JP4456976B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は機器本体にパネルが設けられた電子機器に関する。
DVD(Digital Versatile Disc)を用いた装置、ビデオデッキ、ゲーム機器、その他の電子機器においては、操作上必要なボタン、スイッチ等の部品や、電源又は他の機器との接続に必要な複数の端子が機器本体の操作面側から突出して設けられており、この機器本体の操作面側の全面がパネルで覆われている。
機器本体の端子の近傍では端子取付跡等が露出するため、パネルは、端子近傍も覆うようにされている。
従来のパネルは、複数の端子をそれぞれ挿通する孔部が端子配列方向に沿って形成されている(特許文献1)。
この電子機器では、予め機器本体に取り付けられた端子を孔部に挿通させながらパネルを機器本体に取り付ける。
特開平6−76885号公報(図1参照)
前述の通り、パネルを機器本体に取り付けるにあたり、複数の端子をパネルに形成された複数の孔部にそれぞれ挿通させなければならない。パネルを機器本体へ容易に取り付けることを考慮すると、端子と孔部との隙間を必然的に大きくしなければならない。
しかし、端子と孔部との隙間が大きいと、その隙間から機器本体の端子近傍が露出することになり、外観が損なわれる。
本発明の目的は、パネルの機器本体へ容易に取り付けられるとともに隙間から機器本体の端子近傍を十分に隠すことができる電子機器を提供しようとするものである。
請求項1に記載の発明は、端子が突出して設けられた機器本体に対してパネルが設けられた電子機器であって、前記パネルは、前記端子を挿通する挿通孔が形成され、前記機器本体と係止されるカバーと、このカバーの周縁部を覆うとともに前記端子を露出させる窓部が形成された前記パネル本体とに分割して構成され、前記カバーには、前記パネル本体に向けて突出する突起部が設けられ、前記窓部には機器本体側に向けて延びた筒状部が形成され、この筒状部の外周縁に前記突起部が係合される、ことを特徴とした電子機器である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態にかかる電子機器の要部を示す分解斜視図である。
図1において、電子機器は、DVD装置であって、機器本体1と、この機器本体1の操作面側に設けられたパネル2とを備えて構成されている。
機器本体1は、複数(図では5個)の端子3A〜3Eが突出して設けられたシャーシ11と、このシャーシ11の端子3A〜3Eの基端部分を覆う箱部材12とを備えている。
シャーシ11は、その内部に図示しない電子部品を収納するものであって、板金により成形されている。
箱部材12は、平面矩形状の正面部121と、この正面部121の各辺から折り曲げて形成された側面部122と、この側面部122から折り曲げて形成されシャーシ11に取り付けられる取付部123とから形成されている。正面部121から露出された端子3A〜3Eは横方向に一列に並んで配置されている。
パネル2はパネル本体21とカバー22とに分割して構成されている。パネル本体21は、カバー22の周縁部及び機器本体1の端子3A〜3Eの近傍以外を覆うものであって、第1のパネル構成部品211と、この第1のパネル構成部品211より上方に配置された第2のパネル構成部品212とに分割されて構成されている。
第1のパネル構成部品211は、正面部211Aと、この正面部211Aの左右両側端にそれぞれ設けられた壁部211Bと、正面部211Aの下部に設けられた底面部211Cと、正面部211Aの上部に設けられた頂部211Dと(図3参照)が合成樹脂により一体に成形された構造である。
正面部211Aには、電子機器を操作するためのスイッチ4及びボタン5と、図示しない光ディスクを挿入するためのスロット6と、端子3A〜3Eを露出させるための平面略長円形の窓部7と、平面矩形状の表示窓8とがそれぞれ形成されている。
壁部211Bの上端面は水平方向に延びた平面とされる。
第2のパネル構成部品212は、表示窓8と干渉しないように中央部が切り欠かれて形成された正面部212Aと、この正面部212Aの左右両側端にそれぞれ設けられた壁部212Bと、正面部212Aの上面に設けられた頂部212Cと、正面部212Aの裏面から突出するとともに壁部211Bから所定寸法離れて設けられた上下2枚の背面板部212Dと(図3参照)、が合成樹脂により一体に成形された構造である。
壁部212Bの下端面は水平方向に延びた平面であって、壁部211Bの上端面と平行に形成されている。
カバー22は、箱部材12の正面部121と対向するカバー本体221と、このカバー本体221から折り曲げて形成された係止片222とが合成樹脂から一体に成形された構造である。
カバー本体221はシャーシ11の端子3A〜3Eの近傍を覆う平面略長円状の平板部材であり、端子3A〜3Eをそれぞれ挿通する挿通孔221A〜221Eが左右に並んで形成されている。これらの挿通孔221A〜221Eは、それを挿通する端子3A〜3Eの正面形状に倣った形状とされており、端子3A〜3Eの外周面との寸法が短くされている。
カバー本体221の正面には、第1のパネル構成部品211の窓部7側に向けて突出する突起部221Fが設けられている。本実施形態においては、この突起部221Fは挿通孔221A〜221Eの上下にそれぞれ直線状に設けられている。なお、突起部221Fは、静電気が窓部7と樹脂製のカバー22の隙間から機器内部の金属部分へ到達することを防止するために設けられるものである。
係止片222はカバー本体221の上下端縁の2カ所ずつ合計4カ所に設けられており、それぞれ先端に係止用爪222Aを有する(図1では2カ所のみ示す)。
図2には機器本体1とパネル2との取付構造の詳細が示されている。図2(A)は分解断面図、図2(B)は断面図である。
図2において、窓部7は、第1のパネル構成部品211の機器本体1に向けて延びた筒状部211Eの内部空間から構成されており、この筒状部211Eの外周縁に突起部221Fが係合される。
箱部材12は、その正面部121の上下部に係止片222を案内する開口部12Aが形成され、その側面部122の略中央部に係止用爪222Aを係止する係止窓12Bが形成されている。係止片222は、開口部12Aから箱部材12の内部に挿入されると、その弾性力に抗して撓み、係止用爪222Aが係止窓12Bの位置に到達すると、その弾性力により係止用爪222Aが係止窓12Bに係合される。
図3から図6には第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212との接合構造が示されている。
図3は第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212とが接合された状態を示すもので、図3(A)は斜視図、図3(B)は断面図である。
図3において、本実施形態では、第1のパネル構成部品211が第1部品であり、第2のパネル構成部品212が第2部品である。
図3(A)に示される通り、第1のパネル構成部品211の頂部211Dには第1取付部51と第2取付部52とが形成されており、これらの第1取付部51と第2取付部52との間にはガイド用突起53が設けられている。
第2のパネル構成部品212の上方の背面板部212Dには第1取付部61と第2取付部62が形成されている。これらの第1取付部61と第2取付部62との間にはガイド用突起53が案内されるガイド溝63が形成されている。
図3(B)に示される通り、第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212とは第1取付部51,61の互いに対向する対向面51A,61Aの一端側(正面側)で係止されており、対向面51A,61Aの他端側(背面側)で取付具であるボルト9を介して互いに取り付けられている。ボルト9は第2のパネル構成部品212の第1取付部61に形成されたボルト孔92に挿通されるとともに第1のパネル構成部品211の第1取付部51に形成されたボルト孔91に螺合される。
第1のパネル構成部品211の第1取付部51は、対向面51Aのボルト9の近傍に一端側から他端側にかけて(図3(B)中、左から右にかけて)厚み寸法が大きくなるテーパ面51Bとされる。
第2パネル構成部品212の第1取付部61の対向面61Aは壁部212Bの下端面と略平行な平面状とされている。そのため、図4に示される通り、ボルト9を第1取付部51,61にねじ込むと、第1パネル構成部品211の第1取付部61が第2パネル構成部品212の第1取付部61に形成されたテーパ面51Bに沿って撓むことになり、パネル本体21の正面側において第2のパネル構成部品212が第1のパネル構成部品211に近接することになる(想像線参照)。
第1パネル構成部品211の第2取付部52は略三角状の突起であり、第2パネル構成部品212の第2取付部62は第2取付部52の突起に凹凸嵌合する平面矩形状の開口部である。
第1取付部51の一端側(正面側)には折返部51Cが形成され、この折返部51Cは平面状の対向面51Aと略平行に形成されたガイド面51Dと、このガイド面51Dと連続して形成された突起状の第1係止部51Eとが形成された先端部51Fを備えている。
第2のパネル構成部品212の下方の背面板部212Dにはガイド面51Dに案内される突起部64が形成され、この突起部64には第1係止部51Eと凹凸嵌合する孔状の第2係止部64Aが形成されている。そのため、第2パネル構成部品212を第1パネル構成部品211に対して押し込むと、第1係止部51Eと第2係止部64Aとが嵌合され、かつ、第2取付部52,62同士が嵌合される。
この構成の電子機器を組み立てるには、まず、図5に示される通り、第2のパネル構成部品212を第1のパネル構成部品211に対して矢印P方向に沿って押し込む。すると、図6に示される通り、第1のパネル構成部品211の第1係止部51Eと第2のパネル構成部品212の第2係止部64Aとが凹凸嵌合されるとともに、両パネル構成部品211,212の第2取付部52,62同士が凹凸嵌合される。
その後、図3に示される通り、ボルト9を、第1取付部61のボルト孔92に挿通するとともに第1取付部51のボルト孔91にねじ込む。このねじ込み量を多くすることで、第2のパネル構成部品212と第1のパネル構成部品211との対向面51A,61Aが他端側から一端側にかけて近接することになり(図4の想像線参照)、第2のパネル構成部品212は、その壁部212Bが第1のパネル構成部材211の壁部211Bとの間の隙間が小さくなる方向に常に付勢されながら第1のパネル構成部品211に固定される。
さらに、予め組み立てられた機器本体1の箱部材12の正面にカバー22を装着し、その後、第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212とを接合して形成されたパネル本体21を機器本体1に装着する。
〔電子機器の作用効果〕
前述のような電子機器では次の作用効果を得ることができる。
(1)複数の端子3A〜3Eをそれぞれ突出して設けた機器本体1にパネル2が設けられ、このパネル2は端子3Aから3Eを挿通する挿通孔221A〜221Eが形成され機器本体1と係止されるカバー22と、このカバー22の周縁部を覆うとともに端子3A〜3Eを露出させる窓部7が形成されたパネル本体21とに分割したから、パネル2を機器本体1に取り付けるにあたり、まず、機器本体1の端子3A〜3Eの近傍を小型化薄型化が可能なカバー22で直接位置決めして覆い、その後、このカバー22を含めて機器本体1の全体をパネル本体21で覆うようにしたので、端子3A〜3Eを挿通孔221A〜221Eに挿通させるためにパネル全体を位置決めする従来に比べて、その取付作業を容易に行うことができる。その上、カバー22と機器本体1との位置決めを容易に行えるから、端子3A〜3Eと孔部221A〜221Eとの隙間を小さくすることができるので、この隙間から機器本体1が露出することが少ないので、電子機器の外観を良好なものにできる。
(2)カバー22はパネル本体21に向けて突出する静電気飛び込み防止用の突起部221Fを備えているので、装置の外部から内部に静電気が侵入することを阻止することができる。
(3)端子3A〜3Eは複数が直線状に配列され、窓部7は長手方向が端子配列方向に沿った略長円状に形成され、突起部221Fは窓部7の長手方向の周縁部に沿って直線状に係合されるから、端子3A〜3Eの配列方向が窓部7の長手方向と一致することで、この点からも電子機器の外観を良好なものにできる。
(4)機器本体1は端子3A〜3Eの基端部分を覆うとともに正面にカバー22が取り付けられる箱部材12を備え、カバー22は正面と対向するカバー本体221と、このカバー本体221から折り曲げて形成され先端に係止用爪222Aを有する係止片222とを備えている。そして、箱部材12は係止片222を案内する開口部12Aと、係止用爪222Aを係止する係止窓12Bとが形成されている。そのため、
(5)係止片222はカバー本体221の互いに対向する両端縁からそれぞれ設けられているから、カバー本体222の箱部材12への取り付けを安定して行うことができる。
(6)第2のパネル構成部品212は、対向面61Aが略平面状に形成され、第1のパネル構成部品211は対向面51Aの取付具の近傍に一端側から他端側にかけて厚み寸法が大きくなるテーパ面51Bとされたから、取付具により両部品を接合することで、第2のパネル構成部品212と第1のパネル構成部品211との対向面51A,61Aが他端側から一端側にかけて近接することになり、第2のパネル構成部品212は、その壁部212Bが第1のパネル構成部品211の壁部211Bとの間の隙間が小さくなる方向に常に付勢されながら第1のパネル構成部品211に固定される。そのため、第1のパネル構成部品211や第2のパネル構成部品212に製造誤差があっても、両部品の壁部211B,212Bの間に隙間がなくなるので、電子機器の外観を良好なものにすることができる。
(7)取付具をボルト9としたので、第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212とを接合する際に、ボルト9をねじ込むだけでよいので、接合作業を容易にできる。
(8)第1のパネル構成部品212に折返部51Cが形成され、この折返部51Cは、平面状の対向面61Aと略平行に形成されたガイド面51Dと、このガイド面51Dと連続して形成された第1係止部51Eとが形成された先端部51Fを備えている。そして、第2のパネル構成部品212は、ガイド面51Dと平行なガイド面と第1係止部51Eと係合される第2係止部64Aとが形成された突起部64を備え、第1係止部51Eと第2係止部64Aとを凹凸嵌合させた。そのため、第1のパネル構成部品212に対して第2のパネル構成部品212をガイド面51Dと平行な面内で押し込むことで、第1係止部51Eと第2係止部64Aとが嵌合されることになるので、両部品の係合を容易に行うことができる。
(9)第1のパネル構成部品211及び第2のパネル構成部品212の第2取付部52,62同士を凹凸嵌合させる構成であるので、第1のパネル構成部品212に対して第2のパネル構成部品212をガイド面51Dと平行な面内で押し込むことで、第2取付部52,62同士が凹凸嵌合されることになるので、この点からも両部品の係合を容易に行うことができる。
(10)第1のパネル構成部品211の第1取付部51と第2取付部52との間にはガイド用突起53が設けられ、第2のパネル構成部品212の第1取付部61と第2取付部62との間にはガイド用突起53が案内されるガイド溝63が形成されているから、第1のパネル構成部品212に対して第2のパネル構成部品212を押し込む際に、ガイド溝63とガイド用突起53とで位置決めをすることができる。そのため、第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212との円滑な組立を行うことができる。
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明の電子機器は前述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、前記実施形態では、窓部7は長手方向が端子配列方向に沿った略長円状に形成されたが、このような端子の配列状態であっても、窓部7を円形や矩形状とするものでもよい。
さらに、パネル本体21を第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212とから構成したが、本発明では、パネル本体21を1つの部品から構成してもよく、あるいは、3個以上の部品から構成してもよい。
[実施形態の作用効果]
本実施形態の電子機器は、端子3A〜3Eが突出して設けられた機器本体1に対してパネル2が設けられ、このパネル2は端子3Aから3Eを挿通する挿通孔221A〜221Eが形成され、機器本体1と係止されるカバー22と、このカバー22の周縁部を覆うとともに端子3A〜3Eを露出させる窓部7が形成されたパネル本体21とに分割して構成されたから、パネル2を機器本体1に取り付けるにあたり、まず、機器本体1の端子3A〜3Eの近傍を小型化薄型化が可能なカバー22で直接位置決めして覆い、その後、このカバー22を含めて機器本体1の全体をパネル本体21で覆うようにしたので、端子3A〜3Eを挿通孔221A〜221Eに挿通させるためにパネル全体を位置決めする従来に比べて、その取付作業を容易に行うことができる。その上、カバー22と機器本体1との位置決めを容易に行えるから、端子3A〜3Eと孔部221A〜221Eとの隙間を小さくすることができるので、この隙間から機器本体1が露出することが少ないので、電子機器の外観を良好なものにできる。
本発明の一実施形態にかかる電子機器の要部を示す分解斜視図である。 機器本体とパネルとの取付構造の詳細を示すもので、(A)は分解断面図、(B)は断面図である。 第1のパネル構成部品と第2のパネル構成部品とが接合された状態を示すもので、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 ボルトをねじ込んだ状態を示すもので図3(B)に対応する断面図である。 第1のパネル構成部品と第2のパネル構成部品とを接合する手順を説明するもので、図3に対応する図である。 第1のパネル構成部品と第2のパネル構成部品とを接合する手順を説明するもので、図3に対応する図である。
符号の説明
1…機器本体
2…パネル
3A〜3E…端子
7…窓部
9…ボルト(取付具)
12…箱部材
12A…開口部
12B…係止窓
21…パネル本体
22…カバー
51A…対向面
61A…対向面
51B…テーパ面
51C…折返部
51D…ガイド面
51F…先端部
53…ガイド用突起
61A…対向面
211…第1のパネル構成部品(第1部品)
211B…壁部
211E…筒状部
212…第2のパネル構成部品(第2部品)
212B…壁部
221…カバー本体
221A〜221E…挿通孔
221F…位置決め用突起
222…係止片
222A…係止用爪

Claims (4)

  1. 端子が突出して設けられた機器本体に対してパネルが設けられた電子機器であって、
    前記パネルは、前記端子を挿通する挿通孔が形成され、前記機器本体と係止されるカバーと、このカバーの周縁部を覆うとともに前記端子を露出させる窓部が形成されたパネル本体とに分割して構成され、
    前記カバーには、前記パネル本体に向けて突出する突起部が設けられ、
    前記窓部には機器本体側に向けて延びた筒状部が形成され、この筒状部の外周縁に前記突起部が係合される
    ことを特徴とした電子機器。
  2. 請求項1に記載された電子機器において、
    前記端子は複数個配列され、前記窓部は長手方向が前記端子の配列方向に沿った略長円状に形成され、前記突起部は、前記窓部の長手方向の周縁部に沿って直線状に係合される、
    ことを特徴とした電子機器。
  3. 請求項1または2に記載された電子機器において、
    前記機器本体は前記端子の基端部分を覆うとともに正面に前記カバーが取り付けられる箱部材を備え、前記カバーは前記正面と対向するカバー本体と、このカバー本体から折り曲げて形成され先端に係止用爪を有する係止片とを備え、前記箱部材は前記係止片を案内する開口部と、前記係止用爪を係止する係止窓とが形成された、
    ことを特徴とした電子機器。
  4. 請求項3に記載された電子機器において、
    前記係止片は前記カバー本体の互いに対向する両端縁からそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とした電子機器。
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