JP4456976B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
機器本体の端子の近傍では端子取付跡等が露出するため、パネルは、端子近傍も覆うようにされている。
この電子機器では、予め機器本体に取り付けられた端子を孔部に挿通させながらパネルを機器本体に取り付ける。
しかし、端子と孔部との隙間が大きいと、その隙間から機器本体の端子近傍が露出することになり、外観が損なわれる。
図1は本実施形態にかかる電子機器の要部を示す分解斜視図である。
図1において、電子機器は、DVD装置であって、機器本体1と、この機器本体1の操作面側に設けられたパネル2とを備えて構成されている。
シャーシ11は、その内部に図示しない電子部品を収納するものであって、板金により成形されている。
箱部材12は、平面矩形状の正面部121と、この正面部121の各辺から折り曲げて形成された側面部122と、この側面部122から折り曲げて形成されシャーシ11に取り付けられる取付部123とから形成されている。正面部121から露出された端子3A〜3Eは横方向に一列に並んで配置されている。
第1のパネル構成部品211は、正面部211Aと、この正面部211Aの左右両側端にそれぞれ設けられた壁部211Bと、正面部211Aの下部に設けられた底面部211Cと、正面部211Aの上部に設けられた頂部211Dと(図3参照)が合成樹脂により一体に成形された構造である。
正面部211Aには、電子機器を操作するためのスイッチ4及びボタン5と、図示しない光ディスクを挿入するためのスロット6と、端子3A〜3Eを露出させるための平面略長円形の窓部7と、平面矩形状の表示窓8とがそれぞれ形成されている。
壁部211Bの上端面は水平方向に延びた平面とされる。
壁部212Bの下端面は水平方向に延びた平面であって、壁部211Bの上端面と平行に形成されている。
カバー本体221はシャーシ11の端子3A〜3Eの近傍を覆う平面略長円状の平板部材であり、端子3A〜3Eをそれぞれ挿通する挿通孔221A〜221Eが左右に並んで形成されている。これらの挿通孔221A〜221Eは、それを挿通する端子3A〜3Eの正面形状に倣った形状とされており、端子3A〜3Eの外周面との寸法が短くされている。
係止片222はカバー本体221の上下端縁の2カ所ずつ合計4カ所に設けられており、それぞれ先端に係止用爪222Aを有する(図1では2カ所のみ示す)。
図2において、窓部7は、第1のパネル構成部品211の機器本体1に向けて延びた筒状部211Eの内部空間から構成されており、この筒状部211Eの外周縁に突起部221Fが係合される。
箱部材12は、その正面部121の上下部に係止片222を案内する開口部12Aが形成され、その側面部122の略中央部に係止用爪222Aを係止する係止窓12Bが形成されている。係止片222は、開口部12Aから箱部材12の内部に挿入されると、その弾性力に抗して撓み、係止用爪222Aが係止窓12Bの位置に到達すると、その弾性力により係止用爪222Aが係止窓12Bに係合される。
図3は第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212とが接合された状態を示すもので、図3(A)は斜視図、図3(B)は断面図である。
図3において、本実施形態では、第1のパネル構成部品211が第1部品であり、第2のパネル構成部品212が第2部品である。
図3(A)に示される通り、第1のパネル構成部品211の頂部211Dには第1取付部51と第2取付部52とが形成されており、これらの第1取付部51と第2取付部52との間にはガイド用突起53が設けられている。
第2のパネル構成部品212の上方の背面板部212Dには第1取付部61と第2取付部62が形成されている。これらの第1取付部61と第2取付部62との間にはガイド用突起53が案内されるガイド溝63が形成されている。
第1のパネル構成部品211の第1取付部51は、対向面51Aのボルト9の近傍に一端側から他端側にかけて(図3(B)中、左から右にかけて)厚み寸法が大きくなるテーパ面51Bとされる。
第2パネル構成部品212の第1取付部61の対向面61Aは壁部212Bの下端面と略平行な平面状とされている。そのため、図4に示される通り、ボルト9を第1取付部51,61にねじ込むと、第1パネル構成部品211の第1取付部61が第2パネル構成部品212の第1取付部61に形成されたテーパ面51Bに沿って撓むことになり、パネル本体21の正面側において第2のパネル構成部品212が第1のパネル構成部品211に近接することになる(想像線参照)。
第1取付部51の一端側(正面側)には折返部51Cが形成され、この折返部51Cは平面状の対向面51Aと略平行に形成されたガイド面51Dと、このガイド面51Dと連続して形成された突起状の第1係止部51Eとが形成された先端部51Fを備えている。
第2のパネル構成部品212の下方の背面板部212Dにはガイド面51Dに案内される突起部64が形成され、この突起部64には第1係止部51Eと凹凸嵌合する孔状の第2係止部64Aが形成されている。そのため、第2パネル構成部品212を第1パネル構成部品211に対して押し込むと、第1係止部51Eと第2係止部64Aとが嵌合され、かつ、第2取付部52,62同士が嵌合される。
さらに、予め組み立てられた機器本体1の箱部材12の正面にカバー22を装着し、その後、第1のパネル構成部品211と第2のパネル構成部品212とを接合して形成されたパネル本体21を機器本体1に装着する。
前述のような電子機器では次の作用効果を得ることができる。
(1)複数の端子3A〜3Eをそれぞれ突出して設けた機器本体1にパネル2が設けられ、このパネル2は端子3Aから3Eを挿通する挿通孔221A〜221Eが形成され機器本体1と係止されるカバー22と、このカバー22の周縁部を覆うとともに端子3A〜3Eを露出させる窓部7が形成されたパネル本体21とに分割したから、パネル2を機器本体1に取り付けるにあたり、まず、機器本体1の端子3A〜3Eの近傍を小型化薄型化が可能なカバー22で直接位置決めして覆い、その後、このカバー22を含めて機器本体1の全体をパネル本体21で覆うようにしたので、端子3A〜3Eを挿通孔221A〜221Eに挿通させるためにパネル全体を位置決めする従来に比べて、その取付作業を容易に行うことができる。その上、カバー22と機器本体1との位置決めを容易に行えるから、端子3A〜3Eと孔部221A〜221Eとの隙間を小さくすることができるので、この隙間から機器本体1が露出することが少ないので、電子機器の外観を良好なものにできる。
なお、本発明の電子機器は前述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、前記実施形態では、窓部7は長手方向が端子配列方向に沿った略長円状に形成されたが、このような端子の配列状態であっても、窓部7を円形や矩形状とするものでもよい。
本実施形態の電子機器は、端子3A〜3Eが突出して設けられた機器本体1に対してパネル2が設けられ、このパネル2は端子3Aから3Eを挿通する挿通孔221A〜221Eが形成され、機器本体1と係止されるカバー22と、このカバー22の周縁部を覆うとともに端子3A〜3Eを露出させる窓部7が形成されたパネル本体21とに分割して構成されたから、パネル2を機器本体1に取り付けるにあたり、まず、機器本体1の端子3A〜3Eの近傍を小型化薄型化が可能なカバー22で直接位置決めして覆い、その後、このカバー22を含めて機器本体1の全体をパネル本体21で覆うようにしたので、端子3A〜3Eを挿通孔221A〜221Eに挿通させるためにパネル全体を位置決めする従来に比べて、その取付作業を容易に行うことができる。その上、カバー22と機器本体1との位置決めを容易に行えるから、端子3A〜3Eと孔部221A〜221Eとの隙間を小さくすることができるので、この隙間から機器本体1が露出することが少ないので、電子機器の外観を良好なものにできる。
2…パネル
3A〜3E…端子
7…窓部
9…ボルト(取付具)
12…箱部材
12A…開口部
12B…係止窓
21…パネル本体
22…カバー
51A…対向面
61A…対向面
51B…テーパ面
51C…折返部
51D…ガイド面
51F…先端部
53…ガイド用突起
61A…対向面
211…第1のパネル構成部品(第1部品)
211B…壁部
211E…筒状部
212…第2のパネル構成部品(第2部品)
212B…壁部
221…カバー本体
221A〜221E…挿通孔
221F…位置決め用突起
222…係止片
222A…係止用爪
Claims (4)
- 端子が突出して設けられた機器本体に対してパネルが設けられた電子機器であって、
前記パネルは、前記端子を挿通する挿通孔が形成され、前記機器本体と係止されるカバーと、このカバーの周縁部を覆うとともに前記端子を露出させる窓部が形成されたパネル本体とに分割して構成され、
前記カバーには、前記パネル本体に向けて突出する突起部が設けられ、
前記窓部には機器本体側に向けて延びた筒状部が形成され、この筒状部の外周縁に前記突起部が係合される
ことを特徴とした電子機器。 - 請求項1に記載された電子機器において、
前記端子は複数個配列され、前記窓部は長手方向が前記端子の配列方向に沿った略長円状に形成され、前記突起部は、前記窓部の長手方向の周縁部に沿って直線状に係合される、
ことを特徴とした電子機器。 - 請求項1または2に記載された電子機器において、
前記機器本体は前記端子の基端部分を覆うとともに正面に前記カバーが取り付けられる箱部材を備え、前記カバーは前記正面と対向するカバー本体と、このカバー本体から折り曲げて形成され先端に係止用爪を有する係止片とを備え、前記箱部材は前記係止片を案内する開口部と、前記係止用爪を係止する係止窓とが形成された、
ことを特徴とした電子機器。 - 請求項3に記載された電子機器において、
前記係止片は前記カバー本体の互いに対向する両端縁からそれぞれ設けられている、
ことを特徴とした電子機器。
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