操
作を行うことなく、単に側面検査を行った錠剤tを上記
錠剤収容部61に投入して供給することにより、表裏面
の外観検査を行うことができるものである。
【0082】よって、本実施例の外観検査装置において
表裏面検査部Bを構成する表裏面検査装置によれば、直
立状態の錠剤を強制的に平伏状態へと姿勢変換して表裏
面の外観検査を行う従来の装置に比べて、錠剤tにかか
る負荷や衝撃を大幅に軽減させて表裏面検査を行うこと
ができ、錠剤に割れ、欠け、削れなどを生じさせること
なく、確実に表裏面検査を行うことができるものであ
る。
【0083】また、本実施例の外観検査装置において表
裏面検査部Cを構成する表裏面検査装置では、錠剤tが
表面検査ドラム4及び裏面検査ドラム5の外周面に装着
されたゴムリング423,523上に吸着して各ドラム
4,5の外周面に突出した状態で保持され、撮影が行わ
れるため、撮影時に錠剤tに陰ができることがなく、ま
たガタツキなくドラム4,5表面に吸着保持された状態
で撮影されるので、鮮明な画像を確実に得ることがで
き、精度の高い錠剤表面及び裏面の外観検査を行うこと
ができる。更に、表面検査ドラム4から裏面検査ドラム
5へと錠剤tを受け渡して反転させる際には、表面検査
ドラム4のゴムリング423と裏面検査ドラム5のゴム
リング523との間に錠剤が挟まれた状態となり、この
とき両ゴムリング423,523の弾性及びその撓みに
よって錠剤tに大きな負荷をかけることなく、確実に錠
剤tの受け渡しが行われ、錠剤tを破損するようなこと
なく確実に錠剤tの受け渡し及び反転作業を行うことが
できるものである。
【0084】また更に、一対のゴムリング423,52
3上に跨って錠剤tを吸着保持して搬送するようになっ
ているので、錠剤tの大きさが変わっても問題なくこれ
を吸着保持して搬送することができ、しかも上記のよう
に錠剤tの受け渡し時にはゴムリング423,523の
弾性及びその撓みを利用してゴムリング423,523
間に錠剤を一旦挟み込んで受け渡しを行うようになって
いるので、錠剤tの厚さが変わってもゴムリング42
3,523の弾性及びその撓みによりこれを許容して破
損等の不都合を生じることなく、錠剤tを表面検査ドラ
ム4から裏面検査ドラム5へ受け渡すことができるもの
である。従って、この表裏面検査装置によれば、検査対
象の錠剤tを変える場合でも錠剤tの大きさの違いを許
容することができ、更に表面検査ドラム4に錠剤tを供
給する振動板62に設けられた錠剤供給路621も、錠
剤tを平伏状態で流通させることができ、かつ1つの供
給路に錠剤が2列になってしまうことのない大きさであ
ればよく、錠剤tの大きさが多少変わっても同一の振動
板62で良好に錠剤tの供給を行うことができ、このた
め、表面検査ドラム4、裏面検査ドラム5及び振動板6
2などを取り替える必要なく大きさ(径や厚さ)の異な
る錠剤を検査することができるものである。
【0085】更にまた、本実施例における表裏面検査部
Cを構成する表裏面検査装置では、錠剤収容部61から
錠剤供給路621内を振動板62の一端部に移動した錠
剤tを、上記錠剤供給ローラ63により振動板62一端
部から表面検査ドラム4上へと移動させて、錠剤tを表
面検査ドラム4上に供給するように構成されているた
め、錠剤tが上記錠剤供給ローラ63の回転速度に応じ
た所定の速度で安定的に表面検査ドラム4へと供給さ
れ、安定的に表裏面の外観検査を行うことができるもの
である。
【0086】また、上記錠剤供給ローラ63の回転速度
を調節することによって錠剤tの表面検査ドラム4への
供給速度を調整することもでき、これにより、錠剤tの
大きさ、錠剤収容部61への錠剤の供給速度、求められ
る処理能力、画像の取り込み能力、取り込んだ画像の画
像処理能力などを考慮して最適な錠剤供給速度に設定す
ることができ、この点からも高精度で安定的な表裏面検
査を効率よく行うことができるものである。
【0087】なお、本発明の側面検査装置、表裏面検査
装置及び外観検査装置は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、目的等に応じて適宜変更することができる。
例えば、上記実施例では、まず側面検査部Bの側面検査
装置で側面検査を行って、側面不良の錠剤を排除し、次
いで表裏面検査部Cの表裏面検査装置で表裏面検査を行
って、表裏面不良の錠剤を排除するように構成したが、
側面検査部Bと表裏面検査部Cとを入れ替えて、表裏面
検査部Cの錠剤収容部61に錠剤供給部Aの振動フィー
ダ12から錠剤を供給し、まず表裏面検査を行って表裏
面不良を有する錠剤を排除した後、側面検査部Bと共に
表裏面検査部Cの下側に配置した整列供給器13に表裏
面検査後の錠剤を投入して側面検査部Bに供給し、側面
検査を行って側面不良を有する錠剤を排除し、側面及び
表裏面のいずれにも外観不良を有さない錠剤のみを回収
するように構成することもできる。
【0088】このように、表裏面検査を行った後に側面
検査を行うように構成することにより、欠けや割れなど
により大きく変形した錠剤を、最初の表裏面検査で排除
することができ、側面検査部での側面検査時に側面検査
ドラムの保持ポケット内にこのような変形錠剤が詰まっ
て生じるトラブルを確実に防止することができ、より安
定的に錠剤の外観検査を行うことができるものである。
【0089】また、本発明の側面検査装置及び表裏面検
査装置は、それぞれ単独で検査装置として用いることも
でき、更に本発明の側面検査装置と他の表裏面検査装置
とを組み合わせて外観検査装置を構成してもよく、逆に
他の側面検査装置と本発明の表裏面検査装置とを組み合
わせて外観検査装置を構成することもできる。また更
に、側面検査装置及び表裏面検査装置のそれぞれの構成
も適宜変更することができ、例えば表裏面検査装置の錠
剤収容部61として錠剤供給部Aに用いた振動フィーダ
12と同様の単なる振動フィーダを用いることもでき、
また側面検査ドラム2及び裏面検査ドラム5から不良錠
剤を排除する機構なども適宜変更することができる。更
に、各検査ドラムの構成や錠剤の供給機構なども本発明
の要旨を逸脱しない限り、適宜変更して差し支えない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の側面検査
装置によれば、錠剤を直立姿勢で安定的に自転させなが
ら側面画像の取り込みを行うことができ、容易に精度の
高い側面検査を行うことができる。また、本発明の表裏
面検査装置によれば、大きな負荷や衝撃を与えることな
く、錠剤を確実に平伏姿勢に制御して表裏面検査を行う
ことができるものである。従って、これら側面検査装置
及び表裏面検査装置を備えた本発明の外観検査装置によ
れば、錠剤に大きな負荷や衝撃を与えることなく、破損
等の不都合の発生を可及的に防止して錠剤の側面,表面
及び裏面の全面検査を行うことができ、しかも高精度で
信頼性の高い外観検査を確実に行うことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる側面検査装置と表裏
面検査装置とを具備した錠剤の外観検査装置を示す概略
図である。
【図2】同側面検査装置を構成する側面検査ドラム示す
一部を断面とした概略図である。
【図3】同側面検査ドラムを示す断面図である。
【図4】同側面検査ドラムに錠剤を保持した状態を示す
部分拡大断面図である。
【図5】同側面検査ドラムに錠剤を保持した状態を示す
部分拡大断面図である。
【図6】同表裏面検査装置を構成する表面検査ドラム及
び裏面検査ドラムを示す概略断面図である。
【図7】同表面検査ドラム及び裏面検査ドラムを示す断
面図である。
【図8】同表面検査ドラム及び裏面検査ドラムに錠剤を
保持した状態を示す部分拡大断面図である。
【図9】同表面検査ドラム及び裏面検査ドラムに錠剤を
保持した状態を示す部分斜視図である。
【図10】同表面検査ドラムと裏面検査ドラムとの間で
錠剤の受け渡しを行う際の状態を示す部分拡大断面図で
ある。
【図11】同表裏面検査装置を構成する錠剤収容部を示
す概略断面図である。
【図12】同錠剤収容部を示す概略平面図である。
【図13】同表裏面検査装置において、振動板から表面
検査ドラムへと錠剤を供給する際の状態を示す概略図で
ある。
【図14】従来の外観検査装置を示す概略図である。
【図15】従来の外観検査装置を構成する側面検査ドラ
ムを示す一部を断面とした概略図である。
【図16】従来の外観検査装置を構成する側面検査ドラ
ムの外筒体を示す斜視図である。
【図17】従来の外観検査装置において、直立状態の錠
剤を平伏状態に姿勢変換する際の動作を説明する概略斜
視図である。
【符号の説明】
2 側面検査ドラム 21 軸筒体 212 吸引窓 214 圧空噴射ノズル 22 内筒体 221 レール溝 222 貫通孔 223 ゴムリング 23 外筒体 231保持ポケット 3 側面撮像装置 4 表面検査ドラム 41 内筒 411 貫通溝 42 外筒 421 吸引溝 422 吸引孔 423 ゴムリング 5 裏面検査ドラム 51 内筒 511 貫通溝 513 圧空噴射ノズル(圧空噴出部)゜ 52 外筒 521 吸引溝 522 吸引孔 523 ゴムリング 6 供給部 61 錠剤収容部 611 ターンテーブル 612 外室 612a 外室の周壁 613 内室 613a 内室の周壁 614 連絡体 616 連絡窓 617 連絡路 62 振動板 621 錠剤供給路 63 錠剤供給ローラ 7 表面撮像装置 8 裏面撮像装置 A 錠剤供給部 B 側面検査部 C 表裏面検査部 t 錠剤 t’不良錠剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 21/89 G01N 21/89 T Fターム(参考) 2F065 AA49 BB05 BB15 BB16 CC00 DD00 FF42 HH12 JJ03 JJ09 JJ19 MM04 PP11 PP13 PP16 RR00 TT01 TT03 TT04 2G051 AA02 AB01 AB02 BA02 CA04 CA07 CB01 DA01 DA13 3F072 AA33 GA10 GB07 GB10 GE02 GE03 KB03 KB05 KB18 KC02 KC05 KC07 KC12 KC14 KE11 KE13 KE18 3F079 AD08 BA06 BA09 CA41 CB30 CB35 DA02 DA04 DA07 DA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定速度で連続回転する内筒体と、周壁
    に貫通穴状の保持ポケットが多数形成されており、上記
    内筒体の外側に回転可能に配設され該内筒体の外周面に
    沿って間歇回転する外筒体と、該外筒体の上記保持ポケ
    ット内に保持された錠剤を撮影して錠剤の側面画像を取
    り込む側面撮像装置とを具備してなり、上記外筒体の保
    持ポケット内に偏平形状の錠剤をその径方向を上下にし
    た直立状態で収容し、該外筒体の間歇回転により錠剤を
    上記内筒体の外周面上を転がすようにして搬送し、その
    搬送途中で上記外筒体が間歇的に停止している間に、連
    続回転する上記内筒体により上記保持ポケット内で錠剤
    を自転させながら該錠剤を上記側面撮像装置で撮影して
    該錠剤の側面全周の画像を取り込み、得られた側面画像
    を画像処理することにより、錠剤側面の外観不良を検出
    することを特徴とする錠剤の側面検査装置。
  2. 【請求項2】 上記内筒体及び外筒体が、固定された軸
    筒体の外周に沿って回転可能に支持されており、上記内
    筒体の外周面に上記外筒体の保持ポケットに対応して断
    面凹状のレール溝が周方向に沿って形成されている共
    に、該レール溝内に多数の貫通孔が周方向に沿って連設
    され、かつ該レール溝の両側縁部に上記貫通孔を挟んで
    少なくとも一対のゴムリングが装着されており、上記外
    筒体の保持ポケット内に保持されて搬送される錠剤がこ
    のレール溝に沿って上記ゴムリング上を転がりながら搬
    送され、一方、上記軸筒体の少なくとも錠剤撮影個所に
    対応した位置に吸引窓が設けられており、上記軸筒体内
    を吸引することにより、上記吸引窓及び上記内筒体の貫
    通孔を通して上記内筒体のレール溝内が吸引され、この
    吸引力により撮影中の錠剤が内筒体外周面上に吸着され
    た状態で自転するように構成された請求項1記載の錠剤
    の側面検査装置。
  3. 【請求項3】 上記外筒体の保持ポケット内に保持され
    て搬送される錠剤を、その搬送途中で選択的に排出する
    不良品排出機構を有すると共に、得られた側面画像を画
    像処理して外観不良の有無を判定する側面不良判定部を
    具備し、該側面不良判定部の判定結果に応じて、上記不
    良品排出機構により側面に外観不良を有する不良錠剤を
    選択的に保持ポケットから排出除去するように構成され
    た請求項1又は2記載の錠剤の側面検査装置。
  4. 【請求項4】 上記不良品排出機構が、軸筒体に設けら
    れた圧空噴出口から上記側面不良判定部の判定結果に応
    じて随時圧空を噴射する圧空噴出機構であり、上記軸筒
    体の圧空噴出口から上記内筒体に設けられた貫通孔を通
    して外筒体の保持ポケット内に圧空を噴出させ、該保持
    ポケット内に収容された不良錠剤を排出除去するように
    構成された請求項3記載の錠剤の側面検査装置。
  5. 【請求項5】 偏平形状の錠剤を、厚さ方向を上下にし
    た平伏状態で外周面に保持して所定速度で回転すること
    により、該錠剤を搬送する表面検査ドラムと、外周面を
    上記表面検査ドラムの外周面に近接させた状態に配設さ
    れ、上記表面検査ドラムから錠剤を受け取って該錠剤を
    表裏反転させた平伏状態で外周面に保持し、所定速度で
    回転することにより該錠剤を搬送する裏面検査ドラム
    と、上記表面検査ドラムの外周面に保持された錠剤を撮
    影して該錠剤の表面画像を取り込む表面撮像装置と、上
    記裏面検査ドラムの外周面に保持された錠剤を撮影して
    該錠剤の裏面画像を取り込む裏面撮像装置とを具備して
    なる外観検査装置において、上記表面検査ドラム及び裏
    面検査ドラムが、いずれも、ドラム外周面に周方向に沿
    って形成された吸引溝と、該吸引溝内に周方向に沿って
    連設された多数の吸引孔と、該吸引溝の両側縁部に沿っ
    て上記吸引孔を挟んで装着された少なくとも一対のゴム
    リングとを具備してなり、ドラム内側からの吸引により
    上記吸引孔を通して上記吸引溝内を吸引し、この吸引力
    により錠剤が上記一対のゴムリング間上に跨って吸着保
    持されるものであり、かつ、錠剤が平伏状態で流通し得
    る錠剤供給路が形成された振動板を、その一端を上記表
    面検査ドラムの外周面近傍に位置させると共に、該表面
    検査ドラムに向けて所定角度下降傾斜した状態に配置
    し、該振動板の他端側に所定量の錠剤を貯留する錠剤収
    容部を設けて、上記表面検査ドラムの外周面に被検査対
    象の錠剤を供給する供給部を構成し、上記錠剤収容部内
    の錠剤を上記振動板の錠剤供給路内に連続的に導入する
    と共に、該振動板を微振動させて該錠剤供給路内に導入
    された錠剤を振動板の一端部へと連続的に移動させ、こ
    の錠剤を該振動板の一端部から上記表面検査ドラム上に
    供給するように構成したことを特徴とする錠剤の表裏面
    検査装置。
  6. 【請求項6】 上記振動板の一端部に任意の速度で回転
    する錠剤供給ローラを錠剤供給路に接触又は近接させて
    配置し、該錠剤供給ローラの回転により上記振動板の一
    端部から錠剤を上記表面検査ドラム上に移動させて、錠
    剤を所望の速度で供給するようにした請求項5記載の錠
    剤の表裏面検査装置。
  7. 【請求項7】 上記供給部の錠剤収容部が、所定速度で
    回転するターンテーブルと、該ターンテーブル上に該タ
    ーンテーブルの回転中心と同心して配設されたリング状
    の周壁により形成された外室と、該外室の内側にターン
    テーブルの回転中心と偏心して配設された上記外室より
    も小径のリング状の周壁により形成され、その周壁の一
    部に上記外室と連通する連絡窓が設けられた内室と、一
    端が上記外室内の上記ターンテーブル上に配置され、他
    端が上記振動板の錠剤供給路と連通した連絡路とを具備
    してなり、上記内室内に錠剤を投入して回転するターン
    テーブル上に錠剤を供給し、該錠剤を遠心力により上記
    連絡窓を通して上記外室へと移動させ、更にターンテー
    ブルの回転により上記連絡路へと錠剤を導入し、この連
    絡路を通して上記振動板の錠剤供給路へと錠剤を連続的
    に導入するように構成された請求項5又は6記載の錠剤
    の表裏面検査装置。
  8. 【請求項8】 上記表面検査ドラム及び裏面検査ドラム
    が、周方向に沿った貫通溝又は周方向に沿って連設され
    た多数の貫通孔が少なくとも錠剤の搬送範囲に対応して
    形成された内筒と、上記吸引溝、吸引孔及びゴムリング
    を有し、上記内筒の外側に配設されて該内筒の外周面に
    沿って所定速度で回転する外筒とを具備してなり、上記
    内筒内を吸引することにより、該内筒に設けられた上記
    貫通溝又は貫通孔を通して上記外筒の吸引溝内を吸引す
    るように構成された請求項5〜7のいずれか1項に記載
    の錠剤の表裏面検査装置。
  9. 【請求項9】 上記裏面検査ドラムの外周面に保持され
    て搬送される錠剤を、その搬送途中で選択的に排除する
    不良品排除機構を有すると共に、上記表面撮像装置及び
    裏面撮像装置により取り込んだ表裏両面の画像を画像処
    理して外観不良の有無を判定する表裏面不良判定部を具
    備し、該表裏面不良判定部の判定結果に応じて、上記不
    良品排除機構により表面及び/又は裏面に外観不良を有
    する不良錠剤を選択的に裏面検査ドラムから排除するよ
    うに構成された請求項5〜8のいずれか1項に記載の錠
    剤の側面検査装置。
  10. 【請求項10】 上記不良品排除機構が、上記裏面検査
    ドラム内に設けられた圧空噴出部から上記表裏面不良判
    定部の判定結果に応じて随時圧空を噴射する圧空噴出機
    構であり、上記圧空噴出部から上記裏面検査ドラムの吸
    引溝内に圧空を噴出させ、裏面検査ドラムの外周面に保
    持されて当該箇所に搬送されてきた不良錠剤を裏面検査
    ドラムの外周面から選択的に排除するように構成された
    請求項9記載の錠剤の側面検査装置。
  11. 【請求項11】 請求項3又は4に記載の側面検査装置
    からなる側面検査部と、請求項9又は10に記載の表裏
    面検査装置からなる表裏面検査部とを具備してなり、上
    記側面検査部により側面検査を行って、錠剤の側面に外
    観不良を有する不良錠剤を選択的に排除し、側面不良の
    ない全ての錠剤を上記側面検査部の側面検査ドラムから
    上記表裏面検査部の錠剤収容部に投入し、該表裏面検査
    部により表裏面検査を行って、錠剤の表面又は裏面に外
    観不良を有する不良錠剤を選択的に排除し、側面及び表
    裏面のいずれにも外観不良のない良品錠剤を表裏面検査
    部の裏面検査ドラムから回収するように構成したことを
    特徴とする錠剤の外観検査装置。
  12. 【請求項12】 請求項9又は10に記載の表裏面検査
    装置からなる表裏面検査部と、請求項3又は4に記載の
    側面検査装置からなる側面検査部とを具備してなり、上
    記表裏面検査部の錠剤収容部に被検査対象の錠剤を投入
    し、該表裏面検査部により錠剤の表裏面検査を行って、
    錠剤の表面又は裏面に外観不良を有する錠剤を選択的に
    排除し、表裏両面のいずれにも外観不良を有さない全て
    の錠剤を、上記表裏面検査部の裏面検査ドラムから整列
    供給器を介して直立状態で上記側面検査部の側面検査ド
    ラムに供給し、この側面検査部により側面検査を行っ
    て、錠剤の側面に外観不良を有する不良錠剤を選択的に
    排除し、側面及び表裏面のいずれにも外観不良のない良
    品錠剤を側面検査部の側面検査ドラムから回収するよう
    に構成したことを特徴とする錠剤の外観検査装置。
JP20992099A 1999-07-23 1999-07-23 錠剤の側面検査装置、及び表裏面検査装置、並びにこれらを用いた錠剤の外観検査装置 Expired - Lifetime JP4035679B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20992099A JP4035679B2 (ja) 1999-07-23 1999-07-23 錠剤の側面検査装置、及び表裏面検査装置、並びにこれらを用いた錠剤の外観検査装置
US09/621,626 US6741731B1 (en) 1999-07-23 2000-07-21 Side surface inspecting apparatus for tablet, front and back surface inspecting apparatus for tablet, and tablet appearance inspecting apparatus using the same
TW089114773A TW586006B (en) 1999-07-23 2000-07-21 Side surface inspecting apparatus for tablet, front and back surface inspecting apparatus for tablet, and tablet appearance inspecting apparatus using the same
EP06010610A EP1698889A1 (en) 1999-07-23 2000-07-24 Front and back surface inspecting apparatus for tablet, and tablet appearance inspecting apparatus using the same
EP00306313A EP1070959A1 (en) 1999-07-23 2000-07-24 Side surface inspecting apparatus for tablet, front and back surface inspecting apparatus for tablet, and tablet appearance inspecting apparatus using the same
KR1020000042469A KR20010066959A (ko) 1999-07-23 2000-07-24 정제의 측면검사장치, 정제의 표리면검사장치, 및 이들을이용한 정제의 외관검사장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20992099A JP4035679B2 (ja) 1999-07-23 1999-07-23 錠剤の側面検査装置、及び表裏面検査装置、並びにこれらを用いた錠剤の外観検査装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007227811A Division JP4633093B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 錠剤の表裏面検査装置及び外観検査装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001033392A true JP2001033392A (ja) 2001-02-09
JP2001033392A5 JP2001033392A5 (ja) 2005-11-24
JP4035679B2 JP4035679B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=16580865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20992099A Expired - Lifetime JP4035679B2 (ja) 1999-07-23 1999-07-23 錠剤の側面検査装置、及び表裏面検査装置、並びにこれらを用いた錠剤の外観検査装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6741731B1 (ja)
EP (2) EP1070959A1 (ja)
JP (1) JP4035679B2 (ja)
KR (1) KR20010066959A (ja)
TW (1) TW586006B (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296191A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Shionogi Qualicaps Co Ltd 錠剤の外観検査装置
JP2004138429A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Taizo Yamamoto 扁平錠剤の外観検査機
JP2007294646A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型電子部品の検査装置
JP2008008897A (ja) * 2006-06-02 2008-01-17 Taizo Yamamoto 錠剤の表裏面外観検査装置、側面外観検査装置及び外観検査装置
JP2010501441A (ja) * 2006-08-22 2010-01-21 イー・マイケル・アクレイ・ジュニア オンエッジ錠剤の搬送及び加工方法及び装置
US8123024B2 (en) 2007-06-19 2012-02-28 Qualicaps Co., Ltd. Vibrating feeder, carrying device and inspection device
KR101218764B1 (ko) * 2010-08-23 2013-01-07 주식회사 대용파마텍 정제 자동 검사장치
JP2013023296A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Ishikawa Seisakusho Ltd ワークの整列搬送装置及びワークの外観検査装置
JP2014534903A (ja) * 2011-09-16 2014-12-25 トライスター テクノロジーズTristar Technologies レーザカプセルマーキングシステムおよび方法
JP2016027996A (ja) * 2015-11-20 2016-02-25 株式会社石川製作所 ワークの整列搬送装置及びワークの外観検査装置
KR101726809B1 (ko) * 2015-04-15 2017-04-17 (주)엔클로니 약품 공급 유닛 및 이를 구비하는 약품 외관 검사 장치
WO2019181071A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 株式会社Screenホールディングス 搬送装置および搬送方法
CN110936716A (zh) * 2018-09-21 2020-03-31 株式会社斯库林集团 搬运装置以及搬运方法

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7025774B2 (en) 2001-06-12 2006-04-11 Pelikan Technologies, Inc. Tissue penetration device
US7371247B2 (en) 2002-04-19 2008-05-13 Pelikan Technologies, Inc Method and apparatus for penetrating tissue
US7987968B2 (en) * 2004-04-13 2011-08-02 Tdk Corporation Chip component carrying method and system, and visual inspection method and system
US8121392B2 (en) * 2004-10-25 2012-02-21 Parata Systems, Llc Embedded imaging and control system
US8802183B2 (en) 2005-04-28 2014-08-12 Proteus Digital Health, Inc. Communication system with enhanced partial power source and method of manufacturing same
WO2006138144A2 (en) * 2005-06-13 2006-12-28 Boyce Keith W Single drum rotary printing machine
JP4168428B1 (ja) * 2007-06-19 2008-10-22 クオリカプス株式会社 被検査物の搬送装置及び外観検査装置
EP2331044B1 (fr) * 2008-09-05 2012-03-14 Soldopha S.A.R.L. Machine de tri automatique de gelules
US9597487B2 (en) 2010-04-07 2017-03-21 Proteus Digital Health, Inc. Miniature ingestible device
EP2577260B1 (en) 2010-06-01 2022-08-31 Ackley Machine Corp. Inspection system
JP5469012B2 (ja) * 2010-08-06 2014-04-09 本田技研工業株式会社 撮像装置及び撮像装置の撮像方法
JP5752081B2 (ja) * 2011-06-09 2015-07-22 株式会社京都製作所 錠剤印刷装置および錠剤印刷方法
KR101404868B1 (ko) * 2012-10-05 2014-06-27 이구현 약품 외관 검사장치
TWI659994B (zh) 2013-01-29 2019-05-21 美商普羅托斯數位健康公司 高度可膨脹之聚合型薄膜及包含彼之組成物
CN103411977B (zh) * 2013-08-20 2015-09-30 南京焦耳科技有限责任公司 检测透光滴丸质量的装置和方法
JP6357351B2 (ja) * 2014-05-28 2018-07-11 株式会社Screenホールディングス 錠剤印刷装置および錠剤印刷方法
KR200483555Y1 (ko) * 2015-01-29 2017-06-15 주식회사 엔에프에이 약품검사기용 디스크
KR101667532B1 (ko) * 2015-04-15 2016-10-21 (주)엔클로니 정제외관 검사장치
KR101738404B1 (ko) * 2015-04-17 2017-05-24 (주)엔클로니 정제 검사 장치
KR101726808B1 (ko) * 2015-04-17 2017-04-17 (주)엔클로니 정제 이송 장치
KR101669596B1 (ko) * 2015-08-07 2016-10-27 주식회사 대용파마텍 정제 자동검사장치
US11595595B2 (en) 2016-09-27 2023-02-28 Rxsafe Llc Verification system for a pharmacy packaging system
US10187593B2 (en) 2016-09-27 2019-01-22 Rxsafe Llc Verification system for a pharmacy packaging system
US10820831B2 (en) 2016-10-26 2020-11-03 Proteus Digital Health, Inc. Methods for manufacturing capsules with ingestible event markers
CN106733695A (zh) * 2017-01-22 2017-05-31 重庆理工大学 一种水果分级检测装置
CN106622993A (zh) * 2017-02-27 2017-05-10 重庆理工大学 一种水果翻转机构及其水果分级装置
US10583941B2 (en) 2017-10-13 2020-03-10 Rxsafe Llc Universal feed mechanism for automatic packager
KR102300338B1 (ko) 2018-04-03 2021-09-09 (주)에스엘티지 비흡착형 물품외관 검사장치
KR102257955B1 (ko) 2018-05-04 2021-05-28 (주)에스엘티지 소형물품 외관 검사장치
EP3578157A1 (de) * 2018-06-05 2019-12-11 Harro Höfliger Verpackungsmaschinen GmbH Kapselfüllmaschine zur befüllung von kapseln und reinigungseinheit zur verwendung in einer kapselfüllmaschine
US11220361B2 (en) * 2018-10-12 2022-01-11 Aylward Enterprises, Llc Packaging apparatus for handling pills and associated method
JP7166990B2 (ja) * 2019-06-28 2022-11-08 株式会社Screenホールディングス 粒状物処理装置および粒状物処理方法
US11305908B2 (en) 2019-09-20 2022-04-19 Aylward Enterprises, Llc Tablet counter and packaging module and associated method
KR102324884B1 (ko) 2019-12-31 2021-11-11 (주)에스엘티지 캡슐형 제품 외관검사장치
KR20200024799A (ko) 2020-01-17 2020-03-09 (주)에스엘티지 비흡착형 물품외관 검사장치
KR102271342B1 (ko) 2020-06-15 2021-06-30 창성소프트젤 주식회사 캡슐검사시스템 및 방법
KR102310235B1 (ko) * 2021-03-26 2021-10-08 김진기 알약용 비전 검사장치
CN115452848A (zh) * 2022-09-08 2022-12-09 铜陵万华禾香板业有限公司 一种人造板表面瑕疵自动检测设备
CN116329112B (zh) * 2023-05-30 2023-09-12 常州市新拓工具有限公司 一种接线端子检测机构及生产系统及检测方法
CN116698860B (zh) * 2023-08-08 2023-10-27 山东鲁地源天然药物有限公司 基于图像处理实现批量实心根类中药切片质量分析的方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB937612A (en) 1959-04-21 1963-09-25 Ward Blenkinsop & Co Ltd Dispensing apparatus for tablets and other small unit products
BE788990A (fr) * 1971-09-23 1973-03-19 Lilly Co Eli Systeme optique de controle de capsules
DE3587927T2 (de) 1984-07-23 1995-03-02 Mutual Corp Verfahren und Vorrichtung zur automatischen Untersuchung von Tabletten.
US4757382A (en) 1985-03-14 1988-07-12 Kanebo Ltd. Transporting devices
JP2538994B2 (ja) * 1988-06-22 1996-10-02 池上通信機株式会社 円形偏平物品の側面検査装置
US5085510A (en) * 1990-08-28 1992-02-04 Pfizer Inc. Pharmaceutical tablet vision inspection system
SE9102028L (sv) 1991-07-01 1992-07-13 Gordic Ab Anordning foer sortering av runda, skivformiga produkter
US5661249A (en) * 1994-08-11 1997-08-26 Walter Grassle Gmbh Apparatus and method for inspecting small articles
JP3687710B2 (ja) 1997-02-17 2005-08-24 シオノギクオリカプス株式会社 固形製剤の外観検査装置
JP3758004B2 (ja) * 1997-08-06 2006-03-22 シオノギクオリカプス株式会社 錠剤の外観検査装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296191A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Shionogi Qualicaps Co Ltd 錠剤の外観検査装置
JP2004138429A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Taizo Yamamoto 扁平錠剤の外観検査機
US7079236B2 (en) 2002-10-16 2006-07-18 Nisshin Kasei Co., Ltd. Appearance inspection machine for flat tablet
JP2007294646A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型電子部品の検査装置
JP4735394B2 (ja) * 2006-04-25 2011-07-27 パナソニック株式会社 チップ型電子部品の検査装置
JP2008008897A (ja) * 2006-06-02 2008-01-17 Taizo Yamamoto 錠剤の表裏面外観検査装置、側面外観検査装置及び外観検査装置
JP2010501441A (ja) * 2006-08-22 2010-01-21 イー・マイケル・アクレイ・ジュニア オンエッジ錠剤の搬送及び加工方法及び装置
US8123024B2 (en) 2007-06-19 2012-02-28 Qualicaps Co., Ltd. Vibrating feeder, carrying device and inspection device
KR101218764B1 (ko) * 2010-08-23 2013-01-07 주식회사 대용파마텍 정제 자동 검사장치
JP2013023296A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Ishikawa Seisakusho Ltd ワークの整列搬送装置及びワークの外観検査装置
JP2014534903A (ja) * 2011-09-16 2014-12-25 トライスター テクノロジーズTristar Technologies レーザカプセルマーキングシステムおよび方法
US9517855B2 (en) 2011-09-16 2016-12-13 Tri-Star Technologies Laser capsule marking system and method
US10492994B2 (en) 2011-09-16 2019-12-03 Tri-Star Technologies Laser capsule marking system and method
KR101726809B1 (ko) * 2015-04-15 2017-04-17 (주)엔클로니 약품 공급 유닛 및 이를 구비하는 약품 외관 검사 장치
JP2016027996A (ja) * 2015-11-20 2016-02-25 株式会社石川製作所 ワークの整列搬送装置及びワークの外観検査装置
WO2019181071A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 株式会社Screenホールディングス 搬送装置および搬送方法
JP2019167171A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 株式会社Screenホールディングス 搬送装置および搬送方法
JP7061490B2 (ja) 2018-03-22 2022-04-28 株式会社Screenホールディングス 搬送装置および搬送方法
CN110936716A (zh) * 2018-09-21 2020-03-31 株式会社斯库林集团 搬运装置以及搬运方法
KR20200034594A (ko) * 2018-09-21 2020-03-31 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 반송 장치 및 반송 방법
KR102232362B1 (ko) * 2018-09-21 2021-03-25 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 반송 장치 및 반송 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP1698889A1 (en) 2006-09-06
JP4035679B2 (ja) 2008-01-23
EP1070959A1 (en) 2001-01-24
US6741731B1 (en) 2004-05-25
TW586006B (en) 2004-05-01
KR20010066959A (ko) 2001-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001033392A (ja) 錠剤の側面検査装置、及び表裏面検査装置、並びにこれらを用いた錠剤の外観検査装置
JP3846532B2 (ja) 錠剤の側面検査装置及び該側面検査装置を用いた錠剤の外観検査装置
JP3758004B2 (ja) 錠剤の外観検査装置
JP3105752B2 (ja) 偏平物品の側面検査装置、偏平物品の搬送装置及びそれらを用いた偏平物品の外観検査装置
KR100542477B1 (ko) 고형 제제의 외관검사장치
JPH09288061A (ja) 小物物品の外観検査方法及び装置
JPH06143539A (ja) 固形製剤印刷装置
JP4039505B2 (ja) 外観検査装置
TWI792144B (zh) 搬運處理裝置
JP2008008897A (ja) 錠剤の表裏面外観検査装置、側面外観検査装置及び外観検査装置
JPH08168727A (ja) 小物物品の検査装置
JP2009161260A (ja) 錠剤の搬送装置、整列供給装置及び側面外観検査装置
JP4381723B2 (ja) キャップの外観検査装置
JP2000097865A (ja) 錠剤の外観検査装置
JP2018117949A (ja) 錠剤印刷装置
JP4310616B2 (ja) 扁平錠剤の外観検査機
TWI803801B (zh) 搬運處理裝置
JP2002296191A (ja) 錠剤の外観検査装置
JP4176390B2 (ja) 搬送装置
JP2021041062A (ja) 搬送処理装置および搬送処理方法
JPH10170446A (ja) 錠剤の姿勢変換機構及び錠剤の外観検査装置
JPH11241999A (ja) 偏平錠剤の側面検査装置及び該側面検査装置を具備した外観検査装置
JP4633093B2 (ja) 錠剤の表裏面検査装置及び外観検査装置
JP2006320779A (ja) 扁平錠剤の外観検査装置
JP2000337843A (ja) 外観検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070711

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4035679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S343 Written request for registration of root pledge or change of root pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316345

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term