JP2009024799A - クランプ部品の支持金具及び配線用クランプ - Google Patents

クランプ部品の支持金具及び配線用クランプ Download PDF

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Abstract

【課題】保持した電線とのカップリング効果が高い配線用クランプ。
【解決手段】配線用クランプ1では、クランプ部品3は、クランプ部品3に保持されたケーブル類が支持部8及びケーブル支承部11の上方を通過する姿勢で支持金具2に取り付けられ、ケーブル支承部11は凹所24にはめ合わせ状になり、把持基部21の上面21aはケーブル支承部11の延長面と支持部8との間に位置する。従って、クランプ部品3にてケーブル等を保持した場合、保持されたケーブル類51がケーブル支承部11によって支承される。すなわち、ケーブル類51が支持金具2と接触するので、ケーブル類の芯線と支持金具2との距離が最小になり、容量結合によるEMI効果を高めることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケーブル類を保持するクランプ部品を支持するためにプリント基板に固定される板金製の支持金具及びこの支持金具を含んで構成される配線用クランプの技術分野に属する。
意匠登録第1283669号公報(特許文献1)に、プリント基板に表面実装されて、プリント基板上に敷設される電線を保持する電線保持具のプリント基板への装着に用いられる、電線保持具の固定端子が開示されている。
この電線保持具の固定端子は、プリント基板に固定された状態ではプリント基板に対して垂直に立ち上がる一対の側壁部と、各側壁部の下端から延出された一対の脚部と、 側壁部の上端間に横設され、電線保持具を取り付けるための2つの取付穴が設けられた支持部とを備えており、電線保持具は、その2つの脚部を各々取付穴に嵌め込むことで固定端子に装着される。
意匠登録第1283669号公報
特許文献1に開示されている電線保持具と固定端子の組合せでは、その[使用状態を示す参考図]に記載されているように、電線保持具に保持された電線と固定端子とは、電線保持具のベース部分(脚部が連接されている部分)の厚み分だけは離れてしまうので、電線と固定端子との容量結合によるノイズ除去効果(カップリング効果)は期待できない。
請求項1記載のクランプ部品の支持金具は、
ケーブル類を保持するクランプ部品を支持するためにプリント基板に固定される板金製の支持金具であって、
該支持金具が前記プリント基板に固定された状態では前記プリント基板に対して垂直に立ち上がる第1側壁部と、
前記第1側壁部に対面して平行に配され、前記支持金具が前記プリント基板に固定された状態での立ち上がり高さが前記第1側壁部を上回る第2側壁部と、
前記第1側壁部の下端から延出され、前記支持金具を前記プリント基板に固定するために前記プリント基板に半田付け可能な第1脚部と、
前記第2側壁部の下端から延出され、前記支持金具を前記プリント基板に固定するために前記プリント基板に半田付け可能な第2脚部と、
前記第1側壁部の上端から前記第1側壁部と直交する方向に沿って前記第2側壁部に向かって延出され、前記クランプ部品を取り付けるための取付穴が設けられた支持部と、
前記第2側壁部の上端から前記第1側壁部に向かって前記支持部と平行に延出されたケーブル支承部と、
前記支持部の先端と前記ケーブル支承部の先端とに連接された段差部と
を備えることを特徴とする。
支持部とケーブル支承部とに、第1側壁部と第2側壁部との高低差(段差部の長さに相当)があるので、取付穴を使用して支持部にクランプ部品を取り付けてクランプ部品にてケーブル類を保持した場合、ケーブル類とケーブル支承部との距離が上記の高低差に対応して接近する(設定次第ではケーブル類とケーブル支承部とが接触する)ので、充分なカップリング効果を期待できる。
請求項2記載のクランプ部品の支持金具は、
請求項1記載のクランプ部品の支持金具において、
前記第1脚部は、前記第1側壁部と直交する方向に沿って延出され、
前記第2脚部は、前記第2側壁部と直交する方向に沿って、前記第1脚部と同じ向きに延出されていることを特徴とするので、
押圧されたときに一方向にのみ倒れやすくなっている。従って、この倒れやすい側ではプリント基板に実装される素子等を支持金具から適宜に離しておく必要があるものの、他の方向については、支持金具の倒れを考慮して素子等を支持金具から離す必要がなくなる。つまり、プリント基板上のスペースを有効利用できる。
請求項3記載のクランプ部品の支持金具は、
請求項1または2記載のクランプ部品の支持金具において、
前記クランプ部品には、支柱と、該支柱に連接された一対の弾性片とを有する矢じり型スナップが備わり、
前記矢じり型スナップを前記支持部の上面から前記取付穴に挿通して前記弾性片を前記取付穴の縁部に係止させることで前記支持金具に取り付けられる
ことを特徴とする。
クランプ部品が矢じり型スナップによって支持金具に取り付けられるので、取り付け作業は簡単である。
請求項4記載のクランプ部品の支持金具は、
請求項3記載のクランプ部品の支持金具において、
前記クランプ部品は、該クランプ部品に保持された前記ケーブル類が前記支持部及び前記ケーブル支承部の上方を通過する姿勢で前記支持金具に取り付けられ、
下面に前記支柱の基部が連接される支柱保持部は、前記支持金具に取り付けられたときには前記ケーブル支承部の延長面と前記支持部との間に位置し、
前記クランプ部品に保持された前記ケーブル類が前記ケーブル支承部によって支承される
ことを特徴とするから、上述のカップリング効果が確実になる。
また、ケーブル支承部によって支承される部分にてケーブル類の被覆を除去すれば、接触導通によるグラウンド効果も得られる。
請求項5記載のクランプ部品の支持金具は、
請求項3又は4記載のクランプ部品の支持金具において、
前記取付穴は、バーリング加工によって形成されることを特徴とする。
取付穴をバーリング加工によって形成すると、支持部の上面から取付穴の内側に遷移する部分が曲面(いわゆるアール)になるので、クランプ部品を取り付けるための矢じり型スナップの押し込み作業を比較的小さな力で容易に行える。よって、過大な力が掛かって支持金具を変形させたり、押しつぶしたりするおそれはない。また、支持金具を実装している基板の中には、スナップを挿入する際に発生するたわみを非常に問題視する基板(一例として多層基板)があるが、前述のような構成であるから、基板のたわみ防止となり、回路の損傷防止となる。また、アールがあるので(エッジがないので)、矢じり型スナップの押し込み時に、その一部が削られて切削粉が生じるおそれもない。
また、取付穴の下端部が筒状になるので、この筒状の下端に矢じり型スナップの弾性片を係止させれば、矢じり型スナップによる保持力が良好になり、確実に取り付けできる。
請求項6記載の配線用クランプは、請求項1〜5のいずれか記載のクランプ部品の支持金具と、前記取付穴を使用して前記支持金具に取り付けられケーブル類を保持するクランプ部品とからなることを特徴とするので、上述の各効果が得られる。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例]
本実施例の配線用クランプ1は、図3、図4に示すように支持金具2とクランプ部品3とで構成されている。支持金具2は板金製(本実施例ではスズメッキ鋼板)であり、クランプ部品3は合成樹脂(本実施例ではポリアミド)の成形品である。
支持金具2は板金をプレス加工して製造されており、図1に示すように階段状をなしている。
支持金具2には、これを支持金具2をプリント基板に固定するための第1脚部4及び第2脚部5が設けられている。
第1脚部4及び第2脚部5はともに平板状であり、1枚のプリント基板上に載置したときに、第1脚部4及び第2脚部5の下面の略全域がプリント基板の表面に接触する。つまり、第1脚部4の下面及び第2脚部5の下面が同一平面上に位置するように設計されている。
第1脚部4の一端は平板状の第1側壁部6の下端に連接されている。第1脚部4と第1側壁部6とは直角をなすように、つまり、第1脚部4を上記のようにプリント基板に載置したときに、第1側壁部6がプリント基板に対して垂直に立ち上がるように設計されている。
第2脚部5の一端は平板状の第2側壁部7の下端に連接されている。第2脚部5と第2側壁部7とは直角をなすように、つまり、第2脚部5を上記のようにプリント基板に載置したときに、第2側壁部7がプリント基板に対して垂直に立ち上がるように設計されている。
図1(d)に示されるとおり、第1脚部4と第1側壁部6とで、また第2脚部5と第2側壁部7とで、いずれもL字構造を形成している。但し、第1側壁部6よりも第2側壁部7の方が長く、上記のようにプリント基板に載置したときの立ち上がり高さは、第2側壁部7が第1側壁部6を上回る。なお、第1脚部4の第1側壁部6からの延出方向と第2脚部5の第2側壁部7からの延出方向とが同じ向きにされている。
第1側壁部6の上端からは、第1側壁部6と直交する方向に沿って、且つ第2側壁部7に向かって支持部8が延出されている。
支持部8には、クランプ部品3を支持金具2取り付けるときに使用される円形の取付穴9が設けられている。この取付穴9はバーリング加工によって形成されており、支持部8の上面から取付穴9の内側に遷移する部分がアール9aになっており、また取付穴9の下端部9bは円筒状になっている。
なお、支持部8の上面は、取付穴9を除いては平坦面である。また、支持部8の両側部には張出8aが設けられている。張出8aは、作業時などに支持金具2を摘むために利用できる。
一方、第2側壁部7の上端からは平板状のケーブル支承部11が延出されている。ケーブル支承部11は、第1側壁部6に向かう方向に沿って支持部8と平行に延出されている。
そして、支持部8の先端とケーブル支承部11の先端は、これらに連接された段差部12を介して連結されている。
図2に示すように、クランプ部品3には把持基部21が設けられている。把持基部21の上面21a側はケーブル類を良好に保持するために凹陥状に(本実施例では逆台形状に)されている。また、把持基部21の下面側は、上面21a側とは逆の凹陥状にされている。
把持基部21の一方の側部には円弧部22が設けられており、全体として略半円状をなしている。また、円弧部22とは反対側では、三角柱状のガイド突起23が把持基部21の各端部に設けられており、2つのガイド突起23と円弧部22と反対側の側部とでコの字状の凹所24を形成している。
把持基部21の両端部の下隅からは、それぞれ弾性支持片25が延出されている。
また、把持基部21は支柱保持部に該当し、その下部には矢じり型スナップ26が連接されている。詳しくは、矢じり型スナップ26の支柱27が把持基部21の下部に下向きに立設されており、支柱27の先端部からは、一対の弾性片28がそれぞれ斜め上向きに連接されている。
一方、把持基部21の両端部には、それぞれ把持腕31とボックス部32とが連設されている。
把持腕31は把持基部21に連設された固定半部31a、ヒンジ31b、ヒンジ31bを介して固定半部31aと連結された可動半部31cからなる。
可動半部31cの先端部にはU字状の係脱操作部33が連設されている。この係脱操作部33には係止凸部34と操作摘35が備わっている。
可動半部31cの内面からは押さえ板36が延出されている。押さえ板36は略山状で、その先端をヒンジ31b付近に至らせている。押さえ板36には巻き込み防止部37が設けられており、巻き込み防止部37は把持腕31の側方にはみ出している。
ボックス部32は内ガイド38と外ガイド39とを備えており、外ガイド39には内ガイド38に向かって凸のロック突起41が設けられている。このロック突起41は係脱操作部33の係止凸部34を係止するための突起であり、係脱操作部33を弾性変形させながら内ガイド38と外ガイド39の間に押し込むと、係止凸部34をロック突起41に係止させることができる。
係止凸部34をロック突起41に係止させると、把持基部21、固定半部31a、ロック部32及び押さえ板36によって取り囲まれた部分が閉鎖環状になるので、ここに通したケーブル等を保持できる。
なお、この状態では押さえ板36の巻き込み防止部37が把持腕31の側方に突き出した状態になるので、ケーブル等が押さえ板36と把持腕31との間に入り込むのが防止される。
また、操作摘35を操作すれば、この係止を解除して係脱操作部33を内ガイド38と外ガイド39の間から引き抜くことができる。
上述したとおり、本実施例の配線用クランプ1は支持金具2とクランプ部品3とで構成されているが、板金製の支持金具2と、合成樹脂の成形品であるクランプ部品3とを別々に製造して組み合わせる必要がある。
支持金具2とクランプ部品3との連結は、クランプ部品3の矢じり型スナップ26によって行われる。すなわち、矢じり型スナップ26を支持部8の上面側から取付穴9に挿入すると、一対の弾性片28が弾性変形しながら取付穴9内を移動し、取付穴9を通過すると弾性復帰して下端部9bに弾性片28の先端部が係止する(図4参照)。これによって、図3、図4に示すように、支持金具2とクランプ部品3とが連結されて配線用クランプ1が完成する。なお、実際には、支持金具2は、図3(e)に示すように予めプリント基板50のアースパターン上にリフロー半田付けなどで取り付けられ、その後にクランプ部品3が上記のように連結される。
上述したように、取付穴9がバーリング加工によって形成されていて、取付穴9の入口部分がアール9aになっているので、クランプ部品3を取り付けるための矢じり型スナップ26の押し込み作業を比較的小さな力で容易に行える。よって、過大な力が掛かって支持金具2を変形させたり、押しつぶしたりするおそれはない。また、アール9aがあるので(エッジがないので)、矢じり型スナップ26の押し込み時に、その一部が削られて切削粉が生じるおそれもない。
また、取付穴9の下端部9bは円筒状になっていて、この筒状の下端に矢じり型スナップ26の弾性片28を係止させるから、矢じり型スナップ26による保持力が良好になり、確実に取り付けできる。
配線用クランプ1では、図3、図4に示すとおり、クランプ部品3は、クランプ部品3に保持されたケーブル類が支持部8及びケーブル支承部11の上方を通過する姿勢で支持金具2に取り付けられ、ケーブル支承部11は凹所24にはめ合わせ状になり、把持基部21の上面21aはケーブル支承部11の延長面と支持部8との間に位置する。
従って、図3(s)に示すように配線用クランプ1の支持金具2をプリント基板50のアースパターン上に半田付けし、クランプ部品3にてケーブル等を保持した場合、クランプ部品3に保持されたケーブル類51がケーブル支承部11によって支承される。すなわち、ケーブル類51がアースパターンに半田付けされている支持金具2(ケーブル支承部11)と接触するので、ケーブル類の芯線と支持金具2(ケーブル支承部11)との距離が最小(ケーブル類の被覆厚さ)になり、容量結合によるEMI効果を高めることができる。また、ケーブル支承部11によって支承される部分にてケーブル類の被覆を除去すれば、接触導通によるグラウンド効果も得られる。
上述の連結時には、ケーブル支承部11は凹所24にはめ合わせ状になり、また円弧部22と凹所24とでクランプ部品3の取り付け方向が明瞭になっているので、逆向きに取り付けるおそれはない。
また、実施例の配線用クランプ1では、支持金具2の第1脚部4及び第2脚部5の延出方向が、図1(d)等に示すように同方向になっているので、支持金具2が押圧されたときには、第1側壁部6から第2側壁部7に向かう方向にのみ倒れやすくなっている。従って、この倒れやすい側(第2側壁部7側)ではプリント基板50に実装される素子等を支持金具2から適宜に離しておく必要があるものの、他の方向については、支持金具2の倒れを考慮して素子等を支持金具2から離す必要がなくなる。つまり、プリント基板50上のスペースを有効利用できる。
[支持金具の変形例]
実施例の支持金具2は、第1脚部4及び第2脚部5をリフロー半田付けするために、第1側壁部6の先端部をから折り曲げて第1脚部4を形成し、第2側壁部7の先端部を折り曲げて第2脚部5を形成しているが、図5に示すように構成することができる。
この図5に示す例では、第2側壁部7を折り曲げずに切り欠いて2本の第2脚部5a、5bを設けている。第2脚部5a、5bは、第1脚部4をプリント基板の上面に載置したときにプリント基板を貫通して下面から突出する長さとされている。
従って、支持金具2aの取り付け位置に対応してプリント基板に2つの貫通穴を設けておき、これら貫通穴各々に第2脚部5a、5bを貫通させれば、噴流半田付けによって支持金具2aをプリント基板に固定できる。
[その他]
支持金具2、2aは支持部8に取付穴9が設けられており、この取付穴9を使用して矢じり型スナップを連結できるので、上述したクランプ部品3の代わりにスペーサ、金属製スペーサ、スナップ付きバンド、ヒートシンク、ガスケット、シールドケース、フェライトケース、金属製帯、金属ワイヤクランプなど(但し、いずれも矢じり型スナップを備える)を取り付けることができる。そうした場合、スナップが支持金具2、2aとプリント基板との間に収容されるので、スナップがプリント基板の下面に突出しない。
取付穴9は円筒状の部材を嵌合させることができるので、例えばシャーシに立設したボスを取付穴9に嵌合させて、支持金具2、2aが取り付けられたプリント基板とシャーシとを連結できる。この場合、導電性のボスを用いればグランドを取ることができる。また、ボスによる連結構造であると、シャーシとプリント基板との又はプリント基板同士の位置決めが可能となり、従来のネジ止めによる位置ずれを修正できる。
また、支持金具2、2aをプリント基板に取り付けるとケーブル支承部11がプリント基板の表面から立ち上がった位置になるので、これをシャーシや他のプリント基板に取り付けられたグランド部品とのコンタクト面として使用することで間隙量の大きい場所のグランドが可能になる。
第2側壁部7を半田付け面として使用すると、支持部8(取付穴9)に取り付けたスペーサにより、プリント基板と垂直なシャーシ等とを連結できる。或いは、ケーブル支承部11をグランド部品とのコンタクト面として使用してプリント基板と垂直なシャーシ等とのグランドを取ることが可能になる。
また、支持部8とケーブル支承部11とが段差になっているので、支持部8上にプリント基板を載せてケーブル支承部11を接触させたシャーシとの間に挟んだスポンジなどで支持部8上のプリント基板を押さえることで、ネジやファスニング部品を使用することなく、支持金具2、2aを取り付けたプリント基板と支持部8に載せたプリント基板との積層が可能になる。
実施例の支持金具の背面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、正面図(d)、右側面図(e)、底面図(f)、斜視図(g)である。 実施例のクランプ部品の背面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、正面図(d)、右側面図(e)、底面図(f)、斜視図(g)である。 実施例の配線用クランプの背面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、正面図(d)、右側面図(e)、底面図(f)、斜視図(g)である。 実施例の配線用クランプの平面図(a)、正面図(b)、A−A断面図(c)である。 変形例の支持金具の背面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、正面図(d)、右側面図(e)、底面図(f)、斜視図(g)である。
符号の説明
1・・・配線用クランプ、
2、2a・・・支持金具、
3・・・クランプ部品、
4・・・第1脚部、
5、5a、5b・・・第2脚部、
6・・・第1側壁部、
7・・・第2側壁部、
8・・・支持部、
9・・・取付穴、
11・・・ケーブル支承部、
12・・・段差部、
21・・・把持基部、
21a・・・上面、
23・・・ガイド突起、
24・・・凹所、
26・・・矢じり型スナップ、
31・・・把持腕、
32・・・ボックス部、
33・・・係脱操作部、
36・・・押さえ板、
50・・・プリント基板、
51・・・ケーブル類。

Claims (6)

  1. ケーブル類を保持するクランプ部品を支持するためにプリント基板に固定される板金製の支持金具であって、
    該支持金具が前記プリント基板に固定された状態では前記プリント基板に対して垂直に立ち上がる第1側壁部と、
    前記第1側壁部に対面して平行に配され、前記支持金具が前記プリント基板に固定された状態での立ち上がり高さが前記第1側壁部を上回る第2側壁部と、
    前記第1側壁部の下端から延出され、前記支持金具を前記プリント基板に固定するために前記プリント基板に半田付け可能な第1脚部と、
    前記第2側壁部の下端から延出され、前記支持金具を前記プリント基板に固定するために前記プリント基板に半田付け可能な第2脚部と、
    前記第1側壁部の上端から前記第1側壁部と直交する方向に沿って前記第2側壁部に向かって延出され、前記クランプ部品を取り付けるための取付穴が設けられた支持部と、
    前記第2側壁部の上端から前記第1側壁部に向かって前記支持部と平行に延出されたケーブル支承部と、
    前記支持部の先端と前記ケーブル支承部の先端とに連接された段差部と
    を備えることを特徴とするクランプ部品の支持金具。
  2. 前記第1脚部は、前記第1側壁部と直交する方向に沿って延出され、
    前記第2脚部は、前記第2側壁部と直交する方向に沿って、前記第1脚部と同じ向きに延出されている
    ことを特徴とするクランプ部品の支持金具。
  3. 請求項1または2記載のクランプ部品の支持金具において、
    前記クランプ部品には、支柱と、該支柱に連接された一対の弾性片とを有する矢じり型スナップが備わり、
    前記矢じり型スナップを前記支持部の上面から前記取付穴に挿通して前記弾性片を前記取付穴の縁部に係止させることで前記支持金具に取り付けられる
    ことを特徴とするクランプ部品の支持金具。
  4. 請求項3記載のクランプ部品の支持金具において、
    前記クランプ部品は、該クランプ部品に保持された前記ケーブル類が前記支持部及び前記ケーブル支承部の上方を通過する姿勢で前記支持金具に取り付けられ、
    下面に前記支柱の基部が連接される支柱保持部は、前記支持金具に取り付けられたときには前記ケーブル支承部の延長面と前記支持部との間に位置し、
    前記クランプ部品に保持された前記ケーブル類が前記ケーブル支承部によって支承される
    ことを特徴とするクランプ部品の支持金具。
  5. 請求項3又は4記載のクランプ部品の支持金具において、
    前記取付穴は、バーリング加工によって形成されることを特徴とするクランプ部品の支持金具。
  6. 請求項1〜5のいずれか記載のクランプ部品の支持金具と、前記取付穴を使用して前記支持金具に取り付けられケーブル類を保持するクランプ部品とからなること
    を特徴とする配線用クランプ。
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