JPH09289054A - 端子金具の組付け構造 - Google Patents

端子金具の組付け構造

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JPH09289054A
JPH09289054A JP8099853A JP9985396A JPH09289054A JP H09289054 A JPH09289054 A JP H09289054A JP 8099853 A JP8099853 A JP 8099853A JP 9985396 A JP9985396 A JP 9985396A JP H09289054 A JPH09289054 A JP H09289054A
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宏幸 松岡
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信宏 高田
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Toyota Motor Corp
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01R11/11End pieces or tapping pieces for wires, supported by the wire and for facilitating electrical connection to some other wire, terminal or conductive member
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    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/30Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
    • H01R4/34Conductive members located under head of screw

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付けた端子金具同士を確実に接触させ
る。 【解決手段】 第2端子金具30の板状重ね合わせ部3
2Aに突部45を形成する。しかも、その突部45の形
成位置を、締め付けボルト50の頭部50Aが直接接触
する領域Aの外側となるようにする。これによって、両
端子金具10,30を締め付けボルト50で締め付ける
と、第1端子金具10の板状重ね合わせ部12Aは撓み
変形しつつ突部45を介して第2端子金具30の板状重
ね合わせ部32Aに押し付けられるから、両端子金具1
0,30は弾発力をもって強く接触することになる。従
って、両端子金具10,30の接触圧を高めることがで
き、しかも突部45に直接締め付けがなされないから、
過度の締め付けに対して突部45が押し潰されてしまう
こと等を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト等を利用し
て複数の端子金具を互いに接触させる端子金具の組付け
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば複数の機器に個別に接続したアー
ス端子をボディなどに取り付ける場合には、アース端子
同士を重ね合わせるようにして一体に組み付け、これを
ボルトによってボディに固着する構造が用いられてい
る。この構造では、ボルトを締め付けることによってア
ース端子がボディに密着されるとともにアース端子同士
が密着される。このようにアース端子同士が密着するこ
とにより、ボディに直接接触していないアース端子も間
接的にボディと導通可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の構造
ではアース端子同士の接触は単に面当たりによるもので
あるから、アース端子同士の導通性を確保するためには
両端子金具を相互に密着するまで強く締め付けなければ
ならなかった。言い替えれば、ボルトに少しの緩みが生
じただけでもボディに直接接触していないアース端子の
導通性が損なわれてしまう虞がある。本願発明は上記事
情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み付け
た端子金具同士の接触信頼性を確保する端子金具の組付
け構造を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の端子金具の組
付け構造は、複数の端子金具を重ね合わせ締め付け具に
より緊締することで、端子金具相互を接触状態に保持す
る端子金具の組み付け構造であって、端子金具同士の対
向面に押圧部を突出形成し、端子金具同士を重ね合わせ
たときに端子金具間に隙間が形成されるようにし、かつ
締め付け具がこの押圧部より内側の領域を緊締すること
で、端子金具同士を接近させる方向に撓み変形させ、こ
れによって押圧部が弾発力をもって相手側端子金具に接
触可能となっていることに特徴を有する。
【0005】請求項2では、請求項1記載のものにおい
て前記端子金具の対向面には端子金具同士を係合させる
ための係合部がそれぞれ設けられるとともに、前記押圧
部は、前記締め付け具の締め付け前における端子金具同
士の重ね合わせ状態において相手側端子金具を押し上
げ、前記係合部同士が係合し合う方向へこの相手側端子
金具を変位させる構成となっていることを特徴とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】請求項1に係る発明では、端子
金具を組み付けるには、まず端子金具同士を重ね合わせ
るのであるが、端子金具の対向面には押圧部が突出形成
されているため、両端子金具同士は隙間を形成しつつ押
圧部を介して重ね合わされることになる。そして、この
状態で押圧部の内側を緊締すると、隙間形成部分におい
て端子金具同士は相互に接近する方向に撓み変形し、押
圧部によって突き当てられている部分には弾発力が作用
する。従って、両端子金具同士は押圧部を介して接触
し、組付けに対する信頼性が高められる。しかも、締め
付け具は押圧部の内側を緊締し、押圧部を直接締め付け
ないから、過度の締め付けに対する押圧部の変形・損傷
等を回避することができる。
【0007】また、請求項2の発明では、端子金具が組
み合わされ締め付け具による締め付けがなされる前の状
態において、押圧部が相手側端子金具を押し上げる。こ
れに伴い、係合部側では相互の端子金具が密着する方向
に変位し、つまり係合部同士がより係合し合う状態とな
るため、組み合わせの初期の状態におけるがた付きが解
消でき、初期組み合わせ状態での信頼性が高められ、か
つ押圧部において常に接触状態が保持されるため、端子
相互の導通信頼性が高められる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態で
は、2つの端子金具を組み付けてこれを車両のボディに
取り付ける構成としたアース用端子金具の組付け構造に
適用した例について説明する。本実施形態の組付け構造
では、図1の上部に配して示した第1端子金具10と同
図における第1端子金具10の下に配して示した第2端
子金具30の2種の端子金具が用いられる。
【0009】<第1端子金具の構成>第1端子金具10
は、導通性の金属板材を所定形状に打ち抜いたものに曲
げ加工を施して成形され、組付け部11と電線接続部2
4とから構成される。組付け部11は、互いに間隔を空
けて平行に並ぶ2つの平坦な板状重ね合わせ部12(以
下、図1中手前側に配された板状重ね合わせ部を12
A、図1中奥側に配された板状重ね合わせ部を12Bと
する。)と、この両板状重ね合わせ部12A,12Bの
一方の端部同士の間に差し渡すように配された板状をな
す係止部13と、両板状重ね合わせ部12A,12Bに
おける係止部13とは反対側の端部同士の間に差し渡す
ように配された板状をなす受け部14とからなる。両板
状重ね合わせ部12A,12Bは互いに同一面高さに設
定されるが、板状重ね合わせ部12Aは板状重ね合わせ
部12Bより僅かに先端側(図1中、手前側)へ幅広に
形成されている。また、係止部13と受け部14とは互
いに同一面高さに設定されている。そして、この係止部
13と受け部14は両板状重ね合わせ部12A,12B
に対してほぼ板厚分の段差を設けた低い高さに設定され
ている。
【0010】係止部13には、受け部14とは反対側へ
面一状に延出する外れ規制部15が形成されており、こ
の外れ規制部15の上面には、後述する第2端子金具3
0の係止孔39と係合するための係止爪16が切り起こ
しによって形成されている。この外れ規制部15の先端
縁には、後述する第2端子金具30の受け部34との係
合動作を容易にするための傾斜したガイド面17が形成
されている。かかる外れ規制部15と両板状重ね合わせ
部12A,12Bとの間には、第2端子金具30の両板
状重ね合わせ部32A,32Bと受け部34との連続部
を入り込ませるための逃がし溝18が設けられている。
【0011】受け部14の上面には第2端子金具30の
係止爪36と係合する係止孔19が形成されている。同
じく受け部14には、外れ規制部15側へ面一状に延出
する突出部20が形成されており、この突出部20の上
面には、第2端子金具30の係止爪36との嵌合動作を
容易にするための傾斜したガイド面21が形成されてい
る。また、突出部20と両板状重ね合わせ部12A,1
2Bとの間には、第2端子金具30の両板状重ね合わせ
部32A,32Bと係止部33との連続部を入り込ませ
るための逃がし溝22が設けられている。
【0012】係止部13と突出部20の互いに対向する
縁部は同心同径の円弧形に成形されており、この円弧と
同心同径の仮想円に対して両板状重ね合わせ部12A,
12Bの側縁が接するように配されており、これらの縁
部によって囲まれた空間は締め付けボルト50と嵌合す
るための挿通孔23となっている。
【0013】上記組付け部11には電線接続部24が一
体に形成されている。即ち、電線接続部24は、一方の
板状重ね合わせ部12Bにおける受け部14側の端部側
縁から板状重ね合わせ部12Bの長さ方向に対して直角
な方向へ延出して設けられている。この電線接続部24
は、インシュレーションバレル24Aとワイヤバレル2
4Bとからなり、インシュレーションバレル24Aは機
器(図示せず)側からのアース電線Wの端末の樹脂被覆
Waに圧着され、ワイヤバレル24Bはそのアース電線
Wの樹脂被覆Waを剥いて露出させた芯線Wbに圧着さ
れている。
【0014】<第2端子金具の構成>第2端子金具30
は、第1端子金具10と同じく導通性の金属板材を所定
形状に打ち抜いたものに曲げ加工を施して成形され、組
付け部31と電線接続部44とを備えて構成される。組
付け部31は、第1端子金具10の組付け部11を上下
反転させた構成になり、板状重ね合わせ部32(以下、
図1中手前側の板状重ね合わせ部を32A、図1中奥側
の板状重ね合わせ部を32Bとする。)が第1端子金具
10の板状重ね合わせ部12A,12Bの下面側に重ね
合わされ、且つ、係止部33と受け部34が夫々第1端
子金具10の受け部14と係止部13の上面側に重ね合
わされるようになっている。この第2端子金具30の組
付け部31にも、第1端子金具10と同様に、係止部3
3に外れ規制部35と係止爪36が形成されていると共
に、受け部34に係止孔39と突出部40とが形成さ
れ、さらに第1端子金具10の挿通孔23と整合する挿
通孔43が形成されていると共に、外れ規制部35と両
板状重ね合わせ部32A,32Bとの間及び突出部40
と両板状重ね合わせ部32A,32Bとの間に逃がし溝
38,42が形成されている。
【0015】また、電線接続部44は、第1端子金具1
0の電線接続部24と同じくインシュレーションバレル
44Aとワイヤバレル44Bとからなり、アース電線W
が圧着されている。この電線接続部44は、一方の板状
重ね合わせ部32Bにおける受け部34側の端部側縁か
ら板状重ね合わせ部32Bの長さ方向に対して直角な方
向へ延出して設けられ、したがって第1端子金具10と
組み合わせたときにその電線接続部24と平行に並ぶよ
うになっている。
【0016】次に、組み合わされる端子金具10,30
同士の接触圧を高めるための構成について説明する。第
2端子金具30の両板状重ね合わせ部32A,32Bの
うち、図1中手前側の板状重ね合わせ部32Aの上面に
は、その長さ方向(端子金具の組み合わせ方向)に沿っ
て延びる突部(本発明の構成要件である押圧部)45が
叩き出しによって形成されている。しかも、この突部4
5は、板状重ね合わせ部32Aの先端よりに形成され、
第1端子金具10と第2端子金具30とを組み付けた状
態において、第1端子金具10に締め付けボルト50の
頭部50Aが直接押し当てられる部分、即ち、図3中、
網目で示される領域Aの外側に配される位置に形成され
ている。従って、締め付けボルト50による締め付け
は、突部45の内側領域に対して行われ、突部45に対
しては直接の締め付けがなされないようになっている。
また、この突部45の高さについては、係止部13,3
3と受け部14,34が互いに当接する状態において、
第1端子金具10の板状重ね合わせ部12Aの下面の高
さよりも突部45の頂上部のほうが高くなるように設定
されており、端子金具10,30同士が組み合わされた
状態で突部45の内側には板状重ね合わせ部12A,3
2A間に僅かな隙間41(図4参照)が形成されるよう
になっている。
【0017】<本実施形態の作用>上記第1端子金具1
0と第2端子金具30の組付け手順について説明する。
まず、第1端子金具10と第2端子金具30とを組み合
わせる。それには、第1端子金具10を第2端子金具3
0の上方に配し、双方の係止部13,33を夫々相手側
の挿通孔43,23内に入り込ませる。さらに、この状
態から挿通孔23,43同士が整合するように板状重ね
合わせ部12,32の長さ方向(以下、組付け方向とい
う)にスライドさせる。すると、第1端子金具10の外
れ規制部15が第2端子金具30の受け部34の下に潜
り込むと同時に第2端子金具30の外れ規制部35が第
1端子金具10の受け部14の上に乗り上がるようにな
り、係止爪16,36と係止孔19,39が嵌合された
ところで双方の端子金具10,30の組み合わせが完了
する(図2参照)。この状態では、係止爪16,36と
係止孔19,39との係合により組付けと反対方向への
離脱が規制されると共に、逃がし溝18と42,22と
38の奥端同士が当接することによって正規位置を越え
た過剰な組付けが規制される。また、第2端子金具30
の突部45が第1端子金具10の板状重ね合わせ部12
Aを押し上げることによって係止部13,33と受け部
14,34とが相互に密着する方向に変位するから、係
止爪16,36と係止孔19,39とがより係合し合う
状態とされる。さらに、この両端子金具10,30が重
ね合わされた状態では、突部45の内側には両板状重ね
合わせ部12A,32A間に僅かな隙間41が形成され
る。
【0018】続いて、組み合わされた状態にある両端子
金具10,30の挿通孔23,43に締め付けボルト5
0を差し込む。そして、これをボディ51側に締め付け
る。すると、締め付けボルト50の締め付けに伴って、
両端子金具10,30の両板状重ね合わせ部12,32
同士が接触し合いながら第2端子金具30がボディ51
側に押し付けられる。このとき、第1端子金具10の板
状重ね合わせ部12Aのうち、突部45の突き当てられ
た部分の内側、即ち板状重ね合わせ部32Aに対して隙
間41を形成する部分は撓み変形しつつ第2端子金具3
0の板状重ね合わせ部32Aに接近する方向に押し付け
られる(図4参照)。そして、さらに締め付けが進む
と、突部45の突き当て部分には板状重ね合わせ部12
Aが撓み変形したことにより弾発力が作用し、板状重ね
合わせ部12A,32A同士は突部45を介して強く押
し付けられることになる。従って、両端子金具10,3
0同士は、締め付けボルト50からの直接の締め付け力
によって押し付けられるのではなく、第1端子金具10
の板状重ね合わせ部12Aを撓み変形させることによっ
て生じる弾発力をもって強く接触することになる(図5
参照)。
【0019】<本実施形態の効果>このように、本実施
形態では突部45を設けたことにより両端子金具10,
30同士の接触圧を高めることができるから、組み付け
られた両端子金具10,30同士間の接触に対する信頼
性が確保される。しかも、本実施形態では、突部45の
内側領域を緊締することにより両端子金具10,30間
の接触圧を高めるようにしており、突部45に対しては
直接の締め付けは行われないため、過度に締め付けボル
ト50を締め付けた場合でも突部45の変形或いは損傷
等を回避できる。
【0020】また、両端子金具10,30を組み合わせ
ただけの状態、即ち締め付けボルト50による締め付け
がなされる前の状態において、突部45が第1端子金具
10の板状重ね合わせ部12Aを押し上げることによ
り、係止爪16,36と係止孔19,39とがより係合
し合う状態とされるから、組み合わせの初期の状態にお
けるがた付きが解消でき、初期組み合わせ状態での信頼
性が高められ、かつ押圧部において常に接触状態が保持
されるため、端子相互の導通信頼性が高められる。
【0021】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、突部45は叩き出しによって
形成されたが、板状重ね合わせ部から切り起こしによっ
て形成されるものであってもよい。
【0022】(2)上記実施形態では突部45は長さ方
向(端子金具の組み合わせ方向)に延びる形状であった
が、突部を例えばディンプルによって構成してもよい。
この場合、ディンプルは、1個だけ設けてもよく、複数
個並べて設けてもよい。
【0023】(3)上記実施形態では突部45を第2端
子金具30のみに設けたが、本発明によれば、突部を第
1端子金具のみに設けてもよく、第1端子金具と第2端
子金具の双方に設けてもよい。
【0024】(4)上記実施形態では、端子金具10,
30を板状重ね合わせ部12,32の板面に沿ってスラ
イドさせることによって組み合わせるタイプのものに適
用した場合について説明したが、本発明は、ボルトを挿
通させる挿通孔だけを有するタイプのものや、挿通孔を
整合させた後その挿通孔を中心に相対回転させることに
より組み合わせるタイプのもの等にも適用することがで
きる。
【0025】(5)上記実施形態では、締め付けボルト
50を組み合わせた状態にある端子金具10,30の挿
通孔23,43に挿入し、これをボディ51に締め付け
る構成であったが、ボディからボルトが突出しており、
これに組み合わせた端子金具を挿通させ、ナットによっ
て締め付けるものでもよい。
【0026】(6)上記実施形態では、本発明の突部4
5は、締め付けボルト50の頭部50Aが直接押し当て
られる領域Aの外側に配されていたが、ボルトが座金を
介して挿入される場合には、この座金が直接押し当てら
れる領域の外側に配されように形成し、要するに、突部
は、ボルト、ナット、座金等の締め付け具が直接端子金
具に接触する領域の外側に形成されておればよい。
【0027】(7)上記実施形態では、2つの端子金具
10,30を組み付ける場合について説明したが、本発
明は3以上の端子金具を組み付ける場合にも適用するこ
とができる。
【0028】(8)上記実施形態では、アース用の端子
金具10,30に適用した場合について説明したが、本
発明は、アース以外の用途に用いられる端子金具にも適
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態において端子金具を分離した
状態を示す斜視図である。
【図2】端子金具を組み合わせた状態及び締め付けボル
トを示す斜視図である。
【図3】突部の形成位置を示す上面図である。
【図4】板状重ね合わせ部の撓み変形状態を示す部分拡
大側面図である。
【図5】組付けられた状態を示す部分拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
10…第1端子金具 16,36…係止爪 19,39…係止孔 30…第2端子金具 41…隙間 45…突部(押圧部) 50…締め付けボルト(締め付け具)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子金具を重ね合わせ締め付け具
    により緊締することで、端子金具相互を接触状態に保持
    する端子金具の組み付け構造であって、 前記端子金具同士の対向面に押圧部を突出形成し、端子
    金具同士を重ね合わせたときに端子金具間に隙間が形成
    されるようにし、かつ前記締め付け具がこの押圧部より
    内側の領域を緊締することで、端子金具同士を接近させ
    る方向に撓み変形させ、これによって押圧部が弾発力を
    もって相手側端子金具に接触可能となっていることを特
    徴とする端子金具の組付け構造。
  2. 【請求項2】 前記端子金具の対向面には端子金具同士
    を係合させるための係合部がそれぞれ設けられるととも
    に、前記押圧部は、前記締め付け具の締め付け前におけ
    る端子金具同士の重ね合わせ状態において相手側端子金
    具を押し上げ、前記係合部同士が係合し合う方向へこの
    相手側端子金具を変位させる構成となっていることを特
    徴とする請求項1記載の端子金具の組付け構造。
JP09985396A 1996-04-22 1996-04-22 端子金具の組付け構造 Expired - Lifetime JP3167106B2 (ja)

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