JP4366302B2 - 取着体およびビス固定部材 - Google Patents

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Description

この発明は、配線器具等の被取着物を簡単かつ確実に固定することができる、取着体およびビス固定部材に関するものである。
従来、建物の壁表側から、被取着物としての配線器具を固定するには、取付け用のビスを、前記配線器具が取着された器具枠に挿通するとともに、壁内に隠蔽もしくは埋設された、取着体としての配線用ボックスの一対のボス部内に収容されたナット、または、そのボックスに取り付けられた、取着体としてのボックスカバーの一対のボス部内に収容されたナットに、前記ビスをねじ込んでいた。
しかし、前記ビスによるねじ込み作業は、ビスをドライバーで回転させて締め込んでいかなければならず、大変面倒でかつ時間のかかるものであった。
そこで、ナットの替わりに板材を用いた配線用ボックス(埋込ボックス)が考案された(例えば、特許文献1参照)。この配線用ボックスにおいては、図7に示されるように、板材11は、通孔12aが明けられた前部片12と、側部片13、13と、たわみ片14、14とで、略C字状に形成されていた。そして、この板材11が、配線用ボックス10の突出片10aに、その突出片10aを囲むようにして取り付けられた。そこで、ビス15を、前部片12の通孔12aおよび突出片10aの孔10bを挿通させて、ドライバーで回転させることなく、たわみ片14、14間に押し込むことで、ビス15の山が、たわみ片14、14の先端部分に係合し、こうして、配線器具を固定することができた。
特開平7−193946
ところで、取着体としての配線用ボックスにおいては、たわみ片には、例えば、取り付けられた配線器具に作用する、プラグを抜き差しする際の力とか、プラグが電気機器により引っ張られる力等に耐え得る強度が要求された。
しかし、前記従来の配線用ボックス10にあっては、略C字状の板材11が、配線用ボックス10の突出片10aを囲むようにして取り付けられていたため、板材11のたわみ片14、14と係合したビス15に、抜け方向の外力が作用した場合には、側部片13、13が外側に開くようにしてたわみ片14、14間の間隔が広がる虞があった。そして、このたわみ片14、14間の間隔の広がりにより、たわみ片14、14とビス15との係合が不十分となる虞があった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ビスとの係合力を十分に確保して、被取着物を確実に取着することができる、取着体およびビス固定部材を提供することにある。
この発明に係る取着体およびビス固定部材は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る取着体は、配線器具等の被取着物が、ビスを用いて取着される取着体であって、少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁と、前記周壁の内面側に位置するボス部とを備える。ここにおいて、前記ボス部は、前記ビスが前記開放部側から挿入される挿入孔と、その挿入孔と連通する収容空間とを有する。そして、前記収容空間には、前記挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定部材が収容される。このビス固定部材は、板材からなる。そして、このビス固定部材は、前記収容空間の向かい合う側壁面に、板面が面するようにして近接あるいは当接する一対の脚片と、それら脚片の、前記挿入孔の軸心方向の一方の端から折れ曲がって、前記挿入孔側に向かって延設され、先端が、前記挿入孔に挿入された前記ビスのビス軸部に係合する一対の弾性係合片と、それら弾性係合片と繋がることなく前記一対の脚片を連結する連結片とを備える。そこで、前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止する。
これにより、この取着体に配線器具等の被取着物を取り付けるには、この取着体のボス部に設けられた挿入孔に、開放部側からビスを押し込むように押圧する。こうすることで、ビス固定部材に設けられた弾性係合片の先端部分が、ビス軸部に押圧される。それに共なって、弾性係合片が、ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、挿入方向への傾斜が増すように弾性変形して、ビス軸部の、挿入方向への移動が許容されて、このビス軸部は、挿入孔に挿入される。そして、ビスの押し込みを終えると、弾性係合片の先端は、ビス軸部と係合し、こうして、ビスが固定され、被取着物は、取着体に取着される。ここにおいて、挿入孔からのビス軸部の抜けに対しては、ビス軸部と係合した弾性係合片が、ビス軸部につられて、その抜け方向へ、すなわち前記挿入方向への傾斜が減ずる方向へ弾性変形しようとして、弾性係合片は、ビス軸部を押圧する。そして、この押圧により、弾性係合片は、前記抜け方向への弾性変形が困難となるとともに、ビス軸部への係合が強固なものとなり、ビスの抜けが阻止される。ここで、ビス固定部材は、一対の弾性係合片が延設される一対の脚片を備えており、それら脚片は、収容空間の向かい合う側壁面に、板面が面するようにして近接あるいは当接する。したがって、一対の脚片、ひいては一対の弾性係合片は、互いに離れることはなく、弾性係合片の、ビス軸部との係合力が十分に確保される。
また、請求項2に記載の発明に係る取着体は、請求項1に記載の取着体において、前記連結片は、前記弾性係合片とは縁切りされた状態で、前記一対の脚片の前記一方の端どうしを繋ぐように設けられている。
また、請求項3に記載の発明に係る取着体は、請求項1に記載の取着体において、前記連結片は、前記一対の脚片の、前記挿入孔の軸心方向と直交する方向の端どうしを繋ぐように設けられている。
また、請求項4に記載の発明に係る取着体は、請求項2または3に記載の取着体において、前記ビス固定部材は、前記一対の弾性係合片が、前記内部空間側とその内部空間側とは反対側となる外方側とを結ぶ縦方向に直交する横方向に並ぶように、かつ、前記連結片が、前記一対の弾性係合片に対して、前記内部空間側とは反対側となる外方側に位置するように、配置される。こうして、連結片を、一対の弾性係合片に対して、内部空間側とは反対側となる外方側に位置させることで、ビスの位置、すなわち挿入孔の位置を変えることができない場合であっても、内部空間を広く取ることができる。
また、請求項5に記載の発明に係るビス固定部材は、配線器具等の被取着物が、ビスを用いて取着される取着体の、少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁の、内面側に位置するボス部に収容され、前記開放部側から前記ボス部の挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定部材である。このビス固定部材は、板材からなる。そして、このビス固定部材は、前記ボス部に前記挿入孔と連通するように設けられた収容空間の向かい合う側壁面に、板面が面するようにして近接あるいは当接する一対の脚片と、それら脚片の、前記挿入孔の軸心方向の一方の端から折れ曲がって、前記挿入孔側に向かって延設され、先端が、前記挿入孔に挿入された前記ビスのビス軸部に係合する一対の弾性係合片と、それら弾性係合片と繋がることなく前記一対の脚片を連結する連結片とを備える。そこで、前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止する。
これにより、取着体に配線器具等の被取着物を取り付けるには、この取着体のボス部に設けられた挿入孔に、開放部側からビスを押し込むように押圧する。こうすることで、ビス固定部材に設けられた弾性係合片の先端部分が、ビス軸部に押圧される。それに共なって、弾性係合片が、ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、挿入方向への傾斜が増すように弾性変形して、ビス軸部の、挿入方向への移動が許容されて、このビス軸部は、挿入孔に挿入される。そして、ビスの押し込みを終えると、弾性係合片の先端は、ビス軸部と係合し、こうして、ビスが固定され、被取着物は、取着体に取着される。ここにおいて、挿入孔からのビス軸部の抜けに対しては、ビス軸部と係合した弾性係合片が、ビス軸部につられて、その抜け方向へ、すなわち前記挿入方向への傾斜が減ずる方向へ弾性変形しようとして、弾性係合片は、ビス軸部を押圧する。そして、この押圧により、弾性係合片は、前記抜け方向への弾性変形が困難となるとともに、ビス軸部への係合が強固なものとなり、ビスの抜けが阻止される。ここで、ビス固定部材は、一対の弾性係合片が延設される一対の脚片を備えており、それら脚片は、収容空間の向かい合う側壁面に、板面が面するようにして近接あるいは当接する。したがって、一対の脚片、ひいては一対の弾性係合片は、互いに離れることはなく、弾性係合片の、ビス軸部との係合力が十分に確保される。
この発明に係る取着体およびビス固定部材によれば、収容空間の向かい合う側壁面によって、一対の脚片、ひいては一対の弾性係合片は、互いに離れることはないので、ビスとの係合力を十分に確保して、被取着物を確実に取着することができる。
以下、この発明に係る取着体およびビス固定部材を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、建物の壁である。2は、被取着物としての、コンセントとかスイッチ等の配線器具である。3は、その配線器具2を保持する保持材としての保持パネルである。4は、固着具としてのビスである。5は、前記配線器具2がビス4を用いて取着される、取着体としての配線用ボックスである。
ここで、保持パネル3は、枠状に形成されており、その枠内に、配線器具2が取り付けられる。そして、保持パネル3は、その各側、例えば上下の各側に、ビス4が挿通される孔3aが形成されている。
配線用ボックス5は、一方に開放部5aを有する内部空間5bを形成するようにその内部空間5bを囲む周壁5cと、周壁5cの内面側に位置するボス部6、6とを備えている。そして、ボス部6は、ビス4が前記開放部5a側から挿入される挿入孔6aと、その挿入孔6aと連通する収容空間6bとを有する。ここにおいて、ボス部6内には(詳細には、収容空間6bには)、前記開放部5a側から挿入孔6aに挿入されたビス4を固定するためのビス固定部材7が収容されている。このビス固定部材7は、板材からなり、一対の脚片7a、7aと、一対の弾性係合片7b、7bと、前記一対の脚片7a、7aを連結する連結片7cとを備える。一対の脚片7a、7aは、前記収容空間6bの向かい合う側壁面6c、6cに、板面が面するようにして近接あるいは当接するものである。そして、一対の弾性係合片7b、7bは、挿入孔6aを挟んで対向位置するように、一対の脚片7a、7aの、前記挿入孔6aの軸心方向の一方の端から折れ曲がって、挿入孔6a側に向かって延設され、先端が、挿入孔6aに挿入された前記ビス4のビス軸部4aに係合するものである。
そこで、挿入孔6aへのビス軸部4aの挿入に対しては、弾性係合片7bは、ビス軸部4aの挿入方向Pへ傾斜するように、あるいは、挿入方向Pへの傾斜が増すように(図示実施の形態においては、挿入方向Pへの傾斜が増すように)弾性変形することで、ビス軸部4aの、前記挿入方向Pへの移動を許容する。反対に、挿入孔6aからのビス軸部4aの抜けに対しては、ビス軸部4aと係合した弾性係合片7bが、ビス軸部4aの抜け方向Qへ、前記挿入方向Pへの傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、ビス軸部4aを押圧することにより、弾性係合片7bの、前記抜け方向Qへの弾性変形を困難にして、ビス軸部4aの、前記抜け方向Qへの移動を阻止する。
具体的には、配線用ボックス5は、例えば合成樹脂製であって、前側に前記開放部5aを備えた箱型形状、例えば直方体形状をしている。そこで、ボス部6は、配線用ボックス5の、例えば上下の各側に、周壁5cから内部空間5b側に突出するようにして形成される。そして、このボス部6に、配線用ボックス5の前側(つまり、前記開放部5a側)から後方に向かって、前記挿入孔6aが形成される。また、ボス部6には、前記収容空間6bが、周壁5cの外面側から挿入孔6aに向かって連通、すなわち交差(図示実施の形態においては直交)するように明けられている。そして、図示実施の形態においては、この収容空間6bの前記側壁面6cは、挿入孔6aの軸心方向に平行となるように形成されている。
ビス固定部材7は、前側(つまり、前記開放部5a側)からボス部6の挿入孔6aに挿入されたビス4と係合してそのビス4を固定するためのものであり、ばね性を有する板材、例えば、鋼板とか銅合金板等の金属板からなる。そして、前記脚片7a、7aは、それぞれが略長方形状に形成され、その短辺が、挿入孔6aの軸心方向を向くようにして、互いに平行となるように位置し、脚片7a、7aの板面が、収容空間6bにおける左右の(つまり、後述する横方向Sのそれぞれに設けられた)側壁面6c、6cに平行状態で面して、その側壁面6c、6cに近接あるいは当接するように配置される。
前記弾性係合片7b、7bは、脚片7a、7aの、挿入孔6aの軸心方向の一方の端の長辺(図示実施の形態においては、前側の辺)から折れ曲がって、挿入孔6a側に向かうとともに、若干ビス軸部4aの挿入方向Pに傾くように延設されている。そして、弾性係合片7bの先端には、挿入孔6aに挿入されたビス軸部4aの外周に沿うように、弧状の凹部7dが形成されている。すなわち、この凹部7dが、挿入孔6aに挿入されたビス軸部4aに係合するようになっている。
前記連結片7cは、弾性係合片7b、7bとは縁切りされた状態で、一対の脚片7a、7aの前記一方の端の長辺(図示実施の形態においては、前側の辺)どうしを繋ぐように設けられている。そこで、ビス固定部材7は、一対の弾性係合片7b、7bが、内部空間5b側(つまり、ボス部6の先端側)とその内部空間5b側とは反対側となる外方側(つまり、ボス部6の基端側)とを結ぶ縦方向Rに直交する横方向S(図示実施の形態においては、左右方向)に並ぶように、かつ、連結片7cが、一対の弾性係合片7b、7bに対して、内部空間5b側とは反対側となる外方側に位置するように、配置される(図4参照)。
次に、以上の構成からなる配線用ボックス5およびビス固定部材7の作用効果について説明する。この配線用ボックス5は、予め、壁1の裏側の柱等に、木ねじ等の固着具により取り付けられている。そこで、この配線用ボックス5に配線器具2を取り付けるには、配線用ボックス5に対応して壁1に明けられた壁孔1a部分における、壁1の表側に、配線器具2を取り付けた保持パネル3を宛がう。その後、ビス4(詳細には、ビス軸部4a)を保持パネル3の孔3aに通し、この配線用ボックス5のボス部6に設けられた挿入孔6aに、前側(すなわち、開放部5a側)からビス4を押し込むように押圧する。こうすることで、ビス固定部材7に設けられた弾性係合片7b、7bの先端部分が、ビス軸部4aに押圧される。それに共なって、弾性係合片7b、7bが、ビス軸部4aの挿入方向Pへ傾斜するように、あるいは、挿入方向Pへの傾斜が増すように弾性変形して、ビス軸部4aの、挿入方向Pへの移動が許容され、このビス軸部4aは、一対の弾性係合片7b、7b間に挿通されるようにして、挿入孔6aに挿入される。そして、ビス4の押し込みを終えると、弾性係合片7b、7bの先端(詳細には、凹部7d、7d)は、ビス軸部4aと係合し、こうして、ビス4が固定され、配線器具2は、保持パネル3とともに配線用ボックス5に取着される。
ここにおいて、挿入孔6aからのビス軸部4aの抜けに対しては、ビス軸部4aと係合した弾性係合片7b、7bが、ビス軸部4aにつられて、その抜け方向Qへ、すなわち前記挿入方向Pへの傾斜が減ずる方向へ弾性変形しようとして、弾性係合片7b、7bは、ビス軸部4aを押圧する。そして、この押圧により、弾性係合片7b、7bは、前記抜け方向Qへの弾性変形が困難となるとともに、ビス軸部4aへの係合が強固なものとなり、ビス4の抜けが阻止される。ここで、ビス固定部材7は、一対の弾性係合片7b、7bが延設される一対の脚片7a、7aを備えており、それら脚片7a、7aは、収容空間6bの向かい合う側壁面6c、6cに、板面が面するようにして近接あるいは当接する。したがって、一対の脚片7a、7a、ひいては一対の弾性係合片7b、7bは、互いに離れることはない。こうして、弾性係合片7b、7bの、ビス軸部4aとの係合力を十分に確保することができ、この配線用ボックス5に配線器具2を確実に取着することができる。
また、ビス固定部材7は、一対の脚片7a、7aを連結する連結片7cを備えている。そこで、この連結片7cを、一対の弾性係合片7b、7bに対して、内部空間5b側とは反対側となる外方側(つまり、ボス部6の基端側)に位置させることで、ビス4の位置、すなわち挿入孔6aの位置を変えることができない場合であっても、内部空間5bを広く取ることができる。したがって、この内部空間5bに大きな配線器具2や、例えば、三つ並んで配置された配線器具2、2とか、二つが上下等に離れて配置された配線器具2、2とかの複数の配線器具2、2を収容することができたり、あるいは、余裕を持って収容することができる。
ところで、配線用ボックス5に配線器具2を取り付ける際に、配線用ボックス5の挿入孔6aにビス4のビス軸部4aを押し込んだ後、さらに、そのビス4を、その締め付け方向に回動してもよい。このように、ビス4に締め付け方向の回動を加えることで、この配線用ボックス5に配線器具2を強固に固定することが可能となる。
反対に、配線用ボックス5から配線器具2を取り外すには、弾性係合片7bが係合したビス4を、その緩み方向に回動する。こうすることで、ビス4は、後退してボス部6(詳細には、挿入孔6a)から取り除かれ、配線器具2は、保持パネル3とともに、配線用ボックス5から取り外される。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、ビス固定部材7の連結片7cは、図6に示すように、一対の脚片7a、7aの、挿入孔6aの軸心方向と直交する方向の端どうしを繋ぐように設けられてもよい。そして、この場合にも、ビス固定部材7は、一対の弾性係合片7b、7bが、内部空間5b側(つまり、ボス部6の先端側)とその内部空間5b側とは反対側となる外方側(つまり、ボス部6の基端側)とを結ぶ縦方向Rに直交する横方向Sに並ぶように、かつ、連結片7cが、一対の弾性係合片7b、7bに対して、内部空間5b側とは反対側となる外方側に位置するように、配置されるのが望ましい。
もっとも、収容空間6bにおける側壁面6c、6cを左右ではなく上下(すなわち、内部空間5b側とその内部空間5b側とは反対側となる外方側とを結ぶ縦方向Rのそれぞれ)に設け、ビス固定部材7を、一対の弾性係合片7b、7bが、これら側壁面6c、6cと対応するように、上下方向(前記縦方向R)に並ぶように、配置しても構わない。
また、弾性係合片7bは、脚片7aの、挿入孔6aの軸心方向の一方の端となる、前側の端から折れ曲がって形成されているが、反対に、脚片7aの、挿入孔6aの軸心方向の一方の端となる、後側の端から折れ曲がるようにして形成されてもよい。
また、弾性係合片7bは、ビス軸部4aが挿入孔6aに挿入される前から挿入方向Pに傾斜していてもよいが、ビス軸部4aが挿入される前においては、挿入孔6aの軸心方向と直交し、ビス軸部4aを挿入することで、弾性係合片7bが、ビス軸部4aに押されて、そのビス軸部4aの挿入方向Pへ傾斜するように、弾性変形するものであってもよい。
また、取着体は、内部空間5bが一方に開放部5aを有する配線用ボックス5等でなくとも、内部空間が一方に開放部を有するとともに他方にも開放する枠状の取着体であってもよい。この枠状の取着体としては、例えば被取着物としての配線器具2が取着されるとともに配線用ボックスに取り付けられる配線用ボックスカバー等がある。ここで、配線用ボックスカバーとしては、塗代付きのボックスカバーとか板状のボックスカバー等がある。さらに、取着体は、これら配線用ボックス5とか配線用ボックスカバーでなくとも、被取着物がビス4を用いて取着されるものであればどのようなものでもよい。
また、被取着物は、配線器具2でなくとも、例えば、取着体としての配線用ボックス5に取着される配線用ボックスカバーであってもよく、配線器具2に限定されるものではない。
この発明の一実施の形態の、縦断面図である。 同じく、図1におけるA部拡大図である。 同じく、図2におけるB−B線による断面図である。 同じく、図2におけるC−C線による断面図である。 同じく、ビス固定部材の斜視図である。 この発明の変形形態を示す、ビス固定部材の斜視図である。 従来の配線用ボックスの要部を示す断面図である。
2 配線器具(被取着物)
4 ビス
4a ビス軸部
5 配線用ボックス(取着体)
5a 開放部
5b 内部空間
5c 周壁
6 ボス部
6a 挿入孔
6b 収容空間
6c 側壁面
7 ビス固定部材
7a 脚片
7b 弾性係合片
7c 連結片
P 挿入方向
Q 抜け方向
R 縦方向
S 横方向

Claims (5)

  1. 配線器具等の被取着物が、ビスを用いて取着される取着体であって、
    少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁と、前記周壁の内面側に位置するボス部とを備え、
    前記ボス部は、前記ビスが前記開放部側から挿入される挿入孔と、その挿入孔と連通する収容空間とを有し、
    前記収容空間には、前記挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定部材が収容され、
    前記ビス固定部材は、板材からなり、かつ、
    前記ビス固定部材は、前記収容空間の向かい合う側壁面に、板面が面するようにして近接あるいは当接する一対の脚片と、それら脚片の、前記挿入孔の軸心方向の一方の端から折れ曲がって、前記挿入孔側に向かって延設され、先端が、前記挿入孔に挿入された前記ビスのビス軸部に係合する一対の弾性係合片と、それら弾性係合片と繋がることなく前記一対の脚片を連結する連結片とを備え、
    前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止することを特徴とする取着体。
  2. 前記連結片は、前記弾性係合片とは縁切りされた状態で、前記一対の脚片の前記一方の端どうしを繋ぐように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の取着体。
  3. 前記連結片は、前記一対の脚片の、前記挿入孔の軸心方向と直交する方向の端どうしを繋ぐように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の取着体。
  4. 前記ビス固定部材は、前記一対の弾性係合片が、前記内部空間側とその内部空間側とは反対側となる外方側とを結ぶ縦方向に直交する横方向に並ぶように、かつ、前記連結片が、前記一対の弾性係合片に対して、前記内部空間側とは反対側となる外方側に位置するように、配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の取着体。
  5. 配線器具等の被取着物が、ビスを用いて取着される取着体の、少なくとも一方に開放部を有する内部空間を形成するようにその内部空間を囲む周壁の、内面側に位置するボス部に収容され、前記開放部側から前記ボス部の挿入孔に挿入された前記ビスを固定するためのビス固定部材であって、
    板材からなり、かつ、
    前記ボス部に前記挿入孔と連通するように設けられた収容空間の向かい合う側壁面に、板面が面するようにして近接あるいは当接する一対の脚片と、それら脚片の、前記挿入孔の軸心方向の一方の端から折れ曲がって、前記挿入孔側に向かって延設され、先端が、前記挿入孔に挿入された前記ビスのビス軸部に係合する一対の弾性係合片と、それら弾性係合片と繋がることなく前記一対の脚片を連結する連結片とを備え、
    前記挿入孔への前記ビス軸部の挿入に対しては、前記弾性係合片は、前記ビス軸部の挿入方向へ傾斜するように、あるいは、前記挿入方向への傾斜が増すように弾性変形することで、前記ビス軸部の、前記挿入方向への移動を許容し、前記挿入孔からの前記ビス軸部の抜けに対しては、前記ビス軸部と係合した前記弾性係合片が、前記ビス軸部の抜け方向へ、前記挿入方向への傾斜が減ずるように弾性変形しようとして、前記ビス軸部を押圧することにより、前記弾性係合片の、前記抜け方向への弾性変形を困難にして、前記ビス軸部の、前記抜け方向への移動を阻止することを特徴とするビス固定部材。
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