JPH049736Y2 - - Google Patents

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JPH049736Y2
JPH049736Y2 JP1985102806U JP10280685U JPH049736Y2 JP H049736 Y2 JPH049736 Y2 JP H049736Y2 JP 1985102806 U JP1985102806 U JP 1985102806U JP 10280685 U JP10280685 U JP 10280685U JP H049736 Y2 JPH049736 Y2 JP H049736Y2
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JP
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plate
plate part
clamping plate
terminal
base plate
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JP1985102806U
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JPS6212264U (ja
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車輌等に搭載される蓄電池の電極に装
着固定される端子構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、かかる蓄電池の電極用端子については、
例えば第6図に示すような構造のものが知られて
いる(実開昭55−124173号公報)。
ここに開示される蓄電池電極用端子(以下単に
端子という)A′は、中央の基板部aと基板部a
の一側に形成された電線Wに対する電線接続部b
と、基板部aの他側にほぼ円筒状に形成された電
極把持部cと、電極把持部cから延設された基板
部aと対向するように形成された締付板部dを有
し、電極把持部cを蓄電池Bの電極Pに嵌合した
のち、基板部aと締付板部dに夫々穿設された穴
eにボルトfを挿通し、インパクトレンチLを用
いてナツトgをボルトfに締付け、端子A′を電
極Pに固定させる構造となつている。
しかし、このような構造では、端子A′の締付
けが水平方向であるため、多種類の部品が混在し
ている車輌のエンジンルーム等の狭いスペース内
においては、レンチLを水平方向に倒して締付け
を行なう際に蓄電池本体や周辺部品との干渉があ
り、端子A′を締付けるための作業性が悪く、又、
この干渉により電極P間での短絡を生ずる場合が
あり、さらにナツトgの締付けは専用のレンチで
ないとかなり困難であるという欠点がある。従つ
て、これらの欠点を回避するためにはエンジンル
ームのレイアウト設計時に端子締付けに要する十
分なスペースを確保する必要があり、狭いエンジ
ンルーム内において貴重なスペースを無駄にする
という問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は従来の端子のかかる欠点に着目してな
されたもので、垂直方向から締付操作可能に構成
して狭いスペースにおいても作業性よく締付固定
しうる蓄電池電極用端子を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案を実施例を示す添付の図面に基づ
いて詳細に説明する。
第1図に本考案の端子の斜視図、第2図に同端
子本体の斜視図、第3図に第1図のA−A断面図
を示した。
本考案の蓄電池電極用端子Aは、端子本体A1
と締付具A2とより成る。
端子本体Aは、ほぼ円筒状に形成された電極把
持部3の自由端部の一側3′に基板部1と基板部
1に連続して電線接続部2を延設すると共に自由
端部の他側3″に基板部1と水平方向において対
向する状態で締付板部4を延設し、基板部1と締
付板部4の対向間隔が上部より下部が拡がるよう
にテーパ角度θ1を有するようにして一連の導電性
材料から形成され、電極把持板部3の内周面には
複数条の縦方向の凹凸3a、周壁には横方向のス
リツト3bが電極に対する締付けを強化させるた
めに設けられている。又、電極把持板部3の下縁
には鍔3cが形成されている。
締付具A2は、中央の水平板部5aとその両側
に屈折して外方に拡がるように対向形成された側
板部5bとにより形成される加締板5と、加締板
5の固定板6と締付ボルト7とから構成される。
しかして加締板5において対向する一対の側板
部5bで形成されるテーパ角度θ2は、前記端子本
体A1の基板部1と締付板部4で形成されるテー
パ角度θ1と同一又はやや小に形成される。又、水
平板部5aには締付ボルト7が挿着される穴8が
穿設される。なお、7aはボルト7のナツトであ
る。
固定板6は基板部1と締付板部4とを加締板5
により締付けながら固定するもので、締付ボルト
7が挿着される穴9が穿設されており、又、表裏
面を区別し易くすると共に締付作業を容易にする
ため両側端に上方への折り曲げ部6aが形成され
る。
第4図は締付具A2の固定板6に設けられる穴
9に雌ネジ9aを螺刻した実施例を示す。
〔作用〕
第5図に示したように、先ず電線Wを電線接続
部2に加締装着した本考案の端子本体A1を電極
把持板部3において蓄電池Bの電極Pに嵌合させ
たのち、対向する基板部1と締付板部4の下端部
に固定板6を当てると共に、上方から加締板5を
跨がらせ、締付ボルト7を加締板5及び固定板6
の穴8,9に夫々通して加締板5を固定板6に締
付固定する。この場合、締付ボルト7がボルトナ
ツトの組合せであるときは第3図に示すように締
付ボルト7を固定板6の穴から予め通しておき、
加締板5の水平板部5aでナツト7aにより締付
ければよく、又、固定板6の穴に雌ネジ9aが螺
刻されているときは第4図に示すように締付ボル
ト7を加締板5の水平板部5aから締付ければよ
い。
このようにして加締板5を端子本体A1の基板
部1と締付板部4との上面に跨がらせ、第3図及
び第4図矢線イ方向に締付けるときは、加締板5
の側板部5bのテーパ角度θ2が端子本体A1の基
板部1と締付板部4のテーパ角度θ1と同一又はや
や小に形成されているため、基板部1及び締付板
部4は側板部5bにより夫々矢線ロ方向に押圧締
付けられる。
この締付けにより電極把持板部3も必然的に締
付けられ、端子Aは電極Pに確実に固定される。
〔考案の効果〕
本考案の端子は以上詳細に説明した構成及び作
用よりなるから、端子を蓄電池の電極に装着固定
するための基板部1と締付板部4との締付操作を
従来の端子のように水平方向からでなく、垂直方
向から実施することが可能となり、車両の狭いス
ペースにおいても作業性よく締付けを行なうこと
ができる。
同時に、車輌エンジンルームのレイアウト設計
においても締付工具等を操作するための余分のス
ペースが不要となり、合理的な設計が可能となる
等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓄電池電極用端子の斜視図、
第2図は同端子本体の斜視図、第3図は第1図の
A−A断面図、第4図は本考案の他の実施例を示
す第3図に相当する断面図、第5図は本考案の蓄
電池電極用端子を蓄電池電極に挿着した状態を示
す斜視図、第6図は従来の蓄電池電極用端子を蓄
電池電極に装着する状態を示す斜視図である。 A1……端子本体、A2……締付具、1……基板
部、2……電線接続部、3……電極把持板部、
3′,3″……自由端、4……締付板部、5……加
締板、5a……水平板部、5b……側板部、6…
…固定板、7……締付ボルト、θ1……基板部と締
付板部間のテーパ角度、θ2……一対の側板部間の
テーパ角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ほぼ円筒状に形成された電極把持板部3の自由
    端部の一側3′に基板部1と該基板部1に連続し
    て電線接続部2を延設すると共に該自由端部の他
    側3″に該基板部1と水平方向において対向する
    状態で締付板部4を延設し、該基板部1と締付板
    部4との対向間隔が上部より下部に拡がるテーパ
    角度θ1を有するように形成した一連の導電性材料
    からなる端子本体A1と、 中央の水平板部5aの両側において外方に拡が
    る状態で対向する一対の側板部5bを設けると共
    に該一対の側板部で形成されるテーパ角度θ2が前
    記テーパ角度θ1と同一又はやや小に形成されて該
    基板部1と締付板部4に跨架される加締板5と該
    基板部1と締付板部4の下部において該加締板5
    に対向する固定板6と該加締板5と該固定板6間
    にわたつて設けられる締付ボルト7とで構成され
    る締付具A2とから成る、ことを特徴とする蓄電
    池電極用端子。
JP1985102806U 1985-07-08 1985-07-08 Expired JPH049736Y2 (ja)

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JPS6212264U JPS6212264U (ja) 1987-01-24
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JPS6212264U (ja) 1987-01-24

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