JP5070126B2 - 表面実装コネクタのプリント基板への固定構造 - Google Patents

表面実装コネクタのプリント基板への固定構造 Download PDF

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Description

本発明は、プリント基板に取り付けられる表面実装コネクタの前記プリント基板への固定構造に関するものである。
上述した表面実装コネクタのプリント基板への固定構造を持つものとして、例えば、特許文献1に記載された表面実装コネクタが提案されている。図12にこの表面実装コネクタの側面図を示す。
図12において、符号510は表面実装コネクタであり、符号560はこの表面実装コネクタ510が実装されるプリント基板である。
表面実装コネクタ510は、図12に示すように、コネクタハウジング512と、コネクタハウジング512の両側側面に取り付けられた一対の固定金具540と、を有している。
固定金具540は、コネクタハウジング512の側面に装着される本体板541と、本体板541の下縁から一体に直角曲げして形成され且つプリント基板560に重ねられる取付板542と、から構成され、全体として略L形に形成されている。この取付板542がプリント基板560に重ねられて半田付けによって固定されることで、表面実装コネクタ510がプリント基板560に固定される。
取付板542には、その長さ方向(即ち、図12の左右方向)に沿って、複数の半田進入孔547が一定間隔で形成されている。また、取付板542には、その突出縁から本体板541の下段部541Cの継ぎ目付近まで切れ込んだスリット550が複数形成され、さらに、取付板542の中央に位置するスリット550Aは、取付板542側から続いて、本体板541における下段部541Cから中段部541Bの下部にわたって立ち上がるようにして形成されている。
前記プリント基板560の表面における半田付けが予定される各部位には半田Hが塗布されており、そして、前記取付板542と半田Hが塗布された部位とが重なるように、プリント基板560の所定の位置に表面実装コネクタ510を載置して高温炉内を走行させると、半田Hが溶融して取付板542の周縁に付着するとともに、半田進入孔547に進入してその周縁に付着する。そして、半田Hが冷却されて固化されると、取付板542がプリント基板560の表面に固定され、表面実装コネクタ510がプリント基板560に固定される。
例えば、この表面実装コネクタ510に図示しない相手側コネクタが嵌合され、この相手側コネクタから引き出された電線が引っ張られる等して、コネクタハウジング512に対して図12の矢線Zに示すような力が作用すると、取付板542に対してその長さ方向の一端からめくり上げる力が作用する。そして、この表面実装コネクタ510においては、表面実装コネクタ510の取付板542に複数のスリット550が設けられているので、上記めくり上げる力がスリット550の位置毎に分断されて、仮に取付板542がめくれかかったとしても、最後までめくれてしまうことを防止できた。
特開2005−302523号公報
しかしながら、上述した表面実装コネクタ510は、その取付板542をプリント基板560の表面に半田付けによって固定しているだけなので、補強部材等を用いて補強を施した表面実装コネクタのプリント基板への固定構造に比べて、プリント基板から剥離することに抗する強度に劣るという問題があった。また、補強部材を併用して固定することにより上述の強度を向上させることができるが、補強部材を取り付けるための組立工数が増加するので、コストアップしてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる表面実装コネクタのプリント基板への固定構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、コネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられた本体部及び前記本体部の一端から曲げ形成された取付部を有する固定金具と、を有し、前記取付部がプリント基板の表面に設けられた固定用導体パターンに重ねられて該固定用導体パターンに半田付けされることで前記プリント基板に固定される表面実装コネクタのプリント基板への固定構造であって、前記プリント基板が、前記固定用導体パターンに近接して設けられた貫通穴を有し、前記取付部が、前記固定用導体パターンより大きく且つ該固定用パターンに重ねられる表面側取付板と、前記貫通穴を通って前記プリント基板の裏面に重ねられる裏面側取付板と、を有し、そして、前記表面側取付板と前記固定用導体パターンとが半田付けされることによって固定されることを特徴とする表面実装コネクタのプリント基板への固定構造である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記プリント基板の裏面で且つ前記固定用導体パターンとの間に前記貫通穴を挟む位置に、裏面側固定用導体パターンが設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記裏面側固定用導体パターンが、前記貫通穴に連なる狭幅部と、前記狭幅部に連なる前記狭幅部より幅の広い広幅部と、を有していることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載された発明において、前記取付部が、前記表面側取付板及び前記裏面側取付板を接続する接続部と、前記接続部と前記表面側取付板との間に設けられ、前記接続部を前記プリント基板の前記表面から離れる方向に折り曲げた角部と、を有し、そして、前記裏面側取付板が前記貫通穴に通されるとともに前記表面側取付板が前記固定用導体パターンに重ねられたときに、前記角部が、前記固定用導体パターンの前記貫通穴から遠い側の端部寄りに位置付くよう形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、貫通穴を通ってプリント基板の裏面に重ねられる裏面側取付板を有しているので、表面実装コネクタをプリント基板の表面から剥離する方向の力に対し、裏面側取付板がプリント基板の裏面に引っ掛かる。また、表面側取付板が固定用導体パターンより大きく形成されているので、裏面側取付板が貫通穴に通されて表面側取付板が固定用導体パターンに重ねられた状態において、表面側取付板の貫通穴寄りの端部付近が固定用導体パターンに重ねられて位置づけられ、そのため、固定用導体パターン上に塗布された半田が溶融されると、この溶融された半田の表面張力によって表面側取付板を貫通穴に近づける力が働き、そして、この力によって表面側取付板が貫通穴に近づけられると同時に、裏面側取付板がプリント基板の裏面に重なるように位置づけられる。
請求項2に記載された発明によれば、プリント基板の裏面で且つ固定用導体パターンとの間に貫通穴を挟む位置に、裏面側固定用導体パターンが設けられているので、上述の表面側取付板を貫通穴に近づける力が働いたとき、裏面側取付板が裏面側固定用導体パターンに重なり、そして、裏面側固定用導体パターン上の溶融された半田の表面張力によって、裏面側取付板を裏面側固定用導体パターン内に引き込む力が働く。
請求項3に記載された発明によれば、裏面側固定用導体パターンが、貫通穴に連なる狭幅部と、この狭幅部に連なる狭幅部より幅の広い広幅部と、を有しているので、半田の固化時において、半田量の少ない狭幅部から半田量の多い広幅部への流れが生じ、さらに裏面側取付板を裏面側固定用導体パターン内に引き込む力が働く。
請求項4に記載された発明によれば、表面側取付板と裏面側取付板とを接続する接続部をプリント基板から離れる方向に折り曲げた角部を設けることによりこの角部が表面側取付板の端部となり、そして、裏面側取付板が貫通穴に通されて表面側取付板が固定用導体パターンに重ねられたときに、この角部が、固定用導体パターンにおける貫通穴から遠い側の端部寄りに位置付くので、固定用導体パターン上に塗布された半田が溶融されると、この溶融された半田の表面張力によって角部を固定用導体パターン内に引き込む力が働き、即ち、表面側取付板を貫通穴に近づける力が働く。そして、この力によって表面側取付板が貫通穴に近づけられると同時に、裏面側取付板がプリント基板の裏面に重なるように位置づけられる。
以上説明したように請求項1に記載された発明によれば、貫通穴を通ってプリント基板の裏面と重ねられる裏面側取付板を有しているので、表面実装コネクタをプリント基板の表面から剥離する方向の力に対して、裏面側取付板がプリント基板の裏面に引っ掛かり、表面実装コネクタをより強くプリント基板に固定することができる。また、表面側取付板が固定用導体パターンより大きく形成されているので、固定用導体パターン上で溶融された半田によって、表面側取付板が貫通穴に近づけられるとともに裏面側取付板がプリント基板の裏面に重ねられて位置づけられ、そのため、別途組立工程を設けることなく、裏面側取付板をプリント基板の裏面に重ねることができる。したがって、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
請求項2に記載された発明によれば、プリント基板の裏面で且つ固定用導体パターンとの間に貫通穴を挟む位置に、裏面側固定用導体パターンが設けられているので、裏面側固定用導体パターン上で溶融された半田によって、裏面側取付板が裏面側固定用導体パターン内に引き込まれ、より確実に裏面側取付板をプリント基板の裏面に重ねることができ、そのため、より確実に、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
請求項3に記載された発明によれば、裏面側固定用導体パターンが、貫通穴に連なる狭幅部と、狭幅部に連なる狭幅部より幅の広い広幅部と、を有しているので、裏面側固定用導体パターン上で溶融された半田が固化するときに、さらに裏面側取付板が裏面側固定用導体パターン内に引き込まれ、より確実に裏面側取付板をプリント基板の裏面に重ねることができ、そのため、より確実に、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
請求項4に記載された発明によれば、表面側取付板と裏面側取付板とを接続する接続部をプリント基板から離れる方向に折り曲げた角部を有し、裏面側取付板が貫通穴に通されて表面側取付板が固定用導体パターンに重ねられたときに、この角部が、固定用導体パターンにおける貫通穴から遠い側の端部寄りに位置付くので、固定用導体パターン上で溶融された半田によって、角部が固定用導体パターン内に引き込まれ、即ち、表面側取付板が貫通穴に近づけられるとともに裏面側取付板がプリント基板の裏面に重ねられて位置づけられ、そのため、より確実に、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を示す表面実装コネクタのプリント基板への固定構造を図1〜図10を参照して説明する。
図1に示す本発明の「表面実装コネクタのプリント基板への固定構造10(以下、「固定構造10」という)」は、同図に示す表面実装コネクタ1のコネクタハウジング2をプリント基板6に固定する固定構造である。また、この固定構造10は、後述する固定金具4と、プリント基板6に設けられたプリント基板貫通穴61と、プリント基板6の表面6A(図1中、上側に位置する面をいう)に設けられた固定用導体パターン62と、プリント基板6の裏面6B(図1中、下側に位置する面をいう)に設けられた裏面側固定用導体パターン63と、で構成されている。
プリント基板6は、図4に示すように、絶縁性の合成樹脂で構成された基板の平面上に複数の導体パターンが設けられた周知の構成のプリント基板に、一対のプリント基板貫通穴61が設けられたものである。このプリント基板貫通穴61は、請求項中に記載した貫通穴に相当し、プリント基板6を貫通して設けられた矩形状の穴である。
プリント基板6の表面6Aには、それぞれのプリント基板貫通穴61に連なって、固定用導体パターン62が設けられている。この固定用導体パターン62は、プリント基板貫通穴61と同一幅で平面視矩形状に形成されている。なお、本実施形態では、この固定用導体パターン62は、プリント基板貫通穴61に連なって設けられているが、これに限らず、この固定用導体パターン62は、プリント基板貫通穴61の近傍に設けられていればよい。また、プリント基板6の表面6Aには、後述する表面実装コネクタ1が備える複数の端子3が半田によって固定される複数の端子用導体パターン64が所定の箇所に設けられている。
プリント基板6の裏面6Bには、それぞれのプリント基板貫通穴61に連なって、プリント基板貫通穴61を挟んで固定用導体パターン62と相対する箇所に、裏面側固定用導体パターン63が設けられている。この裏面側固定用導体パターン63は、平面視略T字形に形成されており、T字縦棒部63a(即ち、請求項中の狭幅部に相当)の先端がプリント基板貫通穴61の周縁に接して配設され、T字横棒部63b(即ち、請求項中の広幅部に相当)がT字縦棒部63aを挟んでプリント基板貫通穴61と相対して配設されている。T字縦棒部63aの幅(即ち、プリント基板貫通穴61と連なる方向と直交する方向の長さ)は、プリント基板貫通穴61と同一にされており、T字横棒部63bの幅は、T字縦棒部63aの幅より大きくされている。なお、T字縦棒部63aの先端が、プリント基板穴の周縁に接していることが好ましいが、上述した裏面側取付板45が重ねられる位置にあれば、この周縁から若干離れて配設されていてもよい。なお、本発明において、「同一」とは、全く同じ、及び、概ね同じの意味を含んでいる。
図4に示すように、これら裏面側固定用導体パターン63、プリント基板貫通穴61、及び、固定用導体パターン62は、相手側コネクタのコネクタハウジング2への嵌合方向Eに沿って順次連なって配設されている。そして、固定用導体パターン62、裏面側固定用導体パターン63、及び、端子用導体パターン64、にはクリーム半田が予め塗布されている。
表面実装コネクタ1は、一端部32がプリント基板6の導体パターンに接続され、他端部31が相手側コネクタ(不図示)の端子と接続される複数の端子3と、これら複数の端子3を収容したコネクタハウジング2と、このコネクタハウジング2に取り付けられた一対の固定金具4と、を有している。
複数の端子3は、棒状の金属部材が屈曲されて設けられており、前記相手側コネクタのコネクタハウジング2への嵌合方向Eに沿って互いに反対方向に直線状に延びた2つの部分と、これら2つの部分を接続するプリント基板6の厚み方向に沿って直線状に延びた部分と、を有したクランク型の形状をなしている。また、この端子3の一端部32は、端子用導体パターン64に重ねられて、前記クリーム半田によって電気的に接続される。また、嵌合方向Eは、プリント基板6の表面と平行な方向である。そして、これら複数の端子3は、嵌合方向Eと直交する方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。
コネクタハウジング2は、絶縁性の合成樹脂で構成された複数の外壁により箱状に形成されている。この複数の外壁のうち、プリント基板6の表面6Aに重ねられる板状の外壁を底壁22と呼ぶ。また、この底壁22と間隔をあけて平行に設けられた板状の外壁を上壁21と呼ぶ。また、これら底壁22と上壁21の端同士を連結した板状の一対の外壁を側壁23、24と呼ぶ。これら一対の側壁23、24は、それぞれプリント基板6の表面と垂直に設けられているとともに、複数の端子3の並び方向に沿って互いに間隔をあけて設けられている。
そして、コネクタハウジング2は、上壁21、底壁22、側壁23、側壁24それぞれの嵌合方向Eに沿った一端部に囲まれた開口部20から、嵌合方向Eに沿って、相手側コネクタが挿入される。
また、コネクタハウジング2は、上記外壁として、上壁21、底壁22、側壁23、側壁24それぞれの嵌合方向Eに沿った他端部同士、即ち開口部20から離れた他端部同士、を連結した奥壁をさらに有している。この奥壁は、上述した複数の端子3の屈曲された部分近傍を支持している。
さらに、一対の側壁23、24は、詳しくは、次のような構成となっている。即ち、一対の側壁23、24は、底壁22と上壁21の端同士を連結した板状の側壁本体7と、この側壁本体7の外側に設けられた一対の固定金具取付壁8と、で構成されている。これら一対の固定金具取付壁8は、嵌合方向Eに沿って互いに間隔をあけて設けられているとともに、それぞれ、側壁本体7との間に固定金具4の端部41aを挟むための隙間を有して設けられている。このような一対の側壁23、24は、後述する固定金具4をコネクタハウジング2に取り付ける。また、図1では、側壁23側の側壁本体7及び固定金具取付壁8が隠れているが、この側壁23は、側壁24側と同一構成となっている。
上記一対の固定金具4は、上述した一対の側壁23、24それぞれに、1つずつ取り付けられる。この固定金具4は、図3に示すように、1枚の金属製の板が折り曲げられて形成されており、側壁23、24に取り付けられる板状の本体部41と、半田付けによってプリント基板6に固定される取付部42と、を有している。
本体部41は、略長方形状に設けられており、側壁本体7に重ねられるとともに、その両端部41aが側壁本体7と固定金具取付壁8との隙間に嵌め込まれることによって側壁23、24に取り付けられる。
取付部42は、本体部41のプリント基板6側の下端部に連なり、本体部41の平面と直交する方向を短手方向として延びた長方形状に形成されている表面側取付板43と、表面側取付板43の長手方向に位置する一端部に連なり、下方に向けて表面側取付板43の平面と直交する方向に延びた矩形状に形成されている接続部44と、接続部44の下端部に連なり、表面側取付板43の長手方向に沿って該表面側取付板43から離れる方向に延びた矩形状に形成されている裏面側取付板45と、を有している。つまり、表面側取付板43、接続部44、及び、裏面側取付板45は、表面側取付板43の長手方向に沿って順次連なっている。
表面側取付板43は、プリント基板6の表面6Aに設けられた固定用導体パターン62に重ねられて配設され、この固定用導体パターン62に半田付けされる。また、表面側取付板43の面積は、固定用導体パターン62よりも十分に大きく形成されている。
接続部44は、裏面側取付板45が、表面側取付板43に対して平行になるように且つ表面側取付板43よりプリント基板6の厚み分下方に位置づけられるように、表面側取付板43と裏面側取付板45とを接続する部位である。接続部44の幅(即ち、表面側取付板43の長手方向に直交する方向の長さ)は、プリント基板貫通穴61にスムースに挿入できるように、プリント基板貫通穴61の幅よりわずかに小さく形成されている。
裏面側取付板45は、プリント基板6の裏面6Bに設けられた裏面側固定用導体パターン63に重ねられて配設され、この裏面側固定用導体パターン63に半田付けされる。また、裏面側固定用導体パターン63の平面視形状は、プリント基板貫通穴61にスムースに挿入できるように、プリント基板貫通穴61の平面視形状よりわずかに小さい相似形状に形成されている。
このような取付部42は、裏面側取付板45がプリント基板貫通穴61に挿入されるとともに表面側取付板43がプリント基板6の表面6Aに重ねられて配置されたとき、表面側取付板43のプリント基板貫通穴61寄りの端部付近が、固定用導体パターン62に重ねられて位置けられるとともに、裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bと同じ高さに位置づけられる。
上記構成の表面実装コネクタ1は、プリント基板6上に重ねられる際に、上述した裏面側取付板45がプリント基板貫通穴61に挿入されることによって、裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bと同じ高さに位置づけられ且つ表面側取付板43のプリント基板貫通穴61寄りの端部付近が固定用導体パターン62上に位置づけられた仮位置に配置される。そして、表面実装コネクタ1が、この仮位置から嵌合方向Eに沿って開口部20をプリント基板6の端部に近づける方向にスライドされることによって、裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bに重ねられる。そののち、表面側取付板43が固定用導体パターン62に半田付けされるとともに、裏面側取付板45が裏面側固定用導体パターン63に半田付けされることによって、表面実装コネクタ1がプリント基板6に固定される。
次に、上述した表面実装コネクタ1とプリント基板6とを組み付ける手順について、図5〜図10を参照して説明する。
図5は、表面実装コネクタ1をプリント基板6の表面6Aに載置する前の状態を示す斜視図である。図6は、図5の状態における固定金具4とプリント基板6との位置関係を示す断面図である。図7は、表面実装コネクタ1をプリント基板6の表面6Aに載置した後の状態を示す斜視図である。図8は、図7の状態における固定金具4とプリント基板6との位置関係を示す断面図である。図9は、表面実装コネクタ1をプリント基板6に固定した状態を示す斜視図である。図10は、図9の状態において固定金具4とプリント基板6との位置関係を示す断面図である。
まず、図5、図6に示す状態において、プリント基板6の固定用導体パターン62、裏面側固定用導体パターン63、及び、端子用導体パターン64、それぞれにクリーム半田が塗布される。そして、図示しない組立装置によって、プリント基板貫通穴61と裏面側取付板45とが重なるように、プリント基板6の表面6Aの上方に表面実装コネクタ1が位置づけられる。そして、表面実装コネクタ1が前記組立装置によって矢印M1の方向に移動されて、プリント基板6の表面6Aに載置される。
表面実装コネクタ1がプリント基板6の表面6Aに載置されると、図7、図8に示すように、裏面側取付板45が、プリント基板貫通穴61に通されて、プリント基板6の裏面6Bと同じ高さに位置づけられる。また、表面側取付板43がプリント基板6の表面6Aに重なり、このとき、表面側取付板43のプリント基板貫通穴61寄りの端部付近が固定用導体パターン62に重ねられている。
そして、この表面実装コネクタ1がプリント基板6の表面6Aに載置された状態で、不図示の高温炉内を走行させると、各導体パターンに塗布されたクリーム半田が溶融される。そして、固定用導体パターン62上で溶融されたクリーム半田の表面張力によって表面側取付板43がプリント基板貫通穴61に引き寄せられ(矢印M2の方向)、それとともに、裏面側取付板45の先端が裏面側固定用導体パターン63に重ねられる。すると、裏面側固定用導体パターン63上で溶融されたクリーム半田の表面張力によって裏面側取付板45が、裏面側固定用導体パターン63内に引き込まれ、さらに、裏面側取付板45と裏面側固定用導体パターン63との重なりが進む。
そして、この表面実装コネクタ1とプリント基板6とが高温炉内から取り出されて、クリーム半田が冷却されると、図9、図10に示すように、裏面側取付板45が裏面側固定用導体パターン63に半田付けされ、表面側取付板43が固定用導体パターン62に半田付けされて、表面実装コネクタ1がプリント基板6に固定される。
このように、固定構造10は、プリント基板貫通穴61を通ってプリント基板6の裏面6Bに重ねられる裏面側取付板45を有しているので、表面実装コネクタ1をプリント基板6の表面6Aから剥離する方向の力に対し、裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bに引っ掛かる。また、表面側取付板43が固定用導体パターン62より大きく形成されているので、裏面側取付板45がプリント基板貫通穴61に通されて表面側取付板43が固定用導体パターン62に重ねられた状態において、表面側取付板43のプリント基板貫通穴61寄りの端部付近が固定用導体パターン62に重ねられて位置づけられ、そのため、固定用導体パターン62上に塗布されたクリーム半田Hが溶融されると、この溶融されたクリーム半田Hの表面張力によって表面側取付板43をプリント基板貫通穴61に近づける力が働き、そして、この力によって表面側取付板43がプリント基板貫通穴61に近づけられると同時に、裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bに重なるように位置づけられる。
また、裏面側取付板45が重ねられる裏面側固定用導体パターン63が、プリント基板6の裏面6B上で且つ固定用導体パターン62との間にプリント基板貫通穴61を挟む位置に、プリント基板貫通穴61に連なって設けられているので、表面側取付板43をプリント基板貫通穴61に近づける力が働いたとき、裏面側取付板45が裏面側固定用導体パターン63に重なり、そして、裏面側固定用導体パターン63上の溶融されたクリーム半田Hの表面張力によって、裏面側取付板45を裏面側固定用導体パターン63内に引き込む力が働く。
また、裏面側固定用導体パターン63が、プリント基板貫通穴61に連なるT字縦棒部63aと、このT字縦棒部63aに連なる、より幅の広いT字横棒部63bと、を有しているので、クリーム半田Hの固化時において、半田量の少ないT字縦棒部63aから半田量の多いT字横棒部63bへの流れが生じ、さらに裏面側取付板45を裏面側固定用導体パターン63内に引き込む力が働く。
以上より、本発明によれば、プリント基板貫通穴61を通ってプリント基板6の裏面6Bと重ねられる裏面側取付板45を有しているので、表面実装コネクタ1をプリント基板6の表面6Aから剥離する方向の力に対して、裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bに引っ掛かり、表面実装コネクタ1をより強くプリント基板6に固定することができる。また、表面側取付板43が固定用導体パターン62より大きく形成されているので、固定用導体パターン62上で溶融されたクリーム半田Hによって、表面側取付板43がプリント基板貫通穴61に近づけられるとともに裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bに重ねられて位置づけられ、そのため、別途組立工程を設けることなく、裏面側取付板45をプリント基板6の裏面6Bに重ねることができる。したがって、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
また、裏面側取付板45が重ねられる裏面側固定用導体パターン63が、プリント基板6の裏面6B上で且つ固定用導体パターン62との間でプリント基板貫通穴61を挟む位置に、プリント基板貫通穴61に連なって設けられているので、裏面側固定用導体パターン63上で溶融されたクリーム半田Hによって、裏面側取付板45が裏面側固定用導体パターン63内に引き込まれ、より確実に裏面側取付板45をプリント基板6の裏面6Bに重ねることができ、そのため、より確実に、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
また、裏面側固定用導体パターン63が、プリント基板貫通穴61に連なるT字縦棒部63aと、このT字縦棒部63aに連なる、より幅の広いT字横棒部63bと、を有しているので、裏面側固定用導体パターン63上で溶融されたクリーム半田Hが固化するときに、さらに裏面側取付板45が裏面側固定用導体パターン63内に引き込まれ、より確実に裏面側取付板45をプリント基板6の裏面6Bに重ねることができ、そのため、より確実に、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
なお、本実施形態において、図2に示すように、接続部44及び裏面側取付板45が断面L字形状となるように、表面側取付板43の下方に設けられているが、この形状に限定するものではなく、例えば、図11に示すように、表面側取付板43に対して接続部44Aをプリント基板6の表面6Aから離れるようにして折り曲げ、接続部44A及び裏面側取付板45が断面略S字形状となるように形成してもよい。また、このとき、裏面側取付板45をプリント基板貫通穴61に挿入するとともに表面側取付板43をプリント基板6の表面6Aに重ねたときに、接続部44Aと表面側取付板43との間の角部Kが、固定用導体パターン62のプリント基板貫通穴61から遠い側の端部62a寄りに位置づくように形成する。
このような形状とすることで、裏面側取付板45がプリント基板貫通穴61に挿入されるとともに表面側取付板43が固定用導体パターン62に重ねられたときに、固定用導体パターン上で溶融されたクリーム半田によって、固定用導体パターン62の端部62aに位置づけられている角部Kが固定用導体パターン62内に引き込まれ、即ち、表面側取付板43がプリント基板貫通穴61に近づけられるとともに裏面側取付板45がプリント基板6の裏面6Bに重ねられて位置づけられ、そのため、より確実に、低コストでプリント基板から剥離することに抗する強度を向上させることができる。
また、本実施形態は、裏面側固定用導体パターン63を備えるものであり、その形状は狭幅部と広幅部とを備えた平面視略T字状であることが好ましいが、これに限定されるものではなく、裏面側取付板45が重ねられる位置に裏面側固定用導体パターンが設けられていれば、その形状は任意である。また裏面側固定用導体パターンを設けない構成であってもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態である表面実装コネクタのプリント基板への固定構造を示す斜視図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図1の固定金具の拡大斜視図である。 図1のプリント基板を裏面側から見た図である。 表面実装コネクタをプリント基板の表面に載置する前の状態を示す斜視図である。 図5中のB−B線に沿った断面図である。 表面実装コネクタをプリント基板の表面に載置した後の状態を示す斜視図である。 図7中のC−C線に沿った断面図である。 表面実装コネクタをプリント基板に固定した状態を示す斜視図である。 図9中のD−D線に沿った断面図である。 固定金具の変形例を示す断面図である。 従来の表面実装コネクタのプリント基板への固定構造を示す側面図である。
符号の説明
1 表面実装コネクタ
2 コネクタハウジング
4 固定金具
6 プリント基板
6A プリント基板の表面
10 固定構造
41 本体部
42 取付部
43 表面側取付板
44 接続部
45 裏面側取付板
61 プリント基板貫通穴(貫通穴)
62 固定用導体パターン
62a 端部
63 裏面側固定用導体パターン
63a T字縦棒部(狭幅部)
63b T字横棒部(広幅部)
K 角部

Claims (4)

  1. コネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられた本体部及び前記本体部の一端から曲げ形成された取付部を有する固定金具と、を有し、前記取付部がプリント基板の表面に設けられた固定用導体パターンに重ねられて該固定用導体パターンに半田付けされることで前記プリント基板に固定される表面実装コネクタのプリント基板への固定構造であって、
    前記プリント基板が、前記固定用導体パターンに近接して設けられた貫通穴を有し、
    前記取付部が、前記固定用導体パターンより大きく且つ該固定用パターンに重ねられる表面側取付板と、前記貫通穴を通って前記プリント基板の裏面に重ねられる裏面側取付板と、を有し、そして、
    前記表面側取付板と前記固定用導体パターンとが半田付けされることによって固定されることを特徴とする表面実装コネクタのプリント基板への固定構造。
  2. 前記プリント基板の裏面で且つ前記固定用導体パターンとの間に前記貫通穴を挟む位置に、裏面側固定用導体パターンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表面実装コネクタのプリント基板への固定構造。
  3. 前記裏面側固定用導体パターンが、前記貫通穴に連なる狭幅部と、前記狭幅部に連なる前記狭幅部より幅の広い広幅部と、を有していることを特徴とする請求項2に記載の表面実装コネクタのプリント基板への固定構造。
  4. 前記取付部が、前記表面側取付板及び前記裏面側取付板を接続する接続部と、前記接続部と前記表面側取付板との間に設けられ、前記接続部を前記プリント基板の前記表面から離れる方向に折り曲げた角部と、を有し、そして、
    前記裏面側取付板が前記貫通穴に通されるとともに前記表面側取付板が前記固定用導体パターンに重ねられたときに、前記角部が、前記固定用導体パターンの前記貫通穴から遠い側の端部寄りに位置付くよう形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面実装コネクタのプリント基板への固定構造。
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