JPH0747807Y2 - 端子台のアース接続構造 - Google Patents

端子台のアース接続構造

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JPH0747807Y2
JPH0747807Y2 JP1989089551U JP8955189U JPH0747807Y2 JP H0747807 Y2 JPH0747807 Y2 JP H0747807Y2 JP 1989089551 U JP1989089551 U JP 1989089551U JP 8955189 U JP8955189 U JP 8955189U JP H0747807 Y2 JPH0747807 Y2 JP H0747807Y2
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JP
Japan
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terminal block
piece
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earth
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JP1989089551U
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一郎 沖野
伸通 西浜
上原  智
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、照明器具に適用される連結端子台等の端子
台のアース接続構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の端子台のアース接続構造は、端子台を取付板にね
じ止め等により取り付けると同時に、端子台の底面から
突出したアース舌片を取付板の圧接孔に圧入していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、端子台の取付後、端子台の樹脂の収縮に
よるゆるみや振動によるがたつきが生じてアース舌片と
圧接孔の接触が不完全になるという欠点があった。
したがって、この考案の目的は、端子台の収縮によるゆ
がみや振動によるがたつきがあってもアース舌片を圧接
孔に確実に接触させておくことができる端子台のアース
接続構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の端子台のアース接続構造は、弾性導
電板で形成されて端子台の取付面に沿って延びた延出片
と、この延出片の先端から立ち上がったアース舌片とか
らなるアース片を端子台に設け、アース舌片は端子台の
取付面から突出するとともに突出方向と反対方向に弾性
変形可能であり、過度の変形動作に対しては突出方向と
反対側の端子台裏面に当接することにより変形量が規制
される構造とし、端子台を取付板に取り付けると同時に
アース片により取付板に対してアース接続を行うように
したことを特徴とする。
請求項(2)記載の端子台のアース接続構造は、アース
舌片の突出量を規制する規制片を端子台に設け、この規
制片を延出片に係止させている。
請求項(3)記載の端子台のアース接続構造は、端子台
を取付板に取り付けた状態でアース片を圧接孔に押圧す
る押圧部を端子台に設けている。
〔作用〕
請求項(1)記載の構成によれば、端子台を取付板に取
り付けると、端子台に設けたアース片は、突出方向と反
対方向の弾性変形により延出片がたわみ、アース舌片が
取付板に圧接することになり、このアース片によって端
子台の取付板に対するアース接続が行われることにな
る。また、取付時のアース舌片の突出方向と反対方向の
過度の変形動作に対しては、アース舌片の突出方向と反
対側の端子台裏面に延出片が当接することにより延出片
の変形量が規制される。
請求項(2)記載の構成によれば、規制片を延出片に係
止することで、アース舌片の自由状態における突出量を
小さくすることができる。
請求項(3)記載の構成によれば、端子台を取付板に取
り付けると、押圧部がアース片を圧接部に押圧するの
で、端子台の取付板への取付力をそのままアース片の圧
接孔に対する接触圧として与えられる。
〔実施例〕
この考案の第1の実施例を第1図ないし第9図に基づい
て説明する。すなわち、この端子台のアース接続構造
は、端子1と、端子台2と、取付板3とを有する。
端子1は、略Z字形に折曲されて先端からアース舌片4,
延出片5および付け根部6を形成した弾性のアース片7
を有する。端子1は第4図に示すように速結端子を実施
例としている。10,11は一対の導電板で相互にかしめ部1
2により接合されている。導電板10はばね用材料により
形成され、両側に導電壁13を屈曲し、一端部に山形をな
す一対の鎖錠片14の頂上部15を連結している。鎖錠片14
の先端には解除用レバー14aが延出している。導電板11
はばね用材料により形成され、鎖錠片14と同様の山形を
なす接触片16を形成している。アース片7は導電板10よ
り延出しており、ばね用材料により形成されているので
弾性を有する。延出片5と付け根部6との折曲を容易に
するため、その連続する部分に細幅部17を切欠により形
成し、またアース舌片4は先端側が細くなるようにテー
パ18を形成している。
端子台2は、端子1を内部に収納するとともに付け根部
6が貫通する貫通孔8を有して延出片5が外底面2aに沿
うようにアース片7を外部に導出している。端子台2は
第4図に示すようにボディ19とカバー20とからなり、係
止爪21と係止孔22とにより結合される。この端子台2内
にはさらに前記速結端子の構造とほぼ同構造の送り線用
の一対の速結端子23,24、ならびにヒューズエレメント2
5を介して電源線および照明器具配線用の圧接兼速結端
子26,27を配設している。
30は速結用の電線挿入孔、31は解除レバー用孔、32は圧
接用の電線挿入溝、43は電線、44は位置決めリブであ
る。なお、速結端子23,24と圧接兼速結端子26,27はそれ
ぞれ製造時には一体に形成され、組立後分離用孔40(第
1図)より治具で分離部41(第9図)が分離される。
貫通孔8はボディ19の側壁に切欠により形成され、また
ボディ19の外底面2aの外表面に延出片5を進入させる凹
部33を形成している。すなわち、アース片7は付け根部
6の端子1側が第5図のように、いったん外向きに折曲
されて貫通孔8より突出し、貫通孔8の外側で外底面2a
の外向き方向と同方向に折曲されている。そして、細幅
部17が外底面2aの縁部で折曲されて延出片5が凹部33内
に沿うように配設される。
一方、カバー20には、側壁の4箇所に取付用レバー34を
ボディ19の底面側に突出するように形成し、先端部にテ
ーパ部35および係止部36を形成している。
取付板3は、端子台2を取付けてアース舌片4を圧入さ
せる圧接孔9を有する。取付板3は照明器具の器具本体
を実施例とし、取付用レバー34を嵌着するための取付孔
37を所定位置に形成している。
この端子台のアース接続構造は、端子台2の底面2aを取
付板3に向けて取付用レバー34を取付孔37に押し込む
と、同時に圧接孔9にアース舌片4がアース片7の弾性
力により圧接する。
この端子台のアース接続構造によれば、弾性のアース片
7が略Z字形に折曲されているため、延出片5および付
け根部6の弾性によりアース舌片4は圧接孔9に圧接す
る方向にばね力を有する。このため、端子台2の取付後
の樹脂の収縮によるゆるみや振動によるがたつきに対し
て、常に確実にアース接続を維持することができる。ま
たアース舌片4と圧接孔9とがずれても、アース舌片4
の弾性によりこれを吸収することができる。
また、取付用レバー34によりワンタッチで端子台2を取
付板3に取付けることができ、しかも取付用レバー34と
取付板3とのがたつきをアース片7の弾性により押さえ
ることができる。また取付用レバー34と取付孔37の寸法
関係により、アース舌片4と圧接孔9とがずれてもアー
ス舌片4の弾性により吸収するので取付用レバー34に無
理な力が加わらず取付用レバー34の折れ等がない。
さらに、取付時の過度の変形に対しては、延出片5が凹
部33に当接することにより、変形量が規制されるので、
塑性変形等により弾性が損なわれるおそれがない。
アース片7を付け根部6,延出片5およびアース舌片4か
らなる一体物で構成しているので、圧接のための構造が
簡単である。
なお、前記実施例は取付用レバー34により取付板3に端
子台2を取付けたが、ねじ等の取付具を介して取付けて
もよい。また付け根部6を通す貫通孔8を端子台2の側
壁に設けたが、外底面2aに形成してもよい。またテーパ
18をアース舌片4に形成したが、圧接孔9に形成しても
よい。さらに実施例はアース片7の延出片5を納める凹
部33を形成したが、なくてもよい。
この考案の第2の実施例を第10図に基づいて説明する。
この端子台のアース接続構造では、端子台2における延
出片5の先端付近の裏側位置に例えば凸部からなる押圧
部2dを設け、端子台2を取付板3に取り付けたときに、
この押圧部2dによって、延出片5を押圧し、したがって
アース舌片4を押圧してアース舌片4を圧接孔9に押し
付けるようにしたもので、その他の構成は第1図ないし
第9図に示した第1の実施例と同様である。
このように、端子台2に押圧部2dを設け、アース舌片4
を圧接孔9に押圧する構成にすると、端子台2の取付板
3への取付力をそのままアース舌片4の圧接孔9への接
触圧として与えることができ、圧接状態を安定させるこ
とができる。
その他の効果は第1の実施例と同様である。
この考案の第3の実施例を第11図ないし第14図に基づい
て説明する。この端子台のアース接続構造では、アース
舌片4の突出量を規制するかぎ形の規制片2eを端子台2
に設けるとともに、延出片5の先端付近において規制片
2eに対応する位置に引っ掛け係止用孔5aを設け、規制片
2eを第13図に矢印Aで示すように、折り曲げて引っ掛け
係止用孔5aに引っ掛けることで、延出片5を端子台2の
取付面と略平行になるようにしている。その他の構成は
第1図ないし第9図に示した実施例と同様である。
このように構成すると、アース片7の弾性力を弱めるこ
となく、アース舌片4の自由状態における突出量を規制
することができる。この結果、組立作業が簡単であり、
また搬送作業上望ましいものである。
なお、この実施例の場合にも、第10図に示した押圧部2d
と同様の押圧部を設けることが可能であり、この場合に
第10図で述べたのと同じ効果を達成することができる。
また、上記各実施例では、取付板3の取付穴37に端子台
2の取付用レバー34を嵌め入れることにより、端子台2
を取付板3に固定する構成であったが、ねじによって端
子台2を取付板3に固定する構成であってもよい。
〔考案の効果〕
請求項(1)記載の端子台のアース接続構造によれば、
取付板にアース舌片を圧接させた状態で端子台を取付板
に取り付けているので、取付状態にがたつきがあって
も、アース片を取付板に確実に接触させることができ、
アースを確実にとることができる。
また、アース片が端子台の取付面に沿って延びた延出片
とこの延出片の先端から立ち上がったアース舌片とで構
成しているので、アース接続のための構造が簡単であ
る。
さらに、アース舌片の突出方向と反対側の端子台裏面に
延出片が当接することにより延出片の変形量が規制され
るので、塑性変形などにより弾性が損なわれることがな
い。
請求項(2)記載の端子台のアース接続構造によれば、
アース舌片の突出量を規制する規制片を端子台に設け、
この規制片を延出片に係止させているので、アース舌片
の突出量が規制されるので、組立作業、つまり取付板へ
の取付作業および端子台の搬送作業が簡単になる。しか
も、弾性力を弱めてアース舌片の突出量を少なくするの
ではないため、アース舌片の取付板への接触圧は十分に
確保することができる。
請求項(3)記載の端子台のアース接続構造によれば、
端子台を取付板に取り付けた状態でアース片を圧接孔に
押圧する押圧部を端子台に設けているので、端子台の取
付板への取付力がそのままアース片の取付板への接触圧
となるため、アース片の取付板への圧接状態を安定させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の分解斜視図、第2図
は取付状態の断面図、第3図はアース舌片の圧接状態の
断面図、第4図は端子台の分解斜視図、第5図は第4図
の端子を上下反転した状態の斜視図、第6図は底面図、
第7図はその正面図、第8図は側面図、第9図はカバー
を外した状態の平面図、第10図はこの考案の第2の実施
例の取付状態の断面図、第11図はこの考案の第3の実施
例の分解斜視図、第12図は同実施例におけるアース片を
含む端子部の斜視図、第13図は同実施例の端子台の要部
の側面図、第14図は同実施例の端子台の斜視図である。 1……端子、2……端子台、2a……外底面、2d……押圧
部、2e……規制片、3……取付板、4……アース舌片、
5……延出片、5a……引っ掛け係止用孔、6……付け根
部、7……アース片、8……貫通孔、9……圧接孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上原 智 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショナ ル照明株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−78581(JP,U) 実開 昭63−137472(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性導電板で形成されて端子台の取付面に
    沿って延びた延出片と、この延出片の先端から立ち上が
    ったアース舌片とからなるアース片を前記端子台に設
    け、 前記アース舌片は前記端子台の取付面から突出するとと
    もに突出方向と反対方向に弾性変形可能であり、過度の
    変形動作に対しては突出方向と反対側の端子台裏面に当
    接することにより変形量が規制される構造とし、 前記端子台を取付板に取り付けると同時に前記アース片
    により前記取付板に対してアース接続を行うようにした
    ことを特徴とする端子台のアース接続構造。
  2. 【請求項2】アース舌片の突出量を規制する規制片を端
    子台に設け、この規制片を延出片に係止させた請求項
    (1)記載の端子台のアース接続構造。
  3. 【請求項3】取付板に圧接孔を設け、端子台を前記取付
    板に取り付けた状態でアース舌片を前記圧接孔に圧接さ
    せるように延出片を押圧する押圧部を前記端子台に設け
    た請求項(1)または(2)記載の端子台のアース接続
    構造。
JP1989089551U 1988-12-23 1989-07-26 端子台のアース接続構造 Expired - Lifetime JPH0747807Y2 (ja)

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JP4611850B2 (ja) * 2005-09-14 2011-01-12 パナソニック電工株式会社 端子台
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