JPH0917414A - バッテリー端子 - Google Patents

バッテリー端子

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Publication number
JPH0917414A
JPH0917414A JP7159397A JP15939795A JPH0917414A JP H0917414 A JPH0917414 A JP H0917414A JP 7159397 A JP7159397 A JP 7159397A JP 15939795 A JP15939795 A JP 15939795A JP H0917414 A JPH0917414 A JP H0917414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
tightening
battery terminal
electrode
fastening
Prior art date
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Pending
Application number
JP7159397A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kitada
昌司 北田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP7159397A priority Critical patent/JPH0917414A/ja
Publication of JPH0917414A publication Critical patent/JPH0917414A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上方向からの締付けを可能にしつつ、部品点
数を削減し、締め過ぎた場合においても部品変形による
接続不良が生じないようにする。 【構成】 起立した基板部23の先端側に電極把持部2
7を形成し、基板部23との対向面が凹面となる湾曲形
状の締付板を電極把持部27の先端側に延設し、上下方
向から締付板を挟持する押付板31を基板部23の上下
縁から折曲し、互いに接近する方向に折曲されて締付板
の凸面側に当接する傾斜面を押付板31に形成し、間隙
を隔てて対向する加締板35をそれぞれの押付板31の
先端から延設し、上方向からの締付けが可能な締付手段
39を加締板35に挿通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両などに搭載された
バッテリーの電極に接続固定されるバッテリー端子に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンルームなどの狭いスペー
ス内において、レンチなどの締付け工具を水平方向に倒
して使用するのは、周辺部品との干渉があり、作業性が
悪い。このような不具合を解消したバッテリー端子で、
上方向からの締め付けを可能にしたものの一例として例
えば実開昭62−12264号公報記載のものを図7〜
図9によって説明する。
【0003】ここに開示されるバッテリー端子1は、中
央の基板部3と、この基板部3の基端に形成された電線
接続部5と、基板部3の先端に略円筒状に形成された電
極把持部7と、この電極把持部7から延設され基板部3
と対向して形成された締付板部9とを具備するととも
に、基板部3と締付板部9との開口間隔が上部より下部
が拡がるように形成された導電性材料からなる端子本体
11と、この端子本体11の締付手段13とから構成さ
れる。更に、締付手段13は、中央の水平板部15aと
その両側の側板部15bを有する加締板15と、加締板
15の固定板17と、締付ボルト19とから構成され
る。そして、加締板15の対向する側板部15bの対向
角度は、端子本体11の基板部3と締付板部9の対向角
度より小さく形成されている。
【0004】このように構成された従来のバッテリー端
子1を電極Pに固定するには、先ず、電極把持部7を電
極Pに嵌合させた後、対向する基板部3と締付板部9の
下方から固定板17を当てるとともに、上方から加締板
15を跨がせ、締付ボルト19を加締板15と固定板1
7の穴に通して加締板15を固定板17に締め付け固定
する。これによって、基板部3と締付板部9が接近方向
に押圧され、電極把持部7もこれに伴って締付けられ、
バッテリー端子1は、上方向からの締付けによって電極
Pに固定された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
バッテリー端子1では、端子本体11に加締板15及び
固定板17を組付けなければならないため、部品点数が
多い分組立に時間がかかり、作業性が悪かった。また、
部品点数が多いため、管理が煩雑になるとともに、部品
コストも増大した。更に、締付ボルト19を締め過ぎた
場合には、図10に示すように、加締板15と固定板1
7が変形し、締付け力が逆に基板部3と締付板部9に作
用しなくなり、電極Pへの締付けが不十分となって、接
続不良を引き起こす虞れがあった。本発明は上記状況に
鑑みてなされたもので、上方向からの締付けを可能にし
つつ、少ない部品点数で製作することができ、しかも、
締め過ぎた場合においても部品変形による接続不良が生
じることのないバッテリー端子を提供し、作業性、信頼
性の向上、及びコストの低減を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るバッテリー端子は、起立した棒状の電極
に、上方向から締付手段を締付けることによって固定さ
れるバッテリー端子であって、起立した基板部の先端側
に形成される電極把持部と、該電極把持部の先端側に延
設され前記基板部との対向面が凹面となる湾曲形状の締
付板と、前記基板部の上下縁から折曲され上下方向から
該締付板を挟持する押付板と、該押付板に形成され互い
に接近する方向に折曲されて前記締付板の凸面側に当接
する傾斜面と、それぞれの前記押付板の先端から延設さ
れ間隙を隔てて対向する加締板と、該加締板に挿通され
る締付手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】締付手段が上方向から締め付けられると、上下
の加締板が接近方向に移動され、傾斜面同士も接近方向
に移動される。傾斜面同士が接近方向に移動されると、
締付板の凸面が傾斜面に上下方向から挟持され、挟持さ
れた締付板が基板部側へ押し付けられることになる。こ
れにより、締付板の基板部側への移動に伴って、電極把
持部が縮径され、バッテリー端子は、上方向からの締付
けによって電極に固定される。また、締付手段による締
めすぎが生じると、加締板同士が圧接した状態となる
が、締付板は、なおも基板部側へ押し付けられる方向へ
移動され、電極把持部が更に縮径されることになり、電
極への締付け力が減少しない。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るバッテリー端子の好適な
実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
によるバッテリー端子の分解斜視図、図2は本発明によ
るバッテリー端子の平面図、図3は図2のA−A断面図
である。端子本体21の中央には鉛直方向に起立した基
板部23が形成され、基板部23の基端側は電線接続部
25となる。基板部23の先端側には略円筒状に形成さ
れた電極把持部27が形成され、電極把持部27はバッ
テリーBの電極Pに嵌合される。電極把持部27の先端
側には基板部23と対向する締付板29が延設され、締
付板29は図3に示すように、基板部23側が凹面とな
る湾曲形状で形成される。
【0009】基板部23の上下縁には締付板29側に水
平に折曲された押付板31がそれぞれ延設され、押付板
31は上下方向から締付板29を挟持する。押付板31
には互いに接近する方向に折曲された傾斜面33が形成
され、傾斜面33は締付板29の凸面29a側に当接す
る。それぞれの押付板31の先端には間隙sを隔てて対
向する加締板35が延設され、加締板35は穴37を有
する。穴37には締付手段39であるボルト39aが鉛
直方向下方から挿通され、ボルト39aの上端にはワッ
シャ39bを介して同じく締付手段39であるナット3
9cが螺合される。つまり、ナット39cが回動される
ことにより、加締板35は、接近方向に締め付けられる
のである。
【0010】また、一方の加締板35(本実施例では、
上側の加締板35)の先端には、他方の加締板35方向
に折曲されたストッパー43が形成され、ストッパー4
3は加締板35同士の必要以上の接近を防止する。ま
た、締付板29の先端には加締板35側に折曲された掛
止部45(図2参照)が形成され、掛止部45は加締板
35の縁部に掛止して締付板29の電極把持部27方向
への抜けを阻止している。上述した端子本体21は、基
板部23、電線接続部25、電極把持部27、締付板2
9、押付板31、加締板35、ストッパー43、掛止部
45を展開させた形状で、プレス成形などにより一体成
形される。端子本体21、締付手段39により、バッテ
リー端子41が構成される。
【0011】このように構成されたバッテリー端子41
の作用を説明する。図4は本発明によるバッテリー端子
の締付け完了状態を示す図2のA−A断面図、図5は本
発明バッテリー端子において締めすぎが生じた際の状態
を表す図2のA−A断面図である。ナット39cが締付
け方向に回動されると、端子本体21に形成された上下
の加締板35が接近方向に移動され、間隙sが徐々に狭
くなる。加締板35が接近方向に移動されると、傾斜面
33同士も接近方向に移動され、締付板29の凸面29
aが傾斜面33に上下方向から挟持される。挟持された
締付板29は、傾斜面33と凸面29aが摺動されるこ
とにより、基板部23側へ押し付けられることになる。
この際、掛止部45が加締板35の縁部に掛止し、締付
板29は電極把持部27方向への抜けが阻止される。こ
れにより、締付板29の基板部23側への移動に伴っ
て、電極把持部27が縮径され、バッテリー端子41
は、上方向からの締付けによって電極Pに固定される。
【0012】また、ナット39cによる締めすぎが生じ
ると、一方の加締板35に形成されたストッパー43が
変形し、図5に示すように、加締板35同士が圧接した
状態となる。即ち、このような過剰締付けが行われた場
合においても、締付板29は、なおも基板部23側へ押
し付けられる方向へ移動されるため、電極把持部27が
更に縮径されることになり、電極Pへの締付け力が減少
することがない。
【0013】上述のバッテリー端子41によれば、端子
本体21に湾曲形状の締付板29を形成し、この締付板
29の凸面29a側に当接する傾斜面33を上下で対向
する加締板35に設けたので、加締板35を締付手段3
9によって上方向から締め付けることによって、締付板
29を基板部23側へ押し付け、電極把持部27を間接
的に締付けることができる。この結果、上方向からの締
付けを可能にしつつ、バッテリー端子41の一体成形が
可能となり、部品点数を従来に比べ大幅に削減でき、組
立時間を短縮することができる。また、締めすぎが生じ
た場合においても、締付板29が依然基板部23側へ押
し付けられる方向へ移動されるため、電極Pへの締付け
力が減少することがなく、端子本体21の変形によって
も、接続不良の生じる虞れがない。
【0014】なお、上述の実施例では、鉛直方向に起立
した基板部23の上下縁に、押付板31を水平に折曲し
て延設し、押付板31の先端に延設された加締板35に
鉛直方向のボルト39aを挿通し、上方向からの締付け
を可能にしたが、本発明のバッテリー端子は、図6に示
すように、基板部23及び締付板29(図3参照)を鉛
直面に対して傾斜させて形成し、これと平行に延設され
た加締板35にボルト39aを挿通することで、鉛直方
向に角度を有する斜め上方向からの締付けを可能にする
ものであってもよい。このような変形例によれば、電極
Pの真上に干渉物が存在する場合においても、この障害
物を避けて斜め上方向からの締付けを容易に行うことが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るバッテリー端子によれば、端子本体に湾曲形状の締付
板を形成し、この締付板の凸面側に当接する傾斜面を上
下で対向する加締板に設けたので、加締板を締付手段に
よって締め付けることによって、締付板を基板部側へ押
し付け、電極把持部を間接的に締付けることができる。
この結果、上方向からの締付けを可能にしつつ、部品点
数を大幅に削減でき、組立時間を短縮することができ
る。また、締めすぎが生じた場合においても、締付板が
依然基板部側へ押し付けられる方向へ移動されるため、
締付け力が減少することがない。この結果、作業性、信
頼性を向上させることができるとともに、コストの低減
も達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリー端子の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明によるバッテリー端子の平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明によるバッテリー端子の締付け完了状態
を示す図2のA−A断面図である。
【図5】本発明バッテリー端子において締めすぎが生じ
た際の状態を表す図2のA−A断面図である。
【図6】本発明によるバッテリー端子の変形例を示す分
解斜視図である。
【図7】従来のバッテリー端子の分解斜視図である。
【図8】取付前における従来のバッテリー端子の要部断
面図である。
【図9】取付後における従来のバッテリー端子の要部断
面図である。
【図10】過剰締付けされた際の従来のバッテリー端子
の要部断面図である。
【符号の説明】
23 基板部 27 電極把持部 29 締付板 31 押付板 33 傾斜面 35 加締板 39 締付手段 41 バッテリー端子 43 ストッパー 45 掛止部 P 電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起立した棒状の電極に、上方向から締付
    手段を締付けることによって固定されるバッテリー端子
    であって、 起立した基板部の先端側に形成される電極把持部と、該
    電極把持部の先端側に延設され前記基板部との対向面が
    凹面となる湾曲形状の締付板と、前記基板部の上下縁か
    ら折曲され上下方向から該締付板を挟持する押付板と、
    該押付板に形成され互いに接近する方向に折曲されて前
    記締付板の凸面側に当接する傾斜面と、それぞれの前記
    押付板の先端から延設され間隙を隔てて対向する加締板
    と、該加締板に挿通される締付手段とを具備したことを
    特徴とするバッテリー端子。
  2. 【請求項2】 前記締付板の先端に形成され前記押付板
    の縁部に掛止することで前記締付板の前記電極把持部方
    向への抜けを阻止する掛止部を具備したことを特徴とす
    る請求項1記載のバッテリー端子。
  3. 【請求項3】 一方の前記加締板方向に突出するストッ
    パーを他方の前記加締板の先端に設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のバッテリー端子。
JP7159397A 1995-06-26 1995-06-26 バッテリー端子 Pending JPH0917414A (ja)

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JP7159397A JPH0917414A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 バッテリー端子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049164A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Yazaki Corp バッテリーターミナル及びスペーサ連結部品
JP2006049163A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Yazaki Corp バッテリーターミナル及びスペーサ
KR20180051623A (ko) * 2015-10-17 2018-05-16 다임러 아게 차량 전원 시스템과 배터리 핀 간에 전기 연결을 위한 전기 접촉장치와 배터리 핀

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