JPH0530340Y2 - - Google Patents

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JPH0530340Y2
JPH0530340Y2 JP6552187U JP6552187U JPH0530340Y2 JP H0530340 Y2 JPH0530340 Y2 JP H0530340Y2 JP 6552187 U JP6552187 U JP 6552187U JP 6552187 U JP6552187 U JP 6552187U JP H0530340 Y2 JPH0530340 Y2 JP H0530340Y2
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mounting
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mounting surface
mounting screw
nut
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電気部品取付装置に関する。
従来の技術 先ず、従来例を第9図及び第10図に基づいて
説明する。1は電気部品であるコンデンサ、2は
機器本体である照明灯器具の取付面、すなわち、
灯具本体の一部である。コンデンサ1の外筐3に
は、灯具本体2に当接される突片4と、灯具本体
2の両側に形成された係止孔5のそれぞれに係合
される突部6とが一体的に形成されている。そし
て、コンデンサ1の突部6を灯具本体2の係止孔
5に係合し、灯具本体2と突片4とに形成した取
付孔に通した取付螺子7にナツト16を螺合する
ことにより、灯具本体2にコンデンサ1が固定さ
れている。
次に、他の従来例を第11図及び第12図に示
す。この従来例は、灯具本体2に通した取付け螺
子7に板ばねナツト12を嵌合して灯具本体2か
らの取付螺子7の脱落を阻止し、この状態で、コ
ンデンサ1を取付螺子7とナツト16とにより固
定するようにしたものである。
考案が解決しようとする問題点 第9図及び第10図に示すものは、係止孔5と
突部6とを係合させ、取付螺子7を灯具本体2と
突片4とに貫通させてコンデンサ1の回り止めを
図り、灯具本体2に突片4の一面を直に密着させ
て一本の取付螺子7でコンデンサ1を固定するも
のであるが、衝撃を受けた時に取付螺子7とナツ
ト16との螺合状態が緩み、輸送中に灯具本体2
からコンデンサ1が外れるおそれが有る。
また、第11図及び第12図に示すものは、灯
具本体2と突片4との間に板ばねナツトが存在す
るため、灯具本体2に対して突片4が平行になり
難く、これにより、突部6が係止孔5から外れ易
くなり、見た目にも不安定である。
問題点を解決するための手段 取付螺子の頭部より大きい通孔及びこの通孔の
一部に連続して前記取付螺子を嵌合させる切欠が
形成された取付面を有する機器本体と、前記切欠
に対応する取付孔が形成されるとともに前記機器
本体の前記取付面に接合される平面状の被取付面
を有する電気部品とを設け、前記取付面に当接す
る板ばねナツトを前記取付螺子に装着し、前記被
取付面の前記取付孔から突出する前記取付螺子に
ナツトを螺合し、前記取付面に係止孔を形成する
とともにこの係止孔に係合する突部を前記電気部
品に設け、前記被取付面の一面に前記板ばねナツ
トを収容する凹部を形成する。
作 用 したがつて、組立に際しては、取付螺子をその
頭部を通孔に挿入してから切欠に嵌合することに
より、取付螺子、板ばねナツト、電気部品、ナツ
ト等の各部品を取付面の一方の面から順次組立て
ることが可能となり、しかも、取付面からの取付
螺子の脱落を板ばねナツトにより防止し、これに
より、組立作業性を向上させる。
組立状態においては、板ばねナツトを凹部に収
容することにより被取付面を機器本体の取付面に
平らに接合させる、取付面と被取付面とを平行に
維持し、これにより、係止孔と突部との係合を確
実にし、さらに、凹部の形成によりナツト締め付
け時に凹部の底面の弾性的屈撓作用を促進し、こ
れにより、取付螺子とナツトとの緩みを防止す
る。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第8図に基
づいて説明する。第9図及び第10図において説
明した部分と同一部分は同一符号を用い説明も省
略する。灯具本体2には取付螺子7の螺子部が挿
通される切欠8と取付螺子7の頭部9より大きな
通孔10とが連続して形成され、突片4は弾性を
有する合成樹脂により形成され、この突片4には
取付螺子7の螺子部が挿通されるU字形の取付孔
11が形成されている。また、突片4と灯具本体
2との間に介装される板ばねナツト12は、両側
から取付螺子7の螺旋溝に弾発的に噛合する一対
の弾性片13を有している。さらに、突片4の灯
具本体2側の一面には灯具本体2に接合される被
取付面15が形成され、この被取付面14には、
板ばねナツト12を収容する凹部15が一体的に
形成されている。板ばねナツト12は長方形の形
状に形成されて板厚方向に湾曲されている。この
板ばねナツト12の湾曲分を含んだ厚さは、凹部
15の深さよりも小さな寸法に定められている。
また凹部15も長方形の形状に定められ、その長
手方向の寸法は板ばねナツト12の対角線の長さ
よりも長い寸法に定められている。
このような構成において、先ず、板ばねナツト
12の二つの弾性片13の間に取付螺子7を挿入
し、灯具本体2の一方の面(上面)から取付螺子
7の頭部9を通孔10に挿入して取付螺子7を小
さな切欠8に嵌合し、板ばねナツト12を灯具本
体2に押し付ける。これにより、頭部9と板ばね
ナツト12とにより灯具本体2を挟持する。続い
て、灯具本体2の一方の面(上面)からコンデン
サ1の突部6を係止孔5に係合しながら取付螺子
7の上部を取付孔11に嵌合し、取付螺子7の上
部にナツト16を螺合する。これにより、第7図
及び第8図に示すように、灯具本体2にコンデン
サ1が固定される。
このように、灯具本体2の一方の面(上面)か
ら取付螺子7と板ばねナツト12とコンデンサ1
とナツト16とを組立ることができる。また、板
ばねナツト12により取付螺子7の下方への脱落
を防止することができる。したがつて、組立作業
性を向上させることができる。
また、組立状態において、凹部15は板ばねナ
ツト12を収容するが、凹部15の長手方向の寸
法が板ばねナツト12の対角線の長さよりも長い
寸法に定められているため、板ばねナツト12は
回動方向に変位しても被取付面14と灯具本体2
との間に挟まれることはない。さらに、突片4は
板ばねナツト12及び取付螺子7の外側で被取付
面14をもつて灯具本体2に当接するため灯具本
体2に対して平行に固定される。これにより、突
部6が係止孔5から外れることがない。さらに、
凹部15の形成により突片4の中央の肉厚が薄く
なるため、ナツト16の締め付けにより凹部15
の底部が弾性的に屈撓し、したがつて、恰もスプ
リングワツシヤを突片4とナツト16との間に介
装したように、灯具本体2に対するコンデンサ1
の締付力を高めることができる。
なお、係止孔5と突部6とを二個ずつ形成した
が、一つずつ形成しても取付螺子7を中心とする
コンデンサ1の回転方向の動くを固定することが
できる。また、被取付面14はコの字形に連続す
るが複数の突部を凹部15の外側に配列しこれら
の突部の先端を結ぶ平面を被取付面としても良
い。電気部品はコンデンサ1に限られるものでは
ない。同様に機器本体も照明器具に限られるもの
ではない。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、組立に
際しては、取付螺子をその頭部を通孔に挿入して
から切欠に嵌合することにより、取付螺子、弾性
座金、電気部品、ナツト等の各部品を取付面の一
方の面から順次組立てることができ、しかも、取
付面からの取付螺子の脱落を板ばねナツトにより
防止することができ、これにより、組立作業性を
向上させることができ、組立状態においては、取
付螺子に係合する板ばねナツトを凹部に収容し、
この凹部の外側に位置する被取付面を機器本体の
取付面に平らに接合させることにより、取付面と
被取付面とを平行に維持することができ、これに
より、係止孔と突部との係合を確実にし、さら
に、凹部の形成によりナツト締め付け時に凹部の
底面の弾性的屈撓作用を促進し、これにより、取
付螺子とナツトとの緩みを防止することができる
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は分解斜視図、第2図はコンデ
ンサの正面図、第3図はその背面図、第4図はそ
の左側面図、第5図はその平面図、第6図はその
底面図、第7図は一部を断面にして灯具本体への
コンデンサの取付状態を示す正面図、第8図はそ
の左側面図、第9図及び第10図は従来例を示す
もので、第9図は一部を断面にして灯具本体への
コンデンサの取付状態を示す正面図、第10図は
その左側面図、第11図及び第12図は他の従来
例を示すもので、第11図は一部を断面にして灯
具本体へのコンデンサの取付状態を示す正面図、
第12図はその左側面図である。 1……コンデンサ(電気部品)、2……灯具本
体(取付面)、5……係止孔、6……突部、7…
…取付螺子、8……取付孔、9……頭部、10…
…通孔、11……取付孔、12……板ばねナツ
ト、14……被取付面、15……凹部、16……
ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付螺子の頭部より大きい通孔及びこの通孔の
    一部に連続して前記取付螺子を嵌合させる切欠が
    形成された取付面を有する機器本体と、前記切欠
    に対応する取付孔が形成されるとともに前記機器
    本体の前記取付面に接合される平面状の被取付面
    を有する電気部品とを設け、前記取付面に当接す
    る板ばねナツトを前記取付螺子に装着し、前記被
    取付面の前記取付孔から突出する前記取付螺子に
    ナツトを螺合し、前記取付面に係止孔を形成する
    とともにこの係止孔に係合する突部を前記電気部
    品に設け、前記被取付面の一面に前記板ばねナツ
    トを収容する凹部を形成したことを特徴とする電
    気部品取付装置。
JP6552187U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0530340Y2 (ja)

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JPS63172120U JPS63172120U (ja) 1988-11-09
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JP5233832B2 (ja) * 2009-05-14 2013-07-10 パナソニック株式会社 ケースモールド型コンデンサ及びその製造方法
JP6242504B1 (ja) * 2016-04-26 2017-12-06 三菱電機株式会社 発熱部品取付け装置

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