JPH10512343A - コンクリートジョイント用シール装置 - Google Patents

コンクリートジョイント用シール装置

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JPH10512343A JP8522007A JP52200796A JPH10512343A JP H10512343 A JPH10512343 A JP H10512343A JP 8522007 A JP8522007 A JP 8522007A JP 52200796 A JP52200796 A JP 52200796A JP H10512343 A JPH10512343 A JP H10512343A
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Abstract

(57)【要約】 シール装置が、コンクリートセグメント(3,4)の対向配置により形成されたジョイント(2)の当接面(5,6)に対して直角に配置されるように前記コンクリートセグメント(3,4)内に埋め込まれ、シール装置が硬質プラスチックからなる肉厚の薄いストリップ形状のジョイントレール(1)として形成され、その立体形状およびその肉厚は前記シール装置が自立可能なように決定される、2つのコンクリートセグメント(3,4)間に形成されるジョイント(2)をシールするためのシール装置。硬質プラスチックは−20°Cないし+80°Cの温度範囲内で形状が安定な熱可塑性プラスチックとくにHDPEであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 コンクリートジョイント用シール装置 技術分野 本発明はコンクリートジョイント用シール装置に関するものである。 背景技術 2つのコンクリートセグメントの当接面の間に形成されるジョイントをシール するためにシートメタルストリップを使用することは既知である。 これらのシートメタルストリップは第1のコンクリートセグメントのコンクリ ート打ちの前にコンクリートセグメント内に配筋された鉄筋に連結ワイヤ等で固 定されるか、または形成される当接面にほぼ直角にかつほぼ対称に配置されるよ うに鉄筋内に形成された受入スロット内に配置される。このときシートメタルス トリップはコンクリートが打ち込まれたときにコンクリートセグメント内に共に 打ち込まれ、これによりメタルシートストリップはジョイントを封鎖し、これに よりジョイントからの水の侵入を防止する。 通常使用されるシートメタルストリップは300mm以上の幅および3ないし 4mmの厚さを有している。個 々のストリップは工場で所定寸法に切断されて製作され、現場で溶接またははん だ付けにより相互に結合される。適切に製作されていないストリップは現場でそ のまま使用することができないので、シートメタルストリップが正確に製作され ていない場合、工場において再加工しなければならず、これによりコンクリート セグメントのコンクリート打ちを著しく遅らせることになる。 ストリップはステンレスシートが使用されないかぎり腐食しやすいが、一方ス テンレスシートはコンクリートとはよく結合しない。したがって、シートメタル ステンレスとコンクリートとの間の結合をよくするために、錆フィルムを有する ストリップを使用することが好ましい。その理由は、この結果メタルとコンクリ ートとの間の良好な結合が得られるからである。しかしながら、錆びているスト リップは結果的に中まで錆びることになるので、錆びているストリップは長期使 用において危険である。さらに、ストリップの厚みおよび幅のために、ストリッ プはきわめて重くなり、したがって、より長い構造セグメント用に製作されたス トリップを吊り上げたり移動したりするためには、クレーンの使用が必要となる 。さらに、シートメタルストリップは平面要素の形状における使用に限定される 。なぜならば、特殊構造形状はかなりコストがかかるからである。 溶接またははんだ付けにより結合されたストリップはとくにそれらの継目にお いて錆びやすく、これが気密性 を悪くする原因となる。 メタルストリップの利点は、それらが必ずしも最初のコンクリート打ちの前に 設置される必要がなく、それらは第1のセグメントのコンクリート打ちの直後の まだ半流動状態のコンクリート内に圧入することができることである。しかしな がらこの場合、コンクリートとストリップとの間の適切な結合、したがって適切 な気密性を確保するために、ストリップの付近にコンクリートを再圧入すること が必要である。 したがって、要約すると、メタルストリップは鉄筋に容易に固定可能であり、 またはあとからまだ半流動状態のコンクリート内に圧入することもできるが、こ れらは所定寸法への切断、曲げおよび結合のためにかなりの加工を必要とし、と くにそれらの腐食性のために気密性の低下という重大なリスクを与えることにな るといえる。 2つのコンクリートセグメントの当接面の間のジョイントのシールのためにエ ラストマー材料からなるジョイントテープもまた使用される。シールを良好にす るために、ジョイントテープの断面はラビリンスの原理に従って形成され、この 場合ジョイントテープは台形または三角形断面の溝を有し、この溝が水の通路を 延長し、同時に圧力を低下させる働きをする。 適切な機能を得るために、ジョイントテープは正確に挿入されかつコンクリー トと直接接触させることが必要である。ジョイントテープを挿入するときに最も 大きな 応力がジョイントテープに発生し、したがって、伸び、折れ曲げおよび潰れによ る過大な局部応力を避けるためにかなりの努力が必要である。ジョイントテープ は、たとえば釘打ち用に狭い外側縁ストリップがとくに設けられた場合を除き、 釘で打ちつけてはならない。弾性ジョイントテープの脚が折り返されてあとから シールすることがほとんど不可能なポケットをコンクリート内に形成しないよう に、とくに注意が払われなければならない。これはとくに、ストリップをバイパ スして水を通す空洞、多孔スポットまたは溝を形成することがある。したがって 、ジョイントテープを比較的短かい間隔でコンクリートセグメント内の鉄筋に固 定し、これにより折り返しが確実に回避されるようにすることが必要である。適 切な気密性はジョイントテープがコンクリート内に埋め込まれた場合にのみ達成 される。水平方向に走るジョイントテープの脚は、ストリップのテープにおいて コンクリート内にエアポケットを形成しないように、約15°の角度で引き上げ られるべきである。 ジョイントテープはロールの形で現場に供給され、テープは柔軟性があるため にジョイント形状に容易に適合させることができる。テープは現場で所定の寸法 に切断され、加硫により結合される。加硫は特殊加硫ユニットを用いて原料を加 圧および加熱して供給することにより行われる。しかしながら、現場では直線結 合しか製作することができず、したがってすべての十字結合および分 岐結合を有する構造セグメント全体のジョイントテープのセクションを含む大き なサブシステムはプレハブ製品として現場に供給される。直角形状部品のセット も当然あるが、これらは一般に完全なシールシステムに対しては適切ではない。 したがって、ジョイントテープ用形状部品の製作は設計を行う早い段階で考慮し なければならない。 したがって、要約すると、ジョイントテープは簡単な直線構造セグメントの場 合のみ現場で作業ができるが、より複雑な構造の作業は計画を必要とし、ジョイ ントテープ用の形状部品はプレハブで製作されなければならないといえる。さら に、ストリップの鉄筋への固定はきわめて作業がむずかしく、ジョイントテープ が折り返される危険性があり、これにより空洞、多孔スポットまたは巣が形成さ れることになる。 上記の問題点を排除するために、横方向メタルストリップを有するジョイント テープが開発されたが、この場合メタルストリップはジョイントテープ内に加硫 される。このようなジョイントテープは余分な作業を含み、したがって高価とな り、ハンドリングにおいて上記シートメタルストリップと同じ問題点を形成する 。さらに、ジョイントテープに加硫されたメタルストリップの両側の縦方向側縁 に沿って注入ホースを装着する方法が既知であり、この場合これらのホースはジ ョイント領域内にあとからシーラントを注入することを可能にする。シーラン トの注入は、縦方向側縁に沿った両側の水の通路を遮断するために両側で行われ なければならない。 さらに欧州特許公開第0418699A1号に、断面が開いたドーム形状のプ ロフィルからなる、ジョイント領域内にシーラントを注入するためのシール装置 が既知であり、このプロフィルはその側部の縦方向フリー端部がコンクリート表 面上に乗るように装着され、これによりプロフィルとコンクリート表面との間に シーラント用の貫通通路が形成される。シーラントは高圧で通路内に注入され、 コンクリート上のプロフィルのフリーな縦方向側縁からコンクリート内のクラッ ク内に流出する。そこに記載されている他のシール装置は、貫通細孔を有する好 ましくは矩形断面の発泡材または発泡ストリップからなる本体で構成され、この 本体がコンクリート表面上に置かれ、これにより本体それ自身によりシーラント のための通路が形成され、この場合シーラントは貫通細孔からジョイント領域内 に流出する。 さらに、スイス特許第600077号に記載のようにシールホースが既知であ り、シールホースは第1の編み上げ注入ホースにより囲まれたコイルばねの形状 の支持本体から構成され、一方、第1の編み上げ注入ホースは外側の金網状多孔 ホースにより囲まれている。これらのホースを装着し第2のセグメントのコンク リート打ちが行われた後、シーラントが管状シール装置内に圧入され、シーラン トはコンクリート内のクラック内に流出するこ とになる。 コンクリートジョイントのシールのために、水の影響を受けて膨潤する膨張テ ープもまた使用される。この膨張剤は通常はクロロプレンゴムである担体物質内 に含まれた親水性物質である。担体物質の主な目的は、膨張剤に安定性および弾 性を与えることである。親水性(吸水性)成分は水分子を吸収し、これによりそ の容積を1.5ないし約4倍に増大させる。これは6.5バールに至る圧力を形 成し、この圧力が周囲の空洞を充填し、これにより空洞を不透水性とすることに なる。このような膨張剤を使用するとき、膨張物質が急激に膨張しないで数時間 または数日かかってゆっくり膨張するので、湿潤期間と乾燥期間とが交互に発生 する領域においては適用を制限するように注意しなければならない。膨張テープ がしばしば使用される優れた利点は、膨張テープがたとえばコンクリート/プラ スチック、コンクリート/鉄等のような異種材料間のジョイントを確実にシール 可能であることにある。 本発明の目的は、作業が容易であり、取り扱いやすく、特殊な建築作業にも適 し、ジョイント領域内に容易に取り付けられ、コンクリートジョイントの確実な シールを保証するコンクリートジョイント用シール装置を形成することである。 さらに、本発明による装置がコンクリートジョイント内に確実にかつコスト的 に有利に挿入可能な方法が記載 されている。 この目的は請求項1に記載の特徴を有する装置により達成される。本発明の他 の有利な実施態様が従属請求項に記載されている。 このシール装置はハンドリングのときに高い剛性を有する硬質プラスチックと くに高圧ポリエチレン(HDPE)からなる棒形状ジョイントレールの形状をな しているので、このシール装置は既知のメタルストリップと全く同様に容易にコ ンクリートセグメント内に挿入し、かつ埋め込むことができるが、その重量が軽 いので、そのハンドリングはきわめて容易となる。このジョイントレールは、た とえばホットエアブロアによる熱間成形により、現場で複雑な形状、角度、丸み 等に容易に適合させることができる。ジョイントレールの加工は現場で行うこと ができ、この場合所定寸法への切断は木材の切断と同様に行われ、結合は溶接こ てを用いて、またはホットメルトシーリングにより行われ、したがって小型ハン ド工具を必要とするにすぎない。 コンクリートおよび/または接着剤および硬質プラスチックの間の適合性はき わめて良好であり、境界面に高い接着力が形成される。有利な実施態様において は、表面が粗面に加工され、またはケイ砂等の微粒材料が表面に吹き付けられ、 これによりコンクリートとの接着をさらに改善することができる。 他の有利な実施態様においては、ジョイントレールの 表面上に突出する補強ウェブが設けられ、これにより薄い材料が使用された場合 においても高い固有剛性が形成される。 本発明の実施態様を図面により詳細に説明する。ここで、 図面の簡単な説明 図1ないし15は本発明による装置の種々の実施態様の断面図であり、 図1は簡単なストリップ形状のジョイントレール、 図2,3は複数の補強ウェブを有するジョイントレール、および 図4ないし15は注入通路および/または膨張テープおよび膨張箔と組み合わ せた種々の実施態様の断面図を示し、および 図16ないし20は壁セグメント内のジョイントレールおよび補強要素の種々 の配置図を示す。 本発明を実施するための最良の形態 本発明によるシール装置は2つのコンクリートセグメント3,4の間のジョイ ント2をシールするためのものであり(図16ないし20)、硬質プラスチック とくにHDPE(高圧ポリエチレン)からなるストリップ形状または棒形状のジ ョイントレール(図1ないし15)として設計され、この場合その立体形状およ び寸法は、と くに熱間加工が可能な硬質プラスチックからなるジョイントレールが固有剛性を 有し、すなわちよろい板のように挙動し、可撓性がありかつ破断に強いように設 計されている。硬質プラスチックは、−20°Cないし+80°Cの温度範囲内 で形状が安定でありかつ弾性を有する熱可塑性プラスチックであることが好まし い。 硬いジョイントレール1は比較的剛性があり、したがって複数個を積み重ねた 形で建設現場に納入することができる。棒形状ジョイントレール1はたとえばホ ットエアブロアまたは他の適切な熱源を用いて現場で熱間成形され、たとえば曲 げられ、建設される壁構造のジョイント2のコースに適合され、これによりアン グル、丸み等のような複雑な形状も容易に形成可能である。 個々のジョイントレール1は組み合わされて長い連続ジョイントレールを形成 し、この場合個々のジョイントレール1はそれらの当接端部において溶接、融着 またはホットメルトシーリングあるいは常温接着により相互に結合される。これ はたとえば溶接こてのような小型ハンドツールを必要とするにすぎず、これらの 小型ハンドツールは作業がしやすくかつ簡単な方法で気密結合を保証する。ジョ イントレール1はまた十字要素および分岐要素に組み立てられて同様に相互に結 合され、これによりこれらのジョイントレールを用いて任意のジョイント形状を シールすることができる。 ジョイント2の領域付近に壁セクションを建設すると き、ジョイント2に沿って、かつコンクリートセクション3,4により形成され る当接面5,6に直角にジョイントレール1が配置され、この場合ジョイントレ ール1はいずれの場合もレール1の脚7,8がコンクリートセクション3,4内 に埋め込まれるように、当接面に対し鏡像対称に配置されていることが好ましい 。 最初のコンクリート打ちの前に、既知のメタルストリップと同様に、ジョイン トレール1はたとえば連結ワイヤ等を用いて鉄筋9に固定され、この場合その高 い固有剛性によりジョイントレール1は自立性があり、したがってその軽い重量 により広い間隔で固定してもよい。コンクリートでグラウチングされたとき、鉄 筋9およびジョイントレールの脚7,8はそれぞれ各コンクリートセクション3 ,4のコンクリートにより一体形状に囲まれ、したがってコンクリートが凝固し たときにジョイントレール1はコンクリートと気密結合を形成し、ジョイントを 貫通する水の通路を遮断する。驚くことに、コンクリートと硬質プラスチックと くにHDPEからなるジョイントレールとの適合性がきわめて良好であり、境界 面における高い接着力により強固な結合が形成されることがわかった。境界面に おける接着性は、ジョイントレール1の表面を粗くすることにより、すなわちケ イ砂等の微粒材料をジョイントレール1の表面に吹き付けることにより改善され 、これにより好ましくない状況下においてもジョイントレール1とコンクリート との間に強固で気 密性のある結合が形成される。 有利な実施態様においては、ジョイントレール1はたとえば矩形断面のメイン ステム12を有し、両側に横方向にたとえば直角に突出しかつ縦方向に伸長する 補強ウェブ13を有し、補強ウェブ13は同様にたとえば矩形断面を有しかつメ インステムと一体に成形されている(図2,3,5ないし10,13ないし15 )。補強ウェブ13はメインステム12の全長にわたり連続的に伸長してジョイ ントレールの剛性を増大させることが好ましく、これにより肉厚の薄いジョイン トレール1でも同様な固有剛性を有することになる。 補強ウェブ13は好ましくはメインステム12と同じ肉厚を有する幅の狭い翼 形要素である。補強ウェブ13はメインステム12の平面に対し対称におよび/ またはメインステム12に垂直な中心横断面14に対し対称に配置されているこ とが好ましい。補強ウェブはラビリンスシールのように水の通路を延長し、これ により気密性を高めることができる。 ジョイントレール1の補強ウェブ13は同じ幅を有しても(たとえば図2参照 )または異なる幅を有しても(たとえば図3参照)よい。 補強ウェブ13は0.5cmないし約2cmの幅を有することが好ましい。理 想的な補強として、メインステム12の側面上に約2.5ないし5cmの間隔で 4ないし8個の補強ウェブ13を設けてもよい。メインステム 12の幅および高さはたとえば15ないし30cmの範囲内であり、20ないし 25cmの範囲内であることが好ましく、厚さは3ないし6mmであり、4ない し5mmであることが好ましい。メインステム12の幅が広くなればなるほど、 より多くの補強ウェブ13を設けなければならない。薄肉の補強ウェブ13はメ インステム12に直角に結合されている。 本発明の特定の実施態様においては、ジョイントレール1(図4ないし7,9 ,10,12,14,15)には、特定の要求がある場合、たとえばその中心横 断面領域において、およびコンクリート本体のジョイント領域において、それ自 身既知の注入通路16および/またはそれ自身既知の注入ホース17が組み合わ され、これはジョイント領域内の欠陥内にシーラントを注入することにより構造 ジョイント2をあとからシールすることを可能にしている。この注入通路16お よび/または注入ホース17はコンクリートセグメント3,4の間の構造ジョイ ント2の領域内に配置され、この場合装着は水面側および水面とは反対側のいず れでもよい。シーラントの注入技術に関しては、従来技術とくに欧州特許公開第 0418699A1号を参照されたい。 一体成形注入通路16はメインステム12に直角に配置された天井壁および床 壁18,19および2つの側壁20,21により囲まれている。側壁20,21 はメインステム12に対し横方向にオフセットされ、この場合 側壁20,21はメインステム12の厚さだけ間隔を設けて配置されている。し たがって、壁18ないし21は矩形断面の通路を形成している。 2つの側壁20,21の一方は注入されたシーラントが流出可能な開口22を 有している。開口22はジョイントレール1の全長にわたり伸長するスロットで ある。しかしながら、開口22は、垂直方向にオフセットされた複数の穴の形状 に、とくに縦方向に配置された細長穴に形成してもよく、これにより開口22を 有する側壁20,21は剛であり、ジョイントレール1上で支持および補強機能 を形成する。 床壁および天井壁18,19は開口22のある側または両側に伸長されて補強 ウェブ13aを形成することが好ましく、これにより開口22を有する隣接側壁 21と協働してU形状凹部または開放セル発泡ストリップ23を保持するための 溝を形成する。シーラントを注入している間、発泡ストリップ23はシーラント で充満され、これにより注入通路16に平行に走行する、シーラントを受け入れ かつ分配するための他の通路セクションを形成する。開放セル発泡ストリップ2 3のセルサイズは、コンクリート打ちの間コンクリートが開口22を通過して注 入通路16内に入り込まないように選択されている。しかしながら、発泡ストリ ップ23は注入通路16内に加圧により注入されたシーラントに対しては透過性 があり、したがってシーラントは外方へ拡がって好ましくな い空洞内に入り、空洞を充填しかつシールすることができる。 特定実施態様においては、注入通路16の開口22は、たとえばシーラントを 通さない弾性材料からなる閉鎖セル発泡ストリップ24により被覆されている。 閉鎖セル発泡ストリップ24の断面は、開口を被覆する幅の狭い内面25、幅の 広い外面26および幅の狭い面25および幅の広い面26の間の2つの傾斜面2 7,28を設けたほぼ台形の形状を有している。側面20,21および補強ウェ ブ13aで囲まれた通路の断面形状は、側面21および補強ウェブ13aの間の 断面が三角形の一体成形壁29により、閉鎖セル発泡ストリップの形状に適合さ れ、この場合これらの壁29は傾斜面27,28に対応する傾斜面を形成してい る。 コンクリートを打ち込んでコンクリートが凝固した後、既知の方法で既知の手 段を用いてシーラントが注入通路16内に加圧して注入された後、シーラントは 弁のリフトに類似の作用で発泡ストリップ24を溝の傾斜面から持ち上げ、隣接 空洞内に流出することができる。これが発生したとき、発泡ストリップは圧縮さ れる。圧力が低下したとき、発泡ストリップ24は最初の立体形状に戻り、した がって発泡ストリップ24は再びジョイントレール1の溝の傾斜面に面接触し、 弁のように再び注入通路の開口22を閉鎖する。 注入通路16および/または注入ホース17の代わり に、ジョイントレール1はその中心横断面領域ないしジョイント領域内に膨張テ ープ31を有してもよい(図8,9,10)。膨張テープ31はメインステム1 2および中心横断面領域内に配置されている2つの補強ウェブ13bにより形成 されるU形状の凹部または通路/溝内に一体形状に受け入れられ、この場合膨張 テープ31はメインステム12の両側に配置されるか(図8)、または膨張テー プは上記のように注入通路16と組み合わされるか(図9)または注入ホース( 図10)と組み合わされ、ここで膨張テープ31および/または注入通路16/ 注入ホース17の両方はジョイントレール1の中心横断面に配置され、したがっ てジョイントテープが装着されたとき、ジョイントレール1はコンクリート本体 3,4のジョイント領域内に位置している。 特定の有効でかつ簡単な実施態様(図11ないし15)においては、ジョイン トレール1は追加としてまたはそれに代わって外方縦方向側縁32,33に沿っ てたとえば膨張箔34または膨張テープ31のような膨張装置を有している。縦 方向側縁32,33はコンクリートセグメント3,4内に最も深く埋め込まれた 領域であり、したがってこの領域内の膨張装置はジョイントレール1の周りのコ ンクリートとジョイントレール1との間に完全な接合を形成しかつむずかしい条 件下でも気密ジョイントを保証するので、いかなる種類の欠陥もその形成の確率 はきわめて少ない。 膨張箔がジョイントレール1の平らな脚7,8に容易に貼付可能なように膨張 箔34を設けたジョイントレール1は補強ウェブ13を有していないことが好ま しい。膨張箔34は外方縦方向側縁32,33からジョイントレール1の脚の幅 の約2/3ないし4/5まで伸長している。これらの膨張箔34を設けたこれら のジョイントレール1はまた上記の注入装置、たとえばとくに上記の注入通路1 6と組み合わせてもよい(図12)。 ジョイントレール1の縦方向側縁32,33に沿ってジョイントレール1に膨 張テープ31が設けられている場合は、補強ウェブ13を設けたジョイントレー ルが使用されることが好ましく、この場合膨張テープ31は最も外方の補強ウェ ブ13cとメインステム12の端部とにより形成されるコーナー凹部35内に貼 付される。このようなジョイントレール1は4つの膨張テープ31を有している ことが好ましく、この場合各縦方向側縁32,33上においてメインステム12 の両側に膨張テープ31が配置されている。縦方向側縁32,33に配置された 膨張テープは、たとえばジョイントレールの中心横断面に配置されている注入通 路16および/または注入ホース17のような上記の注入装置と組み合わせても よい(図14,15)。 コンクリートセグメント3,4内の鉄筋9は、それがジョイントレール1と交 差しないように配置されなければならない(図16ないし20)。床スラブ36 と壁セ グメント37との間のジョイントの場合、これはたとえば床スラブ36の鉄筋9 をジョイント2の下側に段をつけて下げることにより達成することができる。こ のとき、鉄筋9はその断面が側部が開いた横に長く横たわるUの形状を有し、こ のU形状は、下部領域9a、横結合領域9bおよび上部領域9cを有している。 ジョイント領域の外側においては、上部領域9cは通常のように床スラブ36の 表面の下側に接近して配置され、この場合ジョイント2の下側領域に向かって鉄 筋は段をつけて下げられ、したがって表面からある距離をなして走行している( 図16)。壁セグメント37内では、垂直鉄筋ロッド40はジョイントレール1 と平行に走行するように挿入され、したがってジョイントレール1とは交差して いない。 ジョイント2と床スラブ36の鉄筋9との間の間隔は床スラブ36上の段形状 伸長部41によっても形成することができ(図17)、この場合壁セグメント3 7の下側領域における伸長部41は床スラブ36と一体に打ち込まれ、壁セグメ ントの幅および長さに対応する幅および長さを有して床スラブ36から上方に伸 長している。この壁伸長部41内にジョイントレール1の下部脚8が打ち込まれ かつ十分な間隔を有し、これによりジョイントレール1は床スラブ36の横鉄筋 9と交差していない。ジョイントレール1の上部脚7は床スラブ36上に立つ壁 セグメント37内に埋め込まれている。 床スラブないし壁セグメントの2つの区画42,43を結合するために(図2 0)、ジョイントレールはジョイント2に直角に、したがって床スラブないし壁 セグメント内の鉄筋要素に平行に配置され、したがって鉄筋とジョイントレール とは交差しない。 ジョイントレール1とジョイントレール1を囲むコンクリートおよび/または ジョイントレール1を囲む接着剤との間の保持力を向上するために、ジョイント レールの表面が粗面に加工される。ケイ砂等の微粒物質がジョイントレール1の 表面に吹き付けられることが好ましく、この結果ジョイントレールと周囲コンク リートとの間に理想的な結合が得られる。 3つまたは4つの脚を有する十字結合および分岐結合用の本発明によるジョイ ントレール1の標準直角形状部品は2つまたは3つの脚を所定位置に固定しかつ 形状部品を結合領域において加熱することにより現場で特定の建設構造物に容易 に適合させることができ、これにより1つの自由な脚は希望の角度に曲げること ができる。このとき、曲げられた形状部品は上記のように棒形状ジョイントレー ル1に結合される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月13日 【補正内容】 発明の名称 コンクリートジョイント用シール装置 技術分野 本発明はコンクリートジョイント用シール装置に関するものである。 背景技術 2つのコンクリートセグメントの当接面の間に形成されるジョイントをシール するためにシートメタルストリップを使用することは既知である。 これらのシートメタルストリップは第1のコンクリートセグメントのコンクリ ート打ちの前にコンクリートセグメント内に配筋された鉄筋に連結ワイヤ等で固 定されるか、または形成される当接面にほぼ直角にかつほぼ対称に配置されるよ うに鉄筋内に形成された受入スロット内に配置される。このときシートメタルス トリップはコンクリートが打ち込まれたときにコンクリートセグメント内に共に 打ち込まれ、これによりメタルシートストリップはジョイントを封鎖し、これに よりジョイントからの水の侵入を防止する。 通常使用されるシートメタルストリップは300mm以上の幅および3ないし 4mmの厚さを有している。個 々のストリップは工場で所定寸法に切断されて製作され、現場で溶接またははん だ付けにより相互に結合される。適切に製作されていないストリップは現場でそ のまま使用することができないので、シートメタルストリップが正確に製作され ていない場合、工場において再加工しなければならず、これによりコンクリート セグメントのコンクリート打ちを著しく遅らせることになる。 ストリップはステンレスシートが使用されないかぎり腐食しやすいが、一方ス テンレスシートはコンクリートとはよく結合しない。したがって、シートメタル ステンレスとコンクリートとの間の結合をよくするために、錆フィルムを有する ストリップを使用することが好ましい。その理由は、この結果メタルとコンクリ ートとの間の良好な結合が得られるからである。しかしながら、錆びているスト リップは結果的に中まで錆びることになるので、錆びているストリップは長期使 用において危険である。さらに、ストリップの厚みおよび幅のために、ストリッ プはきわめて重くなり、したがって、より長い構造セグメント用に製作されたス トリップを吊り上げたり移動したりするためには、クレーンの使用が必要となる 。さらに、シートメタルストリップは平面要素の形状における使用に限定される 。なぜならば、特殊構造形状はかなりコストがかかるからである。 溶接またははんだ付けにより結合されたストリップはとくにそれらの継目にお いて錆びやすく、これが気密性 を悪くする原因となる。 メタルストリップの利点は、それらが必ずしも最初のコンクリート打ちの前に 設置される必要がなく、それらは第1のセグメントのコンクリート打ちの直後の まだ半流動状態のコンクリート内に圧入することができることである。しかしな がらこの場合、コンクリートとストリップとの間の適切な結合、したがって適切 な気密性を確保するために、ストリップの付近にコンクリートを再圧入すること が必要である。 したがって、要約すると、メタルストリップは鉄筋に容易に固定可能であり、 またはあとからまだ半流動状態のコンクリート内に圧入することもできるが、こ れらは所定寸法への切断、曲げおよび結合のためにかなりの加工を必要とし、と くにそれらの腐食性のために気密性の低下という重大なリスクを与えることにな るといえる。 2つのコンクリートセグメントの当接面の間のジョイントのシールのためにエ ラストマー材料からなるジョイントテープもまた使用される。シールを良好にす るために、ジョイントテープの断面はラビリンスの原理に従って形成され、この 場合ジョイントテープは台形または三角形断面の溝を有し、この溝が水の通路を 延長し、同時に圧力を低下させる働きをする。 適切な機能を得るために、ジョイントテープは正確に挿入されかつコンクリー トと直接接触させることが必要である。ジョイントテープを挿入するときに最も 大きな 応力がジョイントテープに発生し、したがって、伸び、折れ曲げおよび潰れによ る過大な局部応力を避けるためにかなりの努力が必要である。ジョイントテープ は、たとえば釘打ち用に狭い外側縁ストリップがとくに設けられた場合を除き、 釘で打ちつけてはならない。弾性ジョイントテープの脚が折り返されてあとから シールすることがほとんど不可能なポケットをコンクリート内に形成しないよう に、とくに注意が払われなければならない。これはとくに、ストリップをバイパ スして水を通す空洞、多孔スポットまたは溝を形成することがある。したがって 、ジョイントテープを比較的短かい間隔でコンクリートセグメント内の鉄筋に固 定し、これにより折り返しが確実に回避されるようにすることが必要である。適 切な気密性はジョイントテープがコンクリート内に埋め込まれた場合にのみ達成 される。水平方向に走るジョイントテープの脚は、ストリップのテープにおいて コンクリート内にエアポケットを形成しないように、約15°の角度で引き上げ られるべきである。 ジョイントテープはロールの形で現場に供給され、テープは柔軟性があるため にジョイント形状に容易に適合させることができる。テープは現場で所定の寸法 に切断され、加硫により結合される。加硫は特殊加硫ユニットを用いて原料を加 圧および加熱して供給することにより行われる。しかしながら、現場では直線結 合しか製作することができず、したがってすべての十字結合および分 岐結合を有する構造セグメント全体のジョイントテープのセクションを含む大き なサブシステムはプレハブ製品として現場に供給される。直角形状部品のセット も当然あるが、これらは一般に完全なシールシステムに対しては適切ではない。 したがって、ジョイントテープ用形状部品の製作は設計を行う早い段階で考慮し なければならない。 したがって、要約すると、ジョイントテープは簡単な直線構造セグメントの場 合のみ現場で作業ができるが、より複雑な構造の作業は計画を必要とし、ジョイ ントテープ用の形状部品はプレハブで製作されなければならないといえる。さら に、ストリップの鉄筋への固定はきわめて作業がむずかしく、ジョイントテープ が折り返される危険性があり、これにより空洞、多孔スポットまたは巣が形成さ れることになる。 上記の問題点を排除するために、横方向メタルストリップを有するジョイント テープが開発されたが、この場合メタルストリップはジョイントテープ内に加硫 される。このようなジョイントテープは余分な作業を含み、したがって高価とな り、ハンドリングにおいて上記シートメタルストリップと同じ問題点を形成する 。さらに、ジョイントテープに加硫されたメタルストリップの両側の縦方向側縁 に沿って注入ホースを装着する方法が既知であり、この場合これらのホースはジ ョイント領域内にあとからシーラントを注入することを可能にする。シーラン トの注入は、縦方向側縁に沿った両側の水の通路を遮断するために両側で行われ なければならない。 ドイツ特許公開第4025599号から、2つの構造要素間に気密結合を形成 するシールセットが既知である。 このシールセットは、きわめて大きな曲げ剛性を有するすなわち剛な結合部分 および少なくとも1つのエラストマーシール部分からなり、エラストマーシール 部分は結合部分の軸方向端部セクションに存在する突起上に装着されている。結 合部分の軸方向端部セクションは構造要素内に設けられたシール隙間内に挿入さ れ、この場合剛な結合部分上に装着されているエラストマーシール部分が気密ジ ョイントを提供することになる。 2つの構造要素の気密結合のためのこのようなシールセットの利点は、溝を設 けたプレハブ構造要素を気密壁内に差込み結合することができることである。一 方、このセットは2つの構成部分、すなわちプラスチックからなる剛な結合部分 および他のプラスチックからなるエラストマーシール部分からなるので、このシ ールセットを現場でたとえば溶接により任意の希望の形状に簡単に形成できない ことが欠点である。プラスチックの溶接または熱間成形は、一般に一種類のプラ スチックが使用された場合でないと成功しないものである。 さらに欧州特許公開第0418699A1号に、断面が開いたドーム形状のプ ロフィルからなる、ジョイント領域内にシーラントを注入するためのシール装置 が既知 であり、このプロフィルはその側部の縦方向フリー端部がコンクリート表面上に 乗るように装着され、これによりプロフィルとコンクリート表面との間にシーラ ント用の貫通通路が形成される。シーラントは高圧で通路内に注入され、コンク リート上のプロフィルのフリーな縦方向側縁からコンクリート内のクラック内に 流出する。そこに記載されている他のシール装置は、貫通細孔を有する好ましく は矩形断面の発泡材または発泡ストリップからなる本体で構成され、この本体が コンクリート表面上に置かれ、これにより本体それ自身によりシーラントのため の通路が形成され、この場合シーラントは貫通細孔からジョイント領域内に流出 する。 さらに、スイス特許第600077号に記載のようにシールホースが既知であ り、シールホースは第1の編み上げ注入ホースにより囲まれたコイルばねの形状 の支持本体から構成され、一方、第1の編み上げ注入ホースは外側の金網状多孔 ホースにより囲まれている。これらのホースを装着し第2のセグメントのコンク リート打ちが行われた後、シーラントが管状シール装置内に圧入され、シーラン トはコンクリート内のクラック内に流出することになる。 コンクリートジョイントのシールのために、水の影響を受けて膨潤する膨張テ ープもまた使用される。この膨張剤は通常はクロロプレンゴムである担体物質内 に含まれた親水性物質である。担体物質の主な目的は、膨張剤 に安定性および弾性を与えることである。親水性(吸水性)成分は水分子を吸収 し、これによりその容積を1.5ないし約4倍に増大させる。これは6.5バー ルに至る圧力を形成し、この圧力が周囲の空洞を充填し、これにより空洞を不透 水性とすることになる。このような膨張剤を使用するとき、膨張物質が急激に膨 張しないで数時間または数日かかってゆっくり膨張するので、湿潤期間と乾燥期 間とが交互に発生する領域においては適用を制限するように注意しなければなら ない。膨張テープがしばしば使用される優れた利点は、膨張テープがたとえばコ ンクリート/プラスチック、コンクリート/鉄等のような異種材料間のジョイン トを確実にシール可能であることにある。 本発明の目的は、作業が容易であり、取り扱いやすく、特殊な建築作業にも適 し、ジョイント領域内に容易に取り付けられ、コンクリートジョイントの確実な シールを保証するコンクリートジョイント用シール装置を形成することである。 さらに、本発明による装置がコンクリートジョイント内に確実にかつコスト的 に有利に挿入可能な方法が記載されている。 この目的は請求項1に記載の特徴を有する装置により達成される。本発明の他 の有利な実施態様が従属請求項に記載されている。 このシール装置はハンドリングのときに高い剛性を有 する硬質プラスチックとくに高圧ポリエチレン(HDPE)からなる棒形状ジョ イントレールの形状をなしているので、このシール装置は既知のメタルストリッ プと全く同様に容易にコンクリートセグメント内に挿入し、かつ埋め込むことが できるが、その重量が軽いので、そのハンドリングはきわめて容易となる。この ジョイントレールは、たとえばホットエアブロアによる熱間成形により、現場で 複雑な形状、角度、丸み等に容易に適合させることができる。ジョイントレール の加工は現場で行うことができ、この場合所定寸法への切断は木材の切断と同様 に行われ、結合は溶接こてを用いて、またはホットメルトシーリングにより行わ れ、したがって小型ハンド工具を必要とするにすぎない。 コンクリートおよび/または接着剤および硬質プラスチックの間の適合性はき わめて良好であり、境界面に高い接着力が形成される。有利な実施態様において は、表面が粗面に加工され、またはケイ砂等の微粒材料が表面に吹き付けられ、 これによりコンクリートとの接着をさらに改善することができる。 他の有利な実施態様においては、ジョイントレールの表面上に突出する補強ウ ェブが設けられ、これにより薄い材料が使用された場合においても高い固有剛性 が形成される。 図面の簡単な説明 図1ないし図6は本発明による装置の種々の実施態様の断面図であり、 図7ないし図11は壁セグメント内のジョイントレールおよび補強要素の種々 の配置図を示す。 本発明を実施するための最良の形態 本発明の実施態様を図面により詳細に説明する。 本発明によるシール装置は2つのコンクリートセグメント3,4の間のジョイ ント2をシールするためのものであり(図7ないし図11)、硬質プラスチック とくにHDPE(高圧ポリエチレン)からなるストリップ形状または棒形状のジ ョイントレール(図1ないし図6)として設計され、この場合その立体形状およ び寸法は、とくに熱間加工が可能な硬質プラスチックからなるジョイントレール が固有剛性を有し、すなわちよろい板のように挙動し、可撓性がありかつ破断に 強いように設計されている。硬質プラスチックは、−20°Cないし+80°C の温度範囲内で形状が安定でありかつ弾性を有する熱可塑性プラスチックである ことが好ましい。 硬いジョイントレール1は比較的剛性があり、したがって複数個を積み重ねた 形で建設現場に納入することができる。棒形状ジョイントレール1はたとえばホ ットエアブロアまたは他の適切な熱源を用いて現場で熱間成形され、たとえば曲 げられ、建設される壁構造のジョイント2のコースに適合され、これによりアン グル、丸み等 のような複雑な形状も容易に形成可能である。 個々のジョイントレール1は組み合わされて長い連続ジョイントレールを形成 し、この場合個々のジョイントレール1はそれらの当接端部において溶接、融着 またはホットメルトシーリングあるいは常温接着により相互に結合される。これ はたとえば溶接こてのような小型ハンドツールを必要とするにすぎず、これらの 小型ハンドツールは作業がしやすくかつ簡単な方法で気密結合を保証する。ジョ イントレール1はまた十字要素および分岐要素に組み立てられて同様に相互に結 合され、これによりこれらのジョイントレールを用いて任意のジョイント形状を シールすることができる。 ジョイント2の領域付近に壁セクションを建設するとき、ジョイント2に沿っ て、かつコンクリートセクション3,4により形成される当接面5,6に直角に ジョイントレール1が配置され、この場合ジョイントレール1はいずれの場合も レール1の脚7,8がコンクリートセクション3,4内に埋め込まれるように、 当接面に対し鏡像対称に配置されていることが好ましい。 最初のコンクリート打ちの前に、既知のメタルストリップと同様に、ジョイン トレール1はたとえば連結ワイヤ等を用いて鉄筋9に固定され、この場合その高 い固有剛性によりジョイントレール1は自立性があり、したがってその軽い重量 により広い間隔で固定してもよい。コンクリートでグラウチングされたとき、鉄 筋9およびジ ョイントレールの脚7,8はそれぞれ各コンクリートセクション3,4のコンク リートにより一体形状に囲まれ、したがってコンクリートが凝固したときにジョ イントレール1はコンクリートと気密結合を形成し、ジョイントを貫通する水の 通路を遮断する。驚くことに、コンクリートと硬質プラスチックとくにHDPE からなるジョイントレールとの適合性がきわめて良好であり、境界面における高 い接着力により強固な結合が形成されることがわかった。境界面における接着性 は、ジョイントレール1の表面を粗くすることにより、すなわちケイ砂等の微粒 材料をジョイントレール1の表面に吹き付けることにより改善され、これにより 好ましくない状況下においてもジョイントレール1とコンクリートとの間に強固 で気密性のある結合が形成される。 有利な実施態様においては、ジョイントレール1はたとえば矩形断面のメイン ステム12を有し、両側に横方向にたとえば直角に突出しかつ縦方向に伸長する 補強ウェブ13を有し、補強ウェブ13は同様にたとえば矩形断面を有しかつメ インステムと一体に成形されている(図2ないし図4及び図6)。補強ウェブ1 3はメインステム12の全長にわたり連続的に伸長してジョイントレールの剛性 を増大させることが好ましく、これにより肉厚の薄いジョイントレール1でも同 様な固有剛性を有することになる。 補強ウェブ13は好ましくはメインステム12と同じ 肉厚を有する幅の狭い翼形要素である。補強ウェブ13はメインステム12の平 面に対し対称におよび/またはメインステム12に垂直な中心横断面14に対し 対称に配置されていることが好ましい。補強ウェブはラビリンスシールのように 水の通路を延長し、これにより気密性を高めることができる。 ジョイントレール1の補強ウェブ13は同じ幅を有しても(たとえば図2参照 )または異なる幅を有しても(たとえば図3参照)よい。 補強ウェブ13は0.5cmないし約2cmの幅を有することが好ましい。理 想的な補強として、メインステム12の側面上に約2.5ないし5cmの間隔で 4ないし8個の補強ウェブ13を設けてもよい。メインステム12の幅および高 さはたとえば15ないし30cmの範囲内であり、20ないし25cmの範囲内 であることが好ましく、厚さは3ないし6mmであり、4ないし5mmであるこ とが好ましい。メインステム12の幅が広くなればなるほど、より多くの補強ウ ェブ13を設けなければならない。薄肉の補強ウェブ13はメインステム12に 直角に結合されている。 本発明により、ジョイントレール1(図1ないし図6)には、たとえばその中 心横断面領域において、およびコンクリート本体のジョイント領域において、そ れ自身既知の注入通路16が組み合わされ、これはジョイント領域内の欠陥内に シーラントを注入することにより構造ジ ョイント2をあとからシールすることを可能にしている。この注入通路16はコ ンクリートセグメント3,4の間の構造ジョイント2の領域内に配置され、この 場合装着は水面側および水面とは反対側のいずれでもよい。シーラントの注入技 術に関しては、従来技術とくに欧州特許公開第0418699A1号を参照され たい。 一体成形注入通路16はメインステム12に直角に配置された天井壁および床 壁18,19および2つの側壁20,21により囲まれている。側壁20,21 はメインステム12に対し横方向にオフセットされ、この場合側壁20,21は メインステム12の厚さだけ間隔を設けて配置されている。したがって、壁18 ないし21は矩形断面の通路を形成している。 2つの側壁20,21の一方は注入されたシーラントが流出可能な開口22を 有している。開口22はジョイントレール1の全長にわたり伸長するスロットで ある。しかしながら、開口22は、垂直方向にオフセットされた複数の穴の形状 に、とくに縦方向に配置された細長穴に形成してもよく、これにより開口22を 有する側壁20,21は剛であり、ジョイントレール1上で支持および補強機能 を形成する。 床壁および天井壁18,19は開口22のある側または両側に伸長されて補強 ウェブ13aを形成することが好ましく、これにより開口22を有する隣接側壁 21と協働してU形状凹部または開放セル発泡ストリップ23 を保持するための溝を形成する。シーラントを注入している間、発泡ストリップ 23はシーラントで充満され、これにより注入通路16に平行に走行する、シー ラントを受け入れかつ分配するための他の通路セクションを形成する。開放セル 発泡ストリップ23のセルサイズは、コンクリート打ちの間コンクリートが開口 22を通過して注入通路16内に入り込まないように選択されている。しかしな がら、発泡ストリップ23は注入通路16内に加圧により注入されたシーラント に対しては透過性があり、したがってシーラントは外方へ拡がって好ましくない 空洞内に入り、空洞を充填しかつシールすることができる。 特定実施態様においては、注入通路16の開口22は、たとえばシーラントを 通さない弾性材料からなる閉鎖セル発泡ストリップ24により被覆されている。 閉鎖セル発泡ストリップ24の断面は、開口を被覆する幅の狭い内面25、幅の 広い外面26および幅の狭い面25および幅の広い面26の間の2つの傾斜面2 7,28を設けたほぼ台形の形状を有している。側面20,21および補強ウェ ブ13aで囲まれた通路の断面形状は、側面21および補強ウェブ13aの間の 断面が三角形の一体成形壁29により、閉鎖セル発泡ストリップの形状に適合さ れ、この場合これらの壁29は傾斜面27,28に対応する傾斜面を形成してい る。 コンクリートを打ち込んでコンクリートが凝固した後、 既知の方法で既知の手段を用いてシーラントが注入通路16内に加圧して注入さ れた後、シーラントは弁のリフトに類似の作用で発泡ストリップ24を溝の傾斜 面から持ち上げ、隣接空洞内に流出することができる。これが発生したとき、発 泡ストリップは圧縮される。圧力が低下したとき、発泡ストリップ24は最初の 立体形状に戻り、したがって発泡ストリップ24は再びジョイントレール1の溝 の傾斜面に面接触し、弁のように再び注入通路の開口22を閉鎖する。 注入通路16に追加して、ジョイントレール1はその中心横断面領域ないしジ ョイント領域内に膨張テープ31を有してもよい(図4)。膨張テープ31はメ インステム12および中心横断面領域内に配置されている2つの補強ウェブ13 bにより形成されるU形状の凹部または通路/溝内に一体形状に受け入れられ、 この場合膨張テープ31はメインステム12の一方の両側に配置され、他方側に は注入通路16が配置されている。膨張テープ31および注入通路16の両方は ジョイントレール1の中心横断面に配置され、したがってジョイントテープが装 着されたとき、ジョイントレール1はコンクリート本体3,4のジョイント領域 内に位置している。 特定の有効でかつ簡単な実施態様(図5)においては、ジョイントレール1は 追加としてまたはそれに代わって外方縦方向側縁32,33に沿ってたとえば膨 張箔34または膨張テープ31のような膨張装置を有している。 縦方向側縁32,33はコンクリートセグメント3,4内に最も深く埋め込まれ た領域であり、したがってこの領域内の膨張装置はジョイントレール1の周りの コンクリートとジョイントレール1との間に完全な接合を形成しかつむずかしい 条件下でも気密ジョイントを保証するので、いかなる種類の欠陥もその形成の確 率はきわめて少ない。 膨張箔がジョイントレール1の平らな脚7,8に容易に貼付可能なように膨張 箔34を設けたジョイントレール1は補強ウェブ13を有していないことが好ま しい。膨張箔34は外方縦方向側縁32,33からジョイントレール1の脚の幅 の約2/3ないし4/5まで伸長している。 ジョイントレール1の縦方向側縁32,33に沿ってジョイントレール1に膨 張テープ31が設けられている場合は(図6)、補強ウェブ13を設けたジョイ ントレールが使用されることが好ましく、この場合膨張テープ31は最も外方の 補強ウェブ13cとメインステム12の端部とにより形成されるコーナー凹部3 5内に貼付される。このようなジョイントレール1は4つの膨張テープ31を有 していることが好ましく、この場合各縦方向側縁32,33上においてメインス テム12の両側に膨張テープ31が配置されている。 コンクリートセグメント3,4内の鉄筋9は、それがジョイントレール1と交 差しないように配置されなけれ ばならない(図7ないし図11)。床スラブ36と壁セグメント37との間のジ ョイントの場合、これはたとえば床スラブ36の鉄筋9をジョイント2の下側に 段をつけて下げることにより達成することができる。このとき、鉄筋9はその断 面が側部が開いた横に長く横たわるUの形状を有し、このU形状は、下部領域9 a、横結合領域9bおよび上部領域9cを有している。ジョイント領域の外側に おいては、上部領域9cは通常のように床スラブ36の表面の下側に接近して配 置され、この場合ジョイント2の下側領域に向かって鉄筋は段をつけて下げられ 、したがって表面からある距離をなして走行している(図7)。壁セグメント3 7内では、垂直鉄筋ロッド40はジョイントレール1と平行に走行するように挿 入され、したがってジョイントレール1とは交差していない。 ジョイント2と床スラブ36の鉄筋9との間の間隔は床スラブ36上の段形状 伸長部41によっても形成することができ(図8)、この場合壁セグメント37 の下側領域における伸長部41は床スラブ36と一体に打ち込まれ、壁セグメン トの幅および長さに対応する幅および長さを有して床スラブ36から上方に伸長 している。この壁伸長部41内にジョイントレール1の下部脚8が打ち込まれか つ十分な間隔を有し、これによりジョイントレール1は床スラブ36の横鉄筋9 と交差していない。ジョイントレール1の上部脚7は床スラブ36上に立つ壁セ グメント37内に埋め込まれている。 床スラブないし壁セグメントの2つの区画42,43を結合するために(図1 1)、ジョイントレールはジョイント2に直角に、したがって床スラブないし壁 セグメント内の鉄筋要素に平行に配置され、したがって鉄筋とジョイントレール とは交差しない。 ジョイントレール1とジョイントレール1を囲むコンクリートおよび/または ジョイントレール1を囲む接着剤との間の保持力を向上するために、ジョイント レールの表面が粗面に加工される。ケイ砂等の微粒物質がジョイントレール1の 表面に吹き付けられることが好ましく、この結果ジョイントレールと周囲コンク リートとの間に理想的な結合が得られる。 3つまたは4つの脚を有する十字結合および分岐結合用の本発明によるジョイ ントレール1の標準直角形状部品は2つまたは3つの脚を所定位置に固定しかつ 形状部品を結合領域において加熱することにより現場で特定の建設構造物に容易 に適合させることができ、これにより1つの自由な脚は希望の角度に曲げること ができる。このとき、曲げられた形状部品は上記のように棒形状ジョイントレー ル1に結合される。 請求の範囲 1.シール装置が、コンクリートセグメント(3,4)の対向配置により形成 されたジョイント(2)の当接面(5,6)に対して直角に配置されるように前 記コンクリートセグメント(3,4)内に埋め込まれ、 シール装置が硬質プラスチックからなる肉厚の薄いストリップ形状のジョイン トレール(1)として形成され、その立体形状およびその肉厚は前記シール装置 が自立可能なように決定される、 2つのコンクリートセグメント(3,4)間に形成されるジョイント(2)をシ ールするためのシール装置において、 ジョイントレール(1)が両方のコンクリートセグメントと一体に打ち込まれ 、前記ジョイントレールがその縦方向中心付近に注入通路(16)を有すること を特徴とする2つのコンクリートセグメント間に形成されるジョイントをシール するためのシール装置。 2.硬質プラスチックが−20°Cないし+80°Cの温度範囲内で形状が安 定な熱可塑性プラスチックとくにHDPEであることを特徴とする請求項1に記 載のシール装置。 3.ジョイントレール(1)が、均一な棒形状のメイ ンステム(12)および横方向に突出しかつ縦方向に伸長する補強ウェブまたは 補強リブ(13)を有することを特徴とする請求項1または2に記載のシール装 置。 4.メインステム(12)および補強ウェブ(13)が同じ肉厚を有すること と、および 前記肉厚が3ないし6mmの範囲、とくに4ないし5mmの範囲内であること を特徴とする請求項3に記載のシール装置。 5.補強ウェブ(13)がメインステム(12)にほぼ直角に一体成形されて いることを特徴とする請求項3または4に記載のシール装置。 6.メインステム(12)の高さおよび幅が15ないし30cmの範囲、とく に20ないし25cmの範囲内であることと、および 補強ウェブ(13)が0.5cmないし約2cmの幅を有することと、 を特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のシール装置。 7.ジョイントレール(1)が縦方向中心付近に注入通路(16)および/ま たは注入ホース(17)を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか に記載 のシール装置。 8.注入通路(16)がほぼ矩形の断面を有し、天井壁および床壁(18,1 9)および2つの側壁(20,21)を設けたジョイントレール(1)と一体に 形成され、ここで少なくとも1つの側壁にシーラントが流出するための開口(2 2)を有することを特徴とする請求項7に記載のシール装置。 9.開口(22)が開放セル発泡ストリップ(23)で被覆され、前記開放セ ル発泡ストリップ(23)が注入通路(16)と平行に走行する他の通路セクシ ョンを形成することを特徴とする請求項8に記載のシール装置。 10.開口(22)が閉鎖セル発泡ストリップ(24)で被覆され、前記開放 セル発泡ストリップ(24)が、内側で開口(22)に当接する幅の狭い面(2 5)、外側の幅の広い面(26)および幅の狭い面(25)と幅の広い面(26 )との間で伸長する2つの傾斜面(27,28)を設けた台形形状を有し、ここ でジョイントレール(1)が注入通路(16)付近に補強ウェブ(13a)を有 し、前記補強ウェブ(13a)が一体形状に傾斜面(27,28)に隣接するこ とを特徴とする請求項8に記載のシール装置。 11.ジョイントレール(1)がその外方側縁(32,33)付近に膨張手段 、とくに膨張テープ(31)または膨張箔(34)を有することを特徴とする請 求項1ないし10のいずれかに記載のシール装置。 12.ジョイントレール(1)が4つの膨張テープ(31)を有し、前記膨張 テープ(31)の各々がジョイントレール(1)の側縁(32,33)に隣接す る領域および外方補強ウェブ(13c)により形成されるコーナー凹部に固定さ れていることを特徴とする請求項11に記載のシール装置。 13.ジョイントレール(1)がコンクリートセグメント(3,4)の対向配 置により形成されたジョイント(2)の当接面(5,6)に対して直角に配置さ れるように前記ジョイントレール(1)をコンクリートセグメント(3,4)内 に配置することにより、2つのコンクリートセグメント(3,4)間に形成され たジョイント(2)がシールされ、 ジョイントレール(1)は肉厚が薄く、ストリップ形状をなしかつ硬質プラス チックからなり、その立体形状および肉厚は前記ジョイントレール(1)が自立 可能なように決定される、 請求項1ないし12のいずれかに記載のシール装置の製作方法において、 ジョイントレール(1)が両方のコンクリートセグメントと共に打ち込まれる ことを特徴とするシール装置の製作方法。 14.ジョイントレールの縦方向中心付近に配置された注入通路(16)内に シーラントが注入され、シーラントは2つの側壁(20,21)のうちの一方の 側壁内に設けられた開口(22)から流出することを特徴とする請求項13に記 載の方法。 15.硬質プラスチックとくにHDPEからなるジョイントレールが鋸引きお よびたとえばホットエアのような熱により建設構造物に合わせて現場で製作され 、ここでジョイントレールの個々のセクションが溶接またはホットメルトシール により結合され、このようにして製作されたジョイントレールが最初のコンクリ ート打ちの前に形成すべきジョイントに直角に鉄筋または型枠に固定されるか、 または最初のコンクリート打ちの後にまだ半流動状態のコンクリート内に圧入さ れることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載のシール装置の使用 方法。 16.ジョイントレール(1)の直角形状部分が現場で曲げられ、棒形状のジ ョイントレール(1)に結合されることを特徴とする請求項15に記載の使用方 法。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】 【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AM,AU,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,EE,FI,GE,HU,JP,KG,K P,KR,KZ,LT,LV,MD,MK,MN,MX ,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK, TJ,TM,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シール装置が、コンクリートセグメント(3,4)の対向配置により形成 されたジョイント(2)の当接面(5,6)に対して直角に配置されるように前 記コンクリートセグメント(3,4)内に埋め込まれ、 シール装置が硬質プラスチックからなる肉厚の薄いストリップ形状のジョイン トレール(1)として形成され、その立体形状およびその肉厚は前記シール装置 が自立可能なように決定される、 2つのコンクリートセグメント(3,4)間に形成されるジョイント(2)をシ ールするためのシール装置。 2.硬質プラスチックが−20°Cないし+80°Cの温度範囲内で形状が安 定な熱可塑性プラスチックとくにHDPEであることを特徴とする請求項1に記 載のシール装置。 3.ジョイントレール(1)が、均一な棒形状のメインステム(12)および 横方向に突出しかつ縦方向に伸長する補強ウェブまたは補強リブ(13)を有す ることを特徴とする請求項1または2に記載のシール装置。 4.メインステム(12)および補強ウェブ(13)が同じ肉厚を有すること と、および 前記肉厚が3ないし6mmの範囲、とくに4ないし5mmの範囲内であること を特徴とする請求項3に記載のシール装置。 5.補強ウェブ(13)がメインステム(12)にほぼ直角に一体成形されて いることを特徴とする請求項3または4に記載のシール装置。 6.メインステム(12)の高さおよび幅が15ないし30cmの範囲、とく に20ないし25cmの範囲内であることと、および 補強ウェブ(13)が0.5cmないし約2cmの幅を有することと、 を特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のシール装置。 7.ジョイントレール(1)が縦方向中心付近に注入通路(16)および/ま たは注入ホース(17)を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか に記載のシール装置。 8.注入通路(16)がほぼ矩形の断面を有し、天井壁および床壁(18,1 9)および2つの側壁(20,21)を設けたジョイントレール(1)と一体に 形成され、ここで少なくとも1つの側壁にシーラントが流出す るための開口(22)を有することを特徴とする請求項7に記載のシール装置。 9.開口(22)が開放セル発泡ストリップ(23)で被覆され、前記開放セ ル発泡ストリップ(23)が注入通路(16)と平行に走行する他の通路セクシ ョンを形成することを特徴とする請求項8に記載のシール装置。 10.開口(22)が閉鎖セル発泡ストリップ(24)で被覆され、前記開放 セル発泡ストリップ(24)が、内側で開口(22)に当接する幅の狭い面(2 5)、外側の幅の広い面(26)および幅の狭い面(25)と幅の広い面(26 )との間で伸長する2つの傾斜面(27,28)を設けた台形形状を有し、ここ でジョイントレール(1)が注入通路(16)付近に補強ウェブ(13a)を有 し、前記補強ウェブ(13a)が一体形状に傾斜面(27,28)に隣接するこ とを特徴とする請求項8に記載のシール装置。 11.ジョイントレール(1)がその外方側縁(32,33)付近に膨張手段 、とくに膨張テープ(31)または膨張箔(34)を有することを特徴とする請 求項1ないし10のいずれかに記載のシール装置。 12.ジョイントレール(1)が4つの膨張テープ (31)を有し、前記膨張テープ(31)の各々がジョイントレール(1)の側 縁(32,33)に隣接する領域および外方補強ウェブ(13c)により形成さ れるコーナー凹部に固定されていることを特徴とする請求項11に記載のシール 装置。 13.ジョイントレール(1)の表面が粗面に加工され、および/またはケイ 砂または類似の微粒材料がその表面に吹き付けられて粗面に加工されることを特 徴とする請求項1ないし12のいずれかのシール装置。 14.硬質プラスチックとくにHDPEからなるジョイントレールが鋸引きお よびたとえばホットエアのような熱により建設構造物に合わせて現場で製作され 、ここでジョイントレールの個々のセクションが溶接またはホットメルトシール により結合され、このようにして製作されたジョイントレールが最初のコンクリ ート打ちの前に形成すべきジョイントに直角に鉄筋または型枠に固定されるか、 または最初のコンクリート打ちの後にまだ半流動状態のコンクリート内に圧入さ れることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載のシール装置の使用 方法。 15.ジョイントレール(1)の直角形状部分が現場で曲げられ、棒形状のジ ョイントレール(1)に結合さ れることを特徴とする請求項14に記載の使用方法。
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