JP2007224640A - 建設用鋼管の継手構造 - Google Patents

建設用鋼管の継手構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007224640A
JP2007224640A JP2006048022A JP2006048022A JP2007224640A JP 2007224640 A JP2007224640 A JP 2007224640A JP 2006048022 A JP2006048022 A JP 2006048022A JP 2006048022 A JP2006048022 A JP 2006048022A JP 2007224640 A JP2007224640 A JP 2007224640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
joint member
joint
filler
construction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006048022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4675798B2 (ja
Inventor
Makoto Uemura
誠 植村
Kenjiro Uemura
賢治郎 植村
Shinichi Maruta
新市 丸田
Shigeki Terasaki
滋樹 寺崎
Noriyuki Kawabata
規之 川端
Etsutaka Yanagi
悦孝 柳
Harumitsu Shima
治満 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Uemura Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Uemura Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Uemura Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2006048022A priority Critical patent/JP4675798B2/ja
Publication of JP2007224640A publication Critical patent/JP2007224640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4675798B2 publication Critical patent/JP4675798B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】変形を起こすおそれのない継手部材を備えることができ、また、継手部材相互の嵌合部へセメントミルク等の充填材を直接的に注入することができるので、充填材が回りきらない未充填箇所がなく、信頼性の高い止水が得られるとともに、この継手部材相互の嵌合部への充填からさらに、充填材を地盤内に漏出させて、地盤のゆるみを防ぐ裏込め注入も行うことが可能なものである。
【解決手段】鋼管本体4の左右外側長手方向に継手部材を設け、一つの鋼管本体4の継手部材と、他の鋼管本体4の継手部材を嵌合させることにより2つの鋼管本体4を連結する建設用鋼管部材において、雄継手部材8と雌継手部材9のうち少なくとも一方の部材は熱間押出形鋼によるものとし、継手部材相互の嵌合部と鋼管本体4の内部空間とを連通する連通孔10a,10bを穿設し、この連通孔10a,10bを介して雄継手部材8と雌継手部材9の相互の嵌合部へ充填材を注入するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリート函体の推進工法または牽引工法等非開削方式によるトンネル構築工事等におけるパイプルーフ等に用いる建設用鋼管部材の継手構造に関するものである。
パイプルーフ工法は、トンネルや地中構造物の築造を安全且つ迅速に行うため、掘削断面の外周に沿って、連続的に(或いは一定間隔を隔てて)多数のパイプ(鋼管パイプ)を挿入設置し、以て鋼管パイプによる防護屋根(ルーフ)を構築する工法である。この工法によれば、鋼管パイプにより構築された前記ルーフによってせん断強度が向上すると共に、土留矢板としての作用も有する。
例えば、図10に示すように、鉄道線路等軌道1の下方に、非開削方式でトンネル等の地下構造物2を構築する場合に、建設用鋼管部材3を鉄道線路等軌道1下に挿入して、屋根状の構造体(パイプルーフ)を形成し、このパイプルーフによって上方の鉄道線路等軌道1の荷重を仮受けし、下方に地下構造物2を構築する。
ところで、隣接する建設用鋼管部材3の間隙から土砂が流出する事を防止するために、例えば図11で示すような一つの鋼管本体4の継手部材5(雄継手部材)と、他の鋼管本体4の継手部材6(雌継手部材)を嵌合させることにより2つの鋼管本体4,4を連結することが行われている。なお、この継手部材5,6は、建設用鋼管部材3の圧入に際して、ガイドとしての機能をも奏する。
しかし、例えば直下にトンネルや地中構造物が既に築造されている場合、継手を用いなければ建設用鋼管部材3の間隙の隙間から土砂が侵入し、或いは地下水が流入し、さらに周辺土砂が流入して、最終的には地山が崩壊する可能性が存在するし、また、継手を用いる場合、継手部材5,6の接合箇所から漏水が生じるという問題が存在する。
さらに、図示のような継手部材5,6が鉤形の対の継手(継手部材5は外向きフランジ相互、継手部材6は内向きフランジ相互)を有する建設用鋼管部材3の場合において、鋼管パイプを圧入する際に圧入の方向がずれてしまい、図12で示すように、既に圧入された鋼管パイプとの間隔が広がってしまう場合には、鋼管パイプPを圧入する力により、雄継手部材である継手部材5は内側に押し潰される方向へ押圧され、雌継手部材である継手部材6は外側に広げられる方向の力が付加されてしまう。その結果、継手部材5,6が鋼管本体4から引きちぎられてしまう可能性がある。
これに対して、下記の特許文献1では、図13に示すように、継手部材5にガイドパイプ7を取り付け、このガイドパイプ7内に注入パイプ(図示せず)を挿入し、該注入パイプを介して注入材(充填材)を注入することが提案されている。
特開平10−37656号公報
これによれば、注入パイプから注入材をガイドパイプ7を介して、継手部材5と継手部材6とで囲まれた空間を充填する。その結果、継手部材同士の接合部分は注入材で充填されるので、そこから漏水するおそれは無くなる。
さらに、ガイドパイプ7は雄継手部材である継手部材5の補強材として作用するので、建設用鋼管部材3の圧入の際に建設用鋼管部材3同士が離隔するように圧入方向がずれてしまった場合でも、継手部材5は変形せず、従って雌継手部材である継手部材6も変形し難くなるため、継手部材5,6の破損が防止できるとされる。
しかしながら、この特開平10−37656号公報では、注入パイプから注入材をガイドパイプ7を介して、継手部材5と継手部材6とで囲まれた空間を充填するには、建設用鋼管部材3の長さ方向の接続箇所以外の部分で継手部材の一部に切欠部を構成し、切欠部に対応する位置でガイドパイプ7を切断して短い空隙部を形成してここから注入材を流出させるなどの工夫が必要であり、十分に継手部材5と継手部材6との嵌合部に注入材を充填できないおそれがある。
しかも、ガイドパイプ7は雄継手部材である継手部材5の補強材として作用するとはいえ、フランジ部が変形することは防げず、例えば、継手部材5の外向きフランジが直角の角度を保てない場合には、継手として支障を来すことになる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、変形を起こすおそれのない継手部材を備えることができ、また、継手部材相互の嵌合部へセメントミルク等の充填材を直接的に注入することができるので、充填材が回りきらない未充填箇所がなく、信頼性の高い止水が得られるとともに、この継手部材相互の嵌合部への充填からさらに、充填材を地盤内に漏出させて、地盤のゆるみを防ぐ裏込め注入も行うことが可能な建設用鋼管の継手構造を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、第1に、鋼管本体の左右外側長手方向に継手部材を設け、一つの鋼管本体の継手部材と、他の鋼管本体の継手部材を嵌合させることにより2つの鋼管本体を連結する建設用鋼管部材において、継手部材は少なくとも一方の部材は熱間押出形鋼によるものとし、継手部材相互の嵌合部と鋼管本体の内部空間とを連通する連通孔を穿設し、この連通孔を介して継手相互の嵌合部へ充填材を注入するようにしたことを要旨とするものである。
第2に、継手部材は脚部空間を有し、連通孔はこの脚部空間と鋼管本体の内部空間との連通、脚部空間と継手相互の嵌合部との連通の双方の孔であること、第3に、継手部材に脚部空間と外方とを連通する連通孔を設けることを要旨とするものである。
第4に、継手部材は雄継手部材と雌継手部材とからなり、雄継手部材は液圧により拡管可能な中空管とすることを要旨とするものである。
請求項1記載の発明によれば、継手部材は少なくとも一方の部材は熱間押出形鋼によるものなので、一体成形した継手が、いかなる形のものでも簡単に得られ、例えば、開口面幅を狭くした袋溝形状の雌形継手部材と、上部を膨出させたレール形状の雄形継手部材の組み合わせなど変形しにくい形状のものを自由に設定できる。
また、地盤への挿入を行った建設用鋼管部材の鋼管本体の内部から連通孔を介して直接的に継手相互の嵌合部へ充填材を注入することができ、さらに、該充填材を継手相互の嵌合部の隙間から地盤に漏出させて、地盤のゆるみを防ぐ裏込め注入をなすことができる。
請求項2記載の本発明によれば、前記作用に加えて、継手は脚部空間を有するものであり、この脚部の幅を適宜の値に設定することにより、一つの鋼管本体とこの鋼管本体に隣接する他の鋼管本体との間の間隔を調整することが可能となる。しかも、連通孔はこの脚部空間と鋼管本体の内部空間との連通、脚部空間と継手相互の嵌合部との連通の双方の孔であるので、脚部空間を充填する充填材をここからさらに継手相互の嵌合部に注入することができる。
請求項3記載の本発明によれば、前記請求項2記載の本発明の作用に加えて、充填材は地盤に注出させるのに、継手相互の嵌合部の隙間から地盤に漏出させるだけでなくこの脚部空間を介して注出させることが付加できる。
請求項4記載の本発明によれば、雄継手部材は例えば、充填材を充填することで液圧により拡管させることで、雌継手部材との隙間を小さくして継手相互の嵌合部の止水効果を高めることができる。
以上述べたように本発明の建設用鋼管の継手構造は、変形を起こすおそれのない継手部材を備えることができ、また、継手部材相互の嵌合部へセメントミルク等の充填材を直接的に注入することができるので、充填材が回りきらない未充填箇所がなく、信頼性の高い止水が得られるとともに、この継手部材相互の嵌合部への充填からさらに、充填材を地盤内に漏出させて、地盤のゆるみを防ぐ裏込め注入も行うことが可能なものである。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の建設用鋼管の継手構造の第1実施形態を示す要部の縦断正面図、図2は同上充填材の注入状況を示す縦断正面図、図3はこの第1実施形態での継手構造を有する建設用鋼管の連結状態を示す縦断正面図で、図中4は建設用鋼管部材3の鋼管本体4であり、そのの左右外側長手方向に継手部材を設け、一つの鋼管本体4の継手部材と、他の鋼管本体4の継手部材を嵌合させることにより2つの鋼管本体を連結するものである点は従来と同じである。
この建設用鋼管部材3の鋼管本体4は鋼からなり、図示では略円形断面の管状に形成されているが、角管であってもよい。
本発明の継手部材は、一つの鋼管本体4の左右にそれぞれ雄継手部材8と雌継手部材9として設けるものであるが、これらの両方とも、または、少なく雄継手部材8とも一方の部材は熱間押出形鋼によるものとした。熱間押出形鋼とは、高温に加熱したビレットをラムでダイスに押し付け、ダイスに開けてある穴からトコロテンのように鋼を成形しながら押出す方法により製作される形鋼であり、圧延では出来ないような形状のものが作れ、小ロット生産が可能で、加工しにくい高合金鋼でも加工できる。
本実施形態では、雄継手部材8は、先端が膨出するT字形の挿入部8aを有し、この挿入部8aの両側に左右壁8bを形成し、このT字形の挿入部8aと左右壁8bとで囲まれた空間を後述の雌継手部材9の左右壁9aの先端部が挿入されるものとする。
雌継手部材9は先端が相互に内向きの左右壁9aを有することで入口開口が幅狭の袋溝となる略C字のものとした。
そして、前記鋼管本体4の内部空間と、雄継手部材8と雌継手部材9との相互の嵌合部とを連通させる連通孔10a,10bを鋼管本体4と雌継手部材9とに形成した。
雄継手部材8と雌継手部材9とは溶接等により鋼管本体4の外側において、鋼管本体4の長手軸方向(以下、「鋼管軸方向」という。)に延びるように配置される。
次に、前記のごとき建設用鋼管部材3を用いてパイプルーフを施工する方法について説明する。まず、建設用鋼管部材3の内部に、オーガードリル等(図示せず)を配備し、建設用鋼管部材3先端部又は内部の土砂等を掘削し、鋼管本体4の内部を通して掘削土砂等を除去する。この状態で、建設用鋼管部材3の後端を油圧ジャッキ装置(図示せず)等により鋼管軸方向に押圧すれば、建設用鋼管部材3を地中へ挿入することができる。
次に、挿入された建設用鋼管部材3の雄継手部材8のT字形の挿入部8aが、他の建設用鋼管部材3の雌継手部材9の内部空間に嵌まり込むように、継手同士を合わせて、他の建設用鋼管部材3の後端を油圧ジャッキ装置(図示せず)等により鋼管軸方向に押圧しつつオーガードリル等(図示せず)によって掘削することにより、スライドさせ、建設用鋼管部材3,3同士を連結させる。このようにして雄継手部材8と雌継手部材9とが互いに嵌合することにより、鋼管軸方向に直角な方向(以下、「鋼管軸直角方向」という。)の力を互いに伝達することができる。
以下、同様にして、既に挿入された建設用鋼管部材3の隣に、他の建設用鋼管部材3を挿入し連結することができる、この過程を繰返すことによりパイプルーフを構築する。
なお、パイプルーフの長さ(鋼管軸方向の施工延長)が長い場合には、地盤に挿入した既設の建設用鋼管部材3の後端に、他の建設用鋼管部材3を溶接等によってつなぎ、複数の建設用鋼管部材3を接合し、上記と同様にして地盤内に押し込むようにしてもよい。
まず、地盤への挿入を行った建設用鋼管部材3の雌継手部材9の開放された両端部を鋼、アルミニウム等の金属や合金材料、プラスチック材料等を用いて閉塞する。
次に、地盤への挿入を行った建設用鋼管部材3の鋼管本体4の内部から、連通孔10a,10bに注入用ホース11を差し込み、雄継手部材8と雌継手部材9との相互の嵌合部へセメントミルクまたは水ガラス等の充填材(注入材)12を注入する。
前記のように、雌継手部材9の両端部は、閉塞部材によって閉塞されている。このため、充填材12が両端から流出することはなく、雄継手部材8と雌継手部材9との相互の嵌合部へ充填された後、漏出たものが外部の地盤へ注入される。
図4は本発明の第2実施形態を示すもので、雄継手部材8と雌継手部材9とはそれぞれ脚部13を形成するものとし、この脚部13で囲まれる脚部空間13aを有するようにした。そして、鋼管本体4の連通孔10aはこの脚部空間13aとを結ぶものであり、さらに、雄継手部材8と雌継手部材9にはこの脚部空間13aと雄継手部材8と雌継手部材9との相互の嵌合部を連通させるの連通孔10cを形成する。なお、図示の例では連通孔10cは雄継手部材8と雌継手部材9の双方に設けたが、いずれか一方のみでもよい。また、鋼管本体4の連通孔10aにはソケットプラグ14を嵌めている。
前記第2実施形態においては、鋼管本体4の内部からの充填材(注入材)12の注入はこの脚部空間13aを満たしてから、雄継手部材8と雌継手部材9との相互の嵌合部に行き渡ることになる。
本実施形態においては、雄継手部材8や雌継手部材9の脚部13の長さを適宜の値に設定した建設用鋼管部材3を用意することにより、一つの鋼管本体4とこの鋼管本体4に隣接する他の鋼管本体4との間の間隔を適宜の値に調整することができる。
図5は本発明の第3実施形態を示すもので、雌継手部材9の脚部13を比較的長く取り、脚部空間13aを大きいものとして、この脚部13に外方地盤とを連通する連通孔15を設けた。
このような外部連通孔15を複数開設しておけば、充填材12は、雄継手部材8と雌継手部材9との相互の嵌合部へ充填された後に漏出たものを外部の地盤へ注入することに加えて、直接注入することもでき、地盤への注入施工の手間が減少できる。
なお、前記実施形態において雄継手部材8や雌継手部材9の形状は種々選定でき、その第4、第5実施形態を図7、図8に示す。
さらに、本発明の第6実施形態として、雌継手部材9は前記実施形態と同じく熱間押出形鋼によるものとして、また、形状の同じようなものでよいが、雄継手部材8は液圧(例えばMax300kg/cm)により拡管可能な中空管で構成するようにした。この中空管には異形鋼管(STKM 12Aクラス)が最適である。
このようにして、中空管である雄継手部材8内に充填材12または水等を充填材を充填することで液圧により点線に示すように拡管させ、雌継手部材9との隙間を小さくして継手相互の嵌合部の止水効果を高めることができる。この拡管は前記充填材12の充填が終了した後に行えばよい。
本発明の建設用鋼管の継手構造の第1実施形態を示す要部の縦断正面図である。 本発明の建設用鋼管の継手構造の第1実施形態を示す充填材の注入状況を示す縦断正面図である。 本発明の第1実施形態での継手構造を有する建設用鋼管の連結状態を示す縦断正面図である。 本発明の建設用鋼管の継手構造の第2実施形態を示す要部の縦断正面図である。 本発明の建設用鋼管の継手構造の第3実施形態を示す要部の縦断正面図である。 本発明の第3実施形態での継手構造を有する建設用鋼管の連結状態を示す縦断正面図である。 本発明の第4実施形態での継手構造を有する建設用鋼管の連結状態を示す縦断正面図である。 本発明の第5実施形態での継手構造を有する建設用鋼管の連結状態を示す縦断正面図である。 本発明の建設用鋼管の継手構造の第6実施形態を示す要部の縦断正面図である。 パイプルーフの説明図である。 パイプルーフの従来の鋼管継手を示す縦断正面図である。 パイプルーフの従来の鋼管継手の変形を示す縦断正面図である。 パイプルーフの従来の鋼管継手の他の例を示す縦断正面図である。
符号の説明
1…鉄道線路等軌道 2…地下構造物
3…建設用鋼管部材 4…鋼管本体
5,6…継手部材 7…ガイドパイプ
8…雄継手部材 8a…挿入部
8b…左右壁 9…雌継手部材
9a…左右壁
10a,10b,10c…連通孔 11…注入用ホース
12…充填材 13…脚部
13a…脚部空間 14…ソケットプラグ
15…連通孔

Claims (4)

  1. 鋼管本体の左右外側長手方向に継手部材を設け、一つの鋼管本体の継手部材と、他の鋼管本体の継手部材を嵌合させることにより2つの鋼管本体を連結する建設用鋼管部材において、継手部材は少なくとも一方の部材は熱間押出形鋼によるものとし、継手部材相互の嵌合部と鋼管本体の内部空間とを連通する連通孔を穿設し、この連通孔を介して継手相互の嵌合部へ充填材を注入するようにしたことを特徴とする建設用鋼管の継手構造。
  2. 継手部材は脚部空間を有し、連通孔はこの脚部空間と鋼管本体の内部空間との連通、脚部空間と継手相互の嵌合部との連通の双方の孔である請求項1記載の建設用鋼管の継手構造。
  3. 継手部材に脚部空間と外方とを連通する連通孔を設ける請求項2記載の建設用鋼管の継手構造。
  4. 継手部材は雄継手部材と雌継手部材とからなり、雄継手部材は液圧により拡管可能な中空管とする請求項1ないし請求項3記載の建設用鋼管の継手構造。
JP2006048022A 2006-02-24 2006-02-24 建設用鋼管の継手構造 Active JP4675798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048022A JP4675798B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 建設用鋼管の継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048022A JP4675798B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 建設用鋼管の継手構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007224640A true JP2007224640A (ja) 2007-09-06
JP4675798B2 JP4675798B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=38546692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006048022A Active JP4675798B2 (ja) 2006-02-24 2006-02-24 建設用鋼管の継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4675798B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108602A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kajima Corp パイプルーフおよびパイプルーフの形成方法
WO2010032485A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 新日本製鐵株式会社 鋼管矢板、鋼管矢板の継手構造、及び壁構造並びに鋼管矢板の引き抜き方法
JP4448556B1 (ja) * 2009-12-02 2010-04-14 株式会社不二電業社 既設鋼管柱腐食防止補強材
WO2013079789A1 (en) * 2011-11-28 2013-06-06 Rautaruukki Oyj Tongue and groove connector and pile

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350049A (en) * 1976-10-18 1978-05-08 Nippon Steel Corp Method of manufacturing flange using hot extruded shaped steel
JPS5763665A (en) * 1980-10-03 1982-04-17 Nippon Steel Corp Working tool material for hot extrusion
JPH0949388A (ja) * 1995-08-07 1997-02-18 Oobayashi Doro Kk 土留め用パイプの雄・雌継ぎ手並びに連結装置及び土留め用パイプを用いた山留め壁体の形成方法
JPH10227074A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Takeshige Shimonohara 連接材及びそれを用いた部材の連接方法
JP2000063975A (ja) * 1998-08-11 2000-02-29 Nippon Steel Corp 形鋼成形用熱間押出ダイス
WO2001081642A1 (fr) * 2000-04-24 2001-11-01 Kawasaki Steel Corporation Acier de forme lineaire presentant d'excellentes caracteristiques de fatigue au niveau des joints, et procede de production correspondant
JP2002070473A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 East Japan Railway Co 建設用鋼管部材、及び建設用鋼管部材の施工方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350049A (en) * 1976-10-18 1978-05-08 Nippon Steel Corp Method of manufacturing flange using hot extruded shaped steel
JPS5763665A (en) * 1980-10-03 1982-04-17 Nippon Steel Corp Working tool material for hot extrusion
JPH0949388A (ja) * 1995-08-07 1997-02-18 Oobayashi Doro Kk 土留め用パイプの雄・雌継ぎ手並びに連結装置及び土留め用パイプを用いた山留め壁体の形成方法
JPH10227074A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Takeshige Shimonohara 連接材及びそれを用いた部材の連接方法
JP2000063975A (ja) * 1998-08-11 2000-02-29 Nippon Steel Corp 形鋼成形用熱間押出ダイス
WO2001081642A1 (fr) * 2000-04-24 2001-11-01 Kawasaki Steel Corporation Acier de forme lineaire presentant d'excellentes caracteristiques de fatigue au niveau des joints, et procede de production correspondant
JP2002070473A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 East Japan Railway Co 建設用鋼管部材、及び建設用鋼管部材の施工方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108602A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kajima Corp パイプルーフおよびパイプルーフの形成方法
WO2010032485A1 (ja) * 2008-09-18 2010-03-25 新日本製鐵株式会社 鋼管矢板、鋼管矢板の継手構造、及び壁構造並びに鋼管矢板の引き抜き方法
JP4719315B2 (ja) * 2008-09-18 2011-07-06 新日本製鐵株式会社 鋼管矢板、鋼管矢板の継手構造、及び壁構造並びに鋼管矢板の引き抜き方法
JP4448556B1 (ja) * 2009-12-02 2010-04-14 株式会社不二電業社 既設鋼管柱腐食防止補強材
JP2011117166A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Fuji Dengyosha:Kk 既設鋼管柱腐食防止補強材
WO2013079789A1 (en) * 2011-11-28 2013-06-06 Rautaruukki Oyj Tongue and groove connector and pile

Also Published As

Publication number Publication date
JP4675798B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101069705B1 (ko) 강관압입식 지하터널 구조물 형성공법에 있어서의 강관연결용 방수철판의 설치방법
JP4675798B2 (ja) 建設用鋼管の継手構造
JP5965778B2 (ja) 長尺鏡ボルト工法
KR100770781B1 (ko) 건설용 강관의 접속구조
JP3860143B2 (ja) パイプルーフ用掘削装置およびそれらを用いるパイプルーフ工法
JP5865445B2 (ja) オープンシールド工法に使用するコンクリート函体
JP2007162323A (ja) 壁体の形成方法及び壁体
JP6602676B2 (ja) 地中外殻構造体の構築方法
KR102170797B1 (ko) 앵글보강을 이용한 압입각관 구조체의 선도관 추진장치
JP3883372B2 (ja) 建設用鋼管部材、及び建設用鋼管部材の施工方法
JP4243773B2 (ja) 推進用ヒューム管の高水圧継手構造及び推進用ヒューム管の製造方法
JP5161948B2 (ja) 推進工法
JP2005256571A (ja) 連続壁体とその構築方法
KR20040057061A (ko) 벽강관말뚝의 연결구조
KR101599295B1 (ko) 지중구조체용 유도유니트와 모듈유니트 및 이를 이용한 지중구조물 시공방법
KR102708123B1 (ko) 공극채움재주입파이프를 구비한 복수관체일체형 직천공시공장치를 이용한 직천공 터널구조물 시공방법
KR102170800B1 (ko) 앵글보강을 이용한 압입각관 구조체의 원형 연결부 구조
KR102708135B1 (ko) 공극채움재주입파이프를 구비한 복수관체일체형 직천공시공장치를 이용한 직천공 터널구조물 시공방법
KR100374003B1 (ko) 터널내 ø700이상 대형강관의 용접방법
KR100585430B1 (ko) 관추진 막장 흙막이공법
JP2788956B2 (ja) トンネルの合流方法
JP5339466B2 (ja) パイプルーフ工法
JP6820694B2 (ja) 埋設管の施工工法、および当該施工工法に用いる埋設管の埋設補助具
JP4980851B2 (ja) 管体のシール構造
JP2007009687A (ja) 建設用鋼管部材、及び建設用鋼管部材の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4675798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250