JPH0621176Y2 - バッテリ電極用電気接続子 - Google Patents

バッテリ電極用電気接続子

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JPH0621176Y2
JPH0621176Y2 JP7185089U JP7185089U JPH0621176Y2 JP H0621176 Y2 JPH0621176 Y2 JP H0621176Y2 JP 7185089 U JP7185089 U JP 7185089U JP 7185089 U JP7185089 U JP 7185089U JP H0621176 Y2 JPH0621176 Y2 JP H0621176Y2
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JP
Japan
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tightening
electrode
electrode holding
battery electrode
bolt
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JP7185089U
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JPH0310467U (ja
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直哉 栗本
裕 山口
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は導電性金属板からなるバッテリ電極用電気接続
子に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の電気接続子は実公昭58−21480号
に示されるように、導電性金属板から構成され、中央に
おいて曲成されて当該部分を以てバッテリ電極への抱着
に供する電極抱持部と該電極抱持部の両端において設け
られ、ボルト締めにて相互に対向間隔が狭まることによ
って電極抱持部をバッテリ電極へ囲撓せしめる締付部と
から構成され、上記ボルトの挿通口がバッテリ電極の軸
方向に沿った締付部の平面部に穿設されて構成されてい
る。
(考案が解決しょうとする問題点) 締付部のボルト挿通口に挿通されるボルトは、バッテリ
電極の軸方向に対して直交する方向から挿通され、挿通
口の向こう側にあるナットに螺入される。
従ってボルトを締め付ける為の工具、例えばスパナにあ
っては締め付けの為のスパナ本体のボルトを中心とした
回転をバッテリ電極の軸方向に沿った面で行う必要があ
り、スパナ本体がバッテリ本体に当る等作業性が悪かっ
た。
(問題点を解決する為の手段) 本考案は上述の点に鑑み、締付部を電極抱持部の両端か
ら延びる基部と該基部の両側から相互に等間隔を以て延
びる上下壁部とで略コ字状に形成し、電極抱持部の一端
から延びた締付部を電極抱持部の他端から延びた締付部
の内方へ移動自在に収容して常態においては夫々の電極
抱持部の上下壁に穿設された円孔が中心をずらして少し
重なり、且つ一方の締付部の基部と他方の締付部の基部
とが適宜間隔を有するように構成し、上記円孔の重なり
部分をボルトの挿通口として構成すると共にボルトのね
じ部のボルト頭近くの外径またはナットの外径の少なく
とも一方を先端より漸次大としてバッテリ電極用電気接
続子を構成したのである。
(作用) 本考案のバッテリ電極用電気接続子においては円孔の重
なり部分に対して上壁部側からボルトを挿通して下壁部
側に位置するナットへの螺入を進めていくとボルト頭近
くの外径またはナット本体の外径の少なくとも一方が先
端より漸次大なっている為、円孔の重なり部分が漸次拡
がるような力が締付部相互に作用し、一方の締付部の基
部と当該部分に収容された他方の締付部の基部との間隔
が狭まるように一方の締付部は他方の締付部内を移動す
る。
上記上下壁に設けられた円孔はバッテリ電極の軸方向と
同方向に貫通している為、上述のボルトをスパナで締め
付けるとき、締め付けの為のスパナ本体のボルトを中心
とした回転をバッテリ電極と直交する方向に沿った面で
行うことが出来る。
(実施例) 以下本考案実施の一例を第1図から第6図に基づいて説
明する。
(1)は導電性金属板からなり、中央において曲成され
て当該部分を以てバッテリ電極(a)への抱着に供する
電極抱持部(2)と該電極抱持部(2)の両端において
設けられ、相互に対向間隔を狭めることによって電極抱
持部(2)をバッテリ電極(a)へ囲撓せしめる締付部
(3)、(3)′とより成るバッテリ電極用電気接続子
本体である。
上記締付部(3)(3)′の夫々は電極抱持部(2)の
両端から延びる基部(4)と該基部(4)の両側から相
互に等間隔を以て延びる上下壁部(5)、(5)′とで
略コ字状に形成されている。
電極抱持部(2)の一端から延びた締付部(3)は電極
抱持部(2)の他端から延びた締付部(3)′の内方へ
移動自在に収容され、常態においては夫々の電極抱持部
(2)の上下壁に穿設された円孔(6)(6)′、
(7)(7)′が中心をずらして少し重なり(第5図は
後述するボルトの締め付けが成されていない場合、即ち
上述の常態を示し、第5図Bはこの常態における上壁の
円孔(6)(6)′の重なり度合いを示し、第5図Cは
下壁の円孔(7)(7)′の重なり度合い示す。)、一
方の締付部(3)の基部と他方の締付部(3)′の基部
とが適宜間隔を有するように構成されている。(第4図
参照) 上記円孔(6)(6)′、(7)(7)′の重なり部分
(6a)、(7a)はボルトの挿通口として構成され
る。
(8)は上記円孔(6)(6)′、(7)(7)′の重
なり部分(6a)、(7a)に挿入されるボルト、
(9)は上記ボルト(8)が螺入されるナットである。
(10)はボルト(8)に嵌め入れられた先端より外径
が漸次大となった円錘台状の座金であって、ボルト
(8)のナット(9)への螺入が進むにしたがって上記
円孔(6)(6)′、(7)(7)′の重なり部分(6
a)、(7a)を漸次拡げるような力を締付部(3)、
(3)′相互に作用せしめる。
その結果、一方の締付部(3)′の基部(4)と当該部
分に収容された他方の締付部(3)の基部(4)との間
隔が狭まるように一方の締付部(3)は他方の締付部
(3)′内を移動し、電極抱持部(2)をバッテリー電
極(a)へ抱着せしめる。(第6図Aはボルトのナット
への螺入が進んだ状態を示し、第6図Bは上壁の円孔の
重なり部分が拡がった状態、第6図Cは下壁の円孔の重
なり部分が拡がった状態を示す。) 尚、座金(10)に代えてボルト(8)のボルト頭近く
を先端より外径が漸次大となった円錘台状として構成し
ても電極抱持部(2)のバッテリー電極(a)への抱着
は同様に行うことが出来る。
第7図は他の実施例を示すものにして、この実施例にあ
ってはボルト(8)のボルト頭近くが円錘台状に構成さ
れておらず、ナット(9)自体が円錘台状に構成されて
いる。
この実施例においても先の実施例と同様の作用が生じる
こと明らかである。
以上のことから図示しないが、第三の実施例としてボル
ト(8)のボルト頭近くが円錘台状に構成され、且つナ
ット(9)自体も円錘台状に構成されていても同様の作
用が生じること明らかである。
(効果) 上述のことより、本考案に係るバッテリ電極用電気接続
子は、上下壁に設けられた円孔がバッテリ電極の軸方向
と同方向に貫通している為、当該部分の円孔を利用して
の締め付けに供するボルトをスパナで締め付けるとき、
締め付けの為のスパナ本体のボルトを中心とした回転は
バッテリ電極の軸と直交する方向に沿った面、即ちバッ
テリ本体の表面と平行な面で行うことが出来、従来のバ
ッテリ本体の表面と直交する面で行なわなければならな
いものに比し、一段と作業性は向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係るバッテリ電極用電気
接続子の斜視図、第2図は本考案の第一実施例に係るバ
ッテリ電極用電気接続子をバッテリ電極に取り付けた状
態での、一部切り欠き斜視図、第3図、第4図はバッテ
リ電極用電気接続子にボルト、ナットを装着する前の状
態を示す正面図、第5図(A)はバッテリ電極用電気接
続子にボルト、ナットを装着した状態を示す正面図、第
5図(B)はその際の上壁相互の円口の重なり度合いを
示す参考図、第5図(C)はその際の下壁相互の円口の
重なり度合いを示す参考図、第6図(A)はバッテリ電
極用電気接続子をボルト、ナットで締め付けした状態を
示す左側面図、第6図(B)はその際の上壁相互の円口
の重なり度合いを示す参考図、第6図(C)はその際の
下壁相互の円口の重なり度合いを示す参考図、第7図は
他の実施例を示す正面図である。 (a)バッテリ電極 (1)バッテリ電極用電気接続子本体 (2)電極抱持部、(3)、(3)′締付部 (4)基部、(5)、(5)′上下壁部 (6)(6)′、(7)(7)′円孔 (6a)、(7a)重なり部分 (8)ボルト、(9)ナット (10)座金

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性金属板からなり、中央において曲成
    されて当該部分を以てバッテリ電極への抱着に供する電
    極抱持部と該電極抱持部の両端において設けられ、相互
    に対向間隔を狭めることによって電極抱持部をバッテリ
    電極へ囲撓せしめる締付部とより成るバッテリ電極用電
    気接続子において、上記締付部を電極抱持部の両端から
    延びる基部と該基部の両側から相互に等間隔を以て延び
    る上下壁部とで略コ字状に形成し、一方の締付部を他方
    の締付部の内方へ移動自在に収容して常態においては夫
    々の電極抱持部の上下壁に穿設された円孔の中心が少し
    ずれて重なり、一方の締付部の基部と他方の締付部の基
    部とが適宜間隔を有するように構成すると共に上記円孔
    の重なり部分をボルトの挿通口として構成してボルトの
    ねじ部のボルト頭近くの外径またはナットの外径の少な
    くとも一方を先端より漸次大としたことを特徴とするバ
    ッテリ電極用電気接続子。
  2. 【請求項2】上記請求範囲第1項において先端より外径
    が漸次大となった円錘台状の座金をボルトに嵌め入れた
    ことを特徴とするバッテリ電極用電気接続子。
JP7185089U 1989-06-20 1989-06-20 バッテリ電極用電気接続子 Expired - Lifetime JPH0621176Y2 (ja)

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JP7185089U JPH0621176Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 バッテリ電極用電気接続子

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JPH0310467U JPH0310467U (ja) 1991-01-31
JPH0621176Y2 true JPH0621176Y2 (ja) 1994-06-01

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CN105723545B (zh) 2013-12-12 2018-06-22 矢崎总业株式会社 电池端子
JP6355977B2 (ja) * 2013-12-12 2018-07-11 矢崎総業株式会社 バッテリー端子

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