JP2010107747A - 撮像装置 - Google Patents

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幸司 安田
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Abstract

【課題】部品点数を削減してコストダウンを図ることができるとともに、EVFと外装ケースとの相対的な位置ズレを防止することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】EVFユニット50をマウントフレーム14に対して変位(フローティング)可能に保持したことにより、撮像システム60に背面ケース70を組み付ける際にEVFユニット50の位置を変位させることができるため、撮像システム60を形成している各部品や背面ケースの取付精度や加工精度にバラツキが生じていたとしても、EVFユニット50を背面ケース70の開口部71の正規の位置へガイドして配置することができる。したがって、EVFユニット50と開口部71との間に隙間が生じないため、デジタルカメラの品格を向上させることができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、ビューファインダーを備えた撮像装置に関する。
近年のデジタルカメラは、撮像素子で撮像されている画像を表示することができる大型の液晶モニタ(以下LCDと称する)とともに、使用者が覗き込むことで画像を視認することができる電子ビューファインダー(以下EVFと称する)を備えているものがある。EVFは、略直方体のケース内に1〜2インチ程度の小型の液晶モニタを備えて構成され、LCDに表示される画像と同様の画像を表示させることができる。EVFを備えることで、晴天時の屋外撮影などのようにLCDの表示が見にくい撮影環境において、良好に画像を視認することができる。特許文献1には、EVFを備えたデジタルカメラの構成が開示されている。
特開2005−26887号公報
しかしながら、デジタルカメラに備わるEVFは、そのケースの底面の四隅近傍をデジタルカメラ内のフレームやミラーボックス(一眼レフタイプのデジタルカメラの場合)にネジで固定する構成をとっていたため、部品点数が増え、コストアップにつながっていた。
また、EVFは、フレームやミラーボックスにネジで固定された後、デジタルカメラの外装ケースに形成された開口部に挿入配置される。この時、デジタルカメラ内の各部品や外装ケースの取付精度や加工精度にバラツキがあると、EVFと外装ケースとの間に相対的な位置ズレが生じる。すると、EVFを外装ケースの開口部に挿入することができなかったり、EVFと開口部との間に隙間ができてしまい品格を低下させてしまうなどの問題が生じていた。
本発明は、部品点数を削減してコストダウンを図ることができるとともに、EVFと外装ケースとの相対的な位置ズレを防止することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、ビューファインダーユニットと、前記ビューファインダーユニットと構造体を内包するケースとを備え、前記ビューファインダーユニットは、前記構造体に対して変位可能に保持され、前記ケースが取り付けられたときに前記ケースに形成された開口部に保持されるものである。
本発明によれば、部品点数を削減してコストダウンを図ることができるとともに、EVFと外装ケースとの相対的な位置ズレを防止することができる。
本発明の撮像装置は、上記構成を基本として以下のような態様をとることができる。すなわち、本発明の撮像装置において、前記構造体は、前記ビューファインダーユニットを保持する部位に突起部を備え、前記ビューファインダーユニットは、前記突起部の外径よりも大きな内径を有する孔部を備え、前記突起部を前記孔部に嵌合させた状態において、前記構造体に対して変位可能に保持されている構成とすることができる。このような構成とすることで、撮像システムを構成している部品の取付精度や加工精度にバラツキが生じていたとしても、ビューファインダーユニットを変位させることで、ビューファインダーユニットを正規の位置に取り付けることができる。
本発明の撮像装置において、前記構造体は、前記ビューファインダーユニットを保持する部位に突起部を備え、前記ビューファインダーユニットは、前記突起部の外径よりも大きな内径を有し、前記突起部の突出方向の長さ寸法よりも浅い孔部を備え、前記突起部を前記孔部に嵌合させた状態において、前記突起部の突出方向に変位可能に保持されている構成とすることができる。このような構成とすることで、撮像システムを構成している部品の取付精度や加工精度にバラツキが生じていたとしても、ビューファインダーユニットを変位させることで、ビューファインダーユニットを正規の位置に取り付けることができる。
本発明の撮像装置において、前記ビューファインダーユニットは、前記撮像素子で生成された画像信号に基づく画像を表示可能な表示手段を備えた構成とすることができる。
本発明の撮像装置において、前記ケースは、前記開口部内における互いに対向する内面の少なくとも一方にリブを備え、前記ビューファインダーユニットは、前記リブを保持する保持部を備え、前記リブに当接することにより第1の方向の位置が規制され、前記保持部で前記リブを保持することにより、前記第1の方向に略直交する第2の方向の位置が規制される構成とすることができる。このような構成とすることで、ビューファインダーユニットを撮像システムに固定する部品の点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
本発明の撮像装置において、前記ケースは、前記開口部内における互いに対向する内面の少なくとも一方に保持部を備え、前記ビューファインダーユニットは、前記保持部に保持されるリブを備え、前記リブが前記ケースの前記内面に当接することにより、第1の方向の位置が規制され、前記保持部で前記リブを保持することにより、前記第1の方向に略直交する第2の方向の位置が規制される構成とすることができる。このような構成とすることで、ビューファインダーユニットを撮像システムに固定する部品の点数を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
(実施の形態)
〔1.撮像装置の構成〕
図1は、本実施の形態の撮像装置の一例である一眼タイプのカメラボディの外観を示す斜視図である。図2は、図1に示すカメラボディの正面図である。図3は、図1に示すカメラボディの背面図である。
なお、本実施の形態では、ミラーボックスを備えず、電子ビューファインダー(EVF)と液晶モニタ(LCD)とを備えた一眼タイプのデジタルカメラを一例として挙げて説明している。
図1及び図2に示すように、カメラボディ1の上面1aには、レリーズボタン2、モードダイヤル3などが配されている。レリーズボタン2は、押圧操作することで被写体を撮影する操作を行うことができたり、オートフォーカス機能を備えている撮像装置の場合は半押し操作をすることでフォーカスレンズを光軸方向へ移動させて被写体に対して合焦させる操作を行うことができる。モードダイヤル3は、回転操作を行うことができ、回転操作を行うことで各種撮影モードなどを選択することができる。
また、カメラボディ1の前面1b(上面1aに略直交する面で、被写体を撮影する際に被写体側に向く面)には、レンズマウント4などが配されている。レンズマウント4は、略円形の開口部4aを備えている。また、レンズマウント4は、レンズユニットを着脱することができる。
また、図3に示すように、前面1bの裏側である背面1cには、撮像センサー(後述)で撮像されている画像などを表示することができる液晶モニタ5及びEVF6と、メニュー画面の操作などを行うことができるカーソルボタン7などの各種操作部などが配されている。EVF6は、略直方体のケース内に1〜2インチ程度の液晶モニタと視度調整用レンズなどが内蔵されて構成されている。
〔2.撮像システムの構成〕
図1〜図3に示す撮像装置には、撮像システムが内蔵されている。撮像システムは、主にマウントユニット、シャッターユニット、撮像ユニットから構成されている。以下、撮像システムの構成について説明する。
図4Aは、撮像システムの分解斜視図である。図4Bは、図4Aにおける部品群P1の拡大斜視図である。図4Cは、図4Aにおける部品群P2の拡大斜視図である。部品群P1は、マウントユニットを構成している部品群である。部品群P2は、主にシャッターユニット20、撮像ユニット30、放熱板17を含む。
図4Aに示すように、撮像システムは、光軸L方向の前面1b(図1等参照)側から光軸Lに沿って、レンズマウント4、レンズマウントスプリング12、コンタクトピンユニット13、メインフレーム11、マウントフレーム14、シャッターユニット20、撮像ユニット30、放熱板17の順に配されている。このような部品の配置順は一例である。なお、本実施の形態の説明では、撮像システムに含まれる部品において、矢印Xに示す方向を向く面を「表面」と定義し、矢印Yに示す方向を向く面を「裏面」と定義する。以下、各部品の構成について説明する。
図4Bに示すように、メインフレーム11は、ステンレスなどの金属で形成され、略中央に光を撮像センサーへ導くための開口部11aが形成されている。また、メインフレーム11は、開口部11aの周囲に複数(本実施の形態では4本)のネジ102を挿通可能な孔部11bが形成されている。
レンズマウント4は、ステンレスなどの金属で形成され、略中央に光を撮像センサーへ導くための開口部4aが形成されている。また、レンズマウント4は、ネジ101を挿通可能な複数(本実施の形態では4カ所)の孔部4bが形成されている。また、レンズマウント4は、レンズロックピン15(後述)の突起部15aが挿通配置される孔部4dが形成されている。また、レンズマウント4は、使用者がレンズユニットをカメラボディ1に装着する際に、レンズユニットとレンズマウント4との位置(光軸Lを中心とした回転方向の相対位置)を合わせるために用いるマーク4eが形成されている。
レンズマウントスプリング12は、略中央に光を撮像センサーへ導くための開口部12aが形成されている。また、レンズマウントスプリング12は、外周縁部近傍に複数(本実施の形態では3カ所)のバネ部12bが形成されている。バネ部12bは、光軸L方向に弾性変形可能である。レンズマウントスプリング12は、表面12cがレンズマウント4の裏面4cに当接し、バネ部12bとマウントフレーム14の表面14dとの間には僅かな空隙を有する。バネ部12bは、カメラボディ1に装着されたレンズユニットの係合部に弾性変形を伴いながら当接する。これにより、カメラボディ1とレンズユニットとの間のガタツキを低減させることができる。
コンタクトピンユニット13は、樹脂製のフレーム13aに、複数(本実施の形態では11本)のコンタクトピン13bを備えた構成となっている。コンタクトピン13bは、光軸L方向におけるレンズマウント4側に突出して配されている。また、コンタクトピン13bは、レンズユニットをレンズマウント4に装着した際に、レンズユニットに備わるコネクタに機械的および電気的に結合することができる。これにより、カメラボディ1内に配されたカメラマイコンとレンズユニット内に配されたレンズマイコンとの間で情報通信を行うことができる。また、コンタクトピンユニット13は、ネジ104を挿通可能な複数(本実施の形態では2カ所)の孔部13cが形成されている。
マウントフレーム14は、樹脂で形成され、略中央に光を撮像センサーへ導くための開口部14aが形成されている。また、マウントフレーム14は、開口部14aの周囲に略円筒形状の突部14eが形成されている。突部14eは、その表面14dにネジ101を螺合可能な複数(本実施の形態では4カ所)のネジ穴14bが形成されている。また、突部14eは、メインフレーム11の開口部11aに挿通可能な外径を有する。また、マウントフレーム14は、突部14eの周囲に複数(本実施の形態では4カ所)のネジ穴14cが形成されている。また、マウントフレーム14は、開口部14aの近傍に複数(本実施の形態では2カ所)のネジ穴14gが形成されている。ネジ穴14gは、ネジ104が螺合される。
レンズロックピン15は、一方の端部に突起部15aが形成され、他方の端部に押圧部15bが形成されている。突起部15aは、レンズマウント4に形成された孔部4dに挿通配置される。また、突起部15aは、レンズユニットがレンズマウント4における正規の位置に装着されている時に、レンズユニットに形成された凹部(不図示)に嵌合可能である。このように突起部15aをレンズユニットに形成された凹部に嵌合させることにより、レンズマウント4に装着されたレンズユニットの光軸Lを中心とした回転方向の位置決めを行うことができる。押圧部15bは、カメラボディ1の前面1bに配されたロック解除ボタン5(図1等参照)の後方に配され、使用者によりロック解除ボタン5の表面側が押圧操作されることで、ロック解除ボタン5により図4Aの矢印Yに示す方向に押圧される部位である。また、レンズロックピン15は、突起部15aが配された面の裏面側にロックピンスプリング16が配され、常に図4Aの矢印Xに示す方向に付勢されている。これにより、レンズロックピン15は、ロック解除ボタン5が押圧操作されることにより、ロックピンスプリング16の付勢力に抗して図4Aの矢印Yに示す方向へ変位する。ロック解除ボタン5を図4Aの矢印Yに示す方向に押圧し、突起部15aがレンズユニットに形成された凹部から離脱することで、レンズユニットを光軸Lを中心とした回転方向へ回転させることができる状態になり、レンズユニットをレンズマウント4から取り外すことができる。
図4Cに示すように、シャッターユニット20は、シャッター機構21、シャッター制御部22、モータ23とを備えている。シャッター機構21は、外部から入射する光を撮像ユニット30内の撮像センサー(後述)へ導くために略四角形の開口部21aが形成されている。また、シャッター機構21は、開口部21aを通る光を遮断可能な板状の先幕21b及び後幕21cを備えている。なお、説明の便宜上、図4Cにおいては先幕21bが開口部21aの下方の収納部に収納され、後幕21cが開口部21aの上方の収納部に収納されている状態を図示している。先幕21b及び後幕21cは、矢印AおよびBに示す方向に移動可能に配されている。シャッター制御部22は、プランジャー機構を内蔵し、先幕21b及び後幕21cを退避状態(図4Cに示すように先幕21bが開口部21aの下方の収納部に、後幕21cが開口部21aの上方の収納部にそれぞれ収納され、開口部21aから退避した状態)で保持させることができる。モータ23は、後幕21cを開口部21aの上方の収納部内へ移動させる駆動力をシャッター制御部22に与える。また、シャッターユニット20は、ネジ103を挿通可能な複数(本実施の形態では3カ所)の孔部20aが形成されている。
ここで、シャッターユニット20の基本的な動作を説明する。撮像センサーにレンズユニットを介した光を入射させて、液晶モニタに画像を表示させている状態(所謂モニタ状態)の時は、先幕21bは、シャッター制御部22により開口部21aの下方の収納部に収納され、後幕21cは、シャッター制御部22により開口部21aの上方の収納部に収納された位置にチャージされている(退避状態)。
そして、レリーズボタン2(図1等参照)が押圧操作されると、先幕21bは、モータ23から与えられる駆動力により矢印Aに示す方向へ移動され、開口部21aを遮光する状態になる。次に、シャッター制御部22により、先幕21b及び後幕21cのチャージが段階的に解除される。具体的には、まず先幕21bが開口部21aを遮光している位置から矢印Bに示す方向へ移動し、所定時間経過後に後幕21cが開口部21aの上方の収納部から矢印Bに示す方向へ移動する。これにより、先幕21bは、開口部21aの下方の収納部に収納された状態になり、後幕21cは、開口部21aを遮光する状態になる。この時、先幕21bが開口部21aから退避した後、後幕21cが開口部21bを遮光するまでの間に撮像センサー40(後述)に入射する光に基づき、画像信号が生成される。この時に生成される画像信号が、使用者によるレリーズ操作に基づき得られる画像信号となる。
その後、後幕21cは、モータ23からシャッター制御部22に与えられる駆動力により矢印Aに示す方向へ移動され、再び開口部21aの上方の収納部内へ収納され、シャッター制御部22によりチャージされる。先幕21bは、開口部21aの下方の収納部に収納されたままである。したがって、レンズユニットを介して入射する光が撮像ユニット30内の撮像センサー40(後述)に入射するモニタ状態となる。
放熱板17は、撮像ユニット30の裏面側に配され、撮像ユニット30で発生した熱を吸収し、放熱することができる。
撮像ユニット30は、シャッターユニット20の裏面側に配され、シャッターユニット20を介した光を電気信号に変換して出力することができる。また、撮像ユニット30には、超音波振動を発生させて撮像ユニット30に付着した埃などの異物を除去することができる塵埃除去フィルターを備えている。本実施の形態では、塵埃除去フィルターの一例としてSSWF(Supersonic Wave Filter)を備えている。本実施の形態のカメラボディ1は、図1及び図2に示すようにレンズユニットが装着されていない状態では、レンズマウント4の開口部4aが開口しており、内部に埃などの異物が侵入する可能性がある。また、前述したようにシャッターユニットがノーマリーオープンタイプであり、撮像ユニット30がレンズマウント4側から目視可能な状態となるため、撮像ユニット30に異物が付着する可能性がさらに高くなる。撮像ユニット30に異物が付着すると異物が画像に写り込むなどの問題が生じる。そこで、一眼レフタイプのデジタルカメラや本実施の形態のような一眼タイプのデジタルカメラでは、SSWFを備えて、SSWFを振動させることで、撮像センサー30に付着した異物を振り落とす構成がとられている。
図5Aは、撮像ユニット30の分解斜視図である。また、図5Bは、図5Aにおける部品群P3の拡大斜視図である。図5Cは、図5Aにおける部品群P4の拡大斜視図である。部品群P3は、SSWFを構成している部品群である。部品群P4は、主にローパスフィルター(以下、LPFと称する)、撮像ユニットを含む部品群である。
図5Aに示すように、撮像ユニット30は、光軸L方向においてSSWFスプリング31、SSWFスプリングホルダー32、フィルター33、SSWFラバー34、SSWFベース35、LPFスプリング36、LPFプロテクトシート37、LPF38、LPFパッキン39、撮像センサー40、基板41の順に配されている。図5A及び図5Bに示すように、フィルター33は、透明の円盤状の部材で形成され、縁部近傍に圧電素子33aが配されている。圧電素子33aは、電圧が印加されることで、フィルター33に振動を発生させることができる。フィルター33は、SSWFラバー34とともにSSWFベース35に保持されている。フィルター33、SSWFラバー34は、ネジ105でSSWFベース35に固定されたSSWFスプリング31及びSSWFスプリングホルダー32によりSSWFベース35に保持されている。なお、ネジ105は、図5Bに示すように、SSWFベース35の開口部35aの周囲に形成された複数(本実施の形態では3カ所)のネジ穴35bに螺合される。
また、SSWFベース35の裏面側には、図5Cに示すように、LPFスプリング36、LPFプロテクトシート37、LPF38、およびLPFパッキン39を挟んで、撮像センサー40が固定される。具体的には、撮像センサー40の撮像面40aがLPFパッキン39を挟んでLPF38に対向するように、SSWFベース35に固定される。撮像センサー40を固定するための複数(本実施の形態では3本)のネジ106は、撮像センサー40に形成された複数(本実施の形態では3カ所)の孔部40bを挿通し、SSWFベース35の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合される。
また、撮像センサー40の裏面側には、基板41が配される。基板41は、撮像センサー40に電気的に接続された各種電気部品が実装されている。また、基板41は、ネジ107を挿通可能な複数(本実施の形態では2カ所)の孔部41aが形成され、複数(本実施の形態では2本)のネジ107を、孔部41aを挿通させてSSWFベース35の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合させることにより、SSWFベース35に固定される。
以上により、撮像ユニット30が完成する。撮像ユニット30に入射した光は、フィルター33、LPF38を透過し、撮像センサー40の撮像面40aに到達するように構成されている。撮像センサー40は、入射する光を電気信号に変換して出力する。
上記のように構成された撮像システムを組み立てる際は、図4A及び図4Bにおいて、まず、コンタクトピンユニット13をマウントフレーム14に固定する。具体的には、ネジ104を、孔部13cに挿通させてネジ穴14gに螺合させる。
次に、レンズマウント4を、レンズマウントスプリング12を挟んで、マウントフレーム14の表面14dに固定する。具体的には、ネジ101を、孔部4bに挿通させてネジ穴14bに螺合させる。この時、レンズロックピン15の突起部15aがレンズマウント4に形成された孔部4dを挿通するように配置する。また、レンズロックピン15における突起部15aの裏面とレンズマウントスプリング12との間に、レンズロックピン15の変位方向とレンズマウントスプリング12の伸縮方向とが略一致するように、ロックピンスプリング16を配置させる。
次に、マウントフレーム14をメインフレーム11に固定する。具体的には、レンズマウント4などが固定された突部14eを、メインフレーム11の開口部11aに挿通させて、マウントフレーム14の当接面14hをメインフレーム11の裏面11cに当接させる。次に、ネジ102を、孔部11bに挿通させてネジ穴14cに螺合させる。
次に、図4A及び図4Cにおいて、マウントフレーム14の裏面にシャッターユニット20を固定する。具体的には、シャッターユニット20を、その開口部21aとマウントフレーム14の開口部14aとを略一致させて、マウントフレーム14の裏面に当接させる。次に、ネジ103を、シャッターユニット20に形成された孔部20aに挿通させて、マウントフレーム14の裏面に形成されたネジ穴(不図示)に螺合させる。
次に、シャッターユニット20の裏面に撮像ユニット30を固定する。具体的には、ネジ108を、撮像ユニット30に形成された複数(本実施の形態では3カ所)の孔部35cに挿通させて、マウントフレーム14に形成された複数(本実施の形態では3カ所)のネジ穴(不図示)に螺合させる。この時、撮像ユニット30は、シャッターユニット20におけるシャッター制御部22に隣接した位置に配置される。
次に、撮像ユニット30の裏面に放熱板17を固定する。放熱板17は、複数(本実施の形態では4本)のネジで撮像ユニット30の裏面に固定する。
以上により、撮像システム60が完成する。なお、上記の組立手順は一例であり、適宜順序を変えてもよい。例えば、本実施の形態では部品群P1を組み立ててから、マウントフレーム14に部品群P2を固定する組立手順としたが、マウントフレーム14に部品群P2を固定してから、部品群P1を固定する組立手順としてもよい。
〔3.EVFユニット及び背面ケースの構成〕
図6は、EVFユニット50が装着された撮像システム60と、背面ケース70の分解斜視図である。図6に示すように、EVFユニット50は、撮像システム60の上部に2個のネジ61によって装着されている。背面ケース70は、撮像システム60の背面側(光軸L方向における放熱板17が配された側)に配される。また、背面ケース70には、液晶モニタ5(図3参照)が装着されている。
図7Aは、EVFユニット50が装着された撮像システム60の正面図である。図7Bは、撮像システム60の上面図である。図7Cは、図7AにおけるA−A部の断面図である。図8は、EVFユニット50と撮像システム60の分解斜視図である。EVFユニット50は、略直方体のケース51内に液晶モニタと視度調整用レンズを内蔵して構成されている。ケース51は、軸K(ケース51内に配された液晶モニタの表示面に略直交する軸)方向の一方の端部近傍にリブ51a及び51bが一体形成されている。また、ケース51は、その上面に略「ハ」の字状(図7B参照)のガイド部52が一体形成されている。ガイド部52は、ケース51の上面から突設した2枚の壁状の部材で構成され、2枚の壁状の部材の間には所定の幅寸法の空隙が形成されている。図7Bに示すように、ガイド部52の空隙の幅寸法は、ケース51に形成された開口部53に近い側が最も大きくなるように形成され(最大寸法W1)、リブ51a及び51bに向かうに従い徐々に狭まるように形成されている(最小寸法W2)。
なお、図示は省略しているが、ケース51の下面(上面の反対側の面)にも、ガイド部52と同様のガイド部が形成されている。また、ケース51は、軸K方向における他方の端部に開口部53が形成されている(図3参照)。開口部53は、外部からケース51内に配された液晶モニタの表示を視認することができるように形成されている。また、図示は省略するが、開口部53は、透明板により閉塞されている。
EVFユニット50と撮像システム60とを互いに結合する際は、図8に示すように、リブ51aに形成された孔部51c及びリブ51bに形成された孔部51dにそれぞれネジ61を挿通し、そのネジ61を撮像システム60のマウントフレーム14に形成されたネジ穴62a及び62bにそれぞれ螺結する。これにより、図9に示すようにEVFユニット50と撮像システム60とを互いに結合することができる。
EVFユニット50と撮像システム60とを結合した状態では、EVFユニット50と撮像システム60とは完全に固定されているのではなく、意図的にガタツキを生じさせている。図10は、図7CにおけるM部の拡大断面図である。図10に示すようにネジ穴62bは、マウントフレーム14に一体的に突出形成されたボス63に形成されている。ボス63は、略円柱状に形成されており、段差部63aを挟んで第1の円柱部63bと第2の円柱部63cとから構成されている。第1の円柱部63bの外径をW21、孔部51dの内径をW22、第2の円柱部63cの外径をW23とした時、
W21<W22<W23
の関係をなしている。したがって、第1の円柱部63bは、寸法W22とW21との差分のクリアランスを持って、孔部51dに嵌合している。また、ネジ61の頭部の外径W24は、孔部51dの内径W22よりも大きいため、第1の円柱部63bを孔部51dに嵌合させてネジ61をネジ穴62bに螺結させることにより、リブ51bが第1の円柱部63bから離脱するのを防ぐことができ、リブ51bをボス63に保持させることができる。
また、第1の円柱部63bの側面(外周円筒面)と孔部51dの内面との間には、寸法W12のクリアランスが存在する。したがって、EVFユニット50は、矢印Xに示す方向へ寸法W12分変位(フローティング)可能なように撮像システム60に保持されている。また、第1の円柱部63bの高さ寸法h1は、リブ51bの厚さ寸法h2よりも大きく形成され、孔部51dに第1の円柱部63bが嵌合した際にはリブ51bとネジ61の頭部との間には寸法W11のクリアランスが存在する。したがって、EVFユニット50は、矢印Yに示す方向へ寸法W11分変位(フローティング)可能なように撮像システム60に保持されている。よって、EVFユニット50は、矢印X方向及び矢印Y方向へのガタツキがある。
なお、図10はリブ51b側の構成について図示しているが、リブ51a側の構成も図10と同様の構成を有している。
図11Aは、背面ケース70の内面構成を示す正面図である。図11Bは、図11AにおけるB−B部の断面図である。図11A及び図11Bに示すように、背面ケース70には、EVFユニット50を挿入配置するための開口部71が形成されている。開口部71の天面にはガイドリブ72が形成され、天面に対向する底面にはガイドリブ73が形成されている。ガイドリブ72及び73は、それぞれ天面及び底面から突出して形成された壁状の部材であり、その長手方向が開口部71に対するEVFユニット50の軸K(図7B等参照)方向と略一致するように形成されている。また、図11B及び図11C(図11Bにおける開口部71近傍の拡大断面図)に示すように、ガイドリブ72及び73は、背面ケース70の内面74a側から外面74b側へ向かって、両者の間隔が徐々に狭まるように、その頂部が傾斜して形成されている。すなわち、ガイドリブ72とガイドリブ73との内面74a側端部の間隔W31は、外面74b側端部の間隔W32よりも大きく形成されている。また、ガイドリブ72は、内面74a側から外面74b側へ向かって傾斜した傾斜部72aと、傾斜部72aに連続して形成された平坦部72bとが形成されている。また、ガイドリブ73は、内面74a側から外面74b側へ向かって傾斜した傾斜部73aと、傾斜部73aに連続して形成された平坦部73bとが形成されている。平坦部72bと平坦部73bとの間隔W31は、開口部71の中心軸J方向に一定である。
次に、撮像システム60に背面ケース70を組み付ける方法について説明する。
図12は、撮像システム60と背面ケース70の分解斜視図であり、組み付け前の状態を示す。図13は、撮像システム60に背面ケース70を組み付けた後の状態を示す。なお、図12及び図13において図示を省略しているが、撮像システム60は、カメラボディ1の前面1b(図1参照)側を覆う前面ケースに固定され、背面ケース70は前面ケースに結合される。また、図12及び図13において、背面ケース70におけるガイドリブ72及び73及びその近傍の構成を明瞭に図示するために、背面ケース70の一部をガイドリブ72及び73を通る部分で破断図示した(破断部分にはハッチングを付した)。図14A〜図14Cは、背面ケース70を撮像システム60に組み付ける際のEVFユニット50の動作を説明するための模式断面図である。図15A〜図15Cは、背面ケース70を撮像システム60に組み付ける際のEVFユニット50の動作を説明するための模式平面図である。
まず、図12に示すように、背面ケース70の内面74aを撮像システム60の放熱板17が配された側の面に対向させ、背面ケース70を矢印Eに示す方向へ移動させる。それとともに、EVFユニット50のケース51を背面ケース70の開口部71に挿入させる。この時、撮像システム60を構成している各部品の組み付け精度のバラツキや、背面ケース70における開口部71の加工精度のバラツキにより、ケース51と開口部71との間に相対的な位置ズレが生じる場合がある。
例えば、図14Aに示すようにケース51と開口部71との相対位置がY軸方向にずれている場合において、背面ケース70を矢印Fに示す方向へ移動させてケース51を開口部71内に挿入しようとすると、図14Bに示すようにケース51の端部がガイドリブ73の傾斜部73aに当接する。図14Bに示す状態から背面ケース70をさらに矢印Fに示す方向へ移動させると、EVFユニット50は傾斜部73aにより押圧されて矢印Gに示す方向へ付勢される。本実施の形態では、リブ51b(リブ51aも同様)がネジ61の頭部とマウントフレーム14との間に寸法W11に示すクリアランスを持って保持されているため、EVFユニット50はY軸方向へ変位可能である。したがって、EVFユニット50は、矢印Gに示す方向への付勢力が加わると矢印Gに示す方向へ変位する。図14Cは、EVFユニット50が平坦部72bと平坦部73bとの対向領域に至るまで、開口部71a内に挿入された状態である。図14Cに示す状態では、ケース51は、平坦部72bと平坦部73bとに挟持されて位置決めされている。なお、図14A〜図14Cでは、ガイド部52の図示を省略している。
以上のように、背面ケース70の開口部71内にガイドリブ72及び73を備え、EVFユニット50がマウントフレーム14にフローティング可能に保持されていることにより、EVFユニット50と背面ケース70とを組み付ける際にEVFユニット50のY軸方向の位置を正規の位置にガイドすることができる。
なお、上記説明では、EVFユニット50がガイドリブ73によって正規の位置にガイドされる構成について説明したが、EVFユニット50と背面ケース70とを組み付ける際にEVFユニット50がガイドリブ72に当接した場合は、EVFユニット50の変位方向が異なるのみで基本的な位置決め動作は同じである。
一方、EVFユニット50のX軸方向のガイドは、EVFユニット50に形成されたガイド部52と、背面ケース70の開口部71内に形成されたガイドリブ72及び73(便宜上、図15A〜図15Cにはガイドリブ72のみ図示)とにより行われる。具体的には、まず、図15Aに示すように、EVFユニット50と背面ケース70とが離間した状態から、背面ケース70を矢印Fに示す方向へ移動させ、ケース51を開口部71に挿入する。この時、図15Aに示すようにケース51と開口部71との相対位置がX軸方向にずれている場合において、背面ケース70を矢印Fに示す方向へ移動させてケース51を開口部71内に挿入しようとすると、図15Bに示すようにガイドリブ72がガイド部52の傾斜部52aに当接する。図15Bに示す状態から背面ケース70をさらに矢印Fに示す方向へ移動させると、EVFユニット50はガイドリブ72により押圧されて矢印Hに示す方向へ付勢される。本実施の形態では、図10に示すように、リブ51bに形成された孔部51dの内面とボス63との間に寸法W12に示すクリアランスがあるため、EVFユニット50はX軸方向へ変位可能である。したがって、図15Bに示すように、EVFユニット50は、矢印Hに示す方向への付勢力が加わると矢印Hに示す方向へ変位する。図15Cは、EVFユニット50が、ガイドリブ72が一対の平坦部52b間に至るまで、開口部71a内に挿入された状態である。図15Cに示す状態では、ガイドリブ72が平坦部52bに挟持されてX軸方向の位置決めがなされている。
以上のように、背面ケース70の開口部71内にガイドリブ72及び73を備え、EVFユニット50のケース50の上面及び下面にそれぞれガイド部52を備え、EVFユニット50がマウントフレーム14に変位(フローティング)可能に保持されていることにより、EVFユニット50と背面ケース70とを組み付ける際にEVFユニット50のX軸方向の位置を正規の位置にガイドすることができる。
〔4.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、EVFユニット50をマウントフレーム14に対して変位(フローティング)可能に保持したことにより、撮像システム60に背面ケース70を組み付ける際にEVFユニット50の位置を変位させることができるため、撮像システム60を形成している各部品や背面ケースの取付精度や加工精度にバラツキが生じていたとしても、EVFユニット50を背面ケース70の開口部71の正規の位置へガイドして配置することができる。したがって、EVFユニット50と開口部71との間に隙間が生じないため、デジタルカメラの品格を向上させることができる。
また、EVFユニット50を2本のネジ61でマウントフレーム14に保持する構成としたことにより、従来のように4本のネジで保持する構成と比べて部品点数を削減することができ、コストダウンを図ることができる。特に、本実施の形態で説明したような、ミラーボックスを備えない一眼タイプのデジタルカメラにおいてその効果を発揮する。すなわち、ミラーボックスを備えた一眼レフタイプのデジタルカメラでは、光学ビューファインダーユニットをミラーボックスに直接固定することができたが、本実施の形態で説明したようなミラーボックスを備えない一眼タイプのデジタルカメラでは、EVFユニットの一部を固定することが困難となる。そこで本実施の形態では、EVFユニット50の一部をマウントフレーム14に固定し、他の部位を背面ケース70の開口部71に保持させる構成としたことにより、ミラーボックスを備えないデジタルカメラにおいてもEVFユニットを保持することができる。
なお、本実施の形態では、ガイド部52をEVFユニット50のケース51の上面及び下面のそれぞれに形成し、ガイドリブ72及び73を背面ケース70の開口部71の内面に形成する構成としたが、少なくともケース51の上面にガイド部52を形成し、背面ケース70にはガイドリブ72を備える構成とすることで本実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、ガイド部52に相当する構成を開口部71の内面に形成し、ガイドリブ72及び73に相当する構成をケース51の上面及び下面に形成する構成であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、ガイド部52をケース51の上面及び下面に略直交かつ互いに対向する一対の側面に形成し、ガイドリブ72及び73を開口部71の内面において一対のガイド部52に係合可能な位置に形成する構成であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、カメラボディ1のみを図示して説明し、カメラボディ1を本発明の撮像装置の一例として挙げて説明したが、本発明における撮像装置には、レンズユニットが装着されたカメラボディ、レンズ一体型カメラを含むものとする。
また、本実施の形態では、EVFユニット50をマウントフレーム14に装着する手段としてネジ61を用いたが、少なくともEVFユニット50のリブ51a及び51bがボス63から離脱するのを防止できる構成であれば本実施の形態と同様の効果を得ることができる。例えば、ボス63の先端にEリングなどの離脱防止部品を装着する構成でもよい。
また、電子ビューファインダー(EVF)を備え、EVFの一部を外装ケースに保持させる構成を採用した一眼レフタイプのデジタルカメラであってもよい。また、EVFに代えて光学式ビューファインダー(OVF)を備えたデジタルカメラであってもよい。
また、本実施の形態におけるガイドリブ72及び73は、本発明におけるリブの一例である。また、本実施の形態におけるガイド部52は、本発明における保持部の一例である。また、本実施の形態におけるEVFユニット50は、本発明におけるビューファインダーユニットの一例である。また、本実施の形態における撮像システム60またはマウントフレーム14は、本発明における構造体の一例である。また、本実施の形態における開口部71は、本発明における開口部の一例である。
本発明の撮像装置は、ファインダーユニットを備えたデジタルカメラに有用であり、特にミラーボックスを備えない一眼タイプのデジタルカメラに有用である。
実施の形態における撮像装置の外観を示す斜視図 実施の形態における撮像装置の外観を示す正面図 実施の形態における撮像装置の外観を示す背面図 撮像システムの分解斜視図 マウントユニットの分解斜視図 シャッターユニット、撮像ユニット、放熱板などの分解斜視図 撮像ユニットの分解斜視図 撮像ユニットの分解構成の一部を拡大した斜視図 撮像ユニットの分解構成の一部を拡大した斜視図 撮像システム及び背面ケースの分解斜視図 撮像システムの正面図 撮像システムの上面図 図7AにおけるA−A部の断面図 撮像ユニットとEVFユニットの分解斜視図 撮像システムの斜視図 撮像システムの要部断面図 背面ケースの正面図 図11AにおけるB−B部の断面図 背面ケースの要部断面図 撮像システムと背面ケースの分解斜視図 撮像システムと背面ケースを結合した状態を示す斜視図 EVFユニットと背面ケースの結合状態を模式的に示した要部断面図 EVFユニットと背面ケースの結合状態を模式的に示した要部断面図 EVFユニットと背面ケースの結合状態を模式的に示した要部断面図 EVFユニットと背面ケースの結合状態を模式的に示した模式平面図 EVFユニットと背面ケースの結合状態を模式的に示した模式平面図 EVFユニットと背面ケースの結合状態を模式的に示した模式平面図
符号の説明
30 撮像システム
50 EVFユニット
52 ガイド部
70 背面ケース
72,73 ガイドリブ

Claims (6)

  1. ビューファインダーユニットと、
    前記ビューファインダーユニットと構造体を内包するケースとを備え、
    前記ビューファインダーユニットは、
    前記構造体に対して変位可能に保持され、前記ケースが取り付けられたときに前記ケースに形成された開口部に保持される、撮像装置。
  2. 前記構造体は、前記ビューファインダーユニットを保持する部位に突起部を備え、
    前記ビューファインダーユニットは、
    前記突起部の外径よりも大きな内径を有する孔部を備え、
    前記突起部を前記孔部に嵌合させた状態において、前記構造体に対して変位可能に保持されている、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記構造体は、前記ビューファインダーユニットを保持する部位に突起部を備え、
    前記ビューファインダーユニットは、
    前記突起部の外径よりも大きな内径を有し、前記突起部の突出方向の長さ寸法よりも浅い孔部を備え、
    前記突起部を前記孔部に嵌合させた状態において、前記突起部の突出方向に変位可能に保持されている、請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記ビューファインダーユニットは、画像信号に基づく画像を表示可能な表示手段を備えた、請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記ケースは、前記開口部内における互いに対向する内面の少なくとも一方にリブを備え、
    前記ビューファインダーユニットは、
    前記リブを保持する保持部を備え、
    前記リブに当接して第1の方向の位置が規制され、
    前記保持部で前記リブを保持することにより、前記第1の方向に略直交する第2の方向の位置が規制される、請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記ケースは、前記開口部内における互いに対向する内面の少なくとも一方に保持部を備え、
    前記ビューファインダーユニットは、
    前記保持部に保持されるリブを備え、
    前記リブが前記ケースの前記内面に当接することにより、第1の方向の位置が規制され、
    前記保持部で前記リブを保持することにより、前記第1の方向に略直交する第2の方向の位置が規制される、請求項1記載の撮像装置。
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