JPS61136274A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS61136274A
JPS61136274A JP59258515A JP25851584A JPS61136274A JP S61136274 A JPS61136274 A JP S61136274A JP 59258515 A JP59258515 A JP 59258515A JP 25851584 A JP25851584 A JP 25851584A JP S61136274 A JPS61136274 A JP S61136274A
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JP
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gate electrode
film
silicon
oxide film
semiconductor device
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Masaki Sato
正毅 佐藤
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Toshiba Corp
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    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
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    • H01L29/49Metal-insulator-semiconductor electrodes, e.g. gates of MOSFET
    • H01L29/51Insulating materials associated therewith
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    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は浮遊ゲート電極および制御ゲート電橋からな
る二重ゲート構造を有する半導体装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点1 浮遊ゲート電極(フローティングゲート電極)およびM
illゲート電極(コントロールゲート電極)からなる
二重ゲート構造を有する半導体装置は、しきいiI電圧
の状態を外部から制御することができるので記憶装置等
でデータ記憶素子として用いられている。
第5図(a)、[))はこのような二重ゲート型の半導
体装置の従来の構造を、互いに直交する異なる断面で示
したものである。この半導体装置では、p型の半導体基
板11の表面領域にn型のソース、ドレイン領域12.
13が形成されている。上記ソース、ドレイン領域12
.13間のチャネル領域14上には絶縁膜15を介して
例えば多結晶シリコンからなる浮遊ゲート電極16が形
成されている。さらに上記浮遊ゲート電極16上には絶
縁膜17を介して例えば多結晶シリコンからなる制御ゲ
ート電極18が形成されている。そして上記制御ゲート
電極18を含む表面全面はシリコン酸化膜等からなる絶
縁膜19によって被覆されている。なお、第5図(b)
の断面図中、20は基板の素子流域を分離するためのフ
ィールド絶縁膜である。
このような半導体装置において、浮遊ゲート電橋16は
どこにも接続されておらず電気的に浮遊状態にされてい
る。このため、例えば制御ゲート電極18と浮遊ゲート
電1i16との間に存在している容重のカップリング等
を利用して絶縁膜17内に強電界を誘発せしめ、ファウ
ラーノルドハイム(FOwler  Noldheim
)のトンネル電流を流すことにより浮遊ゲート電極16
内に選択的に電荷を注入したり、あるいはソース、ドレ
イン領域12、13間に電圧を印加してチャネル電流を
流し、ドレイン近傍でホットエレクトロンを発生させこ
れを浮遊ゲート電極16内に選択的に注入することによ
ってしきい値電圧を上昇させ、データの書込み、すなわ
ちプログラムを行なっている。そして、このようにして
浮遊ゲート電極16内に注入された電荷はデータの再プ
ログラムを行なわない限り保持され続けるので、一度プ
ログラムされたデータは不揮発的に記憶され続ける。
ところで、このような半導体装置では、データの書込み
または読み出し状態にない非選択のものについての電荷
の流出および注入が問題となる。
すなわち、非選択のものに電荷が出入したのでは誤った
データがこの半導体装置から読み出される恐れがある。
このような誤動作は、半導体装置の高集積化、微細化に
伴う絶縁膜の薄膜化並びに製造プロセスの低温化により
今後、多発する傾向にある。すなわち、通常、浮遊ゲー
ト電極に使用される多結晶シリコンは絶縁膜としての熱
酸化膜で覆われるが、この熱酸化膜の薄膜化と酸化濃度
の低温化とにより局所的な凹凸の拡大などによる電荷の
集中により、リーク電流が発生し易いと考えられている
このような問題を解消する目的で本発明者は次のような
半導体装置を開発した。この半導体装置はr1984 
 SYMPO8rUM  ON  VLSI  TEC
HNOLOGY  DIGEST  OF 丁ECHN
ICAL  PAPER3Jの第40頁ないし42頁に
詳細に説明されているものであり、その構成を第6図(
a)、(b)の断面図に示す。
この半導体装置は浮遊ゲート電極16と制御ゲート1i
li18との間に存在している絶縁膜を、多結晶シリ′
コンの酸化H21、シリコン窒化膜22およびこのシリ
コン窒化膜の酸化膜23からなる複合膜で構成したもの
、である。このような構成の半導体装置では、従来の多
結晶シリコンの熱酸化膜に比べてはるかにリーク電流を
低減することが可能になった。
しかしながら、このような構造を採用しても、製造プロ
セスのさらなる低温化により、第6図(a)のX点や第
6図(b)のY点等において比較的大きなリーク電流の
発生が確認された。
素子の高集積化とウェハサイズの大口径化は集積回路の
高機能化と低価格化にとって必須な条件であり、それに
伴い製造プロセスの低温化は避けて通ることができない
問題である。このため、低温プロセスでも上記のような
リーク電流はできるだけ低く抑制しなければならない。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
ありその目的は、浮遊ゲート電極と制御ゲート電極との
間に生じるリーク電流を十分に抑制することができる半
導体装置を提供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するためこの発明の半導体装置にあって
は、ソースおよびドレイン領域、少なくとも上記ソース
およびドレイン領域間のチャネルwAw、上に形成され
電気的に浮遊状態にされた浮遊ゲート電極、上記浮遊ゲ
ート電極上に形成された第1の絶帽り上記第1の絶縁膜
上に形成された制御ゲート電極を備え、上記第1の絶縁
膜とは異なる第2の絶a!llにより周囲が被覆された
半導体装置において、上記ソースおよびドレイン領域の
配列方向で上記第1の絶縁膜を上記浮遊ゲート電極から
張出して形成するようにしたものである。
このような構成とすることにより、最もリーク電流が発
生し易い前記第6図(1))のY点だけではなく、第6
図(a)のX点においても電界の集中を避けることがで
き、これによりリーク電流の発生が大幅に抑制される。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明に係る半導体装置の一実
施例を説明する。
第1図(a)ないしくe)および第2図(a)ないしく
e)はこの発明に係る半導体装置をEPROM(電気的
にデータプログラム可能な読み出し専用メモリ)のメモ
リセルに実施した場合の製造工程を示す断面図、第3図
(a)、(b)はそのパターン平面図であり、第1図と
第2図とて対応する図面は互いに直交する異なる断面で
のものが示されている。
まず、第1図(a)および第2図(a)に示す−ように
、p型で[100]結晶面、比抵抗20Ω・CIのシリ
コン半導体基板31上に熱酸化膜32を形成し、ざらに
シリコン窒化膜33を気相成長法により1#積形成する
。次に活性領域となる部分をフォトリソグラフィー技術
によりパターニングし、さらに通常のMOSトランジス
タ製造技術を用いてチャネルストップ用の不純物、例え
ばボロンをイオン注入し、次に選択酸化を行なってフィ
ールド酸化g34を1μm程度形成する。
次に上記シリコン窒化膜33および熱酸化膜32を除去
した後、第1図(b)および第2図(b)に示すように
、シリコン基板31の表面に新たにシリコン酸化膜35
を200人程レジ積形成する。次にしきいil電圧制御
のための不純物として、ボロンを70K e V、3 
xiot ” cm−2でイオン注入した後、全面に気
相成長法により多結晶シリコンII!I36を4000
人程度堆積形成する。そしてこの多結晶シリコン膜36
に不純物としてリンを3 xlO20cm−3ドープす
る。このドーピング方法としては通常のPOCl3拡散
を950℃で20分間程度行なうのが好ましいが、イオ
ン注入法で行なってもよい。
次に第3図(a>のパターン平面図に示すように、各セ
ル間の浮遊ゲート電極の分離を行なうために上記多結晶
シリコン膜36をフォトリソグラフィー技術を用いてパ
ターニングし、図中斜線を付した[にのみ多結晶シリコ
ン膜36を残す。なお、第3図、(a)中、37は前記
フィールド酸化膜34により分離され、この後、活性@
域となる部分である。
次に第1図(C)および第2図(C)に示すよう′に、
多結晶シリコンIa36上にシリコン酸化g!38を3
00人程変形成した後、気相成長法によりシリコン窒化
膜39を150人程レジ成し、ざらにその表面に60人
程度の厚みのシリコン酸化膜4oを形成する。このシリ
コン酸化膜40は例えば、950”Cでの水素燃TAM
I化法により形成する。ざらに続いて全面に気相成長法
により多結晶シリコン膜41を形成し、この多結晶シリ
コン8141に不純物としてリンを5x1020 cm
−’程度ドープする。そしてこの上にレジストパターン
42を形成する。
次に第1図(d)および第2図(d)に示すように、異
方性ドライエツチング技術を用い、上記レジストパター
ン42をマスクとして上記多結晶シリコン膜41を選択
的にエツチングする。この際のエツチングガスはCCl
4を主成分としたものを利用することができる。これに
続いて、上記レジストパターン42をマスクとし、CF
4ガスを主成分としたエツチングガス中で異方性ドライ
エツチング技術によるエツチングを行なって、上記シリ
コン酸化膜40、シリコン窒化膜39およびシリコン酸
化膜38を順次選択的にエツチングする。次にCCl4
を主成分としたエツチングカス中で多結晶シリコン膜3
6を選択的にエツチングする。すなわち、上記多結晶シ
リコン膜3Gは第3図(b)において斜線を付した部分
にのみ残され、これら各多結晶シリコン族は各セルの浮
遊ゲート電極43にされる。また第3図(b)において
横方向に配列して形成された各多結晶シリコン躾41は
各セルの制御ゲート電極44にされる。ざらに次にCF
4ガスを主成分としたエツチングガス中で等方性ドライ
エツチングを行ない、上記浮遊ゲート電t!1i43お
よび制御ゲート電極44それぞれを約500レジ度横方
向にエツチングして、第2図(d)に示すように予め選
択的にエツチングされたシリコン酸化膜40、シリコン
窒化WA39およびシリコン酸化膜38からなる多層膜
構造が上記浮遊ゲート電極43および制御ゲート電極4
4それぞれから張出すような構造にする。
次に上記レジストパターン42を除去した後、ソース、
ドレイン拡散領域を形成するためにヒ素を4、OK e
 Vで2X1016 CI−2の濃度で基板31にイオ
ン注入する。この後、拡散を行なって、第1図(e)お
よび第2図(e)に示すようにn型のソース、ドレイン
@VL45.46を形成する。さらにその後、950℃
、02雰囲気中でシリコン酸化膜41を全面に堆積形成
する。
この後は通常のMO3半導体装置の製造方法に従い、気
相成長法によりシリコン酸化膜(図示せず)を5000
人の厚みで堆積形成し、ざらにリンガラス(図示せず)
を7000人の厚みで堆積形成した後、950℃で30
分間アニール処理し、ざらにコンタクト孔の開口および
アルミニューム等による配線を形成することによりEP
ROMセルが完成される。
この半導体装置では、気相成長法により形成されたシリ
コン窒化膜39がソース、ドレイン領域45゜46の配
列方向で浮遊ゲート電極43から張出した構造となって
いる。このため、この浮遊ゲート電極43から制御ゲー
ト電極44へのリーク電流の経路の距離は従来よりも長
くなる。すなわち、シリコン窒化膜の誘電率がシリコン
酸化膜に比べて高いので、シリコン窒化膜39内におけ
る電界はシリコン酸化膜に比べて弱くなっているので、
シリコン窒化膜39を設けたことにより、浮遊ゲート電
極43と!lJt!lゲート電極44との間の距離が実
効的に長くなった場合と等価になる。しかもシリコン窒
化膜39が浮遊ゲート電極43から張出した構造となっ
ているので、第2図(e)におけるシリコン窒化膜39
のエツジ点2においても浮遊ゲート電極43と制御ゲー
トN極44との間の距離は実効的に長くなっている。こ
のため、このエツジ点Zで゛の電界の集中がなくなり、
リーク電流の発生を極めて低く抑制することができる。
ここで前記第6図の構造と比較した場合、第6図のもの
は上記エツジ点Zより内側の部分では上記実施例のもの
と同様のリーク電流の抑制効果を有している。ところが
、シリコン窒化膜22とシリコン酸化膜等からなる絶縁
膜19との界面付近では浮遊ゲート電極16と制御ゲー
ト電極18との間には絶縁膜19シか存在していないの
で、絶縁膜の実効的な上昇が望めないばかりか、界面ト
ラップを介してのリークが発生し易く、リークNNは増
大してしまう。
これらのことから、上記実施例の半導体装置によれば、
単位エツジ長当りのリーク電流の発生は従来の1/10
から1/100に抑制された。
第4図(a)ないしくC)はこの発明の他の実施例に係
る半導体装置の製造工程を示す断面図である。上記実施
例の場合に、シリコン窒化膜39はソース、ドレイン領
域45.46の配列方向と直交する方向では複数のセル
に対して共通に形成しているが、この実施例の装置では
各セル毎にシリコン窒化i!39を分離するようにして
いる。
以下、その製造工程を順次説明する。まず、シリコン半
導体基板31上に熱酸化1132を形成し、ざらにシリ
コン窒化!a33を気相成長法により堆積形成する。次
に活性t14mとなる部分をフォトリソグラフィー技術
によりバターニングし、ざらに通常のMOSトランジス
タ製造技術を用いてチャネルストップ用の不純物、例え
ばボロンをイオン注入し、次に選択酸化を行なってフィ
ールド酸化膜34を1μm程度形成するところまでは上
記実施例と同様である。
次に第4図(a)に示すように、上記シリコン窒化膜3
3および熱酸化膜32を除去した後、シリ」ン基板°3
1の表面にシリコン酸化11u51を2000人の厚み
に形成する。次にしきい値電圧制御のための不純物とし
て、ボロンを70K e Vで3 x 1012 cr
2イオン注入した後、全面に気相成長法により多結晶シ
リコン躾52を4000人程度堆積形成し、さらにこの
多結晶シリコン1lI52に不純物としてリンを3 x
1020 c+a−3ドープする。次に上記多結晶シリ
コン膜52の表面を熱酸化して 200人程レジ厚みの
シリコン酸化膜53を形成する。この際、酸化温度は9
50℃以下とすることがチャネル部分に予め注入されて
いるボロンの熱拡散を防止し、チャネル表面で濃度が薄
り、チャネルの深部で濃度が濃いプロファイルを得るた
めに有効である。このようなチャネル濃度分布はセルの
微細化に伴うショートチャネル効果を防止し、またチャ
ネルホットエレクトロンの発生効率の^いセル構造を達
成するためには必要である。
次に上記シリコン酸化膜53上に、気相成長法によりシ
リコン窒化膜54を 150人程レジ厚みに形成した後
、その表面に60人の厚みのシリコン酸化膜55を形成
する。その後、前記第3図(a)の場合と同様に多結晶
シリコン模52の分離を行なうため、シリコン酸化膜5
5、シリコン窒化膜54、シリコン酸化膜53および多
結晶シリコン膜52からなる多層膜構造をフォトリソグ
ラフィー技術を用いて選択的に除去する。このとき、図
示していないが、セル以外の周辺回路形成予定領域部分
のシリコン酸化膜55、シリコン窒化[954、シリコ
ン酸化膜53および多結晶シリコン@52からなる多層
膜構造も除去する。
次に基板表面を洗浄した後、周辺回路形成予定領域部分
にシリコン酸化膜を900℃程度の低温で300人程レ
ジ積形成する(図示せず)。そしてここで形成されたシ
リコン酸化膜は、この後、周辺回路を構成するトランジ
スタのゲート酸化膜として利用される。
このとき、シリコン酸化膜はセル部分の露出面にも同時
に形成されるものであるが、低温成長により形成される
ため、多結晶シリコン膜52の露出面におけるシリコン
酸化膜の成長速度が速くなり、第4図(b)に示すよう
に、多結晶シリコン[152の端部には800人の厚み
のシリコン酸化膜56が形成され、これと同時に多結晶
シリコンIl!52の端部は後退する。
次に周辺回路を構成するトランジスタのしきい直電圧制
御のため、通常のイオン注入技術を用いて所望領域に選
択的に不純物イオンを注入した後。
再び基板表面を洗浄する。
次に第45J (c)に示すように、全面に制御ゲート
電極用の多結晶シリコン膜51を堆積形成する。
その後、前記第2図(e)と同様のゲート構造を得るた
め、上記多結晶シリコン膜51、シリコン酸化aSS、
シリコン窒化躾54、シリコン酸化膜53および多結晶
シリコン1152からなる多層膜を異方性ドライエツチ
ング技術により順次選択的に除去し、ざらに続いて、浮
遊ゲート電極および制帥ゲート電極として利用される上
記多結晶シリコンM52および51それぞれを約500
レジ度横方向にエツチングして、シリコン酸化@55、
シリコン窒化膜54およびシリコン酸化膜53からなる
多層膜構造が上記多結晶シリコンll52および57そ
れぞれから張出すような構造にする。
この後は、周辺回路形成予定領域部分における多結晶シ
リコン躾57をフォトリソグラフィー技術を用いて選択
的に除去し、次にソース、ドレイン拡散領域を形成する
ための不純物をドープし、950℃の02雰囲気中でシ
リコン酸化膜を形成する。
゛さらに通常のMO8半導体装置の製造プロセスに従い
、気相成長法により5000人の厚みのシリコン酸化膜
を形成し、続いてリンガラス膜を7000人形成し、9
50℃で30分間アニール処理する。ざらにコンタクト
孔の開口およびアルミニューム等による配線を形成する
ことによりEPROMセルが完成される。
この実施例による半導体装置でも上記実施例のものと同
様に、浮遊ゲート電Iのエツジでの電界の集中がなくな
り、リーク電流の発生を極めて低く抑制することができ
る。しかもこの実施例の装置では、周辺回路に用いるト
ランジスタのゲート酸化膜とセルのゲート酸化膜の膜厚
をそれぞれ独自に設定することができるので、設計の自
由度が増すのみではなく、プロセスの低温化が実現され
るため、素子の微細化並びにセルの古き込み特性の向上
が計れる。
なお、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く種々の変形が可能であることはいうまでもない。例え
ば上記シリコン窒化WA39もしくは54の代わりに気
相成長法により形成された膜を用いるようにしても効果
がある。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、浮遊ゲート電極
と$11111ゲート電極との間に生じるリーク電流を
十分に抑制することができる半導体装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれこの発明の一実流′例に
係る半導体装置を製造する際の工程を示す断面図、第3
図は上記実施例の半導体装置のパターン平面図、第4図
はこの発明の他の実施例に係る半導体装置を製造する際
の工程を示す断面図、第5図および第6図はそれぞれ従
来装置の断面図である。 31・−0型のシリコン半導体基板、 35.38.4
0゜41、53.55・・・シリコン酸化膜、36.4
1・・・多結晶シリコン膜、39.54・・・シリコン
窒化膜、43・・・浮遊ゲートN極、44・・・制御ゲ
ート電極、45・・・ソース領域、46・・・ドレイン
領域。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 (b) (C) 第1図 (d) (e) 第2図 (a) (b) 第2図 (d) (e) 第5図 (a) 第6図 (a) 11゜ (b)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ソースおよびドレイン領域と、少なくとも上記ソ
    ースおよびドレイン領域間のチャネル領域上に形成され
    電気的に浮遊状態にされた浮遊ゲート電極と、上記浮遊
    ゲート電極上に形成された第1の絶縁膜と、上記第1の
    絶縁膜上に形成された制御ゲート電極とを備え、上記第
    1の絶縁膜とは異なる第2の絶縁膜により周囲が被覆さ
    れた半導体装置において、上記ソースおよびドレイン領
    域の配列方向で上記第1の絶縁膜が上記浮遊ゲート電極
    から張出して形成されていることを特徴とする半導体装
    置。
  2. (2)前記第1の絶縁膜が窒化シリコン膜を含む膜で構
    成されている特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置
  3. (3)前記第1の絶縁膜が気相成長法により形成された
    シリコン酸化膜を含む膜で構成されている特許請求の範
    囲第1項に記載の半導体装置。
  4. (4)前記第1の絶縁膜が窒化シリコン膜およびこの窒
    化シリコン膜の表面を酸化して得られたシリコン酸化膜
    との多層膜から構成されている特許請求の範囲第1項に
    記載の半導体装置。
JP59258515A 1984-12-07 1984-12-07 半導体装置 Pending JPS61136274A (ja)

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