JPWO2010029731A1 - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

レンズユニットを着脱可能なレンズマウント4と、画像信号を生成する撮像ユニット30と、レンズマウント4と撮像ユニット30との間に配され、撮像ユニット30に入射する光を制限可能で、少なくとも撮影時に開閉し、撮影準備動作中は開放状態を維持するシャッターユニット20と、レンズマウント4、シャッターユニット20、及び撮像ユニット30を固定するメインフレーム11とを備える。

Description

本発明は、一眼タイプの撮像装置に関する。
近年、コンパクトタイプのデジタルカメラよりも高画質な画像を撮影することができる一眼レフタイプのデジタルカメラが普及しつつある。
特許文献1には、一眼レフタイプのデジタルカメラの構成が開示されている。特許文献1に開示された一眼レフカメラのカメラボディは、光軸上においてレンズマウント、ミラーボックス、シャッター装置、撮像センサーの順に配置されている。ミラーボックスは、撮影を行っていない時に、レンズを介して入射する光をプリズム及び光学ファインダー側へ導くための可動ミラーを備えている。そして、使用者によってレリーズボタンが押圧操作されることで、可動ミラーが回動して光軸上から退避し、レンズを介して入射する光が撮像センサーに入射する。撮像センサーは、入射する光を電気信号に変換して出力する。出力された電気信号は、信号処理回路に送られ画像信号が生成される。
特開2007−72304号公報
ところで、一眼タイプのデジタルカメラにおいても、コンパクトカメラのように、いわゆるライブビュー機能に対する要求がある。
本発明は、この要求に対処するもので、ライブビュー機能を実現可能な一眼タイプの撮像装置を提供することを目的とする。
ライブビュー機能は、レンズを介して入射する光を撮像時以外も撮像センサーで受光して液晶ディスプレイに画像を表示させる機能である。上記のようなミラーボックスを有する一眼レフタイプのデジタルカメラにおいてライブビュー機能を実現すれば、光学式ファインダーを廃止することができ、光学式ファインダーを廃止すれば、レンズからの入射光を光学式ファインダーに導くためのミラーボックスを廃止することもできる。したがって、撮像装置を小型化することが可能となる。
しかし、ミラーボックスを省くと、カメラボティの剛性が低下するので、レンズやシャッター装置を支持するための強度を如何に確保するかという課題が生じる。
本発明の撮像装置は、この課題に対処する。すなわち、本発明の撮像装置は、レンズユニットを着脱可能なマウント手段と、画像信号を生成する撮像手段と、前記マウント手段と前記撮像手段との間に配され、前記撮像手段に入射する光を制限可能なノーマリーオープン方式のシャッター手段とを備え、前記マウント手段は、前記シャッター手段及び前記撮像手段を取り付けるフレームを備える。
本発明によれば、シャッター手段をノーマリーオープン方式のものとしたことにより、ライブビューを実現することが可能となる。また、ミラーボックスを備えない構成としたことで、カメラボディの光軸方向の厚さ寸法を小さくすることができ、撮像装置を小型化することができる。また、前記マウント手段は、前記シャッター手段及び前記撮像手段を取り付けるフレームを備えたので、ミラーボックスを省いたとしても、レンズやシャッター手段を支持するための強度を撮像装置に確保することができる。
実施の形態における交換レンズ型撮像装置の外観を示す斜視図 実施の形態における交換レンズ型撮像装置の外観を示す正面図 撮像システムの分解斜視図 マウントユニットの分解斜視図 シャッターユニット、撮像ユニット、放熱板などの分解斜視図 撮像ユニットの分解斜視図 撮像ユニットの分解構成の一部を拡大した斜視図 撮像ユニットの分解構成の一部を拡大した斜視図 撮像システムの正面図 図5におけるH−H部の断面図 図5におけるV−V部の断面図 図6を簡略化した図 図7を簡略化した図
(実施の形態)
〔1.撮像装置の構成〕
図1は、本実施の形態の撮像装置の一例である一眼タイプのカメラボディの外観を示す斜視図である。図2は、図1に示すカメラボディの正面図である。
図1及び図2に示すように、カメラボディ1の上面1aには、レリーズボタン2、モードダイヤル3などが配されている。レリーズボタン2を押圧操作することで被写体を撮影することができる。また、オートフォーカス機能を備えている撮像装置の場合は、レリーズボタン2の半押し操作を行うことで被写体に対して合焦をさせることができる。モードダイヤル3を回転操作することで、各種撮影モードを選択することができる。
また、カメラボディ1の前面1b(上面1aに略直交する面で、被写体を撮影する際に被写体側に向く面)には、レンズマウント4、ロック解除ボタン5などが配されている。レンズマウント4は、略円形の開口部4aを備え、開口部4aの周囲にレンズユニット(不図示)を着脱することができる被係合部4fが形成されている。レンズユニットに形成された凸状の係合部(不図示)をレンズマウント4に形成された凹状の被係合部4f(後述)に係合させることで、レンズユニットをカメラボディ1のレンズマウント4に装着することができる。
また、前面1bの裏側である背面1cには、撮像センサー(後述)で撮像されている画像などを表示することができる液晶モニタ(不図示)や、メニュー画面の操作などを行うことができるカーソルボタンなどの各種操作部が配されている。
特に、本実施の形態のカメラボディ1は、従来の一眼レフタイプのカメラに必須であったミラーボックスを備えていない。そのため、シャッターユニット(後述)が開放状態の時は、開口部4aの奥に配された撮像センサーがレンズマウント4側から目視可能である。なお、シャッターユニットは、レンズマウント4側から見て撮像センサーの手前に配されている。シャッターユニットとしては、少なくとも、撮影時に開閉し、撮影準備動作中は開放状態を維持するノーマリーオープンタイプのものを採用している。撮影準備動作中とは、ユーザの被写体観察等のために撮像装置がライブビュー機能を提供する動作を行っているときなどが考えられる。ライブビュー機能とは、レンズを介して入射する光を撮影時以外も撮像センサーで受光して液晶ディスプレイに画像を表示させる機能である。ライブビュー機能を実行している間、シャッターは開放状態に維持する必要がある。非通電時に閉状態となるノーマリクローズタイプのシャッターを用いた場合、ライブビュー機能の実行中は常にシャッターを開放状態に維持しつづけなければならず、そのための電力が必要となる。ここで本実施の形態で用いているノーマリーオープンタイプのシャッターは、通常、非通電時には開放状態が維持される構造となっている。従って、ノーマリーオープンタイプのシャッターを用いることで、シャッター開放時の電力が不要となりライブビュー機能実行中の消費電力を抑えることができる。本実施の形態のカメラボディ1は光学ファインダーを備えないので、撮像センサーで撮像されている画像を液晶モニタなどに表示することで構図を決定可能とするためである。
〔2.撮像システムの構成〕
図1及び図2に示す撮像装置には、撮像システムが内蔵されている。撮像システムは、主にマウントユニット、シャッターユニット、撮像ユニットから構成されている。以下、撮像システムの構成について説明する。
図3Aは、撮像システムの分解斜視図である。図3Bは、図3Aにおける部品群P1の拡大斜視図である。図3Cは、図3Aにおける部品群P2の拡大斜視図である。部品群P1は、マウントユニットを構成している部品群である。部品群P2は、シャッターユニット20、撮像ユニット30、放熱板17を含む。
図3Aに示すように、撮像システムは、光軸L方向の前面1b(図1等参照)側から光軸Lに沿って、レンズマウント4、レンズマウントスプリング12、コンタクトピンユニット13、メインフレーム11、マウントフレーム14、シャッターユニット20、撮像ユニット30、放熱板17の順に配されている。このような部品の配置順は一例である。なお、本実施の形態の説明では、撮像システムに含まれる部品において、矢印Xに示す方向を向く面を「表面」と定義し、矢印Yに示す方向を向く面を「裏面」と定義する。以下、各部品の構成について説明する。
図3Bに示すように、メインフレーム11は、ステンレスなどの金属で形成され、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部11aが形成されている。また、メインフレーム11は、開口部11aの周囲に、複数(本実施の形態では4本)のネジ102を挿通可能な孔部11bが形成されている。
レンズマウント4は、ステンレスなどの金属で形成され、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部4aが形成されている。また、レンズマウント4は、ネジ101を挿通可能な複数(本実施の形態では4カ所)の孔部4bが形成されている。また、レンズマウント4は、レンズロックピン15(後述)の突起部15aが挿通配置される孔部4dが形成されている。また、レンズマウント4は、使用者がレンズユニットをカメラボディ1に装着する際に、レンズユニットとレンズマウント4との位置(光軸Lを中心とした回転方向の相対位置)を合わせるために用いるマーク4eが形成されている。
レンズマウントスプリング12は、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部12aが形成されている。また、レンズマウントスプリング12は、外周縁部近傍に複数(本実施の形態では3カ所)のバネ部12bが形成されている。バネ部12bは、光軸L方向に弾性変形可能である。レンズマウントスプリング12は、表面12cがレンズマウント4の裏面4cに当接している。バネ部12bとマウントフレーム14の表面14dとの間には僅かな空隙が存在する。バネ部12bは、カメラボディ1に装着されたレンズユニットの係合部に弾性変形を伴いながら当接している。これにより、カメラボディ1とレンズユニットとの間のガタツキを低減させることができる。
コンタクトピンユニット13は、樹脂製のフレーム13aと、複数(本実施の形態では11本)のコンタクトピン13bとを備える。コンタクトピン13bは、フレーム13a表面から光軸L方向におけるレンズマウント4側に突出して配されている。また、コンタクトピン13bは、レンズユニットをレンズマウント4に装着した際に、レンズユニットに備わるコネクタに機械的および電気的に結合する。これにより、カメラボディ1内に配されたカメラマイコンとレンズユニット内に配されたレンズマイコンとは、互いに情報通信を行うことができる。また、コンタクトピンユニット13は、ネジ104を挿通可能な複数(本実施の形態では2カ所)の孔部13cが形成されている。
マウントフレーム14は、樹脂で形成され、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部14aが形成されている。また、マウントフレーム14は、開口部14aの周囲に略円筒形状の突部14eが形成されている。突部14eは、その表面14dに、ネジ101を螺合可能な複数(本実施の形態では4カ所)のネジ穴14bが形成されている。また、突部14eは、メインフレーム11の開口部11aに挿通可能な外径を有する。また、マウントフレーム14は、突部14eの周囲に複数(本実施の形態では4カ所)のネジ穴14cが形成されている。また、マウントフレーム14は、開口部14aの近傍に複数(本実施の形態では2カ所)のネジ穴14gが形成されている。ネジ穴14gは、ネジ104が螺合される。
レンズロックピン15は、一方の端部に突起部15aが形成され、他方の端部に押圧部15bが形成されている。突起部15aは、レンズマウント4に形成された孔部4dに挿通配置される。また、突起部15aは、レンズユニットがレンズマウント4における正規の位置に装着されている時に、レンズユニットに形成された凹部(不図示)に嵌合可能である。このように突起部15aをレンズユニットに形成された凹部に嵌合させることにより、レンズユニットをレンズマウント4に装着した際、光軸Lを中心とした回転方向の位置決めを行うことができる。押圧部15bは、カメラボディ1の前面1bに配されたロック解除ボタン5の後方に配され、使用者によりロック解除ボタン5の表面側が押圧操作されることで、ロック解除ボタン5により図3Aの矢印Yに示す方向に押圧される。レンズロックピン15の突起部15aが配された面の裏面側にはロックピンスプリング16が配されている。このロックピンスプリング16によりレンズロックピン15は常に図3Aの矢印Xに示す方向に付勢されている。レンズロックピン15は、ロック解除ボタン5が押圧操作されることにより、ロックピンスプリング16の付勢力に抗して図3Aの矢印Yに示す方向へ変位する。ロック解除ボタン5を図3Aの矢印Yに示す方向に押圧すると、突起部15aがレンズユニットに形成された凹部から離脱することで、レンズユニットを光軸Lを中心として回転させることができる状態になり、レンズユニットをレンズマウント4から取り外すことができる。
図3Cに示すように、シャッターユニット20は、シャッター機構21、シャッター制御部22、及びモータ23を備えている。シャッター機構21は、外部から入射する光を撮像ユニット30内の撮像センサー(後述)へ導くための略四角形の開口部21aが形成されている。また、シャッター機構21は、開口部21aを通る光を遮断可能な板状の先幕21b及び後幕21cを備えている。なお、説明の便宜上、図3Cにおいては先幕21bが開口部21aの下方の収納部に収納され、後幕21cが開口部21aの上方の収納部に収納されている状態を図示している。先幕21b及び後幕21cは、矢印AおよびBに示す方向に移動可能に配されている。シャッター制御部22は、プランジャー機構を内蔵し、先幕21b及び後幕21cを退避状態(図3Cに示すように先幕21bが開口部21aの下方の収納部に、後幕21cが開口部21aの上方の収納部にそれぞれ収納され、開口部21aから退避した状態)で保持させることができる。また、シャッター制御部22は、先幕21b及び後幕21cを移動させる駆動機構を内蔵している。モータ23は、先幕21b及び後幕21cを開口部21aの上方の収納部内へ移動させる駆動力をシャッター制御部22に与える。また、シャッターユニット20は、ネジ103を挿通可能な複数(本実施の形態では3カ所)の孔部20aが形成されている。
ここで、シャッターユニット20の基本的な動作を説明する。撮像センサーにレンズユニットを介した光を入射させて、液晶モニタに画像を表示させている状態(所謂モニタ状態)の時は、先幕21bは、シャッター制御部22により開口部21aの下方の収納部に収納され、後幕21cは、シャッター制御部22により開口部21aの上方の収納部に収納された位置にチャージされている(退避状態)。
そして、レリーズボタン2(図1等参照)が押圧操作されると、先幕21bは、モータ23から与えられる駆動力により矢印Aに示す方向へ移動し、開口部21aを遮光する状態になる。次に、シャッター制御部22により、先幕21b及び後幕21cのチャージが段階的に解除される。具体的には、まず先幕21bが開口部21aを遮光している位置から矢印Bに示す方向へ移動し、所定時間経過後に後幕21cが開口部21aの上方の収納部から矢印Bに示す方向へ移動する。これにより、先幕21bは、開口部21aの下方の収納部に収納された状態になり、後幕21cは、開口部21aを遮光する状態になる。この時、先幕21bが開口部21aから退避した後、後幕21cが開口部21bを遮光するまでの間に撮像センサー40(後述)に入射する光に基づき、画像信号が生成される。この時に生成される画像信号が、使用者によるレリーズ操作に基づき得られる画像信号となる。
その後、後幕21cは、モータ23からシャッター制御部22に与えられる駆動力により矢印Aに示す方向へ移動し、再び開口部21aの上方の収納部内へ収納され、シャッター制御部22によりチャージされる。先幕21bは、開口部21aの下方の収納部に収納されたままである。したがって、シャッターユニット20は、レンズユニットを介して入射する光が撮像ユニット30内の撮像センサー40(後述)に入射するモニタ状態となる。
放熱板17は、撮像ユニット30の裏面側に配され、撮像ユニット30で発生した熱を吸収し、放熱することができる。
撮像ユニット30は、シャッターユニット20の裏面側に配され、シャッターユニット20を介した光を電気信号に変換して出力することができる。また、撮像ユニット30は、超音波振動を発生させて撮像ユニット30に付着した埃などの異物を除去することができる塵埃除去フィルターを備えている。本実施の形態では、塵埃除去フィルターの一例としてSSWF(Supersonic Wave Filter)を備えている。本実施の形態のカメラボディ1は、図1及び図2に示すようにレンズユニットが装着されていない状態では、レンズマウント4の開口部4aが開口しており、内部に埃などの異物が侵入する可能性がある。また、前述したようにシャッターユニット20がノーマリーオープンタイプであり、撮像ユニット30がレンズマウント4側から目視可能な状態となるため、撮像ユニット30に異物が付着する可能性がさらに高くなる。撮像ユニット30に異物が付着すると異物が画像に写り込むなどの問題が生じる。そこで、一眼レフタイプのデジタルカメラや本実施の形態のような一眼タイプのデジタルカメラでは、SSWFを備えて、SSWFを振動させることで、撮像センサー30に付着した異物を振り落とす構成がとられている。
図4Aは、撮像ユニット30の分解斜視図である。また、図4Bは、図4Aにおける部品群P3の拡大斜視図である。図4Cは、図4Aにおける部品群P4の拡大斜視図である。部品群P3は、SSWFを構成している部品群である。部品群P4は、主にローパスフィルター(以下、LPFと称する)、撮像ユニットを含む部品群である。
図4Aに示すように、撮像ユニット30は、光軸L方向においてSSWFスプリング31、SSWFスプリングホルダー32、フィルター33、SSWFラバー34、SSWFベース35、LPFスプリング36、LPFプロテクトシート37、LPF38、LPFパッキン39、撮像センサー40、基板41の順に配された複数の部材を含んで構成される。フィルター33は、透明の円盤状の部材であり、縁部近傍に圧電素子33aを備える。圧電素子33aは、電圧が印加されることで、フィルター33に振動を発生させることができる。フィルター33は、SSWFラバー34とともにSSWFベース35に保持されている。フィルター33、SSWFラバー34は、ネジ105でSSWFベース35に固定されたSSWFスプリング31及びSSWFスプリングホルダー32によりSSWFベース35に保持されている。なお、ネジ105は、図4Bに示すように、SSWFベース35の開口部35aの周囲に形成された複数(本実施の形態では3カ所)のネジ穴35bに螺合される。
また、図4Aに示すように、SSWFベース35の裏面側には、LPFスプリング36、LPFプロテクトシート37、LPF38、およびLPFパッキン39を挟んで、撮像センサー40が固定される。具体的には、撮像センサー40は、撮像面40aがLPFパッキン39を挟んでLPF38に対向するように、SSWFベース35に固定される。撮像センサー40を固定するための複数(本実施の形態では3本)のネジ106は、撮像センサー40に形成された複数(本実施の形態では3カ所)の孔部40b(図4B参照)を挿通し、SSWFベース35の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合される。
また、撮像センサー40の裏面側には、基板41が配される。基板41は、撮像センサー40に電気的に接続された各種電気部品が実装されている。また、基板41は、ネジ107を挿通可能な複数(本実施の形態では2カ所)の孔部41aが形成され、複数(本実施の形態では2本)のネジ107を、孔部41aを挿通させてSSWFベース35の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合させることにより、SSWFベース35に固定される。
以上により、撮像ユニット30が完成する。撮像ユニット30に入射した光は、フィルター33、LPF38を透過し、撮像センサー40の撮像面40aに到達する。撮像センサー40は、入射する光を電気信号に変換して出力する。
次に、上記のように構成された撮像システムの組立手順について説明する。図3A及び図3Bにおいて、まず、コンタクトピンユニット13をマウントフレーム14に固定する。具体的には、ネジ104を、孔部13cに挿通させてネジ穴14gに螺合させる。
次に、レンズマウント4を、レンズマウントスプリング12を挟んで、マウントフレーム14の表面14dに固定する。具体的には、ネジ101を、孔部4bに挿通させてネジ穴14bに螺合させる。この時、レンズロックピン15の突起部15aをレンズマウント4に形成された孔部4dに挿通させる。また、レンズロックピン15における突起部15aの裏面とレンズマウントスプリング12との間に、レンズロックピン15の変位方向とレンズマウントスプリング12の伸縮方向とが略一致するように、ロックピンスプリング16を配置する。
次に、マウントフレーム14をメインフレーム11に固定する。具体的には、レンズマウント4などが固定された突部14eを、メインフレーム11の開口部11aに挿通させて、マウントフレーム14の当接面14hをメインフレーム11の裏面11cに当接させる。次に、ネジ102を、孔部11bに挿通させてネジ穴14cに螺合させる。
次に、図3A及び図3Cにおいて、マウントフレーム14の裏面にシャッターユニット20を固定する。具体的には、シャッターユニット20を、その開口部21aとマウントフレーム14の開口部14aとを略一致させて、マウントフレーム14の裏面に当接させる。次に、ネジ103を、シャッターユニット20に形成された孔部20aに挿通させて、マウントフレーム14の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合させる。
次に、シャッターユニット20の裏面に撮像ユニット30を固定する。具体的には、ネジ108を、撮像ユニット30に形成された複数(本実施の形態では3カ所)の孔部35cに挿通させて、マウントフレーム14に形成された複数(本実施の形態では3カ所)のネジ穴(不図示)に螺合させる。この時、撮像ユニット30は、シャッターユニット20におけるシャッター制御部22に隣接した位置に配置される。
次に、撮像ユニット30の裏面に放熱板17を複数(本実施の形態では4本)のネジで固定する。
以上により、撮像システムが完成する。なお、上記の組立手順は一例であり、適宜順序を変えてもよい。例えば、本実施の形態では部品群P1を組み立ててから、マウントフレーム14に部品群P2を固定する組立手順としたが、マウントフレーム14に部品群P2を固定してから、部品群P1を固定する組立手順としてもよい。
図5は、レンズマウント4側から見た撮像システムの正面図である。図6は、図5におけるH−H部の断面図である。図7は、図5におけるV−V部の断面図である。なお、図5〜図7は、図3Aに示す撮像システムにさらに電子ビューファインダー(以下、EVFと称する)ユニット50を追加した状態を示している。図6及び図7におけるD1は、レンズマウント4の表面4gから撮像センサー40の撮像面40a(図6等参照)までの距離である。また、図7におけるD2は、レンズマウント4の表面4gからEVFユニット50の端部までの寸法である。このD2は、本実施形態においては、撮像システムの厚さ寸法でもある。また、図8及び図9は、図6及び図7に示す構成をそれぞれ簡略化して示した図である。
EVFユニット50は、1〜2インチ程度の液晶ディスプレイなどの表示素子が内蔵されている。液晶ディスプレイは、撮像ユニット30から出力される電気信号に基づいて生成された画像や、撮影可能枚数などの様々な情報を表示することができる。
図6に示すように、本実施の形態では、シャッター機構21の表面側には、レンズマウント4及びレンズマウントスプリング12などから構成されるマウントユニットが配されており、従来の一眼レフタイプのデジタルカメラのようにはミラーボックスを備えていない。また、シャッター制御部22は、撮像センサー40に対して撮像面40aの面方向に隣接した位置に配置されている。また、シャッター制御部22は、シャッター機構21よりも光軸方向の厚さが大きく、かつ前端がシャッター制御部22の前面と略一致するようにシャッター制御部22の側部に隣接して配置されている。換言すれば、撮像ユニット30を、シャッター制御部22の光軸方向の厚さの範囲内に配置した。したがって、レンズマウント4の表面4gから撮像面40aまでの距離D1を、従来の構成(シャッターユニットとレンズマウントとの間にミラーボックスを備えた構成)に比べて短くすることができ、図7に示すように撮像システムの厚さ寸法D2を小さくすることができる。
また、図7に示すように、EVFユニット50は、撮像ユニット30の上方に、前端をマウントフレーム14に近接させて配置されている。レンズマウント4の高さよりも撮像ユニット30の高さの方が小さいので、撮像ユニット30の上方の空間を有効利用してEVFユニット50を配置したものである。
また、シャッターユニット20のシャッター機構21の後方でかつ撮像ユニット30の下方に、カメラ固定用三脚のネジに螺合可能なネジ穴60aが配されている。ネジ穴60aは、メインフレーム11の下面に形成された円孔11dに固定されたネジ穴部材60に形成されている(図3B参照)。レンズマウント4の高さよりも撮像ユニット30の高さの方が小さいので、撮像ユニット30の下方の空間を有効利用してネジ穴部材60を配置したものである。
〔3.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、従来の一眼レフタイプのデジタルカメラで必要であったミラーボックスを無くすことにより、レンズマウント4の表面4gから撮像センサー40の撮像面40a(図6等参照)までの距離D1、及び撮像システムの光軸L方向の厚さ寸法D2(図7参照)を小さくすることができ、撮像装置を小型化することができる。また、部品点数を削減することができるので、コストダウンを図ることができるとともに、組立も容易に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、図6、図8(図6を簡略化した図)に示すように、シャッターユニット20におけるシャッター制御部22の少なくとも一部を、撮像ユニット30におけるレンズマウント4側端面(本実施の形態ではフィルター33のレンズマウント4側の面)を含む面と交わる位置に配置した。換言すれば、撮像ユニット30を、シャッター制御部22の光軸方向の厚さの範囲内に配置した。これにより、撮像システムの光軸方向の厚さを薄くすることができ、撮像装置を小型化することができる。さらに、本実施の形態では、シャッター制御部22に駆動力を与えるモータ23も、撮像ユニット30におけるレンズマウント4側端面(本実施の形態ではフィルター33のレンズマウント4側の面)を含む面と交わる位置に配置した。これにより、撮像システムの光軸方向の厚さを薄くすることができる。なお、本実施の形態の撮像ユニット30は、SSWFを備えているため、レンズマウント4側端面はフィルター33におけるレンズマウント4側の面となるが、SSWFを備えていない撮像ユニットの場合はレンズマウント側に最も突出した端面がレンズマウント側端面となる。
また、本実施の形態によれば、図7、図9(図7を簡略化した図)に示すように、ミラーボックスを無くすことで、ミラーボックスから光学式ファインダーへ光を導くための構造(焦点板やプリズムなど)を不要とすることができる。これにより、撮像システムの高さ寸法D3(図5、図7参照)を小さくすることができる。すなわち、撮像装置を小型化することができる。また、焦点板やプリズムなどが不要となるため、部品点数を削減することができ、コストダウンを図ることができるとともに、組立も容易に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、シャッターユニット20及び撮像ユニット30を取り付けるレンズマウント4及びメインフレーム11を設けた。これにより、レンズやシャッターユニット20等を支持するための強度をカメラボティ1に十分に確保することができる。
また、本実施の形態によれば、図7、図9に示すように、EVFユニット50を撮像ユニット30の上方に配置した。これにより、撮像ユニット30の上方の空間を有効利用することができ、例えば撮像ユニット30の後方にEVFユニット50を配置する場合よりも、カメラボディ1の前後長を短くすることができる。
また、本実施の形態によれば、三脚固定用ネジ穴60aを撮像ユニット30の下方に配置した。これにより、撮像ユニット30の下方の空間を有効利用することができる。また、三脚固定用ネジ穴60aをシャッターユニット20の後方に配置した。これにより、当該三脚固定用ネジ穴60aを、上下の高さが撮像ユニット30よりも大きなシャッターユニット20に邪魔されることなく、可能な限り後方に配置することができる。よって、例えば大型のレンズユニットをカメラボティ1に取り付けた場合でも、このレンズユニットの後端部と三脚の雲台との干渉が生じにくくなる。
なお、本実施の形態では、マウントフレーム14の裏面にシャッターユニット20を当接させて配置する構成としたが、例えばスペーサーを挟んでマウントフレーム14とシャッターユニット20との間に空隙を形成して対向配置する構成としてもよく、この場合においても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態における撮像センサー40およびそれを含む撮像ユニット30は、本発明における撮像手段の一例である。また、本実施の形態における少なくともレンズマウント4とメインフレーム11とマウントフレーム14とを含むマウントユニットは、本発明におけるマウント手段の一例である。また、本実施の形態におけるシャッターユニット20は、本発明におけるシャッター手段の一例である。また、本実施の形態におけるシャッター制御部22及び/またはモータ23は、本発明におけるシャッター制御部の一例である。
また、本実施の形態では、カメラボディ1のみを図示して説明し、カメラボディ1を本発明の撮像装置の一例として挙げて説明したが、本発明における撮像装置には、レンズユニットとカメラボディとの両方を有するものを含むものとする。
本発明の撮像装置は、一眼レフタイプのカメラに搭載されていたミラーボックスを備えない一眼タイプのカメラに有用である。
1 カメラボディ
4 レンズマウント
11 メインフレーム
20 シャッターユニット
21 シャッター機構
22 シャッター制御部
23 モータ
30 撮像ユニット
50 電子ビューファインダー
60a 三脚固定用ネジ穴
【書類名】明細書
【発明の名称】撮像装置
【技術分野】
【0001】
本発明は、一眼タイプの撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、コンパクトタイプのデジタルカメラよりも高画質な画像を撮影することができる一眼レフタイプのデジタルカメラが普及しつつある。
【0003】
特許文献1には、一眼レフタイプのデジタルカメラの構成が開示されている。特許文献1に開示された一眼レフカメラのカメラボディは、光軸上においてレンズマウント、ミラーボックス、シャッター装置、撮像センサーの順に配置されている。ミラーボックスは、撮影を行っていない時に、レンズを介して入射する光をプリズム及び光学ファインダー側へ導くための可動ミラーを備えている。そして、使用者によってレリーズボタンが押圧操作されることで、可動ミラーが回動して光軸上から退避し、レンズを介して入射する光が撮像センサーに入射する。撮像センサーは、入射する光を電気信号に変換して出力する。出力された電気信号は、信号処理回路に送られ画像信号が生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−72304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、一眼タイプのデジタルカメラにおいても、コンパクトカメラのように、いわゆるライブビュー機能に対する要求がある。
【0006】
【0007】
ライブビュー機能は、レンズを介して入射する光を撮像時以外も撮像センサーで受光して液晶ディスプレイに画像を表示させる機能である。上記のようなミラーボックスを有する一眼レフタイプのデジタルカメラにおいてライブビュー機能を実現すれば、光学式ファインダーを廃止することができ、光学式ファインダーを廃止すれば、レンズからの入射光を光学式ファインダーに導くためのミラーボックスを廃止することもできる。したがって、撮像装置を小型化することが可能となる。
【0008】
しかし、ミラーボックスを省くと、カメラボティの剛性が低下するので、レンズやシャッター装置を支持するための強度を如何に確保するかという課題が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、この課題に対処する。すなわち、本発明の撮像装置は、レンズユニットを装着可能なマウントユニットと、撮像素子を備え、マウントユニットに設けられる撮像ユニットとを備える。マウントユニットは、金属で形成されるメインフレームと、樹脂で形成され、当該メインフレームに設けられるマウントフレームと、当該マウントフレームに設けられるレンズマウントとを備える。メインフレームは、マウントフレームに固定されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、ミラーボックスを備えない構成に適用することができ、カメラボディの光軸方向の厚さ寸法を小さくすることができ、撮像装置を小型化することができる。また、金属製のマウントユニットに樹脂製のマウントフレームを取り付ける構成としたので、レンズを支持するための強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施の形態における交換レンズ型撮像装置の外観を示す斜視図
【図2】実施の形態における交換レンズ型撮像装置の外観を示す正面図
【図3A】撮像システムの分解斜視図
【図3B】マウントユニットの分解斜視図
【図3C】シャッターユニット、撮像ユニット、放熱板などの分解斜視図
【図4A】撮像ユニットの分解斜視図
【図4B】撮像ユニットの分解構成の一部を拡大した斜視図
【図4C】撮像ユニットの分解構成の一部を拡大した斜視図
【図5】撮像システムの正面図
【図6】図5におけるH−H部の断面図
【図7】図5におけるV−V部の断面図
【図8】図6を簡略化した図
【図9】図7を簡略化した図
【発明を実施するための形態】
【0012】
(実施の形態)
〔1.撮像装置の構成〕
図1は、本実施の形態の撮像装置の一例である一眼タイプのカメラボディの外観を示す斜視図である。図2は、図1に示すカメラボディの正面図である。
【0013】
図1及び図2に示すように、カメラボディ1の上面1aには、レリーズボタン2、モードダイヤル3などが配されている。レリーズボタン2を押圧操作することで被写体を撮影することができる。また、オートフォーカス機能を備えている撮像装置の場合は、レリーズボタン2の半押し操作を行うことで被写体に対して合焦をさせることができる。モードダイヤル3を回転操作することで、各種撮影モードを選択することができる。
【0014】
また、カメラボディ1の前面1b(上面1aに略直交する面で、被写体を撮影する際に被写体側に向く面)には、レンズマウント4、ロック解除ボタン5などが配されている。レンズマウント4は、略円形の開口部4aを備え、開口部4aの周囲にレンズユニット(不図示)を着脱することができる被係合部4fが形成されている。レンズユニットに形成された凸状の係合部(不図示)をレンズマウント4に形成された凹状の被係合部4f(後述)に係合させることで、レンズユニットをカメラボディ1のレンズマウント4に装着することができる。
【0015】
また、前面1bの裏側である背面1cには、撮像センサー(後述)で撮像されている画像などを表示することができる液晶モニタ(不図示)や、メニュー画面の操作などを行うことができるカーソルボタンなどの各種操作部が配されている。
【0016】
特に、本実施の形態のカメラボディ1は、従来の一眼レフタイプのカメラに必須であったミラーボックスを備えていない。そのため、シャッターユニット(後述)が開放状態の時は、開口部4aの奥に配された撮像センサーがレンズマウント4側から目視可能である。なお、シャッターユニットは、レンズマウント4側から見て撮像センサーの手前に配されている。シャッターユニットとしては、少なくとも、撮影時に開閉し、撮影準備動作中は開放状態を維持するノーマリーオープンタイプのものを採用している。撮影準備動作中とは、ユーザの被写体観察等のために撮像装置がライブビュー機能を提供する動作を行っているときなどが考えられる。ライブビュー機能とは、レンズを介して入射する光を撮影時以外も撮像センサーで受光して液晶ディスプレイに画像を表示させる機能である。ライブビュー機能を実行している間、シャッターは開放状態に維持する必要がある。非通電時に閉状態となるノーマリクローズタイプのシャッターを用いた場合、ライブビュー機能の実行中は常にシャッターを開放状態に維持しつづけなければならず、そのための電力が必要となる。ここで本実施の形態で用いているノーマリーオープンタイプのシャッターは、通常、非通電時には開放状態が維持される構造となっている。従って、ノーマリーオープンタイプのシャッターを用いることで、シャッター開放時の電力が不要となりライブビュー機能実行中の消費電力を抑えることができる。本実施の形態のカメラボディ1は光学ファインダーを備えないので、撮像センサーで撮像されている画像を液晶モニタなどに表示することで構図を決定可能とするためである。
【0017】
〔2.撮像システムの構成〕
図1及び図2に示す撮像装置には、撮像システムが内蔵されている。撮像システムは、主にマウントユニット、シャッターユニット、撮像ユニットから構成されている。以下、撮像システムの構成について説明する。
【0018】
図3Aは、撮像システムの分解斜視図である。図3Bは、図3Aにおける部品群P1の拡大斜視図である。図3Cは、図3Aにおける部品群P2の拡大斜視図である。部品群P1は、マウントユニットを構成している部品群である。部品群P2は、シャッターユニット20、撮像ユニット30、放熱板17を含む。
【0019】
図3Aに示すように、撮像システムは、光軸L方向の前面1b(図1等参照)側から光軸Lに沿って、レンズマウント4、レンズマウントスプリング12、コンタクトピンユニット13、メインフレーム11、マウントフレーム14、シャッターユニット20、撮像ユニット30、放熱板17の順に配されている。このような部品の配置順は一例である。なお、本実施の形態の説明では、撮像システムに含まれる部品において、矢印Xに示す方向を向く面を「表面」と定義し、矢印Yに示す方向を向く面を「裏面」と定義する。以下、各部品の構成について説明する。
【0020】
図3Bに示すように、メインフレーム11は、ステンレスなどの金属で形成され、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部11aが形成されている。また、メインフレーム11は、開口部11aの周囲に、複数(本実施の形態では4本)のネジ102を挿通可能な孔部11bが形成されている。
【0021】
レンズマウント4は、ステンレスなどの金属で形成され、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部4aが形成されている。また、レンズマウント4は、ネジ101を挿通可能な複数(本実施の形態では4カ所)の孔部4bが形成されている。また、レンズマウント4は、レンズロックピン15(後述)の突起部15aが挿通配置される孔部4dが形成されている。また、レンズマウント4は、使用者がレンズユニットをカメラボディ1に装着する際に、レンズユニットとレンズマウント4との位置(光軸Lを中心とした回転方向の相対位置)を合わせるために用いるマーク4eが形成されている。
【0022】
レンズマウントスプリング12は、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部12aが形成されている。また、レンズマウントスプリング12は、外周縁部近傍に複数(本実施の形態では3カ所)のバネ部12bが形成されている。バネ部12bは、光軸L方向に弾性変形可能である。レンズマウントスプリング12は、表面12cがレンズマウント4の裏面4cに当接している。バネ部12bとマウントフレーム14の表面14dとの間には僅かな空隙が存在する。バネ部12bは、カメラボディ1に装着されたレンズユニットの係合部に弾性変形を伴いながら当接している。これにより、カメラボディ1とレンズユニットとの間のガタツキを低減させることができる。
【0023】
コンタクトピンユニット13は、樹脂製のフレーム13aと、複数(本実施の形態では11本)のコンタクトピン13bとを備える。コンタクトピン13bは、フレーム13a表面から光軸L方向におけるレンズマウント4側に突出して配されている。また、コンタクトピン13bは、レンズユニットをレンズマウント4に装着した際に、レンズユニットに備わるコネクタに機械的および電気的に結合する。これにより、カメラボディ1内に配されたカメラマイコンとレンズユニット内に配されたレンズマイコンとは、互いに情報通信を行うことができる。また、コンタクトピンユニット13は、ネジ104を挿通可能な複数(本実施の形態では2カ所)の孔部13cが形成されている。
【0024】
マウントフレーム14は、樹脂で形成され、略中央に、光を撮像センサーへ導くための開口部14aが形成されている。また、マウントフレーム14は、開口部14aの周囲に略円筒形状の突部14eが形成されている。突部14eは、その表面14dに、ネジ101を螺合可能な複数(本実施の形態では4カ所)のネジ穴14bが形成されている。また、突部14eは、メインフレーム11の開口部11aに挿通可能な外径を有する。また、マウントフレーム14は、突部14eの周囲に複数(本実施の形態では4カ所)のネジ穴14cが形成されている。また、マウントフレーム14は、開口部14aの近傍に複数(本実施の形態では2カ所)のネジ穴14gが形成されている。ネジ穴14gは、ネジ104が螺合される。
【0025】
レンズロックピン15は、一方の端部に突起部15aが形成され、他方の端部に押圧部15bが形成されている。突起部15aは、レンズマウント4に形成された孔部4dに挿通配置される。また、突起部15aは、レンズユニットがレンズマウント4における正規の位置に装着されている時に、レンズユニットに形成された凹部(不図示)に嵌合可能である。このように突起部15aをレンズユニットに形成された凹部に嵌合させることにより、レンズユニットをレンズマウント4に装着した際、光軸Lを中心とした回転方向の位置決めを行うことができる。押圧部15bは、カメラボディ1の前面1bに配されたロック解除ボタン5の後方に配され、使用者によりロック解除ボタン5の表面側が押圧操作されることで、ロック解除ボタン5により図3Aの矢印Yに示す方向に押圧される。レンズロックピン15の突起部15aが配された面の裏面側にはロックピンスプリング16が配されている。このロックピンスプリング16によりレンズロックピン15は常に図3Aの矢印Xに示す方向に付勢されている。レンズロックピン15は、ロック解除ボタン5が押圧操作されることにより、ロックピンスプリング16の付勢力に抗して図3Aの矢印Yに示す方向へ変位する。ロック解除ボタン5を図3Aの矢印Yに示す方向に押圧すると、突起部15aがレンズユニットに形成された凹部から離脱することで、レンズユニットを光軸Lを中心として回転させることができる状態になり、レンズユニットをレンズマウント4から取り外すことができる。
【0026】
図3Cに示すように、シャッターユニット20は、シャッター機構21、シャッター制御部22、及びモータ23を備えている。シャッター機構21は、外部から入射する光を撮像ユニット30内の撮像センサー(後述)へ導くための略四角形の開口部21aが形成されている。また、シャッター機構21は、開口部21aを通る光を遮断可能な板状の先幕21b及び後幕21cを備えている。なお、説明の便宜上、図3Cにおいては先幕21bが開口部21aの下方の収納部に収納され、後幕21cが開口部21aの上方の収納部に収納されている状態を図示している。先幕21b及び後幕21cは、矢印AおよびBに示す方向に移動可能に配されている。シャッター制御部22は、プランジャー機構を内蔵し、先幕21b及び後幕21cを退避状態(図3Cに示すように先幕21bが開口部21aの下方の収納部に、後幕21cが開口部21aの上方の収納部にそれぞれ収納され、開口部21aから退避した状態)で保持させることができる。また、シャッター制御部22は、先幕21b及び後幕21cを移動させる駆動機構を内蔵している。モータ23は、先幕21b及び後幕21cを開口部21aの上方の収納部内へ移動させる駆動力をシャッター制御部22に与える。また、シャッターユニット20は、ネジ103を挿通可能な複数(本実施の形態では3カ所)の孔部20aが形成されている。
【0027】
ここで、シャッターユニット20の基本的な動作を説明する。撮像センサーにレンズユニットを介した光を入射させて、液晶モニタに画像を表示させている状態(所謂モニタ状態)の時は、先幕21bは、シャッター制御部22により開口部21aの下方の収納部に収納され、後幕21cは、シャッター制御部22により開口部21aの上方の収納部に収納された位置にチャージされている(退避状態)。
【0028】
そして、レリーズボタン2(図1等参照)が押圧操作されると、先幕21bは、モータ23から与えられる駆動力により矢印Aに示す方向へ移動し、開口部21aを遮光する状態になる。次に、シャッター制御部22により、先幕21b及び後幕21cのチャージが段階的に解除される。具体的には、まず先幕21bが開口部21aを遮光している位置から矢印Bに示す方向へ移動し、所定時間経過後に後幕21cが開口部21aの上方の収納部から矢印Bに示す方向へ移動する。これにより、先幕21bは、開口部21aの下方の収納部に収納された状態になり、後幕21cは、開口部21aを遮光する状態になる。この時、先幕21bが開口部21aから退避した後、後幕21cが開口部21bを遮光するまでの間に撮像センサー40(後述)に入射する光に基づき、画像信号が生成される。この時に生成される画像信号が、使用者によるレリーズ操作に基づき得られる画像信号となる。
【0029】
その後、後幕21cは、モータ23からシャッター制御部22に与えられる駆動力により矢印Aに示す方向へ移動し、再び開口部21aの上方の収納部内へ収納され、シャッター制御部22によりチャージされる。先幕21bは、開口部21aの下方の収納部に収納されたままである。したがって、シャッターユニット20は、レンズユニットを介して入射する光が撮像ユニット30内の撮像センサー40(後述)に入射するモニタ状態となる。
【0030】
放熱板17は、撮像ユニット30の裏面側に配され、撮像ユニット30で発生した熱を吸収し、放熱することができる。
【0031】
撮像ユニット30は、シャッターユニット20の裏面側に配され、シャッターユニット20を介した光を電気信号に変換して出力することができる。また、撮像ユニット30は、超音波振動を発生させて撮像ユニット30に付着した埃などの異物を除去することができる塵埃除去フィルターを備えている。本実施の形態では、塵埃除去フィルターの一例としてSSWF(Supersonic Wave Filter)を備えている。本実施の形態のカメラボディ1は、図1及び図2に示すようにレンズユニットが装着されていない状態では、レンズマウント4の開口部4aが開口しており、内部に埃などの異物が侵入する可能性がある。また、前述したようにシャッターユニット20がノーマリーオープンタイプであり、撮像ユニット30がレンズマウント4側から目視可能な状態となるため、撮像ユニット30に異物が付着する可能性がさらに高くなる。撮像ユニット30に異物が付着すると異物が画像に写り込むなどの問題が生じる。そこで、一眼レフタイプのデジタルカメラや本実施の形態のような一眼タイプのデジタルカメラでは、SSWFを備えて、SSWFを振動させることで、撮像センサー30に付着した異物を振り落とす構成がとられている。
【0032】
図4Aは、撮像ユニット30の分解斜視図である。また、図4Bは、図4Aにおける部品群P3の拡大斜視図である。図4Cは、図4Aにおける部品群P4の拡大斜視図である。部品群P3は、SSWFを構成している部品群である。部品群P4は、主にローパスフィルター(以下、LPFと称する)、撮像ユニットを含む部品群である。
【0033】
図4Aに示すように、撮像ユニット30は、光軸L方向においてSSWFスプリング31、SSWFスプリングホルダー32、フィルター33、SSWFラバー34、SSWFベース35、LPFスプリング36、LPFプロテクトシート37、LPF38、LPFパッキン39、撮像センサー40、基板41の順に配された複数の部材を含んで構成される。フィルター33は、透明の円盤状の部材であり、縁部近傍に圧電素子33aを備える。圧電素子33aは、電圧が印加されることで、フィルター33に振動を発生させることができる。フィルター33は、SSWFラバー34とともにSSWFベース35に保持されている。フィルター33、SSWFラバー34は、ネジ105でSSWFベース35に固定されたSSWFスプリング31及びSSWFスプリングホルダー32によりSSWFベース35に保持されている。なお、ネジ105は、図4Bに示すように、SSWFベース35の開口部35aの周囲に形成された複数(本実施の形態では3カ所)のネジ穴35bに螺合される。
【0034】
また、図4Aに示すように、SSWFベース35の裏面側には、LPFスプリング36、LPFプロテクトシート37、LPF38、およびLPFパッキン39を挟んで、撮像センサー40が固定される。具体的には、撮像センサー40は、撮像面40aがLPFパッキン39を挟んでLPF38に対向するように、SSWFベース35に固定される。撮像センサー40を固定するための複数(本実施の形態では3本)のネジ106は、撮像センサー40に形成された複数(本実施の形態では3カ所)の孔部40b(図4B参照)を挿通し、SSWFベース35の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合される。
【0035】
また、撮像センサー40の裏面側には、基板41が配される。基板41は、撮像センサー40に電気的に接続された各種電気部品が実装されている。また、基板41は、ネジ107を挿通可能な複数(本実施の形態では2カ所)の孔部41aが形成され、複数(本実施の形態では2本)のネジ107を、孔部41aを挿通させてSSWFベース35の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合させることにより、SSWFベース35に固定される。
【0036】
以上により、撮像ユニット30が完成する。撮像ユニット30に入射した光は、フィルター33、LPF38を透過し、撮像センサー40の撮像面40aに到達する。撮像センサー40は、入射する光を電気信号に変換して出力する。
【0037】
次に、上記のように構成された撮像システムの組立手順について説明する。図3A及び図3Bにおいて、まず、コンタクトピンユニット13をマウントフレーム14に固定する。具体的には、ネジ104を、孔部13cに挿通させてネジ穴14gに螺合させる。
【0038】
次に、レンズマウント4を、レンズマウントスプリング12を挟んで、マウントフレーム14の表面14dに固定する。具体的には、ネジ101を、孔部4bに挿通させてネジ穴14bに螺合させる。この時、レンズロックピン15の突起部15aをレンズマウント4に形成された孔部4dに挿通させる。また、レンズロックピン15における突起部15aの裏面とレンズマウントスプリング12との間に、レンズロックピン15の変位方向とレンズマウントスプリング12の伸縮方向とが略一致するように、ロックピンスプリング16を配置する。
【0039】
次に、マウントフレーム14をメインフレーム11に固定する。具体的には、レンズマウント4などが固定された突部14eを、メインフレーム11の開口部11aに挿通させて、マウントフレーム14の当接面14hをメインフレーム11の裏面11cに当接させる。次に、ネジ102を、孔部11bに挿通させてネジ穴14cに螺合させる。
【0040】
次に、図3A及び図3Cにおいて、マウントフレーム14の裏面にシャッターユニット20を固定する。具体的には、シャッターユニット20を、その開口部21aとマウントフレーム14の開口部14aとを略一致させて、マウントフレーム14の裏面に当接させる。次に、ネジ103を、シャッターユニット20に形成された孔部20aに挿通させて、マウントフレーム14の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合させる。
【0041】
次に、シャッターユニット20の裏面に撮像ユニット30を固定する。具体的には、ネジ108を、撮像ユニット30に形成された複数(本実施の形態では3カ所)の孔部35cに挿通させて、マウントフレーム14に形成された複数(本実施の形態では3カ所)のネジ穴(不図示)に螺合させる。この時、撮像ユニット30は、シャッターユニット20におけるシャッター制御部22に隣接した位置に配置される。
【0042】
次に、撮像ユニット30の裏面に放熱板17を複数(本実施の形態では4本)のネジで固定する。
【0043】
以上により、撮像システムが完成する。なお、上記の組立手順は一例であり、適宜順序を変えてもよい。例えば、本実施の形態では部品群P1を組み立ててから、マウントフレーム14に部品群P2を固定する組立手順としたが、マウントフレーム14に部品群P2を固定してから、部品群P1を固定する組立手順としてもよい。
【0044】
図5は、レンズマウント4側から見た撮像システムの正面図である。図6は、図5におけるH−H部の断面図である。図7は、図5におけるV−V部の断面図である。なお、図5〜図7は、図3Aに示す撮像システムにさらに電子ビューファインダー(以下、EVFと称する)ユニット50を追加した状態を示している。図6及び図7におけるD1は、レンズマウント4の表面4gから撮像センサー40の撮像面40a(図6等参照)までの距離である。また、図7におけるD2は、レンズマウント4の表面4gからEVFユニット50の端部までの寸法である。このD2は、本実施形態においては、撮像システムの厚さ寸法でもある。また、図8及び図9は、図6及び図7に示す構成をそれぞれ簡略化して示した図である。
【0045】
EVFユニット50は、1〜2インチ程度の液晶ディスプレイなどの表示素子が内蔵されている。液晶ディスプレイは、撮像ユニット30から出力される電気信号に基づいて生成された画像や、撮影可能枚数などの様々な情報を表示することができる。
【0046】
図6に示すように、本実施の形態では、シャッター機構21の表面側には、レンズマウント4及びレンズマウントスプリング12などから構成されるマウントユニットが配されており、従来の一眼レフタイプのデジタルカメラのようにはミラーボックスを備えていない。また、シャッター制御部22は、撮像センサー40に対して撮像面40aの面方向に隣接した位置に配置されている。また、シャッター制御部22は、シャッター機構21よりも光軸方向の厚さが大きく、かつ前端がシャッター制御部22の前面と略一致するようにシャッター制御部22の側部に隣接して配置されている。換言すれば、撮像ユニット30を、シャッター制御部22の光軸方向の厚さの範囲内に配置した。したがって、レンズマウント4の表面4gから撮像面40aまでの距離D1を、従来の構成(シャッターユニットとレンズマウントとの間にミラーボックスを備えた構成)に比べて短くすることができ、図7に示すように撮像システムの厚さ寸法D2を小さくすることができる。
【0047】
また、図7に示すように、EVFユニット50は、撮像ユニット30の上方に、前端をマウントフレーム14に近接させて配置されている。レンズマウント4の高さよりも撮像ユニット30の高さの方が小さいので、撮像ユニット30の上方の空間を有効利用してEVFユニット50を配置したものである。
【0048】
また、シャッターユニット20のシャッター機構21の後方でかつ撮像ユニット30の下方に、カメラ固定用三脚のネジに螺合可能なネジ穴60aが配されている。ネジ穴60aは、メインフレーム11の下面に形成された円孔11dに固定されたネジ穴部材60に形成されている(図3B参照)。レンズマウント4の高さよりも撮像ユニット30の高さの方が小さいので、撮像ユニット30の下方の空間を有効利用してネジ穴部材60を配置したものである。
【0049】
〔3.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、従来の一眼レフタイプのデジタルカメラで必要であったミラーボックスを無くすことにより、レンズマウント4の表面4gから撮像センサー40の撮像面40a(図6等参照)までの距離D1、及び撮像システムの光軸L方向の厚さ寸法D2(図7参照)を小さくすることができ、撮像装置を小型化することができる。また、部品点数を削減することができるので、コストダウンを図ることができるとともに、組立も容易に行うことができる。
【0050】
また、本実施の形態によれば、図6、図8(図6を簡略化した図)に示すように、シャッターユニット20におけるシャッター制御部22の少なくとも一部を、撮像ユニット30におけるレンズマウント4側端面(本実施の形態ではフィルター33のレンズマウント4側の面)を含む面と交わる位置に配置した。換言すれば、撮像ユニット30を、シャッター制御部22の光軸方向の厚さの範囲内に配置した。これにより、撮像システムの光軸方向の厚さを薄くすることができ、撮像装置を小型化することができる。さらに、本実施の形態では、シャッター制御部22に駆動力を与えるモータ23も、撮像ユニット30におけるレンズマウント4側端面(本実施の形態ではフィルター33のレンズマウント4側の面)を含む面と交わる位置に配置した。これにより、撮像システムの光軸方向の厚さを薄くすることができる。なお、本実施の形態の撮像ユニット30は、SSWFを備えているため、レンズマウント4側端面はフィルター33におけるレンズマウント4側の面となるが、SSWFを備えていない撮像ユニットの場合はレンズマウント側に最も突出した端面がレンズマウント側端面となる。
【0051】
また、本実施の形態によれば、図7、図9(図7を簡略化した図)に示すように、ミラーボックスを無くすことで、ミラーボックスから光学式ファインダーへ光を導くための構造(焦点板やプリズムなど)を不要とすることができる。これにより、撮像システムの高さ寸法D3(図5、図7参照)を小さくすることができる。すなわち、撮像装置を小型化することができる。また、焦点板やプリズムなどが不要となるため、部品点数を削減することができ、コストダウンを図ることができるとともに、組立も容易に行うことができる。
【0052】
また、本実施の形態によれば、シャッターユニット20及び撮像ユニット30を取り付けるレンズマウント4及びメインフレーム11を設けた。これにより、レンズやシャッターユニット20等を支持するための強度をカメラボティ1に十分に確保することができる。
【0053】
また、本実施の形態によれば、図7、図9に示すように、EVFユニット50を撮像ユニット30の上方に配置した。これにより、撮像ユニット30の上方の空間を有効利用することができ、例えば撮像ユニット30の後方にEVFユニット50を配置する場合よりも、カメラボディ1の前後長を短くすることができる。
【0054】
また、本実施の形態によれば、三脚固定用ネジ穴60aを撮像ユニット30の下方に配置した。これにより、撮像ユニット30の下方の空間を有効利用することができる。また、三脚固定用ネジ穴60aをシャッターユニット20の後方に配置した。これにより、当該三脚固定用ネジ穴60aを、上下の高さが撮像ユニット30よりも大きなシャッターユニット20に邪魔されることなく、可能な限り後方に配置することができる。よって、例えば大型のレンズユニットをカメラボティ1に取り付けた場合でも、このレンズユニットの後端部と三脚の雲台との干渉が生じにくくなる。
【0055】
なお、本実施の形態では、マウントフレーム14の裏面にシャッターユニット20を当接させて配置する構成としたが、例えばスペーサーを挟んでマウントフレーム14とシャッターユニット20との間に空隙を形成して対向配置する構成としてもよく、この場合においても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0056】
また、本実施の形態における撮像センサー40およびそれを含む撮像ユニット30は、本発明における撮像手段の一例である。また、本実施の形態における少なくともレンズマウント4とメインフレーム11とマウントフレーム14とを含むマウントユニットは、本発明におけるマウント手段の一例である。また、本実施の形態におけるシャッターユニット20は、本発明におけるシャッター手段の一例である。また、本実施の形態におけるシャッター制御部22及び/またはモータ23は、本発明におけるシャッター制御部の一例である。
【0057】
また、本実施の形態では、カメラボディ1のみを図示して説明し、カメラボディ1を本発明の撮像装置の一例として挙げて説明したが、本発明における撮像装置には、レンズユニットとカメラボディとの両方を有するものを含むものとする。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本発明の撮像装置は、一眼レフタイプのカメラに搭載されていたミラーボックスを備えない一眼タイプのカメラに有用である。
【符号の説明】
【0059】
1 カメラボディ
4 レンズマウント
11 メインフレーム
20 シャッターユニット
21 シャッター機構
22 シャッター制御部
23 モータ
30 撮像ユニット
50 電子ビューファインダー
60a 三脚固定用ネジ穴
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、この課題に対処する。すなわち、本発明の撮像装置は、レンズユニットを装着可能なマウントユニットと、撮像素子を備え、マウントユニットに設けられる撮像ユニットとを備える。マウントユニットは、金属で形成されるメインフレームと、樹脂で形成され、少なくとも一部分がメインフレームと撮像ユニットとの間に設けられるマウントフレームとを備える。撮像ユニットとマウントユニットとの間にミラーボックスがない
図6に示すように、本実施の形態では、シャッター機構21の表面側には、レンズマウント4及びレンズマウントスプリング12などから構成されるマウントユニットが配されており、従来の一眼レフタイプのデジタルカメラのようにはミラーボックスを備えていない。また、シャッター制御部22は、撮像センサー40に対して撮像面40aの面方向に隣接した位置に配置されている。また、シャッター制御部22は、シャッター機構21よりも光軸方向の厚さが大きく、かつ前端がシャッター機構21の前面と略一致するようにシャッター機構21の側部に隣接して配置されている。換言すれば、撮像ユニット30を、シャッター制御部22の光軸方向の厚さの範囲内に配置した。したがって、レンズマウント4の表面4gから撮像面40aまでの距離D1を、従来の構成(シャッターユニットとレンズマウントとの間にミラーボックスを備えた構成)に比べて短くすることができ、図7に示すように撮像システムの厚さ寸法D2を小さくすることができる。

Claims (5)

  1. レンズユニットを着脱可能なマウント手段と、
    画像信号を生成する撮像手段と、
    前記マウント手段と前記撮像手段との間に配され、前記撮像手段に入射する光を制限可能なノーマリーオープン方式のシャッター手段とを備え、
    前記マウント手段は、前記シャッター手段及び前記撮像手段を取り付けるフレームを備える、撮像装置。
  2. 前記シャッター手段は、入射光の光軸に直交する方向に移動可能な遮光部材と、前記遮光部材の移動を制御するシャッター制御部とを備え、
    前記遮光部材は、前記マウント手段の前記フレームに当接しまたは空隙を挟んで対向して配され、
    前記シャッター制御部は、前記遮光部材よりも光軸方向の厚さが大きく、かつ前端が遮光部材の前面と略一致するように前記遮光部材及び前記撮像手段の側方に隣接して配置され、
    前記撮像手段は、前記シャッター制御部の光軸方向の厚さの範囲内に配されている、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段の上方に、ファインダー手段を備える、請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記シャッター手段の後方かつ前記撮像手段の下方に、三脚固定用ネジ穴を備える、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像手段は、少なくとも塵埃除去フィルターと撮像センサーとを備える、請求項1から4のうちいずれか一項に記載の撮像装置。
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