JP2008293796A - 固定金具、固定金具の固定方法、固定金具の固定構造 - Google Patents

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信幸 坂元
Keiko Azuma
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Abstract

【課題】コネクタが基板から外れるのを防止できる固定金具、及び該固定金具の固定方法並びに固定構造を提供する。
【解決手段】固定金具は、取付片3と係止ペグ4とを備える。取付片3は、係止部31と載置部32とを備えている。載置部32は、基板Kの一主面に載置されて基板Kに固定されるためのものである。載置部32の中央部には、挿通孔32aが設けられている。挿通孔32aは、係止ペグ4の後述する脚部42が挿通する孔である。挿通孔32aは、係止ペグ4の脚部42の外径よりもやや大きな内径を有し、載置部32の両主面間を貫通している。係止ペグ4は、棒状体の一端に拡経した頭部41を設けた形状を呈している。係止ペグ4は、上方から載置部32の挿通孔32aに脚部42を挿通させた状態で、挿通孔32aの周囲の載置部32に半田付けされている。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板に対するコネクタの固定金具、及び該固定金具の固定方法並びに固定構造に関する。
従来、この種の固定金具を用いて基板に取り付けられるコネクタとしては、下記の特許文献1に記載の表面実装コネクタが開示されている。このコネクタを構成するコネクタ本体の両側壁には、固定用ターミナルホルダが設けられている。固定用ターミナルホルダは、一対の係合片を側壁に設けて構成されている。固定用ターミナルホルダに取り付けられる固定用ターミナルは、係合片に係合する係合部と、基板に載置されてはんだ付けされるはんだ付け部とを備えている。はんだ付け部は、係合部に対して略直角に屈曲して係合部と一体に構成されている。固定用ターミナルの係合部は、固定用ターミナルホルダの係合片に対して上方から係合する。
固定用ターミナルホルダの係合片に固定用ターミナルの係合部を係合させて仮止めすると共に、はんだ付け部を基板に載置して基板にはんだ付けすることにより、コネクタ本体が基板上に取り付けられる。係合部が上方から係合片に係合して、はんだ付け部が基板にはんだ付けされていることから、コネクタ本体の基板上方への抜け出しは規制される。
特開2006−31944号公報
上記従来の表面実装コネクタでは、平坦な基板上に平坦な載置面を有したはんだ付け部を載置してはんだ付けして固定し、コネクタ本体を基板上に取り付けていたことから、コネクタ本体が基板から外れ易かった。特に、はんだ付け部と基板とを引き離す力が基板の主面に対して垂直方向に働いた場合に、はんだ付け部と共にコネクタ本体が基板から外れ易かった。
本発明は、上記した点に鑑み、コネクタが基板から外れるのを防止できる固定金具、及び該固定金具の固定方法並びに固定構造を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の固定金具は、基板上に載置される載置部と、
ハウジングが取り付けられる取付部とを有する、
前記ハウジングを前記基板に固定する為の固定金具であって、
前記載置部の表面側から前記載置部に係止する係止部材を備えていることを特徴とする。
また、本発明は、前記載置部には、前記係止部材を収容可能な舌片が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記舌片は、前記載置部が切断されて前記載置部と一体に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の固定金具の固定方法は、基板の表面に固定される固定金具の表面側に係止部材を係止させると共に、前記基板に設けられた貫通孔に前記基板の表面から裏面に向かって挿通し、該係止部材を固定手段により前記基板に固定することを特徴とする。
また、本発明の固定金具の固定構造は、基板の表面に固定される固定金具に該固定金具の表面側から係止部材が係止されると共に、前記係止部材が前記基板に設けられた貫通孔に前記基板の表面から裏面に向かって挿通され、該係止部材を固定手段により前記基板に固定したことを特徴とする。
本発明によれば、コネクタが基板から外れるのを防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の固定金具2を用いて基板Kに取り付けられたコネクタのハウジング1を示す斜視図である。また、図2は、図1に示すハウジング1の取付構造を説明する分解斜視図である。なお、以下の説明で用いる前後,左右,上下の各方向は説明に用いる各図に示している。この前後,左右,上下は説明のために記載したもので、実際の配置と異なってよいことはもちろんである。
図1及び図2に示すハウジング1を備えるコネクタは、ハウジング1の実装された基板Kの端子とハウジング1の開口部1aから挿入された図示しない基板からの端子とを接続する表面実装コネクタである。ハウジング1は、絶縁性を有する合成樹脂材料を構成材料として、箱状に形成されている。ハウジング1は、固定金具2を介して基板Kに取り付けられる。ハウジング1の左右の外壁面1bには、外壁面1bの両側部に突出部を設けて構成された一対の支持部11が備えられている。
各支持部11は、外壁面1bの上端から下端まで縦方向に延びる略四角ブロック状を呈しており、外壁面1bから突出した基端部には、係止溝12が設けられている。係止溝12は、両支持部11の向かい合う内側面に、それぞれ支持部11の上端から下方に向けて所定距離だけ延びた、所定幅の溝から構成されている。係止溝12の上端は、支持部11の上面に開口している。
図3は、固定金具2を拡大して示す分解斜視図である。固定金具2は、例えば、銅やステンレス等の金属から形成されており、ハウジング1の支持部11に係止して基板K上に取り付けられる取付片3と、この取付片3に係止して基板Kに固定する係止ペグ4とを備える。
取付片3は、略矩形の平板の上端部に拡幅部を設けた形状の板状体の下部を、略直角に折り曲げた形状を有しており、折曲部分よりも上側から構成される係止部31と、折曲部分よりも下側から構成される載置部32とを備えている。
係止部31は、固定金具2をハウジング1の支持部11に係止して取り付ける取付部である。係止部31が備える拡幅部の両側への突出部分は、支持部11が備える係止溝12に上方から係止する係止片31aとなっている。係止片31aは、各支持部11が備える係止溝12の幅よりもやや薄い厚さを有している。また、係止片31aは、係止溝12の長さよりもやや短い長さだけ、係止部31の上端から下方に向けて延びている。
また、係止部31の高さ方向の中央部には、打出し部31bが設けられている。打出し部31bは、固定金具2の変形を防止するためのものであり、係止部31を正面から見て長円形状を呈している。
載置部32は、基板Kの一主面に載置されて基板Kに固定されるためのものである。載置部32の中央部には、挿通孔32aが設けられている。挿通孔32aは、係止ペグ4の後述する脚部42が挿通する孔である。挿通孔32aは、係止ペグ4の脚部42の外径よりもやや大きな内径を有し、載置部32の両主面間を貫通している。
係止ペグ4は、棒状体の一端に拡経した頭部41を設けた形状を呈している。係止ペグ4は、上方から載置部32の挿通孔32aに脚部42を挿通させた状態で、挿通孔32aの周囲の載置部32に半田付けされている。
図2に示すように、ハウジング1の実装される基板Kには、係止ペグ4の脚部42が挿入されて固定される固定孔K1が設けられている。固定孔K1は、係止ペグ4の脚部42の外径よりもやや大きな内径を有し、基板Kの両主面間を貫通している。また、固定孔K1の周囲の基板Kの主面には、銅箔で覆われた取付部K11が設けられている。また、固定孔K1の内周面にも銅箔で覆われている。
次に、このような構成を有する固定金具2を用いて、コネクタのハウジング1を基板Kに取り付ける際の作業工程について説明する。図4(a)は支持部11に取付片3を係止させて基板Kに載置されたハウジング1の斜視図、図4(b)はそのA−A線での断面図である。また、図5は、係止ペグ4の脚部42と基板Kの固定孔K1との位置関係を説明する第1の図である。図6(a)は基板Kに取り付けられたハウジング1の斜視図、図6(b)はそのB−B線での断面図である。また、図7は、係止ペグ4の脚部42と基板Kの固定孔K1との位置関係を説明する第2の図である。
まず、ハウジング1の支持部11に固定金具2の取付片3を上方から挿入して係止させ仮止めする。具体的には、載置部32の設けられた下端側から、ハウジング1の外壁面1bが備える両支持部11間に取付片3を進入させる。
そして、ハウジング1の上面近くまで移動してきた係止片31aの下端を、支持部11が備える係止溝12の上端開口部に挿入する。両支持部11間を取付片3が進入し続けると、係止部31の係止片31aの下端部が、係止溝12の下端部と当接する。これにより、取付片3の下方への移動が規制されると共に、ハウジング1に対する取付片3の位置決めがなされる。
このようにして、ハウジング1の左右の外壁面1bに、固定金具2の取付片3が係止されて仮止めされる。続いて、図4に示すように、取付片3の仮止めされたハウジング1を、取付片3の載置部32と共に基板Kの取付部K11に載置する。この際、図5に示すように、取付片3の載置部32に係止された係止ペグ4の脚部42が、基板Kが備える固定孔K1の上方に位置するように位置決めを行う。
各係止ペグ4の脚部42が基板Kの固定孔K1の上方に位置したことを確認すると、基板Kの取付部K11に載置された載置部32の周囲を取付部K11に半田付けする。また、載置部32の挿通孔32aに係止ペグ4を接続していた半田を溶融させ、溶融した半田を用いて係止ペグ4を基板Kの固定孔K1に半田付けする。
これらの半田付けに用いられた半田が冷却されて固体化すると、図6に示すように、載置部32及び係止ペグ4が基板Kに固定される。係止ペグ4を基板Kに固定する半田は、固定手段を構成している。このようにして基板Kに固定された係止ペグ4は、図7に示すように、その頭部41の下面を載置部32の挿通孔32aの周囲の上面に係止させており、このため、載置部32の上方への移動が規制される。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
図8は、本実施形態の固定金具5を用いて基板Kに取り付けられたコネクタのハウジング1を示す斜視図である。また、図9は、図8に示すハウジング1の取付構造を説明する分解斜視図である。
図8及び図9に示すハウジング1を備えるコネクタは、上記第1の実施形態と同様の構成を有する表面実装コネクタであり、固定金具5の取り付けられるハウジング1の左右の外壁面1bも同様の構成を有している。
図10は、固定金具5を拡大して示す分解斜視図である。上記第1の実施形態の取付具2と同様に、固定金具5は取付片6と係止ペグ7とを備え、取付片6は係止部61と載置部62とを備えて構成されている。また、係止部61は係止部31と同様の構成を有している。しかし、固定金具5の載置部62及び係止ペグ7は、上記第1の実施形態の載置部32及び係止ペグ4と異なる構成を有している。
載置部62の中央部には、幅方向に沿って延びる収容部(以下、舌片という。)62aが設けられている。舌片62aは、コの字状の切り抜きをコの字の開放端が係止部61側を向くように載置部62に設けて形成された略矩形の舌片を、係止部61の延設方向に折り曲げて構成されている。舌片62aは、係止部材である係止ペグ7を収容可能な舌片である。
係止ペグ7は、棒状体の両端を同方向に略直角に折り曲げた形状を有している。係止ペグ7における屈曲部分よりも端部側は脚部72となっている。両脚部72の間に位置する係止ペグ7の中央部71は、載置部62の幅よりもやや長い長さを有している。係止ペグ7は、中央部71を舌片62aの上方に位置させると共に両端の屈曲部分を載置部62の幅方向の両側の外側から下方に向けて突出させて、載置部62の側面に半田付けされている。
図9に示すように、ハウジング1の実装される基板Kには、係止ペグ7の一対の脚部72が挿入されて固定される固定孔K2が設けられている。固定孔K2は、係止ペグ7の脚部72の外径よりもやや大きな内径を有し、基板Kの両主面間を貫通している。固定孔K2の内周面には銅箔が貼り付けられている。
図11(a)は支持部11に取付片6を係止させて基板Kに載置されたハウジング1の斜視図、図11(b)はそのC−C線での断面図である。また、図12は、係止ペグ7の脚部72と基板Kの固定孔K2との位置関係を説明する第1の図である。図13(a)は基板Kに取り付けられたハウジング1の斜視図、図13(b)はそのD−D線での断面図である。また、図14は、係止ペグ7の脚部72と基板Kの固定孔K2との位置関係を説明する第2の図である。
このような構成を有する固定金具5を用いて、コネクタのハウジング1を基板Kに取り付ける際には、上記第1の実施形態の場合と同様に、ハウジング1の支持部11が備える係止溝12に、固定金具5の取付片6を係止させて仮止めした後、図11に示すように、取付片6の仮止めされたハウジング1を、取付片6の載置部62と共に基板Kの主面に載置する。この際、図12に示すように、取付片6の載置部62に取り付けられた係止ペグ7の脚部72が、基板Kが備える固定孔K2の上方に位置するように位置決めを行う。
各係止ペグ7の脚部72が、基板Kの固定孔K2の上方に位置したことを確認すると、基板K上に載置された載置部62の周囲を基板Kの取付部K11に半田付けする。また、載置部62の側面に係止ペグ7を接続していた半田を溶融させ、溶融した半田を用いて係止ペグ7を基板Kの固定孔K2に半田付けする。
これらの半田付けに用いられた半田が冷却されて固体化すると、図13に示すように、載置部62及び係止ペグ7が基板Kに固定される。このようにして基板Kに固定された係止ペグ7は、図14に示すように、その中央部71の下面を載置部62が備える舌片62aの上面に係止させて舌片62aに収容されている。このため、載置部62は上方への移動を規制される。また、図15に示すように、舌片62aを設けるために載置部62に形成された孔部62bの周囲も、基板Kに半田付けされて固定されている。
以上、第1,第2の実施形態により具体的に説明して来たが、上記各実施形態の固定金具2,5によれば、基板Kの固定孔K1,K2に挿入されて固定された係止ペグ4,7により、載置部32,62が上方から係止されているので、単に載置部32,62の周縁部を半田付け等の手段を用いて基板Kに接続する場合に比べ、載置部32,62を基板Kから引き離す力が作用した際に、載置部32,62が基板Kから外れる難くすることができる。この結果、載置部32,62と基板Kとを引き離す力が基板Kの主面に対して垂直方向に働いた場合に、載置部32,62と共にコネクタのハウジング1が基板Kから外れ難い固定金具2,5を提供することができる。
また、上記各実施形態の固定金具2,5によれば、基板Kの固定孔K1,K2への挿入時に載置部32,62を上方から係止する係止位置に係止ペグ4,7が半田付けされていることから、載置部32,62や係止ペグ4,7を半田付けする際に、係止ペグ4,7の半田付けに用いていた半田を溶融させて、基板Kの固定孔K1,K2に係止ペグ4,7を挿入することもできる。また、係止ペグ4,7の半田付けに用いていた半田を、固定孔K1,K2に挿入された係止ペグ4,7の固定にそのまま用いることもできる。また、係止ペグ4,7が基板Kの備える固定孔K1,K2の上方に位置するように載置部32,62を位置させることにより、基板Kに対する載置部32,62の位置決めを行うこともでき、基板Kの固定孔K1,K2及び係止ペグ4,7を位置決め用の目印としても用いることができる。この結果、基板Kに対するコネクタの実装作業を簡略化することが可能となる。
また、上記第2の実施形態の固定金具5によれば、係止ペグ7の備える複数の脚部72が基板Kに設けられた固定孔K2に固定されるので、基板Kに対して係止片31aを強固に固定することができる。しかも、係止ペグ7の両脚部72だけでなく、舌片62aを設けるために載置部62に形成された孔部62bの周囲も、基板Kの取付部K11に半田付けすることができるので、基板Kに対して係止片31aをより強固に固定することができる。
また、上記第2の実施形態の固定金具5によれば、係止ペグ7の両脚部72が固定孔K2に挿入されるのに伴い、舌片62aの上方に位置していた係止ペグ7の中央部71が、舌片62aの上面まで移動してきて舌片62aに収容されるので、舌片62aを係止ペグ7のガイドとして用いることもできる。
上記各実施形態の説明では、係止ペグ4,7が挿入される基板Kの被挿通部として、基板Kの両主面間を貫通する固定孔K1,K2を用いた場合について説明した。しかしながら、係止ペグ4,7を挿入して固定することができるのであれば、被挿通部の構成は任意であり、例えば、基板Kの一主面から所定の深さをする穴から被挿通部を構成してもよい。
また、固定手段の種類も任意であり、例えば、ボンドや固定ジグ等、本発明を実施する上で好適なものを用いることができる。これらの手段を用いて載置部32,62を基板Kに固定する場合でも、基板Kの固定孔K1,K2に挿入されて固定された係止ペグ4,7が載置部32,62に上方から係止することから、載置部32,62を基板Kに強固に固定して、基板Kからハウジング1が容易に外れるのを防止することができる。
また、上記各実施形態の説明では、ハウジング1に係止されて仮止めされた取付片3,6の載置部32,62を基板Kの主面に載置した際に、係止ペグ4,7の脚部42,72が、基板Kの備える固定孔K1,K2の上方に位置するように、係止ペグ4,7を載置部32,62に取り付けた場合について説明した。しかしながら、ハウジング1に係止されて仮止めされた取付片3,6の載置部32,62を基板Kの主面に載置した際に、係止ペグ4,7の脚部42,72が、基板Kが備える固定孔K1,K2に挿入される構成としてもよい。この構成によれば、基板Kの固定孔K1,K2及び係止ペグ4,7を位置決め用の目印として用いるだけでなく、係止ペグ4,7の脚部42,72を固定孔K1,K2に挿入することにより基板Kに対してハウジング1を正確に位置決めすることができる。この結果、基板Kに対するコネクタの実装作業を簡略化することが可能となる。
また、上記各実施形態の説明では、載置部32,62の上面に1つの係止ペグ4,7を係止させて、載置部32,62を基板Kに固定した場合について説明したが、用いる係止ペグ4,7の数量は任意である。
また、上記第2の実施形態の説明では、係止ペグ7が両端に一対の脚部72を有する場合について説明したが、脚部72の数量は任意であり、例えば、両脚部72間にもう一つの脚部72を設ける構成としてもよい。また、脚部72は必ずしも係止ペグ7の両端に設けられている必要はなく、両端部の中央部71寄りに設けられている構成としてもよい。
また、上記各実施形態の説明では、ハウジング1の支持部11に設けられた係止溝12に、係止部31,61の係止片31a,61aを挿入することにより、ハウジング1に取付片3,6を取り付けて仮止めした場合について説明したが、ハウジング1に対する取付片3,6の取付方法は任意であり、例えば、ネジ止めや接着剤等の他の手段を用いた取付方法であってもよい。また、基板Kの固定孔K1,K2に挿入されて固定され、載置部32,62に上方から係止するのであれば、係止部材の構成も任意である。
また、ハウジング1の支持部11に取り付けられた固定金具2,5が基板K上に固定されて、ハウジング1が基板Kに取り付けられるのであれば、その取付順序も任意であり、例えば、基板K上に載置した状態のハウジング1に固定金具2,5を取り付けてもよい。また、上記実施形態の説明では、支持部11がハウジング1と一体に構成されている場合について説明した。しかしながら、ハウジング1と支持部11とは別体に構成されていてもよい。また、上記実施形態の説明では、コネクタのハウジング1を基板Kに取り付ける固定金具2,5に本発明を適用した場合について説明した。しかしながら、コネクタ以外のハウジングの固定に用いる固定金具に本発明を適用することもできる。
第1の実施形態の取付具を用いて基板に取り付けられたコネクタのハウジングを示す斜視図である。 図1に示すハウジングの取付構造を説明する分解斜視図である。 第1の実施形態の取付具を拡大して示す分解斜視図である。 (a)は支持部に取付片を仮止めされて基板に載置されたハウジングの斜視図、(b)は(a)のA−A線での断面図である。 係止部材の脚部と基板の固定孔との位置関係を説明する第1の図である。 (a)は基板に取り付けられたハウジングの斜視図、(b)は(a)のB−B線での断面図である。 係止部材の脚部と基板の固定孔との位置関係を説明する第2の図である。 第2の実施形態の取付具を用いて基板に取り付けられたコネクタのハウジングを示す斜視図である。 図8に示すハウジングの取付構造を説明する分解斜視図である。 第2の実施形態の取付具を拡大して示す分解斜視図である。 (a)は支持部に取付片を仮止めされて基板に載置されたハウジングの斜視図、(b)は(a)のC−C線での断面図である。 係止部材の脚部と基板の固定孔との位置関係を説明する第1の図である。 (a)は基板に取り付けられたハウジングの斜視図、(b)は(a)のD−D線での断面図である。 係止部材の脚部と基板の固定孔との位置関係を説明する第2の図である。 載置部の基板への取付状態を説明する図14のE−E線での断面図である。
符号の説明
K 基板
K1,K2 固定孔
K11 取付部
1 ハウジング
1b 外壁面
11 支持部
12 係止溝
2,5 固定金具
3,6 取付片
31,61 係止部
31a,61a 係止片
32,62 載置部
32a 挿通孔
62a 収容部(舌片)
62b 孔部
4,7 係止ペグ
41, 頭部
42,72 脚部
71 中央部

Claims (5)

  1. 基板上に載置される載置部と、
    ハウジングが取り付けられる取付部とを有する、
    前記ハウジングを前記基板に固定する為の固定金具であって、
    前記載置部の表面側から前記載置部に係止する係止部材を備えていることを特徴とする固定金具。
  2. 前記載置部には、前記係止部材を収容可能な舌片が設けられていることを特徴とする請求項1記載の固定金具。
  3. 前記舌片は、前記載置部が切断されて前記載置部と一体に形成されていることを特徴とする請求項2記載の固定金具。
  4. 基板の表面に固定される固定金具の表面側に係止部材を係止させると共に、前記基板に設けられた貫通孔に前記基板の表面から裏面に向かって挿通し、該係止部材を固定手段により前記基板に固定することを特徴とする、固定金具の固定方法。
  5. 基板の表面に固定される固定金具に該固定金具の表面側から係止部材が係止されると共に、前記係止部材が前記基板に設けられた貫通孔に前記基板の表面から裏面に向かって挿通され、該係止部材を固定手段により前記基板に固定したことを特徴とする、固定金具の固定構造。

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