JPH10227074A - 連接材及びそれを用いた部材の連接方法 - Google Patents

連接材及びそれを用いた部材の連接方法

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JPH10227074A
JPH10227074A JP9030330A JP3033097A JPH10227074A JP H10227074 A JPH10227074 A JP H10227074A JP 9030330 A JP9030330 A JP 9030330A JP 3033097 A JP3033097 A JP 3033097A JP H10227074 A JPH10227074 A JP H10227074A
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Takeshige Shimonohara
武茂 下ノ原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC部材同士やさらには他の部材同士を止水
が良好な状態で連接できるようにする。 【解決手段】 長尺状の袋体であって、基部11と突出
部12とが長さ方向のくびれ部13で繋がった断面形状
の連接材10を使用する。2つの部材A,Bの接合面に
それぞれ凹所1a,2aを形成しておき、一方の部材B
の凹所2aに連接材10をその基部11で取り付けてお
き、他方の部材Aの凹所1aに連接材10の突出部12
を嵌入するか或いは向かい合わせるようにして両部材
A,Bの接合面同士を当接させてから連接材10に充填
材を圧入する。連接材10の基部11に充填材が充填さ
れ、さらに突出部12が凹所1aに沿って膨張した状態
で連接材されるので、接合力がありしかも止水が良好な
状態で部材を連接できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木や建築分野に
おいて使用されるプレキャストコンクリート部材を始め
として、プラスチック、鉄、非鉄金属等からなる部材同
士を連接するための連接材とそれを用いた連接構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建設業界では現場における施工の
能率アップを図る上から、コンクリートの工場製品、す
なわちプレキャストコンクリート(PC)部材の利用が
促進されるようになってきている。ところで、工場で製
品化したPC部材の端面同士を現場で当接させる場合、
当接部位に応力が作用する部材同士の連接及びその止水
は接着材に期待できない。したがって、通常は金具等を
使用した物理的方法による接合手段や、さらには部材の
端面にゴム材を接着してその端面同士を当接させる方法
が採られている。また、目地については、部材間にモル
タルを充填した構造のモルタル目地が一般に採用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような物理的方法による接合手段は、接合強度は大きい
ものの、接合部が部材の表面に露出するので外観上好ま
しくないという基本的な欠点がある。また、公知の止水
技術であるゴムによる止水方法は、ゴム材を部材間に当
接しただけなので、振動及びこれによる不等沈下によっ
て剥離しやすいという問題がある。また、目地について
は、部材間にモルタルを充填した構造のモルタル目地が
一般に採用されているが、この目地はモルタルの乾燥収
縮、劣化又は振動によって部材より剥離し、その目的を
果たさなくなるという問題がある。また、モルタル目地
を作るのは作業時間がかかり過ぎるという施工上の問題
もある。また、部材の折れ曲がり箇所では部材間に三角
形状の隙間が生じるが、この隙間は上記のようなゴム材
やモルタル目地では処理できない。
【0004】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、PC部材同
士やさらには他の部材同士を止水が良好な状態で連接で
きる連接材を提供し、併せてそれを使用した連接方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る第1の連接材は、長尺状の袋体であっ
て、基部と突出部とが長さ方向のくびれ部で繋がった断
面形状をしており、突出部は可撓性を有するとともに、
基部より幅が狭く基部の反対側に向けて突き出た形状に
形成されていることを特徴とする。そして、基部と突出
部とが可撓性素材で一体に作られていてもよいし、或い
は、基部と突出部とが別部材で作られており、少なくと
も突出部が可撓性素材で作られていてもよい。
【0006】上記した第1の連接材を使用して2つの部
材をそれらの当接する接合面で連接するには、両部材の
接合面にそれぞれ凹所を形成しておき、一方の部材の凹
所に連接材をその基部で取り付け、その取付け状態で両
部材の接合面同士を当接することにより他方の部材の凹
所に連接材の突出部を嵌入した後、連接材の中に充填材
を圧入して連接材を凹所の内面形状に沿わせて膨張させ
ることにより両部材を接合する。
【0007】また、同様の目的を達成するため、本発明
に係る第2の連接材は、長尺状の袋体であって、基部と
突出部とが長さ方向の折返し部で繋がった断面形状をし
ており、突出部は可撓性を有するとともに、基部の中空
内に収納されていることを特徴とする。そして、基部と
突出部とが可撓性素材で一体に作られていてもよいし、
或いは、基部と突出部とが別部材で作られており、少な
くとも突出部が可撓性素材で作られていてもよい。
【0008】上記した第2の連接材を使用して2つの部
材をそれらの当接する接合面で連接するには、両部材の
接合面にそれぞれ凹所を形成しておき、一方の部材の凹
所に連接材をその基部で取り付け、その取付け状態で両
部材の接合面同士を当接することにより他方の部材の凹
所に連接材を向かい合わせた後、連接材の中に充填材を
圧入して連接材を凹所の内面形状に沿わせて膨張させる
ことにより両部材を接合する。
【0009】そして、上記した2つの連接方法におい
て、連接する2つの部材の接合面に設ける凹所のいずれ
か又は両方を枠体により形成しておくようにしてもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0011】本発明の連接材は例えば図1に示すような
2つの部材を連接するのに使用される。これらの部材
A,Bはそれぞれコンクリートブロックからなり、予め
その接合面1,2にはそれぞれアリ溝状の凹所1a,2
aを形成してある。
【0012】図2はこれら2つの部材A,Bを連接する
のに使用する連接材の一例を示す断面図である。この連
接材10は可撓性素材からなるもので、紙面に垂直な方
向に長いチューブ状の袋体であって、その断面は基部1
1と突出部12とがくびれ部13で繋がった中空の凸形
状をしている。基部11は部材の凹所の形状に合うよう
に断面が略円形状になっており、くびれ部13を介して
突き出た形状の突出部12に繋がっている。基部11は
凹所の形状に対応していることが原則であるが、中に充
填材が入るので任意の形状でよい。突出部12は部材の
凹所に容易に嵌入可能であれば任意の形状でよい。な
お、くびれ部13の形状は曲線、折れ線、直線のいずれ
でもよい。
【0013】連接材の材質は、可撓性に加えて強度があ
れば任意のものでよく、例えばゴムが代表的であるが、
その他に、樹脂、セラミックス、ガラス、炭素、アラミ
ド等の無機質又は有機質の繊維で織ったもの、或いは不
織布等がある。長尺状で基部と突出部を備えた形状は、
材料がゴム、樹脂、アルミニウム等の場合は射出成形に
て容易に作ることができる。また、ゴム、樹脂、アルミ
ニウム、鉄、非鉄金属等の既製品の板を金型によって変
形することで容易に作製できる。さらに炭素繊維、アラ
ミド繊維等の織布又は不織布は金型を利用する前又は後
にのり又は樹脂で固めて成形したり熱によって成形して
もよい。
【0014】図3は2つの部材A,Bを当接した状態で
示す断面図、図4は両部材A,Bを連接した状態で示す
断面図である。
【0015】まず、図3に示すように、部材Bの方に連
接材10を取り付ける。すなわち、連接材10の基部1
1をつぶしながら部材Bの凹所2aに嵌着する。この
時、連接材10のくびれ部13は部材Bの接合面2の付
近に位置するが、部材A,Bの当接と続く充填に支障が
なければ出ていても入り過ぎていてもよい。このように
して部材Bに連接材10を取り付けた後、図3に示すよ
うに両部材A,Bをその接合面1,2で当接する。この
とき部材A,Bが軽量物である場合は、両部材A,Bが
充填圧によって剥がれないように仮止めする。
【0016】上記のように両部材A,Bを当接させた
後、充填口2bより充填材Cを注入すると、図4に示す
ように、連接材10の中空部14に充填材Cが充満し、
基部11が部材Bの凹所2aに押し付けられるととも
に、突出部12が膨張して部材Aの凹所1aに内接す
る。そして、充填材が硬化すると両部材A,Bは接合さ
れて離れない状態になる。なお、部材Aの凹所1aの中
の空気は、充填材Cの注入中は接合面1,2の隙間や連
接材10の末端などから排出されるが、このように空気
が抜けない場合は排気口1bより排出される。充填材C
としては、モルタル、樹脂等の硬化性のものが好まれる
が、部材A,Bの使用目的によっては、水、油等の液
体、或いは空気等の気体でもよい。
【0017】図5は連接材の別の例を示す断面図であ
る。この連接材20は図2に示した連接材10と同様な
可撓性素材からなり、基部21と突出部22とが長さ方
向の折返し部23で繋がった断面形状をしている。すな
わち、基部21の中空部に突出部22が押し込まれた形
をしている。突出部22は図示の形状に限るものではな
く、基部の中空部に収納されていれば任意の形状でよ
い。また、部材A,Bに固着されるように、必要に応じ
て基部22にアンカー24を1ヶ所以上設けるようにし
てもよい。このタイプの連接材は突出部が基部に収納さ
れているので運搬等に便利である。
【0018】図6は連接材のさらに別の例を示す断面図
である。この連接材30は図5に示した連接材20と同
じ形状をしているが、基部31と突出部32が別部材か
らなり、これらを折返し部33で接着して作製されてい
る。図において基部31は円形をしているが、矩形、台
形等の任意の形状でよく、材質はゴム、樹脂、鉄、非鉄
金属セラミックス、ガラス、或いは無機質、有機質の繊
維を織ったもの、或いは不織布を樹脂等で固めたもので
もよい。従って、基部31と突出部32の材質が同一で
あることもある。また、必要に応じて基部31にアンカ
ー34を1ヶ所以上設けるようにしてもよい。基部31
と突出部32は、基部31の適宜の位置で重ね合わせて
接着することで一体としてもよいが、図示のように折返
し部33で接着してもよい。基部31と突出部32の接
着は、接着剤でもよいが、ビス、ボルト、ネジ等でもよ
く、基部31を一部割ってその中に突出部32を入れた
状態で接着してもよい。
【0019】図7は図5の連接材を部材に取り付ける方
法を説明するための断面図であり、連接材20を型枠4
0に取り付けて部材Bの材料を打設した状態を示してい
る。手順としては、まず二叉の係止材41をボルト42
とナット43により適宜の間隔で型枠40に固定する。
次いで、係止材41に連接材20を嵌着して取り付け、
この状態で部材Bとなるコンクリートを打設する。この
場合の係止材41は、弾性体の材料、例えばゴム、合成
樹脂等が好ましいが、係止材41が弾性体でない材料、
例えば金属等の場合は、ヒンジ構造にしてボルト42に
より開閉可能にするとよい。係止材41が弾性体である
場合、その形状は、円形、矩形、楕円、多角形の中空体
又は中実体で、連接材20に完全に又は一部内接する形
にする。図のような二叉でなく、三叉以上であってもよ
い。そして、コンクリートが固まった後、型枠40を取
り外すことにより、図8に示す如く部材Bに連接材20
が取り付けられた状態になる。
【0020】図9は枠体付の部材同士を連接前の状態で
示す断面図である。図示のように、部材A,Bの凹所に
それぞれ枠体51,52が埋設してあり、図2に示した
連接材10を部材Bの枠体52に嵌着している。連接材
10の嵌着側、すなわち部材Bに枠体を設けると、任意
形状の凹所が形成しやすく、他方側の部材、すなわち部
材Aに枠体を設けると、両部材A,Bに作用する大きな
応力を枠体が負担するので強度の高い接合構造が得られ
る。したがって、部材の使用目的に応じて部材A,B両
方又はいずれかに枠体を設置するとよい。
【0021】本発明の連接材は土木建築分野において種
々の形態で利用される。以下、代表的なものを挙げて説
明する。
【0022】図10はU型溝を構成するPC部材を当接
前の状態で示す斜視図である。同図に示されるように、
部材61及び部材62の一方の端面に沿ってアリ溝状の
凹所が形成され、その凹所に連接材60が嵌着されてい
る。また、部材61及び部材62の他方の端面にもアリ
溝状の凹所61a、62aが形成されている。そして、
向かい合った端面同士を合わせ、連接材60の突出部を
対向する凹所に挿入し、この当接状態で連接材60に充
填材を注入することで連接する。このようにして部材同
士を連接すると、連接材60がアリ溝に嵌着されて固定
しているので、従来のモルタル目地よりも強い止水作用
を発揮する。なお、コンクリート以外の材料、例えばプ
ラスチック、鉄、非鉄金属等からなる同様な形状の部材
も同様な方法で連接することができる。この場合、工場
にて材料に凹所を形成してそこに連接材60を取り付け
ておけばよい。
【0023】図11は中空凾渠を構成するPC部材を当
接前の状態で示す斜視図である。部材71及び部材72
の一方の端面に沿ってアリ溝状の凹所が形成され、その
凹所に連接材70が嵌着されている。また、部材71及
び部材72の他方の端面にもアリ溝状の凹所が形成され
ている。そして、向かい合った端面同士を合わせ、連接
材70の突出部を対向する凹所に挿入し、この当接状態
で充填口73から充填材を注入する。充填材は連接材7
0の中に充填され、連接材70は膨張して他方の端面に
設けられた凹所に沿って嵌着される。この時、必要に応
じて設けられた排気口74より凹部内の空気が排出され
る。
【0024】図12は水路等に使用される中空のPC部
材を接合状態で示す断面図である。同図に示されるよう
に、2つの部材81,82が向かい合う端面にてパッキ
ン83を挟んだ状態で当接しており、その端面には止水
のために連接材80が配設されている。このパッキン8
3は必要に応じて取り付ける。これは振動の遮断と止水
をより強固にするためで、連接材80を円形状に連続し
て設ける場合は、パッキン83は内側と外側に分断され
たものを使用し、連接材80を断続的に設ける場合は1
枚ものを使用する。そして、その当接部位の周りには連
結と止水のためにカラー部材84が配設され、このカラ
ー部材84は部材81,82の周面との間に配設された
連接材85により固定されている。さらに、止水作用を
良くするため、図示の如くカラー部材84に凹所を設け
てその空間内に止水材86を注入するようにしてもよ
い。この場合、その空間の壁面に凹凸を形成しておくと
止水効果が一層良くなる。
【0025】図13はソケット付き水路管を連接状態で
示す断面図である。同図に示されるように、ソケット付
きの2つの部材91,92がそれらの当接面である端面
に配設された連接材90で接合されており、さらに部材
91の周面と部材92のソケット部内面との間にも連接
材93が配設されている。この連接材93は部材91の
表面より多少出ており、部材92のカラーは強制的に嵌
着することになるが、連接材93が部材91のアリ溝に
嵌着されているために外れない。そして、止水作用をよ
くするため、図示の如く部材92のカラーの内側部分に
凹所を設けてその空間内に止水材94を注入するように
してもよい。この場合、その空間の壁面に凹凸を形成し
ておくと止水効果が一層良くなる。また、図12に示し
たのと同じように両部材91,92の当接端面にパッキ
ンを嵌着してもよい。
【0026】図14は円形水槽を構成する複数の部材の
接合に本発明の連接構造を適用した例を示すものであ
る。円板状の底板101の上に湾曲状のブロック体10
2を円筒状に並べ、その上に同じく湾曲状のブロック体
103を積み上げ、これらの間を連接材100を配設し
て互いに接合することで水槽を構成している。各当接面
には段差を設けてあり、その段差の両側にそれぞれ連接
材100を配設している。この接合状態では、各部材が
互いに強固に接合されて水密性が確保されるとともに、
第1段目のブロック体102は段差により底板101に
対して外側への移動が阻止され、第2段目のブロック体
103も段差により第1段目のブロック体102に対し
て外側への移動が阻止されているので、大きな水圧に対
しても十分に耐えることができる。密閉の円形水槽を作
製する場合には、ブロック体103の上に底板101と
同様な円板状の蓋板を載せ、連接材に袋体を併用して各
部材を互いに水密状態で接合するとよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連接すべき一方の部材の凹所に連接材の基部を嵌着して
おき、連接すべき他方の部材の凹所に連接材の突出部を
嵌入するか或いは向かい合わせるようにして両部材の接
合面同士を当接させ、この当接状態で連接材に充填材を
充填することで簡単に施工することができる。また、連
接材の基部に充填材が充填され、さらに連接材の突出部
が凹所に沿って膨張した状態で連接されるので、接合力
がありしかも止水が良好な状態で部材同士を連接するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連接すべき2つの部材の要部を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す2つの部材を連接するのに使用する
連接材の一例を示す断面図である。
【図3】2つの部材を当接した状態で示す断面図であ
る。
【図4】2つの部材を連接した状態を示す断面図であ
る。
【図5】連接材の別の例を示す断面図である。
【図6】連接材のさらに別の例を示す断面図である。
【図7】図5に示す連接材を部材に取り付ける方法を説
明するための断面図である。
【図8】図5に示す連接材を部材に取り付けた状態を示
す断面図である。
【図9】枠体付の部材同士を連接前の状態で示す断面図
である。
【図10】U型溝を構成するPC部材を当接前の状態で
示す斜視図である。
【図11】中空凾渠を構成するPC部材を当接前の状態
で示す斜視図である。
【図12】中空のPC部材を接合状態で示す断面図であ
る。
【図13】ソケット付き水路管を連接状態で示す断面図
である。
【図14】円形水槽を構成する部材の接合に本発明を適
用した例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は縦断
面図である。
【符号の説明】
A,B 部材 C 充填材 1,2 接合面 1a,2a 凹所 1b 排気口 2b 充填口 10 連接材 11 基部 12 突出部 13 くびれ部 14 中空部 20 連接材 21 基部 22 突出部 23 折返し部 24 アンカー 30 連接材 31 基部 32 突出部 33 折返し部 34 アンカー 40 型枠 41 係止材 42 ボルト 43 ナット 51,52 枠体 60 連接材 61,62 部材 61a,62a 凹所 70 連接材 71,72 部材 73 充填口 74 排気口 80 連接材 81,82 部材 83 パッキン 84 カラー部材 85 連接材 86 止水材 90 連接材 91,92 部材 93 連接材 94 止水材 100 連接材 101 底板 102,103 ブロック体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の袋体であって、基部と突出部と
    が長さ方向のくびれ部で繋がった断面形状をしており、
    突出部は可撓性を有するとともに、基部より幅が狭く基
    部の反対側に向けて突き出た形状に形成されていること
    を特徴とする連接材。
  2. 【請求項2】 基部と突出部とが可撓性素材で一体に作
    られている請求項1に記載の連接材。
  3. 【請求項3】 基部と突出部とが別部材で作られてお
    り、少なくとも突出部が可撓性素材で作られている請求
    項1に記載の連接材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の連接材
    を使用して2つの部材をそれらの当接する接合面で連接
    する方法であって、両部材の接合面にそれぞれ凹所を形
    成しておき、一方の部材の凹所に連接材をその基部で取
    り付け、その取付け状態で両部材の接合面同士を当接す
    ることにより他方の部材の凹所に連接材の突出部を嵌入
    した後、連接材の中に充填材を圧入して連接材を凹所の
    内面形状に沿わせて膨張させることにより両部材を接合
    することを特徴とする部材の連接方法。
  5. 【請求項5】 長尺状の袋体であって、基部と突出部と
    が長さ方向の折返し部で繋がった断面形状をしており、
    突出部は可撓性を有するとともに、基部の中空内に収納
    されていることを特徴とする連接材。
  6. 【請求項6】 基部と突出部とが可撓性素材で一体に作
    られている請求項5に記載の連接材。
  7. 【請求項7】 基部と突出部とが別部材で作られてお
    り、少なくとも突出部が可撓性素材で作られている請求
    項5に記載の連接材。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかに記載の連接材
    を使用して2つの部材をそれらの当接する接合面で連接
    する方法であって、両部材の接合面にそれぞれ凹所を形
    成しておき、一方の部材の凹所に連接材をその基部で取
    り付け、その取付け状態で両部材の接合面同士を当接す
    ることにより他方の部材の凹所に連接材を向かい合わせ
    た後、連接材の中に充填材を圧入して連接材を凹所の内
    面形状に沿わせて膨張させることにより両部材を接合す
    ることを特徴とする部材の連接方法。
  9. 【請求項9】 請求項4又は請求項8に記載の連接方法
    において、連接する2つの部材の接合面に設ける凹所の
    いずれか又は両方を枠体により形成しておくことを特徴
    とする部材の連接方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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