JP5165110B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、支持具を取り付け可能な撮像装置に関する。
撮像装置として、例えば交換レンズ式のデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のカメラは、レンズユニットと、カメラ本体と、を備えている。このカメラ本体は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーなどの撮像素子と、レンズユニットと撮像素子との間に配置されたミラーボックス装置と、を有している。ミラーボックス装置はレンズユニットを通った光をCCDイメージセンサーまたはプリズムのいずれかに導く。プリズムに導かれた光はプリズムによってファインダーに導かれる。
上記のような撮像装置には、三脚や一脚などの支持具を取り付けるための支持具取付部が設けられる場合がある。例えば、底面に三脚具取付部が固定された交換レンズ式のデジタルカメラが知られている。デジタルカメラを支持する三脚を支持具取付部に取り付けることにより、デジタルカメラの姿勢を安定させて撮影を行なうことができる。
特開2007−127836号公報
従来から撮像装置の小型化が求められており、例えば交換レンズ式のデジタルカメラにおいては、カメラ本体の小型化が求められている。
しかし、カメラ本体を小型化することにより、部品が密集して配置されるので、撮像素子やカメラコントローラーの実装された基板などの熱を発生する電子部品と支持具取付部との距離は、従来のカメラ本体に比べて小さくなっている。
また、高画質化に伴い撮像素子やカメラコントローラーの消費電力が大きくなるので、これらの電子部品での発熱量が増大する。この結果、電子部品周辺の発熱密度が高くなり、電子部品で発生した熱が支持具取付部に伝わり、支持具取付部の温度が上昇するおそれがある。ユーザーが支持具取付部に触れて周辺の温度と支持具取付部の温度との温度差を感知した場合、ユーザーが違和感を覚える可能性がある。
その一方で、支持具により撮像装置を支えるためには、支点としての支持具取付部の近くに支持具を配置することが望ましい。つまり、支持具の取り付けに適した位置に支持具取付部が配置されていることが望ましい。
ここに開示される撮像装置は、支持具を取り付け可能であり、支持具取付部と、支持体ユニットと、を備えている。支持具取付部は、支持具を取り付け可能な第1ネジ穴と、第1ネジ穴の入口の周囲に形成された露出面と、を有する。支持体ユニットは、露出面を露出可能に形成された開口と開口の周囲に形成された外表面とを有する外装部を有し、支持具取付部を移動可能に支持する。そして、支持具取付部は、支持具が取り付けられていない場合に第1位置に配置され、支持具が取り付けられている場合に第2位置に配置される。支持具取付部が第1位置に配置されると、露出面は外表面よりも外装部の内側に配置される。また、支持具取付部が第2位置に配置されると、露出面と外表面とが同一平面上に配置され、もしくは、支持具取付部は外表面から突出している。支持体ユニットは、支持体ユニットに対する支持具取付部の移動を制限する第1受け部と、第1受け部と外表面との間に配置され支持体ユニットに対する支持具取付部の移動を制限する第2受け部と、を有している。支持具取付部は、第1位置に配置された場合には第1受け部により移動を制限されており、第2位置に配置された場合には第2受け部により移動を制限されている。支持体ユニットと支持具取付部とを弾性的に連結する弾性部材をさらに備えている。支持具が支持具取付部に取り付けられていない場合には、弾性部材は支持具取付部を第1受け部に押し付けている。
ここで、支持具とは、撮影時に撮像装置の姿勢を安定させるために撮像装置に取り付けられる固定用の用具である。支持具としては、例えば、三脚や一脚が考えられる。
また、ここでの撮像装置は、単体での撮影が可能な撮像装置だけでなく、カメラ本体を含む概念である。例えば、撮像装置にはレンズユニットを装着可能な交換レンズ式カメラのカメラ本体が含まれる。
また、露出面と外表面とが同一平面上に配置されるとは、露出面と外表面とが共通の平面に接している場合の露出面と外表面との関係を意味している。例えば、外表面を延長させて得られる平面に露出面が接している場合は、露出面と外表面とが同一平面上に配置されているといえる。
この撮像装置では、支持具が支持具取付部に取り付けられていない場合には露出面が外表面よりも外装部の内側に配置されるので、ユーザーが触れにくい位置に露出面を配置できる。したがって、ユーザーが支持具取付部に触れて支持具取付部の温度と周辺の温度との温度差を感じる頻度が低減される。一方で、支持具が支持具取付部に取り付けられている場合には露出面と外表面とが同一平面上に配置され、もしくは、支持具取付部が外表面から突出するので、支持具取付部を支持具に近づけることができる。
このように、この撮像装置によれば、ユーザーが支持具取付部に触れて違和感を覚える可能性を低減することができるとともに、支持具の取り付けに適した位置に支持具取付部を配置することができる。
デジタルカメラ1の斜視図 カメラ本体100の斜視図 デジタルカメラ1のブロック図 デジタルカメラ1の概略断面図 カメラ本体100の背面図 (A)一眼レフレックスカメラ800の概略断面図、(B)デジタルカメラ1の概略断面図。 (A)支持具取付部157および支持体ユニット10の断面図(支持具が取り付けられていない場合)、(B)支持具取付部157および支持体ユニット10の断面図(支持具が取り付けられている場合)、(C)支持具取付部157および位置決め部32の斜視図。 (A)支持具取付部157および支持体ユニット410の断面図(支持具が取り付けられていない場合)、(B)支持具取付部157および支持体ユニット410の断面図(支持具が取り付けられている場合)、(C)支持具取付部157および位置決め部432の斜視図 (A)支持具取付部557および支持体ユニット510の断面図(支持具が取り付けられていない場合)、(B)支持具取付部557および支持体ユニット510の断面図(支持具が取り付けられている場合)、(C)図9(B)のIXC−IXC断面図。 (A)支持具取付部557への支持具の取り付けを示した図、(B)支持具取付部557への支持具の取り付けを示した図、(C)支持具取付部557から支持具を取り外す動作を示した図。
〔第1実施形態〕
<1−1:デジタルカメラの概要>
図1は、第1実施形態に係るカメラ本体100を有するデジタルカメラ1(撮像装置の一例)の斜視図である。図2は、カメラ本体100の斜視図である。図3は、デジタルカメラ1の機能ブロック図である。
デジタルカメラ1は、被写体の画像を取得するための交換レンズ式のデジタルカメラであり、カメラ本体100と、カメラ本体100に装着可能なレンズユニット200と、を備えている。
一眼レフレックスカメラとは異なり、カメラ本体100は、ミラーボックス装置を有していないので、従来の一眼レフレックスカメラに比してフランジバックが小さい。また、フランジバックを小さくすることで、カメラ本体100が小型化されている。さらに、フランジバックを小さくすることで、光学系の設計の自由度が高まるので、レンズユニット200は小型化されている。以下、各部の詳細について説明する。
なお、説明の便宜のため、デジタルカメラ1の被写体側を前、撮像面側を後ろまたは背、デジタルカメラ1の通常姿勢(以下、横撮り姿勢ともいう)における鉛直上側を上もしくは上側、鉛直下側を下もしくは下側ともいう。
ここで横撮り姿勢とは、横長の長方形である画像の長辺に平行な方向が画像内での被写体の水平方向と一致し、かつ、画像の短辺に平行な方向が画像内での被写体の鉛直方向と一致する場合に、レリーズ釦131(図1)が撮影時に押される方向が鉛直下向きと概ね一致する姿勢をいう。
また、デジタルカメラ1の横撮り姿勢において被写体と反対側からデジタルカメラ1を見た場合の右側を右もしくは右側という。同様に、デジタルカメラ1の横撮り姿勢において被写体と反対側からデジタルカメラ1を見た場合の左側を左もしくは左側という。
さらに、デジタルカメラ1の横撮り姿勢での鉛直方向を上下方向もしくは縦方向という。同様に、デジタルカメラ1の横撮り姿勢での左右の方向を左右方向もしくは横方向という。
また、上下方向および左右方向に垂直な方向は前後方向と一致しており、被写体を向く方向を前方向といい、前方向と逆向きを後ろ方向という。
なお、以下では、図1に示すように3次元座標軸を設定する。図1では、X軸方向は前後方向と一致し、Y軸方向は左右方向と一致し、Z軸方向は上下方向と一致している。また、図1以外の図面に記載されている座標軸は、図1に設定した3次元座標軸に基づいている。
<1−2:カメラ本体の構成>
図4は、デジタルカメラ1の概略断面図である。図5は、カメラ本体100の背面図である。カメラ本体100(撮像装置の一例)は、主に、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサー110と、CMOS回路基板113と、カメラモニタ120と、操作部130と、カメラコントローラー140を含むメイン回路基板142と、ボディマウント150と、電源165と、カードスロット170と、電子ビューファインダー180と、シャッターユニット190と、光学的ローパスフィルタ114と、振動板115と、メインフレーム154と、支持具取付部157と、コイルバネ160と、放熱部材198と、外装部101と、を備えている。
《外装部》
外装部101は、カメラ本体100の外面を形成する部材であり、外装底面部101aと、外装前面部101bと、を含んでいる。外装底面部101aは横撮り姿勢においてCMOSイメージセンサー110の下側に配置され、外装前面部101bは被写体側に配置される。
カメラ本体100には、前から順に、ボディマウント150、シャッターユニット190、振動板115、光学的ローパスフィルタ114、CMOSイメージセンサー110、CMOS回路基板113、放熱板195、メイン回路基板142、カメラモニタ120が配置されている。また、メインフレーム154の一部はボディマウント150と光軸AXに平行な方向(以下、光軸方向ともいう)に重複した位置に配置されている。
《CMOSイメージセンサー》
CMOSイメージセンサー110は、レンズユニット200を介して入射される被写体の光学像(以下、被写体象ともいう)を画像データに変換する。生成された画像データは、CMOS回路基板113のADコンバーター111でデジタル化される。ADコンバーター111でデジタル化された画像データは、カメラコントローラー140で様々な画像処理が施される。ここで言う様々な画像処理とは、例えば、ガンマ補正処理、ホワイトバランス補正処理、キズ補正処理、YC変換処理、電子ズーム処理、JPEG圧縮処理等である。なおCMOS回路基板113の機能はCMOSイメージセンサー110、もしくはメイン回路基板142に含まれていてもよい。
CMOSイメージセンサー110は、CMOS回路基板113のタイミング発生器112で生成されるタイミング信号に基づいて動作する。CMOSイメージセンサー110は、CMOS回路基板113の制御により、静止画データおよび動画データの取得を行う。取得された動画データは、スルー画像の表示にも用いられる。なお、静止画データおよび動画データは、画像データの一例である。
ここで、スルー画像とは、動画データのうちメモリーカード171にデータを記録されない画像である。スルー画像は、主に動画像であり、動画像または静止画像の構図を決めるためにカメラモニタ120および/または電子ビューファインダー180(以下、EVFとも言う)に表示される。
CMOSイメージセンサー110は、スルー画像として用いられる低解像度の動画像の取得と、記録用として用いられる高解像度の動画像の取得とが可能である。高解像度の動画像としては、例えば、HDサイズ(ハイビジョンサイズ:1920×1080画素)の動画像が考えられる。なお、CMOSイメージセンサー110は被写体の光学像を電気的な画像信号に変換する撮像素子の一例である。このように、撮像素子は画像を表す電気信号を生成する電子部品であり、CMOSイメージセンサー110の他に、CCDイメージセンサー等の光電変換素子を含む概念である。
CMOS回路基板113は、CMOSイメージセンサー110を制御する回路基板である。また、CMOS回路基板113は、CMOSイメージセンサー110から出力される画像データに所定の処理を施す回路基板である。CMOS回路基板113は、タイミング発生器112およびADコンバーター111を含む。CMOS回路基板113は、撮像素子を駆動制御し、撮像素子から出力される画像データにAD変換等の所定の処理を施す撮像素子回路基板の一例である。
《カメラモニタ》
カメラモニタ120は、例えば液晶ディスプレイであり、表示用画像データが示す画像等を表示する。表示用画像データは、カメラコントローラー140で生成される。表示用画像データは、例えば、画像処理された画像データや、デジタルカメラ1の撮影条件、操作メニュー等を画像として表示するためのデータである。カメラモニタ120は、動画像も静止画像も選択的に表示可能である。
カメラモニタ120は、カメラ本体100に設けられている。本実施形態では、カメラ本体100の背面に配置されているが、カメラモニタ120はカメラ本体100のどこに配置されていてもよい。カメラ本体100に対するカメラモニタ120の表示面の角度は、変更可能である。具体的には図5に示すように、カメラ本体100は、カメラモニタ120を外装部101に対して回転可能に連結するヒンジ121を有している。ヒンジ121は、外装部101の左端に配置されている。より詳細には、ヒンジ121は、具体的には第1のヒンジと第2のヒンジとを有している。第1のヒンジを中心に、カメラモニタ120は外装部101に対して左右方向に回転可能であり、第2のヒンジを中心に、外装部101に対して上下方向にも回転可能である。
なお、カメラモニタ120はカメラ本体100に設けられた表示部の一例である。表示部としては、他にも、有機EL、無機EL、プラズマディスプレイパネル等、画像を表示できるものを用いることができる。また、表示部は、カメラ本体100の背面でなく、側面や上面等、他の場所に設けられてもよい。
《電子ビューファインダー》
電子ビューファインダー180は、カメラコントローラー140で作成された表示用画像データが示す画像等を表示する。EVF180は、動画像も静止画像も選択的に表示可能である。また、EVF180とカメラモニタ120とは、同じ内容を表示する場合と、異なる内容を表示する場合とがある。これらは、カメラコントローラー140によって制御される。EVF180は、画像等を表示するEVF用液晶モニタ181と、EVF用液晶モニタ181の表示を拡大するEVF用光学系182と、ユーザーが目を近づける接眼窓183と、を有している。
なお、EVF180もまた、表示部の一例である。カメラモニタ120と異なる点は、ユーザーが目を近づけて見ることにある。構造上の相違点は、EVF180が接眼窓183を有するのに対してカメラモニタ120は接眼窓183を有しない点である。
なお、EVF用液晶モニタ181は、透過型液晶の場合はバックライト(不図示)を、反射型液晶の場合はフロントライト(不図示)を設けることで表示輝度を確保する。EVF用液晶モニタ181は、EVF用モニタの一例である。EVF用モニタは、有機EL、無機EL、プラズマディスプレイパネル等、画像を表示できるものを用いることができる。有機ELのような自発光デバイスの場合は、照明光源は必要ない。
《操作部》
操作部130は、ユーザーによる操作を受け付ける。具体的には図1および図2に示すように、操作部130は、ユーザーによるシャッター操作を受け付けるレリーズ釦131と、カメラ本体100の上面に設けられた回転式のダイアルスイッチである電源スイッチ132と、を含む。電源スイッチ132は、第1の回転位置で電源がOFFとなり、第2の回転位置で電源がONとなる。操作部130は、ユーザーによる操作を受け付けることができればよく、ボタン、レバー、ダイアル、タッチパネル等を含む。
《カメラコントローラー》
カメラコントローラー140は、カメラ本体100の中枢を司るデバイスであって、カメラ本体100の各部を制御する。例えば、カメラコントローラー140は、電源165からの電力の供給が停止した状態でシャッターユニット190が開口状態を保持するようにシャッターユニット190を制御する。また、カメラコントローラー140は、操作部130からの指示を受け付ける。カメラコントローラー140は、レンズユニット200を制御するための信号を、ボディマウント150およびレンズマウント250を介して、レンズコントローラー240に送信し、レンズユニット200の各部を間接的に制御する。すなわち、カメラコントローラー140は、デジタルカメラ1全体を制御する。
また、カメラコントローラー140は、ボディマウント150およびレンズマウント250を介して、レンズコントローラー240から各種信号を受信する。カメラコントローラー140は、制御動作や画像処理動作の際に、DRAM141をワークメモリとして使用する。なお、カメラコントローラー140はボディ制御部(もしくはボディマイコン)の一例である。カメラコントローラー140は、メイン回路基板142上に配置されている。
《カードスロットおよびメモリーカード》
カードスロット170は、メモリーカード171を装着可能である。カードスロット170は、カメラコントローラー140から送信される制御信号に基づいて、メモリーカード171を制御する。具体的には、カードスロット170は、メモリーカード171に静止画データを格納する。カードスロット170は、メモリーカード171から静止画データを出力する。また、カードスロット170は、メモリーカード171に動画データを格納する。カードスロット170は、メモリーカード171から動画データを出力する。
メモリーカード171は、カメラコントローラー140が画像処理により生成した画像データを格納可能である。例えば、メモリーカード171は、非圧縮のRAW画像ファイルや圧縮されたJPEG画像ファイルを格納できる。また、メモリーカード171は、あらかじめ内部に格納された画像データまたは画像ファイルを、カードスロット170を介して出力できる。メモリーカード171から出力された画像データまたは画像ファイルは、カメラコントローラー140で画像処理される。例えば、カメラコントローラー140は、メモリーカード171から取得した画像データまたは画像ファイルに伸張処理を施し、表示用画像データを生成する。
メモリーカード171は、さらに、カメラコントローラー140が画像処理により生成した動画データを格納可能である。例えば、メモリーカード171は、動画圧縮規格であるH.264/AVCに従って圧縮された動画ファイルを格納できる。また、メモリーカード171は、あらかじめ内部に格納された動画データまたは動画ファイルを、カードスロット170を介して出力できる。メモリーカード171から出力された動画データまたは動画ファイルは、カメラコントローラー140で画像処理される。例えば、カメラコントローラー140は、メモリーカード171から取得した動画データまたは動画ファイルに伸張処理を施し、表示用動画データを生成する。
なお、メモリーカード171は記憶部の一例である。記憶部は、メモリーカード171のようにカメラ本体100に装着可能なものでもよく、デジタルカメラ1に固定されているものでもよい。
《電源》
電源165は、デジタルカメラ1で使用するための電力を各部に供給する。電源165は、例えば、乾電池であってもよいし、充電池であってもよい。また、電源165は、電源コード等を介して外部から電力の供給を受け、デジタルカメラ1に電力を供給するユニットであってもよい。
《ボディマウント》
ボディマウント150は、レンズユニット200を装着可能であり、ボディマウントリング151と、電気接点153と、を含んでいる。ボディマウント150は、レンズユニット200のレンズマウント250と機械的及び電気的に接続可能である。
ボディマウントリング151は、外装部101の外装前面部101bに設けられたリング状の部材であり、レンズユニット200に設けられたレンズマウントリング251と嵌合することにより、レンズユニット200を機械的に支持する。レンズマウントリング251は、いわゆるバヨネット機構によりボディマウントリング151に嵌め込まれる。具体的には、レンズマウントリング251は、ボディマウントリング151との光軸まわりの回転位置関係に応じて、ボディマウントリング151と嵌合していない第1の状態と、ボディマウントリング151と嵌合している第2状態と、をとり得る。
より詳細には、レンズマウントリング251は、ボディマウントリング151に対して光軸方向に移動可能な第1の状態をとり得る。このような第1の状態では、レンズマウントリング251はボディマウントリング151に挿入可能である。レンズマウントリング251をボディマウントリング151に挿入された状態でボディマウントリング151に対して回転させると、レンズマウントリング251はボディマウントリング151に嵌合する。このときのボディマウントリング151とレンズマウントリング251との回転位置関係が第2の状態である。
レンズマウントリング251を支持するために、ボディマウントリング151には強度が要求されるので、ボディマウントリング151は金属で形成されているのが好ましい。本実施形態では、ボディマウントリング151は、金属で形成されている。
レンズユニット200がカメラ本体100に装着されている状態で、電気接点153は、レンズマウント250が有する電気接点253と接触している。このように、ボディマウント150とレンズマウント250とは、ボディマウント150の電気接点153とレンズマウント250の電気接点253とを介して、電気的に接続可能である。したがって、デジタルカメラ1は、ボディマウント150とレンズマウント250とを介して、カメラ本体100とレンズユニット200との間で、データおよび制御信号のうち少なくとも一方を送受信できる。具体的には、ボディマウント150とレンズマウント250とは、カメラコントローラー140とレンズユニット200に含まれるレンズコントローラー240との間で、データおよび制御信号のうち少なくとも一方を送受信できる。また、ボディマウント150は、電源165から受けた電力を、レンズマウント250を介してレンズユニット200全体に供給する。
ボディマウント150は、ボディマウント支持部152を介してメインフレーム154に支持されている。より詳細には、ボディマウント支持部152はボディマウントリング151と接続されており、ボディマウントリング151を支持している。
ボディマウント支持部152は、メインフレーム154により支持され、ボディマウントリング151とシャッターユニット190との間に配置されている。
《シャッターユニット》
シャッターユニット190は、いわゆるフォーカルプレーンシャッターであり、CMOSイメージセンサー110への光を遮蔽可能である。シャッターユニット190は、ボディマウント150とCMOSイメージセンサー110との間に配置される。シャッターユニット190は、後幕と、先幕と、シャッター支持枠と、を有する。シャッター支持枠には、被写体からCMOSイメージセンサー110へ導かれる光の通る開口が設けられている。シャッターユニット190は、後幕および先幕をシャッター支持枠の開口に進退させることにより、CMOSイメージセンサー110の露光時間を調節する。シャッターユニット190は、機械的に開口状態を保持できる。機械的に保持するとは、電気の力を使わずに開口状態を保持するという概念であり、例えば、物と物との係合や永久磁石による保持を含む。
《光学的ローパスフィルタおよび振動板》
光学的ローパスフィルタ114は、被写体から入射した光の高周波成分を取り除く。具体的には、光学的ローパスフィルタ114は、レンズユニット200により結像する被写体像をCMOSイメージセンサー110の画素のピッチよりも粗い解像となるように分離する。一般的にCMOSイメージセンサー110等の撮像素子には、各画素にベイヤー配列と呼ばれるRGB色のカラーフィルターやYCM色の補色カラーフィルターが配されている。従って、1画素に解像してしまうと偽色が発生するばかりでなく、繰り返しパターンの被写体では醜いモアレ現象が発生する。なお、光学的ローパスフィルタ114には、赤外光をカットするためのIrカットフィルタ機能も併せ持たせている。
振動板115は、CMOSイメージセンサー110よりも前に配置され、振動板支持部116により支持されており、CMOSイメージセンサー110への埃の付着を防ぐ。また、振動板115は、振動板115自身に付着した埃を振動により振り落とす。具体的には、振動板115は、透明の薄い板状部材と、圧電素子と、圧電素子を介して板状部材を固定する固定部材と、を含んでいる。そして、交流電圧が印加されて圧電素子が振動すると、板状部材が振動する。振動板支持部116は、振動板115をCMOSイメージセンサー110に対して所定の位置に配置されるように支持している。振動板支持部116は、ボディマウント150およびシャッターユニット190を介してメインフレーム154に支持されている。
《支持体ユニット》
図7(A)および図7(B)に示すように、支持体ユニット10は支持具取付部157を移動可能に支持するユニットであり、外装部101と、メインフレーム154と、を含んでいる。
前述のように、外装部101は外装底面部101aを有している。外装底面部101aには、開口部20が形成されている。開口部20は、外装底面部101aに形成された開口22と、外表面162と、を有している。開口22からは、支持具取付部157が露出している。
開口22(開口の一例)は、中心線CL方向(後述)に貫通している。開口22には、支持具取付部157が摺動可能に挿入されている。具体的には、開口22には支持具取付部157の本体部40(後述)が挿入され、本体部40と開口22の間には隙間が形成されている。開口22は、支持具取付部157が移動する際に、中心線CL方向に支持具取付部157を案内する。
外表面162は、開口22の周囲に形成された概ね平坦な面であり、外部に露出している。本実施形態では、支持具取付部157に支持具が取り付けられた場合に、外表面162は支持具と当接する。
メインフレーム154(フレームの一例)は、フレーム底面部154aと、フレーム前面部154bと、を有しており、カメラ本体100の外装部101の内部に配置される。メインフレーム154は、カメラ本体100の内部において、外装前面部101bおよび外装底面部101aに沿って配置されている。より詳細には、フレーム前面部154bはカメラ本体100の外装前面部101bに沿って配置されており、フレーム底面部154aはカメラ本体100の外装底面部101aに沿って配置されている。
フレーム前面部154bはボディマウント支持部152に接続されている。つまり、メインフレーム154はボディマウント150およびボディマウント支持部152を介してレンズユニット200を支持している。そのため、メインフレーム154にはある程度の強度が必要である。したがって、メインフレーム154は、金属で形成されているのが好ましい。メインフレーム154の材質として、例えばアルミやステンレス合金が考えられる。
フレーム底面部154aは、プレート部30と、位置決め部32と、有している。プレート部30は、板状に形成されており、外装底面部101aに沿って配置されている。プレート部30には、開口22に対応する位置に貫通孔30aが形成されている。
位置決め部32は、支持体ユニット10に対する支持具取付部157の移動を制限するための部分であり、支柱部34と、第1受け部155と、第2受け部156と、を有している。
支柱部34は、プレート部30から外装部101の内側に突出しており、第1柱部34aと、第2柱部34bと、第3柱部34cと、第4柱部34dと、を有している。第1柱部34a〜第4柱部34dは貫通孔30aの周りに配置されている。
図7(C)に示すように、第1柱部34a〜第4柱部34dは、支持具取付部157を囲んでいる。具体的には、第1柱部34aと第3柱部34cとは、支持具取付部157を挟んで対向している。また、第2柱部34bと第4柱部34dとは、支持具取付部157を挟んで対向している。
第1受け部155は、支柱部34の外表面162と反対側の端部に固定されており、支持具取付部157の移動を制限する。
第2受け部156は、第1受け部155と外表面162との間に配置されており、支持具取付部157の移動を制限する。第2受け部156は、例えば、支柱部34と一体形成されている。
第1受け部155は、支柱部34から突出する4つの第1突起155−1〜第1突起155−4を有している。また、第2受け部156は、支柱部34から突出する4つの第2突起156−1〜第2突起156−4を有している。具体的には、第1突起155−1および第2突起156−1は、第1柱部34aから突出している。第1突起155−2および第2突起156−2は、第2柱部34bから突出している。第1突起155−3および第2突起156−3は、第3柱部34cから突出している。第1突起155−4および第2突起156−4は、第4柱部34dから突出している。
《支持具取付部》
支持具取付部157は、三脚などの支持具を取り付けるための部材であり、本体部40と、支持具取付部上部158と、を有している。本体部40は、円柱状の部材であり、第1ネジ穴40aと、露出面159と、を有する。露出面159は、支持具取付部157の端面であり、開口部20から外部に露出可能に配置されている。また、露出面159は第1ネジ穴40aの入口40bの周囲に形成されている。
第1ネジ穴40aは、開口部20から外部に露出可能に配置され、支持具のネジ(図示せず)を取付可能に設けられている。具体的には、支持具が取り付けられていない場合には、第1ネジ穴40aは開口22から露出している。ユーザーは開口部20から第1ネジ穴40aに支持具のネジを挿入することができる。第1ネジ穴40aは中心線CLを有している。以下では、中心線CLに平行な方向を中心線CL方向(第1方向の一例)という。図7(B)に示すように、本実施形態では、中心線CL方向はZ軸方向と概ね一致している。
支持具のネジは、中心線CL方向に沿って第1ネジ穴40aに挿入される。第1ネジ穴40aには支持具に設けられたネジを介して比較的大きな力が作用するので、支持具取付部157にはある程度の強度が必要である。従って、支持具取付部157は、金属で形成されていることが好ましい。
一方、支持具取付部157の温度上昇を抑制するために、支持具取付部157は熱伝導率が比較的小さい金属で形成されていることが望ましい。強度および熱伝導率に関するこれらの条件を満たす材質としては、例えばステンレス合金が考えられる。
なお、図4に示すように、支持具取付部157はCMOSイメージセンサー110の下側に配置されており、支持具取付部157はZ軸方向に沿ってCMOSイメージセンサー110と並んでいる。このように支持具取付部157を配置すれば、CMOSイメージセンサー110の周辺に重量の比較的大きい部品(例えば、レンズユニット200)が配置されている場合であっても、支持具取付部157を中心とした重量分布に偏りが生じにくくなる。その結果、支持具に取り付けられたときにデジタルカメラ1が安定しやすくなる。
支持具取付部上部158(第1部分の一例)は、本体部40の露出面159とは反対側に配置され、第1受け部155および第2受け部156と当接可能である。支持具取付部上部158は、例えば本体部40と一体形成されており、本体部40から突出するフランジ部158aを有している。
図7(A)に示すように、支持具取付部上部158の一部は、第1受け部155と第2受け部156との間に配置されている。具体的には、フランジ部158aの一部が、第1受け部155と第2受け部156との間に配置されている。また、図7(B)に示すように、第1受け部155と第2受け部156とは中心線CL方向に間隔を空けて配置されており、支持具取付部157が中心線CL方向に移動できるようにスペースが確保されている。具体的には、支持具取付部上部158の中心線CL方向の幅の第1寸法W1は、第1受け部155と第2受け部156との間隔の中心線CL方向での第2寸法W2よりも小さく設定されている。
このように、支持具取付部157の上方向(つまり、Z軸正方向)の移動は第1受け部155により制限され、支持具取付部157の下方向(つまり、Z軸負方向)への移動は第2受け部156により制限されている。
以下では、第1受け部155に当接している場合の支持具取付部157の位置を第1位置という。また、第2受け部156に当接している場合の支持具取付部157の位置を第2位置という。図7(A)は、第1位置に配置された支持具取付部157を示しており、図7(B)は、第2位置に配置された支持具取付部157を示している。
第1位置では、露出面159は外表面162よりも外装部101の内側に配置されている。言い換えれば、露出面159は外表面162よりも第1受け部155側に配置されているとも言える。また、開口部20と露出面159とにより凹部50が形成されているとも言える。図7(A)では、凹部50が二点鎖線で示されている。
外表面162と第1位置での露出面159との中心線CL方向の第1距離D1(つまり、凹部50の深さ)は、ユーザーが露出面159に触れにくくなる程度の大きさであればよく、例えば、2〜3mmに設定することができる。
第2位置では、露出面159および外表面162は同一平面上に配置されている。なお、露出面159は必ずしも平面でなくてもよく、支持具を支えることができれば、露出面159は平面以外であってもよい。例えば、露出面159が曲面であってもよい。また、「露出面159と外表面162とが同一平面上に配置される」とは、露出面159と外表面162とが共通の平面に接している場合の露出面159と外表面162との関係を意味している。したがって、露出面159が曲面であっても、外表面162を延長させて得られる平面に露出面159が接している場合は、露出面159と外表面162とは同一平面上に配置されているといえる。
《コイルバネ》
コイルバネ160(弾性部材の一例)は、支持具取付部157と支持体ユニット10とを弾性的に連結する弾性部材であり、外装底面部101aと支持具取付部上部158との間に配置されている。
コイルバネ160は、例えば圧縮コイルバネであり、本体部40に嵌め込まれている。具体的には図7(A)に示すように、第2受け部156と本体部40との間には隙間が形成されており、その隙間にはコイルバネ160が配置されている。また、コイルバネ160の一方の端は支持具取付部上部158に当接しており、他方の端は外装底面部101aと当接している。
支持具取付部157に支持具が取り付けられていない場合には、コイルバネ160は支持具取付部157を第1位置に保持している。具体的には、コイルバネ160は支持具取付部157を第1受け部155に押し付けており、支持具取付部上部158は第1受け部155に当接している。
支持具取付部157に支持具が取り付けられている場合には、支持具取付部157が第2位置に配置される。支持具取付部157が第1位置から第2位置へ移動すると、支持具取付部上部158がコイルバネ160側に移動するので、コイルバネ160の圧縮量が増加する。ここで、支持具が取り付けられた支持具取付部157は、支持具のネジにより支持具に引き寄せられている。したがって、コイルバネ160の弾性力が作用していても、支持具取付部157は第2位置に保持される。
以上のように、支持具取付部157は、支持体ユニット10およびコイルバネ160に支持されている。具体的には、支持具取付部157は、外装底面部101aと、フレーム底面部154aと、コイルバネ160と、により支持されている。コイルバネ160は支持具取付部上部158と外装底面部101aとの間に配置されている。また、支持具取付部上部158は、コイルバネ160のバネ力により付勢され、第1受け部155と第2受け部156との間で上下し、位置決めされる。そして、支持具が取り付けられていない場合には、支持具取付部157はコイルバネ160の付勢力によってカメラ本体100の内部に押し上げられ、支持具取付部上部158が第1受け部155と当接することで位置決めされる。一方で、支持具が取り付けられた場合には、支持具取付部157は支持具のネジの締め付け力によってカメラ本体100の外部へ向かう方向(Z軸負方向)に引き出され、支持具取付部上部158が第2受け部156と当接することで位置決めされる。
なお、支持具取付部157を支持体ユニット10に組み付ける方法として、どのような方法が用いられても構わない。例えば、支柱部34と第2受け部156とを一体形成し、支柱部34をプレート部30に固定することができる。次に、支柱部34の間に支持具取付部157およびコイルバネ160が配置される。さらに、支柱部34に第1受け部155が固定される。このようにして、支持具取付部157を支持体ユニット10に組み付けることができる。
なお、本実施形態では第1受け部155は支柱部34から突出する第1突起155−1〜第1突起155−4であったが、第1受け部155は必ずしも突起でなくてもよい。例えば、第1受け部155をプレート状に形成し、支柱部34に固定してもよい。また、支柱部34の上部を覆うとともに第1受け部155としての機能を有するキャップが設けられていてもよい。つまり、支柱部34の全体を覆うキャップが、支持具取付部157の上方向への移動を制限していてもよい。
《放熱部材》
放熱部材198は、放熱板195と、熱伝導部196と、を有している。放熱板195は、CMOSイメージセンサー110とメイン回路基板142の間に配置されている。具体的には、放熱板195は、CMOS回路基板113とメイン回路基板142の間に配置されている。放熱板195は、CMOSイメージセンサー110により発生した熱を放熱するための長方形の板状部材である。放熱板195の材質として例えばアルミや銅等の金属を用いれば、好ましい放熱効果を得ることができる。
放熱板195には、振動板支持部116に熱を伝えるために熱伝導部196が接続されている。熱伝導部196は振動板支持部116に接続され固定されている。CMOSイメージセンサー110から発生した熱は、放熱板195および熱伝導部196を介して振動板支持部116に伝達される。このような熱の伝達を可能とするために、CMOSイメージセンサー110の背面には放熱板195が配置され、放熱板195から振動板支持部116まで熱伝導部196が延びている。
より詳細には、熱伝導部196は4枚のプレートを有しており、放熱板195の上下の端および左右の端からプレートが前方へ延びている。言い換えれば、熱伝導部196はCMOSイメージセンサー110の上下左右を囲うようにして配置されている。このように、CMOSイメージセンサー110は、放熱板195および熱伝導部196により、上側、両側方、下側および後ろ側を囲い込まれている。
なお、熱伝導部196は必ずしも振動板支持部116に接続されていなくてもよく、メインフレーム154とCMOSイメージセンサー110との間に配置されるいずれかの部品と接続されていればよい。例として、ボディマウント支持部152やシャッターユニット190が考えられる。
なお、熱伝導部196は、必ずしも4箇所で振動板支持部116と接続している必要はない。例えば、4枚のプレートのうち少なくとも1枚が放熱板195を振動板支持部116に接続していればよい。しかしながら、放熱板195の安定性を考慮すると、3箇所以上で接続されることが望ましい。
<1−3:レンズユニットの構成>
レンズユニット200は、カメラ本体100に装着可能であり、被写体の光学像を形成する。レンズユニット200は主に、光学系Lと、駆動部215と、レンズコントローラー240と、レンズマウント250と、絞りユニット260と、レンズ筒290と、を有している。
光学系Lは、光学系Lの焦点距離を変化させるためのズームレンズ群210と、光学系Lで形成される被写体像のCMOSイメージセンサー110に対するぶれを抑制するためのOIS(Optical Image Stabilizer)レンズ群220と、光学系LがCMOSイメージセンサー110上に形成する被写体像のフォーカス状態を変化させるためのフォーカスレンズ群230と、を有している。
絞りユニット260は、光学系Lを透過する光の量を調整する光量調整部材である。具体的には、絞りユニット260は、光学系Lを透過する光の光線の一部を遮蔽可能な絞り羽根(図示せず)と、絞り羽根を駆動する絞り駆動部(図示せず)と、を有している。
駆動部215は、レンズコントローラー240の制御信号に基づいて、光学系Lの各レンズ群(ズームレンズ群210、OISレンズ群220、フォーカスレンズ群230)を駆動する。また、駆動部215は、光学系Lの各レンズ群の位置を検出するための検出部を有している。
レンズマウント250は、レンズマウントリング251(図示せず)および電気接点253(図示せず)を有しており、前述のようにボディマウント150と機械的および電気的に接続できる。
レンズコントローラー240は、カメラコントローラー140から送信される制御信号に基づいて、レンズユニット200全体を制御する。レンズコントローラー240は、駆動部215に含まれる検出部によって検出された光学系Lの各レンズ群の位置情報を受信して、カメラコントローラー140に送信する。カメラコントローラー140は、受信した位置情報に基づいて駆動部215を制御するための制御信号を生成し、レンズコントローラー240に送信する。レンズコントローラー240は、カメラコントローラー140が生成した制御信号を駆動部215に伝える。駆動部215は制御信号に基づいてズームレンズ群210、OISレンズ群220、フォーカスレンズ群230の位置を調節する。
一方で、カメラコントローラー140は、CMOSイメージセンサー110が受けた光の量、静止画撮影を行うのか動画撮影を行うのか、絞り値が優先的に設定される操作がされているか等の情報に基づいて、絞りユニット260を動作させるための制御信号を生成する。このとき、レンズコントローラー240は、カメラコントローラー140で生成された制御信号を絞りユニット260へ中継する。
また、レンズコントローラー240は、光学系Lの各レンズ群および絞りユニット260の駆動を行なう場合、DRAM241をワークメモリとして使用する。また、フラッシュメモリ242は、レンズコントローラー240によって使用されるプログラムやパラメータを保存している。
レンズ筒290は、主に光学系Lと、レンズコントローラー240と、レンズマウント250と、絞りユニット260と、を内部に収容している。また、レンズ筒290の外部には、ズームリング213とフォーカスリング234とOISスイッチ224とが設けられている。
ズームリング213は筒状の部材であり、レンズ筒290の外周面で回転可能である。ズームリング213は、焦点距離を操作するための操作部の一例である。ズームリング213を回転させると、回転後のズームリング213の位置に応じて、光学系Lの焦点距離が決定される。ズームリング213の位置は、例えば、駆動部215に含まれる検出部によって検出される。
フォーカスリング234は筒状の部材であり、レンズ筒290の外周面で回転可能である。フォーカスリング234は、光学系LがCMOSイメージセンサー110上に形成する被写体像のフォーカス状態を操作するための操作部の一例である。フォーカスリング234を回転させると、回転後のフォーカスリング234の位置に応じて、被写体像のフォーカス状態が調節される。例えば、レンズコントローラー240はフォーカスリング234の位置情報に基づいて制御信号を生成し、駆動部215に出力する。駆動部215は、制御信号に基づいてフォーカスレンズ群230を駆動する。
OISスイッチ224は、OISを操作するための操作部の一例である。OISスイッチ224をOFFにするとOISは動作しない。OISスイッチ224をONにするとOISは動作可能となる。
<1−4:構造の特徴>
カメラ本体100は、ミラーボックス装置を有しておらず、この点が一眼レフレックスカメラと異なっている。以下、図6(A)および(B)を用いてカメラ本体100の構造上の特徴をさらに詳細に説明する。
図6(A)は一眼レフレックスカメラ800の概略断面図、図6(B)は本実施形態のデジタルカメラ1の概略断面図である。なお、図6(B)では、ボディマウント150、シャッターユニット190、振動板115、振動板支持部116、放熱板195、熱伝導部196などの部材は省略されている。また、図6(B)では、支持具取付部157周辺の構造に関しては、詳細が省略されている。
図6(A)に示す一眼レフレックスカメラ800では、CMOSイメージセンサー810の前面に、つまり、CMOSイメージセンサー810のレンズユニット802側にミラーボックス装置が配置されている。ミラーボックス装置は、反射ミラー803とペンタプリズム804とを含んでいる。そして、CMOSイメージセンサー810の背面に(つまり、CMOSイメージセンサー810に対してレンズユニット802とは反対側に)、前からCMOS回路基板813と、カメラコントローラー840を含むメイン回路基板842と、が順に配置されている。また、カメラ本体801の強度を確保するために金属製のメインフレーム854がカメラ本体801の内部の前面から底面に沿って配置されている。さらに、カメラ本体801の底面には支持具取付部857が設けられており、支持具取付部857はメインフレーム854に固定されている。
一眼レフレックスカメラ800では、ミラーボックス装置に含まれる反射ミラー803およびペンタプリズム804によって、レンズユニット802により形成された被写体の光学像は、CMOSイメージセンサー810または光学ファインダー805に導かれる。このように、カメラ本体801の内部に、可動式の反射ミラー803とペンタプリズム804を配置するスペース、および、反射ミラー803から光学ファインダー805までの光路のスペース、を確保する必要があるため、カメラ本体801は小型化に適していない。
その反面、カメラ本体801の内部にスペースが多いこと、カメラ本体801の表面積が大きいこと等の理由により、一眼レフレックスカメラ800では、CMOSイメージセンサー810からの発生した熱を放熱しやすい。また、支持具取付部857をCMOSイメージセンサー810から離れた位置に配置できるので、CMOSイメージセンサー810から発生した熱が支持具取付部857に比較的伝わりにくい。
これに対し、図6(B)に示すように、本実施形態に係るデジタルカメラ1では、CMOSイメージセンサー110の前側にミラーボックス装置が配置されないため、フランジバックを短くすることが可能となり、カメラ本体100を小型化することが可能である。さらに、フランジバックが短いため、光学系Lの設計の自由度が増し、レンズユニット200の小型化が可能である。したがって、ミラーボックス装置を省略することで、デジタルカメラ1の小型化が可能である。
その一方で、一眼レフレックスカメラ800のようにミラーボックス装置が設けられているスペースが不要となるため、カメラ本体100の小型化を図れるが、デジタルカメラ1では部品が密集して配置されるので、CMOSイメージセンサー110と支持具取付部157との距離は、一眼レフレックスカメラ800と比較して小さくなっている。
さらに、高画質化や動画撮影対応によりCMOSイメージセンサー110やカメラコントローラー140の消費電力が大きくなってしまい、CMOSイメージセンサー110やカメラコントローラー140の発熱量が大きくなっている。
例えば、デジタルカメラ1では、高解像度の動画像の撮影にも対応したCMOSイメージセンサー110が採用されているため、高解像度の動画像の撮影に対応していないCMOSイメージセンサー(例えば、一眼レフレックスカメラ800のCMOSイメージセンサー810)と比較して消費電力がおよそ3倍(0.4Wから1.2W)に増加している。その結果、CMOSイメージセンサー110の発熱量は、高解像度の動画像の撮影に対応していないCMOSイメージセンサーの発熱量に比べて大きくなっている。
以上のように、デジタルカメラ1では一眼レフレックスカメラ800と比較してCMOSイメージセンサー110やカメラコントローラー140等の電子部品の発熱量が増大しており、さらに、小型化に伴って支持具取付部157がCMOSイメージセンサー110の近くに配置されているので、CMOSイメージセンサー110で発生した熱が支持具取付部157に伝わりやすくなる。そうすると、支持具取付部157に触れて周辺の温度と支持具取付部157の温度との温度差を感知したユーザーが、違和感を感じる可能性がある。
<1−5:支持具の取り付けおよび取り外し>
そこで、本実施形態に係るデジタルカメラ1では、ユーザーの触れにくい位置に支持具取付部157が配置されている。具体的には、支持具が支持具取付部157に取り付けられていない場合には、支持具取付部157がカメラ本体100の内部に配置される。その結果、ユーザーが触れにくい位置に露出面159が配置される。
以下、本実施形態の支持具取付部157の構造についてさらに具体的に説明する。図7(A)〜図7(C)は支持具取付部157周辺の構造を説明する概略図である。図7(A)は支持具が取り付けられてない場合の支持具取付部157および支持体ユニット10の断面図であり、図7(B)は支持具が取り付けられた場合の支持具取付部157および支持体ユニット10の断面図であり、図7(C)は支持具取付部157付近の斜視図である。なお、図7(B)では、支持具は省略されている。また、図(C)では、コイルバネ160は省略されている。
前述のように、本実施形態に係るデジタルカメラ1では、支持具取付部157は、第1位置と第2位置との間を移動可能である。支持具取付部157が第1位置に配置されている場合は、第1ネジ穴40aの入口40bの周囲に形成された露出面159が外装部101の外表面162よりも第1受け部155側に位置している。支持具取付部157が第2位置に配置されている場合は、第1ネジ穴40aの入口40bが形成された露出面159と外装部101の外表面162とが同一平面上に配置されている。
支持具が支持具取付部157に取り付けられていない場合には、支持具取付部157はコイルバネ160により第1位置に保持される。具体的には、支持具取付部上部158と外装底面部101aとの間にコイルバネ160が配置されている。ユーザーが支持具を使用しない場合には、支持具取付部上部158が第1受け部155に当接する位置まで、支持具取付部157はカメラ本体100の内部にコイルバネ160により付勢され押し上げられている。前述のように、このときの支持具取付部157の位置が第1位置(図7(A)に示した支持具取付部157の位置)である。
ここで、支持具取付部157はCMOSイメージセンサー110の下側に配置されているので、CMOSイメージセンサー110からの輻射熱や対流熱は支持具取付部157に比較的伝わりやすい。したがって、デジタルカメラ1では支持具取付部157の温度が上昇しやすいと言える。しかしながら、支持具取付部157がコイルバネ160によってカメラ本体100の内部に押し上げられているので、ユーザーが露出面159に触れ難くなっている。結果として、ユーザーが露出面159に触れて違和感を感じる可能性を低減できる。
一方で、ユーザーが支持具を使用する場合には、ユーザーは支持具のネジを支持具取付部157にねじ込む。ユーザーが支持具のネジを支持具取付部157に対して回転させると、支持具のネジが第1ネジ穴40aにねじ込まれる。
ここで、支持具取付部157はコイルバネ160により第1受け部155に押し付けられているので、支持具取付部157が第1受け部155に対して回転すると、支持具取付部157と第1受け部155との間には摩擦力が発生する。そして、支持具取付部157と第1受け部155との間に発生する摩擦力が支持具取付部157の回転を抑制するので、支持具のネジを支持具取付部157に対して回転させることができる。なお、支持具取付部157の回転を抑制するための構造が設けられていてもよい。例えば、本体部40の外周面に回り止めの突起を形成し、その突起を中心線CL方向に導くための溝を開口22の内周面に形成してもよい。
支持具のネジが第1ネジ穴40aにねじ込まれると、支持具が外表面162と当接する。支持具のネジが第1ネジ穴40aにさらにねじ込まれると、支持具取付部157が支持具に近付くように移動する。このように、開口部20と支持具取付部157とが支持具のネジにより締め付けられ、コイルバネ160が圧縮される。そして、支持具取付部157は、支持具取付部上部158が第2受け部156に当接するまでカメラ本体100の外部側に(つまり、第1受け部155から遠ざかるように)移動する。
支持具取付部上部158が第2受け部156に当接している時、露出面159は外表面162と一致している。つまり、露出面159および外表面162は同一平面上に配置されている。前述のように、このときの支持具取付部157の位置が第2位置(図7(B)に示した支持具取付部157の位置)である。
本実施形態では、第1距離D1は、第2寸法W2と第1寸法W1との差と概ね等しい。このような寸法関係が満たされているので、支持具取付部157が第2位置に配置されると、露出面159と外表面162とが同一平面上に配置される。
カメラ本体100に支持具が装着された場合には、露出面159が外表面162と一致しているので、支持具は支持具取付部157および外表面162を介してカメラ本体100を支えることができる。したがって、カメラ本体100の外装部101や支持具取付部157に支持具から過大な力が作用することを防止できる。
ここで、支持具が取り付けられたカメラ本体に関して、露出面159が外表面162と一致しない場合には、カメラ本体の取り扱いに注意が必要となる。一例として、支持具が取り付けられた場合に露出面159が外表面162よりもカメラ本体の内側に配置されるカメラ本体が考えられる。このようなカメラ本体では、露出面159と支持具の間に隙間が形成される。つまり、露出面159が支持具と当接しないので、支持具のネジに大きな力をかけることにより、支持部のネジを第1ネジ穴40aにさらにねじ込むことが可能である。したがって、ユーザーが支持具のネジに強い力をかけると、支持具取付部157に鉛直方向下向きに過大な引っ張り力がかかり続けることになり、支持具取付部157を支えている外装底面部101aに歪みが生じる可能性がある。
また、別の例として、支持具が取り付けられた場合に露出面159が外表面162から大きく押し出されているカメラ本体が考えられる。このようなカメラ本体では、露出面159は支持具と当接するが、外表面162が支持具と当接しない。したがって、支持具がカメラ本体を支えるための支点は支持具取付部157のみであり、支持具取付部157に過大な負荷がかかる可能性がある。その結果、支持具取付部157もしくは支持体ユニット10が破損する可能性がある。
一方で、本実施形態に係るカメラ本体100では、支持具が取り付けられると、露出面159は外表面162と一致するまで押し出される。言い換えれば、支持具が支持具取付部157に取り付けられた場合に露出面159と外表面162とが一致するように、コイルバネ160、第1受け部155、および第2受け部156が配置されている。
図7(C)に示すように、本実施形態では第1受け部155は4つの第1突起155−1〜第1突起155−4を有しているが、第1受け部155は必ずしも4つの第1突起155−1〜第1突起155−4の全てを有している必要は無い。第1受け部155は支持具取付部157の移動を制限できればよいので、第1突起155−1〜第1突起155−4のうち少なくとも1つを有していればよい。
同様に、第2受け部156は4つの第2突起156−1〜第2突起156−4を有しているが、第2受け部156は必ずしも4つの第2突起156−1〜第2突起156−4の全てを有している必要は無い。第2受け部156は支持具取付部157の移動を制限できればよいので、第2突起156−1〜第2突起156−4のうち少なくとも1つを備えていればよい。
なお、本実施形態においては、第1受け部155および第2受け部156がメインフレーム154に設けられている。メインフレーム154は金属で形成された部材であるので、第1受け部155および第2受け部156の強度が確保されている。
特に、外装部101がメインフレーム154よりも強度が低い材質(例えば、合成樹脂)で形成されている場合には、メインフレーム154に第1受け部155もしくは第2受け部156を設けることにより、第1受け部155および第2受け部156の強度を高めることが出来る。
また、本実施形態においては、第1受け部155および第2受け部156の両方がメインフレーム154に設けられていたが、例えば第2受け部156のみをメインフレーム154に形成することも可能である。
<1−6:効果>
ここで、本実施形態に係るカメラ本体100の効果についてまとめる。
(1)
このカメラ本体100では、支持具が支持具取付部157に取り付けられていない場合に露出面159が外表面162よりも外装部101の内側に配置されるので、支持具取付部157をユーザーが触れにくい位置に配置できる。したがって、ユーザーが支持具取付部157に触れて支持具取付部157の温度と周辺の温度との温度差を感じる頻度を少なくすることができる。
一方で、支持具取付部157は支持体ユニット10に移動可能に支持されており、支持具が支持具取付部157に取り付けられた場合には露出面159と外表面が同一平面上に配置されるので、支持具取付部157を支持具に近づけることができる。
このように、ユーザーに違和感を与える可能性を低減できるとともに、支持具の取り付けに適した位置に支持具取付部157を配置することができる。
(2)
このカメラ本体100では、支持具取付部157を取り外す動作に連動して支持具取付部が第2位置から第1位置に移動するので、ユーザーによる余分の操作を必要とすることなく、ユーザーの触れにくい位置に支持具取付部157を移動させることができる。
具体的には、支持具取付部157は、コイルバネ160により支持体ユニット10に弾性的に連結されており、支持具が取り付けられていない場合には第1受け部155に押し付けられている。したがって、支持具が取り付けられていない場合には、支持具取付部157はコイルバネ160により第1位置に保持される。さらに、支持具が支持具取付部157から取り外されると支持具取付部157がコイルバネ160により自動的に第1位置に移動するので、ユーザーの余分な動作を省くことができる。
(3)
このカメラ本体100では支持具取付部157が第2位置に配置された場合に露出面159が支持具と接触しているので、カメラ本体100は支持具取付部157を介して支持具に支持される。このように、支持具取付部157が支点として機能するので、支持具取付部157が支持具と接触できない場合に比べて、カメラ本体100に負荷がかかりにくくなる。
(4)
このカメラ本体100では、支持具取付部157の移動が第1受け部155および第2受け部156により制限される。具体的には、支持具取付部上部158の一部が第1受け部155と第2受け部156の間に配置され、第1位置での支持具取付部上部158は第1受け部155に当接し、第2位置での支持具取付部上部158は第2受け部156と当接する。このように、簡素な構成を用いつつ、支持具取付部157を第1位置および第2位置に精度良く配置することができる。
(5)
このカメラ本体100では、第1受け部155および第2受け部156がメインフレーム154に形成されているので、第1受け部155および第2受け部156の強度を確保することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について説明する。前述の第1実施形態では、支持体ユニット10はメインフレーム154を含んでいたが、支持体ユニット10からメインフレーム154を省略することも可能である。
第2実施形態に係るカメラ本体400においては、第1実施形態のカメラ本体100と比較して、フレーム底面部154aが用いられておらず、また、外装底面部101aの構造が異なっている。よって、ここでは主に外装底面部101aおよび支持具取付部157について説明し、共通部分の説明は省略する。図8(A)〜図8(C)は第2実施形態に係る支持体ユニット410の構造を説明する概略図である。図8(A)は支持具が取り付けられていない場合の支持具取付部157および支持体ユニット410の断面図であり、図8(B)は支持具が取り付けられている場合の支持具取付部157および支持体ユニット410の断面図であり、図8(C)は支持具取付部157の斜視図である。なお、図8(B)では、支持具は省略されている。また、図8(C)では、コイルバネ160は省略されている。
<2−1:構成>
第2実施形態に係るカメラ本体400では、支持具取付部上部158はメインフレーム154によって上下方向の移動を規制されるのではなく、外装部401に形成された第1受け部463および第2受け部464によって上下方向の移動を規制される。
支持体ユニット410は、支持具取付部157を移動可能に支持するユニットであり、外装部401を有している。
外装部401は、外装底面部401aを有している。外装底面部401aは、基部436と、位置決め部432と、を有している。
基部436は、カメラ本体100の底面を形成する概ね板状の部材である。基部436には、開口部420が形成されている。開口部420は、基部436に形成された開口422(開口の一例)と、外表面462と、を有している。開口422からは、支持具取付部157が露出している。開口22には、支持具取付部157が摺動可能に挿入されている。開口422は、中心線CL方向に貫通しており、支持具取付部157が移動する際に、中心線CL方向に支持具取付部157を案内する。外表面462は、開口422の周囲に形成された概ね平坦な面であり、外部に露出している。
位置決め部432は、支持具取付部157の移動を制限するための部分であり、支柱部434と、第1受け部463と、第2受け部464と、を有している。
支柱部434は、基部436から内側に突出しており、第1柱部434aと、第2柱部434bと、第3柱部434cと、第4柱部434dと、を有している。第1柱部434a〜第4柱部434dは、開口部420の周りに配置されている。
第1柱部434a〜第4柱部434dは、支持具取付部157を囲んでいる。具体的には、第1柱部434aと第3柱部434cとは、支持具取付部157を挟んで対向している。また、第2柱部434bと第4柱部434dとは、支持具取付部157を挟んで対向している。
第1受け部463は、支柱部434の外表面462と反対側の端部に固定されており、支持具取付部157の移動を制限する。
第2受け部464は、第1受け部463と外表面462との間に配置されており、支持具取付部157の移動を制限する。第2受け部464は、例えば、支柱部434と一体形成されている。
第1受け部463は、支柱部434から突出する4つの第1突起463−1〜第1突起463−4を有している。また、第2受け部464は、支柱部434から突出する4つの第2突起464−1〜第2突起464−4を有している。具体的には、第1突起463−1および第2突起464−1は、第1柱部434aから突出している。第1突起463−2および第2突起464−2は、第2柱部434bから突出している。第1突起463−3および第2突起464−3は、第3柱部434cから突出している。第1突起463−4および第2突起464−4は、第4柱部434dから突出している。
図8(A)に示すように、支持具取付部上部158の一部は、第1受け部463と第2受け部464との間に配置されている。具体的には、フランジ部158aの一部が、第1受け部463と第2受け部464との間に配置されている。また、第1受け部463と第2受け部464とは中心線CL方向に間隔を空けて配置されており、支持具取付部157が中心線CL方向に移動できるようにスペースが確保されている。具体的には、支持具取付部上部158の中心線CL方向の幅の第1寸法W1は、第1受け部463と第2受け部464との間隔の中心線CL方向での第2寸法W2よりも小さく設定されている。
このように、支持具取付部157の上方向(つまり、Z軸正方向)の移動は第1受け部463により制限され、支持具取付部157の下方向(つまり、Z軸負方向)への移動は第2受け部464により制限されている。
以下では、第1受け部463に当接している場合の支持具取付部157の位置を第1位置という。また、第2受け部464に当接している場合の支持具取付部157の位置を第2位置という。図8(A)は、第1位置に配置された支持具取付部157を示しており、図8(B)は、第2位置に配置された支持具取付部157を示している。
第1位置では、露出面159は外表面462よりも外装部401の内側に配置されている。言い換えれば、露出面159は外表面462よりも第1受け部463側に配置されているとも言える。また、開口部420と露出面159とにより凹部50が形成されているとも言える。図8(A)では、凹部50が二点鎖線で示されている。第2位置では、露出面159および外表面462は同一の平面上に配置されている。
なお、支持具取付部157を支持体ユニット410に組み付ける方法として、どのような方法が用いられても構わない。例えば、1対の部材を組み合わせることにより外装底面部401aが形成されてもよい。この場合には、例えば、1対の部材の一方の部材に第1柱部434aおよび第4柱部434dが一体形成され、他方の部材に第2柱部434bと第3柱部434cが一体形成される。そして、1対の部材を組み合わせて外装底面部401aを組み立てる際に、支持具取付部157およびコイルバネ160が支柱部434の間に配置される。このようにして、支持具取付部157を支持体ユニット410に組み付けることができる。
<2−2:動作>
支持具が支持具取付部157に取り付けられていない場合には、支持具取付部157は、支持具取付部上部158と外装底面部401aの間に配置されたコイルバネ160によって付勢され、カメラ本体400の内部に押し上げられている。具体的には、支持具取付部157は、支持具取付部上部158が第1受け部463に当接する位置まで押し上げられている。前述のように、このときの支持具取付部157の位置が第1位置(図8(A)に示した支持具取付部157の位置)である。
第1実施形態に係るカメラ本体100と同様に、支持具取付部157にはCMOSイメージセンサー110からの輻射熱や対流熱が比較的伝わりやすいので、支持具取付部157の温度が上昇する傾向にある。しかしながら、支持具取付部157がカメラ本体400の内部に押し上げられているので、ユーザーが露出面159に触れ難くなっている。結果として、ユーザーが露出面159に触れて違和感を感じる可能性を低減できる。
一方で、支持具が支持具取付部157に取り付けられた場合には、開口部420と支持具取付部157が支持具のネジにより締め付けられ、コイルバネ160が圧縮される。そして、支持具取付部157は支持具取付部上部158が第2受け部464に当接する位置までカメラ本体400の外部側に(つまり、第1受け部463から遠ざかるように)移動する。
支持具取付部上部158が第2受け部464に当接している時、露出面159は外表面462と一致している。つまり、露出面159および外表面462は同一平面上に配置されている。前述のように、このときの支持具取付部157の位置が第2位置(図8(B)に示した支持具取付部157の位置)である。
カメラ本体400に支持具が装着された場合には、露出面159が外表面462と一致しているので、支持具は支持具取付部157および外表面462を介してカメラ本体400を支えることができる。したがって、カメラ本体400もしくは支持具取付部157に支持具から過大な力が作用することを防止できる。
ここで、支持具が取り付けられたカメラ本体に関して、露出面159が外表面462と一致しない場合には、カメラ本体の取り扱いに注意が必要となる。一例として、支持具が取り付けられた場合に露出面159が外表面462よりもカメラ本体の内側に配置されるカメラ本体が考えられる。このようなカメラ本体では、ユーザーが支持具のネジに強い力をかけると、支持具取付部157に鉛直方向下向きに過大な引っ張り力がかかり続けることになり、外装底面部401aに歪みが生じる可能性がある。
また、別の例として、支持具が取り付けられた場合に露出面159が外表面462から大きく押し出されているカメラ本体が考えられる。このようなカメラ本体では、支持具がカメラ本体を支えるための支点は支持具取付部157のみであり、支持具取付部157に過大な負荷がかかる可能性がある。
一方で、カメラ本体400では、支持具が取り付けられると、露出面159は外表面462と一致するまで押し出される。言い換えれば、支持具が支持具取付部157に取り付けられた場合に露出面159と外表面462とが一致するように、コイルバネ160、第1受け部463、および第2受け部464が配置されている。
図8(C)に示すように、本実施形態では、第1受け部463は第1突起463−1〜第1突起463−4から構成されているが、必ずしも4つから構成される必要は無い。第1受け部463は少なくとも1つの突起を備えていればよい。同様に第2受け部464は第2突起464−1〜第2突起464−4の4つから構成されているが、必ずしも4つから構成される必要は無い。第2受け部464は少なくとも1つの突起を備えていればよい。
〔第3実施形態〕
前述の実施形態では、支持具取付部157を第1位置に保持するためのコイルバネ160が設けられていたが、支持具取付部157を第1位置に保持するための部材を省略することも可能である。
以下では、第3実施形態に係るカメラ本体500(撮像装置の一例)について図9(A)〜図10(C)を用いて説明する。なお、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。また、第1実施形態と実質的に同様の機能を有する部品および構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
<3−1:構成>
第3実施形態に係るカメラ本体500は、支持具取付部557と、支持体ユニット510と、を有している。図9(A)および図9(B)に示すように、支持体ユニット510は、外装部501と、メインフレーム554と、ホルダ部532と、を有している。
外装部501は、外装底面部501aを有している。外装底面部501aには開口部20が形成されている。
メインフレーム554(フレームの一例)は、カメラ本体500の強度を確保する部材であり、フレーム前面部154bと、フレーム底面部554aを有している。フレーム底面部554aは、プレート部30と、貫通孔30aと、を有している。貫通孔30aの周囲には、支持具取付部557の移動を制限するための第2受け部556が形成されている。支持具が支持具取付部557に取り付けられていない場合には、貫通孔30aおよび開口22を介して、支持具取付部557が外部に露出している。
ホルダ部532は、支持具取付部557を移動可能に支持する部材であり、胴部534と、第1受け部555と、を有している。
胴部534は、フレーム底面部554aに固定されており、支持具取付部557を収容している。胴部534には、支持具取付部557を装着するための第2ネジ穴534aが形成されている。第2ネジ穴534aは左ネジに対応して形成されている。つまり、左ネジから見て反時計回りに左ネジを回転させることにより、第2ネジ穴534aに左ネジをねじ込むことができる。本実施形態では、第2ネジ穴534aに左ネジをねじ込んだときに左ネジがZ軸正方向に進むように、第2ネジ孔534aが形成されている。
第2ネジ穴534aの入口側はフレーム底面部554aに固定されている。また、第2ネジ穴534aの入口は、貫通孔30aおよび開口22と重なる位置に配置されている。さらに、第2ネジ穴534aの入口の一部はフレーム底面部554aにより覆われている。そして、プレート部30のうち第2ネジ孔534aの入口に張り出した部分が、第2受け部556を形成している。したがって、貫通孔30aは第2受け部556に形成された孔であるとも言える。
第1受け部555は、胴部534のフレーム底面部554aと反対側に配置され、支持体ユニット510に対する支持具取付部557の移動を制限している。第2ネジ穴534aのフレーム底面部554aと反対側は、第1受け部555により覆われている。なお、第1受け部555により支持具取付部557の移動が制限されればよいので、第2ネジ孔534aのフレーム底面部554aと反対側の少なくとも一部が覆われていればよい。第1受け部555は、例えば、胴部534に第2ネジ穴534aを設けることにより、胴部534と一体形成される。
支持具取付部557は、支持具を取り付け可能な部材であり、大径部60と、小径部62と、を有している。支持具取付部557は、支持体ユニット510に移動可能に支持されている。
また、支持具取付部557には、第1ネジ穴40aが形成されている。第1ネジ穴40aは、開口部20から外部に露出可能に配置され、支持具ネジ90を取付可能に設けられている。第1ネジ穴40aは中心線CLを有している。本実施形態では、中心線CL方向はZ軸方向と概ね一致している。第1ネジ穴40aは右ネジに対応して形成されている。したがって、右ネジから見て時計回りに右ネジを回転させることにより、第1ネジ穴40aに右ネジをねじ込むことができる。第1ネジ穴40aは第2ネジ穴534aと概ね同軸に配置されている。
大径部60(第1部分の一例)は、円柱状の部分であり、ネジ部60aを有している。ネジ部60aは大径部60の外周部に形成された複数のネジ山を有しており、第2ネジ穴534aに嵌め込み可能に形成されている。ネジ部60aは左ネジ(つまり、逆ネジ)を形成している。したがって、大径部60から見て反時計回りに大径部60を回転させることにより、第2ネジ穴534aに大径部60を嵌め込むことができる。
大径部60は、ホルダ部532に移動可能に支持されている。具体的には、大径部60は第2ネジ穴534aに嵌め込まれている。また、大径部60の一部は第1受け部555と第2受け部556の間に配置されているので、第1受け部555および第2受け部556により大径部60の移動が制限されている。ここで、大径部60が移動できるように、大径部60の中心線CL方向の第1寸法W3は、第2ネジ穴534aの中心線CL方向の第2寸法W4よりも小さく設定されている。
小径部62は、円筒状の部分であり、大径部60から突出している。小径部62は大径部60と同軸に形成され、小径部62の径の大きさは大径部60の径の大きさよりも小さく設定されている。小径部62は、大径部60と一体回転可能であり、例えば大径部60と一体形成されている。小径部62は、第1ネジ穴40aの入口40bと、入口40bの周辺に形成された露出面559と、を有している。支持具が支持具取付部557に取り付けられていない場合には、露出面559は開口22および貫通孔30aから外部に露出している。支持具が支持具取付部557に取り付けられた場合には、露出面559は支持具と当接する。
貫通孔30aおよび開口22は小径部62よりも大きく形成されているので、小径部62は貫通孔30aおよび開口22に進入することができる。なお、本実施形態では小径部62は円筒状に形成されているが、支持具取付部557が支持体ユニット510に対して相対回転可能であれば、小径部62は円筒形状以外であっても構わない。例えば、支持具取付部557が支持体ユニット510に対して相対回転できるように貫通孔30aおよび開口22が大きく形成されていれば、小径部62を角柱状に形成することも可能である。
なお、支持具取付部557を支持体ユニット510に組み付ける方法として、どのような方法が用いられても構わない。例えば、ホルダ部532に支持具取付部557を挿入し、ホルダ部532をフレーム底面部554aに固定することにより、支持具取付部557を支持体ユニット510に組み付けることができる。また、第2受け部556をプレート部30とは別体としてもよい。この場合には、ホルダ部532をプレート部30と一体形成し、支持具取付部557をホルダ部532に装着した後に、第2受け部556をプレート部30に固定することができる。
以上のように、支持具取付部557は、支持体ユニット510に移動可能に支持されている。また、支持具取付部557の可動範囲は第1受け部555および第2受け部556によって制限されている。具体的には、支持具取付部557は第1位置および第2位置に配置可能である。図9(A)は、第1位置に配置された支持具取付部557を示している。また、図9(B)は、第2位置に配置された支持具取付部557を示している。
支持具取付部557が第1位置に配置されている場合は、第1受け部555により支持具取付部557の移動が制限されている。また、支持具取付部557が第2位置に配置されている場合は、第2受け部556により支持具取付部557の移動が制限されている。より詳細には、支持具取付部557が第1位置に配置されている場合には、大径部60が第1受け部555と接している。また、支持具取付部557が第2位置に配置されている場合には、大径部60が第2受け部556と接している。このように、支持具取付部557の上方向への移動は第1受け部555により制限され、支持具取付部557の下方向への移動は第2受け部556により制限されている。
支持具取付部557が第1位置に配置されている場合には、露出面559は外表面162よりも外装部501の内側に配置されている。言い換えれば、露出面559は外表面162の第1受け部555側に配置されているとも言える。また、開口部20と露出面559とにより凹部50が形成されているとも言える。
本実施形態では、外表面162と第1位置での露出面559との中心線CL方向の第1距離D1は、第2寸法W4と第1寸法W3との差よりも小さい。このような寸法関係が満たされているので、支持具取付部557が第2位置に配置されると、支持具取付部557の一部が外表面162から突出している。また、図9(B)に示すように、支持具ネジ90を外表面162に当接させることができる。
支持具取付部557は、支持体ユニット510に対して支持具と一体回転可能に配置されている。本実施形態では、第2ネジ穴534aに形成された雌ネジのピッチは、第1ネジ穴40aに形成された雌ネジのピッチよりも大きい。したがって、第2ネジ穴534aとネジ部60aとの間の摩擦力を第1ネジ穴40aと支持具ネジ90との間の摩擦力よりも小さくすることができる。つまり、ネジのピッチの大きさに差を与えて第2ネジ穴534aとネジ部60aとの接触面積と第1ネジ穴40aと支持具ネジ90との接触面積を調節することにより、摩擦力が調節されている。このように、支持具取付部557は支持具ネジ90に比べて回転しやすいので、支持体ユニット510に対して、支持具取付部557を支持具ネジ90(つまり、支持具)と一体回転させることができる。
また、本実施形態では、ユーザーが第1位置に配置された支持具取付部557に支持具ネジ90を挿入する場合は、支持具が外表面162と接触する前に、支持具取付部557がホルダ部532に対して回転を開始する。また、ユーザーが第2位置に配置された支持具取付部557から支持具ネジ90を抜く場合は、支持具ネジ90が第1ネジ穴40aから完全に抜ける前に、支持具取付部557がホルダ部532に対して回転を開始する。
<3−2:動作>
以下では、支持具を支持具取付部557に取り付ける動作、および、支持具を支持具取付部557から取り外す動作について説明する。
《取り付け動作》
図9(A)に示すように、支持具が支持具取付部557に取り付けられていない場合には、支持具取付部557は第1位置に配置されている。ユーザーは、支持具を支持具取付部557に取り付けるために、支持具ネジ90を第1ネジ穴40aに挿入する。
ユーザーが支持具ネジ90を図9(C)のR1方向に回転させると、支持具ネジ90の一部が第1ネジ穴40aに進入する。このとき、支持具ネジ90と第1ネジ穴40aとの間には摩擦力が発生するので、支持具ネジ90から支持具取付部557にR1方向の駆動力が伝わる。また、前述のように、第2ネジ穴534aとネジ部60aとの間の摩擦力は比較的小さく設定されている。したがって、支持具ネジ90が第1ネジ穴40aにある程度進入すると、支持具取付部557がR1方向に回転を開始する(図10(A))。
ネジ部60aには左ネジが形成されているので、支持具取付部557がR1方向に回転すると、大径部60は第2ネジ穴534aに導かれてZ軸負方向に(つまり、第2受け部556側に)移動する。図10(B)に示すように、支持具取付部557がR1方向にある程度回転すると、大径部60が第2受け部556に接する。その結果、支持具取付部557の移動は第2受け部556により制限され、支持具取付部557は第2受け部556に対して静止する。このとき、支持具取付部557は図9(B)に示す第2位置に配置されている。つまり、支持具取付部557の一部が外表面162から突出している。
なお、支持具取付部557が第1位置から第2位置に移動する際に、支持具ネジ90が支持具取付部557に対してR1方向に相対回転をしていても構わない。つまり、支持具取付部557がホルダ部532に対してR1方向に回転すると同時に、支持具ネジ90が支持具取付部557に対してR1方向に回転していてもよい。
支持具取付部557が第2位置に到達すると、支持具取付部557に対する支持具ネジ90のR1方向の回転が再開あるいは続行する。支持具ネジ90が露出面559支持具と当接するまで第1ネジ穴40aにねじ込まれると、支持具の取付が完了する。支持具取付部557に支持具が取り付けられた状態では、カメラ本体500を支持できる程度の圧力で露出面559が支持具に押し付けられている。
図9(B)に示すように、支持具取付部557が第2位置に配置されている場合には、支持具取付部557の一部が外表面162から突出している。本実施形態では、第2位置での支持具取付部557の突出量が小さいので、支持具は外表面462を介してカメラ本体500を支えることができる。例えば、支持具に対して傾けようとする力がカメラ本体500に加わっても、支持具取付部557には過大な負荷がかかりにくい。具体的には、カメラ本体500では支持具と外表面462と間に形成される隙間を小さくできるので、カメラ本体500が支持具に対してわずかに傾いたとしても、支持具と外表面462が当接する。その結果、カメラ本体500が外表面462を介して支持具に支持される。このように、カメラ本体500では支持具取付部557に過大な負荷がかかることを抑制できる。
《取り外し動作》
支持具が支持具取付部557に取り付けられた状態では、支持具取付部557は第2位置に配置され、露出面559と支持具が当接している。第1ネジ穴40aは右ネジに対応して形成されているので、支持具ネジ90を図9(C)のR2方向に回転させることにより、支持具ネジ90を第1ネジ穴40aから抜くことができる。つまり、支持具を支持具取付部557から取り外すことができる。
ユーザーが支持具取付部557に取り付けられた支持具ネジ90をR2方向に回転させると、支持具ネジ90を介して支持具取付部557にR2方向の駆動力が入力される。前述のように、第2ネジ穴534aとネジ部60aとの間の摩擦力は比較的小さく設定されているので、支持具取付部557はホルダ部532に対してR2方向に回転を始める。支持具取付部557がR2方向に回転すると、大径部60は第2ネジ穴534aに導かれてZ軸正方向に(つまり、第1受け部555側に)移動する。
図10(C)に示すように、支持具取付部557がR2方向にある程度回転すると、大径部60が第1受け部555に当接する。その結果、支持具取付部557の移動は第1受け部555により制限され、支持具取付部557は第1受け部555に対して静止する。このとき、支持具取付部557は第1位置に配置されている。
なお、支持具取付部557が第2位置から第1位置に移動する際に、支持具ネジ90が支持具取付部557に対してR2方向に相対回転していても構わない。つまり、支持具取付部557がホルダ部532に対してR2方向に回転すると同時に、支持具ネジ90が支持具取付部557に対してR2方向に回転していてもよい。
支持具取付部557が第1位置に到達すると、支持具取付部557に対する支持具ネジ90のR2方向の回転が再開あるいは続行する。ユーザーが支持具ネジ90をR2方向に回転させ続けると、支持具ネジ90が第1ネジ穴40aから外れ、支持具の取り外しが完了する。
以上のように、本実施形態に係るカメラ本体500では、支持具取付部557は支持具と一体回転可能であるので、ユーザーが支持具ネジ90を回転させると、支持具取付部557が回転する。また、第1ネジ穴40aが右ネジに対応して形成され、第2ネジ穴534aは左ネジに対応して形成されているので、支持具取付部557が回転すると、支持具取付部557に対する支持具ネジ90の進行方向(Z軸正方向)とは逆向きに、支持具取付部557が移動する。その結果、支持具取付部557が第1位置から第2位置に移動する。
また、支持具を支持具取付部557から取り外すためにユーザーが支持具ネジ90を回転させると、支持具取付部557が支持具ネジ90と一体に回転し、第2位置から第1位置に移動する。
このように、ユーザーが支持具を取り付ける動作に連動して支持具取付部557は第1位置から第2位置に移動し、ユーザーが支持具を取り外す動作に連動して支持具取付部557は第2位置から第1位置に移動する。
〔他の実施形態〕
本発明の実施形態は、前述の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形および修正が可能である。
(A)
前述の実施形態では、交換レンズ式のデジタルカメラを例にして説明したが、ここに示された技術を適用できる撮像装置はこれに限られない。ここに開示された技術は支持具取付部を有する撮像装置に適用可能であり、例えば、交換レンズ式のデジタルビデオカメラや、レンズ鏡筒一体型のデジタルカメラならびにビデオカメラに適用可能である。
(B)
前述の実施形態では弾性部材として圧縮コイルバネを用いたが、弾性部材は圧縮コイルバネに限られない。弾性部材として、例えば、ゴムなどを用いることが出来る。
また、前述の実施形態では弾性部材であるコイルバネ160を用いて支持具取付部157を移動させる構成について説明したが、支持具取付部157を移動可能に支持する部材または機構は弾性部材に限られない。例えば、支持具を用いない場合においては磁石(保持部材の一例)の吸着力を用いて第1位置に支持具取付部157を保持し、支持具が取り付けられた時にはネジの締め付け力によって支持具取付部157を移動させて第2位置に来るようにすることもできる。要するに、支持具取付部157が第1位置と第2位置との間を移動可能であり、かつ、支持具取付部157を第1位置および第2位置に保持できる構成であれば、どんな構成が用いられてもよい。
ここに示された技術は、支持具取付部をユーザーが触れにくい位置に配置するために利用でき、支持具を装着可能な撮像装置に適用できる。具体的には、ここに開示された技術は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどに適用可能であり、有用である。
1 デジタルカメラ(撮像装置の一例)
10 支持体ユニット
20 開口部
22 開口
30 プレート部
32 位置決め部
34 支柱部
34a 第1柱部
34b 第2柱部
34c 第3柱部
34d 第4柱部
40 本体部
40a 第1ネジ穴
40b 入口
50 凹部
100 カメラ本体(撮像装置の一例)
101 外装部
101a 外装底面部
110 CMOSイメージセンサー
113 CMOS回路基板
120 カメラモニタ
130 操作部
131 レリーズ釦
140 カメラコントローラー
142 メイン回路基板
150 ボディマウント
154 メインフレーム
154a フレーム底面部
154b フレーム前面部
155 第1受け部
155−1、155−2、155−3、155−4 第1突起
156 第2受け部
156−1、156−2、156−3、156−4 第2突起
157 支持具取付部
158 支持具取付部上部
159 露出面
160 コイルバネ
162 外表面
165 電源
180 電子ビューファインダー
190 シャッターユニット
200 レンズユニット
400 カメラ本体(第2実施形態)
401 外装部
401a 外装底面部
410 支持体ユニット
432 位置決め部
434 支柱部
434a 第1柱部
434b 第2柱部
434c 第3柱部
434d 第4柱部
436 基部
462 外表面
463 第1受け部
463−1、463−2、463−3、463−4 第1突起
464 第2受け部
464−1、464−2、464−3、464−4 第2突起
500 カメラ本体(第3実施形態)
501a 外装底面部
510 支持体ユニット
60 大径部
60a ネジ部
62 小径部
532 ホルダ部
534 胴部
534a 第2ネジ穴
554 メインフレーム
554a フレーム底面部
555 第1受け部
556 第2受け部
557 支持具取付部
559 露出面




Claims (18)

  1. 支持具を取り付け可能な撮像装置であって、
    前記支持具を取り付け可能な第1ネジ穴と、前記第1ネジ穴の入口の周囲に形成された露出面と、を有する支持具取付部と、
    前記露出面を露出可能に形成された開口と前記開口の周囲に形成された外表面とを有する外装部を有し、前記支持具取付部を移動可能に支持する支持体ユニットを備え、
    前記支持具取付部は、前記支持具が取り付けられていない場合に第1位置に配置され、前記支持具が取り付けられている場合に第2位置に配置され、
    前記支持具取付部が前記第1位置に配置されると、前記露出面は前記外表面よりも前記外装部の内側に配置され、
    前記支持具取付部が前記第2位置に配置されると、前記露出面と前記外表面とが同一平面上に配置され、もしくは、前記支持具取付部は前記外表面から突出しているとともに
    前記支持体ユニットは、前記支持体ユニットに対する前記支持具取付部の移動を制限する第1受け部と、前記第1受け部と前記外表面との間に配置され前記支持体ユニットに対する前記支持具取付部の移動を制限する第2受け部と、を有しており、
    前記支持具取付部は、前記第1位置に配置された場合には前記第1受け部により移動を制限されており、前記第2位置に配置された場合には前記第2受け部により移動を制限され、
    前記支持体ユニットと前記支持具取付部とを弾性的に連結する弾性部材をさらに備え、
    前記支持具が前記支持具取付部に取り付けられていない場合には、前記弾性部材は前記支持具取付部を前記第1受け部に押し付けている、
    撮像装置。
  2. 前記支持具取付部に前記支持具を取り付ける動作に連動して、前記支持具取付部は前記第1位置から前記第2位置へ移動し、
    前記支持具取付部から前記支持具を取り外す動作に連動して、前記支持具取付部は前記第2位置から前記第1位置へ移動する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記支持具取付部が前記第2位置に配置された場合に、前記露出面が前記支持具と当接している、
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1受け部は、前記支持具取付部の前記露出面とは反対側に配置されている、
    請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記支持具取付部は、前記露出面よりも前記第1受け部側に配置された第1部分を有しており、前記第1部分の少なくとも一部は、前記第1受け部と前記第2受け部との間に配置されている、
    請求項1からのいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記第1位置では、前記第1部分は前記第1受け部と当接し、
    前記第2位置では、前記第1部分は前記第2受け部と当接している、
    請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1ネジ穴は中心線を有しており、
    前記第1部分の前記中心線に平行な第1方向での第1寸法は、前記第1受け部と前記第2受け部との間隔の第1方向での第2寸法よりも小さい、
    請求項から7のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記外表面と前記第1位置での前記露出面との前記第1方向での第1距離は、前記第2寸法と前記第1寸法との差と概ね等しい、もしくは、前記第2寸法と前記第1寸法との差よりも小さい、
    請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記支持具が前記支持具取付部に取り付けられていない場合には、前記弾性部材は前記支持具取付部が前記第1位置に配置されるように前記支持具取付部に弾性力を付与しており、
    前記支持具が前記支持具取付部に取り付けられると、前記弾性部材が縮められ、前記支持具取付部は前記第2位置に配置される、
    請求項記載の撮像装置。
  10. 前記支持具が前記支持具取付部に取り付けられていない場合には、前記第1受け部は前記弾性部材に付勢された前記支持具取付部の移動を前記支持具取付部が前記第1位置に配置されるように制限しており、
    前記支持具が前記支持具取付部に取り付けられると、前記第2受け部は前記弾性部材の収縮を伴う前記支持具取付部の移動を前記支持具取付部が前記第2位置に配置されるように制限する、
    請求項1から9のいずれかに記載の撮像装置。
  11. 前記支持具取付部を前記第1位置に保持可能な保持部材をさらに備えた、
    請求項1から1のいずれかに記載の撮像装置。
  12. 前記支持体ユニットは、前記第1受け部と前記第2受け部との間に形成された第2ネジ穴を有しており、
    前記支持具取付部は、前記第2ネジ穴に嵌め込み可能なネジ部を有し、前記第2ネジ穴に移動可能に装着されている、
    請求項からのいずれかに記載の撮像装置。
  13. 前記ネジ部は、前記第1部分の外周部に形成されている、
    請求項1に記載の撮像装置。
  14. 前記支持具取付部は前記支持体ユニットに対して前記支持具と一体回転可能である、
    請求項1または1に記載の撮像装置。
  15. 前記第1ネジ穴は右ネジに対応して形成され、前記第2ネジ穴は左ネジに対応して形成されている、
    請求項1から1のいずれかに記載の撮像装置。
  16. 前記第2ネジ穴に形成されたネジのピッチは、前記第1ネジ穴に形成されたネジのピッチよりも大きい、
    請求項1から1のいずれかに記載の撮像装置。
  17. 前記支持体ユニットは、強度を確保するフレームを有しており、
    前記第1受け部および前記第2受け部の少なくともいずれか一方は、前記フレームに形成されている、
    請求項から1のいずれかに記載の撮像装置。
  18. 前記第1受け部および前記第2受け部の少なくともいずれか一方は、前記外装部に形成されている、
    請求項から1のいずれかに記載の撮像装置。
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